JP6467930B2 - コモンレール式燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料をコモンレールに蓄圧貯留すると共にコモンレールに蓄圧貯留されている燃料を燃焼室に噴射するコモンレール式燃料噴射装置に関する。
ディーゼル機関等が搭載されている自動車においては、近年の自動車排出ガス規制に対応するため、電子制御により燃料の噴射時期や噴射量を高度に最適化することが可能なコモンレール式燃料噴射装置が採用されている(例えば、特許文献1を参照)。
コモンレール式燃料噴射装置は、燃料をポンプによりコモンレールに供給して蓄圧貯留し、実コモンレール圧をフィードフォワード制御やフィードバック制御により目標コモンレール圧に維持しながら、コモンレールに蓄圧貯留されている燃料をインジェクタにより燃焼室に噴射する燃料噴射装置である。
本コモンレール式燃料噴射装置においては、インジェクタにおける燃料の静的漏洩が無く、燃料の無噴射時に実コモンレール圧が減圧されないため、実コモンレール圧が目標コモンレール圧よりも高い第一の作動圧力以上である時に減圧バルブを作動させて実コモンレール圧を減圧させている。
特開2002−371940号公報
ところで、コモンレール式燃料噴射装置においては、故障部品等が原因で実コモンレール圧が大幅に昇圧されて未故障部品にも故障が波及する虞があるため、実コモンレール圧が第一の作動圧力よりも高い第二の作動圧力以上である時に圧力リミッタ(圧力制限バルブ)を機械的に作動させることにより、実コモンレール圧が大幅に昇圧されて未故障部品に故障が波及する前に実コモンレール圧を減圧させている。
圧力リミッタは、緊急時に作動される安全機構の一種であり、作動後は実コモンレール圧がゼロになるまで作動を継続し、その作動時における燃料の噴射を困難にするため、緊急時以外は不必要に作動されないことが望ましい。
しかしながら、緊急時以外であっても、例えば、加速直後に急停止する場合は、実コモンレール圧が高いままインジェクタにおける噴射量が急激に減少し、ポンプにおける供給量がインジェクタにおける噴射量よりも著しく多くなるため、実コモンレール圧が第一の作動圧力以上である時に減圧バルブを作動させても減圧が間に合わず、実コモンレール圧が第二の作動圧力に到達して圧力リミッタが作動されるという課題がある。
そこで、本発明の目的は、緊急時以外に圧力リミッタが不必要に作動されることを抑制することが可能なコモンレール式燃料噴射装置を提供することにある。
この目的を達成するために創案された本発明は、燃料をポンプによりコモンレールに供給して蓄圧貯留し、実コモンレール圧を目標コモンレール圧に維持しながら、前記コモンレールに蓄圧貯留されている燃料をインジェクタにより燃焼室に噴射するコモンレール式燃料噴射装置において、実コモンレール圧が目標コモンレール圧よりも高い第一の作動圧力以上である時に作動されて実コモンレール圧を減圧する減圧バルブと、実コモンレール圧が第一の作動圧力よりも高い第二の作動圧力以上である時に作動されて実コモンレール圧を減圧する圧力リミッタと、前記ポンプにおける供給量と前記インジェクタにおける噴射量とに基づいて実コモンレール圧の未来推移を予測する予測部と、実コモンレール圧の未来推移に基づいて実コモンレール圧が第二の作動圧力以上になると推定される場合に第一の作動圧力を第一の作動圧力より低い第三の作動圧力に設定する設定部と、を備えているコモンレール式燃料噴射装置である。
本発明によれば、緊急時以外に圧力リミッタが不必要に作動されることを抑制することが可能なコモンレール式燃料噴射装置を提供することができる。
本発明に係るコモンレール式燃料噴射装置を示す概略図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に順って説明する。
図1に示すように、本発明の好適な実施の形態に係るコモンレール式燃料噴射装置100は、タンク101に貯留されている燃料102をポンプ103により低圧パイプ104を通じて吸い込むと共に高圧パイプ105を通じてコモンレール106に供給して蓄圧貯留し、電子制御装置(ECU)107によるフィードフォワード制御やフィードバック制御(例えば、PID制御)によりコモンレール106における実コモンレール圧を目標コモンレール圧に維持しながら、コモンレール106に蓄圧貯留されている燃料102をインジェクタ108により燃焼室109に噴射する装置である。
コモンレール式燃料噴射装置100においては、定常運転時は、電子制御装置107によりポンプ103における供給量をインジェクタ108における噴射量と一致させているが、過渡運転時や故障部品発生時は、ポンプ103における供給量がインジェクタ108における噴射量を超越し、実コモンレール圧が大幅に昇圧されて故障部品が発生したり未故障部品に故障が波及したりする虞がある。
