JP6466060B2 - 医療情報システム - Google Patents

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本発明の実施の形態は、医療情報システムに関する。
近年、技術の進展に伴って、医療機関内にも各種電子機器を利用した医療画像診断装置やシステムが導入されている。医療画像診断装置は、被検体内部の情報を収集し、この収集された情報に基づいて被検体内部を画像化して医療画像を生成する装置であり、例えば、X線CT装置(computed tomography:コンピュータ断層撮影装置)や、磁気共鳴診断装置(MRI:magnetic resonance imaging)等が該当する。
これら医療画像診断装置の技術開発が進み各医療機関への導入が進むと、医療画像診断装置によって収集される医療画像の量も膨大な量となる。その分読影についての手間、時間が掛かるが、例えば、読影ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)を利用する読影システムについての提案がなされている(特許文献1参照)。
また、医療機関内には、例えば、医療画像管理システム(PACS:Picture Archiving Communication System)等のシステムが構築されることも多い。そして、実際にこれらのシステムを効率的に運用し、診断等に役立てていくには、例えば、その他医療情報を生成するアプリケーションも導入する必要がある。
これらアプリケーションに関しては開発する会社それぞれに得意な分野、対象があり、例えば、X線画像の解析に強いアプリケーションやX線CT装置で得られたボリュームデータから3D画像を生成するに適したアプリケーション等々、様々なアプリケーションが存在する。
但し、これらアプリケーションについては利用されることが前提であることから、普及促進を如何に図るかが課題となる(特許文献2参照)。
特開2011−54194号公報 特開2008−80151号公報
しかしながら、上記特許文献1において開示されている発明では、従来よりも読影システムの運営面での一層の効率化及び省力化が図られているものの、結局は遠隔で読影されることを前提とした読影システムであることから、条件が整えば診察を行う医師や読影対象となる医療画像が取得された医療機関内にいる読影医が直接読影を行うことによる利便性や速報性には適わない。
また、医師や読影医が直接読影を行うに当たってはそれぞれ適したアプリケーションの利用が必要であるが、利用者が当該アプリケーションの存在を知らなければ利用することはできず、当該アプリケーションを利用する者への普及促進が必要である。但し、上記特許文献2においてはMRIシステムに特化した内容となっており、一般的なシステムに適用したものではない。
さらに、従来のアプリケーションは、医療画像診断装置特有の機能を備えていることが多く、パッケージ販売や配信型販売で流通させることが困難であることから、例えば、ハードウェア(医療画像診断装置)に組み込まれた状態で販売されることも多く行われている。
またアプリケーションの多くは基本的に購入しなければ利用することはできないため、例えば一部機能のみを利用したい場合等にはその購入をためらってしまう。新たなアプリケーションの使い勝手等については、販売当初は利用実績が少ないこともあって不明であることも多く、ユーザは当該アプリケーションの利用を躊躇することにもなる。
従って、この状態では、あえて新たなアプリケーションを購入使用する利用者のモチベーションが高まらないことにもなり、新規アプリケーションの普及促進という観点からは何らかの仕組みを構築する必要がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ユーザのアプリケーションの利用態様に応じた柔軟な料金設定とすることで、アプリケーションの普及利用を促進し、ユーザの利便性の向上、アプリ提供者の開発意欲の向上、及びシステム運営者による魅力的なシステム運営を図ることが可能な医療情報システムを提供することにある。
請求項1に記載の発明の特徴は、医療情報システムにおいて、ユーザが使用するクライアント端末と、ユーザが医療画像診断装置によって取得された患者の内部情報を示す医療画像を基に検査レポートを作成する際に利用する医療画像の処理を行うアプリケーションを備えるアプリケーションサーバと、ユーザの検査レポートの作成に当たって、既に作成されている検査レポートを参照レポートとして提示し、参照レポートにて利用されているアプリケーションを利用して処理された医療画像についての検査レポートの作成を行うとともに、ユーザによる参照レポートの参照の態様に応じて、検査レポートの作成に関連したアプリケーションをインストールする行為、或いは、参照レポートの参照の際に課金の対象となる行為が行われることで、参照レポートの参照の態様が検査レポートの作成に関連しての業務上の利用であると判定された場合に、ユーザがアプリケーションを利用する際に支払う料金の中から参照レポートの作成者と参照レポートで利用されたアプリケーションを提供するアプリ提供者とに支払う金額を算出するテナント型医療情報システムとを備える。
本発明の実施の形態における医療情報システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるテナント型医療情報システムの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるアプリサーバの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における統合ビューアの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における課金エンジンの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における検査レポートの作成の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるレポートデータベース内に格納されるテーブルの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態におけるレポートデータベース内に格納されるテーブルの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態におけるレポートデータベース内に格納されるテーブルの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態における課金方法を説明するためのグラフである。 本発明の実施の形態における課金データベース内に格納されるテーブルの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態における課金データベース内に格納される参照レポートとして参照された検査レポートを作成したユーザに支払われるレポート貢献費に関するテーブルの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態における検査レポートの登録の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における検査レポートのツリーを示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[医療情報システムの全体構成]
