JP6471657B2 - 真空ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、真空ポンプに関する。
ターボ分子ポンプ等の高真空用真空ポンプは、例えば、半導体製造装置等に用いられている。このような真空ポンプにおいて、真空排気を行うポンプ本体とポンプ本体を駆動制御するための制御ユニットとが一体に設けられた真空ポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
半導体製造装置はクリーンな環境に設置されている。そのため、装置に搭載される電源一体型真空ポンプにおいては、クリーン環境への影響を避けるために冷却水等の冷媒によって冷却が行われるのが一般的である。通常、制御ユニットは半密閉型構造となっており、制御ユニットの内部の露点温度は制御ユニットの外部、すなわち外気と同じになっている。このため、制御ユニットが冷媒により冷却されると、制御ユニット内において局所的に露点温度よりも低温となる部分が発生し、結露が生じるおそれがある。
特許文献1に記載の真空ポンプでは、制御ユニット内の低温となる位置に温度センサを設けるとともに、高温となる位置に温湿度センサを設けている。そして、温度センサおよび温湿度センサによって検出された温度情報および温湿度情報に基づいて、低温位置における相対湿度を求めている。得られた相対湿度に基づいて冷却装置の動作を制御することで、結露を防止するようにしている。
特開2014−43827号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、2つのセンサ(温度センサおよび温湿度センサ)を設ける必要があり、コストアップが問題となる。
本発明の好ましい実施形態による真空ポンプは、真空排気を行うポンプユニットと前記ポンプユニットを駆動制御する制御ユニットとが設けられる。前記制御ユニットは、電装部品が収納されるとともに所定の湿度に調整された気体が密封された筐体と、冷媒が流通する冷却部と、前記気体の湿度情報が記憶された記憶部と、前記冷却部の温度を検出する温度センサと、前記温度センサの検出温度と前記湿度情報とに基づいて結露発生の可能性の有無を判定する判定部と、を備える。
さらに好ましい実施形態では、前記気体は、湿度100%となる気体温度が前記冷媒の許容最低温度よりも低い湿度条件に設定されている。
さらに好ましい実施形態では、前記筐体は、前記気体を前記筐体の内部に封入するための封入口を備える。
本発明によれば、一つの温度センサの検出結果に基づいて結露発生の可能性の有無を判定することができる。
図1は、本発明に係る真空ポンプの一実施の形態を示す図である。 図2は、コントロールユニットの概略構成を示す模式図である。 図3は、コントロールユニットの主要部を説明するブロック図である。 図4は、封入された湿度調整空気の温度に対する相対湿度の関係を示す図である。 図5は、コントロールユニット40の変形例を示す図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明に係る真空ポンプの一実施の形態を示す図である。図1に示す真空ポンプ1は、ポンプユニット10とコントロールユニット40とが一体となった電源一体型のターボ分子ポンプである。
図示は省略したが、ポンプユニット10の内部には、ポンプロータ、ステータ、ポンプロータを支持する軸受、およびポンプロータを回転駆動するモータが設けられている。なお、軸受には、磁気軸受が用いられている。ポンプユニット10のポンプケーシングは、上部ケーシング20と、上部ケーシング20の下方に取り付けられる下部ケーシング30とから成る。上部ケーシング20の上端には、吸気口フランジ21が形成されている。下部ケーシング30には、ケーシング側面に形成された排気口31と、コントロールユニット40が固定されるフランジ32が設けられている。
コントロールユニット40は、フランジ32に固定される冷却部42と、冷却部42の下面に固定される下部カバー41とを備えている。冷却部42には、冷却水等の冷媒を導入するための入口配管421と、導入された冷媒を排出する出口配管422とが設けられている。後述するように、入口配管421と出口配管422とは、冷却部42に形成された冷媒流路420(図2参照)を介して連通している。下部カバー41の側面には、コネクタ47が設けられたパネル45がネジ固定されている。
図2はコントロールユニット40の概略構成を示す模式図である。上述した冷却部42と下部カバー41とは回路部品が収納される筐体を構成しており、下部カバー41の上部開口は冷却部42によって封止される。冷却部42には、冷媒が流れる冷媒流路420が形成されている。冷媒は入口配管421から冷媒流路420に流入し、出口配管422から流出する。冷却部42は、ポンプユニット10およびコントロールユニット40を冷却する冷却装置として機能する。
