JP6469913B1 - 薬剤情報管理支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】患者が処方された薬剤の薬剤名を医師によって診断された傷病名と紐づけて、各薬剤がどの疾患について処方されたかを特定することにより、仮に複数の医療機関や診療科を受診した場合であっても、疾患毎の多剤処方が把握しやすくなる薬剤情報管理支援装置を提供する。
【解決手段】記憶部11と制御部12を備え、記憶部11は、薬剤名と傷病名との対応関係に係る傷病名データベース111を格納し、制御部12は、特定の患者に対して保険医療機関により診断された傷病名を含む第1のレセプトデータと、前記保険医療機関により処方された薬剤名を含む第2のレセプトデータとを受け付けるデータ受付部121と、傷病名データベース111を参照することにより、第2のレセプトデータに含まれる薬剤名が、第1のレセプトデータに含まれるどの傷病名に対応するかを特定する傷病名特定部122とを備える薬剤情報管理支援装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、薬剤情報管理支援装置に関する。
現状、医療費の削減は国の喫緊の課題となっており、不要な多剤処方の解消は、医療費を適正化する上で有効な手段であると考えられる。
また、患者の側にとっても、多くの薬剤を服用することにより、副作用発現率が増加したり、効果がないのに長期にわたって漫然と薬剤を服用することにより、医療費がかさんだりすることが多いため、不要な多剤処方の解消が一層望まれている。
この点、特許文献1は、薬剤の重複投与、薬剤の飲み合わせ、禁忌の検出等の処理を実行しようとする場合に、処方薬剤の服用に関するより確からしい情報を得るため、同一調剤日に複数の処方がある医薬品が、各処方での医薬品の処方日数が異なるか、各処方での医薬品の処方量が異なるか、同じタイミングでの医薬品の服薬がある複数の処方があるかの何れかの条件を満たすかを特定する特定部と、前記条件を満たす医薬品の各処方の処方日数の和を、医薬品の服薬日数として算出する服薬日数算出部とを備える情報処理装置を開示している。
特開2017−107611号公報
しかし、特許文献1に係る発明においては、特許文献1の図2の構成例に示されるごとく、医療機関や薬局が複数存在することを特に前提としていないが、患者が複数の医療機関にかかっている場合において、同じ効能、同じ成分の薬剤が処方されていることに気づかず、薬剤を過量に服用してしまうケースが、より多く発生しやすい。また、患者が複数の医療機関にかかっている場合においては、一患者に関する傷病名の連携がないため、禁忌の薬を服用してしまうケースが、より多く発生しやすい。
これに関し、通常、患者が複数の診療科を受診する場合には、医師や薬剤師がお薬手帳を活用し、薬剤の過量の服用や禁忌の薬をチェックした上で、薬剤を処方するか、疑義照会により減薬や薬剤の変更をすることにより、服薬者の副作用や薬物障害を予防しなければならない。しかし、患者がお薬手帳を持参しなかったり、例えば、かかりつけ薬局に行こうとしても、開局時間の都合や処方薬の在庫がない等の理由により、複数の薬局を利用したために、お薬手帳を複数冊に分けてしまったりする等の理由により、特定の患者の薬剤の情報を一括で管理することが現状困難である。
また、医療機関同士が傷病名を情報共有することなく、各々の医師が診断にマッチした薬を処方するので、総合的な判断をすべき相互作用や禁忌等が見落とされがちである。
更に、ジェネリック薬の存在や、成分名処方により、一見名前や記載が違うように見えながら、実は同じ成分の薬であることの見極めは、患者はもちろんのこと、薬剤師以外の医療職にとって把握しづらい。
その結果、患者本人の、疾患ごとの治療アドヒアランスが少ないまま、薬剤が処方されているのが現状である。
そこで、本発明は、患者が処方された薬剤の薬剤名を医師によって診断された傷病名と紐づけて、各薬剤がどの疾患について処方されたかを特定することにより、仮に複数の医療機関や診療科を受診した場合を含め、疾患毎の多剤処方が把握しやすくなる薬剤情報管理支援装置を提供することを目的とする。
(1) 本発明に係る薬剤情報管理支援装置は、記憶部と制御部とを備え、前記記憶部は、薬剤名と傷病名との対応関係に係る傷病名データベースを格納し、前記制御部は、特定の患者に対して保険医療機関により診断された傷病名を含む第1のレセプトデータと、前記保険医療機関により処方された薬剤名を含む第2のレセプトデータとを受け付けるデータ受付部と、前記傷病名データベースを参照することにより、前記第2のレセプトデータに含まれる薬剤名が、前記第1のレセプトデータに含まれるどの傷病名に対応するかを特定する傷病名特定部とを備える。
