JP6465612B2 - 給湯機制御装置、給湯機制御システム、給湯機制御方法、およびプログラム - Google Patents

給湯機制御装置、給湯機制御システム、給湯機制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の貯湯式給湯機を制御する給湯機制御装置、給湯機制御システム、給湯機制御方法、およびプログラムに関する。
従来、電力を利用してお湯を沸かす貯湯式給湯機が複数設置されているマンションなどの集合住宅において、複数の貯湯式給湯機が同一時間帯に同時に全量沸き上げ運転を行った場合に課題となる消費電力量の増大を防ぎ、電力負荷の平準化を促進するための様々な提案がされている。
例えば、電力負荷を平準化するため、特定の時間帯における沸き上げ運転を、沸き上げ運転の開始時間と停止時間が異なる二つの運転モードに分け、特定の時間帯とそれ以外の時間帯に沸き上げ運転を行うことで電力の消費を分散し、特定の時間帯における消費電力量の増大値を低減させる給湯機制御装置が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2014−137200号公報 (図3)
しかしながら、特許文献1に記載の給湯機制御装置で各住居における給湯機の沸き上げ運転時間の制御を実施した場合、給湯を使用したい時間までに沸き上げが完了していないなど、各住居に居住している居住者の快適性を損なうおそれがある。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、複数の給湯機を制御する場合において、居住者の快適性を保ちつつ電力負荷の平準化を促進する効率的な給湯制御を行う給湯機制御装置、給湯機制御システム、給湯機制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る給湯機制御装置は、複数の住居それぞれに設置された給湯機の運転を管理する制御装置であって、各住居で使用されている電気機器の動作情報に基づいて居住者の在宅状態を判定する在宅判定部と、前記在宅判定部による判定の結果を示す在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定部と、前記在宅情報に基づいて各住居の在宅状態を予測する在宅予測部と、を備え、前記運転スケジュール決定部は、前記在宅予測部による予測の結果を示す予測在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定し、前記在宅予測部によって不在と予測された時間を含む時間帯を、給湯機を運転させる時間帯として決定することを特徴とする。
本発明によれば、複数の給湯機を制御する場合において、電力負荷の平準化を促進しつつ給湯機の運転を効率化することができる。
実施の形態1に係る給湯機制御システムの全体的な構成を示す図である。 実施の形態1に係るホームゲートウェイの構成を示す図である。 実施の形態1に係る給湯機制御装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係る電気機器動作データの一例を示す図である。 実施の形態1に係る電気機器動作データ収集処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1に係る在宅状態判定処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1に係る在宅予測処理動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1に係る日別在宅状態データの一例を示す図である。 実施の形態1に係る運転スケジュール決定処理動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1に係る住居A〜Fの予測在宅状態データおよび不在予測宅データの一例を示す図であり、(a)は運転時間帯グループが割り当てられていない状態を示す図であり、(b)は住居A、B、Fの運転時間帯グループが割り当てられている状態を示す図である。 実施の形態1に係る運転スケジュールの一例を示す図である。 実施の形態2に係る運転スケジュール決定処理動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係る運転スケジュールの一例を示す図である。 実施の形態3に係る運転スケジュール決定処理動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3に係る運転予約データの一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態に係る給湯機制御システムについて、図面を参照し説明する。全図を通じて同一の要素には同一の符号を付す。また、同一の要素に関して重複する説明は省略する。なお、これらの実施の形態によって本発明が限定されることはない。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る給湯機制御システム1は、各住居における給湯機の沸き上げ運転による電力負荷の平準化を支援するためのシステムであって、図1に示すように、給湯機制御装置2と、各住居に設置されるホームゲートウェイ3とを備える。
給湯機制御装置2と各ホームゲートウェイ3とは、有線方式若しくは無線方式又はこれらを組み合わせた方式の通信ネットワーク4を介して接続されている。なお、通信ネットワーク4は、公衆の便に供される共用通信回線や独自の専用通信回線などであってもよく、それらを組み合わせたものであってもよい。
本実施の形態は、マンションやアパートなどの複数世帯が居住する共同住宅において独立して住居の用に供することができる各室、もしくは、所定地域内において各世帯が居住する一戸建て住宅および共同住宅などに適用するものであり、本実施の形態では、住居A〜住居Fをマンションの6戸の住居とした例を示す。
各住居には、電力を消費することで所定の機能を居住者に提供する電気機器として、例えば、テレビ5、空調機6、照明機器7及び給湯機8が設置され、各電気機器にはそれぞれ通信機器10が接続されている。テレビ5、空調機6、照明機器7、給湯機8に接続された通信機器10は、図1に示すように、宅内ネットワークを介してホームゲートウェイ3に接続されている。
ホームゲートウェイ3は、宅内ネットワークを介して、同じ住居に設置されたテレビ5、空調機6、照明機器7、給湯機8の稼働状況データを収集して各電気機器の稼働状況を監視するとともに、各電気機器の制御も行う。なお、電気機器は、上述したものの他、例えば、換気扇、IHクッキングヒータ、電子レンジ、冷蔵庫、炊飯器、パソコン、ルームエアコン、床暖房、電動窓、電動ブラインドなど、宅内ネットワークを介して監視・制御ができる機器であっても良い。
また、エネルギー計測装置9は、通信機器10を介して宅内ネットワークに接続されており、各住居のブレーカに分岐回路毎に取り付けられたCTセンサなどから宅内ネットワーク接続された電気機器の消費電力や宅内ネットワーク接続されていない電気機器の消費電力および、各住居全体の消費電力を示す消費電力データを収集している。なお、本実施の形態では、エネルギー計測装置9は消費電力データのみを記載しているが、ガスや水道などの使用量データを収集し、その使用量データを在宅判定に活用してもよい。