図1は、本発明の実施の形態における医療情報システムSの全体構成を示すブロック図である。医療情報システムSは、ユーザが使用するクライアント端末1と、システム運営者が設置し、通信ネットワークNを介してクライアント端末1から送信されるユーザからの検査レポートの作成要求に基づいて必要な医療情報を収集、加工し、検査レポートの作成、保存等を行うテナント型医療情報システム2と、テナント型医療情報システム2と通信ネットワークNを介して接続され、アプリ提供者によって提供されるアプリケーションを備えるアプリケーションサーバ3(以下、明細書における表記及び図面の表記として「アプリサーバ3」と表わす)とを備える。
さらにこの実施の形態における医療情報システムSには、通信ネットワークNを介して、医療画像診断装置4と、管理サーバ5とが併せて接続されている。
クライアント端末1は、ユーザである、医師、或いは、技師によって使用される情報端末である。このクライアント端末1としては、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)や、WS(診療ワークステーション)等が考えられる。また、クライアント端末1が携帯可能であることを否定するものではない。
さらに、クライアント端末1は、少なくともユーザの操作を受け付ける入力部と、各種処理を行うCPUを備える処理部と、作成される検査レポート、その他の処理内容やユーザの要求に基づいてテナント型医療情報システム2によって収集された医療情報等を表示する表示部を備えている。
テナント型医療情報システム2は、ユーザがその利用を選択したアプリケーションを用いて生成、加工した医療画像を基に検査レポート作成を行う機能を果たす。また、ユーザが患者の診断、検査等において必要とする医療情報を、ユーザの要求に応じて収集しクライアント端末1の表示部に表示させる機能も果たす。ここで「医療情報」とは、カルテ等の文字情報、血液検査等の数値データや波形データ、X線CT装置のような医療画像診断装置が取得(撮影)する医療画像に関する情報、或いは検査レポート等の文字・画像混在情報等、を含む概念である。
テナント型医療情報システム2は、システム運営者が設けるもので、ユーザは当該システムを利用することで、必要とする各種アプリケーションを効率よく利用することができる。すなわち、テナント型医療情報システム2には利用することが可能な単数、または複数のアプリケーションが接続されており、ユーザはテナント型医療情報システム2を介してこれらのアプリケーションを利用、或いは必要に応じて入手し、必要な医療情報を取得することができる。この点、ユーザが医療情報の取得に当たって、個別にアプリケーションを探し出して利用するといった手間を省くことができる。
また、ユーザ自ら医療情報の収集を行う場合には、多くの場合、どうしても自らの思考(嗜好)に合った特定のアプリケーションを利用しがちであり、特に、新規なアプリケーションについては利用されにくいのが現状である。但し、本発明の実施の形態におけるテナント型医療情報システム2を利用することで、後述するように新規なアプリケーションを利用して作成され登録されている検査レポートを参照すること等が可能となるため、当該新規なアプリケーションであっても安心して利用することができる。併せて、特定のアプリケーションにその利用が集中することなく、適宜適切なアプリケーションが選択され、当該選択されたアプリケーションによる処理がなされた医療画像を取得することができる。
換言すれば、システム運営者が設けるテナント型医療情報システム2は、このシステム運営者が「大家」という位置付けにあり、一方、選択して利用されるアプリケーションを提供するアプリ提供者は、いわば「店子」の位置付けとなる。従って、大家(システム運営者)が設けるテナント型医療情報システム2内には店子(アプリ提供者)がアプリケーションを提供しており、この点を示して「テナント」と表わしている。ユーザは自分が要求する医療画像を取得するに当たって、テナントであるアプリ提供者が提供する各種アプリケーションを利用する。
図2は、本発明の実施の形態におけるテナント型医療情報システム2の内部構成を示すブロック図である。テナント型医療情報システム2は、本体部2Aと画像管理部2Bの大きく2つの部分に分かれている。本体部2Aは、ユーザによる検査レポートの作成等、ユーザからの要求を受け付けてユーザに必要な医療情報を生成して戻す機能を備えている。一方、画像管理部2Bは、医療画像診断装置4が取得した医療画像を保管、管理する。
本体部2Aは、統合ビューア21と、レポートデータベース22と、レポート作成部23と、シンクライアントマネージャ24と、アプリケーション25(アプリケーションA)と、課金エンジン26と、課金データベース27とから構成されている。また、画像管理部2Bは、画像情報マネージャ28と、画像レポートデータベース29とから構成されている。
なお、本体部2Aの各部の内部構成、機能や働きについては、以下、ユーザが検査レポートを作成する流れに沿って別途説明する。また、テナント型医療情報システム2の統合ビューア21の詳細な内部構成についても後述する。
画像管理部2Bを構成する画像情報マネージャ28は、医療画像診断装置4によって取得される医療画像に関する情報を管理する。一方、画像レポートデータベース29は、画像情報マネージャ28を介して医療画像診断装置4から送られてきた医療画像を記憶する。また、アプリサーバ3に記憶されているアプリケーションを利用して加工、生成される医療画像についても記憶することとしても良い。
なお、テナント型医療情報システム2の設置場所については、図1に示す医療情報システムSにおいて特に示されていない。従って、テナント型医療情報システム2は、医療機関内に設けられていても良く、或いは、クラウド・コンピューティング技術を用いて医療機関外に設けられていても良い。さらに、各医療機関ごとに設けられていても、或いは、複数の医療機関で共有していても良い。
アプリサーバ3は、アプリ提供者が提供するアプリケーションを記憶している。併せて、必要とされるアプリケーションを販売したり、ユーザによる検査レポートの作成要求に従って必要とされる医療画像を生成する。
より詳細には、ユーザがクライアント端末1を介してレポート作成要求をテナント型医療情報システム2に送信すると、テナント型医療情報システム2内において当該要求に基づいてレポートデータベースから検査レポートを作成する上で参照可能なレポートを検索表示させる。
さらに、検査レポートに貼付する医療画像の加工、生成に当たって利用されるアプリケーションが選択され、当該アプリケーションを備えるアプリサーバ3に対して、医療画像の加工、生成が依頼される。アプリサーバ3では要求に応じて医療画像を加工、生成し、改めてテナント型医療情報システム2に送信する。アプリサーバ3から生成された医療画像を受信したテナント型医療情報システム2では、この医療画像と検査レポートとを当該要求を出したユーザのクライアント端末1にまとめて(統合して)表示させる。