(2) (1)に記載の薬剤情報管理支援装置において、前記第1のレセプトデータは、保険医療機関において診断された傷病名を含み、前記第2のレセプトデータは、薬局において調剤された薬剤名を含んでもよい。
(3) (1)又は(2)に記載の薬剤情報管理支援装置において、前記制御部は、前記患者単位で、前記傷病名特定部によって特定された傷病名毎に、対応する薬剤名をリスト化して出力する薬剤名出力部を更に備えてもよい。
(4) (3)に記載の薬剤情報管理支援装置において、前記記憶部は、薬剤名と禁忌との対応関係に係る禁忌データベースを格納し、前記制御部は、前記禁忌データベースを参照することにより、前記患者単位で、前記薬剤名出力部によって出力された前記薬剤名に対応する禁忌を特定し、前記傷病名特定部によって特定された傷病名のいずれかが、特定された禁忌に関連する場合には、前記禁忌を有する前記薬剤名を出力する禁忌出力部を更に備えてもよい。
(5) (3)又は(4)に記載の薬剤情報管理支援装置において、前記記憶部は、薬剤間の相互作用に係る相互作用データベースを格納し、前記制御部は、前記相互作用データベースを参照することにより、前記患者単位で、前記薬剤名出力部によって出力された複数の前記薬剤名のうち、互いに前記相互作用を有する複数の薬剤名を特定し、特定された複数の薬剤名を出力する相互作用出力部を更に備えてもよい。
(6) (3)〜(5)に記載の薬剤情報管理支援装置において、前記制御部は、前記患者単位で、前記薬剤名出力部によって出力された複数の薬剤名のうち、同効医薬品を特定し出力する同効医薬品出力部と、前記患者単位で、前記薬剤名出力部によって出力された複数の薬剤名のうち、同一医薬品を特定し出力する同一医薬品出力部と、を更に備えてもよい。
(7) (3)〜(6)に記載の薬剤情報管理支援装置において、前記記憶部は、ハイリスク薬に係るハイリスク薬データベースを格納し、前記制御部は、前記ハイリスク薬データベースを参照することにより、前記患者単位で、前記薬剤名出力部によって出力された前記薬剤名がハイリスク薬に対応するか否かを特定し、前記副作用を有する前記薬剤名を出力するハイリスク薬出力部を更に備えてもよい。
(8) (3)〜(7)に記載の薬剤情報管理支援装置において、前記制御部は、前記薬剤名出力部による出力結果に基づいて、削除検討薬の候補を特定し出力する、削除検討薬出力部を更に備えてもよい。
本発明によれば、患者が処方された薬剤の薬剤名を医師によって診断された傷病名と紐づけて、各薬剤がどの疾患について処方されたかを特定することにより、仮に複数の医療機関や診療科を受診した場合を含め、疾患毎の多剤処方が把握しやすくなる薬剤情報管理支援装置を提供することが可能となる。
本発明に係る薬剤情報管理支援装置の機能ブロック図である。 本発明に係る薬剤情報管理支援装置で用いられる傷病名データベースの生成方法を示す図である。 医科レセプトデータの例を示す図である。 調剤レセプトデータの例を示す図である。 本発明に係る薬剤情報管理支援装置における傷病名の特定方法の概要を示す図である。 本発明に係る薬剤情報管理支援装置において傷病名を特定する際に生成される中間データの例を示す図である。 本発明に係る薬剤情報管理支援装置の出力例を示す図である。 本発明に係る薬剤情報管理支援装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図6を参照しながら詳述する。
〔発明の構成〕
図1は、本発明に係る薬剤情報管理支援装置の機能ブロック図である。薬剤情報管理支援装置1は、記憶部11と制御部12とを備える。
記憶部11は、傷病名データベース111、禁忌データベース112、相互作用データベース113、及び、ハイリスク薬データベース114を備える。
傷病名データベース111は、薬剤と当該薬剤が使用対象となる傷病名との間の対応関係に係るデータを有するデータベースである。後述のように、データ受付部121が、医科レセプトと調剤レセプトを受け付けた後、傷病名特定部122は、傷病名データベース111を参照することにより、調剤レセプトに記載された薬剤名が対応する傷病名を特定する。