ホームゲートウェイ3は、各電気機器に接続された通信機器10などから稼働状況データや消費電力データを収集するとともに、給湯機制御装置2により決定された運転スケジュールに基づいて各住居に設置された給湯機8の沸き上げ運転を制御する。
住居Aに設置されるホームゲートウェイ3におけるデータ通信の様子を図2を参照して説明する。なお、図2は簡略化しており、通信機器10を省略している。また、住居B〜住居Fの各々に設置されるホームゲートウェイ3も同様の構成を備える。
ホームゲートウェイ3は、図2に示すように、消費電力データ収集部301と、稼働状況データ収集部302と、電気機器制御部303と、ホームゲートウェイ通信部304とを備える。
消費電力データ収集部301は、エネルギー計測装置9から各住居全体の消費電力や各機器の消費電力データを収集する。例えば、消費電力データとして、宅内ネットワークに接続されているテレビ5、空調機6、照明機器7、給湯機8の消費電力を示すデータ、宅内ネットワークに接続されていないドライヤーや掃除機などの消費電力を示すデータ、及び住居全体の消費電力量を示すデータを収集する。
稼働状況データ収集部302は、テレビ5、空調機6、照明機器7、給湯機8の各々の稼働状況を示す稼働状況データを収集する。例えば、稼働状況データとして、テレビ5の電源ON/OFF状態や、空調機6の現在の運転モードや設定温度や電源ON/OFF予約時間、給湯機8の貯湯量や設定温度や沸き上げ運転予約時間などを収集する。
なお、消費電力データ収集部301は、稼働状況データ収集部302により収集された稼働状況データに基づいて住居Aに設置された各電気機器の各々の消費電力を算出することにより、消費電力を収集してもよい。例えば、電気機器単独で自らの消費電力データをホームゲートウェイ3に送信できる場合などは、エネルギー計測装置9を介する必要は無い。
電気機器制御部303は、ホームゲートウェイ通信部304が受信した電気機器の制御情報に基づいて制御対象となる電気機器を制御する。具体的には、電気機器制御部303は、給湯機制御装置2から送られてくる給湯機の制御情報に基づいて住居Aの給湯機の沸き上げ運転を制御する。
ホームゲートウェイ通信部304は、例えば通信ネットワーク4を介して給湯機制御装置2との間で各種データを授受する通信インタフェースであって、消費電力データ収集部301及び稼働状況データ収集部302により収集された各電気機器の消費電力データ及び稼働状況データを電気機器動作データ(電気機器動作情報)として給湯機制御装置2へ送信するとともに、給湯機制御装置2から運転スケジュールを受信する。
次に、図3を用いて給湯機制御装置2について説明する。給湯機制御装置2は、各住居に設置される各ホームゲートウェイ3からのデータに基づいて、各住居に設置された給湯機の運転スケジュールを決定する装置であって、在宅判定部201と、記憶部202と、在宅予測部203と、運転スケジュール決定部204と、給湯機制御装置通信部205とを備える。
在宅判定部201は、各住居に設置されたホームゲートウェイ3から送信される電気機器動作データに基づいて、所定単位時間毎の各住居における居住者の在宅状態を判定し、在宅状態データ(在宅情報)を算出する。例えば、住居Aにおいて、ある所定単位時間内に消費電力の変化、各電気機器の稼働状況の変化が認められない場合、該所定単位時間内の住居Aの在宅状態は不在と判定する。判定された各住居の在宅状態データは、在宅情報として、記憶部202に記憶され、データが蓄積される。
記憶部202は、フラッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などから構成され、ホームゲートウェイ3から送信される電気機器動作データと、在宅判定部201が算出した在宅状態データとを記録している。さらに、記憶部202は、複数種の運転時間帯データと、数年に亘る日時データと、数年に亘る気象データを記憶している。
運転時間帯データは、各住居の給湯機が沸き上げ運転を行う時間帯を管理するために設定された時間範囲の異なる複数種の運転時間帯(管理時間帯)を示すデータである。本実施の形態では運転時間帯(管理時間帯)は、7時〜15時(運転時間帯グループA)、15時〜23時(運転時間帯グループB)、23時〜7時(運転時間帯グループC)の3種類の時間帯を示し、7時00分から8時間ごとの時間帯で構成される。
日時データは、インターネットや標準電波の送信局などから取得した、年月日時分秒及び曜日を含む日時情報を示すデータであり、電気機器動作データの取得時間と対応付けられている。
気象データは、インターネットなどを介して取得した、各住居が属しているマンションの所在地を含む地域またはその周辺地域における過去の気象情報および将来の気象情報を示すデータである。気象情報は、屋外における気温、湿度、天気などの予測値の1つ又は複数であってもよい。
電気機器動作データは、ホームゲートウェイ3の消費電力データ収集部301及び稼働状況データ収集部302で収集された各電気機器の消費電力データ及び稼働状況データを示し、図4に示すように、そのデータを取得した日時と、いずれの電気機器によるものかを示す機器種別と、制御対象である電気機器の動作状態とを含んでいる。
在宅予測部203は、記憶部202の日時データ、気象データ、在宅状態データを参照することによって、各住居の将来の在宅状態を予測し、予測在宅状態データ(予測在宅情報)を算出する。
運転スケジュール決定部204は、在宅予測部203により算出された予測在宅状態データと記憶部202に記憶されている運転時間帯データとを参照して、各住居の給湯機が沸き上げ運転を行う時間帯を、複数種の運転時間帯グループA〜Cのいずれかに振り分け、各住居に設置された給湯機の沸き上げ運転スケジュールを算出し、各住居の給湯機が沸き上げ運転を行う時間帯を管理する。
給湯機制御装置通信部205は、例えば通信ネットワーク4を介して各種データを送受信する通信インタフェースであって、通信ネットワーク4を介して、各ホームゲートウェイ3から送信される電気機器動作データを受信するとともに、運転スケジュール決定部204により決定された、各住居に設置された給湯機の沸き上げ運転スケジュールを、それぞれ、対応する各住居に設置されたホームゲートウェイ3へ向けて送信する。
次に、本実施の形態に係る給湯機制御システム1が実行する処理について説明する。ここでは、住居Aに設置されるホームゲートウェイ3との通信処理を例に説明するが、住居B〜住居Fの各々に設置されるホームゲートウェイ3も同様の通信処理を実行する。
住居Aに設置されるホームゲートウェイ3は、各管理時間帯の予め定められた一時点において図5に示す電気機器動作データ収集処理を実行する。
(電気機器動作データ収集処理)
以下、電気機器動作データ収集処理について説明する。
まず、稼働状況データ収集部302では、テレビ5、空調機6、照明機器7、給湯機8のそれぞれから、取得時間とともに稼働状況データを収集し(ステップS101)、消費電力データ収集部301では、エネルギー計測装置9から、取得時間とともに消費電力データを収集する(ステップS102)。
次に、ホームゲートウェイ通信部304では、ステップS101、ステップS102にて収集された稼働状況データ及び消費電力データを電気機器動作データとして通信ネットワーク4を介して給湯機制御装置2へ送信し(ステップS103)、電気機器動作データ収集処理が終了する。