冷却部42の図示下側には下部カバー41がボルト固定されている。下部カバー41と冷却部42との隙間は、シール材44によって封止されている。下部カバー41の内部には、回路部品が実装される基板415a,415b,416が設けられている。冷却部42の下面は、基板415a,415b,416や回路部品を冷却するための冷却面425として機能する。基板415a,415bは、冷却部42の冷却面425に固定されている。基板416は、基板415a,415b上に立設された支柱417によって支持されている。冷媒流路420の入口近傍の冷却面425には、サーミスタ等の感熱素子で構成される温度センサ43が設けられている。
下部カバー41の外周面にはコネクタ47が設けられたパネル45が取り付けられている。パネル45は、下部カバー41に対してビス止めされており、パネル45と下部カバー41との隙間は、シート状のシール材46によって封止されている。なお、図示は省略したが、コネクタ47とパネル45との間の隙間もシール材によって封止されている。例えば、コネクタ47として、シール構造を備えたコネクタを採用することも可能である。下部カバー41には、後述する湿度調整空気を封入するための封入口418が形成されている。封入口418は、ブランキングプラグ419によって封止される。
図3は、コントロールユニット40の主要部を説明するブロック図である。コントロールユニット40は、モータ駆動部401、磁気軸受駆動部402、制御部403および上述した温度センサ43等を備えている。制御部403は、記憶部404、判定部405、報知部406を備えている。モータ駆動部401はインバータ回路等を備えており、制御部403からの制御指令に基づいてポンプユニット10に設けられたモータ100を駆動する。モータ100は、ポンプユニット10のロータを回転駆動する。
磁気軸受駆動部402は励磁アンプ等を備え、制御部403からの制御指令に基づいて磁気軸受102に電磁石電流を供給する。温度センサ43の検出結果は制御部403に入力される。記憶部404には、後述する湿度情報(湿度条件など)が予め記憶されている。判定部405は、温度センサ43の検出温度および記憶部404に記憶されている湿度情報に基づいて、結露発生の可能性の有無について判定する。判定部405の判定結果は報知部406に入力される。報知部406は、結露発生の可能性があると判定された場合には、警報を出力する。例えば、通信機能を備えている場合には、コントロールユニット40から外部装置に警報信号を出力したり、表示部を備えている場合には、表示部に警報表示を行ったりする。
(判定部405の説明)
本実施の形態では、温度センサ43によって検出される温度に基づいて結露発生の可能性があるか否かを判定する。図2に示すコントロールユニット40においては、冷媒が導入される冷却部42は他の部分よりも温度が低く、結露が発生しやすい。特に、入口配管421付近の温度が低いので、入口配管421の近傍の冷却面425に温度センサ43を設けるようにしている。
さらに、本実施の形態では、下部カバー41の内部には、予め設定された湿度に調整された空気(以下では、湿度調整空気と呼ぶことにする)が封入される。一例として、温度19℃で相対湿度RHが100%の湿度調整空気を、下部カバー41の内部に封入した場合を考える。すなわち、温度19℃における飽和空気を封入する。図3に示した記憶部404には、湿度調整空気の湿度条件(温度、相対湿度RH)、ここでは湿度条件(19℃、100%RH)が湿度情報として予め記憶される。
図4は、封入された湿度調整空気の温度に対する相対湿度の関係を示す図である。図4のラインL1は、下部カバー41の内部に湿度条件(19℃、100%RH)の湿度調整空気を封入した場合の、温度と相対湿度との関係を示す。
ここで、下部カバー41内の湿度調整空気の温度が25℃に上昇した場合の相対湿度RH%について考える。温度T℃における相対湿度RH(%)は次式(1)で表される。式(1)において、pw(T)は温度Tにおける水蒸気圧であり、P(T)は温度T℃における飽和水蒸気圧である。
RH={pw(T)/P(T)}×100 …(1)
下部カバー41は密閉されていて空気の出入りは無く、結露も生じないので、温度25℃における水蒸気の分圧(ただし、全圧が1気圧と考えた場合の分圧)pwは、19℃における飽和水蒸気圧と同じ値に維持される。すなわち、pw(25℃)=P(19℃)である。よって、この場合の温度25℃における相対湿度RH(%)は次式(2)で表される。
RH={P(19℃)/P(25℃)}×100 …(2)
