JP6469456B2 - 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ラベル紙等の印刷媒体に印刷を行う画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラムに関する。
従来の画像形成装置は、主走査方向に往復移動するキャリッジに印刷媒体の幅を検出する反射式の用紙幅センサを取り付け、その用紙幅センサで印刷媒体とベルトの反射率の違いに基づいて印刷媒体の大きさを検出し、印刷媒体の外側に印刷を行わないように制御している(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−131073号公報
しかしながら、従来の技術においては、用紙検出センサで印刷媒体の大きさを検出するようにしているため、印刷媒体がダイカットラベル紙のように台紙部分の大きさとラベル部分の大きさに違いのある印刷媒体の場合、ラベル部の外側の台紙部分に記録剤を出力してしまい、記録剤を無駄に消費してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、台紙部分とラベル部分の大きさに違いのある印刷媒体に印刷する場合の記録剤の消費を抑制することを目的とする。
そのため、本発明は、媒体に画像を形成する画像形成装置において、台紙部とラベル部とを有する媒体を搬送する媒体搬送手段と、前記媒体を搬送する搬送路に、前記媒体の搬送方向と直交する主走査方向に移動可能に設けられ、前記媒体を読み取る媒体読取手段と、前記媒体読取手段を移動させながら前記媒体を読取った結果に基づいて前記ラベル部の幅を検出する読取制御手段と、前記読取制御手段が検出した前記ラベル部の幅の内側に画像を形成する画像形成手段とを有し、前記媒体読取手段は、透過型センサおよび反射型センサと、媒体を挟み対向配置され、前記透過型センサおよび前記反射型センサが配置された第1のセンサユニットおよび第2のセンサユニットとを有し、前記透過型センサの発光部および受光部は、前記第1のセンサユニットおよび前記第2のセンサユニットに分けて配置され、前記反射型センサの発光部および受光部は、前記第2のセンサユニットに配置され、前記第1のセンサユニットおよび前記第2のセンサユニットが媒体を介して対向した位置を保持した状態で移動し、前記透過型センサおよび前記反射型センサで媒体を読取ることを特徴とする。
このようにした本発明は、台紙部分とラベル部分の大きさに違いのある印刷媒体に印刷する場合の記録剤の消費を抑制することができるという効果が得られる。
実施例における画像形成装置の構成を示すブロック図 実施例における画像形成装置の構成を示す説明図 実施例における媒体検出センサの説明図 実施例における媒体検出センサの構成を示す説明図 実施例における媒体幅検出方法の説明図 実施例における媒体幅検出時の媒体検出センサの出力信号のグラフ 実施例における媒体長検出方法の説明図 実施例における媒体長検出時の媒体検出センサの出力信号のグラフ 実施例における媒体長検出時の媒体検出センサの出力信号のグラフ 実施例における設定値の説明図 実施例における設定画面の説明図 実施例における媒体の幅および長さの検出位置調整の説明図 実施例における媒体先端検出処理の流れを示すフローチャート 実施例における設定値一覧表示処理の流れを示すフローチャート 実施例における媒体幅検出処理の流れを示すフローチャート 実施例における媒体長検出処理の流れを示すフローチャート 実施例における設定値一覧表示処理の流れを示すフローチャート 実施例における印刷処理の流れを示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明による画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラムの実施例を説明する。
図1は実施例における画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図1において、画像形成装置100は、台紙部とラベル部とを有する印刷媒体(以下、「媒体」という。)に画像を形成して印刷を行うラベルプリンタ等である。
画像形成装置100は、主制御部101と、操作部102と、表示部103と、設定管理部104と、設定情報105と、媒体搬送制御部106と、センサ位置制御部107と、センサ読取り制御部108と、媒体検出センサ109と、給紙センサ110と、受信部111と、編集/展開部112と、印刷制御部113とを有している。
主制御部101は、メモリ等の記憶手段に記憶された制御プログラム(画像形成プログラム)に基づいて操作部102、表示部103、設定管理部104、設定情報105、媒体搬送制御部106、センサ位置制御部107、センサ読取り制御部108、媒体検出センサ109、給紙センサ110、受信部111、編集/展開部112、および印刷制御部113を制御し、画像形成装置100全体の動作を制御する制御手段である。
操作部102は、複数の操作ボタンスイッチを備え、画像形成装置100の利用者の入力操作を受付けるものである。操作部102は、操作ボタンスイッチの押下を検知し、表示部103に表示された設定項目の選択や変更する利用者の入力操作を受付ける。
表示部103は、複数のLED(Light Emitting Diode)および1つのLCD(Liquid Crystal Display)等の表示手段を備え、画像形成装置100の状態に応じてLEDを点灯/消灯、LCDに各種情報の表示を行うものである。
設定管理部104は、設定情報105として記憶手段に保存された複数の設定項目に対応する設定値を管理するものである。
設定情報105は、不揮発性メモリ等の記憶手段に記憶された複数の設定項目に対応する設定値の集合である。
媒体搬送手段としての媒体搬送制御部106は、媒体を副走査方向(媒体搬送方向)に搬送する制御を行うものである。媒体搬送制御部106は、主制御部101から媒体の搬送量が指示されると、媒体搬送用のモータ等を駆動して指示された搬送量だけ媒体を搬送する制御を行う。
センサ位置制御部107は、センサ読取り制御部108で使用される媒体検出センサ109の位置を主走査方向(媒体搬送方向と直交する方向)に移動する制御を行うものである。センサ位置制御部107は、主制御部101から媒体検出センサ109の移動量および方向が指示されると、センサ移動用のモータ等を駆動して指示された方向へ指示された移動量だけ媒体検出センサ109を移動する制御を行う。
読取制御手段としてのセンサ読取り制御部108は、媒体検出センサ109の出力を読取り、センサの出力と各種閾値とを比較して、媒体が存在しない部分、媒体の台紙が存在する部分、媒体のラベルが存在する部分を識別する制御を行うものである。
センサ読取り制御部108は、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109を移動させながら媒体検出センサ109が読み取った結果に基づいて媒体のラベル部の幅、台紙部の幅、および台紙部の端部とラベル部の端部との間隔を検出する。
