JP7479195B2 - 投薬支援方法および投薬支援プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、フォーミュラリーにしたがった投薬を支援する投薬支援方法および投薬支援プログラムに関する。
現在、医療費の抑制等を目的として、ジェネリック薬(後発薬)の普及が推進されている。ジェネリック薬は、新薬(先発薬)と同じ有効成分を含む医薬品であり、新薬に必要な研究開発投資、臨床試験がないため、新薬よりも低価格で供給できる。また、新薬発売後、数年から十数年経て開発されるため、新しい製剤技術により、飲みやすさや扱いやすさなど先発薬にはない工夫がなされているものもある。
この結果、同じ疾患に対して、処方可能な主成分(有効成分)の異なる薬剤に加えて、主成分が同一である薬剤(ジェネリック薬)が様々な製薬会社から販売される状況が生じてきている。あまりにも多種類の薬剤が併存する状況は、逆に薬の流通、供給を非効率にするおそれがあるとともに、投薬ミスにつながるおそれもある。
ジェネリック薬の普及を図りつつ、その副作用として生じる薬剤の多様化による非効率を制御するため、有効性、安全性、経済性、合理性等の観点から薬剤を総合的に評価して、薬剤の使用指針(「フォーミュラリー」という)を作成する取り組みが始められている。フォーミュラリーを作成する単位もさまざまであり、医療機関単位で作成される院内フォーミュラリー、地域単位に作成される地域フォーミュラリーがある。後者は、地域単位の場合、地域の医療機関、医師会、薬剤師会が連携して、疾患や病態に応じて使用する薬剤を選定し、当該医療圏に含まれる医療機関(病院、診療所、薬局など)において選定された薬剤を処方することが想定されている。
特許文献1には、多剤併用状態を把握するため、医科レセプト、調剤レセプト、歯科レセプト等から、患者に対して処方されるすべての医薬品を医療機関別に把握し、服薬情報を提供することを目的とする服薬情報提供装置、服薬情報提供方法が開示されている。
特開2019-96046号公報
フォーミュラリーにしたがうことで、投与される薬剤が精選され、特に、多剤併用する場合においても、薬剤成分の重複、併用禁忌・注意が回避されるなど投薬の安全性を高める効果が期待される。他にも、患者の医療費の削減、医療機関にとっても薬剤費用の節減、在庫減により医療機関の経営改善につながる効果が期待される。
一方で、フォーミュラリーそのものには強制力がなく、フォーミュラリーにしたがうかどうかは医療機関の裁量に委ねられている。フォーミュラリーにしたがった投薬を拡大するには、患者自身が医療機関に対してフォーミュラリーにしたがった投薬を依頼することが最も効果が高いといえる。しかしながら、通常、患者はフォーミュラリーの存在自体を知らないし、また、実際になされた投薬とフォーミュラリーの内容との異同を薬についての専門知識のない患者が医療機関に対して指摘することも困難である。
本発明は実際になされた投薬とフォーミュラリーとを比較してその差異を具体的に患者に伝えることにより、患者自身が医療機関に対して、フォーミュラリーにしたがった投薬を具体的に相談できるような情報を提供し、これによってフォーミュラリー活用の機会を増やすことを図るものである。
特許文献1には、フォーミュラリーの活用については考慮されていない。
本発明の一実施態様である投薬支援方法は、所定の疾患に対して処方される薬剤グループについて、所定の条件を満たす場合優先的に処方する薬剤を指定するルールが規定されたフォーミュラリーリストを記憶する記憶装置と演算装置とを備える投薬支援装置を用いて、加入者に対して提供された医療サービス情報を登録した加入者医療データから加入者への投薬を支援する投薬支援方法であって、
演算装置は、加入者医療データから、加入者が投薬を受けた疾患がフォーミュラリーリストに登録されている疾患であるかどうかを判別し、加入者が投薬を受けた疾患がフォーミュラリーリストに登録されている疾患である場合には、フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定がなされているかどうかを判別し、加入者に処方された薬剤がフォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定がなされていない場合には、フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定を相談可能な報告書を作成する。
