JP6464691B2 - 伝送装置、ラインカードおよび制御方法 - Google Patents

伝送装置、ラインカードおよび制御方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、伝送装置、ラインカードおよび制御方法に関する。
近年、伝送装置においては、インターネット等のトラフィックの増大等に伴って、データの大容量化、装置の小型化・低コスト化が望まれている。この要求実現のため、伝送距離及び内部機能等のサポート状況に応じた多種・多様の光プラガブルモジュール(以下、モジュールとよぶ)がある。伝送装置は、装置内の各ラインカード上に所定のモジュールを搭載することで、要求される仕様に対応している。このモジュールには様々な伝送レートのインターフェースが適用され、このインターフェースを介してラインカードでのデータ伝送が行われる。
図11、図12は、ラインカードの従来例(1)、(2)を説明するブロック図である。図11に示すように、ラインカード600は、CFPモジュール601(CPF:100G Form-Factor Pluggable)と、フレーマ部602と、電気インターフェース603と、カード制御部604と、接続コネクタ605とを有する。ラインカード600は、2個のCFPモジュール601により100Gbps×2ポート相当の伝送容量を有している。CFPモジュール601において外部より入力された信号は、電気インターフェース603を介してフレーマ部602内部にて処理される。ここで、電気インターフェース603は、OTU(Optical Transport Unit)4レート時において、11.18Gbps×10レーンの構成となっている。
図12に示すように、ラインカード700は、CFP2モジュール701と、フレーマ部702と、ギアボックス703と、電気インターフェース704と、電気インターフェース705と、カード制御部706と、接続コネクタ707とを有する。ラインカード700もラインカード600と同様、2個のCFP2モジュール701により100Gbps×2ポート相当の伝送容量を有する。また、ラインカード700には、CFP2モジュール701とフレーマ部702との間には、28Gbps×4レーンを11.18Gbps×10レーンにするギアボックス703が設けられている。CFP2モジュール701において外部より入力された信号は、28Gbps×4レーンの電気インターフェース704を介してギアボックス703に入力された後、ギアボックス703より11.18Gbps×10レーンの電気インターフェース705を介してフレーマ部702に伝送される。
ラインカード600の電気インターフェース603およびラインカード700の電気インターフェース704、705においては、ビットエラー発生を回避するため、送信デバイス(例えばラインカード600におけるCFPモジュール601等)および受信デバイス(例えばラインカード600におけるフレーマ部602等)の特性最適化が必要となる。この特性最適化は、送信デバイス特性、受信デバイス特性、送信デバイスと受信デバイスとの間の伝送路特性をモデル化し、そのモデルを使用したシミュレーション等により、送信デバイスおよび受信デバイスの設定値を決定する。例えば、送信デバイスの設定値としては、送信出力の振幅値、Pre/Post−Emphasis値などがある。また、受信デバイスの設定値としては、Equalizer Gain値などがある。
上述したシミュレーションにより導出された送信デバイスの設定値および受信デバイスの設定値は、実際に送信デバイスおよび受信デバイスに設定してエラーレートを確認する等の実機検証にて妥当性が確認される。そして、妥当性が確認された後、ラインカード600、700に設定して運用することにより、ラインカード600、700ではビットエラー発生を防ぎ、安定した信号疎通を実現している。
特開2010−34777号公報
ところで、送信デバイスと受信デバイスとの間の伝送路特性は、伝送路における温度・湿度などの外部(周囲)環境により変化する。図13は、伝送路特性を説明する説明図である。図13における縦軸は、伝送路損失の大きさ(Magnitude)を示している。また、横軸は、伝送時の周波数(Frequency)であり、伝送路における伝送速度(伝送レート)を示している。また、グラフG1、G2は、互いに異なる外部環境における伝送路特性(伝送速度−伝送路損失)を示している。
図13に示すように、周波数F1、F2におけるグラフG1、G2の値は異なっており、外部環境が異なることで、伝送路特性は変化する。また、伝送速度の高速化(周波数F1→周波数F2)に伴い、伝送路損失は大幅に劣化し、外部環境の変化による伝送路特性の変化は拡大する。
このように、伝送速度の高速化に伴い、伝送路損失が大幅に劣化することから、送信デバイスの設定値および受信デバイスの設定値の許容範囲(エラーフリーとなる範囲)は狭くなる。また、伝送速度の高速化に伴い、外部環境の変化による伝送路特性の変化が拡大することから、外部環境の変化が送信デバイスの設定値および受信デバイスの設定値に与える影響は大きくなる。よって、外部環境の変化によるビットエラー発生を防ぐためには、外部環境をモニタ(監視)し、外部環境の変化に応じた送信デバイスの設定値および受信デバイスの設定値を設定する必要がある。
しかしながら、外部環境の変化は、温度・湿度の変化だけでなく、装置内のファン制御による風速変化(冷却効果の変化)、ラインカード600、700内の温度分布変化など、要因が多数ある。したがって、これらの要因の全てを温度センサ、湿度センサ…などの多数のセンサで監視し、それらのセンサより得られた値をもとに送信デバイスの設定値および受信デバイスの設定値を設定することは容易なことではなかった。このように、外部環境の変化をトータル的に監視し、外部環境の変化に応じて送信デバイスの設定値および受信デバイスの設定値を設定することでビットエラー発生を防ぎ、安定した信号疎通を実現することは困難なことであった。
一つの側面では、安定した信号疎通を実現可能とする。