図2は、傷病名データベース111が有するデータの生成方法を示す。例えば、「ベシケア錠2.5mg」の場合、添付文書の「効能・効果」の欄の一部には、「過活動膀胱における尿意切迫、頻尿及び切迫尿失禁」と書かれている。この文言に基づいて、ベシケア錠2.5mgの添付文書に書かれている適応症として、「過活動膀胱の頻尿」が登録される。更に、「過活動膀胱の頻尿」は、「過活動膀胱」に関連するレセプト病名(傷病名)と、「頻尿」に関連するレセプト病名(傷病名)とに対応し、「過活動膀胱」に関連するレセプト病名(傷病名)として、「過活動膀胱」と「非神経因性過活動膀胱」とが登録され、「頻尿」に関連するレセプト病名(傷病名)として、「頻尿症」と「夜間頻尿症」とが登録される。これにより、傷病名データベース111は、「ベシケア錠2.5mg」という薬剤名と、「過活動膀胱」、「非神経因性過活動膀胱」、「頻尿症」、及び「夜間頻尿症」という4つのレセプト病名(傷病名)との対応関係を示すデータを有することとなる。
なお、図2に示す例においては、「ベシケア錠2.5mg」の適応症として、「過活動膀胱の頻尿」のみを記載しているが、これには限定されず、1つの薬剤に対して複数の適応症が存在してもよい。
また、添付文書に記載された適応症に基づいて、レセプト病名(傷病名)が登録される際は、適応病名の関連同義語が少しでもあった際には、関連同義語に紐づくレセプト病名(傷病名)を登録することによりデータベース化する。
禁忌データベース112は、薬剤名と当該薬剤の禁忌となる傷病名との対応関係、及び併用禁忌となる薬剤名同士の対応関係に係るデータを有するデータベースである。後述のように、禁忌出力部124が、薬剤名に対応する禁忌を特定し、禁忌を有する薬剤名を出力する際、禁忌データベース112を参照することにより、禁忌を特定する。同様に、後述のように、禁忌出力部124が、併用禁忌の関係にある薬剤名の組み合わせを特定し、この組み合わせに含まれる薬剤名を出力する際、禁忌データベース112を参照することにより、併用禁忌の組み合わせを特定する。
ここで「禁忌」とは、特定の医薬品を投与してはいけない患者の状態、とりわけ疾患のことであり、これを守らなかった場合、深刻な副作用が発生する危険性が高くなる。
例えば、急性閉塞隅角緑内障のある患者は、眼圧を上昇させる恐れのある薬剤として、マイスリー錠、ロヒプノール錠、ゾルビデム錠を服用することはできない。これに基づいて、禁忌データベース112は、マイスリー錠と急性閉塞隅角緑内障との対応関係、ロヒプノール錠と急性閉塞隅角緑内障との対応関係、及びゾルビデム錠と急性閉塞隅角緑内障との対応関係に係るデータを有する。
他の傷病名についても同様に、禁忌データベース112は、薬剤名とその他の傷病名との対応関係、例えば、セロクエル錠と2型糖尿病の対応関係に係るデータや、チモプトール点眼液と気管支喘息との対応関係に係るデータ等を有する。
禁忌データベース112のデータは、各薬剤の添付文書の記載に基づいてデータ化される。
相互作用データベース113は、薬剤同士の相互作用に係るデータを有するデータベースである。後述のように、相互作用出力部125が、互いに相互作用を有する複数の薬剤名を特定し出力する際、相互作用データベース113を参照することにより、複数の薬剤名を特定する。
ここで「相互作用」とは、複数の薬剤の飲み合わせによって効果が増強したり、逆に、薬剤の持つ効果が打ち消されてしまったりすることを意味する。
例えば、イトリゾール内用液とベルソムラ錠とを併用すると、スボレキサントの作用が著しく増強する恐れがある。これに基づいて、相互作用データベース113は、イトリゾール内用液とベルソムラ錠との対応関係に係るデータを有する。
相互作用データベース113のデータは、各薬剤の添付文書の記載に基づいてデータ化される。
ハイリスク薬データベース114は、ハイリスク薬として指定された薬剤名に係るデータを有するデータベースである。後述のように、ハイリスク薬出力部128が、薬剤名出力部123によって出力された薬剤名のうちハイリスク薬に対応する薬剤名を特定し、ハイリスク薬として出力する際、ハイリスク薬データベース114を参照することにより、副作用を特定する。
例えば、リドカインは、安全管理のため特に専門家による薬学的管理の関与が必要なハイリスク薬として、公的に指定されている。これに基づいて、ハイリスク薬データベース114は、ハイリスク薬として、例えば、リドカインを示すデータを有する。
ハイリスク薬データベース114のデータは、公的な情報等を参照することによりデータ化される。