フォーミュラリーにしたがった投薬を支援することができる。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
投薬支援処理のフローチャートである。 投薬支援処理のフローチャートである。 投薬支援処理のフローチャートである。 投薬支援処理のフローチャートである。 投薬支援処理のフローチャートである。 報告書の例である。 報告書の例である。 報告書の例である。 投薬支援システムの全体像を示すブロック図である。 記憶装置に格納されるプログラム、データの例である。 薬剤名マスタのデータ構造である。 フォーミュラリーリストのデータ構造である。 薬剤Gr-IDリストのデータ構造である。 フォーミュラリー確認済リストのデータ構造である。 地域フォーミュラリー参加施設リストのデータ構造である。 加入者医療データのデータ構造である。 加入者医療データのデータ構造である。 報告書の例である。
医療機関(病院、診療所、薬局など)は、患者に対して診療、検査、投薬などを行った場合、患者が加入する健康保険の保険者(国民健康保険、全国健康保険協会、共済組合、健康保険組合など)に対して診療報酬請求のため、レセプトを提出する。レセプトには、医療機関が提供した診療、検査、投薬などの加入者に対して実施された医療行為を含む医療サービスの詳細が記載されている。本実施例での投薬支援では、レセプトに含まれる医療サービスの詳細から投薬についての情報を抽出し、フォーミュラリーと照合する。過去になされた投薬とフォーミュラリーの内容とに相違がある場合には、保険加入者(以下、加入者という)に対してフォーミュラリーにしたがった投薬への変更を勧める報告書を作成する。加入者はこの報告書にしたがって、次回の診療あるいは投薬の際、報告書を使ってフォーミュラリーにしたがった薬剤に変更可能かどうか、医師や薬剤師に相談することができる。診療報酬請求は月1回にまとめて行われるため、本実施例でも診療報酬請求のタイミングで提出されてきたレセプトに基づき投薬支援を行うことを想定している。ただし、本実施例は、レセプトが保険者に提出されるタイミングを限定するものではない。
図9Aは投薬支援システムの全体像を示すブロック図である。保険者は投薬支援装置900を保有する。投薬支援装置(情報処理装置)900は、演算装置901、記憶装置902を備えている。投薬支援装置900は、レセプトから投薬についての情報を抽出し、フォーミュラリーと照合し、相違がある場合には報告書を作成する処理(投薬支援処理という)を行う。記憶装置902は、投薬支援処理プログラム、及び投薬支援処理に必要なレセプトデータ、フォーミュラリーリストなどの各種データを格納する。演算装置901が、記憶装置902に格納された投薬支援処理プログラムを実行することにより、情報処理装置900は投薬支援装置として機能する。演算装置901は印刷装置903により、作成した報告書を印刷し、印刷した報告書は、加入者(患者)に送付される。情報処理装置900は例えば、PC(Personal Computer)やサーバにより実現できる。
さらに、投薬支援装置900を、医療機関の保有する操作端末905aや加入者の保有する操作端末905bとネットワーク906を介して接続してもよい。これにより、医師や薬剤師が加入者に対する報告書を見ながら投薬について加入者と相談したり、加入者自身が報告書を参照したり、医師や薬剤師、あるいは加入者が投薬に関する情報を入力したりすることができる。
図9Bには、記憶装置902に格納されるプログラム、データの例を示す。これらの詳細については後述する。記憶装置902には、疾患判定部101、薬剤選定判定部102、報告書作成部103、フォーミュラリー選択部104を含む投薬支援プログラム100、加入者医療データ110、疾患判別論理120、フォーミュラリーリスト130、地域フォーミュラリー参加施設リスト140、フォーミュラリー確認済リスト150、薬剤名マスタ160が格納されている。
図1に、投薬支援装置900が投薬支援プログラム100を実行することにより実行される投薬支援処理のフローチャートを示す。
S10:疾患判定部101は、加入者が、フォーミュラリーが対象とする疾患で受診しているかを判別する。本ステップでは、加入者医療データより、加入者である患者が医療機関を受診した疾患を何であるかを判別し、判別された疾患がフォーミュラリーに規定されている疾患であるかどうかを確認する。
