JP6468439B2 - ガス検知用画像処理装置、ガス検知用画像処理方法及びガス検知用画像処理プログラム - Google Patents

ガス検知用画像処理装置、ガス検知用画像処理方法及びガス検知用画像処理プログラム Download PDF

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本発明は、監視対象から漏れたガスを遠隔から検知する技術に関する。
ガス漏れが発生したとき、漏れたガスが漂っている箇所では、わずかな温度変化が生じる。この原理を利用してガスを検知する技術として、赤外線カメラを利用した遠隔からのガス検知が知られている。
このガス検知では、監視対象の赤外画像を解析し、わずかな温度変化が発生している箇所をガス像として可視化するので、天候や気温等に大きく影響される。この影響を受けないようにするために、例えば、特許文献1は、監視領域の輻射赤外線または反射赤外線による画像を撮像する赤外線撮像装置と、透過スペクトルを可変できる波長可変フィルタと、波長可変フィルタを介して赤外線撮像装置が撮像した画像を処理することで監視領域に漏洩した測定対象ガスの存在を示すガスイメージの画像を生成する画像処理部とを備えるガス検視装置を開示している。
特開2001−349829号公報
しかし、現状の技術では、赤外画像を利用したガス検知において、天候や気温等の影響を完全に受けないようにすることは困難であり、例えば、寒冷地のように、赤外線の量が少ない場合、ガス検知の精度が低下する。従って、ガス漏れを監視する監視者を支援する技術が望まれる。
本発明は、監視対象の赤外画像を基にしたガス検知において、ガス漏れを監視する監視者を支援できるガス検知用画像処理装置、ガス検知用画像処理方法及びガス検知用画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の局面に係るガス検知用画像処理装置は、監視対象の赤外画像に対して、前記監視対象から漏れたガスを示すガス像を抽出するための所定の画像処理をする画像処理部と、前記赤外画像が撮影された環境に関する、予め定められたパラメータの値を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記パラメータの値を、予め定められた基準と比較することにより、前記画像処理部によって抽出された前記ガス像が本当のガス像である度合いを示す指標である信頼度を決定する決定部と、前記決定部によって決定された前記信頼度を出力する出力部と、を備える。
画像処理部によって赤外画像から抽出されたガス像は、赤外画像の撮影条件が悪いとき、ガス以外の動体の像である可能性が高い。そこで、取得部は、赤外画像が撮影された環境に関する、予め定められたパラメータの値を取得し、決定部は、パラメータの値を予め定められた基準と比較することにより、赤外画像から抽出されたガス像が本当のガス像である度合いを示す指標である信頼度を決定する。出力部は、決定された信頼度を出力する。従って、本発明の第1の局面に係るガス検知用画像処理装置によれば、監視対象の赤外画像を基にしたガス検知において、ガス漏れを監視する監視者を支援できる。
上記構成において、前記監視対象の像、及び、前記画像処理部によって抽出された前記ガス像を含む画像を生成する画像生成部と、前記出力部として、前記画像生成部によって生成された前記画像と一緒に、前記信頼度を、表示部に表示させる表示制御部を備える。
この構成は、出力部の一つの態様である。出力部の他の態様として、例えば、画像生成部によって生成された画像と一緒に、信頼度を印刷する態様がある。画像生成部によって生成される画像は、画像処理部によって抽出されたガス像が可視化された赤外画像でもよいし、ガス像を抽出するために、その赤外画像に対して、所定の画像処理がされた後の画像でもよい。
上記構成において、前記決定部は、前記予め定められた基準を示す情報、及び、前記予め定められた基準に対応させて、前記信頼度の高いランクから低いランクまで、複数のランクが定められたランク情報を記憶しており、前記予め定められた基準に従って、前記画像処理部によって抽出された前記ガス像が属するランクを決定し、前記表示制御部は、前記決定部によって決定されたランクで示される前記信頼度を前記表示部に表示させる。
この構成は、信頼度の表示態様の第1例であり、信頼度をランクで示す。