制御部12は、薬剤情報管理支援装置1の全体を制御する部分であり、各種プログラムを、ROM、RAM、フラッシュメモリ又はハードディスク(HDD)等の記憶領域から適宜読み出して実行することにより、図1に示される、データ受付部121、傷病名特定部122、薬剤名出力部123、禁忌出力部124、相互作用出力部125、同効医薬品出力部126、同一医薬品出力部127、ハイリスク薬出力部128、及び削除検討薬出力部129の各機能を実現している。制御部12は、CPUであってよい。
また、制御部12は、それ以外にも、薬剤情報管理支援装置1の全体を制御するための機能ブロック、通信を行うための機能ブロックといった一般的な機能ブロックを備える。ただし、これらの一般的な機能ブロックについては当業者によく知られているので図示及び説明を省略する。
データ受付部121は、オペレータにより、図示しない入力部を用いて薬剤情報管理支援装置1に入力される医科レセプトデータ及び調剤レセプトデータを受け付ける。
医科レセプトは、医療機関が保険者に請求する診療報酬の明細書のことであり、患者毎に月毎に発行される。医科レセプトデータは、患者氏名、保険医療機関名、傷病名(レセプト病名)を含む。
図3は、医科レセプトの例を示す。
調剤レセプトは、薬局が保険者に請求する調剤報酬の明細書のことであり、医療機関毎に月毎に発行される。調剤レセプトデータは、保険医療機関名、保険医師名(複数の場合は複数)、処方日、薬剤名・用量、請求コード、用法、調剤数量(処方日数)を含む。
図4は、調剤レセプトの例を示す。
なお、医療機関の院内で調剤する場合には、調剤レセプトが発行されず、医科レセプトに、薬剤名等の調剤に係るデータが記載される。この場合、医科レセプトの記載内容を、診断に係るデータと、調剤に係るデータとに分割し、診断に係るデータを医科レセプトデータ、調剤に係るデータを調剤レセプトデータとしてもよい。
また、データ受付部121は、単一の医療機関からの医科レセプトデータや、単一の薬局からの調剤レセプトデータを受け付けてもよく、複数の医療機関からの医科レセプトデータや、複数の薬局からの調剤レセプトデータを受け付けてもよい。
また、医科レセプト及び調剤レセプトは、月単位で毎月発行されるものであるため、データ受付部121は、基本的には、1カ月分の医科レセプトデータ及び調剤レセプトデータを受け付けるが、顧客のニーズに応じて、数か月〜数年に渡る医科レセプトデータ及び調剤レセプトデータを受け付けてもよい。
傷病名特定部122は、傷病名データベース111を参照することにより、調剤レセプトデータに含まれる薬剤名が、医科レセプトデータに含まれるどの傷病名に対応するかを特定する。図5は、傷病名の特定方法の概要を示す。
調剤レセプトデータに含まれる薬剤名が、仮に「ベシケア錠2.5mg」だったとした場合、傷病名特定部122は、傷病名データベース111において、「ベシケア錠2.5mg」に対応するレセプト病名(傷病名)を検索する。その結果、「ベシケア錠2.5mg」に対応するレセプト病名(傷病名)が、過活動膀胱、非神経因性過活動膀胱、頻尿症、夜間頻尿症であったとする。この場合、傷病名特定部122は、過活動膀胱、非神経因性過活動膀胱、頻尿症、夜間頻尿症のうち、いずれのレセプト病名(傷病名)が、医科レセプトデータに記載されているか特定する。仮に、医科レセプトデータに記載されているレセプト病名(傷病名)が、「夜間頻尿症」であった場合、傷病名特定部122は、調剤レセプトに記載のある薬剤名「ベシケア錠2.5mg」は、医科レセプトに記載のあるレセプト病名(傷病名)「夜間頻尿症」に対応すると特定する。
このように、特定患者に対応する医科レセプトに記載のデータと、調剤レセプトに記載のデータとは、対応関係が分かりづらかったが、傷病名特定部122が、傷病名データベース111を参照して、特定患者に対応する医科レセプトデータと、この医科レセプトデータと保険医療機関名が共通する調剤レセプトデータとを突き合わせることにより、調剤レセプトに記載のある薬剤名と、医科レセプトに記載された、どのレセプト病名(傷病名)とが対応するかが特定される。
図6は、傷病名特定部122により、医科レセプトデータと調剤レセプトデータとを、傷病名データベース111を参照して付き合わせた結果生成される、レセプト病名(傷病名)と薬剤名との対応関係を示す表の例である。
図6の表において、「ID」の欄に示される数字は、患者IDを示し、同一の数字は同一の患者に対応する。「処方月」は、処方の時期を示す数字であり、図6の例においては、2017年の6月であることが示される。「傷病名」は、上記の「レセプト病名(傷病名)」のことである。「YJ+薬剤名+医療機関」は、YJコードと薬剤名と薬剤を処方した医療機関とを示すデータ名である。なお、図6の表を生成する際は、医科レセプトデータに含まれる患者氏名を患者IDに変換すると共に、調剤レセプトデータに含まれる請求コードを、公的なデータベース(不図示)や薬剤情報管理支援装置1のユーザが有するデータベース(不図示)等を用いてYJコードに変換した上で生成している。