図15に、レセプトから作成される加入者医療データ110の例を示す。加入者医療データは、加入者(患者)を一意に特定する加入者IDごとにまとめられている。加入者医療データ1501は、レセプト単位に作成され、レセプトから抽出された項目から構成されている。例えば、医療機関情報1511、レセプト共通レコード1512、保険者レコード1513、傷病名レコード1514、診療行為レコード1515、医薬品レコード1516、特定器材レコード1517を含む。これらは例示であり、レセプト記載事項にしたがう。医療機関情報1511はレセプトを提出した医療機関であり、医療サービスの提供者を示す情報である。レセプト共通レコード1512には、レセプト種別や診療年月日、医療サービスを受けた人の情報などが含まれる。保険者レコード1513には加入者が加入している健康保険を示す保険者番号の情報が含まれる。傷病名レコード1514には医療機関が提供した医療サービスに係る傷病についての情報が含まれる。診療行為レコード1515には、医療機関が提供した医療サービスの内容についての情報が含まれる。医薬品レコード1516には、医療サービスで処方した医薬品の情報が含まれる。ここでの医薬品情報は、薬剤の有効成分に対応する一般名で記載される場合と、個々の商品名で記載される場合の双方がありうる。医療サービスにおいて特定器材が利用された場合には、特定器材レコード1517にその情報が記載される。
上述したように、加入者医療データ110は1月分のレセプトからの情報を含んでいることを想定しているが、例えばレセプト請求支払いの制度変更に伴いレセプトが月1回ではなく逐次提出されるような場合には、逐次1件のレセプトに対応する加入者医療データに基づき、投薬支援処理を実行することができる。
疾患判定部101がこのような加入者医療データ110から疾患判別を行うには疾患判別論理120を用いる。これは、後述するレセプトの傷病名(傷病名レコード1514)の内容を用いて判断する。あるいは、後述するフォーミュラリーリストに規定されている疾患名(疾患名1103)が必ずしもレセプトの傷病名(傷病名レコード1514)に一致しない場合には、医療行為(診療行為レコード1515)、医薬品(医薬品レコード1516)、特定器材(特定器材レコード1517)などの傷病名以外のレセプト記載事項から総合的にフォーミュラリーリストの疾患名に該当するか判別する。このため、加入者医療データ110が疾患名を判別する論理がプログラムとして、疾患判別論理120に格納されている。疾患判定部101は、疾患判別論理120からレセプトの疾患を判別するプログラムを呼び出し、疾患名の判別を実行する。加入者医療データ110の傷病名レコード1514の他にも、診療行為レコード1515から把握される診療行為の内容、医薬品レコード1516から把握される医薬品、特定器材レコード1517から把握される特定器材の使用から、総合的に疾患名を判別する。このように、疾患判別論理120を、投薬支援プログラム100とは別にプログラムライブラリとして構成することで疾患判別のためのプログラムの修正や更新を機動的に行える。
図11にフォーミュラリーリスト130の例を示す。フォーミュラリーID1101は、投薬支援装置900に登録されているフォーミュラリーを一意に特定するIDである。図11はID:1のフォーミュラリーの規定内容の例示であり、1つのレコードはフォーミュラリーに規定されている1つのルールに対応している。各ルールは、所定の疾患に対して処方される薬剤グループについて、所定の条件を満たす場合には、薬剤グループのうち指定された薬剤を優先的に処方するよう指示する。ルールID1102はフォーミュラリーが含むルールを特定するIDである。この例では8つのルールが含まれている。疾患名1103は、ルールが対象とする疾患を示す。薬剤Gr-ID1104は、ルールが対象とする薬剤グループを示すものである。図12に薬剤Gr-IDリスト131の例を示す。薬剤Gr-ID1201は薬剤グループを特定するIDであって、このIDがフォーミュラリーリスト130の薬剤Gr-ID1104に指定される。薬剤Gr名1202は、薬剤グループがどのような薬剤であるかを示すものである。薬剤名リスト1203は、薬剤グループに含まれる薬剤名のリストである。薬剤名リスト1203における薬剤名は一般名で記載されていても、商品名で記載されていてもよい。