上記構成において、前記決定部は、前記予め定められた基準に従って、前記画像処理部によって抽出された前記ガス像について、数値で示される前記信頼度を決定し、前記表示制御部は、前記決定部によって決定された数値で示される前記信頼度を前記表示部に表示させる。
この構成は、信頼度の表示態様の第2例であり、信頼度を数値で示す。数値は、例えば、ガス像である可能性を確率で示す。この構成をさらに具体化すると、例えば、決定部は、予め定められた基準を示す情報、この基準に対応させて、信頼度の高いランクから低いランクまで、複数のランクが定められたランク情報、及び、複数のランクのそれぞれについて、異なる数値で示される信頼度を割り当てた数値情報を記憶しており、予め定められた基準に従って、画像処理部によって抽出されたガス像が属するランクを決定し、表示制御部は、決定部によって決定されたランクに割り当てられた数値で示される信頼度を表示部に表示させる。
上記構成において、前記決定部は、前記予め定められた基準として、前記信頼度の高いランクから低いランクまで、複数のランクを定めており、かつ、前記複数のランクのそれぞれについて、前記ガス像の色として、異なる色を割り当てており、前記予め定められた基準に従って、前記画像処理部によって抽出された前記ガス像が属するランクを決定し、前記表示制御部は、前記決定部によって決定されたランクに割り当てられた色の前記ガス像を、前記表示部に表示させる。
この構成は、信頼度の表示態様の第3例であり、信頼度を色で示す。
上記構成において、前記決定部は、前記画像処理部によって前記ガス像が複数抽出されたとき、複数の前記ガス像のそれぞれについて、前記ガス像が属するランクを決定し、前記表示制御部は、複数の前記ガス像のそれぞれについて、前記決定部によって決定されたランクに割り当てられた色の前記ガス像を、前記表示部に表示させる。
この構成は、複数のガス像が抽出された場合、複数のガス像のそれぞれの信頼度が、複数のガス像のそれぞれの色で示される。従って、ガス漏れを監視する監視者は、複数のガス像のそれぞれの色を見るだけで、複数のガス像のそれぞれの信頼度を知ることができる。
本発明の第2の局面に係るガス検知用画像処理方法は、監視対象の赤外画像に対して、前記監視対象から漏れたガスを示すガス像を抽出するための所定の画像処理をする第1のステップと、前記赤外画像が撮影された環境に関する、予め定められたパラメータの値を取得する第2のステップと、前記第2のステップによって取得された前記パラメータの値を、予め定められた基準と比較することにより、前記第1のステップによって抽出された前記ガス像が本当のガス像である度合いを示す指標である信頼度を決定する第3のステップと、前記第3のステップによって決定された前記信頼度を出力する第4のステップと、を備える。
本発明の第2の局面に係るガス検知用画像処理方法によれば、本発明の第1の局面に係るガス検知用画像処理装置と同様の作用効果を有する。
本発明の第3の局面に係るガス検知用画像処理プログラムは、監視対象の赤外画像に対して、前記監視対象から漏れたガスを示すガス像を抽出するための所定の画像処理をする第1のステップと、前記赤外画像が撮影された環境に関する、予め定められたパラメータの値を取得する第2のステップと、前記第2のステップによって取得された前記パラメータの値を、予め定められた基準と比較することにより、前記第1のステップによって抽出された前記ガス像が本当のガス像である度合いを示す指標である信頼度を決定する第3のステップと、前記第3のステップによって決定された前記信頼度を出力する第4のステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明の第3の局面に係るガス検知用画像処理プログラムによれば、本発明の第1の局面に係るガス検知用画像処理装置と同様の作用効果を有する。
本発明によれば、監視対象の赤外画像を基にしたガス検知において、ガス漏れを監視する監視者を支援できる。
本実施形態に係るガス検知用画像処理装置が適用されるガス検知システムのブロック図である。 ガス像の信頼度を決定するのに用いられる基準及びランクを説明する説明図である。 本実施形態に係るガス検知用画像処理装置によって生成された画面を説明する説明図である。 本実施形態に係るガス検知用画像処理装置の動作を説明するフローチャートである。 第1変形例によって生成された画面を説明する説明図である。 第2変形例によって生成された画面を説明する説明図である。 第3変形例によって生成された画面を説明する説明図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。各図において、同一符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その構成について、既に説明している内容については、その説明を省略する。