そして、図4のラインL1は、次式(3)で表される相対湿度RH(%)を図示したものである。なお、飽和水蒸気圧P(T)は、例えば、Magnus-Tetenの式を用いると次式(4)で表される。
RH={P(19℃)/P(T)}×100 …(3)
P(T)=6.107×10β …(4)
ただし、β=(7.5×T)/(T+237.3)
図2の冷媒流路420に冷媒を流した場合、冷却部42の温度は冷媒入口付近が最も低いと考えられる。温度センサ43は入口配管421の近傍の冷却面425に設けられているので、冷却面425における最低温度領域の温度にほぼ近い温度を検出している。そのため、図4のラインL1上の湿度条件(温度、相対湿度)に調整された湿度調整空気を下部カバー41内に封入した場合、温度センサ43の検出温度が19℃よりも高ければ結露を防止することができる。すなわち、冷媒温度を19℃より高く維持することで、コントロールユニット40における結露発生が防止できる。
逆に冷媒温度が19℃に設定されている場合を考える。この場合、ラインL1よりも図示右側の条件に調整された湿度調整空気(例えば、図4のラインL2上の湿度条件(25℃、80%RH)の湿度調整空気)を封入すると結露が発生する。一方、ラインL1よりも図示左側の条件に調整された湿度調整空気(例えば、図4のラインL3上の湿度条件(20℃、50%RH)の湿度調整空気)を封入すれば結露が生じない。
なぜならば、湿度条件(25℃、80%RH)の湿度調整空気を封入した場合、この湿度調整空気の温度を変化させるとラインL2のように相対湿度が変化する。この場合、温度が約21℃のときに相対湿度が100%となるので、冷媒温度を21℃よりも低い温度(例えば、19℃)に設定すると結露が発生する。なお、湿度条件(T℃、RH%)の湿度調整空気が相対湿度100%になる温度T(100%)℃は、次式(5)により求めることができる。
T(100%)=237.3α/(7.5−α) …(5)
ただし、α=log[(RH/100)×P(T)/6.107] (対数の底は10)
一方、湿度条件(20℃、50%RH)の湿度調整空気を封入した場合には、この湿度調整空気の温度を変化させるとラインL3のように相対湿度が変化する。この場合、相対湿度が100%となる温度は約9.3℃なので、冷媒温度を19℃としても結露は発生しない。
以上、ラインL1〜L3に基づく結露発生の有無の説明から理解されるように、湿度条件(19℃、100%RH)の湿度調整空気の温度と湿度との関係を示すラインL1は、冷媒温度が19℃の場合における、結露が生じる湿度調整空気の湿度条件領域と結露が生じない湿度調整空気の湿度条件領域との境界を表している。そして、ラインL1よりも左側の領域の湿度条件の湿度調整空気を封入すれば結露は発生せず、ラインL1よりも右側の領域の条件の湿度調整空気を封入すると結露が発生する。すなわち、冷媒温度に応じて、下部カバー41内に封入する湿度調整空気の湿度条件を設定する必要がある。
判定部405は、記憶部404に記憶されている湿度情報に基づいて、封入されている空気の相対湿度が100%となる温度(ここでは、判定温度と呼ぶことにする)を求める。例えば、湿度条件(20℃、50%RH)が記憶されている場合には、式(5)により相対湿度100%における温度(約9.3℃)を算出し、それを判定温度とする。なお、湿度条件としてRH=100%における温度が記憶されている場合には、その温度を判定温度に使用することになる。例えば、湿度条件(19℃、100%RH)が記憶されている場合には、温度19℃が判定温度となる。
判定部405は、検出温度が判定温度より高い場合には結露発生の可能性が無いと判定し、検出温度が判定温度以下の場合には結露発生の可能性が有ると判定する。判定部405において結露発生の可能性があると判定された場合には、結露発生を防止するために、例えば、冷媒流路420を流れる冷媒の流量を減らす。冷媒流量を減らす方法としては、例えば、入口配管421の上流側に流量制御弁を設けて流量を制限する方法がある。また、図5に示すように入口配管421の上流側に三方弁423を設け、流入する冷媒の一部または全部を、バイパス流路424を介して出口配管422に導くようにしても良い。
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(C1)コントロールユニット40は、電装部品が収納されるとともに所定の湿度に調整された気体が密封された下部カバー41と、下部カバー41に設けられ、冷媒が流通する冷却部42と、密封される気体の湿度情報が記憶された記憶部404と、冷却部42の温度を検出する温度センサ43と、温度センサ43の検出温度と湿度情報とに基づいて結露発生の可能性の有無を判定する判定部405と、を備える。