また、ホームゲートウェイ3が電気機器動作データ収集処理を実行するタイミングは1分周期とする。なお、本実施の形態ではホームゲートウェイ3が電気機器動作データ収集処理を実行するタイミングを1分周期とするが、これに限らず、1分から60分の間の周期であってもよい。また、比較的長い時間間隔で電気機器動作データ収集処理を実行する場合、必要に応じて期間内のデータを平均化する処理、積算する処置などが行われてもよい。
また、電気機器動作データは、ステップS103において逐次送信されることに代えて、例えばホームゲートウェイ3に記憶部を設け、1日などの一定期間分記憶されて、その期間単位でまとめてホームゲートウェイ通信部305が給湯機制御装置2へ送信してもよい。
給湯機制御装置2は、各管理時間帯の予め定められた一時点において、「在宅状態判定処理」、「在宅予測処理」、「運転スケジュール決定処理」をそれぞれ実行する。
給湯機制御装置2の給湯機制御装置通信部205は、各住居に設置されるホームゲートウェイ3から通信ネットワーク4を介して給湯機制御装置2に電気機器動作データが送信されると、その電気機器動作データを受信し、記憶部202に電気機器動作データを記憶するとともに、在宅判定部201に電気機器動作データを送信する。
給湯機制御装置2の在宅判定部201は、給湯機制御装置通信部205から送信された電気機器動作データを1分間隔で受信するとともに、受信した電気機器動作データに基づいて、図6に示す、居住者が在宅しているか否かを判定する在宅状態判定処理を実行する。
なお、本実施の形態では、居住者が在宅しているか否かの在宅状態を「1」か「0」の値で示し、居住者が在宅している状態を「0」、居住者が不在の状態を「1」と表し、この値を状態値と呼ぶ。
ここで所定単位時間とは、在宅判定部201が在宅状態を判定する周期を示し、給湯機制御装置通信部205が電気機器動作データを受信する周期と同じかそれ以上の時間間隔かつ、運転時間帯データの運転時間帯より短い時間間隔である。本実施の形態では在宅判定周期を例えば60分とし、電気機器動作データの受信間隔を1分としているので、在宅判定周期は、60周期分の電気機器動作データの推移に基づいて在宅状態を判定したものとなる。
(在宅状態判定処理)
以下、在宅状態判定処理について説明する。
まず、在宅判定部201では、1分毎に給湯機制御装置通信部205から送信された電気機器動作データD1を受信するとともに(ステップS201)、受信した電気機器動作データD1の1周期前に給湯機制御装置通信部205から送信された電気機器動作データD0を記録部202から収集する(ステップS202)。
次に、在宅判定部201では、電気機器動作データD1と電気機器動作データD0を比較し、テレビの電源のオンオフ状態が変化したか、もしくは指定されているチャンネルが変化したか、もしくは設定されている音量が変化したかなど、テレビの稼働状況のいずれかに変化があったか否かを判断する(ステップS203)。
そして、テレビの稼働状況のいずれかに変化があった場合(ステップS203;Yes)、居住者が在宅していると判定して判定結果「0」を記憶部202に出力する(ステップS310)。
テレビの稼働状況に変化がみられない場合(ステップS203;No)、電気機器動作データD1と電気機器動作データD0を比較し、エアコンの設定されている運転モードが変化したか、設定されている室内温度が変化したか、設定されている風量が変化したかなど、エアコンの稼働状況のいずれかに変化があったか否かを判断する(ステップS204)。
この動作を、電気機器の稼働状況の変化がみられるまで、全ての対象電気機器に対して行い(ステップS203〜S208)、全ての対象電気機器で変化が見られなかった場合は(ステップS208;No)、給湯機制御装置通信部205から送信された電気機器動作データを参照し、住居A全体の消費電力量もしくは分岐回路毎の消費電力量に一定以上の変化があったか否かを判定する(ステップS209)。これにより、宅内ネットワークに接続されておらず、ホームゲートウェイ3で稼働状況データを収集できない電気機器の稼働状況の変化を判断することができる。
ステップS209で消費電力量に一定以上の変化がなかった場合は(ステップS209;No)、フローチャートの始めに戻り、新たに給湯機制御装置通信部205から送信された電気機器動作データD2を受信し(ステップS201)、受信した電気機器動作データD2の1周期前に給湯機制御装置通信部205から送信された電気機器動作データD1を記録部202から収集する(ステップS202)。
そして、受信した電気機器動作データD2とその1周期前に収集された電気機器動作データD1とを比較し、電気機器の稼働状況の変化、もしくは消費電力量に一定以上の変化がみられるまで、一連の処理(ステップS201〜ステップS209)を繰り返す。
記憶部202にはあらかじめ、各住居の在宅判定周期における在宅状態が、在宅していないことを示す状態値「1」に設定されており、在宅判定部201の判定結果により在宅していると判定されると、在宅状態が状態値「1」から在宅していることを示す状態値「0」に置き換えられるが、在宅していると判定されない限り初期設定された状態値「1」の在宅状態が継続する。
そして、ステップS203〜S209で電気機器の稼働状況の変化、もしくは消費電力量に一定以上の変化があった場合は(ステップS203〜S209のいずれか;Yes)、居住者が在宅していると判定して状態値「0」を記憶部202に出力し(ステップS210)、記憶部202に設定されている該当在宅判定周期における在宅状態が、初期設定の状態値「1」から状態値「0」に置き換えられる。
なお、ステップS210において、居住者が在宅していると判定し状態値「0」を記憶部202に出力した後は、次の在宅判定周期(前回の在宅判定処理動作の開始が朝10時だった場合、朝10時30分)になるまで、ステップS201以降の判定処理は実行されない(ステップS211)。
在宅判定部201は、給湯機制御装置通信部205から住居Aの電気機器動作データを受信する度に一連の処理(ステップS201〜ステップS211)を繰り返すとともに、住居B〜Fの電気機器動作データについても同様の処理を実行する。
なお、ステップS203〜S209で在宅状態を判定する材料となる対象電気機器は、随時変更することが可能である。例えば、帰宅した際に室内が適度な温度になるよう在宅前からエアコンの運転が開始するよう予約している場合など、あらかじめ、在宅状態を判定する材料となる対象電気機器からエアコンを外すことで、在宅判定部201は、エアコンを除いた対象電気機器の稼働状態の変化を確認する。これにより、不在中に動作される電気機器の稼働状況の変化によって、誤った在宅状態が判定されることを防止することができる。
また、ステップS209で判定される消費電力量についても同様に、対象電気機器を随時変更することが可能で、不在中に動作される電気機器の稼働状況の変化によって、誤った在宅状態が判定されることを防止することができる。
給湯機制御装置2の在宅予測部203では、予測在宅状態データを日の直前(例えば夜23時)のタイミングで、図7に示す各住居の翌日の在宅状態データを予測する在宅予測処理を実行する。