なお、図6の表において、IDが“232777”の患者のデータにおいて、狭心症と「アーチスト錠2.5mg」が対応するデータと、慢性心不全と「アーチスト錠2.5mg」が対応するデータとが存在するが、これは、狭心症と慢性心不全の各々に対して、個別に「アーチスト錠2.5mg」が処方されたことを意味するものではなく、IDが“232777”の患者に処方された「アーチスト錠2.5mg」が、狭心症と慢性心不全の双方の疾患に対して処方されたことを意味するものである。
薬剤名出力部123は、患者単位で、傷病名特定部122によって特定された傷病名毎に、各傷病名に対応する薬剤名をリスト化して出力する。なお、この薬剤名のリストの出力先は、薬剤情報管理支援装置1に接続された、ディスプレイ等の表示装置(不図示)としてもよく、同様に薬剤情報管理支援装置1に接続されたプリンター等の印刷装置(不図示)としてもよく、その双方としてもよい。
図7は、薬剤名出力部123による出力結果の例である、「疾患別薬剤療法 適正化計画書」を示す。この適正化計画書においては、疾患毎に、複数の病院から処方された薬剤名がまとめてリスト化されており、重複薬が一覧表示される。
なお、図7の適正化計画書は、後述のように、禁忌出力部124、相互作用出力部125、同効医薬品出力部126、同一医薬品出力部127、ハイリスク薬出力部128、及び削除検討薬出力部129の出力結果も含む。
禁忌出力部124は、禁忌データベース112を参照することにより、患者単位で、薬剤名出力部123によって出力された薬剤名に対応する禁忌を特定し、傷病名特定部122によって特定された傷病名のいずれかが、特定された禁忌に関連する場合には、禁忌を有する薬剤名を出力する。更に、禁忌出力部124は、禁忌データベース112を参照することにより、薬剤名出力部123によって出力された複数の薬剤名に併用禁忌の関係にある薬剤名の組み合わせが含まれる場合には、併用禁忌の関係にある薬剤名の組み合わせを出力する。
例えば、薬剤名出力部123によって出力された薬剤名にマイスリー錠が含まれると共に、傷病名特定部122によって特定された傷病名の中に、急性閉塞隅角緑内障が含まれる場合、禁忌データベース112は、急性閉塞隅角緑内障は、マイスリー錠の禁忌の対応することを示すデータを含むため、禁忌出力部124は、禁忌を有する薬剤名として、マイスリー錠を出力する。
また、例えば、薬剤名出力部123によって出力された薬剤名に、オラペネムとデパケンの双方が含まれる場合、禁忌データベース112は、てんかん発作を引き起こすとして、オラペネムとデパケンの組み合わせが併用禁忌であることを示すデータを含むため、禁忌出力部123は、併用禁忌の関係にある薬剤名として、ラペネムとデパケンを出力する。
相互作用出力部125は、相互作用データベース113を参照することにより、患者単位で薬剤名出力部123によって出力された複数の薬剤名のうち、互いに相互作用を有する複数の薬剤名を特定し、特定された複数の薬剤名を出力する。
例えば、薬剤名出力部123によって出力された傷病名の中に、イトリゾール内用液とベルソムラ錠とが含まれる場合、相互作用データベース113は、イトリゾール内用液とベルソムラ錠とが相互作用を有することを示すデータを含むため、相互作用出力部125は、イトリゾール内溶液とベルソムラ錠とを、相互作用を有する薬剤名として出力する。
同効医薬品出力部126は、薬剤名出力部123によって出力された薬剤名のうち、同効医薬品を特定し出力する。
ここで、「同効医薬品」とは、成分は異なるが同じ薬理薬効の医薬品のことであり、YJコードの上3桁が同一の薬剤である。
図6に記載のように、薬剤名出力部123が薬剤名を出力する前段階にあるデータテーブルにはYJコードのデータが含まれるが、同効医薬品出力部126は、このYJコードの上3桁が同一の薬剤を、同効医薬品として特定し出力する。
同一医薬品出力部127は、薬剤名出力部123によって出力された薬剤名のうち、同一医薬品を特定し出力する。
ここで、「同一医薬品」とは、販売名は異なるものの同一成分の医薬品のことであり、YJコードの上7桁が同一の薬剤である。
図6に記載のように、薬剤名出力部123が薬剤名を出力する前段階にあるデータテーブルにはYJコードのデータが含まれるが、同一医薬品出力部127は、このYJコードの上7桁が同一の薬剤を、同一医薬品として特定し出力する。
