JP6472025B2 - 電気化学セル - Google Patents

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Description

この発明は、電気化学セルに関する。
従来、非水電解質二次電池や、電気二重層キャパシタ等の電気化学セルとして、帯状に連続するシート状の正極および負極がセパレータを挟んで捲回されてなる電極体と、この電極体を収容する外装体と、を備えた構成が知られている。
正極および負極は、それぞれ、金属製の集電体の両面に活物質からなる電極材料が塗布された電極シートによって形成されている。正極、負極の電極シートのそれぞれから電力を取り出すために、タブと称される帯状の部材が電極シートから突出するように取り付けられている。
例えば特許文献1には、タブを超音波溶接法によって電極シートに接合する構成が開示されている。
また、例えば特許文献2には、タブをステッチング(針カシメ)により電極シートに接合する構成が開示されている。
また、特許文献3には、タブをレーザ溶接によって電極シートに接合する構成が開示されている。
一般に、電極材料が塗布されている部分においては、タブと電極との接合が困難であることが知られている。
そこで、特許文献1および2に開示された構成においては、電極シートにおいて電極材料を未塗布とし、集電体を形成する金属が露出する未塗工部分を設けている。この未塗工部分にタブを配置し、タブと集電体とを金属同士で直接接合することで、タブと集電体との電気的および機械的な接続を行っている。
また、特許文献3に開示された構成においては、タブにおける集電体を貫通する部分の外周部のみで電気的および機械的な接続を行っている。
特開2009−134971号公報 特開2008−91302号公報 特開2007−214086号公報
しかしながら、特許文献1および2に開示された技術にあっては、帯状の電極シートに、電極材料が塗布されている塗工部分と、タブを接合するために電極材料が塗布されていない未塗工部分とを設ける必要がある。これには、電極シートの製造時に、コーターと称される電極材料を塗布する装置において、帯状に連続する集電体の表面に、電極材料を間欠的に塗布する必要がある。とりわけ、近年の各種電気デバイスの小型化にともない、その電源として用いられる電気化学セルにおいても小型化が求められているため、未塗工部分の形成において位置精度が要求される。このため、電気化学セルの生産性が低下し、製造コストが増大する。
また、特許文献3に開示された技術にあっては、タブと集電体との電気的接続部分における面積が限られるため、導電性に限界がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みたものであって、電極シートとタブとを容易かつ確実に接合し、生産性の向上および製造コストの抑制を図るとともに、導電性に優れた電気化学セルの提供を課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明の電気化学セルは、シート状の正極シートおよび負極シートがセパレータを介して重ね合わされた電極体を備える電気化学セルであって、前記正極シートおよび前記負極シートは、それぞれ、集電体と、前記集電体の両側の表面に塗布された電極材料層と、を備え、前記集電体には、タブ端子が電気的および機械的に接続され、前記タブ端子は、少なくとも前記電極材料層に対向する側に、非金属の導電性材料からなる導電性コート層を有することを特徴としている。
本発明によれば、タブ端子において、少なくとも電極材料層に対向する側に導電性コート層を形成することで、タブ端子を正極シート、負極シートに取り付けた状態で導電性コート層と電極材料層とが接触する。これにより、タブ端子と集電体とが電極材料層を介して大きな面積で電気的に接続されるので、優れた導電性を確保できる。また、正極シート、負極シートにおいて、電極材料層は集電体の全体に塗布すればよく、間欠的に塗布する必要が無いので、正極シート、負極シートを容易に生産することができる。したがって、電極シートとタブとを容易かつ確実に接合し、生産性の向上および製造コストの抑制を図るとともに、導電性に優れた電気化学セルとすることができる。
また、前記タブ端子は、前記集電体の一方の側の前記電極材料層に対向するよう配置されるとともに、前記集電体を他方の側に貫通する貫通部と、前記集電体の前記他方の側において前記電極材料層に対向するよう折り返された折返し部と、を備え、前記導電性コート層は、前記貫通部の外周面、および前記折返し部において前記他方の側の前記電極材料層に対向する部分に形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、タブ端子は、集電体の一方の側の電極材料層に電気的に接続されるのに加えて、集電体を貫通する部分で貫通部の外周面が集電体に電気的に接続され、さらに、折返し部が他方の側の電極材料層に対向する部分で電気的に接続される。このように、タブ端子と集電体との電気的な接触面積が一層大きくなるので、タブ端子と集電体とを電気的および機械的に確実に接続できる。