或いは、ユーザによって必要なアプリケーションが選択された場合に、当該アプリケーションの入手(購入)が行われる場合もある。この場合には、当該アプリケーションを備えるアプリサーバ3からアプリケーションがダウンロードされ、テナント型医療情報システム2にインストールされる。なお、アプリケーションのインストール先は、テナント型医療情報システム2に限らず、例えば、クライアント端末1、或いは、医療画像診断装置4であっても良い。
図3は、本発明の実施の形態におけるアプリサーバ3の内部構成を示すブロック図である。アプリサーバ3は、シンクライアントエンジン31と、アプリケーション32と、画像データベース33とから構成される。
シンクライアントエンジン31は、シンクライアントマネージャ24から送信されたアプリケーションに関する情報を受信する。その上でアプリケーション32の制御を行う。また、シンクライアントマネージャ24から送信された医療画像に関する情報は、画像データベース33に格納される。アプリケーション32は、シンクライアントエンジン31の制御の下、画像データベース33に格納された医療画像に関する情報を基にユーザが検査レポートを作成する際に必要とする医療画像を加工、生成する。
なお、アプリサーバ3は、格納するアプリケーションごとに設けられていても良く、或いは、アプリ提供者ごとに設けられていても良い。後者の場合、1つのアプリサーバ3内に当該アプリ提供者が提供するアプリケーションが単数、或いは、複数含まれて(記憶されて)いる。
また、以下の説明、或いは、各図面において、適宜「アプリ」と表わされる場合があるが、この「アプリ」とは「アプリケーション」の略である。
医療画像診断装置4は、被検体を撮影してその内部情報を取得する医療画像取得(撮影)装置である。医療画像診断装置4としては、例えば、上述したようにX線CT装置や磁気共鳴診断装置等が該当する。医療画像診断装置4において取得された各撮影データは、テナント型医療情報システム2に送信されて、後述する画像管理部に格納(記憶)される。また、図1には示していないが、例えば、通信ネットワークNに接続されている画像サーバ等に記憶されていても良い。
管理サーバ5は、例えば、医療機関内に構築されている、例えば、病院情報管理システム(HIS:Hospital Information System)、放射線部門情報管理システム(RIS:Radiological Information System)、医用画像管理システム(PACS:Picture Archiving Communication System)等が該当する。なお、管理サーバ5に入力された各種情報は、併せてテナント型医療情報システム2にも送られ、ユーザからの要求に対処する際に用いられる。
なお、図1に示す医療情報システムSでは、通信ネットワークNに2つのクライアント端末1Aと1B(以下、適宜これら複数のクライアント端末をまとめて「クライアント端末1」と表わす。)、アプリサーバ3A及び3B(以下、適宜これらのアプリサーバをまとめて「アプリサーバ3」と表わす。)が接続されているが、通信ネットワークNに接続されるクライアント端末1、或いは、アプリサーバ3の数は単数、或いは複数のいずれでも良く、その数は任意である。 また、医療画像診断装置4は、図1では1つのみ通信ネットワークNに接続されているが、この医療画像診断装置4の数についても任意である。
通信ネットワークNは、クライアント端末1、テナント型医療情報システム2、アプリサーバ3、医療画像診断装置4、及び管理サーバ5をそれぞれつなぎ、互いの間で、例えば医療情報のやりとりを可能とする。
通信ネットワークNの例としては、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信ネットワークを挙げることができる。また、この通信ネットワークNで使用される通信規格は、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)等、いずれの規格であっても良い。
[テナント型医療情報システム(本体部)の構成]
上述したように、テナント型医療情報システム2の本体部2Aは、統合ビューア21と、レポートデータベース22と、レポート作成部23と、シンクライアントマネージャ24と、アプリケーション25(アプリケーションA)と、課金エンジン26と、課金データベース27とから構成されている。
統合ビューア21は、ユーザからの検査レポート作成の要求があった場合に、過去作成された検査レポートを参照するためにレポートデータベース22に登録されている検査レポートを検索する。併せて、検査レポートの対象となる医療画像の加工、生成を行う為のアプリケーションを入手、或いは、その利用を図り、作成された検査レポートの文章と医療画像との統合を図る。その上で、ユーザが使用するクライアント端末1に作成された検査レポートを表示させる。
図4は、本発明の実施の形態における統合ビューア21の内部構成を示すブロック図である。統合ビューア21は、受信部21aと、検索部21bと、情報統合部21cと、業務利用判定部21dと、計測部21eと、参照ツリー生成部21iと、インストールボタン生成部21gと、アプリインストール部21hと、レポート登録部21fと、レポート構文解析部21jと、送信部21kとから構成される。また、検索部21bは、検査レポートが登録されているレポートデータベース22に接続されている。
なお、統合ビューア21の内部を構成する各部に関する機能や働きについては、本体部2Aの各部と同様、以下、ユーザが検査レポートを作成する流れに沿って別途説明する。また、ここでは本発明の実施の形態を説明する上で必要な構成のみを示しており、テナント型医療情報システム2として機能するに必要とされる構成については当然備えられている。
さらに、統合ビューア21自体は医療情報を統合的にユーザに提示するアプリケーションである。しかし、以下の説明に係る実施の形態においては、テナント型医療情報システム2に当該アプリケーションが読み込まれることによって統合ビューア21が実装されることを前提とする。統合ビューアは、Webアプリケーション、ファットクライアントアプリケーション、或いは、シンクライアントアプリケーション等、いずれの実装形態を採用しても良い。一方、統合ビューアは医療情報を統合的にユーザに提示する回路としてテナント型医療情報システム2に設けられていても良い。
レポートデータベース22には、作成された検査レポートが登録されている。レポート作成部23は、ユーザによって検査レポートが作成される際に起動され、対象となる医療画像等を基に検査レポートの作成を司る。
シンクライアントマネージャ24は、図1に示すアプリサーバ3に通信ネットワークNを介して接続されている。ユーザが検査レポート作成に当たって必要とする医療画像の加工、生成を行うためのアプリケーションを入手してユーザが利用することができるようにテナント型医療情報システム2に取り込む。
アプリケーション25(アプリケーションA)は、システム運営者が提供するアプリケーションの1つである。つまり、アプリ提供者がアプリケーションを提供するのと同じように、テナント型医療情報システム2を運営するシステム運営者が自ら提供するアプリケーションである。システム運営者が提供するアプリケーションであることから、アプリケーション25(アプリケーションA)は、例えば、クライアント端末1に表示される基本的な画面設定に関するアプリケーション、或いは、画像管理部2Bに記憶、管理されている医療画像の処理を行うアプリケーションである。