一つの態様では、伝送装置は、モジュールを着脱可能とするインターフェースを有する伝送装置であって、モニタ用伝送路と、判定部と、設定部とを有する。モニタ用伝送路は、モジュールとインターフェースの間の伝送路とは別の、当該伝送路に相当し、所定のデータを送受信する。判定部は、モニタ用伝送路において送信および受信の設定値の組み合わせごとに所定のデータを送受信した際のエラーレートに基づいて、伝送路の外部環境に対応した送信および受信の設定値の組み合わせを判別する。設定部は、判別された送信および受信の設定値の組み合わせをもとに、インターフェースにおける送受信の設定を行う。
一つの側面として、安定した信号疎通を実現できる。
図1は、第1の実施形態にかかる伝送装置の構成を例示するブロック図である。 図2は、第1の実施形態にかかるラインカードの構成を例示するブロック図である。 図3は、第1の実施形態にかかるラインカードの動作の一例を示すフローチャート(1)である。 図4は、モニタ用伝送路の特性情報を説明する説明図である。 図5は、第1の実施形態にかかるラインカードの動作の一例を示すフローチャート(2)である。 図6は、モジュール種別ごとのパラメータ変換テーブルを説明する説明図である。 図7は、第2の実施形態にかかるラインカードの構成を例示するブロック図である。 図8は、第2の実施形態にかかるラインカードの動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、第3の実施形態にかかる伝送装置の構成を例示するブロック図である。 図10は、プログラムを実行するインターフェース装置の一例を説明する説明図である。 図11は、ラインカードの従来例(1)を説明するブロック図である。 図12は、ラインカードの従来例(2)を説明するブロック図である。 図13は、伝送路特性を説明する説明図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる伝送装置、ラインカードおよび制御方法を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する伝送装置、ラインカードおよび制御方法は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる伝送装置100の構成を例示するブロック図である。図1に示すように、伝送装置100は、バックボード(BWB、バックワイヤーボード)のコネクタ(図示しない)に接続することで、装置内に複数のラインカード1を収容する構成である。
ラインカード1は、例えば、CFPモジュール10A、10Bの2つのモジュールを実装可能としている。具体的には、ラインカード1は、CFPモジュール10Aにかかる構成としてフレーマ部20A、電気インターフェース30Aおよびモニタ用伝送路40Aを有する。また、ラインカード1は、CFPモジュール10Bにかかる構成としてフレーマ部20B、電気インターフェース30Bおよびモニタ用伝送路40Bを有する。また、ラインカード1は、動作の制御を行うカード制御部50と、バックボードと接続する接続コネクタ60とを有する。
なお、2つのCFPモジュール10A、10Bにかかる構成は、互いに同等の構成である。よって、特に区別して説明する場合を除き、CFPモジュール10、フレーマ部20、電気インターフェース30およびモニタ用伝送路40として説明する。
CFPモジュール10とフレーマ部20との間は、11.18Gbps×10レーンの電気インターフェース30を介して着脱可能に接続され、CFPモジュール10を装着した際には電気インターフェース30を介してデータの送受信が可能となっている。フレーマ部20は、電気インターフェース30を介してCFPモジュール10より入力される電気信号からフレーム同期を取ることで電気信号に対するフレーム単位の所定の処理を行う。
また、フレーマ部20には、外部環境をモニタ(監視)する為、所定のデータを送受信するモニタ用伝送路40が接続されている。このモニタ用伝送路40には、CFPモジュール10とフレーマ部20との間の電気インターフェース30に相当する、パタン配線長・ロス媒体・反射媒体を挿入してもよい。CFPモジュール10およびフレーマ部20は、カード制御部50と接続され、カード制御部50による制御が実施される。
図2は、第1の実施形態にかかるラインカード1の構成を例示するブロック図である。なお、図2では、CFPモジュール10およびフレーマ部20における1ポート分を例示している。図2に示すように、CFPモジュール10は、CFP処理部101、送信部102、受信部103およびコントローラ104を有する。
CFP処理部101は、100Gbpsポートの光インターフェース70を介したデータの送受信を処理する。具体的には、CFP処理部101は、光インターフェース70を介して受信したデータを送信部102へ出力する。また、CFP処理部101は、受信部103より受信したデータを光インターフェース70を介して外部へ出力する。
また、CFP処理部101は、検出部1011を有する。検出部1011は、受信部103の受信状態(例えば受信強度など)および受信品質(例えばビットエラーなど)を検出する。検出部1011は検出した受信状態および受信品質をコントローラ104へ出力する。
送信部102は、CFP処理部101から出力されたデータを電気信号に変換し、電気インターフェース30を介してフレーマ部20へ送信する。また、送信部102は、コントローラ104を介したカード制御部50の制御のもと、送信出力の振幅値(Vod)、Pre/Post−Emphasis(以下、Emphasisと表記する)値などの、フレーマ部20へ電気信号を送信する際の設定が行われる。
受信部103は、電気インターフェース30からの電気信号を受信してデータに変換し、CFP処理部101へ出力する。また、受信部103は、コントローラ104を介したカード制御部50の制御のもと、Equalizer Gain(以下、EqualizerまたはEQと表記する)値などの、電気インターフェース30からの電気信号を受信する際の設定が行われる。