また、前記貫通部および前記折返し部は、前記タブ端子を前記集電体に対して針カシメすることによって形成されることを特徴としている。
本発明によれば、針カシメによってタブ端子を集電体に接合することにより、貫通部および折返し部を容易に形成できる。したがって、針カシメによって、タブ端子を、集電体に対して機械的および電気的に接合することができる。
また、前記貫通部および前記折返し部は、複数形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、貫通部および折返し部が複数形成されているので、タブ端子と集電体との電気的な接触面積が一層大きくなるとともに、タブ端子と集電体との機械的な接続箇所を複数設けることができる。したがって、タブ端子と集電体とを電気的および機械的に確実に接続できる。
また、前記導電性コート層は、前記タブ端子において、前記集電体の一方の側の前記電極材料層に対向する対向面と、前記対向面の反対側の反対面とに形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、タブ端子を取り付ける際、タブ端子の表裏を気にする必要がなく、作業を容易かつ確実に行うことができるとともに、誤った取り付け(誤組付)を防止できる。したがって、さらなる生産性の向上をはかることができる。
また、前記導電性コート層は、炭素を含む材料により形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、炭素を含んだ導電性コート層により、タブ端子と、正極シート、負極シートとを確実に電気的に接続することができる。
本発明によれば、タブ端子において、少なくとも電極材料層に対向する側に導電性コート層を形成することで、タブ端子を正極シート、負極シートに取り付けた状態で導電性コート層と電極材料層とが接触する。これにより、タブ端子と集電体とが電極材料層を介して大きな面積で電気的に接続されるので、優れた導電性を確保できる。また、正極シート、負極シートにおいて、電極材料層は集電体の全体に塗布すればよく、間欠的に塗布する必要が無いので、正極シート、負極シートを容易に生産することができる。したがって、電極シートとタブとを容易かつ確実に接合し、生産性の向上および製造コストの抑制を図るとともに、導電性に優れた電気化学セルとすることができる。
非水電解質二次電池の分解斜視図である。 非水電解質二次電池の断面図である。 電極体の構造を示す斜視図である。 正極シートおよび負極シートを展開した状態を示す図である。 正極シート(負極シート)において、正極タブ端子(負極タブ端子)が接合された部分における断面図である。 実施形態の変形例としての正極シート、負極シートの構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明では、電気化学セルとして、非水電解質二次電池を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の電気化学セルの実施形態である非水電解質二次電池の分解斜視図である。図2は、本実施形態における非水電解質二次電池の断面図である。図3は、本実施形態における電極体の構造を示す斜視図である。
[非水電解質二次電池(電気二重層キャパシタ)]
図1から図3に示すように、本実施形態の非水電解質二次電池1(請求項の「電気化学セル」に相当。)は、いわゆるラミネート型のものである。非水電解質二次電池1は、ラミネートフィルムにより構成された外装体2に電極体10が収容されてなる、略扁平形のものである。
外装体2は、例えば、ナイロンフィルムやアルミニウム箔、ポリプロピレンフィルム等を順次積層して貼り合わせたアルミラミネートフィルムから構成される。外装体2は、平面視略中央部に凹状の収容部21aが形成された第1容器部21と、この第1容器部21に重ね合わせられて内部を密封する、凹状の収容部22aが形成された第2容器部22とにより構成されている。また、第1容器部21と第2容器部22とは、一体に形成されている。
外装体2の内面に凹状に設けられた収容部21aおよび収容部22aには、電極体10が収容されている。
また、電極体10が収容される外装体2の収容部21aおよび収容部22a内には、不図示の電解液が充填されている。これにより、電極体10には、電解液が含浸される。
外装体2の内部空間に、電極体10を収容する電池構造を得る方法としては、例えば、アルミラミネートフィルムからなる袋の内部空間に、電極体10を装填するとともに電解液を注入し、内部の脱泡後にアルミラミネートフィルムを熱融着して封止する方法が採用される。