なお、在宅予測部203が在宅予測処理を実行するタイミングは、記憶部202に予測在宅状態データを決定するために必要なデータが揃ったタイミングでも良いが、直前にデータを算出した方が、予測在宅状態データをいったん記憶部202に保存する必要が無く、記憶部のメモリ容量を減らすことができるといった利点がある。
(在宅予測処理)
以下、在宅予測処理について説明する。
まず、在宅予測部203では、運転スケジュールを設定する日の直前(例えば夜23時)に、記憶部202から、直近N日分の住居Aの日別在宅状態データのうち、運転スケジュールを設定する日と同一の日時や、曜日、もしくは気象条件に当てはまる日別在宅状態データn個を読み出す(ステップS301)。
ここで、日別在宅状態データとは、24時間分の在宅状態データを示し、図8に示すように、在宅判定周期を60分とすると、この24周期分のデータを集めたものである。なお、nは2以上の整数である。
そして、在宅予測部203では、選択したn個の日別在宅状態データの状態値の平均を、在宅判定周期ごとに算出し(ステップS302)、ステップS302で算出されたn個の状態値の平均(平均状態値)と、あらかじめ設定された在宅判定閾値とを比較する(ステップS303)。
比較した結果、平均状態値が在宅判定閾値よりも小さい場合(ステップS303;No)、予測在宅状態を状態値「0」と設定し(ステップS304)、平均状態値が在宅判定閾値よりも大きい場合(ステップS303;Yes)、予測在宅状態を状態値「1」(ステップS305)と設定する。
ステップS304,S305で予測在宅状態を設定した後、設定した予測在宅状態を予測在宅状態データとして運転スケジュール決定部204及び記憶部202へ送信する(ステップS306)。この一連の処理(ステップS301〜ステップS306)を、住居B〜Fの日別在宅状態データについても実行する。
具体的には、例えば第四水曜の朝7時〜7時半の予測在宅状態データを算出する方法として、第一水曜、第二水曜、第三水曜の三日分のデータをもって算出するとした場合、在宅予測部203は、直近21日(3週間)分の住居Aの日別在宅状態データのうち、第一、第二、第三水曜日の朝7時〜7時半の在宅状態データ3個を読み出し、第一水曜の在宅状態データが状態値「1(不在)」、第二水曜の在宅状態データが状態値「0(在宅)」、第三水曜の在宅状態データが状態値「1(不在)」だった場合、平均状態値が「0.66…」となる。
ここで、在宅判定閾値が「0.5」以上に設定されていた場合、平均状態値が在宅判定閾値より大きいので、平均状態値が「0.66…」の場合の在宅状態を「不在」と判別して、第四水曜の朝7時〜7時半の予測状態値を「1」と設定し、運転スケジュール決定部204へ送信する。
以上のように、運転スケジュールを設定する日と同条件の日時データを用いて予測在宅状態を予測することで、居住者の生活スケジュールを高精度に予測することができる。また、気象データ用いて予測在宅状態を予測することで、居住者の生活スケジュールの予測精度をさらに高くすることができる。
例えば、雨の予報が出されている6月6日の18時〜18時半の予測在宅状態データを算出する方法として、雨が降った過去5日分のデータをもって算出するとした場合、在宅予測部203は、直近56日(8週間)分の住居Aの日別在宅状態データのうち、直近5日分の雨が降った6月5日、5月22日、5月21日、5月5日、4月30日の18時〜18時半の在宅状態データ5個を読み出し、在宅状態データがそれぞれ状態値「1」、状態値「1」、状態値「1」、状態値「0」、状態値「1」だった場合、平均状態値が「0.8」となる。
ここで、在宅判定閾値が「0.7」以上に設定されていた場合、平均状態値が在宅判定閾値より大きいので、平均状態値が「0.8」の場合の在宅状態を「不在」と判別して、雨の予報が出されている6月6日の18時〜18時半の予測状態値を「1」と設定し、運転スケジュール決定部204へ送信する。
在宅状態を判別する在宅判定閾値は、随時変更させることが可能であり、在宅判定閾値を0.5よりも大きな値(例えば0.7)に設定して不在判定を厳しくしても良く、逆に在宅判定閾値を0.5よりも小さな値(例えば0.3)に設定して不在と判定され易くしても良い。例えば、判定対象の全ての時間帯で不在である場合のみ予測在宅状態を不在判定としたいのであれば、在宅判定閾値を1と設定すれば良い。
なお、本実施の形態では平均状態値を在宅判定閾値と比較することで予測在宅状態を判別したが、平均状態値を用いず、n個の状態値から「0」「1」の個数の多さ(多数決)により予測在宅状態を判別してもよい。
給湯機制御装置2の運転スケジュール決定部204では、在宅予測部203から予測在宅状態データが送信されると、図9に示す各住居に設置される給湯機の沸き上げ運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定処理を実行する。
(運転スケジュール決定処理)
以下、運転スケジュール決定処理について説明する。
運転スケジュール決定部204では、全住居の予測在宅状態データを在宅予測部203から受信すると(ステップS401)、各住居の給湯機が沸き上げ運転を行う時間帯を管理するために設定された運転時間帯データを記憶部202から読み出す(ステップS402)。
そして、在宅予測部203から受信した全住居の予測在宅状態データの状態値を、在宅判定周期毎に集約し、全住居に占める在宅判定周期毎に居住者が不在と予測判定された住居の戸数を表す不在予測宅データを算出する(ステップS403)。
本実施の形態では、上述したように、居住者が不在と予測判定された住居の状態値を「1」と表しているため、図10(a)に示すように、在宅判定周期毎に集約した全住居の予測在宅状態データの状態値の和がそのまま、不在と予測判定された不在予測宅の戸数を表す。
次に、運転スケジュール決定部204では、ステップS403で算出した不在予測宅データの中から、0を除き、不在予測宅の戸数が最少となる在宅判定周期Xを検出する(ステップS404)。
そして、在宅判定周期Xにおける不在予測宅の戸数をカウントし(ステップS405)、不在予測宅が一戸である場合(ステップS405;Yes)、その住居の給湯機を沸き上げ運転させる時間帯を、運転時間帯グループA〜Cのうち、在宅判定周期Xを含む運転時間帯グループに割り当てる(ステップS406)。
具体的には、例えば図10(a)に示すように、不在予測宅データにおいて2時〜3時の不在予測宅の戸数が1戸で最少だった場合、不在予測宅の戸数が最少となる在宅判定周期Xは2時〜3時となり、2時〜3時に居住者が不在である住居Aに設置された給湯機の沸き上げ運転時間を、運転時間帯グループA〜Cのうち、2時〜3時が含まれる運転時間帯グループCに割り当てる。
また、在宅判定周期Xにおいて不在予測宅が2戸以上ある場合(ステップS405;No)、運転時間帯グループA〜Cのうち、既に割り当てられている住居の戸数が最も少ない運転時間帯グループを検出し、その運転時間帯グループに、2戸の不在予測宅の給湯機を沸き上げ運転させる時間帯を割り当てる(ステップS407)。
具体的には、例えば図10(b)に示すように、既に住居A、B、Fの運転時間帯グループが割り当てられた不在予測宅データにおいて、在宅判定周期X8時〜9時における最少不在予測宅が2戸あり、運転時間帯グループBに1戸、運転時間帯グループCに2戸の住居が割り当てられ、運転時間帯グループAに住居が割り当てられていない場合、8時〜9時に居住者が不在である住居C、Eに設置された給湯機の沸き上げ運転時間を、割り当てられている住居の戸数が最も少ない運転時間帯グループAに割り当てる。