なお、YJコードの上7桁が同一の薬剤は、当然のことながら上3桁も同一であるため、同一医薬品として特定されると同時に、同効医薬品としても特定され得るが、この場合には、同一医薬品であることを優先適用し、同一医薬品としてのみ特定される。
ハイリスク薬出力部128は、ハイリスク薬データベース114を参照することにより、患者単位で、薬剤名出力部123によって出力された薬剤名のうちハイリスク薬を特定し、この薬剤名をハイリスク薬として出力する。
例えば、薬剤名出力部123によって出力された薬剤名に、リドカインが含まれる場合、ハイリスク薬データベース114には、リドカインを示すデータが含まれることから、ハイリスク薬出力部128は、リドカインをハイリスク薬として出力する。
削除検討薬出力部129は、薬剤名出力部123、禁忌出力部124、相互作用出力部125、同効医薬品出力部126、同一医薬品出力部127、及びハイリスク薬出力部128のうちいずれか1以上の出力部による出力結果に基づいて、削除検討薬の候補を特定し出力する。
より具体的には、削除検討薬出力部129は、薬剤名出力部123により傷病名毎に出力された薬剤のうちの重複薬の薬剤名、禁忌出力部124により出力された禁忌に関連する薬剤の薬剤名、相互作用出力部125により出力された相互作用を有する薬剤の薬剤名、同効医薬品出力部126により出力された同効医薬品の薬剤名、同一医薬品出力部127により出力された同一医薬品の薬剤名、及びハイリスク薬出力部128により出力されたハイリスク薬の薬剤名のうちいずれか1つ以上を、削除検討薬として出力する。
また、削除検討薬出力部129は、これらの出力結果を単純にまとめて、削除検討薬の候補とし、出力してもよい。あるいは、削除検討薬出力部129は、この出力結果となった複数の薬剤に、何らかのパラメータを用いて重みづけをした上で、削除検討の度合いの高さを算出し、この度合いと共に、削除検討約の候補として出力してもよい。
〔薬剤情報管理支援装置の動作〕
図8は、薬剤情報管理支援装置1の動作例を示すフローチャートである。
ステップS1において、データ受付部121は、医科レセプトデータを受け付ける。
ステップS2において、データ受付部121は、調剤レセプトデータを受け付ける。
ステップS3において、傷病名特定部122は、特定の患者に対応する調剤レセプトデータに含まれる薬剤名に対応する傷病名を特定する。
ステップS4において、薬剤名出力部123は、傷病名毎に薬剤名をリスト化し出力する。
ステップS5において、禁忌出力部124は、禁忌に関連する薬剤名を特定し出力する。
ステップS6において、相互作用出力部125は、相互作用に関連する薬剤名を特定し出力する。
ステップS7において、同効医薬品出力部126は、同効医薬品を特定し出力する。
ステップS8において、同一医薬品出力部127は、同一医薬品を特定し出力する。
ステップS9において、ハイリスク薬出力部128は、ハイリスク薬の薬剤名を特定し出力する。
ステップS10において、削除検討薬出力部129は、削除検討薬の候補を特定し出力する。
なお、上記のステップS1〜ステップS10の順序は、適宜、入れ替えることが可能である。
〔実施形態が奏する効果〕
本発明に係る薬剤情報管理支援装置は、特定の患者に対応する傷病名を含む医科レセプトデータと、薬剤名を含む調剤レセプトデータとを受け付け、薬剤名と傷病名との対応関係に係る傷病名データベースを参照することにより、調剤レセプトデータに含まれる薬剤が、医科レセプトデータに含まれるどの傷病名に対応するかを特定する。
これにより、薬剤情報管理支援装置のユーザは、各薬剤が対応する傷病名を認識することで、ある傷病名に対して不要な多剤処方がされていないか確認することが可能となる。
また、医科レセプトデータは病院において診断された傷病名を含み、調剤レセプトデータは薬局において調剤された薬剤名を含む。
これにより、医科レセプトデータに含まれる傷病名毎の、調剤レセプトに含まれる薬剤名の重複を特定することが可能となる。
また、本発明に係る薬剤情報管理支援装置は、傷病名特定部によって特定された傷病名毎に、対応する薬剤名をリスト化して出力する。
これにより、疾患毎に重複する薬剤名を一覧形式で把握することが可能となる。
また、本発明に係る薬剤情報管理支援装置は、薬剤名と禁忌との対応関係に係る禁忌データベースを参照することにより、調剤レセプトに含まれる薬剤名に対応する禁忌を特定し、調剤レセプトに含まれる薬剤名が対応する複数の傷病名のうちいずれかが、特定された禁忌に関連する場合には、禁忌を有する薬剤名を出力する。