図1は、本実施形態に係るガス検知用画像処理装置3が適用されるガス検知システム1のブロック図である。ガス検知システム1は、赤外線カメラ2、ガス検知用画像処理装置3、温度計21、雨量計22及び風速計23を備える。
赤外線カメラ2は、ガス漏れの監視対象W(例えば、ガス輸送管どうしが接続されている箇所)、及び、背景の赤外画像の動画を撮影し、動画を示す動画データD1を生成する。動画データD1は、赤外画像の画像データの一例である。動画に限らず、赤外線カメラ2によって、ガス漏れの監視対象W及び背景の赤外画像を複数の時刻で撮影してもよい。赤外線カメラ2は、光学系4、フィルタ5、二次元イメージセンサ6及び信号処理部7を備える。
光学系4は、被写体(監視対象W及び背景)の赤外画像を二次元イメージセンサ6上で結像させる。フィルタ5は、光学系4と二次元イメージセンサ6との間に配置され、光学系4を通過した光のうち、特定波長の赤外線のみを通過させる。赤外の波長帯のうち、フィルタ5を通過させる波長帯は、検知するガスの種類に依存する。例えばメタンの場合、3.2〜3.4μmの波長帯を通過させるフィルタ5が用いられる。二次元イメージセンサ6は、例えば、冷却型インジウムアンチモン(InSb)イメージセンサであり、フィルタ5を通過した赤外線を受光する。信号処理部7は、二次元イメージセンサ6から出力されたアナログ信号を、デジタル信号に変換し、公知の画像処理をする。このデジタル信号が、動画データD1となる。
温度計21、雨量計22及び風速計23は、監視対象Wが位置する場所の近くに設置されている。上述したように、赤外線カメラ2が監視対象Wの赤外画像を撮影しており、温度計21、雨量計22及び風速計23は、赤外画像が撮影された環境に関する、パラメータの値を計測する。温度計21は、監視対象Wが位置する場所の気温を計測し、雨量計22は、その場所の降雨量を計測し、風速計23は、その場所の風速を計測する。
ガス検知用画像処理装置3は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等であり、機能ブロックとして、演算制御部11、画像処理部12、画像生成部13、表示制御部14、表示部15及び入力部16を備える。演算制御部11、画像処理部12、画像生成部13及び表示制御部14は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及び、ROM(Read Only Memory)等によって実現される。表示部15は、例えば、液晶ディスプレイにより実現される。入力部16は、キーボードやタッチパネル等により実現される。
入力部16は、ガス検知に関連する各種入力がされる。
演算制御部11は、ガス検知用画像処理装置3の動作に関する各種の演算及び制御をする。演算制御部11は、取得部17及び決定部18の機能を有する。
取得部17は、赤外線カメラ2による赤外画像の動画の撮影と並行してリアルタイムで、この動画が撮影されている環境に関する、予め定められたパラメータ(以下、環境パラメータ)を取得する。
環境パラメータは、背景温度の変化量、赤外線カメラ2のブレ量、並びに、監視対象Wが位置する場所の気温、降水量、及び、風速である。環境パラメータは、これら全てでなくてもよく、これらの中から一つ又は二つ以上を組み合わせてもよい。
背景温度の変化量から説明する。ガス検知システム1がガス漏れを監視している最中に、監視対象Wの背景温度が変化することがある。例えば、太陽が雲で遮られていない状態から、雲によって太陽が遮られた状態に変化する場合である。赤外画像を基にしたガス検知では、ガス漏れで生じるわずかな温度変化でガス漏れを検知するので、背景温度が変化すれば、誤検知する可能性がある。背景温度の変化量が大きくなるに従って、誤検知の可能性が高くなる。誤検知とは、後で説明するように、赤外画像から抽出されたガス像が、本当のガス像でなく、ガス以外の動体の像であることを意味する。
