JP6470125B2 - 飲食物の殺菌処理装置 - Google Patents

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本発明は、果汁やスープ等の飲食物材料を高電圧パルスにより殺菌するようにした飲食物の殺菌処理装置に関する。
果汁や肉汁、スープ等の飲食物材料に、交流高電界つまり高電圧パルスを印加することにより、飲食物材料に含まれる細菌を殺菌するようにした殺菌処理装置が、特許文献1に記載されるように、開発されている。この殺菌処理装置においては、一対の電極間に飲食物材料を流すようにしており、電極間を流れる飲食物材料の1mmの厚みに対して数100V以上の高電圧パルスを殺菌電圧として印加することにより、飲食物材料を殺菌処理するようにしている。
高電圧パルスを飲食物材料に印加して飲食物材料を殺菌する場合には、液状の飲食物材料を流路内に連続的に搬送しながら連続処理する場合のみならず、電極が設けられた容器内に飲食物材料を供給して飲食物材料をバッチ処理する場合にも適用することができる。
特開2008−86259号公報
飲食物材料を連続的に搬送しながら飲食物材料を連続処理したり、一定量毎にバッチ処理したりする場合のいずれの処理方式においても、電極間の隙間に供給される飲食物材料に高電圧パルスを印加するために、商用の交流電流をサイリスタにより整流するとともに昇圧し、直流電流をインバータによりパルス電流に変換するようにしている。インバータにより所定周波数の高周波に変換された電力は、昇圧トランスにより高電圧の殺菌電圧に昇圧され、昇圧された高電圧パルスが電極に印加される。
高電圧パルスを飲食物材料に印加するようにした従来の殺菌処理装置においては、殺菌効率を高めるために、印加電圧を高めるようにしている。例えば、電極間の距離を2mm程度とし、5000V程度の高電圧を電極間に印加することが試みられている。このように高めた印加電圧を連続的に繰り返して飲食物材料に通電すると、飲食物材料は殺菌温度を超えた温度まで過加熱されてしまう。
そこで、高電圧パルスを飲食物材料に連続的に印加することなく、高電圧パルスを印加した後に、所定の休止時間を設けるようして飲食物材料に高電圧パルスを複数回印加するようにした殺菌処理装置が開発されている。このように、休止時間を設けると、飲食物材料の殺菌を確実に行うことができるとともに、飲食物材料が殺菌温度以上に過加熱されることが防止される。
5000Vの高電圧を電極に印加できるように、昇圧トランスの出力側のピーク電圧を5000Vとすると、そのときのピーク電流は約8.75A程度となり、昇圧トランの電力は43.75kWとなる。この電力容量の昇圧トランスを備えた殺菌処理装置を使用して、印加電圧を250Vとすると、リミッターによりピーク電流は174Aを越えないように制御される。印加電圧のピーク値は、殺菌処理される飲食物材料の種類により選択される。このため、昇圧トランスとしては、この必要電力に余裕を持たせて、50kW程度の容量のものが使用されている。さらに、昇圧トランスの出力側のピーク電圧を高めるために、150kW程度の容量の昇温トランスが使用されている。このため、昇温トランスの容量に対応させた容量のインバータとサイリスタが使用されている。
しかしながら、飲食物材料の過加熱を防止するために、飲食物材料に休止時間を設けて間欠的に高電圧パルスを印加すると、50kW程度の容量の昇温トランスを用いた場合には、瞬間的には電極に昇圧トランスから5000Vの電圧を印加することができるが、飲食物材料の殺菌処理を行う際の昇圧トランスの平均出力電圧はそれよりも低い電圧となる。このように昇温トランスの平均出力電圧が低くなると、サイリスタの出力電力も低くなる。例えば、昇圧トランスの入力側の平均電圧が40V、平均電流が26A程度となると、昇圧トランスへの入力電力は1.06kW程度となる。
ピーク電圧およびピーク電流を電極に印加することができる昇圧トランスの出力容量に見合った電力容量のサイリスタを使用すると、サイリスタは出力電力が低い領域で使用されることになる。しかしながら、サイリスタは出力電力が低い領域では、電流と出力とが直線的に変化せず、出力が安定しないため、サイリスタからは昇圧トランスに設定通りの入力電力を供給することができないということが判明した。サイリスタの出力が安定しないと、飲食物材料を所定の殺菌温度に維持しつつ効率的に殺菌処理を行うことができなくなる。
本発明の目的は、飲食物材料を効率的に殺菌処理し得るようにすることにある。