コントローラ104は、CFP処理部101、送信部102および受信部103の監視・制御を行う。例えば、コントローラ104は、検出部1011が検出した受信状態および受信品質をカード制御部50へ出力する。また、コントローラ104は、カード制御部50から通知された送信出力の振幅値(Vod)、Emphasis値を送信部102に設定する。また、コントローラ104は、カード制御部50から通知されたEqualizer値を受信部103に設定する。
フレーマ部20は、受信部201、送信部202、フレーマ処理部203およびコントローラ204を有し、CFPモジュール10によるデータの送受信を処理する。また、フレーマ部20は、モニタ制御部205、テストパターン生成部206、フレーム生成部207、送信部208、受信部209、フレーム同期部210およびエラー検出部211を有し、モニタ用伝送路40に所定のデータを送受信させる。
受信部201は、電気インターフェース30からの電気信号を受信してデータに変換し、フレーマ処理部203へ出力する。また、受信部201は、コントローラ204を介したカード制御部50の制御のもと、Equalizer値などの、電気インターフェース30からの電気信号を受信する際の設定が行われる。
送信部202は、フレーマ処理部203から出力されたデータを電気信号に変換し、電気インターフェース30を介してCFPモジュール10へ送信する。また、送信部202は、コントローラ204を介したカード制御部50の制御のもと、送信出力の振幅値(Vod)、Emphasis値などの、CFPモジュール10へ電気信号を送信する際の設定が行われる。
フレーマ処理部203は、電気インターフェース30を介したCFPモジュール10から受信したデータに対してフレーム同期を取ることでフレーム単位の所定の処理を行う。また、フレーマ処理部203は、電気インターフェース30を介してCFPモジュール10へ送信するデータのフレーム生成などの処理を行う。
また、フレーマ処理部203は、検出部2031を有する。検出部2031は、受信部201の受信状態(例えば受信強度など)および受信品質(例えばビットエラーなど)を検出する。検出部2031は検出した受信状態および受信品質をコントローラ204へ出力する。
コントローラ204は、受信部201、送信部202およびフレーマ処理部203の監視・制御を行う。例えば、コントローラ204は、検出部2031が検出した受信状態および受信品質をカード制御部50へ出力する。また、コントローラ204は、カード制御部50から通知された送信出力の振幅値(Vod)、Emphasis値を送信部202に設定する。また、コントローラ204は、カード制御部50から通知されたEqualizer値を受信部201に設定する。
モニタ制御部205は、モニタ用伝送路40における所定のデータの送受信を制御する。具体的には、モニタ制御部205は、テストパターン生成部206に対して所定のテストパターンの生成を指示して、そのテストパターンを含むデータをモニタ用伝送路40を介して送受信させる。また、モニタ制御部205は、カード制御部50より受信した情報をもとに、送信部208、受信部209の設定を行う。また、モニタ制御部205は、テストパターン生成部206で生成されたテストパターンをモニタ用伝送路40で送受信させた際に、エラー検出部211により検出される情報をカード制御部50へ出力する。
テストパターン生成部206は、モニタ用伝送路40に伝送するデータの発生源であり、モニタ制御部205の制御のもと、所定のテストパターンを生成してフレーム生成部207へ出力する。フレーム生成部207は、テストパターン生成部206より出力されたテストパターンを含むフレームを生成して送信部208へ出力する。具体的には、フレーム生成部207は、テストパターン生成部206より出力されたテストパターンにフレーム同期用のパターンを付加してフレームを生成する。
送信部208は、フレーム生成部207から出力されたデータ(フレーム)を電気信号に変換し、モニタ用伝送路40を介して受信部209へ送信する。また、送信部208は、モニタ制御部205を介したカード制御部50の制御のもと、送信出力の振幅値(Vod)、Emphasis値などの送信時の設定が行われる。
受信部209は、モニタ用伝送路40からの電気信号を受信してデータ(フレーム)に変換し、フレーム同期部210へ出力する。また、受信部209は、モニタ制御部205を介したカード制御部50の制御のもと、Equalizer値などの受信時の設定が行われる。
フレーム同期部210は、受信部209で受信したフレームに含まれるフレーム同期用のパターンに基づいて、フレーム同期を行う。エラー検出部211は、同期の確認が行われたフレームに含まれるテストパターンのエラーチェックを行い、ビットエラーなどのエラーの有無を検出する。このエラー検出部211におけるエラーチェックは、フレーム内のFCS(Frame Check Sequence)等によるものの他、テストパターン生成部206が生成した既知のテストパターンとの比較によるものであってもよい。エラー検出部211は、ビットエラーなどのエラーの有無の情報を検出結果としてモニタ制御部205へ出力する。
カード制御部50は、送信部501、受信部502、最適値判定部503、最適値設定部504およびメモリ505を有する。
送信部501は、最適値判定部503より出力された送信部208および受信部209に設定する設定値をモニタ制御部205へ送信する。送信部208に設定する設定値は、例えば、送信出力の振幅値(Vod)、Emphasis値などである。また、受信部209へ設定する設定値は、例えば、Equalizer値などである。
受信部502は、モニタ制御部205より出力された情報を受信して最適値判定部503へ出力する。例えば、モニタ制御部205より受信部502に出力される情報は、テストパターンをモニタ用伝送路40で送受信させた際に、エラー検出部211で検出された情報などである。