また、センサ読取り制御部108は、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109を媒体のラベル部の幅の中間位置に移動した後、媒体搬送制御部106により媒体を搬送させながら媒体を読取った結果に基づいて媒体の搬送方向における媒体の先端、ラベル部の長さおよびラベル部の間隔を検出する。
さらに、センサ読取り制御部108は、給紙センサ110の出力を読取り、媒体が画像形成装置100に装填されているか否かを識別する制御を行うものである。
媒体読取手段としての媒体検出センサ109は、媒体を搬送する搬送路に設けられ、媒体を読み取るセンサである。媒体検出センサ109は、媒体の台紙部とラベル部を検出するため光透過型のセンサを有し、媒体を挟んで発光部と受光部が配置されている。また、媒体検出センサ109は、センサ位置制御部107の制御により主走査方向に移動可能に構成されている。
なお、媒体検出センサ109は、光透過型のセンサに限られるものでなく、非印刷面である媒体の裏面にブラックマークが形成されたブラックマーク紙を使用する場合、そのブラックマークを検出する光反射型センサを備えるようにしても良い。また、印刷面であるおもて面に印刷されたレジストレーションマーク(トンボなど)を検出するCCD(Charge Coupled Device)センサやCIS(Contact Image Sensor)、カメラ等を備えるようにしても良い。
ここで、本実施例の媒体検出センサ109を図4に基づいて説明する。
本実施例において、媒体検出センサ109は、例えば光透過型センサと光反射型センサの両方を有するものである。この媒体検出センサ109は、図4(a)に示すように、媒体Pのおもて側(印刷面側)および裏側(非印刷面側)にそれぞれセンサユニット1091、1092が存在し、図4(b)に示すように、媒体Pのおもて側のセンサユニット1091に透過センサの受光部109aが配置され、媒体Pの裏側のセンサユニット1092に透過センサの発光部109bが配置されている。また媒体Pの裏側のセンサユニット1092に反射センサ109cの発光部および受光部が配置されている。
媒体検出センサ109は、センサ位置制御部107の制御により移動する際、おもて側および裏側の両方のセンサユニットが媒体Pを介して対向した位置を保ったまま移動する。
媒体検知手段としての給紙センサ110は、画像形成装置100に媒体が装填されていることを検知するセンサである。
受信部111は、USB(Universal Serial Bus)やLAN(Local Area Network)等の通信回線で接続された上位装置としての情報処理装置から送信される印刷データを受信する通信制御を行うものである。
編集/展開部112は、受信部111で受信した印刷データを印刷可能なビットマップデータに展開するものである。
画像形成手段としての印刷制御部113は、編集/展開部112で生成されたビットマップデータに基づいて媒体に画像を形成し、印刷を行うものである。印刷制御部113は、センサ読取り制御部108が検出した台紙部の幅と、台紙部の端部とラベル部の端部との間隔とに基づいて画像の形成位置を決定し、媒体のラベル部の幅の内側に画像を形成する。また、印刷制御部113は、センサ読取り制御部108が検出したラベル部の長さに基づいてラベル部の長さ内に画像を形成する。
図2は実施例における画像形成装置の構成を示す説明図である。図2(a)は画像形成装置100の概略側断面図、図2(b)は(a)における画像形成装置100のCC概略矢視図である。
図2において、画像形成装置100は、フィーダ部200と、印刷部300とにより構成されている。フィーダ部200は、印刷する媒体である用紙を印刷部300に供給する機構を備えたものである。印刷部300は、フィーダ部200から供給された用紙に電子写真方式を用いて画像を形成し、印刷を行うものである。
フィーダ部200は、媒体としてのロール紙202と、給紙センサ110と、繰出しローラ203と、媒体検出センサ109と、第1搬送ローラ204と、カッタユニット205と、第2搬送ローラ206とにより構成されている。
ロール紙202は、媒体としての用紙をロール状に巻回したものであり、フィーダ部200の媒体収容部のフレームに回転可能に設けられたものである。
給紙センサ110は、用紙がフィーダ部200に装填されていることを検知するセンサである。
繰出しローラ203は、図中矢印Aが示す用紙送り方向における給紙センサ110の下流側に配置され、巻回された用紙を挟持して用紙送り方向に繰出すローラである。
媒体検出センサ109は、媒体を搬送する搬送路の用紙送り方向における繰出しローラ203の下流側に設けられ、媒体の台紙部とラベル部を検出するセンサである。
第1搬送ローラ204は、用紙送り方向における媒体検出センサ109の下流側に配置され、繰出しローラ203で繰出された用紙を挟持して図中矢印Aが示す用紙送り方向に搬送するローラである。
カッタユニット205は、用紙送り方向における第1搬送ローラ204の下流側に配置され、第1搬送ローラ204で搬送された用紙を切断するものである。
第2搬送ローラ206は、用紙送り方向におけるカッタユニット205の下流側に配置され、第1搬送ローラ204で搬送された用紙を挟持して図中矢印Aが示す用紙送り方向の印刷部300へ搬送するローラである。
印刷部300は、4色(C:シアン色、M:マゼンタ色、Y:イエロー色、K:ブラック色)の現像剤としてのトナー毎に、LED(Light Emitting Diode)ヘッド302、IDユニット303、および1次転写ローラ304を備え、それぞれのLEDヘッド302、IDユニット303、および1次転写ローラ304により、電子写真方式を用いて、ベルトローラにより回転する転写ベルト305上にトナー像を形成する。
印刷部300は、図中矢印Bが示すベルト走行方向に回転する転写ベルト305上のトナー像が、印刷書出し位置と重なるタイミングで、一時停止していた用紙の搬送を印刷搬送速度で再開し、2次転写ローラ306で転写ベルト305上のトナー像を用紙に転写する。
印刷部300は、トナー像が転写された用紙に、定着ユニット307により熱でトナーを溶融しながら定着させる。印刷部300は、定着ユニット307でトナーが定着された用紙を排出ローラ308で装置外へ排出する。
図3は実施例における媒体検出センサの説明図である。
図3において、媒体検出センサ109は、媒体を搬送する媒体搬送路114に配置されている。媒体搬送路114の一方の側端部には媒体搬送基準面114aが形成されており、搬送される媒体は媒体搬送基準面114aに突き当てられた状態で図中矢印Aが示す媒体搬送方向へ向かって搬送される。
印刷可能な媒体の最大幅(幅は媒体搬送基準面114aからの距離)をW1、印刷可能な媒体の最小幅をW2としたとき、媒体検出センサ109の初期位置は、媒体搬送基準面114aから距離(W2/2)を保持した位置である。
図1に示す主制御部101は、媒体の先端を検出するとき、媒体検出センサ109を初期位置に移動した後、媒体の搬送を開始し、媒体検出センサ109で媒体のラベル部が存在する部分を検出して媒体の先端を検知する。