本発明の飲食物の殺菌処理装置は、電極間に高電圧パルスを印加して電極対の間に供給された飲食物を殺菌処理する飲食物の殺菌処理装置であって、交流電流を直流電流に整流するサイリスタと、前記直流電流を高周波電流に変換するインバータと、前記高周波電流を昇圧して高電圧パルスを発生する昇圧トランスと、前記インバータを制御して前記インバータから休止時間を介して1サイクルの高周波電流を出力させる制御部と、を有し、前記昇圧トランスの平均出力に対応する前記サイリスタの出力は、前記サイリスタの最大電源容量の10%以上60%以下の範囲である。
サイリスタの出力は、昇圧トランスの平均出力に応じた容量に設定されるので、サイリスタからは一定電圧となって、昇圧トランスの平均出力に応じた電流が出力される。これにより、電極から飲食物には一定電圧の高圧パルスが印加され、飲食物を効率的に殺菌処理することができるとともに、飲食物の過加熱発生を防止できる。しかも、昇圧トランスの出力容量に比して小容量の電源容量のサイリスタを使用することができるので、殺菌処理装置の製造コストを低減することができる。
一実施の形態である飲食物の殺菌処理装置における殺菌容器の外観を示す一部切欠き斜視図である。 殺菌処理装置における電源ユニットを示すブロック図である。 電極に対する高電圧パルスの印加状態を示すタイムチャートである。 比較例としてのサイリスタの出力特性を示す特性線図である。 本発明のサイリスタの出力特性を示す特性線図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、飲食物の殺菌処理装置を構成する殺菌容器10の外観を示し、飲食物材料は一定量毎に殺菌容器10内で殺菌処理される。殺菌容器10は底壁部11と平面四角形の筒体12とを有し、絶縁性材料により形成されている。殺菌容器10の上端部には開口部13が設けられている。殺菌容器10内には2枚の板状の電極14,15が隙間を介して配置されており、2つの板状の電極14,15により電極対16が形成されている。電極対16の間の隙間により通電スペース17が形成されており、殺菌処理される飲食物材料は、開口部13から通電スペース17内に供給される。供給された状態のもとで、電極対16に印加される電力により飲食物材料は殺菌処理される。このように、図1に示す殺菌容器10は、バッチ処理により飲食物材料を一定量毎に殺菌するようにしている。
電極対16には、電源ユニット20から電力が供給される。電源ユニット20は、図2に示されるように、サイリスタつまりサイリスタスタック21を有している。サイリスタスタック21は、図示しないサイリスタ(SCR)と冷却ファンと交互に配置してこれらを束ねた形態となっており、外部からの例えば200Vまたは400Vの3相の商用交流電流を直流電流に整流して250Vまたは500Vに昇圧する。サイリスタスタック21の出力端子にはインバータ22が接続されており、サイリスタスタック21から出力された直流電流は、インバータ22により高周波電流に変換される。インバータ22は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)により構成されており、5〜400kHzの高周波電流つまり高周波パルスを出力する。
インバータ22の出力端子には昇圧トランス23が接続されている。昇圧トランス23は、インバータ22から出力された高周波電流を昇圧して高電圧パルスを発生させ、電極対16に高電圧パルスを印加する。
電源ユニット20は、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)24を有している。このPLC24には、操作パネル25が接続されており、操作パネル25には、飲食物材料に対する通電条件を入力するためのキー等からなる入力部が設けられている。さらに、入力された通電条件等を表示するための図示しないディスプレイが操作パネル25に設けられている。PLC24は、サイリスタスタック21とインバータ22に対する制御信号を演算するマイクロプロセッサと、制御プログラム、演算式、マップデータ等が格納されるメモリを有している。
サイリスタスタック21の作動を制御するために、サイリスタスタック21には定電圧制御部26が接続されている。インバータ22の作動を制御するために、インバータ22には発振制御部27が接続されている。定電圧制御部26と発振制御部27は、それぞれPLC24から制御信号により作動し、PLC24とともにサイリスタスタック21とインバータ22の作動を制御する制御部を構成している。図1に示すように、通電スペース17内に供給された飲食物材料の温度を検出するために、温度センサ28が通電スペース17内に配置されており、温度センサ28の検出信号は、PLC24に送られる。
定電圧制御部26によりサイリスタスタック21の起動つまりオンオフが制御されるとともに、サイリスタスタック21の出力電圧が定電圧制御部26にフィードバックされる。定電圧制御部26からは、PLC24に対して、サイリスタスタック21を起動させた状態と起動を停止させた状態との検出信号がフィードバックされる。