最適値判定部503は、モニタ用伝送路40における送信および受信の設定値の組み合わせ、すなわち送信部208および受信部209に設定する設定値の組み合わせを決めてモニタ制御部205へ通知する。そして、最適値判定部503は、通知した設定値でモニタ用伝送路40においてデータを送受信した際にエラー検出部211で検出された情報をもとに、モニタ用伝送路40の周囲環境に対応した送信および受信の設定値の組み合わせを判別する。具体的には、最適値判定部503は、送信部208および受信部209に設定する設定値の組み合わせごとに、エラー検出部211で検出されたビットエラーなどのエラーの有無の情報をもとにエラーレートを求める。そして、最適値判定部503は、モニタ用伝送路40でデータを送受信した際のエラーレートをより低くする送信部208および受信部209に設定する設定値の組み合わせ、すなわち最適値(最適点)の組み合わせを判別する。
最適値設定部504は、最適値判定部503により判別された最適値の組み合わせをもとに、電気インターフェース30における送受信の設定を行う。具体的には、最適値設定部504は、判別された送信部208および受信部209の設定値を、電気インターフェース30の送受信の設定に変換するための変換テーブル(図6参照)をもとに変換する。これにより、最適値判定部503は、CFPモジュール10の送信部102および受信部103の設定値と、フレーマ部20の受信部201および送信部202の設定値を得る。そして、最適値設定部504は、CFPモジュール10からフレーマ部20へデータを送信するための送信部102および受信部201の設定値を、コントローラ104、204を介して送信部102および受信部201に通知する。また、最適値設定部504は、フレーマ部20からCFPモジュール10へデータを送信するための受信部103および送信部202の設定値を、コントローラ104、204を介して受信部103および送信部202に通知する。
メモリ505は、送信部208および受信部209の設定値を電気インターフェース30の送受信の設定に変換するための変換テーブルなど、各種情報を記憶する。
図3は、第1の実施形態にかかるラインカード1の動作の一例を示すフローチャート(1)である。具体的には、最適値判定部503において最適値の組み合わせを判別する処理の詳細を示すフローチャートである。このフローチャートは、所定の時間間隔で周期的に実行されてもよいし、モニタ用伝送路40の周囲環境の変化に合わせて最新の最適値の組み合わせが得られるよう、最適値判定部503において逐次実行されてもよい。
図3に示すように、処理が開始されると、モニタ制御部205にて所定のテストパターンをフレームに挿入するための挿入設定が行われる(S1)。具体的には、モニタ制御部205は、テストパターン生成部206に対して所定のテストパターンの生成を指示する。これにより、モニタ用伝送路40では、テストパターンを含むフレームが送受信されることとなる。
次いで、最適値判定部503は、モニタ用伝送路40における送受信の設定値(送信部208および受信部209に設定する設定値の組み合わせ)を決定する(S2)。例えば、送信部208のEmphasis値の許容設定範囲が(a〜k)であり、受信部209のEQ値の許容設定範囲が(A〜K)であるものとする。この場合、最適値判定部503は、(a〜k)のEmphasis値の一つと、(A〜K)のEQ値の一つの組み合わせを決定する。一例として、Emphasis値=a、EQ値=Aの組み合わせを決定する。
次いで、最適値判定部503は、S2で決定したモニタ用伝送路40における送受信の設定値をモニタ用伝送路40における送受信の特性パラメータとして設定する(S3)。具体的には、最適値判定部503は、決定した組み合わせにおけるEmphasis値を送信部208に設定し、EQ値を受信部209に設定する。これにより、モニタ用伝送路40では、設定されたEmphasis値およびEQ値でテストパターンを含むフレームの送受信が行われることとなる。
次いで、最適値判定部503は、エラー検出部211で検出されたビットエラーなどのエラーの有無の情報をもとにエラーレートを求めるため、所定時間の待ち処理を行う(S4)。具体的には、最適値判定部503は、BER(ビットエラーレート)≦1E−12を監視可能な時間待つ。
次いで、最適値判定部503は、エラー検出部211で検出された情報をもとに、設定されたEmphasis値およびEQ値でテストパターンを含むフレームの送受信をモニタ用伝送路40で行った際のエラーを検出する(S5)。このエラー検出を待ち処理の間継続することで、最適値判定部503は、ビットエラーレートを求める。
次いで、最適値判定部503は、モニタ用伝送路40の特性確認が完了したか否かを判定する(S6)。具体的には、最適値判定部503は、送信部208および受信部209の許容設定範囲における全ての設定値の組み合わせでビットエラーレートを取得したか否かを判定する。
モニタ用伝送路40の特性確認が完了していない場合(S6:NO)、送信部208および受信部209の許容設定範囲内の設定値の組み合わせでビットエラーレートを取得していない組み合わせがあることから、最適値判定部503はS2へ処理を戻す。例えば、Emphasis値=a、EQ値=Aの組み合わせのビットエラーレートを取得済である場合は、残りの組み合わせのビットエラーレートを取得するため、S2に処理が戻る。そして、S2に再び処理が戻った場合、最適値判定部503は、別の組み合わせとして、例えば、Emphasis値=a、EQ値=Bを決定し、処理を継続する。このS2〜S6の処理を継続することで、最適値判定部503は、送信部208および受信部209の許容設定範囲における全ての設定値の組み合わせのビットエラーレートを取得する。
モニタ用伝送路40の特性確認が完了した場合(S6:YES)、最適値判定部503は、モニタ用伝送路40の最適点を判別する(S7)。具体的には、最適値判定部503は、送信部208および受信部209の設定値の全ての組み合わせで取得したエラーレートの中で、よりエラーレートをより低くする(例えば最小値とする)組み合わせを最適値(最適点)と判別する。
図4は、モニタ用伝送路40の特性情報D1を説明する説明図である。図4に示すように、特性情報D1は、送信部208の許容設定範囲(Emphasis:a〜k)および受信部209の許容設定範囲(EQ:A〜K)の組み合わせごとのエラーレートの情報である。最適値判定部503は、S2〜S6の処理を繰り返すことで、特性情報D1を取得する。