取得部17は、温度計21から送られてくる温度データを取得する。動画データD1は、複数のフレームが時系列に並べられた構造を有する。フレームは、赤外画像である。取得部17は、複数のフレームのそれぞれに対応する背景温度の変化量を取得する。例えば、K番目のフレームで説明すると、取得部17は、K番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻に取得した温度データで示される温度(背景温度)と、K−1番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻に取得した温度データで示される温度(背景温度)との温度差を、1秒間での温度差に換算する。取得部17は、これを、K番目のフレームに対応する背景温度の変化量とする。
背景温度の取得方法は、これに限らない。K番目のフレームで説明すると、K番目のフレームを構成する複数の画素の画素データで示される温度の平均値を背景温度とする。取得部17は、K番目のフレームから算出された背景温度とK−1番目のフレームから算出された背景温度との温度差を、1秒間での温度差に換算する。取得部17は、これを、K番目のフレームに対応する背景温度の変化量とする。
赤外線カメラ2のブレ量について説明する。高い位置から監視対象Wの赤外画像を撮影するために、棒状の部材(例えば、ポール)に赤外線カメラ2が取り付けられている場合、風等により棒状の部材が振動すれば、これにより赤外線カメラ2が振動し、ブレが発生する。ブレにより、赤外画像に含まれるノイズが大きくなるので、誤検知の可能性が生じる。ブレが大きくなるに従って、誤検知の可能性が高くなる。ブレ量は、デジタルカメラの手ブレ補正で用いられる画像処理で得られる手ブレ量とする。取得部17は、動画データD1を構成する複数のフレームのそれぞれに対して、その画像処理をして、各フレームに対応する手ブレ量を演算する。
ブレ量の取得方法は、これに限定されない。取得部17は、赤外線カメラ2に取り付けられた振動センサ(不図示)で計測される振動量とブレ量とが対応付けられたテーブルを予め記憶している。K番目のフレームで説明すると、取得部17は、K番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻に、振動センサから取得した振動量と、上記テーブルとを用いて、K番目のフレームに対応するブレ量を取得する。
監視対象Wが位置する場所の気温について説明する。この場所の気温が低ければ、赤外線の量が少なくなり、二次元イメージセンサ6(図1)の感度が低下するので、誤検知の可能性が高くなる。取得部17は、動画データD1を構成する複数のフレームのそれぞれに対応する気温を取得する。K番目のフレームで説明すると、取得部17は、K番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻に、温度計21から取得した温度データで示される温度を、K番目のフレームに対応する気温とする。
気温の取得方法は、これに限定されない。取得部17は、監視対象Wが位置する場所の気温を、Web(World Wide Web)から取得してもよい。K番目のフレームで説明すると、取得部17は、K番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻に、Webから取得した、監視対象Wが位置する場所の気温を、K番目のフレームに対応する気温とする。
監視対象Wが位置する場所の降水量について説明する。この場所の降水量が、多ければ、赤外画像に含まれるノイズが大きくなり、誤検知の可能性が高くなる。降水量は、雨の場合、降雨量であり、雪の場合、降雪量となる。取得部17は、動画データD1を構成する複数のフレームのそれぞれに対応する降水量を取得する。K番目のフレームで説明すると、取得部17は、K番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻に、雨量計22から取得した降水量データで示される降水量を、K番目のフレームに対応する降水量とする。
降水量の取得方法は、これに限定されない。取得部17は、監視対象Wが位置する場所の降水量を、Webから取得してもよい。K番目のフレームで説明すると、取得部17は、K番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻に、Webから取得した、監視対象Wが位置する場所の降水量を、K番目のフレームに対応する降水量とする。