一方、発振制御部27によりインバータ22の起動が制御されるとともに、インバータ22から出力される高周波パルスを1サイクル毎に発振制御部27にフィードバック信号が出力される。さらに、発振制御部27は、PLC24に対してインバータ22に対する発振開始信号と発振終了信号とを出力し、インバータ22から出力された高周波パルスの数がPLC24によりカウントされる。インバータ22から出力される高周波パルスの数が設定数となると、PLC24は発振制御部27に発振の停止つまり高周波パルスの出力停止信号を出力し、インバータ22の出力を停止する。
インバータ22から出力された高周波パルスを昇圧することにより、飲食物材料に高電圧パルスを印加して飲食物材料を殺菌処理する場合には、サイリスタスタック21を起動させた状態のもとで、インバータ22のオンオフを制御して高電圧パルスを飲食物材料に印加する。このように、インバータ22をオンオフ制御して高電圧パルスを飲食物材料に印加するようにすると、インバータ22の立ち上がりと立ち下がりの速度を迅速に設定することができ、瞬時に殺菌電圧の高電圧パルス飲食物材料に印加することができる。これにより、飲食物材料が過加熱される前に、飲食物材料に含まれる細菌を殺菌することができ、殺菌後の飲食物材料が変質したり、風味が損なわれたりすることなく、高品質の殺菌処理を行うことができる。
図1に示される殺菌容器10は、電極14,15の間の通電スペース17の間隔、つまり電極間寸法が2mmに設定されており、昇圧トランス23は、50〜150kWの出力容量を有するものから何れかの出力容量を有するものが選択される。昇圧トランス23が50kWの出力容量を有する場合には、昇圧トランス23から電極14,15には約5000Vの高電圧パルス電圧を印加することができる。この殺菌処理装置を用いて飲食物材料を殺菌処理するときには、休止時間を経て瞬間的にパルス電圧が電極14,15に印加される。
図3は電極に対する高電圧パルスの印加状態を示すタイムチャートである。この殺菌処理装置においては、連続的に高電圧パルスを電極14,15に印加することなく、図3に示されるように、高電圧パルスを所定の通電時間t1だけ電極に印加した後に、所定の休止時間t2を置いて、複数回高電圧パルスを電極14,15に印加して飲食物材料を通電する。通電時間t1は、6.6μs〜200μsに設定され、休止時間t2は、400μs〜6400μsに設定される。この通電時間t1と休止時間t2は、殺菌処理される飲食物材料の種類によって選択され、操作パネル25を用いて作業者により入力される。
この殺菌処理装置は、操作パネル25の操作によって、回数設定モードと1パルスモードと連続モードとのいずれかに設定することができ、設定されたモードはPLC24メモリに格納される。回数設定モードにおいては、PLC24からインバータ22に起動信号が送られると、高電圧パルスの通電時間t1と休止時間t2とからなる1サイクル毎に、発振制御部27にフィードバック信号が送られ、PLC24により設定された回数がカウントされると、PLC24から発振制御部27に発振停止の信号が出力されてインバータ22は出力を停止する。
1パルスモードにおいては、PLC24からインバータ22に起動信号が送られて、高電圧パルスを1パルス出力すると、インバータ22の出力を停止する。この1パルスモードにおいては、操作パネル25の操作により休止時間t2を、0.001〜3276秒の範囲のうち任意の値に設定することができる。入力された休止時間t2が経過すると、再度、PLC24からインバータ22に起動信号が出力される。1パルスモードにおいては、通電時間t1は、上述した6.6μs〜200μsに設定される。
上述した回数設定モードと1パルスモードは、飲食物をバッチ処理する形態の殺菌処理装置に好適である。これに対し、飲食物を連続的に電極間に流しながら殺菌処理する形態の殺菌処理装置においては、連続モードが適用される。連続モードにおいては、PLC24からインバータ22に起動信号が送られ、PLC24から停止信号が出力されるまで、連続的に高電圧パルスの通電と休止とが繰り返される。回数設定モードと連続モードにおいては、上述したように、通電時間t1は、6.6μs〜200μsに設定され、休止時間t2は、400μs〜6400μsに設定される。
通常の飲食物材料をバッチ処理する場合においては、高電圧パルスを20μsの通電時間t1で、700μsの休止時間t2を経て5回印加すると、飲食物材料を殺菌処理することができる。この殺菌処理により飲食物材料は、51.3℃から65度まで昇温される。この場合には、昇圧トランス23の入力側の平均電圧は40V、平均電流は26Aであり、サイリスタスタック21の出力容量は1.06kWで良いことになる。電極14,15に印加されるピーク電力を150kWの昇圧トランス23を使用する場合であっても、サイリスタスタック21は3.7kWの電源容量があれば、殺菌処理することができる。