この特性情報D1における組み合わせごとのエラーレートの関係は、モニタ用伝送路40における周囲環境に追従したものとなる。具体的には、温度・湿度だけでなく、装置内のファン制御による冷却効果、装置内の温度分布など、様々な要因を総合したモニタ用伝送路40における周囲環境によりモニタ用伝送路40の送受信における特性が変化する。この特性の変化によって、エラーレートが1E−12である範囲R2、エラーレートがNo Errorである範囲R1などの大きさや位置は変動し、周囲環境に相当するものとなる。
よって、S7では、モニタ用伝送路40における周囲環境に合った、送信部208および受信部209の設定値が判別されることとなる。例えば、エラーレートが1E−12である範囲R2よりもエラーレートが低くなる範囲R1のEmphasis値、EQ値をモニタ用伝送路40における周囲環境に合った最適値と判別する。さらに、範囲R1の中の中央値(Emphasis:g、EQ:F)を最適値とし、最適値の絞り込みを行ってもよい。
また、最適値判定部503は、モニタ用伝送路40で特性確認を行って最適値の組み合わせを求めることで、CFPモジュール10とフレーマ部20との間の電気インターフェース30での特性確認を省くことができる。例えば、電気インターフェース30で特性確認を行う場合は、主信号のエラーレートとしてBER≦1E−12を満たすことが必須であり、1条件の確認に長い監視時間が必要となる。そして、1条件の確認中において、BER≦1E−12を満たさない条件だった場合、主信号の送受信に影響が生じてしまう。よって、システム運用上、短時間での設定は困難なものとなる。しかしながら、最適値判定部503は、モニタ用伝送路40で特性確認を行って最適値の組み合わせを求めるため、CFPモジュール10とフレーマ部20との間の主信号へ影響がなく、システム運用中に実施できる。
図5は、第1の実施形態にかかるラインカード1の動作の一例を示すフローチャート(2)である。具体的には、最適値設定部504において電気インターフェース30における送受信の設定を行う処理の詳細を示すフローチャートである。このフローチャートは、例えば、ラインカード1の稼働時に最適値設定部504において逐次実行される。
図5に示すように、処理が開始されると、最適値設定部504は、電気インターフェース30を介した通信などにより、CFPモジュール10の搭載の有無を判定する(S10)。例えば、CFP−MSA(MSA:Multi-Source Agreement)の規定では、モジュール搭載判定用のリムーブ信号のサポートがある。よって、最適値設定部504は、電気インターフェース30を介した通信においてリムーブ信号の状態を確認することで、CFPモジュール10の搭載の有無を判定できる。CFPモジュール10が未搭載である場合、最適値設定部504は処理を待機する。
CFPモジュール10が搭載されている場合、最適値設定部504は、CFPモジュール10との通信などにより、CFPモジュール10のモジュール種別を判別する(S11)。具体的には、最適値設定部504は、CFPモジュール10よりPhysical Inventory情報を収集する。そして、最適値設定部504は、収集したPhysical Inventory情報をもとに、CFPモジュール10のモジュール種別を判別する。
次いで、最適値設定部504は、最適値判定部503により判別された最適値の組み合わせをもとに、CFPモジュール10のモジュール種別に従った電気インターフェース30における送受信の設定値を反映する(S12)。具体的には、最適値設定部504は、メモリ505に記憶された変換テーブルを参照し、最適値判定部503により判別された最適値の組み合わせから、CFPモジュール10のモジュール種別に従った送信部102、202、受信部103および受信部201の設定値を得る。そして、最適値設定部504は、得られた設定値を送信部102、202、受信部103および受信部201に設定する。
図6は、モジュール種別ごとのパラメータ変換テーブルD2を説明する説明図である。図6に示すように、パラメータ変換テーブルD2は、最適値判定部503により判別された最適値(モニタ最適値)の組み合わせから、モジュールの種別(TypeA〜TypeZ)に従った送受信の設定値(Emphasis、EQ)を得るためのテーブルデータである。メモリ505には、上述したパラメータ変換テーブルD2が予め記憶されている。
最適値設定部504は、メモリ505に記憶されたパラメータ変換テーブルD2を参照することで、モニタ用伝送路40の周囲環境に対応した電気インターフェース30における送受信の設定値(Emphasis、EQ)を得ることができる。例えば、最適値判定部503より判別されたモニタ最適値が「Emphasis:g、EQ:F」であり、モジュールの種別が「TypeA」であるものとする。この場合、最適値設定部504は、パラメータ変換テーブルD2を参照することで、モニタ最適値「Emphasis:g、EQ:F」−モジュールの種別「TypeA」に該当するEmphasis、EQを得る。より具体的には、最適値設定部504は、送信部102、202、受信部103および受信部201におけるEmphasis、EQを得る。
次いで、最適値設定部504は、送信部102、202、受信部103および受信部201を信号疎通状態に設定する(S13)。これにより、ラインカード1は、モニタ用伝送路40における周囲環境に応じて電気インターフェース30における送受信の設定が行われていることから、ビットエラー発生を防いだ、安定した信号疎通を実現できる。また、電気インターフェース30における送受信の設定はモジュールの種別に応じたものであることから、ラインカード1は、様々なモジュールを装着する場合であっても、安定した信号疎通を実現できる。
次いで、最適値設定部504は、電気インターフェース30における送受信の設定で実際にCFPモジュール10と送受信した際のエラーレートに基づいて、電気インターフェース30における送受信の設定を調整する処理(S14〜S21)を行う。