フォーミュラリーリスト130の条件1105には、ルールが適用される条件が規定されている。条件1105が空白であるルールは、無条件に適用可能なルールであり、条件1105が規定されているルールは、当該条件が満たされる場合にのみ適用可能なルールである。選択薬1106は、条件1105が満たされる場合に(無条件の場合を含む)選択されるべき薬剤名である。ここでの薬剤名は商品名で記載されている。補足1107には、フォーミュラリーにしたがった薬剤選択を行うことによる特記事項(利点、注意点など)が記載されている。
疾患判定部101は、加入者医療データ110から疾患判別論理120を用いて判別した加入者の疾患名と上述したフォーミュラリーリスト130の疾患名1103とを照合することにより、フォーミュラリーリストに規定されている疾患であるかどうかを判別する。
S20:薬剤選定判定部102は、加入者に処方された薬剤が、フォーミュラリーが推奨する薬剤であるか否かを判別する。当該疾患について医療機関から処方された薬剤については加入者医療データ110から取得でき、フォーミュラリーが推奨する薬剤についてはフォーミュラリーリスト130の選択薬1106から取得できるため、両者を照合すればよい。レセプトに処方した薬剤が商品名で記載されていれば、フォーミュラリーが推奨する薬剤が選定されたか否か、判定することができる。
なお、レセプト(したがって、加入者医療データ)やフォーミュラリーリストなどでは薬剤名はコードで記載されている。このため、投薬支援装置900は薬剤名マスタ160を保持し、薬剤名マスタ160を参照することにより、コードで記載された薬剤についての情報を得る。薬剤名マスタ160の一例を図10に示す。
個別医薬品コード1001は、個々の商品としての薬剤に与えられるコードであり、薬剤名(商品名)1002は対応する名称(商品名)である。先発品・後発品区分1003は薬剤が先発薬か後発薬であるかの区分を示すものであり、薬価1004は、個々の薬剤に対して国が決定した公定価格を示すものである。一般名コード1005は薬剤の有効成分に対応して与えられる名称であり、後発薬が存在する場合には1つの一般名に対して複数の商品名の薬剤が存在することになる。一般名1006は対応する名称(一般名)である。最低薬価1007は、同じ一般名を有する薬剤のうち、最低価格である薬剤の薬価を示している。例えば、図10の表からは、商品名aa0, aa1, aa2, aa3は同じ有効成分をもつ薬剤であり(一般名AA0、かつ薬剤aa0が先発薬、それ以外が後発薬)、そのうち最低薬価である薬剤は薬剤aa2である、といったことが読み取れる。
S30:処方された薬剤が複数存在する場合には、すべての薬剤についてステップS20を繰り返す。
S40:ステップS30がYesの場合、1つの疾患に関するすべての薬剤についてフォーミュラリーに従って選定されているかについて、判別が終了したことになる。そこで、ステップS10においてフォーミュラリーと照合すべき他の疾患が抽出されている場合には、引き続いて当該疾患についてステップS20を実行する。なお、1つのレセプトの情報から複数の対象疾患が抽出されることもある。
S50:ステップS40がYesの場合、ステップS10において抽出されたフォーミュラリーと照合すべきすべての疾患について、フォーミュラリーとの照合が終了したことになるので、報告書作成部103は、以上の判別結果に基づき報告書を作成する。報告書作成部103は、所定のテンプレートをあらかじめ保持しており、以上のステップで明らかになった投薬情報をテンプレートに組み込むことにより報告書を作成する。
例えば、加入者(患者)が1型糖尿病の疾患で医療機関を受診し、薬剤aa0が処方されていたとした場合、フォーミュラリーID:1と照合した投薬支援装置900は、図6に示す報告書を作成する。図6の報告書は、図11に示すフォーミュラリーID:1のルール1に従って、薬剤aa0に代えて、薬剤aa1の利用を勧めるものである。支払額の減少額などは、報告書作成部103が、図10に示した薬剤名マスタ160の情報を用いることにより算出することができる。
別の報告書の例を図7に示す。図7の報告書は、図11に示すフォーミュラリーID:1のルール4に従って、薬剤bb0(薬剤Gr-ID:BBの薬剤)に代えて、薬剤bb3の利用を勧めるものである。ルール4は、併用剤がない場合には、薬剤bb3や薬剤bb4の選定を推奨している。併用薬の有無は、投薬支援処理のフローの中で判断できる。この報告書の例では、支払額の減少額の他、薬剤の変更を勧める理由(「毎日服用から週1回服用に変更できる」)を、フォーミュラリーリストの補足1107に基づき、記載している。単なる支払額の減少だけでなく、有効性、安全性、合理性などを含めた観点から薬剤を勧めることができるようになる。