監視対象Wが位置する場所の風速について説明する。この場所の風速が高ければ、漏れたガスが流されやすいので、誤検知の可能性が高くなる。取得部17は、動画データD1を構成する複数のフレームのそれぞれに対応する風速を取得する。K番目のフレームで説明すると、取得部17は、K番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻に、風速計23から取得した風速データで示される風速を、K番目のフレームに対応する風速とする。
風速の取得方法は、これに限定されない。取得部17は、監視対象Wが位置する場所の風速を、Webから取得してもよい。K番目のフレームで説明すると、取得部17は、K番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻に、Webから取得した、監視対象Wが位置する場所の風速を、K番目のフレームに対応する風速とする。
決定部18は、取得部17によって取得されたパラメータ(環境パラメータ)の値を予め定められた基準と比較することにより、画像処理部12によって抽出されたガス像が本当のガス像である度合いを示す指標である信頼度を決定する。図2は、ガス像の信頼度を決定するのに用いられる基準及びランクを説明する説明図である。環境パラメータは、5つあり、上述したように、背景温度の変化量、ブレ量、気温、降水量及び風速である。決定部18は、予め定められた基準を示す情報、及び、この基準に対応させて、信頼度の高いランクから低いランクまで、複数のランクが定められたランク情報を記憶している。本実施形態では、4つのランク、すなわち、最も信頼度が高いAランク、次に信頼度が高いBランク、その次に信頼度が高いCランク、最も信頼度が低いDランクが定められている。ランクの数は複数であればよく、4つに限定されない。
決定部18は、動画データD1を構成する複数のフレームのうち、画像処理部12によってガス像が抽出されたフレームについて、取得部17によって取得された環境パラメータと、図2に示す基準とを用いて、ガス像が属するランクを決定する。K番目のフレームで説明すると、決定部18は、画像処理部12によってK番目のフレームからガス像が抽出されたとき、K番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻に取得された5つの環境パラメータのそれぞれが、図2に示す基準のいずれのランクに属するかを判定し、一番低いランクを、K番目のフレームのガス像が属するランクとする。例えば、背景温度の変化量、ブレ量、降水量及び風速がいずれもAランクであり、気温がBランクとしたとき、K番目のフレームのガス像が属するランクは、Bランクとなる。
図1を参照して、画像処理部12は、動画データD1を構成する複数のフレームのそれぞれに対して、監視対象Wから漏れたガスを示すガス像を抽出するための所定の画像処理をする。この処理として、赤外画像を解析してガス像を抽出する公知の画像処理を用いることができる。
画像生成部13は、動画データD1を構成する複数のフレームのうち、画像処理部12によってガス像が抽出されたフレームに対して、抽出されたガス像を可視化する処理をする。可視化は、例えば、ガス像を白煙のような像にする処理である。このように画像生成部13は、監視対象Wの像、及び、画像処理部12によって抽出されたガス像を含む画像(フレーム)を生成する。この画像は、画像処理部12によって抽出されたガス像が可視化された赤外画像でもよいし、ガス像を抽出するために、その赤外画像に対して、所定の画像処理がされた後の画像でもよい。
表示制御部14は、所定の画面を表示部15に表示させる。図3は、表示部15に表示された画面30を説明する説明図である。画面30は、動画表示領域31及び信頼度表示領域32を含む。動画表示領域31には、画像生成部13によって上記処理がされた後の動画データD1で示される動画が表示される。
赤外線カメラ2が監視対象Wを撮影した当初からガス漏れが発生している場合、動画には、最初から可視化されたガス像33が現れる。これに対して、赤外線カメラ2が監視対象Wを撮影している途中でガス漏れが発生したとき、その時点から動画には、可視化されたガス像33が現れる。