また、あらかじめ、第1容器部21および第2容器部22をそれぞれ別々に製造する方法を採用してもよい。具体的には、アルミラミネートフィルムを金型にセットした後、圧力を加えて絞り加工成型を行うことで収容部21aおよび収容部22aを形成し、その後、収容部21aおよび収容部22aに電極体10を装填するとともに電解液を注入してから、第1容器部21および第2容器部22の周縁部同士を接着してもよい。この場合には、これら周縁部同士を溶着あるいは接着することが、収容部21aおよび収容部22a内に収容される電解液が漏洩するのを防止できる点から好ましい。
図3に示すように、電極体10は、フィルム状の正極シート3と、フィルム状の負極シート4と、これら正極シート3と負極シート4との間に設けられるフィルム状のセパレータ5とが順次積層された積層体が、所定回数で捲回されてなる。電極体10の積層回数、即ち、積層体の捲回数は、電池特性等を考慮しながら、適宜設定することができる。これにより、電極体10は、正極シート3と負極シート4とが、セパレータ5を介して対向して重ね合わせられた構成とされている。
図4は、本実施形態における正極シート3および負極シート4の構成図であり、正極シート3および負極シート4を展開した状態を示す図である。なお、正極シート3および負極シート4の構成は、各構成部品を形成する材料を除いてほぼ同様である。したがって、図4以降の各図では、負極シート4の構成部品に関する各符号を括弧内に記載している。
図1から図4に示すように、正極集電体30および負極集電体40の各々には、それぞれ、外部端子として正極タブ端子32(請求項の「タブ端子」に相当。)および負極タブ端子42(請求項の「タブ端子」に相当。)が設けられている。正極タブ端子32および負極タブ端子42は、それぞれ電流を取出し可能となっている。図1に示すように、非水電解質二次電池1は、正極タブ端子32および負極タブ端子42の引き出し部周辺においても、第1容器部21と第2容器部22とが重ね合わせられて封止されることにより、外装体2の密閉性が確保されている。
図5は、本実施形態における正極シート3(負極シート4)において、正極タブ端子32(負極タブ端子42)が接合された部分における断面図である。
図5に示すように、正極シート3は、正極集電体30と、正極集電体30の両面に塗布された一対の正極材料層31(31A,31B)(請求項の「電極材料層」に相当。)と、を有している。
正極集電体30としては、例えばアルミニウム合金、若しくは純アルミからなる金属箔が好適に用いられる。
正極材料層31は、例えば正極活物質や、導電助剤、バインダ、溶剤(例えば、N−メチルピロリドン等の任意の溶媒)を混合し、正極集電体30に塗布・乾燥させることで形成される。
正極活物質としては、例えば、コバルト酸リチウム、モリブデン酸化物、リチウムマンガン酸化物、リチウム鉄リン酸化合物、リチウムコバルト酸化物、リチウムニッケル酸化物、バナジウム酸化物が挙げられ、モリブデン酸化物、リチウムマンガン酸化物、リチウム鉄リン酸化合物が好ましい。正極活物質は、例えば、上記のうちの1種を単独で用いてもよく、あるいは、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
正極導電助剤としては、例えば、ファーネスブラック、ケッチェンブラック、アセチレンブラック、グラファイト等の炭素質材料が挙げられる。正極導電助剤は、上記のうちの1種を単独で用いてもよく、あるいは、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
正極バインダとしては、従来公知の物質を用いることができ、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリアクリル酸(PA)、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ポリビニルアルコール(PVA)等が挙げられ、中でも、ポリアクリル酸が好ましく、架橋型のポリアクリル酸がより好ましい。
また、正極バインダは、上記のうちの1種を単独で用いてもよく、あるいは、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
図4に示すように、正極タブ端子32は、帯状の正極シート3の長手方向の一端3a側に配置されている。正極タブ端子32は、正極シート3から短手方向の一方の側に突出するよう設けられている。
正極タブ端子32としては、例えば、例えばアルミニウム合金、若しくは純アルミからなる金属材料が好適に用いられる。
図5に示すように、正極タブ端子32において、正極シート3を形成する正極集電体30の一方の側に塗布された正極材料層31Aに対向する対向面32sには、非金属の導電性材料、好ましくは炭素を含む導電性材料からなる導電性コート層33が形成されている。導電性コート層33を形成する導電性材料としては、より具体的には、例えば炭素やSiC等が好適に用いられる。
導電性コート層33を形成するには、アセチレン等の原料ガスを用い、CVD(化学気相成長:Chemical Vapor Deposition)法、PVD(物理蒸着:Physical Vapor Deposition)法、溶射等の手法により、正極タブ端子32の一方の側面に、炭素またはSiCを含む薄膜を形成することができる。また、炭素やSiC等の炭素を含む導電性材料、フェノール樹脂等のバインダと混合させた導電性ペーストや導電性接着剤を、正極タブ端子32の対向面32sに、転写や塗布等することでも、導電性コート層33を形成することができる。