続いて、運転スケジュール決定部204は、全ての住居について、上述した一連の処理(ステップS401〜ステップS407)を行ったか否かを判別する(ステップS408)。
一連の処理を行っていない場合(ステップS408;No)、運転スケジュール決定部204は、不在予測宅データの中から、運転時間帯グループを割り当てた住居の予測在宅状態データを除外し(ステップS409)、ステップS403に戻り、運転時間帯グループを割り当てた住居の予測在宅情報を除いた不在予測宅データの中から、不在予測宅の戸数が最少となる在宅判定周期を検出し、運転時間帯グループを割り当てる処理を繰り返す(ステップS403〜ステップS408)。
そして、一連の処理が行われた場合(ステップS408;Yes)、図11に示すように、全住居の給湯機の沸き上げ運転スケジュールが決定し、決定した全住居の給湯機の沸き上げ運転スケジュールを、給湯機制御装置通信部205に送信する(ステップS410)。
給湯機制御装置通信部205は、ステップS411にて決定された運転スケジュールを、通信ネットワーク4を介して各住居に設置される各ホームゲートウェイ3へ送信する。
各住居に設置されているホームゲートウェイ3のホームゲートウェイ通信部305は、通信ネットワーク4を介して、給湯機制御装置2から送信される運転スケジュールを受信すると、電気機器制御部303に送信し、電気機器制御部303は、運転スケジュールに基づいて対象住居の給湯機の沸き上げ運転の開始時間および停止時間を制御する。
以上説明したように、本実施の形態によると、各住居に設置された給湯機の沸き上げ運転時間が複数の時間帯に振り分けられるため、給湯機の沸き上げ運転による電力負荷が同一時間帯に集中せず、さらに、居住者の生活スケジュールを考慮し、給湯機で沸き上げたお湯の使用を必要としない時間帯を中心に給湯機の沸き上げ運転時間帯を設定することができる。
よって、実施の形態1により、居住者の快適性を保ちつつ電力負荷の平準化を図ることができる効率的な給湯制御を行う給湯機制御装置、給湯機制御システム、給湯機制御方法、およびプログラムを提供することができる。
実施の形態2
本実施の形態2では、給湯機の沸き上げ運転を行う時間を他の住居と重複しないように割り当てることで、さらなる電力負荷の平準化を図る給湯機制御装置について説明する。
本実施の形態に係る給湯機制御システム1の基本構成は、実施の形態1に係る給湯機制御システム1と同様であり、本実施の形態に係る給湯機制御システム1が実行する在宅状態判定処理、在宅予測処理についても同様の動作を行うためその説明を省略する。なお、実施の形態1と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態に係る給湯機制御システム1の給湯機制御装置2が実行する給湯機の沸き上げ運転スケジュール決定処理について、図12を参照して説明する。
運転スケジュール決定部204は、各住居の予測在宅状態データを在宅予測部203から受信する(ステップS501)。
そして、在宅予測部203から受信した全住居の予測在宅状態データの状態値を、在宅判定周期毎に集約し、全住居に占める在宅判定周期毎に居住者が不在と予測判定された住居の戸数を表す不在予測宅データを算出する(ステップS502)。
運転スケジュール決定部204は、ステップS502で算出した不在予測宅データの中から、0を除き、不在予測宅の戸数が最少となる在宅判定周期Xを検出する(ステップS503)。
そして、在宅判定周期Xにおいて居住者が不在と判定されている住居xの予測在宅状態データを読み出し、住居xの予測在宅状態データにおいて不在と予測される不在時間帯をすべて検出する(ステップS504)。
次に、運転スケジュール決定部204は、ステップS504で検出した住居xの不在時間帯において、既に給湯機の沸き上げ運転スケジュールが割り当てられている運転決定住居の総戸数を在宅判定周期ごとに算出する(ステップS505)。
そして、住居xの不在時間帯のうち、運転決定住居の戸数が最も少ない在宅判定周期を検出し(ステップS506)、ステップS506で検出された在宅判定周期のうち、在宅判定周期Xを含む連続4時間に、給湯機の沸き上げ運転スケジュールを割り当てる(ステップS507)。
具体的には、例えば、図13に示すように、既に住居A、住居Fの2戸の運転スケジュールが21〜5時に割り当てられている状態で、かつ、運転スケジュールが割り当てられていない住居B〜Eの不在予測宅データのうち不在予測宅の戸数が最少となる在宅判定周期X20〜21時において、不在予測となっている住居xが住居Bのみだった場合、住居Bの不在予測時間帯9〜23時のうち、運転決定住居の戸数が最も少ない在宅判定周期を検出し、検出した在宅判定周期9〜21時のうち、在宅判定周期X20〜21時を含む17〜21時を給湯機の沸き上げ運転時間に設定する。
続いて、運転スケジュール決定部204は、全ての住居について、上述した一連の処理(ステップS502〜ステップS507)を行ったか否かを判別する(ステップS508)。
一連の処理を行っていない場合(ステップS508;No)、運転スケジュール決定部204は、不在予測宅データの中から、ステップS507で給湯機の沸き上げ運転スケジュールを割り当てた運転決定住居の予測在宅状態データを除外し(ステップS509)、ステップS502に戻り、運転決定住居の予測在宅情報を除いた不在予測宅データの中から、不在予測宅の戸数が最少となる在宅判定周期Xを検出し(ステップS503)、給湯機の沸き上げ運転スケジュールを割り当てる処理を繰り返す(ステップS503〜ステップS508)。
そして、一連の処理が行われた場合(ステップS508;Yes)、全住居の給湯機の沸き上げ運転スケジュールが決定し、決定した全住居の給湯機の沸き上げ運転スケジュールを、給湯機制御装置通信部205に送信する(ステップ510)。
そして、給湯機制御装置通信部205は、ステップS510にて決定された運転スケジュールを、通信ネットワーク4を介して各住居に設置される各ホームゲートウェイ3へ送信する。
なお、本実施の形態では、居住者が不在と予測判定された時間を含む時間帯を給湯機の運転時間に割り当てているが、ステップS503〜504において不在予測宅の戸数が最少となる在宅判定周期Xに居住者が不在と判定されている住居xを検出し、住居xの運転スケジュールから優先的に決定していく方法をとることで、運転スケジュールが重複する住居の戸数を最少に抑え、電力負荷の集中を防止し、効率的に給湯機の運転時間の平準化を図っている。
なお、本実施の形態では給湯機沸き上げ運転時間を連続4時間に設定したが、これに限られることなく、例えば、連続3時間、連続5時間としてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によると、居住者の生活スケジュールを考慮し、給湯機で沸き上げたお湯の使用を必要としない時間帯を中心に給湯機の沸き上げ運転時間帯を設定することができるとともに、既に別の住居によって設定されている給湯機の沸き上げ運転時間を検出し、各住居の給湯機の沸き上げ運転時間が極力重複しないように運転スケジュールを決定するため、電力負荷の同一時間帯の集中を防止することができる。