例えば、図4のラインL2上の大きな黒丸印における湿度条件(温度25℃、相対湿度80%)の空気を密封した場合、封入した際の湿度条件(温度25℃、相対湿度80%)や、ラインL2上の相対湿度100%に対応する湿度条件(温度21℃、相対湿度100%)や、相対湿度100%における温度21℃などが、湿度情報として記憶部404に記憶される。
例えば、湿度条件(温度25℃、相対湿度80%)が湿度情報として記憶されている場合には、判定部405は、相対湿度が100%の場合の温度(=判定温度)を算出し、その判定温度と温度センサ43の検出温度とを比較し、判定温度<検出温度である場合には結露発生の可能性が無いと判定する。逆に、判定温度≧検出温度の場合には結露発生の可能性有りと判定する。
また、湿度情報として相対湿度100%における温度21℃が記憶部404に記憶されている場合には、その温度21℃と検出温度とを比較して結露発生の可能性の有無を判定する。
このように、下部カバー41の内部に気体を密封する構成とすることで、その気体の湿度情報と、冷却部42に設けられた一つの温度センサ43の検出温度とから、冷却部42に結露が発生するか否かを判定することができる。そして、判定部405の判定結果を利用することで、結露を防止するように制御することができる。
なお、上述した実施の形態では、図1に示すようにポンプユニット10とコントロールユニット40とが一体に設けられた電源一体型真空ポンプを例に説明したが、ポンプユニット10とコントロールユニット40とがケーブルで接続される別体型の真空ポンプにも本発明は適用可能である。
(C2)さらに、密封される気体は、湿度100%となる気体温度が冷媒の許容最低温度よりも低い湿度条件に設定されている。例えば、冷媒の許容最低温度が19℃であった場合、図4に示すラインL1よりも図示左側の湿度条件(温度、RH%)の湿度調整空気が筐体内に密封される。例えば、ラインL3上の湿度条件(20℃、50%)の湿度調整空気が密封される。この場合、湿度100%となる温度は約9.3℃なので、温度19℃の冷媒が流れる冷却部42に結露が生じることがない。すなわち、冷媒温度が許容最低温度(19℃)以上に保たれている限り結露は防止される。
なお、冷媒の温度が予期せず許容最低温度以下に低下する場合もあるが、その場合には判定部405により結露発生の可能性有りと判定される。そのため、判定結果を利用して結露発生を防止する対策をとることができる。
(C3)また、図2のように、下部カバー41内に湿度調整空気を封入するための封入口を設けることで、筐体内への湿度調整空気の封入作業が行いやすくなる。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。
本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。例えば、筐体内に密封される気体を空気としたが、空気以外の気体(例えば、窒素などの不活性ガス)を密封するようにしても良い。また、水蒸気分圧の低い所定湿度状態に調整して筐体内に封入するようにしたが、筐体内に乾燥剤を配置して封入後に空気中の水蒸気分圧を低減するようにしても良い。この場合、低減後の湿度条件を予め実験などにより求めておき、その湿度条件を湿度情報として記憶部404に記憶させる。
1…真空ポンプ、10…ポンプユニット、40…コントロールユニット、41…下部カバー、42…冷却部、43…温度センサ、44…シール材、403…制御部、404…記憶部、405…判定部、406…報知部、415a,415b,416…基板、418…封入口、419…ブランキングプラグ、420…冷媒流路

Claims (3)

  1. 真空排気を行うポンプユニットと前記ポンプユニットを駆動制御する制御ユニットとが設けられ、
    前記制御ユニットは、
    電装部品が収納されるとともに所定の湿度に調整された気体が密封された筐体と、
    冷媒が流通する冷却部と、
    前記気体の湿度情報が記憶された記憶部と、
    前記冷却部の温度を検出する温度センサと、
    前記温度センサの検出温度と前記湿度情報とに基づいて結露発生の可能性の有無を判定する判定部と、を備える真空ポンプ。
  2. 請求項1に記載の真空ポンプにおいて、
    前記気体は、湿度100%となる気体温度が前記冷媒の許容最低温度よりも低い湿度条件に設定されている、真空ポンプ。
  3. 請求項1または2に記載の真空ポンプにおいて、
    前記筐体は、前記気体を前記筐体の内部に封入するための封入口を備える、真空ポンプ。
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