なお、図2では、1つのアプリケーション25(アプリケーションA)が統合ビューア21に接続されているが、このようなアプリケーションがどのくらい統合ビューア21に接続されている(テナント型医療情報システム2内に設けられている)かは自由である。
テナント型医療情報システム2には、アプリサーバ3が接続されている。上述したように、いくつのアプリサーバ3がテナント型医療情報システム2に接続されるかは、医療情報システムSにアプリケーションを提供するアプリ提供者の数、或いは、提供されるアプリケーションの数によって増減する。図2においては、アプリケーションBを提供するアプリサーバ3AとアプリケーションCを提供するアプリサーバ3Bとがテナント型医療情報システム2に接続されている。
課金エンジン26は、ユーザがテナント型医療情報システム2、或いは、アプリサーバ3に記憶されているアプリケーションを利用した際の利用料金等を算出する。課金エンジン26に接続されている課金データベース27は、ユーザの利用料金等の算出を行う際に基礎となる料金に関する情報が記憶されている。
図5は、本発明の実施の形態における課金エンジン26の内部構成を示すブロック図である。課金エンジン26は、情報を受信する受信部26aと、利用されたアプリケーションを確認するアプリ利用確認部26bと、当該アプリケーションを利用するに当たって必要とされる基本の料金を検索する料金検索部26cと、検索された基本料金を基に実際に掛かった料金を算出する料金算出部26dと、算出された料金に関する情報をユーザのクライアント端末1に向けて送信する送信部26eとから構成される。これら各部の詳しい働きについては、後述する課金の流れを説明する際に併せて説明する。
[ユーザによる検査レポートの作成の流れ]
図6は、本発明の実施の形態における検査レポートの作成の流れを示すフローチャートである。
まず、テナント型医療情報システム2の統合ビューア21がクライアント端末1を操作するユーザから検索文字の入力を受信する(ST1)。この検索文字の入力が、検査レポート作成の要求に該当する。検査レポートを作成する際は、多くの場合検査レポートのテンプレートが利用されるとともに、既に作成されて登録されている検査レポートが参照される。ここで既に作成された検査レポート(以下、このような検査レポートを「参照レポート」と表わす。)を参照するのは、参照レポートに貼付されている読影の対象となった医療画像を確認するためである。検査レポートの性格からすれば、医療画像診断装置4が取得した医療画像の中から医師が患者を診察する際に最も利用価値のある医療画像を選択し、当該医療画像を基に検査レポートが作成されることが必要である。従って、検査レポートの作成に当たって読影の対象とされる患者、医療画像に適した医療画像を取得することが必須となるが、参照レポートには、その適した医療画像の例として適切な医療画像が貼付されている。そこで、検査レポートの作成に当たって参照レポートを参照する。
どのような検査レポートが参照レポートとして適しているか、すなわち、ユーザがどのような検査レポート、或いは、医療画像を見たいか(参照したいか)はユーザが最も良く理解している。従って、そのような参照レポートを検索するに適した検索文字をユーザが入力すると考えられることから、テナント型医療情報システム2では、ユーザが行う検索文字の入力を参照レポートの検索要求として受信する。
検索文字の入力を受けた統合ビューア21では、検索部21bがレポートデータベース22にアクセスして検索文字が記載されている検査レポートを参照レポートをして検索する(ST2)。なお、図2においては「レポートデータベース22」は「レポートDB22」と表わされている。レポートデータベース22内には、ユーザによって作成された検査レポートが記憶されている。
図7ないし図9は、本発明の実施の形態におけるレポートデータベース22内に格納されるテーブルの一例を示す説明図である。
図7は、レポートデータベース22に登録されている検査レポートに関するテーブルの一例を示している。ここでは、例えば、「レポートID」、「レポートタイトル」、「検査ID」、「登録者ID」、「参照レポートID」、「被参照ポレートID」、「解析結果ID」、「所見」、「登録日時」といった項目が登録されている。なお、検査レポートに関してどのような項目を登録しておくかについては、任意に設定することができる。
「レポートID」は、登録される検査レポートに個々に付与されるIDである。「レポートタイトル」は、検査レポートのタイトルである。「検査ID」は、検査レポートの対象となる検査に対して付与されるIDであり、「登録者ID」は、検査レポートをレポートデータベース22に登録した者に付与されているIDを示している。通常は「登録者」と検査レポートの作成者は一致するものと考えられることから、検査レポートの作成者を示すIDとも言える。
図8は、「登録者ID」をキーとしてレポートデータベース22に記憶されている登録者に関する情報を示すテーブルである。本発明の実施の形態においては、「登録者ID」をキーにして、「登録者名」、「所属病院」、及び「診療科」が記憶されている。例えば、登録者IDが「p5002798」である登録者(多くの場合、検査レポートの作成者)は、名前が「ccc」であり、「□□病院」の「胸部心臓外科」に勤務していることがわかる。なお、「診療科」の項目については、例えば、作成者の専門を示すものであっても良い。また、ここでは4つの項目について登録されているが、登録される項目については任意に設定することが可能である。
「参照レポートID」とは、ユーザが検査レポートを作成する際に参照したレポートに付与されているIDを示している。一方、「被参照レポートID」は、当該検査レポートを参照して別の検査レポートが作成された場合に、当該作成された検査レポートのIDを示す。
すなわち、例えば、「レポートID」が「A001452」である「内臓脂肪CT検査報告書」という検査レポートについては、当該「A001452」の検査レポートを作成するに当たってユーザは「T001459」のIDが付与されている検査レポートを参照している。一方、ユーザによって作成されてレポートデータベース22に登録されているレポートIDが「B001452」である検査レポートは、当該「A001452」の検査レポートを参照して作成されている。
これら「参照レポートID」及び「被参照レポートID」は、後述する参照ツリーの生成に当たって必要な情報となる。
「解析結果ID」は、検査レポートに貼付する医療画像に関する情報である。例えば、図7に示すテーブルでは、「解析結果ID」は「1257」と示されている。図9は、「解析結果ID」をキーとしてレポートデータベース22に記憶されている解析結果IDに関する情報が示されているテーブルである。このテーブルによると、解析結果IDとして「1257」で示される解析結果については、使用される「臨床アプリ名」は「CeXX」であり、当該臨床アプリの価格は「150」と示されている。また、解析の対象となったデータは、「125.CVS」というデータであることがわかる。
なお、テーブルの項目としてどのような項目を挙げるかについては、任意に設定することができる。また「臨床アプリ価格」の単位についても「円」、或いは「千円」と登録されるアプリの価格に従って設定することができる。