よって、実施の形態2により、居住者の快適性を保ちつつ電力負荷の平準化のさらなる向上がはかれる効率的な給湯制御を行う給湯機制御装置、給湯機制御システム、給湯機制御方法、およびプログラムを提供することができる。
実施の形態3
本実施の形態3では、実施の形態1、2のように、沸き上げ運転スケジュールを24時間に均等に割り振るのではなく、居住者が予約設定した給湯機の沸き上げ運転スケジュールにおいて、同一時間帯に給湯機の沸き上げ運転を同時に行うことができる戸数の最大値として設定した閾値を超えそうな場合のみ、居住者の生活スケジュールを考慮して給湯機の沸き上げ運転スケジュールを変更する給湯制御装置について説明する。
本実施の形態に係る給湯機制御システム1の基本構成は、実施の形態1に係る給湯機制御システム1と同様であり、本実施の形態に係る給湯機制御システム1が実行する電気機器動作データ処理、在宅状態判定処理、在宅予測処理についても同様の動作を行うためその説明を省略する。なお、実施の形態1と同一又は同等な構成部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態に係る給湯機制御システム1の給湯機制御装置2が実行する給湯機の沸き上げ運転スケジュール決定処理について、図14を参照して説明する。
運転スケジュール決定部204は、記憶部202に記憶されている電気機器動作データのうち、各住居によって設定された給湯機の沸き上げ運転予約時間を示す運転予約データを、記憶部202から収集する(ステップS601)。
記憶部202から収集した運転予約データのうち、給湯機の沸き上げ運転予約時間を夜間時間帯(例えば、19時〜7時)に設定している住居の運転予約データを選択し、給湯機の沸き上げ運転予約をしている住居の総戸数を、運転予約時間毎に算出する(ステップS602)。
次に、運転スケジュール決定部204は、ステップS602で算出した住居の戸数が、あらかじめ設定した閾値を超えている運転予約時間Yを検出する(ステップS603)。
ステップS603で運転予約時間Yが検出されなかった場合(ステップS603;No)、フローチャートの始めに戻り、記憶部202から各住居によって新たに設定された給湯機の沸き上げ運転予約時間を示す運転予約データを収集し(ステップS601)、一連の処理(ステップS601〜ステップS603)を繰り返す。
ステップS603で運転予約時間Yが検出された場合(ステップS603;Yes)、運転予約時間Yに給湯機の沸き上げ運転予約をしている複数の住居の予測在宅状態データを記録部202から収集する(ステップS604)。
そして、記録部202から収集した各住居の予測在宅状態データから、各住居の不在予測時間を検出し、昼間時間帯(例えば7時〜19時)に不在となる時間の最も多い住居から、不在となる時間の多い順に番号を振る(ステップS605)。
続いて、閾値を超えている戸数分だけ、ステップS605で番号を振られた住居の運転予約データから順番に、運転予約時間を夜間時間帯から昼間時間帯に設定変更し(ステップS606)、変更した運転予約データを給湯機制御装置通信部205に送信する(ステップS607)。
具体的には、図15に示すように、例えば、閾値を3戸と設定し夜3時〜4時に給湯機の沸き上げ運転予約時間を設定している住居が5戸ある場合、夜3時〜4時が運転予約時間Yに該当し、夜3時〜4時に給湯機の沸き上げ運転予約をしている5戸の住居の予測在宅状態データのうち、昼間不在時間が12時間の住居E、10時間の住居C、8時間の住居A、5時間の住居B、3時間の住居F、0時間の住居Dの順に番号を振る。閾値を超える住居の戸数は2なので、番号1及び2が振られた住居E、Cの運転予約時間を夜間時間から昼間時間に設定変更し、変更した運転予約データを給湯機制御装置通信部205に送信する。
なお、運転スケジュールの同一時間帯において給湯機の沸き上げ運転を同時に行うことができる戸数の最大値として設定する閾値は、随時変更させることが可能である。
以上説明したように、本実施の形態によると、閾値を超えた分だけ給湯機の沸き上げ運転予約時間の変更を行うため、居住者が設定した運転予約時間を極力変更せずに、電力負荷の平準化を図ることができるとともに、運転スケジュール決定処理を閾値を超えたときのみ実行させればよいため、メモリ容量が節減され、運転スケジュール決定処理の処理能力速度の低下を防止することができる。
よって、実施の形態3により、処理能力速度の低下を防止し、電力負荷の平準化の推進を図るとともに居住者の快適性を保つことのできる給湯制御を行う給湯機制御装置、給湯機制御システム、給湯機制御方法、およびプログラムを提供することができる。
なお、本実施の形態1〜3では居住者が在宅していない時間に優先的に給湯機の沸き上げ運転スケジュールを決定する方法を記載したが、沸き上げ運転スケジュールを昼時間帯に割り当てる住居を決定する際に、過去に昼時間帯に割り当てられた回数が少ない住居を優先的に選ぶなどの方法を取ることで、夜間帯とその他の時間帯で電気料金が異なった場合の、昼時間帯に割り当てられた住居と夜間帯に割り当てられた住居の間の電気料金の不公平さをなくすことができる。
本実施の形態1〜3に係る給湯機の沸き上げ運転スケジュールを決定する機能を実現するための給湯機制御装置は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、汎用コンピュータに、上述の処理を実行するためのプログラムを格納した媒体(CD−ROMなど)から当該プログラムをインストールすることにより、上述の処理を実行する給湯機制御装置を構成することができる。
また、上述の機能を、OS(OperatingSystem)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納してもよい。
また、搬送波にプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS、BulletinBoardSystem) に当該プログラムを掲示し、ネットワークを介して当該プログラムを配信してもよい。そして、これらのプログラムを起動し、オペレーティングシステムの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上述の処理を実行できるように構成してもよい。
1 給湯機制御システム、2 給湯機制御装置、3 ホームゲートウェイ、4 通信ネットワーク、5 テレビ、6 空調機、7 照明機器、8 給湯機、9 エネルギー計測装置、10 通信機器、201 在宅判定部、202 記憶部、203 在宅予測部、204 運転スケジュール決定部、301 消費電力データ収集部、302 稼働状況データ収集部、303 電気機器制御部、304 ホームゲートウェイ通信部

Claims (14)

  1. 複数の住居それぞれに設置された給湯機の運転を管理する制御装置であって、
    各住居で使用されている電気機器の動作情報に基づいて居住者の在宅状態を判定する在宅判定部と、
    前記在宅判定部による判定の結果を示す在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定部と、
    前記在宅情報に基づいて各住居の在宅状態を予測する在宅予測部と、
    を備え、
    前記運転スケジュール決定部は、
    前記在宅予測部による予測の結果を示す予測在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定し、