具体的には、最適値設定部504は、CFPモジュール10の検出部1011の検出結果を取得して、CFPモジュール10側でのエラーの有無を確認する(S14)。CFPモジュール10側でのエラーが確認できない場合(S14:No Error)、最適値設定部504はS18へ処理を進める。CFPモジュール10側でのエラーが確認できた場合(S14:BIT Error検出)、最適値設定部504は、ラインカード1からCFPモジュール10方向にデータを伝送する際のエラーを検出する(S15)。
ラインカード1からCFPモジュール10方向への伝送についてのエラーであることから、パラメータ(設定値)の調整対象は受信部103および送信部202である。よって、最適値設定部504は、受信部103および送信部202のパラメータの微調整と、再度CFPモジュール10側でのエラー有無の確認とを行う(S16)。例えば、パラメータの微調整は、S12における受信部103および送信部202の設定値を中央値とした所定幅内の値への調整である。S16において、最適値設定部504は、上述した所定幅内で値を逐次変動させてCFPモジュール10側でのエラー有無を確認する。
次いで、最適値設定部504は、S16におけるエラー有無の確認において、エラー無しとなる設定値が検出された場合、その設定値を受信部103および送信部202に通知して反映する(S17)。
S14、S17に次いで、最適値設定部504は、フレーマ部20の検出部2031の検出結果を取得して、ラインカード1側でのエラーの有無を確認する(S18)。ラインカード1側でのエラーが確認できない場合(S18:No Error)、最適値設定部504は処理を終了する。ラインカード1側でのエラーが確認できた場合(S18:BIT Error検出)、最適値設定部504は、CFPモジュール10からラインカード1方向にデータを伝送する際のエラーを検出する(S19)。
CFPモジュール10からラインカード1方向への伝送についてのエラーであることから、パラメータ(設定値)の調整対象は送信部102および受信部201である。よって、最適値設定部504は、送信部102および受信部201のパラメータの微調整と、再度ラインカード1側でのエラー有無の確認とを行う(S20)。例えば、パラメータの微調整は、S12における送信部102および受信部201の設定値を中央値とした所定幅内の値への調整である。S20において、最適値設定部504は、上述した所定幅内で値を逐次変動させてラインカード1側でのエラー有無を確認する。
次いで、最適値設定部504は、S20におけるエラー有無の確認において、エラー無しとなる設定値が検出された場合、その設定値を送信部102および受信部201に通知して反映する(S21)。
上述したS14〜S21の処理により、ラインカード1は、電気インターフェース30における送受信の設定を微調整することで、より安定した信号疎通を実現できる。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態にかかるラインカード1Aの構成を例示するブロック図である。図7に示すように、ラインカード1Aは、第1の実施形態にかかるラインカード1のCFPモジュール10をCFP2モジュール11に変更した構成に相当する。具体的には、ラインカード1Aは、CFP2モジュール11との送受信を中継するギアボックス80を有する。CFP2モジュール11とギアボックス80との間は、28Gbps×4レーンの電気インターフェース31を介して着脱可能に接続される。また、ギアボックス80とフレーマ部20との間は、11.18Gbps×10レーンの電気インターフェース32を介して接続される。なお、図7では、CFP2モジュール11、ギアボックス80およびフレーマ部20における1ポート分を例示している。
CFP2モジュール11は、CFP2処理部111、送信部112、受信部113およびコントローラ114を有し、CFPモジュール10と略同じ構成である。ギアボックス80は、28Gbps×4レーンを11.18Gbps×10レーンにする。具体的には、ギアボックス80は、受信部801、送信部802、ギアボックス処理部803、コントローラ804、送信部805および受信部806を有する。
受信部801は、電気インターフェース31からの電気信号を受信してデータに変換し、ギアボックス処理部803へ出力する。また、受信部801は、コントローラ804を介したカード制御部50の制御のもと、Equalizer値などの、電気インターフェース31からの電気信号を受信する際の設定が行われる。
送信部802は、ギアボックス処理部803から出力されたデータを電気信号に変換し、電気インターフェース31を介してCFP2モジュール11へ送信する。また、送信部802は、コントローラ804を介したカード制御部50の制御のもと、送信出力の振幅値(Vod)、Emphasis値などの、CFPモジュール10へ電気信号を送信する際の設定が行われる。
ギアボックス処理部803は、28Gbps×4レーンと、11.18Gbps×10レーンとの間の変換処理を行う。具体的には、ギアボックス処理部803は、受信部801からのデータを変換して送信部805へ出力する。また、ギアボックス処理部803は、受信部806からのデータを変換して送信部802へ出力する。
また、ギアボックス処理部803は、エラーチェッカー8031、8032を有する。エラーチェッカー8031は、受信部801の受信状態(例えば受信強度など)および受信品質(例えばビットエラーなど)を検出する。エラーチェッカー8031は検出した受信状態および受信品質をコントローラ804へ出力する。また、エラーチェッカー8032は、受信部806の受信状態(例えば受信強度など)および受信品質(例えばビットエラーなど)を検出する。エラーチェッカー8032は検出した受信状態および受信品質をコントローラ804へ出力する。