また、図2(b)に示すように、媒体検出センサ109は、媒体搬送路114の印刷可能な媒体の最大幅W1より大きい可動幅W3を移動可能に構成されている。媒体搬送路114の媒体搬送基準面114aには、媒体検出センサ109と干渉しないように、媒体検出センサ109が通過できる開口部が設けられている。したがって、媒体検出センサ109は、媒体搬送路114を通紙可能な媒体の最大幅W1全体において媒体のラベル部を検出することができるようになっている。
次に、媒体幅の検出方法を図5の実施例における媒体幅検出方法の説明図を用いて図1を参照しながら説明する。
まず、図5(a)に示すように、主制御部101は、センサ読取り制御部108により媒体検出センサ109で媒体の先端を検出した後、媒体搬送制御部106により印刷可能な媒体の最小長L1の半分の距離だけ媒体を搬送した後に、媒体の搬送を停止する。
次に、図5(b)に示すように、主制御部101は、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109を、図中矢印B1が示す媒体搬送方向と直交する方向へ、媒体搬送基準面114aより媒体搬送路114の外側へ移動させる。
次に、図5(c)に示すように、主制御部101は、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109を、図中矢印B2が示す媒体搬送方向と直交する方向へ、媒体の台紙部の幅を超えるように移動させながら、媒体検出センサ109で媒体の台紙部の幅(媒体搬送方向と直交する方向の幅)を検出する。
図6は実施例における媒体幅検出時の媒体検出センサの出力信号のグラフである。なお、図6は媒体の台紙部分に、媒体搬送方向に一列でラベル部分が存在する媒体を読取ったときの媒体検出センサの出力信号を表している。
図6において、縦軸は、図5に示す媒体検出センサ109の読取値(例えば、電圧値)を表し、横軸は時間(t)の経過を表している。また、実線は透過型センサの読取値S1を表し、二点鎖線は反射型センサの読取値S2を表している。また、媒体検出センサ109の移動距離は、媒体検出センサ109の移動速度をvとすると(v×t2−v×t1)である。
媒体検出センサ109の読取値は、例えばアナログ信号の出力値であり、その場合、閾値を用いて媒体の台紙部およびラベル部を検出する必要があるが、その閾値は図1に示す設定情報105に保存されており、必要に応じて操作部102および表示部103を用いて変更可能であるものとする。
図6に示すように、媒体検出センサ109に反射型センサを用いた場合、媒体の台紙部分と、媒体のラベル部分との区別ができず、媒体検出センサ109の読取値では媒体の台紙部分を判別することはできるが、媒体のラベル部分を判別することができない。
一方、媒体検出センサ109に透過型センサを用いた場合、光透過率の違いから媒体検出センサ109の読取値が異なり、媒体の台紙部分と、媒体のラベル部分との判別が可能である。
図6では、媒体検出センサ109に透過型センサを用いた場合の読取値と閾値とに基づき媒体のラベル部の幅130、媒体の台紙部分131、媒体の台紙部分の端部とラベル部分の端部との間隔(以下、「台紙−ラベル間シフト量」という。)132を判別した結果を示している。なお、媒体検出センサ109に反射型センサを用いた場合、媒体の台紙部分131のみが判別可能であることを示している。
次に、媒体長の検出方法を図7の実施例における媒体長検出方法の説明図を用いて図1を参照しながら説明する。
主制御部101は、図5で説明した媒体幅検出を行い、検出された媒体の幅から媒体の主走査方向における中心位置を求め、図7(a)に示すように、媒体検出センサ109をその中心位置へ移動した後、図7(b)に示すように、媒体を図中矢印Aが示す媒体搬送方向へ搬送しながら媒体検出センサ109の読取値を用いて媒体長を検出する。
なお、主制御部101は、媒体の印刷中、検出された媒体の幅の内側に媒体検出センサ109を移動、好ましくは媒体の主走査方向における中心位置に媒体検出センサ109を移動しておくものとする。
図8は実施例における媒体長検出時の媒体検出センサの出力信号のグラフである。なお、図8は媒体の台紙部分に、媒体搬送方向に所定の間隔を保持してラベル部分が存在する媒体を読取ったときの媒体検出センサの出力信号を表している。
図8において、縦軸は、図7に示す媒体検出センサ109の読取値(例えば、電圧値)を表し、横軸は時間(t)の経過を表している。また、実線は透過型センサの読取値S1を表し、二点鎖線は反射型センサの読取値S2を表している。また、媒体検出センサ109の移動距離は、媒体検出センサ109の移動速度をvとすると(v×t2−v×t1)である。
媒体検出センサ109の読取値は、例えばアナログ信号の出力値であり、その場合、閾値を用いて媒体の台紙部およびラベル部を検出する必要があるが、その閾値は図1に示す設定情報105に保存されており、必要に応じて操作部102および表示部103を用いて変更可能であるものとする。
図8に示すように、媒体検出センサ109に反射型センサを用いた場合、媒体検出センサ109の読取値は変化しないため、媒体の台紙部分と、媒体のラベル部分との区別ができず、媒体のラベル部分の長さを判別することができない。
一方、媒体検出センサ109に透過型センサを用いた場合、光透過率の違いから媒体検出センサ109の読取値が異なり、媒体の台紙部分と、媒体のラベル部分との判別が可能である。
図8では、媒体検出センサ109に透過型センサを用いた場合の読取値と閾値とに基づき媒体のラベル部の長さ150、媒体の隣り合うラベル部の間隔151を判別した結果を示している。
次に、ブラックマークが印刷された媒体を使用したときの媒体長検出について説明する。図9(a)はブラックマークが印刷された媒体の説明図であり、図9(b)は媒体長検出時の媒体検出センサの出力信号のグラフである。
ブラックマークが印刷された媒体は、図9(a)に示すように、媒体90のおもて面に隣り合うラベル部91a、91bが間隔91cを保持して存在し、その間隔91cに対応する媒体90の裏面にブラックマーク91dが予め印刷されたものである。各ラベル部は、ブラックマーク91dによって印刷位置が決定される。なお、媒体の最先端のラベル部に対応するブラックマークも存在するものとする。また、本実施例では、ブラックマークは媒体の幅方向全部に印刷されたものとして説明するが、媒体検出センサが読取る一部に印刷されたものであっても良い。
図9(b)において、縦軸は、図7に示す媒体検出センサ109の読取値(例えば、電圧値)を表し、横軸は時間(t)の経過を表している。また、実線は透過型センサの読取値S1を表し、二点鎖線は反射型センサの読取値S2を表している。また、媒体検出センサ109の移動距離は、媒体検出センサ109の移動速度をvとすると(v×t2−v×t1)である。
媒体検出センサ109の読取値は、例えばアナログ信号の出力値であり、その場合、閾値を用いて媒体の台紙部およびラベル部を検出する必要があるが、その閾値は図1に示す設定情報105に保存されており、必要に応じて操作部102および表示部103を用いて変更可能であるものとする。
図9(b)に示すように、媒体検出センサ109に透過型センサを用いた場合、媒体検出センサ109の読取値はブラックマークが印刷された部分で僅かに変化が見られるものの閾値によって媒体の台紙部分と、媒体のラベル部分とを区別することが難しく、媒体のラベル部分の長さを判別することは困難である。