信頼度表示領域32には、ランクを示す文字画像が表示される。図3には、動画を構成する複数のフレームのうち、例えば、K番目のフレームが表示されているとする。信頼度表示領域32には、決定部18によって決定された、K番目のフレームのガス像33に対応するランクを示す文字画像が表示される。ここでは、Bランクであり、K番目のフレームとなる赤外画像が撮影された時刻において、ガス像33の信頼度がBランクを示している。
以上説明したように、表示制御部14は、画像生成部13によって生成された画像(可視化されたガス像33を含むフレーム)と一緒に、このフレームに含まれるガス像33の信頼度を、表示部15に表示させる。このように表示制御部14は、画像生成部13によって生成された画像、及び、決定部18によって決定された信頼度を出力する出力部として機能する。表示制御部14は、出力部の一つの態様である。出力部の他の態様として、例えば、画像生成部13によって生成された画像と一緒に、信頼度を印刷する態様がある。
本実施形態に係るガス検知用画像処理装置3の動作を説明する。図4は、この動作を説明するフローチャートである。図1及び図4を参照して、ガス漏れを監視する監視者が、入力部16を操作して、ガス検知を開始する命令を入力する。これにより、演算制御部11は、赤外線カメラ2に、監視対象Wの赤外画像の動画を撮影させる。この撮影と並行して、取得部17は、図2に示す5つの環境パラメータを取得する。ガス検知用画像処理装置3は、動画データD1を構成する複数のフレームのそれぞれについて、1番目のフレームから順番に以下の処理をする。処理されるフレームを注目フレームとする。
画像処理部12は、注目フレームに対して、ガス像を抽出するための所定の画像処理をする(ステップS1)。画像処理部12が、注目フレームからガス像を抽出することができたとき(ステップS2でYes)、画像生成部13は、注目フレームのガス像を可視化する処理をする。
決定部18は、注目フレームとなる赤外画像が撮影された時刻に、取得部17が取得した環境パラメータを、図2に示すテーブルの基準と比較し、ガス像の信頼度のランクを決定する(ステップS3)。
画像生成部13は、可視化されたガス像を含む注目フレームと、ステップS3で決定されたそのガス像の信頼度のランクを示す文字画像を含む画面を生成する。表示制御部14は、この画面(例えば、図3に示す画面30)を表示部15に表示させる(ステップS4)。
画像処理部12がガス像を抽出できないとき(ステップS2でNo)、表示制御部14は、注目フレームを含む画面(不図示)を表示部15に表示させる(ステップS5)。この画面には、図3に示すようなランクを示す文字画像が含まれない。
本実施形態の主な効果を説明する。画像処理部12によって赤外画像(フレーム)から抽出されたガス像は、赤外画像の撮影条件が悪いとき、ガス以外の動体の像である可能性が高い。そこで、取得部17は、赤外画像が撮影された環境に関する、予め定められたパラメータの値を取得し、決定部18は、パラメータの値を予め定められた基準と比較することにより、赤外画像から抽出されたガス像が本当のガス像である信頼度を決定する。そして、表示制御部14は、監視対象Wの像、及び、赤外画像から抽出されたガス像を含む画像と一緒に、決定された信頼度を、表示部15に表示させる。従って、本実施形態に係るガス検知用画像処理装置3によれば、監視対象の赤外画像を基にしたガス検知において、ガス漏れを監視する監視者を支援できる。
本実施形態には、第1変形例から第3変形例がある。図5は、第1変形例によって生成された画面35を説明する説明図である。画面35が、図3に示す画面30と異なる点を説明する。画面35は、信頼度表示領域36を含む。信頼度表示領域36には、AランクからDランクのそれぞれに割り当てられた色が示されている。Aランクには赤色、Bランクには黄色、Cランクには緑色、Dランクには青色が割り当てられている。AランクからDランクに割り当てられる色は、これらに限定されず、これらのランクに割り当てられる色が互いに異なっていればよい。
画面35の動画表示領域31に表示される動画において、ガス像37の色は、決定部18によって決定された、このガス像37が属するランクに割り当てられた色である。例えば、ガス像37のランクがBランクであれば、ガス像37の色は、黄色である。