正極タブ端子32は、導電性コート層33を正極シート3の一方の側の正極材料層31Aに対向させて押し当てた状態で、例えば、針状体を突き刺すことによる針カシメ等の手法によって正極シート3に接合する。
正極タブ端子32と正極シート3とには、それぞれその積層方向(厚さ方向)に貫通孔32h、貫通孔3hが形成される。ここで、正極タブ端子32は、針カシメによって、貫通孔32hの周囲に、正極シート3を貫通する筒状部32c(請求項の「貫通部」に相当。)が形成される。さらに、筒状部32cの先端部の外周側には、正極シート3側に折り返されたフランジ状の折返し部32dが形成される。
このように、正極タブ端子32を正極シート3に接合することにより、正極タブ端子32の一方の対向面32sに形成された導電性コート層33は、正極シート3の一方の側の正極材料層31Aに面接触する。また、筒状部32cの導電性コート層33は、正極シート3に形成された貫通孔3hの内周面において正極集電体30に接触する。さらに、折返し部32dの導電性コート層33は、正極シート3の他方の側の正極材料層31Bに接触する。
図4に示すように、正極シート3の一端3aおよび他端3bには、それぞれ、捲回時における負極シート4の負極タブ端子42や導電性コート層43に対応する部分に、導電性コート層33を覆うように絶縁テープ35が貼り付けられている。
図5に示すように、負極シート4は、負極集電体40と、負極集電体40の両面に塗布された一対の負極材料層41(41A,41B)(請求項の「電極材料層」に相当。)と、を有している。
負極集電体40としては、例えば銅合金や、純銅、ニッケル等の金属箔が好適に用いられる。
負極材料層41としては、例えば負極活物質や、導電助剤(例えば、グラファイト等)、バインダ(例えば、ポリフッ化ビニリデン等)、溶剤(例えばN−メチルピロリドン等の任意の溶媒)を混合し、負極集電体40に塗布・乾燥させることで形成される。
負極材料層41は、C、SiOx(0<x<2)、Siのうちの少なくとも何れかを負極活物質として含有する。
負極導電助剤は、正極導電助剤と同様のものを用いることができる。
負極バインダとしては、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリアクリル酸(PA)、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ポリイミド(PI)、ポリイミドアミド(PAI)等が挙げられ、中でも、ポリアクリル酸が好ましく、架橋型のポリアクリル酸がより好ましい。また、負極バインダは、上記のうちの1種を単独で用いてもよく、あるいは、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
負極タブ端子42は、負極シート4の長手方向の一端4a側に配置されている。負極タブ端子42は、帯状をなし、負極シート4から短手方向の一方の側に突出するよう設けられている。
負極タブ端子42としては、例えば、例えばニッケル等の金属材料が好適に用いられる。
負極タブ端子42において、負極シート4を形成する負極集電体40の一方の側に塗布された負極材料層41に対向する対向面42sには、正極タブ端子32と同様に非金属の導電性材料、好ましくは炭素を含む導電性材料からなる導電性コート層43が形成されている。導電性コート層43を形成する導電性材料としては、より具体的には、例えば炭素やSiC等が好適に用いられる。
導電性コート層43を形成するには、アセチレン等の原料ガスを用い、CVD法、PVD法、溶射等の手法により、負極タブ端子42の一方の側面に、炭素またはSiCを含む薄膜を形成することができる。また、炭素やSiC等の炭素を含む導電性材料を用いた導電性ペーストや導電性接着剤を、負極タブ端子42の対向面42sに、転写や塗布等することでも、導電性コート層43を形成することができる。
負極タブ端子42は、対向面42sに形成された導電性コート層43を負極シート4の一方の側の負極材料層41Aに対向させて押し当てた状態で、例えば、針カシメ等の手法によって負極シート4に接合する。
負極タブ端子42と負極シート4とには、それぞれその積層方向(厚さ方向)に貫通孔42h、貫通孔4hが形成される。ここで、負極タブ端子42は、針カシメによって、貫通孔42hの周囲に、負極シート4を貫通する筒状部42c(請求項の「貫通部」に相当。)が形成される。さらに、筒状部42cの先端部の外周側には、負極シート4側に折り返された折返し部42dが形成される。