次に、検索部21bがレポートデータベース22内からユーザが入力した検索文字が載っている検査レポート(参照レポート)が検索されたか否かが判断される(ST3)。ここで検索文字に該当する文字が載っている検査レポートが検索されない場合には(ST3のNO)、レポートデータベース22に登録されている検査レポートを参照しての検査レポートの作成は終了する。
一方、検索部21bにおいて参照レポートが検索された場合には(ST3のYES)、次に統合ビューア21において検索された参照レポートの、例えば、リストを作成し、ユーザの使用するクライアント端末1に表示させる(ST4)。
クライアント端末1に検索結果を表示させる場合には、統合ビューア21における情報統合部21cがリスト化する。検索結果として挙げられる参照レポートは単数、或いは、複数、いずれの場合も考えられるが、例えば、いずれの場合であってもリストを作成し表示させることとしても良い。また、リスト化は複数参照レポートが検索された場合に限って作成され、参照レポートが1つしか検索されなかった場合には、そのまま検索部21bから検索結果がクライアント端末1へと送信されることとしても良い。
ユーザは、クライアント端末1に表示された参照レポートのリストに従って、検査レポートを作成するに当たって参考となる検査レポート、或いは、検査レポートに貼付されている医療画像を閲覧する。
さらにユーザが閲覧中、例えば、課金エンジン26がユーザが参照している検査レポートの情報や参照レポートを参照した時間を確認する(ST5)。課金エンジン26がユーザによる参照レポートの参照具合を確認するのは、ユーザが参照した検査レポートを作成した者に対して閲覧料、といったなにがしかの利用料金を支払うためである。
このように参照される検査レポートを作成した者に対しても利用料金が支払われるスキームを構築することで、自身が作成した検査レポートが参照されれば参照される程、利用料金が支払われることになる。従って、新たに検査レポートを作成するユーザにより多く参照してもらうためには、それだけ早く当該アプリケーションを利用してレポートデータベース22に検査レポートを登録することが肝要となるため、新規なアプリケーションの早期の利用を促すことにつながる。
次に、ユーザがアプリケーションを利用するか否かが業務利用判定部21dによって判断される。アプリケーションを利用しない場合(ST6のNO)には、アプリケーションを利用することによって掛かる利用料金は発生しない。
一方、ユーザがアプリケーションを利用する場合には(ST6のYES)、次に、ユーザがアプリケーションをインストールしたか否かが判断される(ST7)。
ここで、「アプリケーションの利用」としては、例えば、ユーザが利用を考えるアプリケーションを入手して利用する、入手しないで利用する、といった2つの態様が考えられる。前者の場合は、いわば利用しようとするアプリケーションをアプリ提供者から購入した上で利用する態様である。一方後者は、いわば利用しようとするアプリケーションをアプリ提供者からレンタルし、その使用の都度利用料金を支払う態様である。
そこで、まず前者、すなわち、ユーザが利用しようとするアプリケーションをアプリ提供者から購入(インストール)した場合について説明する(ST7のYES)。
後述するように、参照レポートに貼付されている医療画像には、当該医療画像が生成されるに利用されたアプリケーションをダウンロードするためのリンクが張られている。或いは、医療画像の付近に当該アプリケーションをインストールするためのボタンが設けられている。従って、参照レポートを閲覧しているユーザが参照レポートに貼付されている医療画像を確認し、自身が検査レポートを作成するに当たってこの参照レポートに貼付されている医療画像と同様の医療画像の加工、生成を求める場合には、例えば、当該医療画像をクリックしてアプリケーションをダウンロード(インストール)する。
ユーザからのアプリケーションのインストール要求を受領した統合ビューア21では、シンクライアントマネージャ24を介して、ユーザが要求するアプリケーションを備えるアプリサーバ3へとアクセスし、該当のアプリケーションを取得する。これによって、ユーザはテナント型医療情報システム2上で検査レポートの作成を行うことが可能となる。なお、ユーザがアプリケーションをインストールしたか否かについての情報は、統合ビューア21内の業務利用判定部21dに入力される。
一方、ユーザが参照レポートを閲覧した結果、アプリケーションをインストールしない場合も考えられる(ST7のNO)。この場合、業務利用判定部21dは、ユーザが閲覧している間に、何らかの課金の対象となる行為が行われたか否か判断する(ST8)。
これは、例えば、必要とする医療画像を得るために当該アプリケーションを入手(インストール)しないまでも、アプリサーバ3に対して当該アプリケーションを利用して所望の医療画像の加工、生成を行わせる行為であると考えられる。ユーザとしては、今後も継続して当該アプリケーションを利用することが明白であるならば、1回1回アプリケーションを利用料金を支払って利用するよりも上述したように当該アプリケーションを購入して利用する方が得な場合も考えられる。
換言すれば、普段利用しないアプリケーションを購入する必要はないとも言え、このような場合には利用するアプリケーションを購入することなく利用料金を支払って利用することでコストを削減しつつ必要な医療画像を入手することができる。
この場合、ユーザからのアプリケーションの利用要求を受領した統合ビューア21は、シンクライアントマネージャ24を介して、ユーザがその利用を要求するアプリケーションを備えるアプリサーバ3へとアクセスする。統合ビューア21からのアクセスがあるとシンクライアントエンジン31は、画像データベース33から基となる医療画像を入手しアプリケーション32に対して所望の医療画像が得られるように加工、生成を行わせる。生成された医療画像は、再度シンクライアントマネージャ24を介して統合ビューア21へと返信される。統合ビューア21では、受信した医療画像をレポート作成部23で作成されるレポートに貼付して検査レポートを完成させる。
またこの他、課金の対象となる行為として、例えば、解析結果をハードコピーし、ペイント機能を利用して保存する行為、解析結果を表示する画面を所定の時間以上表示させている行為、或いは、参照レポートをユーザが利用するクライアント端末1に保存する行為、等が考えられる。
その上で、業務利用判定部21dによって、ユーザのアプリケーションの利用が業務での利用に該当するか否かが判断される(ST9)。業務利用判定部21dによる判定は、ユーザによる参照レポートや当該参照レポートに貼付されている医療画像の加工、生成に利用されるアプリケーションの無断利用を排除するとともに、ユーザの閲覧が課金を必要としない行為であるか否かを判定して適切な課金を行うためである。
なお、業務利用判定部21dの判定の材料として、上述したように例えば、解析結果を表示する画面を所定の時間以上表示させている行為を挙げることができるが、この場合における所定の時間の計測は、計測部21eによって行われ、計測結果が業務利用判定部21dへと送信される。従って、ユーザが参照レポートの閲覧を開始したことの情報は、適宜計測部21eへと送られ、自動的に閲覧時間の計測を行う。