図1を参照して、以上説明したように、第1変形例において、決定部18は、予め定められた基準を示す情報(図2)、この基準に対応させて、信頼度の高いランクから低いランクまで、複数のランクが定められたランク情報(図2)、及び、複数のランクのそれぞれについて、ガス像37の色として、異なる色を割り当てた色情報(不図示)を記憶しており、予め定められた基準に従って、画像処理部12によって抽出されたガス像37が属するランクを決定する。表示制御部14は、決定部18によって決定されたランクに割り当てられた色のガス像37を、表示部15に表示させる。
図6は、第2変形例によって生成された画面39を説明する説明図である。画面39が、図5に示す画面35と異なる点を説明する。画像処理部12(図1)が、複数のガス像をフレームから抽出したとき、決定部18は、複数のガス像のそれぞれに対して、ランクを決定する。複数のガス像は、互いにつながっておらず、不連続である。画像生成部13は、複数のガス像のそれぞれの色を、決定されたランクに割り当てられた色にする。画面39の動画表示領域31に表示される動画には、2つのガス像37,40がある。ガス像37の色は、黄色であるので、ガス像37の信頼度は、Bランクである。ガス像40の色は、緑色であるので、ガス像40の信頼度は、Cランクである。
図1を参照して、以上説明したように、第2変形例において、決定部18は、画像処理部12によってガス像が複数抽出されたとき、複数のガス像37,40のそれぞれについて、ガス像が属するランクを決定する。表示制御部14は、複数のガス像37,40のそれぞれについて、決定部18によって決定されたランクに割り当てられた色のガス像を、表示部15に表示させる。
このように第2変形例によれば、複数のガス像37,40が抽出された場合、複数のガス像37,40のそれぞれの信頼度が、複数のガス像37,40のそれぞれの色で示される。従って、ガス漏れを監視する監視者は、複数のガス像37,40のそれぞれの色を見るだけで、複数のガス像37,40のそれぞれの信頼度を知ることができる。
図7は、第3変形例によって生成された画面42を説明する説明図である。画面42が、図3に示す画面30と異なる点を説明する。画面42の信頼度表示領域43には、ガス像33の信頼度を示す数値の文字画像が表示されている。
図1を参照して、決定部18は、予め定められた基準(図2)に従って、画像処理部12によって抽出されたガス像33について、数値で示される信頼度を決定する。表示制御部14は、決定部18によって決定された数値で示される信頼度を表示部15に表示させる。数値は、例えば、ガス像33である可能性を確率で示す。第3変形例をさらに詳しく説明すると、決定部18は、予め定められた基準を示す情報(図2)、この基準に対応させて、信頼度の高いランクから低いランクまで、複数のランクが定められたランク情報(図2)、及び、複数のランクのそれぞれについて、異なる数値で示される信頼度を割り当てた数値情報(不図示)を記憶しており、予め定められた基準に従って、画像処理部12によって抽出されたガス像33が属するランクを決定し、表示制御部14は、決定部18によって決定されたランクに割り当てられた数値で示される信頼度を表示部15に表示させる。
例えば、Aランクの場合、信頼度が90%、Bランクの場合、信頼度が70%、Cランクの場合、信頼度が50%、Dランクの場合、信頼度が30%である。
なお、図2に示す5つの環境パラメータが、ガス像の信頼度に与える影響が異なる場合、5つの環境パラメータのそれぞれに重み付けが付けられていてもよい。例えば、降水量が、他の環境パラメータに比べて、信頼度に与える影響が大きく、かつ、気温が、他の環境パラメータに比べて、信頼度に与える影響が小さいとする。この場合、例えば、背景温度の変化量の重み付けが20%、ブレ量の重み付けが20%、気温の重み付けが10%、降水量の重み付けが30%、風速の重み付けが20%にする。そして、各ランクの係数を例えば、ランクAの係数を1、ランクBの係数を0.7、ランクCの係数を0.5、ランクDの係数を0.3にする。
決定部18は、5つの環境パラメータのそれぞれについて、どのランクに属するかを判定し、そのランクの係数とその環境パラメータの重み付けとを掛け算し、この掛け算で得られた値を加算する。具体的に説明すると、例えば、背景温度の変化量、ブレ量、降水量及び風速がいずれもAランクであり、気温がBランクとする。信頼度は、20%(背景温度の変化量の重み付け)×1(Aランクの係数)+20%(ブレ量の重み付け)×1+10%(気温の重み付け)×0.7(Bランクの係数)+30%(降水量の重み付け)×1+20%(風速の重み付け)×1、つまり、97%となる。
1 ガス検知システム