これにより、調剤レセプトに記載された薬剤に関連する禁忌が、複数の傷病名のうちいずれかに関連する場合には、この薬剤の服用により実際に危険性が発生する禁忌を把握しやすくなる。
また、本発明に係る薬剤情報管理支援装置は、薬剤間の相互作用に係るデータベースを参照することにより、調剤レセプトに記載された複数の薬剤のうち、互いに相互作用を有する複数の薬剤を特定し、この複数の薬剤の薬剤名を出力する。
これにより、調剤レセプトに記載された薬剤のうち、実際に相互作用が発生する危険性の高い薬剤の組み合わせを把握しやすくなる。
また、本発明に係る薬剤情報管理支援装置は、調剤レセプトに記載された複数の薬剤のうち、同効医薬品と同一医薬品とを出力する。
これにより、調剤レセプトに記載された薬剤のうち、同効医薬品と同一医薬品の組み合わせを把握しやすくなる。
また、本発明に係る薬剤情報管理支援装置は、ハイリスク薬データベースを参照することにより、調剤レセプトに記載された薬剤のうち、ハイリスク薬を特定し出力する。
これにより、調剤レセプトに記載された薬剤のうち、ハイリスク薬を把握しやすくなる。
また、本発明に係る薬剤情報管理支援装置は、削除検討薬の候補を出力する。
これにより、薬剤師が、薬剤の削除を検討する際、削除対象を絞った上で、薬剤の削除について検討することが可能となる。
延いては、本発明に係る薬剤情報管理支援装置が、上記の機能を有することにより、薬物療法の専門知識を基にした問題分析の方法及びその結果が明確となり、服薬者のアドヒアランスも向上する。また、保険者等、本発明に係る薬剤情報管理支援装置のユーザの側から、複数の病院間での薬剤の重複を把握できない医師に対して、減薬の提案をすることも可能となる。
〔変形例〕
データ受付部121が、医科レセプトデータ及び調剤レセプトデータを受け付ける際、例えば、処方日数に基づいてデータを絞ることにより、慢性的な疾患を有する患者のデータに絞った上で、医科レセプトデータ及び調剤レセプトデータを受け付けてもよい。あるいは、患者の健康診断時の診断値、例えば、血圧値や体重の増減値のデータに基づいて、対象とする患者を絞り、この対象を絞った患者に対応する医科レセプトデータ及び調剤レセプトデータのみを受け付けてもよい。
また、データ受付部121は、医科レセプトデータと調剤レセプトデータを受け付けるとしたが、これには限定されない。例えば、データ受付部121は、医科レセプトデータの代わりに、あるいは、医科レセプトデータに加えて、歯科レセプトデータを受け付けてもよい。
また、データ受付部121は、基本的には1ヶ月分の医科レセプトデータと調剤レセプトデータを受け付けるとしたが、顧客のニーズに応じて、数か月〜数年分の医科レセプトデータ及び調剤レセプトデータを受け付けてもよい。これにより、例えば、異なる時期に出された異なる種類の薬剤が、同じ時期に出されていたと仮定した場合に、重複薬となったり、相互作用が発生したりする可能性があることを、医師や患者に対して注意喚起することが可能となる。
また、医科レセプトデータは、傷病名(レセプト病名)を含むとしたが、これは、傷病名(レセプト病名)の具体名でもよく、傷病名コードでもよい。
また、調剤レセプトデータに含まれる保険医療機関名と、同一の保険医療機関名を含む医科レセプトデータとを突き合わせることにより、調剤レセプトデータに含まれる薬剤名が、医科レセプトデータに含まれる傷病名に対応するかを特定するとしたが、これには限定されない。例えば、調剤レセプトデータに患者名や患者IDが含まれる場合には、患者名や患者IDを用いて、医科レセプトデータと調剤レセプトデータとを紐づけることにより、互いに突き合わせてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
薬剤情報管理支援装置1による薬剤情報管理支援方法は、ソフトウェアにより実現される。ソフトウェアによって実現される場合には、このソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ(薬剤情報管理支援装置1)にインストールされる。また、これらのプログラムは、リムーバブルメディアに記録されてユーザに配布されてもよいし、ネットワークを介してユーザのコンピュータにダウンロードされることにより配布されてもよい。更に、これらのプログラムは、ダウンロードされることなくネットワークを介したWebサービスとしてユーザのコンピュータ(薬剤情報管理支援装置1)に提供されてもよい。
1 薬剤情報管理支援装置