業務利用判定部21dは、ユーザの参照レポートの閲覧行為を判定し、課金の対象となる行為については、当該行為に関する情報を課金エンジン26へと送信する(ST10)。一方で、所望の医療画像を入手したユーザは当該医療画像を基に検査レポートを作成する。
[ユーザへの課金等、利用料金の算出、決定について]
課金エンジン26は、ユーザがアプリケーションを利用した場合に、その利用量に応じて課金し、ユーザに請求する利用料金を算出する。利用料金は、利用量ごとはもちろん、例えば、アプリケーションごと、アプリ提供者ごとにもそれぞれ設定されている。これらアプリケーションの利用料金に関する情報は、課金データベース27に予め記憶されている。
課金エンジン26は、統合ビューア21(業務利用判定部21d)から課金が必要とされる行為に関する情報やアプリケーションの利用の開始、終了等に関する情報を得て、課金データベース27からアプリケーションの利用料金に関する情報を基にユーザのアプリケーション利用料金を算出する。
具体的には、業務利用判定部21dから情報を受信した課金エンジン26は、料金検索部26cにて課金データベース27から該当する行為に関する料金の情報を検索、取得するとともに、アプリ利用確認部26bを介して料金算出部26dへと送信する。料金算出部26dでは、集まった情報を基に、ユーザが検査レポートを作成するに当たってアプリケーションの利用料金を算出する。算出された料金は、統合ビューア21を介してクライアント端末1に表示される。
なお、ユーザがアプリケーションを利用しない場合(ST6のNO)、およびその他課金の対象となる行為もない場合には(ST8のNO)、ユーザに対して利用料金を課すことはない。
本発明の実施の形態においては、ユーザに対して参照レポートやアプリケーションの利用料金を請求するだけではなく、参照される検査レポート(参照レポート)を作成したユーザに対して報奨金(以下この報奨金について「レポート貢献費」と表わす)を支払うこととしている。この仕組みは、参照に値する検査レポートを早期に作成しレポートデータベース22に登録したユーザに対してレポート貢献費というインセンティブを与えることによって、新規なアプリケーションを早期に利用してもらい、もって当該アプリケーションの普及促進に役立てる役割がある。
すなわち、新規なアプリケーションを開発したアプリ提供者がユーザのアプリケーションの利用、或いは、購入によって得られた利益の中から、当該アプリケーションを利用する基となった、すなわち、ユーザを当該アプリケーションの利用に導いてくれた参照レポートを作成した者に対してレポート貢献費を支払う。
図10は、本発明の実施の形態における課金方法を説明するためのグラフである。横軸に「アプリ売上高」が示されており、縦軸に「費用」が示されている。ここで「費用」とは、アプリ提供者がユーザにアプリケーションを提供するに当たって掛かる費用、特に他者に支払いを必要とする費用である。
また、f(x)は、アプリ提供者がテナント型医療情報システム2を利用する場合の利用費を算出するために設定される式である。一方g(x)は、参照レポートを作成したユーザに対して支払われるレポート貢献費を算出するための式である。
なお、2つの式、f(x)、g(x)はシステム提供者によって任意に設定することが可能である。システム提供者は、自ら提供するテナント型医療情報システム2にどれだけのアプリ提供者がアプリケーションを提供し、或いは、どれだけのユーザが、例えば、検査レポートの作成に当たって利用してくれるかを勘案しながら2つの式を設定する。また、アプリ提供者はシステム提供者との間で上述の2つの式によるシステム利用料の支払いについて合意の上、テナント型医療情報システム2に参加することになる。
但し、f(x)>g(x)となるように設定されるべきである。アプリ提供者がシステム提供者に支払う利用料よりも参照レポートを作成したユーザに対して支払われるレポート貢献費の方が高いと、アプリ提供者が継続してテナント型医療情報システム2に対して新規なアプリケーションを提供することができなくなると考えられるからである。
実際の課金処理は、例えば、以下のように行われる。すなわち、まず予め定められている精算日が到来すると、上述したように課金エンジン26が課金データベース27内に記憶されているアプリケーションに関する情報を基に当該アプリケーションの売上高を算出する。
図11は、本発明の実施の形態における課金データベース27内に格納されるテーブルの一例を示す説明図である。ここでは、ユーザに提供される各アプリケーションに関する情報がテーブルにまとめられている。図11に示すテーブルでは、左より「ベンダーID」、「ベンダー名」、「アプリID」、「アプリ価格」、「販売数量」、「売上高」、「利益」といった項目が並んでおり、これらが課金データベース27に記憶されている。なお、どのような項目を記憶させるかについては任意に設定することが可能である。
課金エンジン26は、予め設定されている精算日にアプリケーションごとの「売上高」を「アプリ価格」と「販売数量」とを乗じることで算出する。
一方で、統合ビューア21内の業務利用判定部21dから、計測部21eにて計測された参照レポートの被参照数に関する情報を入手する。例えば、ユーザが検査レポートを作成に当たって1つの参照レポートを参照した場合には、当該参照レポートに関する被参照数は「1」となる。さらに当該参照レポートが参照している検査レポートが存在する場合に、この検査レポートまで参照した場合には、被参照数は「2」となる。すなわち、この「被参照数」は、検査レポートの作成に当たってどのくらい当該アプリケーションが利用されたかを示している。
なお、参照レポートを作成した者(ユーザ)に対する「レポート貢献費」については、参照レポートごとに被参照数がカウントされることになる。従って、上述した例で言えば、ユーザが検査レポートを作成に当たって1つの参照レポートを参照した場合には、当該参照レポートに関する被参照数は「1」となる。さらに当該参照レポートが参照している検査レポートが存在する場合に、この検査レポートまで参照した場合も被参照数は「1」となる。これはレポート貢献費の支払いに当たっては、参照された検査レポートごとに参照の件数が加算されるからであり、もし当該参照レポートの作成者とこの検査レポートの作成者が同一である場合には、それぞれの検査レポートに関して参照されていることからこの作成者に対しては2つの(2件分の)レポート貢献費が支払われることになる。
レポート貢献費として参照された検査レポートを作成した者に支払われる金額の総額は、図10に示すグラフからすると、アプリの売上高と式g(x)との交点で表わされる金額であることがわかる(図10では「50万円」である)。この金額を、参照された数(被参照数)で除した金額が参照レポート1件当たりのレポート貢献費となる。
従って、このように1件当たりのレポート貢献費が算出された場合、被参照数が多い参照レポートを作成した者にはそれだけ多くのレポート貢献費が支払われることになる。なお、ここでは単純に被参照数で除した例を挙げたが、例えば、事前に参照レポートごとにその重み付けを行っておき、当該重み付けに従ってレポート貢献費を算出することも可能である。
図10に示すグラフを基にすると、例えば、アプリケーションの売上高が1000万円であったアプリ提供者は、そのうち200万円が当該アプリケーションを売り上げるに掛かった費用であり、当該金額をアプリ提供者がシステム運営者に対して支払う(式f(x))。さらに参照レポートを作成したユーザへのレポート貢献費として別途50万円支払う(式g(x))。従って、実際の利益は750万円である。