一方、媒体検出センサ109に反射型センサを用いた場合、ブラックマークの部分における光反射率の違いから媒体検出センサ109の読取値が大きく変化するため、媒体のブラックマークを検出して媒体の長さを検出することが可能である。
図9(b)では、媒体検出センサ109に反射型センサを用いた場合の読取値と閾値とに基づき媒体のラベル部の長さ152、媒体の隣り合うラベル部の間隔153を判別した結果を示している。
このように、本実施例では、透過型センサと反射型センサを組み合わせた媒体検出センサ109を使用することにより、様々な媒体に対して媒体検出センサ109の読取値および閾値に基づいて媒体の台紙部の幅、ラベル部の幅、台紙部の長さ、ラベル部の長さ、隣り合うラベル部の距離、台紙−ラベル間シフト量を自動検出することができる。
なお、媒体搬送方向と直交する主走査方向における台紙部の端部とラベル部の端部の間の媒体の裏面にブラックマークを予め印刷しておくことにより、反射型センサだけでも媒体の台紙部の幅、ラベル部の幅、台紙−ラベル間シフト量を自動検出することができるようになる。
図10は実施例における設定値の説明図である。この設定値は、図1に示す設定情報105に保存される設定値である。
図10において、設定値1051は、媒体(台紙)幅1051a、媒体(ラベル)幅1051b、台紙−ラベル間シフト量1051c、媒体(ラベル)長1051d、ラベル間距離1051e、媒体幅検出位置1051f、媒体長検出位置1051g、媒体種別1051h、および媒体厚1051iで構成されたものである。
媒体(台紙)幅1051aは、媒体の台紙部分の媒体搬送方向と直交する方向の幅である。
媒体(ラベル)幅1051bは、媒体のラベル部分の媒体搬送方向と直交する方向の幅である。
台紙−ラベル間シフト量1051cは、媒体の台紙部分の端部と、ラベル部分の端部との媒体搬送方向と直交する方向における距離である。
媒体(ラベル)長1051dは、媒体のラベル部分の媒体搬送方向の長さである。
ラベル間距離1051eは、媒体の隣り合うラベル部分の媒体搬送方向の間隔である。
媒体幅検出位置1051fは、媒体幅を検出するときの媒体の先端からの位置である。
媒体長検出位置1051g、媒体長を検出するときの図1に示す媒体検出センサ109の位置である。
媒体種別1051hは、媒体の種類であり、例えば「ラベル紙」等である。
媒体厚1051iは、媒体の厚さであり、例えば「薄い紙」等である。
媒体(台紙)幅1051a、媒体(ラベル)幅1051b、台紙−ラベル間シフト量1051c、媒体(ラベル)長1051d、およびラベル間距離1051eは、図1に示す媒体検出センサ109で検出されたものである。また、媒体幅検出位置1051f、媒体長検出位置1051g、媒体種別1051h、および媒体厚1051iは、図1に示す表示部103に表示された設定画面で入力、設定された設定値である。
図11は実施例における設定画面の説明図である。この設定画面は、図1に示す表示部103に表示される画面である。
図11において、設定画面1031は、上述した設定値1051を表示するとともに、確定1031a、媒体検出実行1031b、媒体幅検出位置調整実行1031c、および媒体長検出位置調整実行1031dで構成された画面である。
確定1031aは、表示した設定値1051を確定して本設定画面を終了させるための選択領域である。
媒体検出実行1031bは、図1に示す媒体検出センサ109で媒体の幅および長さを検出する処理を実行させるための選択領域である。
媒体幅検出位置調整実行1031cは、媒体を搬送させて媒体の位置を調整するための選択領域である。
媒体長検出位置調整実行1031dは、媒体検出センサ109を移動させて媒体検出センサ109の位置を調整するための選択領域である。
この設定画面1031は、媒体検出センサ109で媒体の先端を検出したとき、および媒体検出センサ109で媒体の幅および長さを検出する処理を終了したときに表示される。
媒体検出センサ109で媒体の先端を検出したときに表示する場合、設定画面1031は、利用者に対して、図1に示す設定情報105に保存されている現在の設定値1051を表示し、利用者が設定値の変更を希望するとき、操作部102を用いて変更を行う設定項目を選択して設定値を直接入力したり、また媒体の幅および長さを自動検出する処理を実行させるときは、操作部102を用いて媒体検出実行1031bを選択したりすることができるようになっている。
媒体検出センサ109で媒体の幅および長さを検出する処理を終了したときに表示する場合、設定画面1031は、利用者に対して媒体の幅および長さを自動検出した結果を設定値1051として表示し、確定1031aを選択することにより、検出した結果を設定情報105の設定値として保存、更新する。
なお、媒体検出センサ109で媒体の幅および長さを検出する処理を終了したときに設定画面1031を表示する場合、媒体の幅および長さの自動検出が実施された後に設定画面1031が表示されるため、自動検出するために搬送した媒体が装置の構成により損紙として無駄になってしまう場合がある。従って、本設定画面1031には、媒体検出センサ109の位置を指定した位置に移動させるための媒体幅検出位置調整実行1031c、および媒体長検出位置調整実行1031dが設けられている。
例えば、図12に示すような特殊な形のラベル紙を用いる場合、媒体のラベル部の幅を正確に検出するためには、図5で説明したように媒体の位置(媒体幅検出位置)を、印刷可能な媒体の最小長L1の半分の距離だけ搬送した位置でなく、指定した位置141に合わせる必要がある。同様に媒体のラベル部の長さを正確に検出するためには、図3で説明したように媒体検出センサ109の位置(媒体長検出位置)を、媒体搬送基準面114aから印刷可能な媒体の台紙部の最小幅の半分の距離を確保した位置でなく、指定した位置140に合わせる必要がある。
この媒体幅検出位置調整実行1031c、または媒体長検出位置調整実行1031dを選択した場合、媒体幅検出位置または媒体長検出位置の設定値の入力操作が可能になり、入力した媒体幅検出位置(媒体搬送(副走査)方向における媒体先端からの距離)を設定情報105の媒体幅検出位置1051fの項目に設定値として保存することができ、また入力した媒体長検出位置(媒体搬送方向と直交する(主走査)方向における媒体搬送基準面からの距離)を設定情報105の媒体長検出位置1051gの項目に設定値として保存することができるようになっている。
なお、図1に示す媒体検出センサ109で媒体の幅および長さを検出する処理を実行させるため、媒体幅検出位置または媒体長検出位置を表さない初期化した設定値(例えば、「0」)を設定情報105の媒体幅検出位置1051fの項目または設定情報105の媒体長検出位置1051gの項目に保存することができるものとする。
上述した構成の作用について説明する。
まず、画像形成装置が行う媒体先端検出処理を図13の実施例における媒体先端検出処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって図1を参照しながら説明する。