    前記在宅予測部によって不在と予測された時間を含む時間帯を、給湯機を運転させる時間帯として決定することを特徴とする給湯機制御装置。
  2. 複数の住居それぞれに設置された給湯機の運転を管理する制御装置であって、
    各住居で使用されている電気機器の動作情報に基づいて居住者の在宅状態を判定する在宅判定部と、
    前記在宅判定部による判定の結果を示す在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定部と、
    前記在宅情報に基づいて各住居の在宅状態を予測する在宅予測部と、
    を備え、
    前記運転スケジュール決定部は、
    前記在宅予測部による予測の結果を示す予測在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定し、
    前記在宅予測部によって不在と予測された不在宅の戸数を所定時間毎に算出し、
    算出した不在宅の戸数が最少となる所定時間範囲に不在と予測された住居の運転スケジュールを優先的に決定することを特徴とする給湯機制御装置。
  3. 複数の住居それぞれに設置された給湯機の運転を管理する制御装置であって、
    各住居で使用されている電気機器の動作情報に基づいて居住者の在宅状態を判定する在宅判定部と、
    前記在宅判定部による判定の結果を示す在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定部と、
    前記在宅情報に基づいて各住居の在宅状態を予測する在宅予測部と、
    を備え、
    前記運転スケジュール決定部は、
    前記在宅予測部による予測の結果を示す予測在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定し、
    各住居の給湯機の沸き上げ運転予約時間を示すデータを収集し、前記収集した給湯機の沸き上げ運転予約時間が第1の時間帯である住居の総戸数があらかじめ設定した閾値を超えている場合、前記給湯機の沸き上げ運転予約時間が前記第1の時間帯である住居のうち、前記在宅予測部によって前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯において不在と予測された住居を抽出し、前記抽出された住居の給湯機の沸き上げ運転予約時間を前記第1の時間帯から前記第2の時間帯に変更することを特徴とする給湯機制御装置。
  4. 前記在宅判定部は、前記各住居で使用されている前記電気機器のうち、少なくとも1つの電気機器を除いた前記電気機器の稼働状況を示す稼働状況データの所定単位時間内における変化に基づいて、前記所定単位時間内に前記居住者が前記各住居に在宅中または不在のいずれかを示す在宅状態データを算出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の給湯機制御装置。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の給湯機制御装置と、
    複数の住居それぞれに設置された給湯機と、
    各住居に設けられ、各住居で使用されている電気機器の動作情報を収集して前記給湯機制御装置に送信すると共に、前記給湯機制御装置から受信した運転スケジュールに基づいて前記給湯機を制御するホームゲートウェイと、
    を備えたことを特徴とする給湯機制御システム。
  6. 住居の消費電力データを収集する消費電力データ収集部と、
    前記住居の電気機器の稼動状況を収集する稼動状況データ収集部と、
    前記住居は、2以上で共同住宅または地域を構成し、
    前記各住居において前記消費電力データと前記電気機器の稼働状況の変化があるかどうかを判定する在宅判定部と、
    前記在宅判定部が判定した前記各住居における前記消費電力データと前記電気機器の稼働状況の変化と、前記各住居の所在地を含む地域における過去の気象情報および将来の気象情報とを参照して、将来の前記各住居の状態を予測する在宅予測部と、
    前記在宅予測部が予測した前記各住居の状態にしたがって、前記各住居の給湯機の沸き上げ運転時間を複数の時間帯のいずれかに振り分けて、前記各住居の給湯機の沸き上げ運転スケジュールを算出する運転スケジュール決定部と、
    前記運転スケジュール決定部が算出した給湯機の沸き上げ運転スケジュールに基づいて対象住居の給湯機の沸き上げ運転の開始時間および停止時間を制御する電気機器制御部と、
    を備え
    前記運転スケジュール決定部は、前記在宅予測部によって居住者が不在と予測された時間を含む時間帯を、給湯機を運転させる時間帯として決定することを特徴とする給湯機制御システム。
  7. 住居の消費電力データを収集する消費電力データ収集部と、
    前記住居の電気機器の稼動状況を収集する稼動状況データ収集部と、
    前記住居は、2以上で共同住宅または地域を構成し、
    前記各住居において前記消費電力データと前記電気機器の稼働状況の変化があるかどうかを判定する在宅判定部と、
    前記在宅判定部が判定した前記各住居における前記消費電力データと前記電気機器の稼働状況の変化と、前記各住居の所在地を含む地域における過去の気象情報および将来の気象情報とを参照して、将来の前記各住居の状態を予測する在宅予測部と、
    前記在宅予測部が予測した前記各住居の状態にしたがって、前記各住居の給湯機の沸き上げ運転時間を複数の時間帯のいずれかに振り分けて、前記各住居の給湯機の沸き上げ運転スケジュールを算出する運転スケジュール決定部と、
    前記運転スケジュール決定部が算出した給湯機の沸き上げ運転スケジュールに基づいて対象住居の給湯機の沸き上げ運転の開始時間および停止時間を制御する電気機器制御部と、
    を備え、
    前記運転スケジュール決定部は、
    前記在宅予測部によって居住者が不在と予測された不在宅の戸数を所定時間毎に算出し、
    算出した不在宅の戸数が最少となる所定時間範囲に居住者が不在と予測された住居の給湯機の沸き上げ運転スケジュールを優先的に決定することを特徴とする給湯機制御システム。
  8. 住居の消費電力データを収集する消費電力データ収集部と、
    前記住居の電気機器の稼動状況を収集する稼動状況データ収集部と、
    前記住居は、2以上で共同住宅または地域を構成し、
    前記各住居において前記消費電力データと前記電気機器の稼働状況の変化があるかどうかを判定する在宅判定部と、
    前記在宅判定部が判定した前記各住居における前記消費電力データと前記電気機器の稼働状況の変化と、前記各住居の所在地を含む地域における過去の気象情報および将来の気象情報とを参照して、将来の前記各住居の状態を予測する在宅予測部と、
    前記在宅予測部が予測した前記各住居の状態にしたがって、前記各住居の給湯機の沸き上げ運転時間を複数の時間帯のいずれかに振り分けて、前記各住居の給湯機の沸き上げ運転スケジュールを算出する運転スケジュール決定部と、
    前記運転スケジュール決定部が算出した給湯機の沸き上げ運転スケジュールに基づいて対象住居の給湯機の沸き上げ運転の開始時間および停止時間を制御する電気機器制御部と、
    を備え、
    前記運転スケジュール決定部は、