11 記憶部
12 制御部
111 傷病名データベース
112 禁忌データベース
113 相互作用データベース
114 ハイリスク薬データベース
121 データ受付部
122 傷病名特定部
123 薬剤名出力部
124 禁忌出力部
125 相互作用出力部
126 同効医薬品出力部
127 同一医薬品出力部
128 ハイリスク薬出力部
129 削除検討薬出力部

Claims (9)

  1. 薬剤情報管理支援装置であって、
    記憶部と制御部とを備え、
    前記記憶部は、薬剤名と傷病名との対応関係に係る傷病名データベースを格納し、
    前記制御部は、
    特定の患者に対して保険医療機関により診断された傷病名を含む第1のレセプトデータと、前記保険医療機関により処方された薬剤名を含む第2のレセプトデータとを受け付けるデータ受付部と、
    前記傷病名データベースを参照することにより、前記第2のレセプトデータに含まれる薬剤名が、前記第1のレセプトデータに含まれるどの傷病名に対応するかを特定する傷病名特定部とを備え、
    前記第1のレセプトデータは医科レセプトデータであり、前記第2のレセプトデータは調剤レセプトデータである、薬剤情報管理支援装置。
  2. 薬剤情報管理支援装置であって、
    記憶部と制御部とを備え、
    前記記憶部は、各薬剤の添付文書に基づいて生成される、薬剤名と傷病名との対応関係に係る傷病名データベースを格納し、
    前記制御部は、
    特定の患者に対して保険医療機関により診断された傷病名を含む第1のレセプトデータと、前記保険医療機関により処方された薬剤名を含む第2のレセプトデータとを受け付けるデータ受付部と、
    前記傷病名データベースを参照することにより、前記第2のレセプトデータに含まれる薬剤名が、前記第1のレセプトデータに含まれるどの傷病名に対応するかを特定する傷病名特定部とを備える、薬剤情報管理支援装置。
  3. 前記第1のレセプトデータは、保険医療機関において診断された傷病名を含み、前記第2のレセプトデータは、薬局において調剤された薬剤名を含む、請求項に記載の薬剤情報管理支援装置。
  4. 前記制御部は、前記患者単位で、前記傷病名特定部によって特定された傷病名毎に、対応する薬剤名をリスト化して出力する薬剤名出力部を更に備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の薬剤情報管理支援装置。
  5. 前記記憶部は、薬剤名と禁忌との対応関係に係る禁忌データベースを格納し、
    前記制御部は、前記禁忌データベースを参照することにより、前記患者単位で、前記薬剤名出力部によって出力された前記薬剤名に対応する禁忌を特定し、前記傷病名特定部によって特定された傷病名のいずれかが、特定された禁忌に関連する場合には、前記禁忌を有する前記薬剤名を出力する禁忌出力部を更に備える、請求項に記載の薬剤情報管理支援装置。
  6. 前記記憶部は、薬剤間の相互作用に係る相互作用データベースを格納し、
    前記制御部は、前記相互作用データベースを参照することにより、前記患者単位で、前記薬剤名出力部によって出力された複数の前記薬剤名のうち、互いに前記相互作用を有する複数の薬剤名を特定し、特定された複数の薬剤名を出力する相互作用出力部を更に備える、請求項又はに記載の薬剤情報管理支援装置。
  7. 前記制御部は、
    前記患者単位で、前記薬剤名出力部によって出力された複数の薬剤名のうち、同効医薬品を特定し出力する同効医薬品出力部と、
    前記患者単位で、前記薬剤名出力部によって出力された複数の薬剤名のうち、同一医薬品を特定し出力する同一医薬品出力部と、
    を更に備える、請求項のいずれか1項に記載の薬剤情報管理支援装置。
  8. 前記記憶部は、ハイリスク薬に係るハイリスク薬データベースを格納し、
    前記制御部は、前記ハイリスク薬データベースを参照することにより、前記患者単位で、前記薬剤名出力部によって出力された前記薬剤名がハイリスク薬に対応するか否かを特定し、前記ハイリスク薬に対応する前記薬剤名を出力するハイリスク薬出力部を更に備える、請求項のいずれか1項に記載の薬剤情報管理支援装置。
  9. 前記制御部は、
    前記薬剤名出力部による出力結果に基づいて、削除検討薬の候補を特定し出力する、削除検討薬出力部を更に備える、請求項のいずれか1項に記載の薬剤情報管理支援装置。
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