S101:画像形成装置100のセンサ読取り制御部108は、主制御部101の指示により、給紙センサ110で媒体ありを検出するまで待機し、給紙センサ110で媒体ありを検出すると処理をS102へ移行する。
S102:センサ読取り制御部108により媒体ありを検出した主制御部101は、媒体検出センサ109の主走査方向における位置が明示的に指定されているか否かを判断するため、設定情報105に保存されている媒体長検出位置1051gの項目の設定値を確認する。
主制御部101は、設定情報105に媒体長検出位置1051gの項目の設定値が保存されていることを確認するとセンサ位置の指定があると判定して処理をS103へ移行し、設定値が保存されていないことを確認するとセンサ位置の指定がないと判定して処理をS104へ移行する。
S103:センサ位置の指定があると判定した主制御部101は、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109を設定情報105に保存されている媒体長検出位置1051gの項目の設定値に従って移動し、処理をS105へ移行する。
S104:一方、センサ位置の指定がないと判定した主制御部101は、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109を媒体搬送基準面114aから印刷可能な媒体の台紙部の最小幅の半分の距離の初期位置へ移動(図3参照)し、処理をS105へ移行する。
S105:媒体検出センサ109を移動した主制御部101は、媒体搬送制御部106により媒体の搬送を開始する。
S106:主制御部101は、センサ読取り制御部108により媒体検出センサ109が媒体のラベル部、即ち媒体の先端を検出したか否かを判定する。主制御部101は、媒体の先端を検出していないと判定すると処理をS105へ移行して媒体の搬送を継続し、媒体の先端を検出したと判定すると本処理を終了する。
次に、媒体の先端を検出したとき、画像形成装置が行う設定値一覧表示処理を図14の実施例における設定値一覧表示処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって図1を参照しながら説明する。
S201:図13に示す媒体先端検出処理で媒体の先端を検出した主制御部101は、設定情報105に保存されている設定値を読出し、一覧として表示する設定画面を表示部103に表示する。この設定画面は、例えば図11に示す設定画面1031であり、媒体(台紙)幅1051a、媒体(ラベル)幅1051b、台紙−ラベル間シフト量1051c、媒体(ラベル)長1051d、ラベル間距離1051e等の前回の媒体幅検出結果および媒体長検出結果としての設定値、媒体幅検出位置1051fおよび媒体長検出位置1051g等の設定値並びに媒体種別1051h、および媒体厚1051i等の媒体関連の設定値で構成された設定値1051を一覧として表示する。
S202:設定画面を表示した主制御部101は、操作部102で利用者の選択操作を受付け、受付けた選択操作に応じて処理を行う。主制御部101は、図11に示す設定画面1031において、媒体検出実行1031bが選択されると処理をS203へ移行し、媒体幅検出位置調整実行1031cが選択されると処理をS204へ移行し、媒体長検出位置調整実行1031dが選択されると処理をS205へ移行し、その他設定項目変更として設定値1051が選択されると処理をS206へ移行し、確定1031aが選択されると処理をS205へ移行する。
S203:媒体検出実行1031bが選択されたことを検知した主制御部101は、後述する媒体幅検出処理および媒体長検出処理を実行し、検出された値を設定値とした図11に示す設定画面1031を表示部103に表示し、処理をS202へ移行する。
このように、主制御部101は、センサ読取り制御部108による再検出を選択する操作を操作部102で受付けると、センサ読取制御部108で再度、媒体を読取る媒体幅検出処理および媒体長検出処理を実行する。
S204:媒体幅検出位置調整実行1031cが選択されたことを検知した主制御部101は、媒体検出センサ109の媒体幅検出位置を操作部102で入力した設定値または初期化した設定値として設定情報105の媒体幅検出位置1051fの項目に保存し、処理をS202へ移行する。
S205:媒体長検出位置調整実行1031dが選択されたことを検知した主制御部101は、媒体検出センサ109の媒体長検出位置を操作部102で入力した設定値または初期化した設定値として設定情報105の媒体長検出位置1051gの項目に保存し、処理をS202へ移行する。
S206:媒体検出実行1031b、媒体幅検出位置調整実行1031c、および媒体長検出位置調整実行1031d以外の媒体(台紙)幅等の設定項目が選択されたことを検知した主制御部101は、操作部102で入力した設定値を選択された設定項目に対応させて設定情報105に保存する。
S207:確定1031aが選択されたことを検知した主制御部101は、図11に示す設定画面1031に表示した設定値を設定情報105に保存し、本処理を終了する。
このように、主制御部101は、センサ読取り制御部108が検出した結果を表示部に表示し、検出した結果を確定する操作を操作部102で受付けると、検出した結果を設定情報として保存する。
次に、画像形成装置が行う媒体幅検出処理を図15の実施例における媒体幅検出処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって図1を参照しながら説明する。なお、媒体幅検出処理は、設定画面において媒体検出実行が選択されたときに実行される。
S301:画像形成装置100の主制御部101は、上述した媒体先端検出処理で媒体の先端を検出しているか否かを判定する。主制御部101は、媒体の先端を検出していないと判定すると媒体の先端を検出するまで待機し、媒体の先端を検出したと判定すると処理をS302へ移行する。
S302:媒体の先端を検出したと判定した主制御部101は、媒体検出センサ109の副走査方向における位置が明示的に指定されているか否かを判断するため、設定情報105に保存されている媒体幅検出位置1051fの項目の設定値を確認する。
主制御部101は、設定情報105に媒体幅検出位置1051fの項目の設定値が保存されていることを確認するとセンサ位置の指定があると判定して処理をS303へ移行し、設定値が保存されていないことを確認するとセンサ位置の指定がないと判定して処理をS304へ移行する。
S303:センサ位置の指定があると判定した主制御部101は、設定情報105に保存さている媒体長検出位置1051gの項目の設定値を媒体搬送量として処理をS305へ移行する。
S304:一方、センサ位置の指定がないと判定した主制御部101は、媒体搬送基準面114aから印刷可能な媒体の台紙部の最小幅の半分の距離(図3参照)を媒体搬送量として処理をS305へ移行する。
S305:主制御部101は、媒体搬送制御部106により、S303またはS304で設定された媒体搬送量に従って媒体を搬送する。
S306:媒体を搬送した主制御部101は、図5(b)に示すように、主制御部101は、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109を、図中矢印B1が示す媒体搬送方向と直交する方向へ、媒体搬送基準面114aより媒体搬送路114の外側の図中右側へ移動させる。