そのため、コモンレール式燃料噴射装置100は、実コモンレール圧が目標コモンレール圧よりも高い第一の作動圧力以上である時に作動されて実コモンレール圧を減圧する減圧バルブ110と、コモンレール式燃料噴射装置100は、実コモンレール圧が第一の作動圧力よりも高い第二の作動圧力以上である時に作動されて実コモンレール圧を減圧する圧力リミッタ111と、を備えており、実コモンレール圧が大幅に昇圧される前に減圧バルブ110や圧力リミッタ111を作動させて実コモンレール圧を減圧させることにより、故障部品が発生したり未故障部品に故障が波及したりすることを事前に防止している。
しかしながら、前述の通り、緊急時以外に圧力リミッタ111が不必要に作動されることは望ましくないため、コモンレール式燃料噴射装置100は、更に、電気回路等のハードウェアやプログラム等のソフトウェアとして電子制御装置107に搭載されており、ポンプ103における供給量とインジェクタ108における噴射量とに基づいて実コモンレール圧の未来推移を予測する予測部112と、実コモンレール圧の未来推移に基づいて実コモンレール圧が第二の作動圧力以上になると推定される場合に第一の作動圧力を第一の作動圧力より低い第三の作動圧力に設定する設定部113と、を備えている。
予測部112は、電子制御装置107により把握されているポンプ103における供給量(指示値)とインジェクタ108における噴射量(指示値)とに基づいて実コモンレール圧の未来推移を予測している。
設定部113は、予測部112で予測された実コモンレール圧の未来推移に基づいて実コモンレール圧が第二の作動圧力以上になると推定される場合は、緊急時以外であるのにも拘わらず圧力リミッタ111が作動される可能性があるとして、第一の作動圧力を第一の作動圧力より低い第三の作動圧力に設定している。
第一の作動圧力は、実コモンレール圧が昇圧されることより故障部品が発生することを防止する一次閾値を意味しており、定常運転時においては、実コモンレール圧が第一の作動圧力に到達した時点で減圧バルブ110を作動させることにより、実コモンレール圧が第二の作動圧力以上になることはない。
第二の作動圧力は、実コモンレール圧が昇圧されることより故障部品が発生することを防止する最終閾値を意味しており、緊急時以外においては、実コモンレール圧が第二の作動圧力に到達することがないようにすることが望ましい。
第三の作動圧力は、実コモンレール圧が昇圧されることより故障部品が発生することを防止する一次閾値を意味しており、過渡運転時において、実コモンレール圧が急激に昇圧される場合であっても、実コモンレール圧が第三の作動圧力に到達した時点で減圧バルブ110を作動させることにより、実コモンレール圧が第二の作動圧力以上になることはない。
なお、第三の作動圧力は、緊急時以外に圧力リミッタ111が作動されることを回避することができるように、減圧バルブ110の応答遅延等を考慮して予め実験等で求めておいても良いし、予測部112で予測された実コモンレール圧の未来推移に基づいて、今後、実コモンレール圧が急激に昇圧される場合であっても、実コモンレール圧が第二の作動圧力に到達することがないように、その時々で適切な値を計算して求めても良い。
これらにより、コモンレール式燃料噴射装置100においては、減圧バルブ110を本来よりも早期に作動させて実コモンレール圧を減圧させる時期を早めることができるため、緊急時以外に実コモンレール圧が第二の作動圧力以上になることを抑制することが可能となる。
従って、本発明によれば、緊急時以外に圧力リミッタ111が不必要に作動されることを抑制することが可能なコモンレール式燃料噴射装置100を提供することができる。
100 コモンレール式燃料噴射装置
101 タンク
102 燃料
103 ポンプ
104 低圧パイプ
105 高圧パイプ
106 コモンレール
107 電子制御装置
108 インジェクタ
109 燃焼室
110 減圧バルブ
111 圧力リミッタ
112 予測部
113 設定部

Claims (1)

  1. 燃料をポンプによりコモンレールに供給して蓄圧貯留し、実コモンレール圧を目標コモンレール圧に維持しながら、前記コモンレールに蓄圧貯留されている燃料をインジェクタにより燃焼室に噴射するコモンレール式燃料噴射装置において、
    実コモンレール圧が目標コモンレール圧よりも高い第一の作動圧力以上である時に作動されて実コモンレール圧を減圧する減圧バルブと、
    実コモンレール圧が第一の作動圧力よりも高い第二の作動圧力以上である時に作動されて実コモンレール圧を減圧する圧力リミッタと、
    前記ポンプにおける供給量と前記インジェクタにおける噴射量とに基づいて実コモンレール圧の未来推移を予測する予測部と、
    実コモンレール圧の未来推移に基づいて実コモンレール圧が第二の作動圧力以上になると推定される場合に第一の作動圧力を第一の作動圧力より低い第三の作動圧力に設定する設定部と、
    を備えていることを特徴とするコモンレール式燃料噴射装置。
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