なお、200万円が当該アプリケーションを売り上げるに掛かった費用であり、当該費用のうち50万円をレポート貢献費として参照レポートを作成したユーザへと還元し、実際のアプリ提供者の利益を800万円とすることもできる。これはアプリ提供者とシステム運営者との契約によって自由に設定することができる。
図12は、参照レポートとして参照された検査レポートを作成したユーザに支払われるレポート貢献費に関するテーブルである。ここでは、「登録者ID」、「合計金額」、「レポート貢献費」、「支払月」の4つの項目が挙げられている。例えば、登録者IDが「p5002796」であるユーザには、「2011年8月1日」にレポート貢献費として「30,254円」支払われており、これまで支払われたレポート貢献費の合計金額は「125,482円」となることが理解できる。他の登録者IDをもつユーザよりも「p5002796」であるユーザは、「レポート貢献費」及び「合計金額」のいずれも、高い金額を示しており、このことはすなわち、「p5002796」であるユーザが作成した検査レポートは頻繁に参照されることがわかる。
[ユーザによる検査レポートの保存の流れ]
次に作成された検査レポートのレポートデータベース22への登録の手順について説明する。図13は、本発明の実施の形態における検査レポートの登録の流れを示すフローチャートである。
まずユーザは入手したアプリケーションを用いて検査レポートの対象となる医療画像を解析(加工、生成)する(ST21)。その上で、ユーザは解析された医療画像を基に検査レポートを作成する(ST22)。
作成された検査レポートについては、本発明の実施の形態においては、登録の有無を選択することができるようにされている(ST23)。但し、例えば、作成された検査レポートについては必ずレポートデータベース22に登録するとの取り扱いも可能である。
ユーザが作成した検査レポートを登録する場合には(ST23のYES)、クライアント端末1上に表示されている、例えば、登録ボタン等をクリックすることで登録処理が開始される。なお、どのように検査レポートの登録処理を開始するかについては、様々な設定が考えられるが、それぞれの医療情報システムSにおいて適切な処理方法が採択される。
ユーザの指示に基づき作成された検査レポートの登録処理が開始されると、レポート登録部21f(図3参照)において検査レポートごとに固有の検査レポートIDが付与される(ST24)。この検査レポートIDは、例えば、図7のレポートデータベース22内のテーブルに示される「レポートID」に該当する。
さらに、登録の対象となる検査レポートに貼付されている医療画像を加工、生成するために用いたアプリケーションを、次に当該検査レポートを参照したユーザが当該検査レポートの表示画面を閉じることなく直接インストールすることができるようにするため、インストールボタン生成部21gが、このアプリケーションのインストールボタンを作成する(ST25)。
なお、ここではアプリケーションのインストールのためのインストールボタンを生成したが、例えば、利用されたアプリケーションへのリンクを張ることで当該アプリケーションをダウンロードすることができるように設定しても良い。
その上で、レポート登録部21fは、レポートデータベース22に検査レポートを登録する。また併せて、登録の対象となる検査レポートに関する各種登録項目が自動でレポートデータベース22に格納され、図7に示すようなテーブルとして登録される。
さらに、参照ツリー生成部21iは、レポートデータベース22に登録された検査レポートについて、当該検査レポートを作成するに当たって参照した検査レポート、或いは、当該検査レポートを参照して作成された検査レポート等との関係、すなわち、参照、被参照の関係をツリー状に表わした参照ツリーを生成する(ST27)。
図14は、本発明の実施の形態における検査レポートのツリーを示す模式図である。参照ツリーは、上から下に向けて検査レポートの作成順に時系列に並べられている。図14では、例えば、最も高い位置に位置づけられる検査レポートID「1000」で示される検査レポートがアプリケーションのリリース最初期に当該アプリケーションを利用して作成されたことを示している。一方、一番下に位置する検査レポートID「1306」で示される検査レポートが当該アプリケーションを利用して直近に作成された検査レポートであることを示している。
さらに、例えば検査レポートID「1000」で示される検査レポートと検査レポートID「1003」で示される検査レポートは、実際に作成された時期は異なるかもしれないが、世代としては同じ世代であると把握される。例えば、これらの検査レポートについては、参照レポートとして利用されることはあってもこれらの検査レポートを作成するに当たって参照するレポートはなかったことが参照レポートツリーから把握できる。すなわち、仮にこれらの検査レポートの世代を第1世代とすると、第1世代の検査レポートは、参照レポートを参照することなくアプリケーションを利用して独自に作成されたことになる。
従って、最も直近に作成された検査レポートであっても、既に登録されている検査レポートのいずれも参照することなく作成された場合には、第1世代の検査レポートとして参照ツリーに表わされることになる。
また、図14の参照ツリーをみると、第3世代に属する検査レポートID「1206」で示される検査レポートは、「1102」の検査レポートと「1106」の検査レポートを参照レポートとして利用して作成されたことが理解できる。一方で、「1206」の検査レポートは、「1306」及び「1308」の両検査レポートの作成に当たって参照されている。
一方、「1206」の検査レポートと同じ第3世代に属する検査レポートは、その他「1201」の検査レポート、「1210」の検査レポート、及び「1221」の検査レポートがレポートデータベース22に登録されている。但し、これら3つの検査レポートについては、それぞれ参照した検査レポートはあるものの、いずれもまだ参照される検査レポート(被参照レポート)とはなっていない。
このようにレポートデータベース22に登録された検査レポートを参照、被参照の関係を把握し参照ツリーに表わすことによって、検査レポート同士の参照、被参照の関係が一目瞭然となる。
なお、検査レポートの参照ツリーが生成された後、レポート構文解析部21jは、登録された検査レポートを構文解析して、キーとなる語句を把握する(ST28)。またこのようにして把握された語句を検査レポートごとにまとめておくことで、ユーザが参照レポートを検索する際に迅速な検索を実現する上で有用である。
以上説明した通りの構成を採用し、検査レポートの作成の手順を採ることで、ユーザのアプリケーションの利用態様に応じた柔軟な料金設定とすることで、アプリケーションの普及利用を促進し、ユーザの利便性の向上、アプリ提供者の開発意欲の向上、及びシステム運営者による魅力的なシステム運営を図ることが可能な医療情報システムを提供することが可能となる。
特に、ユーザが検査レポートを作成するに当たってレポートデータベースに登録されている検査レポートを参照した場合に、参照した検査レポートを作成したユーザに対してレポート貢献費を支払うことで、検査レポートを早期に作成し、登録しようとするインセンティブが与えられる。このことは、新規なアプリケーションが開発された場合に、より早い段階で当該新規アプリケーションを利用するユーザを生み出すことにつながり、新規アプリケーションの普及促進に資するものである。