2 赤外線カメラ
3 ガス検知用画像処理装置
W 監視対象

Claims (8)

  1. 監視対象の赤外画像に対して、前記監視対象から漏れたガスを示すガス像を抽出するための所定の画像処理をする画像処理部と、
    前記赤外画像が撮影された環境に関する、予め定められたパラメータの値を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記パラメータの値を、予め定められた基準と比較することにより、前記画像処理部によって抽出された前記ガス像が本当のガス像である度合いを示す指標である信頼度を決定する決定部と、
    前記決定部によって決定された前記信頼度を出力する出力部と、を備えるガス検知用画像処理装置。
  2. 前記監視対象の像、及び、前記画像処理部によって抽出された前記ガス像を含む画像を生成する画像生成部と、
    前記出力部として、前記画像生成部によって生成された前記画像と一緒に、前記信頼度を、表示部に表示させる表示制御部と、をさらに備える請求項1に記載のガス検知用画像処理装置。
  3. 前記決定部は、前記予め定められた基準を示す情報、及び、前記予め定められた基準に対応させて、前記信頼度の高いランクから低いランクまで、複数のランクが定められたランク情報を記憶しており、前記予め定められた基準に従って、前記画像処理部によって抽出された前記ガス像が属するランクを決定し、
    前記表示制御部は、前記決定部によって決定されたランクで示される前記信頼度を前記表示部に表示させる請求項2に記載のガス検知用画像処理装置。
  4. 前記決定部は、前記予め定められた基準に従って、前記画像処理部によって抽出された前記ガス像について、数値で示される前記信頼度を決定し、
    前記表示制御部は、前記決定部によって決定された数値で示される前記信頼度を前記表示部に表示させる請求項2に記載のガス検知用画像処理装置。
  5. 前記決定部は、前記予め定められた基準を示す情報、前記予め定められた基準に対応させて、前記信頼度の高いランクから低いランクまで、複数のランクが定められたランク情報、及び、前記複数のランクのそれぞれについて、前記ガス像の色として、異なる色を割り当てた色情報を記憶しており、前記予め定められた基準に従って、前記画像処理部によって抽出された前記ガス像が属するランクを決定し、
    前記表示制御部は、前記決定部によって決定されたランクに割り当てられた色の前記ガス像を、前記表示部に表示させる請求項2に記載のガス検知用画像処理装置。
  6. 前記決定部は、前記画像処理部によって前記ガス像が複数抽出されたとき、複数の前記ガス像のそれぞれについて、前記ガス像が属するランクを決定し、
    前記表示制御部は、複数の前記ガス像のそれぞれについて、前記決定部によって決定されたランクに割り当てられた色の前記ガス像を、前記表示部に表示させる請求項5に記載のガス検知用画像処理装置。
  7. 監視対象の赤外画像に対して、前記監視対象から漏れたガスを示すガス像を抽出するための所定の画像処理をする第1のステップと、
    前記赤外画像が撮影された環境に関する、予め定められたパラメータの値を取得する第2のステップと、
    前記第2のステップによって取得された前記パラメータの値を、予め定められた基準と比較することにより、前記第1のステップによって抽出された前記ガス像が本当のガス像である度合いを示す指標である信頼度を決定する第3のステップと、
    前記第3のステップによって決定された前記信頼度を出力する第4のステップと、を備えるガス検知用画像処理方法。
  8. 監視対象の赤外画像に対して、前記監視対象から漏れたガスを示すガス像を抽出するための所定の画像処理をする第1のステップと、
    前記赤外画像が撮影された環境に関する、予め定められたパラメータの値を取得する第2のステップと、
    前記第2のステップによって取得された前記パラメータの値を、予め定められた基準と比較することにより、前記第1のステップによって抽出された前記ガス像が本当のガス像である度合いを示す指標である信頼度を決定する第3のステップと、
    前記第3のステップによって決定された前記信頼度を出力する第4のステップと、をコンピュータに実行させるガス検知用画像処理プログラム。
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