このように、負極タブ端子42を負極シート4に接合することにより、負極タブ端子42の一方の対向面42sに形成された導電性コート層43は、負極シート4の一方の側の負極材料層41Aに面接触する。また、筒状部42cの導電性コート層43は、負極シート4に形成された貫通孔4hの内周面において負極集電体40に接触する。さらに、折返し部42dの導電性コート層43は、負極シート4の他方の側の負極材料層41Bに接触する。
また、図4に示すように、負極シート4の他端4bには、それぞれ捲回時における正極シート3の正極タブ端子32や導電性コート層33と対応する部分に、導電性コート層43を覆うように、絶縁テープ45が貼り付けられている。
図3に示すように、セパレータ5は、正極材料層31と負極材料層41との間に介在され、大きなイオン透過度を有し、かつ、機械的強度を有する絶縁膜が用いられる。
セパレータ5としては、従来から非水電解質二次電池のセパレータに用いられるフィルム状のものを何ら制限無く適用でき、ラミネート型の電池の場合には、電池の異常による加熱により空孔の閉塞によるシャットダウン機能をもったポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン、ポリアミド、あるいはポリエチレン/ポリプロピレン複合膜などが挙げられる。またボタン型においては、例えば、アルカリガラス、ホウ珪酸ガラス、石英ガラス、鉛ガラス等のガラス、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリアミド、ポリイミド(PI)等の樹脂からなる不織布等が挙げられる。
正極シート3、負極シート4およびセパレータ5が積層された積層体からなるフィルムを捲回して、スパイラル形状の電極体10を形成する。スパイラル形状の電極体10の大きさは、非水電解質二次電池1の大きさに応じて決定される。
また、正極シート3および負極シート4の厚さについても、上記同様、非水電解質二次電池1の大きさに応じて決定される。具体的に正極シート3および負極シート4は、非水電解質二次電池1が小型電子機器用のラミネート型のものであれば、例えば、10〜500μm程度のフィルム状、コイン型のものであれば、例えば、300〜1000μm程度とされる。
セパレータ5の厚さは、正極材料層31や負極材料層41等と同様、非水電解質二次電池1の大きさや、セパレータ5の材質等を勘案して決定される。具体的にセパレータ5の厚さは、例えば5〜300μmとすることができる。
正極シート3および負極シート4は、従来公知の製造方法により製造できる。
例えば、正極シート3および負極シート4の製造方法としては、活物質と、必要に応じて導電助剤およびバインダの少なくともいずれか一方と、を混合して正極材料、負極材料とし、この正極材料、負極材料を、フィルム状等の任意の形状に加圧成形する方法が挙げられる。例えば、正極材料層31、負極材料層41は、任意の溶媒と正極材料、負極材料とを混合してスラリーを作製し、正極集電体30、負極集電体40の両面全体に塗布して乾燥した後、圧縮成形することにより形成できる。
電解液(図示略)は、支持塩を非水溶媒に溶解させたものである。
支持塩としては、非水電解質二次電池の電解液に支持塩として用いられる公知の物質を用いることができ、例えば、LiCHSO、LiCFSO、LiN(CFSO、LiN(CSO、LiC(CFSO、LiN(CFSO、LiN(FSO等の有機酸リチウム塩;LiPF、LiBF、LiB(C、LiCl、LiBr等の無機酸リチウム塩等のリチウム塩等が挙げられる。なかでも、リチウムイオン導電性を有する化合物であるリチウム塩が好ましく、LiN(CFSO、LiN(FSO、LiBFがより好ましく、耐熱性および水分との反応性が低く、保存特性を充分に発揮できるという観点から、LiN(CFSOが特に好ましい。また、導電性ポリマー等の固体電解質を電解液に用いてもよい。
支持塩は、上記のうちの1種を単独で用いてもよく、あるいは、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
非水溶媒としては、電解液に求められる耐熱性や粘度等を勘案して決定され、例えば、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、ギ酸nプロピル等のギ酸エステル;プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル等のプロピオン酸エステル;酪酸メチル、酪酸エチル等の酪酸エステル等の脂肪族モノカルボン酸エステル;ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート等の鎖状カーボネート;エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、1,2−ブチレンカーボネート(BC)、ビニレンカーボネート(VC)等の環状カーボネート;ジメチルスルホン、エチルメチルスルホン等の鎖状スルホン;テトラエチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル等のグリコールエーテル;スルホラン(SL)、γ−ブチロラクトン(GBL)、1,2−ジメトキシエタン(DME)、1,2−ジエトキシエタン(DEE)、1,2−エトキシメトキシエタン(EME)、テトラヒドロフラン(THF)、1,3−ジオキソラン(DOL)等が挙げられる。