このように、休止時間を設けて高電圧パルスを電極14,15に印加する場合には、昇圧トランス23の平均電力は、最大電量の5分の3から100分の1程度となる。
図4は、比較例としてのサイリスタスタック21の出力特性を示す特性線図である。これは高電圧ルスを、休止時間を置くことなく、連続的に印加するようにした従来の殺菌処理装置に使用されている100kWの容量のサイリスタスタック21の出力特性線図であり、サイリスタスタック21が200Vの交流を直流に整流して250Vに昇圧する場合を示す。サイリスタスタック21は、250Vの一定電圧を出力し、昇圧トランス23の出力に応じて電流値が変化する。
図4に示されるように、電流が40A以下となって、出力電力が10%以下である10kW以下になると、電流値と出力との関係に直線性がなくなり、特性が不安定になる。このため、図4に示されるように、電極14,15に高電圧パルスを連続的に印加する場合と同様の電源容量のサイリスタスタック21を、休止時間t2を介して間欠的に高電圧パルスを印加するための殺菌処理装置に適用すると、サイリスタスタック21は不安定領域で作動することになる。
そこで、昇圧トランス23の平均出力がサイリスタスタック21の最大電源容量の10%以上の範囲となるように、サイリスタスタック21の最大電源容量が設定される。
図5は本発明のサイリスタスタック21の出力特性を示す特性線図である。図4に示される比較例である100kWの容量のサイリスタスタック21に代えて、図5に示されるように、その10分の1の最大電源容量である10kWの容量のサイリスタスタック21を使用すると、サイリスタスタック21の出力が1.06kWで良い場合でも3.7kWで良い場合でも、サイリスタスタック21は最大電源容量の10%以上の範囲で使用され、サイリスタスタック21は安定領域で設定電圧を出力することになる。このように、昇圧トランス23の平均出力に対応するサイリスタスタック21の出力は、昇圧トランス23の平均出力に応じた容量に設定され、サイリスタスタック21の最大電源容量の10%以上の範囲に設定される。
サイリスタスタック21の出力特性は、最大電源容量の60%を越えると、直線性がなくなるので、昇圧トランス23の平均出力に対応するサイリスタスタック21の出力は、サイリスタスタック21の最大電源容量の60%以下に設定される。
このように、サイリスタスタック21の最大電源容量を、昇圧トランス23の平均出力に応じた容量により設定することによって、昇圧トランス23から高電圧パルスを高精度で電極に印加することができ、飲食物材料を確実に殺菌処理しつつ過加熱を防止して、高品質の飲食物を製造することができる。さらに、昇圧トランス23の出力容量に比して小容量の電源容量のサイリスタスタック21を使用することができるので、殺菌処理装置の製造コストを低減することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。図1に示した殺菌容器10は、飲食物材料をバッチ処理するための容器であるが、飲食物材料を連続的に搬送しながら、高電圧バルスで飲食物材料を殺菌処理する場合にも本発明を適用することができ、これに加えてジュール熱を加えて殺菌処理を行うようにする場合にも本発明を適用することができる。
10 殺菌容器
11 底壁部
12 筒体
13 開口部
14,15 電極
16 電極対
17 通電スペース
20 電源ユニット
21 サイリスタスタック
22 インバータ
23 昇圧トランス
24 プログラマブルロジックコントローラ(PLC)
25 操作パネル
26 定電圧制御部
27 発振制御部
28 温度センサ
t1 通電時間
t2 休止時間

Claims (2)

  1. 電極間に高電圧パルスを印加して電極対の間に供給された飲食物を殺菌処理する飲食物の殺菌処理装置であって、
    交流電流を直流電流に整流するサイリスタと、
    前記直流電流を高周波電流に変換するインバータと、
    前記高周波電流を昇圧して高電圧パルスを発生する昇圧トランスと、
    前記インバータを制御して前記インバータから休止時間を介して1サイクルの高周波電流を出力させる制御部と、を有し、
    前記昇圧トランスの平均出力に対応する前記サイリスタの出力は、前記サイリスタの最大電源容量の10%以上60%以下の範囲である、飲食物の殺菌処理装置。
  2. 請求項記載の飲食物の殺菌処理装置において、1サイクルの通電時間は6.6〜200μsであり、前記休止時間は400〜6400μsである、飲食物の殺菌処理装置。
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