さらに別の報告書の例を図8に示す。図8の報告書は、図11に示すフォーミュラリーID:1のルール5に従って、薬剤cc1(薬剤Gr-ID:CCの薬剤)に代えて、薬剤dd1の利用を勧めるものである。ルール5は、薬剤Gr-ID:BBの薬剤が投与されている場合に、配合薬である薬剤dd1の選定を推奨している。併用薬の有無は、投薬支援処理のフローの中で判断できる。本例も上記の例と同様に、複数の観点から適切な薬剤を勧めることができるようになる。
保険者は、投薬支援装置900が作成した報告書を印刷装置903により印刷して加入者に送付したり、医療機関または加入者の操作端末905から閲覧可能にしたりすることにより、フォーミュラリーにしたがった投薬を推奨することができる。
図2に、投薬支援装置900が投薬支援プログラム100を実行することにより実行される投薬支援処理のフローチャートの変形例を示す。図1に示したフローチャートと同様の内容を実行するステップは同じ符号を付して、重複する説明については省略するものとする。
S11:疾患判定部101は、ステップS10で抽出された疾患が、入院外の診療であるかどうかを判断する。例えば、加入者医療データ1501のレセプト共通レコード1512からレセプト種別を参照することにより(図15を参照)、当該加入者医療データが、入院中の診療に関するものであるか、入院外の診療に関するものであるかを判別できる。
S12:ステップS11で入院中の診断については本フローの対象外とし、入院外の診療について、院外処方であるかどうか判断する。例えば、加入者医療データ1501の診療行為レコード1515に処方箋料が含まれていれば院外処方、処方箋料が含まれていなければ院外処方であると判断できる。院内処方については本フローの対象外とし、院外処方を本フローの対象とする。
このように、図2のフローチャートは、入院中の治療で院内処方の場合を判断対象から除外し、投薬支援処理を行うものである。一般的に入院は急性期疾患の場合が多く、同一疾患で同一薬剤による治療を繰返し実施する入院治療は多くない。これにより、入院時の院内処方を報告書作成の対象外とすることができ、不要な処理を防止することができるようになり、膨大な加入者医療データから効率的な投薬支援を行うことが可能になる。
図3に、投薬支援装置900が投薬支援プログラム100を実行することにより実行される投薬支援処理のフローチャートの変形例を示す。図1に示したフローチャートと同様の内容を実行するステップは同じ符号を付して、重複する説明については省略するものとする。
S21:薬剤選定判定部102は、処方箋がすべて一般名で処方されているかどうかを判定する。例えば、加入者医療データ1501の診療行為レコード1515に処方箋料が含まれていれば院外処方と判断でき、さらに一般名処方加算が含まれていれば、その点数から処方箋がすべて一般名で処方されたかどうか判定できる。
この結果、処方箋がすべて一般名で処方されている場合には、報告書の文面(テンプレート)を薬剤師に対して相談を求めるパターン1とし(S22)、そうでない場合には、報告書の文面(テンプレート)を医師または薬剤師に対して相談を求めるパターン2とする(S23)。ステップS50では、報告書作成部103はステップS22またはステップS23で選択されたテンプレートに基づき、報告書を作成する。
このように、図3のフローチャートでは、報告書において、薬剤を選定した主体(医師または薬剤師)を特定することにより、加入者(患者)が報告書に基づく投薬相談を適切な相手に対して行うことを容易化できる。図17は、薬剤師に対して相談を求めるパターン1の場合に作成される報告書の一例である。図6に示した報告書(医師または薬剤師に対して相談を求めるもの)に対して、薬剤師に対して相談を求めるように勧めている。
図4に、投薬支援装置900が投薬支援プログラム100を実行することにより実行される投薬支援処理のフローチャートの変形例を示す。図1に示したフローチャートと同様の内容を実行するステップは同じ符号を付して、重複する説明については省略するものとする。
加入者が広域に居住するなどの理由によって、加入者が受診した医療機関によっては異なる地域フォーミュラリーに参加している場合がある。この場合、医療機関が参加している地域フォーミュラリーにしたがって、薬剤を選択することが望ましい。そこで、本変形例では、医療機関が参加しているフォーミュラリーにしたがって投薬支援を行うものとする。