上記したような電極体10は、正極シート3、負極シート4およびセパレータ5が積層された積層体を捲回させてスパイラル形状とした後、さらに、図示例のような扁平形状となるように加圧することで得られる。そして、電極体10から取り出される正極タブ端子32および負極タブ端子42が外部に導出されるように、電極体10をアルミラミネートフィルムからなる袋の内部空間に装填し、さらに、所定量の電解液を注入して脱泡した後、アルミラミネートフィルムを熱融着して封止する。
上述した非水電解質二次電池1は、正極シート3および負極シート4が、それぞれ、正極集電体30および負極集電体40と、正極集電体30、負極集電体40の両側の表面に塗布された正極材料層31および負極材料層41と、を備え、正極集電体30および負極集電体40には、それぞれ正極タブ端子32および負極タブ端子42が電気的および機械的に接続され、正極タブ端子32および負極タブ端子42は、それぞれ少なくとも正極材料層31および負極材料層41に対向する側に、非金属の導電性材料からなる導電性コート層33および導電性コート層43を有する。
このように、正極タブ端子32および負極タブ端子42において、少なくとも正極シート3および負極シート4の正極材料層31および負極材料層41に対向する側に、それぞれ導電性コート層33および導電性コート層43を形成することで、正極タブ端子32および負極タブ端子42を取り付けた状態で、導電性コート層33および導電性コート層43と、正極材料層31および負極材料層41とが接触する。これによって、正極タブ端子32および負極タブ端子42と、正極シート3および負極シート4とを、それぞれ確実に電気的に接続することができる。
このような構成によれば、正極シート3、負極シート4において、正極材料層31,負極材料層41は正極集電体30、負極集電体40の全体に塗布すればよく、正極シート3、負極シート4を容易に生産することができる。
その結果、正極タブ端子32、負極タブ端子42を正極シート3、負極シート4も容易かつ確実に接合し、生産性の向上および製造コストの抑制を図ることができる。また、正極タブ端子32、負極タブ端子42と、正極シート3、負極シート4とを電気的に接続する表面積が大きくなるので、大電流での使用にも適したものとなる。
また、正極タブ端子32および負極タブ端子42は、正極集電体30および負極集電体40の一方の側の正極材料層31および負極材料層41に対向するよう配置されるのに加えて、正極集電体30および負極集電体40を他方の側に貫通する筒状部32c,42cと、正極集電体30および負極集電体40の他方の側において、正極材料層31および負極材料層41に対向するよう折り返された折返し部32dおよび折返し部42dと、を備え、導電性コート層33および導電性コート層43は、それぞれ筒状部32c、筒状部42cの外周面、および折返し部32d、折返し部42dにおいて、他方の側の正極材料層31および負極材料層41に対向する部分にも形成されている。
このような構成によれば、正極タブ端子32および負極タブ端子42は、正極集電体30および負極集電体40の一方の側の正極材料層31および負極材料層41と、他方の側の正極材料層31および負極材料層41と、筒状部32cおよび筒状部42cの内周面とで、正極シート3および負極シート4に対して、電気的に確実に接続される。
また、筒状部32c、筒状部42c、折返し部32dおよび折返し部42dは、正極タブ端子32および負極タブ端子42を、それぞれ正極集電体30および負極集電体40に対して針カシメすることにより形成される。このように、針カシメによって、正極タブ端子32および負極タブ端子42を、正極集電体30および負極集電体40に対して、機械的および電気的に接合することができる。
また、導電性コート層33および導電性コート層43は、炭素を含む材料により形成されている。炭素を含んだ導電性コート層33および導電性コート層43により、正極タブ端子32および負極タブ端子42と、正極シート3および負極シート4とを電気的に確実に接続することができる。
(実施形態の変形例)
次に、上記実施形態の変形例を示す。上記実施形態では、正極タブ端子32および負極タブ端子42に対し、正極シート3および負極シート4に対向する一方の対向面32sおよび対向面42sに導電性コート層33および導電性コート層43を形成したが、これに限らない。
図6は、本発明の実施形態の変形例としての正極シート、負極シートの構成を示す図であり、捲回された正極シート、負極シートを展開した状態を示す図である。
図6に示すように、正極タブ端子32および負極タブ端子42に対し、正極シート3および負極シート4に対向する一方の対向面32sおよび対向面42sに加え、その反対側の反対面32tおよび反対面42tの両面に導電性コート層33および導電性コート層43を形成してもよい。