    各住居の給湯機の沸き上げ運転予約時間を示すデータを収集し、前記収集した給湯機の沸き上げ運転予約時間が第1の時間帯である住居の総戸数があらかじめ設定した閾値を超えている場合、前記給湯機の沸き上げ運転予約時間が前記第1の時間帯である住居のうち、前記在宅予測部によって前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯において居住者が不在と予測された住居を抽出し、前記抽出された住居の給湯機の沸き上げ運転予約時間を前記第1の時間帯から前記第2の時間帯に変更することを特徴とする給湯機制御システム。
  9. 複数の住居それぞれに設置された給湯機の運転を管理する給湯機制御方法であって、
    各住居で使用されている電気機器の動作情報に基づいて居住者の在宅状態を判定する在宅判定ステップと、
    前記在宅判定ステップにおける判定の結果を示す在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定ステップと、
    前記在宅情報に基づいて各住居の在宅状態を予測する在宅予測ステップと、
    を備え
    前記運転スケジュール決定ステップでは、
    前記在宅予測ステップにおける予測の結果を示す予測在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定し、
    前記在宅予測ステップにおいて不在と予測された時間を含む時間帯を、給湯機を運転させる時間帯として決定することを特徴とする給湯機制御方法。
  10. 複数の住居それぞれに設置された給湯機の運転を管理する給湯機制御方法であって、
    各住居で使用されている電気機器の動作情報に基づいて居住者の在宅状態を判定する在宅判定ステップと、
    前記在宅判定ステップにおける判定の結果を示す在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定ステップと、
    前記在宅情報に基づいて各住居の在宅状態を予測する在宅予測ステップと、
    を備え、
    前記運転スケジュール決定ステップでは、
    前記在宅予測ステップにおける予測の結果を示す予測在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定し、
    前記在宅予測ステップにおいて不在と予測された不在宅の戸数を所定時間毎に算出し、
    算出した不在宅の戸数が最少となる所定時間範囲に不在と予測された住居の運転スケジュールを優先的に決定することを特徴とする給湯機制御方法。
  11. 複数の住居それぞれに設置された給湯機の運転を管理する給湯機制御方法であって、
    各住居で使用されている電気機器の動作情報に基づいて居住者の在宅状態を判定する在宅判定ステップと、
    前記在宅判定ステップにおける判定の結果を示す在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定ステップと、
    前記在宅情報に基づいて各住居の在宅状態を予測する在宅予測ステップと、
    を備え、
    前記運転スケジュール決定ステップでは、
    前記在宅予測ステップにおける予測の結果を示す予測在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定し、
    各住居の給湯機の沸き上げ運転予約時間を示すデータを収集し、前記収集した給湯機の沸き上げ運転予約時間が第1の時間帯である住居の総戸数があらかじめ設定した閾値を超えている場合、前記給湯機の沸き上げ運転予約時間が前記第1の時間帯である住居のうち、前記在宅予測ステップにおいて前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯において不在と予測された住居を抽出し、前記抽出された住居の給湯機の沸き上げ運転予約時間を前記第1の時間帯から前記第2の時間帯に変更することを特徴とする給湯機制御方法。
  12. 複数の住居に設置されている給湯機と相互に通信可能に接続されるコンピュータを、
    各住居で使用されている電気機器の動作情報に基づいて居住者の在宅状態を判定する在宅判定手段、
    前記在宅判定手段による判定の結果を示す在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定手段、
    前記在宅情報に基づいて各住居の在宅状態を予測する在宅予測手段、
    として機能させ
    前記運転スケジュール決定手段は、
    前記在宅予測手段による予測の結果を示す予測在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定し、
    前記在宅予測手段によって不在と予測された時間を含む時間帯を、給湯機を運転させる時間帯として決定することを特徴とするプログラム。
  13. 複数の住居に設置されている給湯機と相互に通信可能に接続されるコンピュータを、
    各住居で使用されている電気機器の動作情報に基づいて居住者の在宅状態を判定する在宅判定手段、
    前記在宅判定手段による判定の結果を示す在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定手段、
    前記在宅情報に基づいて各住居の在宅状態を予測する在宅予測手段、
    として機能させ、
    前記運転スケジュール決定手段は、
    前記在宅予測手段による予測の結果を示す予測在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定し、
    前記在宅予測手段によって不在と予測された不在宅の戸数を所定時間毎に算出し、
    算出した不在宅の戸数が最少となる所定時間範囲に不在と予測された住居の運転スケジュールを優先的に決定することを特徴とするプログラム。
  14. 複数の住居に設置されている給湯機と相互に通信可能に接続されるコンピュータを、
    各住居で使用されている電気機器の動作情報に基づいて居住者の在宅状態を判定する在宅判定手段、
    前記在宅判定手段による判定の結果を示す在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定する運転スケジュール決定手段、
    前記在宅情報に基づいて各住居の在宅状態を予測する在宅予測手段、
    として機能させ、
    前記運転スケジュール決定手段は、
    前記在宅予測手段による予測の結果を示す予測在宅情報に基づいて、各住居の給湯機を運転させる運転スケジュールを決定し、
    各住居の給湯機の沸き上げ運転予約時間を示すデータを収集し、前記収集した給湯機の沸き上げ運転予約時間が第1の時間帯である住居の総戸数があらかじめ設定した閾値を超えている場合、前記給湯機の沸き上げ運転予約時間が前記第1の時間帯である住居のうち、前記在宅予測手段によって前記第1の時間帯とは異なる第2の時間帯において不在と予測された住居を抽出し、前記抽出された住居の給湯機の沸き上げ運転予約時間を前記第1の時間帯から前記第2の時間帯に変更することを特徴とするプログラム。
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