コントローラ804は、送信部208、送信部802、ギアボックス処理部803、送信部805および受信部806の監視・制御を行う。例えば、コントローラ804は、エラーチェッカー8031、8032が検出した受信状態および受信品質をカード制御部50へ出力する。また、コントローラ804は、カード制御部50から送信部802または送信部805宛に通知された送信出力の振幅値(Vod)、Emphasis値をそれぞれに設定する。また、コントローラ804は、カード制御部50から受信部801または受信部806に通知されたEqualizer値をそれぞれに設定する。
送信部805は、ギアボックス処理部803から出力されたデータを電気信号に変換し、電気インターフェース32を介してフレーマ部20へ送信する。また、送信部805は、コントローラ804を介したカード制御部50の制御のもと、送信出力の振幅値(Vod)、Emphasis値などの、フレーマ部20へ電気信号を送信する際の設定が行われる。
受信部806は、電気インターフェース32からの電気信号を受信してデータに変換し、ギアボックス処理部803へ出力する。また、受信部806は、コントローラ804を介したカード制御部50の制御のもと、Equalizer値などの、電気インターフェース32からの電気信号を受信する際の設定が行われる。
ここで、最適値設定部504における電気インターフェース31、32の送受信の設定について詳細に説明する。図8は、第2の実施形態にかかるラインカード1Aの動作の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、S10〜S13については第1の実施形態と同様の処理が行われる。具体的には、処理が開始されると、最適値設定部504は、CFP2モジュール11との通信などにより、CFP2モジュール11の搭載の有無を判定する(S10)。CFP2モジュール11が未搭載である場合、最適値設定部504は処理を待機する。CFP2モジュール11が搭載されている場合、最適値設定部504は、CFP2モジュール11との通信などにより、CFP2モジュール11のモジュール種別を判別する(S11)。
次いで、最適値設定部504は、最適値判定部503により判別された最適値の組み合わせをもとに、CFP2モジュール11のモジュール種別に従った電気インターフェース31、32における送受信の設定値を反映する(S12)。
具体的には、最適値設定部504は、パラメータ変換テーブルD2を参照することで、最適値判定部503により判別された最適値の組み合わせから、CFP2モジュール11のモジュール種別に従った送受信の設定値を得る。例えば、送信部112、802、805、202、受信部113、801、806、201の設定値を得る。そして、最適値設定部504は、得られた設定値を送信部112、802、805、202、受信部113、801、806、201に設定する。
これにより、ラインカード1Aでは、モニタ用伝送路40における周囲環境に応じてCFP2モジュール11、ギアボックス80およびフレーマ部20における送受信の設定が行われることから、電気インターフェース31、32でビットエラー発生を防いだ、安定した信号疎通を実現できる。
次いで、最適値設定部504は、電気インターフェース31、32における送受信の設定で実際にCFP2モジュール11と送受信した際のエラーレートに基づいて、電気インターフェース31、32における送受信の設定を調整する処理(S30〜S45)を行う。
具体的には、最適値設定部504は、CFP2モジュール11の検出部1111の検出結果を取得して、CFP2モジュール11側でのエラーの有無を確認する(S30)。CFP2モジュール11側でのエラーが確認できない場合(S30:No Error)、最適値設定部504はS34へ処理を進める。CFP2モジュール11側でのエラーが確認できた場合(S30:BIT Error検出)、最適値設定部504は、ギアボックス80からCFP2モジュール11方向にデータを伝送する際のエラーを検出する(S31)。
ギアボックス80からCFP2モジュール11方向への伝送についてのエラーであることから、パラメータ(設定値)の調整対象は受信部113および送信部802である。よって、最適値設定部504は、受信部113および送信部802のパラメータの微調整と、再度CFP2モジュール11側でのエラー有無の確認とを行う(S32)。例えば、パラメータの微調整は、S12における受信部113および送信部802の設定値を中央値とした所定幅内の値への調整である。S32において、最適値設定部504は、上述した所定幅内で値を逐次変動させてCFP2モジュール11側でのエラー有無を確認する。
次いで、最適値設定部504は、S32におけるエラー有無の確認において、エラー無しとなる設定値が検出された場合、その設定値を受信部113および送信部802に通知して反映する(S33)。
S30、S33に次いで、最適値設定部504は、ギアボックス80のエラーチェッカー8031の検出結果を取得して、ギアボックス80側でのエラーの有無を確認する(S34)。ギアボックス80側でのエラーが確認できない場合(S34:No Error)、最適値設定部504はS38へ処理を進める。ギアボックス80側でのエラーが確認できた場合(S34:BIT Error検出)、最適値設定部504は、CFP2モジュール11からギアボックス80方向にデータを伝送する際のエラーを検出する(S35)。
CFP2モジュール11からギアボックス80方向への伝送についてのエラーであることから、パラメータ(設定値)の調整対象は送信部112および受信部801である。よって、最適値設定部504は、送信部112および受信部801のパラメータの微調整と、再度ギアボックス80側でのエラー有無の確認とを行う(S36)。例えば、パラメータの微調整は、S12における送信部112および受信部801の設定値を中央値とした所定幅内の値への調整である。S36において、最適値設定部504は、上述した所定幅内で値を逐次変動させてギアボックス80側でのエラー有無を確認する。
次いで、最適値設定部504は、S36におけるエラー有無の確認において、エラー無しとなる設定値が検出された場合、その設定値を送信部112および受信部801に通知して反映する(S37)。