S307:主制御部101は、センサ読取り制御部108により、媒体検出センサ109の出力値を読みながら、図5(c)に示すように、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109を、図中矢印B2が示す媒体搬送方向と直交する方向へ、媒体の台紙部の幅を超えるように移動させる。
S308:主制御部101は、センサ読取り制御部108により、媒体検出センサ109が媒体なしを検出したか否かを判定する。主制御部101は、媒体検出センサ109が媒体なしを検出したと判定すると処理をS309へ移行し、媒体なしを検出していないと判定すると媒体検出センサ109の読取りを継続するため処理をS307へ移行する。
S309:媒体検出センサ109が媒体なしを検出すると、主制御部101は、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109の移動を停止し、読取り結果である媒体検出センサ109の出力値に基づいて媒体幅としての媒体の台紙部の幅、媒体のラベル部の幅、および台紙−ラベル間シフト量を決定する。
S310:媒体幅を決定した主制御部101は、媒体検出センサ109の主走査方向における位置が明示的に指定されているか否かを判断するため、設定情報105に保存されている媒体長検出位置1051gの項目の設定値を確認する。
主制御部101は、設定情報105に媒体長検出位置1051gの項目の設定値が保存されていることを確認するとセンサ位置の指定があると判定して処理をS311へ移行し、設定値が保存されていないことを確認するとセンサ位置の指定がないと判定して処理をS312へ移行する。
S311:センサ位置の指定があると判定した主制御部101は、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109を設定情報105に保存さている媒体長検出位置1051gの項目の設定値に従って移動し、本処理を終了する。
S312:一方、センサ位置の指定がないと判定した主制御部101は、センサ位置制御部107により媒体検出センサ109を媒体搬送基準面114aから印刷可能な媒体の台紙部の最小幅の半分の距離の初期位置へ移動(図3参照)し、本処理を終了する。
次に、画像形成装置が行う媒体長検出処理を図16の実施例における媒体長検出処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって図1を参照しながら説明する。なお、媒体長検出処理は、設定画面において媒体検出実行が選択されたときに実行される。
S401:画像形成装置100の主制御部101は、上述した媒体幅検出処理で媒体の幅を検出している否かを判定する。主制御部101は、媒体の幅を検出していないと判定すると媒体の幅を検出するまで待機し、媒体の幅を検出したと判定すると処理をS402へ移行する。
S402:主制御部101は、センサ読取り制御部108により、媒体検出センサ109の出力値を読みながら、図7(b)に示すように、媒体搬送制御部106により媒体を、図中矢印Aが示す媒体搬送方向へ搬送する。
S403:主制御部101は、センサ読取り制御部108により、媒体検出センサ109が隣り合うラベル部の間隔を2回検出したか否かを判定する。主制御部101は、媒体検出センサ109が隣り合うラベル部の間隔を2回検出したと判定すると処理をS404へ移行し、隣り合うラベル部の間隔を2回検出していないと判定すると媒体検出センサ109の読取りを継続するため処理をS402へ移行する。
S404:媒体検出センサ109が隣り合うラベル部の間隔を2回検出すると、主制御部101は、読取り結果である媒体検出センサ109の出力値に基づいて媒体長としての媒体のラベル部の長さ、および媒体のラベル部間距離を決定し、本処理を終了する。
次に、媒体幅および媒体長を検出した後、画像形成装置が行う設定値一覧表示処理を図17の実施例における設定値一覧表示処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって図1を参照しながら説明する。
S501:図15に示す媒体幅検出処理で媒体幅、および図16に示す媒体長検出処理で媒体長を検出した主制御部101は、媒体幅検出処理および媒体長検出処理で決定した媒体幅および媒体長を反映させた設定画面を表示部103に表示する。
この設定画面は、例えば図11に示す設定画面1031であり、上述した媒体幅検出処理および媒体長検出処理で決定した媒体の台紙部の幅、媒体のラベル部の幅、台紙−ラベル間シフト量、媒体のラベル部の長さ、および媒体のラベル部間距離を、媒体(台紙)幅1051a、媒体(ラベル)幅1051b、台紙−ラベル間シフト量1051c、媒体(ラベル)長1051d、ラベル間距離1051eとして表示する。
また、主制御部101は、設定情報105から読み出した媒体幅検出位置1051f、媒体長検出位置1051g、媒体種別1051h、および媒体厚1051iを設定画面1031の設定値1051として表示する。
このように本処理で表示する設定画面は、直前で行った媒体幅検出処理および媒体長検出処理で決定した媒体の台紙部の幅、媒体のラベル部の幅、台紙−ラベル間シフト量、媒体のラベル部の長さ、および媒体のラベル部間距離を表示する。
なお、図14で説明した媒体先端検出時に表示する設定画面は、直前でなく前回実施した媒体幅検出処理および媒体長検出処理で決定した媒体の台紙部の幅、媒体のラベル部の幅、台紙−ラベル間シフト量、媒体のラベル部の長さ、および媒体のラベル部間距離を表示するものである。
S502〜S507:図14におけるS202〜S207と同様の処理なのでその説明を省略する。
次に、画像形成装置が行う印刷処理を図18の実施例における印刷処理の流れを示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって図1を参照しながら説明する。なお、本印刷処理はひとつのラベル部を印刷する処理である。
画像形成装置100は、通信回線で接続された上位装置としての情報処理装置から送信された印刷データを受信部111で受信し、受信した印刷データを編集/展開部112で印刷可能なビットマップデータに展開した後、印刷制御部113が以下に説明する印刷処理を行う。
S601:画像形成装置100の印刷制御部113は、変数である印刷データ長を“0”に初期化する。なお、印刷データ長は、印刷制御部113内で使用される変数である。
S602:印刷制御部113は、印刷されていない展開済みのビットマップデータがあるか否かを判定する。印刷制御部113は、印刷されていない展開済みのビットマップデータがあると判定すると展開済みのビットマップデータの印刷を行うため、処理をS603へ移行し、印刷されていない展開済みのビットマップデータがないと判定すると本印刷処理を終了する。