S01:フォーミュラリー選択部104は、加入者医療データ1501の医療機関情報1511から医療機関を特定する。投薬支援装置900が保有する地域フォーミュラリー参加施設リスト140の例を図14に示す。フォーミュラリーID1401は投薬支援装置900に登録されているフォーミュラリーを一意に特定するIDであり、フォーミュラリーリスト130のフォーミュラリーID1101と同一である。医療機関数1402はフォーミュラリーに参加している医療機関数を示す。医療機関コード列1403には、フォーミュラリーに参加している医療機関を示す医療機関コードが列挙されている。そこで、フォーミュラリー選択部104は特定した医療機関が参加しているフォーミュラリーを特定し、以降の投薬支援処理は特定したフォーミュラリーに対して実行する。
図5に、投薬支援装置900が投薬支援プログラム100を実行することにより実行される投薬支援処理のフローチャートの変形例を示す。図1に示したフローチャートと同様の内容を実行するステップは同じ符号を付して、重複する説明については省略するものとする。
この例では、例えば患者の病態等の理由により、フォーミュラリーが推奨する投薬が行えない場合にその旨を登録しており、そのような登録がなされている場合には、報告書の作成を行わないものとする。
例えば、加入者が医師や薬剤師に報告書を示して、処方された薬剤について相談し、医師や薬剤師がフォーミュラリーにしたがった投薬が望ましくないと判断する場合、操作端末905aを用いて、その旨をフォーミュラリーの適用除外を示すフォーミュラリー確認済リスト150に登録する。フォーミュラリー確認済リスト150の一例を図13に示す。
フォーミュラリー確認済リスト150は加入者ごとに設定され、除外対象となるフォーミュラリーID1302、ルールID1303に指定され、処方する薬剤名(商品名)1304と適用除外する有効期間1305を登録する。有効期間中は、薬剤名(商品名)1304に登録されている薬剤が処方されている限り、フォーミュラリーにしたがった投薬がされていなくても報告書を作成しない。これにより、不要な報告書の発行を抑制する。なお、終了日を登録しない場合は無期限である。
S25:薬剤選定判定部102は、フォーミュラリー確認済リスト150を参照し、フォーミュラリー確認済リスト150に規定された内容での投薬が行われている場合には、報告書の作成を行わない。
以上、本発明を実施例、変形例に基づき説明した。実施例、変形例として説明したフローを選択的に用いるのみならず、これらのいくつかを組み合わせたフローとして実施してもよい。また、本発明は、上記した実施例、変形例に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲でさまざまな変形が可能である。
例えば、加入者が同一月に複数の医療機関を受診して同一月に複数のレセプトがある場合、各レセプトに対して本発明の投薬支援プログラムを実施するようにしても良い。この場合、最終的な報告書の形態として、複数の報告書を集約する、あるいは投薬の利用頻度等の情報に応じて報告書に記載する薬剤を選別するようにしてもよい。また、図4に示したように医療機関が参加するフォーミュラリー毎に異なる処理を行うようにし、更に、医療機関毎に図5に示したように確認済みリストを個別適用するようにすることができる。また、フォーミュラリーに関する報告書に加えて、複数の医療機関からの投薬であるために注意を要する多剤投薬や重複投薬のリスクを調べ、報告書に記載して加入者が病院等(医師)または薬局(薬剤師)に相談を促すようにするようにすることもできる。単一の医療機関(病院、診療所、薬局など)での処方にとどまらず、複数の医療機関を利用したときに留意すべき情報を合わせて提示することができ、フォーミュラリーを含めて総合的な服薬指導の機会を提供することが可能となる。
別の例として、例えば、レセプトに含めて、あるいはレセプトとは別に、提供される医療サービスについての情報が増えれば、これに応じてフォーミュラリーとの照合をより詳細に行ったり、報告書の内容を豊富化したりできる。図16に示す加入者医療データ1601は、医療サービスとして検査を行った場合に、その検査値を検査値レコード1611として含ませる例である。また、加入者医療データ1602は、薬局からのレセプトに過去に処方した薬剤についての残薬がある場合に、残薬レコード1621を含ませる例である。例えば、加入者医療データ1601を用いることができれば、図11に示すフォーミュラリーのルール6やルール7のように、患者の病態を条件とするようなルールについても判断し、フォーミュラリーにしたがった投薬を勧めることが可能になる。加入者医療データ1602を用いることができれば、加入者の薬の飲み方についても指導も報告書に加えることが可能になる。これにより、患者の病態や過去の処方された薬剤の利用状況を考慮した、より適切なフォーミュラリーの設計と運用が可能となる。