このような構成においても、上記実施形態と同様、正極タブ端子32および負極タブ端子42を正極シート3および負極シート4に容易かつ確実に接合し、生産性の向上および製造コストの抑制を図ることができる。また、正極タブ端子32および負極タブ端子42と、正極シート3および負極シート4とを電気的に接続する表面積が大きくなるので、大電流での使用にも適したものとなる。
さらに、正極タブ端子32および負極タブ端子42の両面に導電性コート層33および導電性コート層43を形成することで、正極タブ端子32および負極タブ端子42を正極シート3および負極シート4に接合する際に、正極タブ端子32および負極タブ端子42の表裏を区別する必要がなく、作業を容易かつ確実に行うことが可能となるとともに、誤った取り付け(誤組付)を防止できる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の各実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態およびその変形例においては、図1から図6に示すようなラミネート型の構造を有する非水電解質二次電池を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ボタン型の構造や、セラミックス製の容器本体の開口部が、金属製の封口部材を用いたシーム溶接等の加熱処理によってセラミックス製の蓋体で封止された構造の非水電解質二次電池であってもよい。
また、上述した実施形態およびその変形例では、電気化学セルの一例として、非水電解質二次電池を例に挙げて説明したが、電気二重層キャパシタや一次電池であってもよい。また、各電極や電解液に用いる材料についても、適宜変更が可能である。
また、正極タブ端子32および負極タブ端子42は、正極シート3および負極シート4に対し、正極タブ端子32および負極タブ端子42が、それぞれ正極シート3および負極シート4を針カシメにより接合したが、これに限らない。すなわち、正極タブ端子32および負極タブ端子42が、それぞれ正極シート3および負極シート4を貫通するように、例えばダボカシメによって接合してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1・・・非水電解質二次電池(電気化学セル) 2・・・ 3・・・正極シート 4・・・負極シート 5・・・セパレータ 10・・・電極体 30・・・正極集電体(集電体) 31,31A,31B・・・正極材料層(電極材料層) 32・・・正極タブ端子(タブ端子) 32c・・・筒状部(貫通部) 32d・・・折返し部 32s・・・対向面 32t・・・反対面 33・・・導電性コート層 40・・・負極集電体(集電体) 41,41A,41B・・・負極材料層(電極材料層) 42・・・負極タブ端子(タブ端子) 42c・・・筒状部(貫通部) 42d・・・折返し部 42s・・・対向面 42t・・・反対面 43・・・導電性コート層

Claims (6)

  1. シート状の正極シートおよび負極シートがセパレータを介して重ね合わされた電極体を備える電気化学セルであって、
    前記正極シートおよび前記負極シートは、それぞれ、
    集電体と、
    前記集電体の両側の表面に塗布された電極材料層と、
    を備え、
    前記集電体には、タブ端子が電気的および機械的に接続され、
    前記タブ端子は、少なくとも前記電極材料層に対向する側に、非金属の導電性材料からなる導電性コート層を有することを特徴とする電気化学セル。
  2. 前記タブ端子は、前記集電体の一方の側の前記電極材料層に対向するよう配置されるとともに、前記集電体を他方の側に貫通する貫通部と、前記集電体の前記他方の側において前記電極材料層に対向するよう折り返された折返し部と、を備え、
    前記導電性コート層は、前記貫通部の外周面、および前記折返し部において前記他方の側の前記電極材料層に対向する部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気化学セル。
  3. 前記貫通部および前記折返し部は、前記タブ端子を前記集電体に対して針カシメすることによって形成されることを特徴とする請求項2に記載の電気化学セル。
  4. 前記貫通部および前記折返し部は、複数形成されていることを特徴とする請求項3に記載の電気化学セル。
  5. 前記導電性コート層は、前記タブ端子において、前記集電体の一方の側の前記電極材料層に対向する対向面と、前記対向面の反対側の反対面とに形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電気化学セル。
  6. 前記導電性コート層は、炭素を含む材料により形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電気化学セル。
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