S603:印刷されていない展開済みのビットマップデータがあると判定した印刷制御部113は、展開したビットマップデータの媒体搬送方向における幅が、設定情報105に保存された媒体のラベル部の幅(媒体(ラベル)幅)よりも大きいか否かを判定する。印刷制御部113は、展開したビットマップデータの媒体搬送方向における幅が、設定情報105に保存された媒体のラベル部の幅よりも大きいと判定すると処理をS604へ移行し、展開したビットマップデータの媒体搬送方向における幅が、設定情報105に保存された媒体のラベル部の幅以下であると判定すると処理をS605へ移行する。
S604:展開したビットマップデータの媒体搬送方向における幅が、設定情報105に保存された媒体のラベル部の幅よりも大きいと判定した印刷制御部113は、展開したビットマップデータの媒体搬送方向における一端(例えば、左端)を基準として媒体のラベル部の幅を超える他端側(例えば、右側)の部分のビットマップデータをマスクして印刷を行わないデータとする。
なお、本実施例では、展開したビットマップデータの媒体搬送方向における左端を基準として媒体のラベル部の幅を超える右側の部分のビットマップデータをマスクするようにしたが、展開したビットマップデータの媒体搬送方向における中央を基準として媒体のラベル部の幅を超える左右両端部のビットマップデータをマスクするようにしても良い。
S605:次に、印刷制御部113は、展開したビットマップデータの媒体搬送方向における長さを印刷データ長に加算する。
S606:印刷制御部113は、印刷データ長が設定情報105に保存された媒体のラベル部の長さ(媒体(ラベル)長)よりも大きいか否かを判定する。印刷制御部113は、印刷データ長が設定情報105に保存された媒体のラベル部の長さよりも大きいと判定すると処理をS608へ移行し、印刷データ長が設定情報105に保存された媒体のラベル部の長さ以下と判定すると処理をS607へ移行する。
S607:印刷データ長が設定情報105に保存された媒体のラベル部の長さ以下と判定した印刷制御部113は、展開したビットマップデータをすべて印刷し、処理をS602へ移行する。
S608:一方、印刷データ長が設定情報105に保存された媒体のラベル部の長さよりも大きいと判定した印刷制御部113は、展開したビットマップデータを設定情報105に保存された媒体のラベル部の長さ(媒体(ラベル)長)の範囲内で印刷し、処理をS602へ移行する。
なお、本実施例における印刷は、媒体の台紙部の幅の検出結果から媒体の左端の位置を求め、この媒体の左端から台紙−ラベル間シフト量(設定情報105に保存された設定値)だけ、媒体搬送方向と直交する主走査方向の右端側に移動した位置を印刷開始位置とし、その印刷開始位置から媒体のラベル部の幅(設定情報105に保存された設定値)の範囲内に展開したビットマップデータを印刷するようにしたことにより、記録剤がラベル以外の部分に出力されることを防止することができる。
このように本実施例では、画像形成装置100の主制御部101は、媒体検出センサ109を用いて媒体幅検出処理および媒体長検出処理を行い、媒体の台紙部の幅、媒体のラベル部の幅、媒体の台紙部の端部とラベル部の端部との間隔(台紙−ラベル間シフト量)、ラベル部の長さを自動検出し、検出した媒体のラベル部の幅や長さの範囲内に印刷データを印刷するようにしたことにより、ラベル部の外に記録剤を出力してしまうことがなくなり、記録剤を無駄に消費することを抑制することができる。また、媒体の汚れを抑制することができる。
なお、印刷媒体としてロール紙、特にダイカットラベル紙を使用する画像形成装置の場合、副走査方向に印刷書き出し位置を決定するために媒体検出センサを備えた構成になっており、その媒体検出センサは手動操作で主走査方向へ移動可能になっていることが多い。したがって、本実施例の媒体幅検出処理は、既存の機構を大きく変更することなく、またセンサを追加することなく、実現することができる。
以上説明したように、本実施例では、台紙部分とラベル部分の大きさに違いのある印刷媒体に印刷する場合の記録剤の消費を抑制することができるという効果が得られる。
すなわち、本実施例では、媒体検出センサを用いて媒体幅検出処理を行い、媒体の台紙部の幅、媒体のラベル部の幅、媒体の台紙部の端部とラベル部の端部との間隔を自動検出するようにしたことにより、検出した媒体のラベル部の幅の範囲内に印刷データを印刷することができ、ラベル部の外に記録剤を出力してしまうことがなくなり、記録剤を無駄に消費することを抑制することができるという効果が得られる。
また、媒体検出センサを用いて媒体長検出処理を行い、媒体のラベル部の長さを自動検出するようにしたことにより、検出した媒体のラベル部の長さの範囲内に印刷データを印刷することができ、ラベル部の外に記録剤を出力してしまうことがなくなり、記録剤を無駄に消費することを抑制することができるという効果が得られる。
さらに、媒体の汚れを抑制することができるという効果が得られる。
なお、本実施例では、画像形成装置をラベルプリンタとして説明したが、台紙部とラベル部を有する媒体に印刷を行うプリンタ、複写機、複合機(MFP)等としても良い。
100 画像形成装置
101 主制御部
102 操作部
103 表示部
104 設定管理部
105 設定情報
106 媒体搬送制御部
107 センサ位置制御部
108 センサ読取り制御部
109 媒体検出センサ
110 給紙センサ
111 受信部
112 編集/展開部
113 印刷制御部
200 フィーダ部
300 印刷部

Claims (15)

  1. 媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    台紙部とラベル部とを有する媒体を搬送する媒体搬送手段と、
    前記媒体を搬送する搬送路に、前記媒体の搬送方向と直交する主走査方向に移動可能に設けられ、前記媒体を読み取る媒体読取手段と、
    前記媒体読取手段を移動させながら前記媒体を読取った結果に基づいて前記ラベル部の幅を検出する読取制御手段と、
    前記読取制御手段が検出した前記ラベル部の幅の内側に画像を形成する画像形成手段とを有し、
    前記媒体読取手段は、
    透過型センサおよび反射型センサと、
    媒体を挟み対向配置され、前記透過型センサおよび前記反射型センサが配置された第1のセンサユニットおよび第2のセンサユニットとを有し、
    前記透過型センサの発光部および受光部は、前記第1のセンサユニットおよび前記第2のセンサユニットに分けて配置され、
    前記反射型センサの発光部および受光部は、前記第2のセンサユニットに配置され、
    前記第1のセンサユニットおよび前記第2のセンサユニットが媒体を介して対向した位置を保持した状態で移動し、前記透過型センサおよび前記反射型センサで媒体を読取ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記第1のセンサユニットは、前記透過型センサの受光部が配置され、
    前記第2のセンサユニットは、前記透過型センサの発光部が配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記第1のセンサユニットは、媒体の画像形成面側に配置され、