また、本実施例では、図9Aに示すように投薬支援装置900につながる印刷装置903で印刷された報告書が、患者(医療機関を利用した加入者)に送付される例を説明したが、報告書の送付によるフォーミュラリーの情報提供ではなく、操作端末1(905a)若しくは患者が持参した操作端末2(905b)を用いて、病院、診療所、歯科での処方箋の発行時、あるいは薬局での薬剤の処方時にフォーミュラリーを確認し、薬剤を選択できるようにすることもできる。具体的には、薬剤の選択時、医療機関に存在するレセプト記載内容に相当する情報を用いて、本実施例に示した投薬支援プログラムを実行し、その薬剤がフォーミュラリーに該当するか否かを判定するようにしても良い。この場合、図16に示した検査値や残薬の情報を活用することで、患者の病態を組合わせたフォーミュラリーのルール設定を行うようにしてもよい。これにより、レセプトが保険者に到着してから報告書が加入者に届くまでの時間ロスを抑制することができるようになる。あるいは、薬剤の選定段階で、医師若しくは薬剤師と患者がお互いに相談しながら薬剤を決定することができるようになる。従って、加入者にとって、医師や薬剤師と相談しながらより早い段階でフォーミュラリーに従った薬剤投与を受けられる機会が得られるようになるという著しい効果が得られる。
また、本実施例では、加入者に対して提供された医療サービス情報として医療機関(病院、診療所、薬局など)から提出されるレセプトを用いて実現する例を説明したが、病院、診療所、歯科等の電子カルテシステムや薬局の調剤管理システム等に登録された情報をレセプトとは異なる形態で伝送するなど、レセプトとは異なる手段で提供される情報を用いて実現することもできる。
100:投薬支援プログラム、101:疾患判定部、102:薬剤選定判定部、103:報告書作成部、104:フォーミュラリー選択部、110:加入者医療データ、120:疾患判別論理、130:フォーミュラリーリスト、140:地域フォーミュラリー参加施設リスト、150:フォーミュラリー確認済リスト、160:薬剤名マスタ、900:投薬支援装置、901:演算装置、902:記憶装置、903:印刷装置、905:操作端末、906:ネットワーク。

Claims (13)

  1. 所定の疾患に対して処方される薬剤グループについて、所定の条件を満たす場合優先的に処方する薬剤を指定するルールが規定されたフォーミュラリーリストを記憶する記憶装置と演算装置とを備える投薬支援装置を用いて、加入者に対して提供された医療サービス情報を登録した加入者医療データから加入者への投薬を支援する投薬支援方法であって、
    前記演算装置は、前記加入者医療データから、加入者が投薬を受けた疾患が前記フォーミュラリーリストに登録されている疾患であるかどうかを判別し、
    前記演算装置は、前記加入者が投薬を受けた疾患が前記フォーミュラリーリストに登録されている疾患である場合には、前記フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定がなされているかどうかを判別し、
    前記演算装置は、前記加入者に処方された薬剤が前記フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定がなされていない場合には、前記フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定を勧める報告書を作成する投薬支援方法。
  2. 請求項1において、
    前記医療サービス情報は、医療機関から保険者に対して提出されるレセプトから抽出される投薬支援方法。
  3. 請求項1において、
    前記加入者医療データは、医療機関が診療報酬請求のために提出する1か月分のレセプトの情報を含む投薬支援方法。
  4. 請求項1において、
    前記演算装置は、前記加入者医療データから入院外の診療であり、かつ院外処方であると認められる場合に、前記加入者への投薬が前記フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定がなされているかどうかを判別する投薬支援方法。
  5. 請求項1において、