また、新規アプリケーションをユーザに利用してもらえるアプリ提供者にとっては、次の新たなアプリケーションの開発に対するモチベーションを与えられることになるため、様々な有用なアプリケーションの開発に弾みがつくことになる。
さらにシステム運営者にしてみれば、アプリ提供者が次々とアプリケーションを開発し、ユーザがそれらのアプリケーションを利用することによって、設置するテナント型医療情報システムに対する顧客満足度を上げることができ、システムへのさらなる参加者を呼び込むことにもつながり、活気のあるシステムを提供することができることになる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。例えば、これまでは、ユーザのしようするクライアント端末、システム運営者が設置するテナント型医療情報システム、アプリ提供者が参加するアプリサーバからなる医療情報システムを基に説明を行ってきたが、例えば、テナント型医療情報システムの機能をクライアント端末内に設けることで上述した各機能を果たすことができるようにしても良い。
この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 クライアント端末
2 テナント型医療情報システム
3 アプリサーバ
4 医療画像診断装置
5 管理サーバ
21 統合ビューア
22 レポートデータベース
23 レポート作成部
24 シンクライアントマネージャ
25 アプリケーションA
26 課金エンジン
27 課金データベース
28 画像情報マネージャ
29 画像レポートデータベース
S 医療情報システム





Claims (10)

  1. ユーザが使用するクライアント端末と、
    前記ユーザが医療画像診断装置によって取得された患者の内部情報を示す医療画像を基に検査レポートを作成する際に利用する前記医療画像の処理を行うアプリケーションを備えるアプリケーションサーバと、
    前記ユーザの前記検査レポートの作成に当たって、既に作成されている検査レポートを参照レポートとして提示し、前記参照レポートにて利用されているアプリケーションの利用を前記ユーザが選択した場合に前記アプリケーションを利用して処理された前記医療画像についての検査レポートの作成を行うとともに、前記ユーザによる前記参照レポートの参照の態様に応じて、前記検査レポートの作成に関連した前記アプリケーションをインストールする行為、或いは、前記参照レポートの参照の際に課金の対象となる行為が行われることで、前記参照レポートの参照の前記態様が前記検査レポートの作成に関連しての業務上の利用であると判定された場合に、前記ユーザが前記アプリケーションを利用する際に支払う料金の中から前記参照レポートの作成者と前記参照レポートで利用されたアプリケーションを提供するアプリ提供者とに支払う金額を算出するテナント型医療情報システムと、
    を備えることを特徴とする医療情報システム。
  2. 前記テナント型医療情報システムは、
    前記ユーザが作成した検査レポートの記憶するレポートデータベースと、
    前記ユーザの指示に基づいて検査レポートを作成するレポート作成部と、
    前記ユーザが前記検査レポートの作成に当たって利用したアプリケーションに関する料金を業務利用である場合にその利用に応じて算出するとともに、前記ユーザが前記アプリケーションを利用する際に支払う料金の中から前記参照レポートの作成者と前記参照レポートで利用されたアプリケーションを提供するアプリ提供者とに支払う金額を算出する課金エンジンと、
    前記料金の算出の基となる情報を記憶する課金データベースと、
    前記ユーザが前記検査レポートを作成する際に参照する参照レポートを前記レポートデータベース内から検索し表示させるとともに、前記アプリケーションによって生成される医療画像を前記検査レポートに統合して前記クライアント端末に表示させる統合ビューアと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の医療情報システム。
  3. 前記統合ビューアは、
    前記ユーザが前記検査レポートを作成する際に参照する前記参照レポートを前記レポートデータベースから検索する検索部と、
    前記ユーザによる前記参照レポートの参照の態様に応じて前記検査レポートの作成に関連しての業務上の利用であるか否かを判定する業務利用判定部と、
    前記ユーザによって選択された前記アプリケーションによって生成される前記医療画像を前記レポート作成部において作成される前記検査レポートに統合する情報統合部と、
    前記ユーザが参照した前記参照レポートについて作成される前記検査レポートとの関係を示す参照ツリーを生成する参照ツリー生成部と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の医療情報システム。
  4. 前記統合ビューアは、前記ユーザが前記検査レポートの作成に当たって利用する前記アプリケーションを、前記アプリケーションが提供されるアプリケーションサーバよりインストールするインストールボタン生成部を備えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の医療情報システム。
  5. 前記統合ビューアは、前記ユーザが作成した前記検査レポートを前記レポートデータベースに登録するレポート登録部を備えることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の医療情報システム。
  6. 前記レポート登録部に登録された前記検査レポートには、前記検査レポートを作成するに当たって利用された前記アプリケーションをダウンロードすることが可能なリンクが貼付されていることを特徴とする請求項5に記載の医療情報システム。
  7. 前記ユーザが作成した前記検査レポートを構文解析し、使用されている語句を前記レポートデータベースに登録するレポート構文解析部を備えることを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれかに記載の医療情報システム。
  8. 前記テナント型医療情報システムは、前記ユーザが前記検査レポートを作成する際に利用する前記医療画像の生成をシンクライアントマネージャを介して前記アプリケーションを提供する前記アプリケーションサーバを制御することで前記医療画像の生成を行わせることを特徴とする請求項2に記載の医療情報システム。
  9. 前記課金エンジンは、前記ユーザによる前記アプリケーションの利用に基づく課金の額を、前記アプリケーションを利用して生成された前記医療画像の閲覧時間を基に算出することを特徴とする請求項2に記載の医療情報システム。
  10. 前記課金エンジンは、前記ユーザによる前記アプリケーションの利用に基づく課金の額を、前記ユーザによる前記アプリケーションの利用態様を基に算出することを特徴とする請求項2に記載の医療情報システム。
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