    前記第2のセンサユニットは、媒体の非画像形成面側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記媒体読取手段で媒体の先端を検知したとき、前記読取制御手段が検出した結果を表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  5. 媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    台紙部とラベル部とを有する媒体を搬送する媒体搬送手段と、
    前記媒体を搬送する搬送路に、前記媒体の搬送方向と直交する主走査方向に移動可能に設けられ、前記媒体を読み取る媒体読取手段と、
    前記媒体読取手段を移動させながら前記媒体を読取った結果に基づいて前記ラベル部の幅を検出する読取制御手段と、
    前記読取制御手段が検出した前記ラベル部の幅の内側に画像を形成する画像形成手段とを有し、
    前記媒体読取手段で媒体の先端を検知したとき、前記読取制御手段が検出した結果を表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記媒体読取手段は、透過型センサもしくは反射型センサ、または透過型センサおよび反射型センサであることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項4、請求項5、または請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記読取制御手段による再検出を選択する操作を操作部で受付けると、前記媒体読取手段で再度、前記媒体を読取ることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記読取制御手段が検出した結果を表示部に表示し、前記検出した結果を確定する操作を操作部で受付けると、前記検出した結果を設定情報として保存することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記読取制御手段は、前記ラベル部の幅に加え、前記台紙部の幅と、前記台紙部の端部と前記ラベル部の端部との間隔とを検出し、
    前記画像形成手段は、前記台紙部の幅と、前記台紙部の端部と前記ラベル部の端部との間隔とに基づいて前記画像の形成位置を決定することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記読取制御手段は、前記ラベル部の幅の中間位置に前記媒体読取手段を移動した後、前記媒体搬送手段で前記媒体を搬送させながら前記媒体を読取った結果に基づいて前記媒体の搬送方向における前記ラベル部の長さおよび前記ラベル部の間隔を検出し、
    前記画像形成手段は、前記ラベル部の長さに基づいて前記ラベル部の長さ内に前記画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
    前記媒体読取手段は、CCDセンサ、CISセンサ、またはカメラであることを特徴とする画像形成装置。
  12. 媒体に画像を形成する画像形成装置の画像形成方法において、
    台紙部とラベル部とを有する媒体を搬送するステップと、
    前記媒体を搬送する搬送路に、前記媒体の搬送方向と直交する主走査方向に移動可能に設けられた媒体読取手段であって、透過型センサおよび反射型センサと、媒体を挟み対向配置され、前記透過型センサおよび前記反射型センサが配置された第1のセンサユニットおよび第2のセンサユニットとを有し、前記透過型センサの発光部および受光部は、前記第1のセンサユニットおよび前記第2のセンサユニットに分けて配置され、前記反射型センサの発光部および受光部は、前記第2のセンサユニットに配置され、前記第1のセンサユニットおよび前記第2のセンサユニットが媒体を介して対向した位置を保持した状態で移動し、前記透過型センサおよび前記反射型センサで媒体を読取る媒体読取手段で前記媒体を読み取るステップと、
    前記媒体読取手段を移動させながら前記媒体を読取った結果に基づいて前記ラベル部の幅を検出するステップと、
    前記ラベル部の幅の内側に画像を形成するステップと
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  13. 媒体に画像を形成する画像形成装置の画像形成方法において、
    台紙部とラベル部とを有する媒体を搬送するステップと、
    前記媒体を搬送する搬送路に、前記媒体の搬送方向と直交する主走査方向に移動可能に設けられた媒体読取手段で前記媒体を読み取るステップと、
    前記媒体読取手段で媒体の先端を検知したとき、前記媒体読取手段を移動させながら前記媒体を読取った結果に基づいて前記ラベル部の幅を検出する読取制御手段が検出した結果を表示部に表示するステップと、
    前記媒体読取手段を移動させながら前記媒体を読取った結果に基づいて前記ラベル部の幅を検出するステップと、
    前記ラベル部の幅の内側に画像を形成するステップと
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  14. 媒体に画像を形成する画像形成装置の画像形成プログラムにおいて、
    台紙部とラベル部とを有する媒体を搬送するステップと、
    前記媒体を搬送する搬送路に、前記媒体の搬送方向と直交する主走査方向に移動可能に設けられた媒体読取手段であって、透過型センサおよび反射型センサと、媒体を挟み対向配置され、前記透過型センサおよび前記反射型センサが配置された第1のセンサユニットおよび第2のセンサユニットとを有し、前記透過型センサの発光部および受光部は、前記第1のセンサユニットおよび前記第2のセンサユニットに分けて配置され、前記反射型センサの発光部および受光部は、前記第2のセンサユニットに配置され、前記第1のセンサユニットおよび前記第2のセンサユニットが媒体を介して対向した位置を保持した状態で移動し、前記透過型センサおよび前記反射型センサで媒体を読取る媒体読取手段で前記媒体を読み取るステップと、
    前記媒体読取手段を移動させながら前記媒体を読取った結果に基づいて前記ラベル部の幅を検出するステップと、
    前記ラベル部の幅の内側に画像を形成するステップと
    を有することを特徴とする画像形成プログラム。
  15. 媒体に画像を形成する画像形成装置の画像形成プログラムにおいて、
    台紙部とラベル部とを有する媒体を搬送するステップと、
    前記媒体を搬送する搬送路に、前記媒体の搬送方向と直交する主走査方向に移動可能に設けられた媒体読取手段で前記媒体を読み取るステップと、
    前記媒体読取手段で媒体の先端を検知したとき、前記媒体読取手段を移動させながら前記媒体を読取った結果に基づいて前記ラベル部の幅を検出する読取制御手段が検出した結果を表示部に表示するステップと、
    前記媒体読取手段を移動させながら前記媒体を読取った結果に基づいて前記ラベル部の幅を検出するステップと、
    前記ラベル部の幅の内側に画像を形成するステップと
    を有することを特徴とする画像形成プログラム。
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