    前記演算装置は、前記加入者医療データから医療機関が発行した処方箋がすべて一般名で処方されているかどうかを判断し、
    前記演算装置は、前記処方箋がすべて一般名で処方されている場合には薬剤師と相談するように勧める前記報告書を作成し、前記処方箋がすべて一般名で処方されていない場合には医師または薬剤師と相談するように勧める前記報告書を作成する投薬支援方法。
  6. 請求項1において、
    前記記憶装置は、複数のフォーミュラリーリストを記憶し、
    前記演算装置は、前記複数のフォーミュラリーリストのうち、前記加入者医療データの情報が抽出されたレセプトを提出した医療機関が参加しているフォーミュラリーについてのフォーミュラリーリストを選択し、
    選択されたフォーミュラリーリストに基づき投薬支援を行う投薬支援方法。
  7. 請求項1において、
    前記投薬支援装置は、医療機関または加入者の保持する端末とネットワークで接続され、前記端末から、前記加入者への投薬について、前記フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定を行わないことを示すフォーミュラリー確認済リストを前記記憶装置に蓄積可能とされ、
    前記演算装置は、前記加入者が投薬を受けた疾患が前記フォーミュラリーリストに登録されている疾患である場合に、前記フォーミュラリー確認済リストを参照し、前記フォーミュラリー確認済リストに従った薬剤選定がなされていれば前記報告書を作成しない投薬支援方法。
  8. 請求項7において、
    前記フォーミュラリー確認済リストは、前記フォーミュラリーリストのうち、適用除外するルールと、前記フォーミュラリーリストのルールで指定される薬剤に代えて指定される薬剤の商品名と、適用除外が有効とされる期間を含む投薬支援方法。
  9. 所定の疾患に対して処方される薬剤グループについて、所定の条件を満たす場合優先的に処方する薬剤を指定するルールが規定されたフォーミュラリーリストを参照し、加入者に対して提供された医療サービス情報を登録した加入者医療データから加入者への投薬を支援する投薬支援プログラムであって、
    前記加入者医療データから、加入者が投薬を受けた疾患が前記フォーミュラリーリストに登録されている疾患であるかどうかを判別する手順と、
    前記加入者が投薬を受けた疾患が前記フォーミュラリーリストに登録されている疾患である場合には、前記フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定がなされているかどうかを判別する手順と、
    前記加入者に処方された薬剤が前記フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定がなされていない場合には、前記フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定を勧める報告書を作成する手順と、
    を情報処理装置を用いて実行する投薬支援プログラム。
  10. 請求項9において、
    前記医療サービス情報は、医療機関から保険者に対して提出されるレセプトから抽出される投薬支援プログラム。
  11. 請求項9において、
    複数のフォーミュラリーリストのうち、前記加入者医療データの情報が抽出されたレセプトを提出した医療機関が参加しているフォーミュラリーについてのフォーミュラリーリストを選択する手順を有し、
    選択されたフォーミュラリーリストに基づき投薬支援を行う投薬支援プログラム。
  12. 請求項9において、
    フォーミュラリー確認済リストを参照する手順を有し、
    前記フォーミュラリー確認済リストは、前記加入者への投薬について、前記フォーミュラリーリストのルールに従った薬剤選定を行わないことを示し、
    前記フォーミュラリー確認済リストを参照する手順において、前記フォーミュラリー確認済リストに従った薬剤選定がなされていれば前記報告書を作成しない投薬支援プログラム。
  13. 請求項12において、
    前記フォーミュラリー確認済リストは、前記フォーミュラリーリストのうち、適用除外するルールと、前記フォーミュラリーリストのルールで指定される薬剤に代えて指定される薬剤の商品名と、適用除外が有効とされる期間を含む投薬支援プログラム。
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