S34、S37に次いで、最適値設定部504は、フレーマ部20の検出部2031の検出結果を取得して、ラインカード1A側でのエラーの有無を確認する(S38)。ラインカード1A側でのエラーが確認できない場合(S38:No Error)、最適値設定部504はS42へ処理を進める。ラインカード1A側でのエラーが確認できた場合(S38:BIT Error検出)、最適値設定部504は、ギアボックス80からラインカード1A方向にデータを伝送する際のエラーを検出する(S39)。
ギアボックス80からラインカード1A方向への伝送についてのエラーであることから、パラメータ(設定値)の調整対象は送信部805および受信部201である。よって、最適値設定部504は、送信部805および受信部201のパラメータの微調整と、再度ラインカード1A側でのエラー有無の確認とを行う(S40)。例えば、パラメータの微調整は、S12における送信部805および受信部201の設定値を中央値とした所定幅内の値への調整である。S40において、最適値設定部504は、上述した所定幅内で値を逐次変動させてラインカード1A側でのエラー有無を確認する。
次いで、最適値設定部504は、S40におけるエラー有無の確認において、エラー無しとなる設定値が検出された場合、その設定値を送信部805および受信部201に通知して反映する(S41)。
S38、S41に次いで、最適値設定部504は、ギアボックス80のエラーチェッカー8032の検出結果を取得して、ギアボックス80側でのエラーの有無を確認する(S42)。ギアボックス80側でのエラーが確認できない場合(S42:No Error)、最適値設定部504は処理を終了する。ギアボックス80側でのエラーが確認できた場合(S42:BIT Error検出)、最適値設定部504は、ラインカード1Aからギアボックス80方向にデータを伝送する際のエラーを検出する(S43)。
ラインカード1Aからギアボックス80方向への伝送についてのエラーであることから、パラメータ(設定値)の調整対象は受信部806および送信部202である。よって、最適値設定部504は、受信部806および送信部202のパラメータの微調整と、再度ギアボックス80側でのエラー有無の確認とを行う(S44)。例えば、パラメータの微調整は、S12における受信部806および送信部202の設定値を中央値とした所定幅内の値への調整である。S44において、最適値設定部504は、上述した所定幅内で値を逐次変動させてギアボックス80側でのエラー有無を確認する。
次いで、最適値設定部504は、S44におけるエラー有無の確認において、エラー無しとなる設定値が検出された場合、その設定値を受信部806および送信部202に通知して反映する(S45)。
上述したS30〜S45の処理により、ラインカード1Aは、電気インターフェース31、32における送受信の設定を微調整することで、より安定した信号疎通を実現できる。
(第3の実施形態)
図9は、第3の実施形態にかかる伝送装置100Aの構成を例示するブロック図である。図9に示すように、伝送装置100Aは、ラインカード1と接続する監視制御ユニット2側で電気インターフェース30の送受信にかかる設定を行う構成である。
具体的には、伝送装置100Aは、接続コネクタ61と、監視制御部3とを有する監視制御ユニット2が接続コネクタ61を介してラインカード1と接続する構成である。監視制御部3は、送信部501、受信部502、最適値判定部503、最適値設定部504およびメモリ505を有し、カード制御部50と同様に電気インターフェース30の送受信を行う。このように、電気インターフェース30の設定は外部のユニットが行ってもよい。また、モニタ用伝送路40についても、接続コネクタ60と接続コネクタ61とを接続する伝送路などで代用してもよい。
ところで、本実施形態で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをインターフェース装置で実行することで実現できる。そこで、以下では、上記実施形態と同様の機能を有するプログラムを実行するインターフェース装置の一例を説明する。図10は、プログラムを実行するインターフェース装置300の一例を示す説明図である。
図10に示すように、インターフェース装置300では、ROM310、RAM320、CPU330及びインターフェース340を有する。
ROM310には、上記実施形態と同様の機能を発揮するプログラム310Aが予め記憶されている。尚、ROM310ではなく、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体にプログラム310Aが記録されていてもよい。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ、SDカード等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でもよい。また、プログラム310Aについては、適宜統合又は分散してもよい。
CPU330は、プログラム310AをROM310から読み出し、読み出されたプログラム310Aを実行する。そして、CPU330は、プログラム310Aを、プロセス330Aとして機能する。プロセス330Aは、前述した最適値判定部503、最適値設定部504と同等の機能を提供する。
また、モジュールは、CFP、CFP2などの実施形態に限定するものではなく、SFP(Small Form-Factor Pluggable)、XFP(10G Small Form-Factor Pluggable)などであってもよい。また、電気インターフェース30、31、32の送受信にかかるデバイス(例えばCFP処理部101、202、受信部103および受信部201)、伝送レートについても実施形態に限定するものではない。電気または光伝送における様々なデバイス・伝送レートに対応することが可能である。
100…伝送装置
1…ラインカード
2…監視制御ユニット
10…CFPモジュール
11…CFP2モジュール
20…フレーマ部
30、31、32…電気インターフェース
40…モニタ用伝送路
50…カード制御部
80…ギアボックス
503…最適値判定部
504…最適値設定部
505…メモリ
D1…特性情報
D2…パラメータ変換テーブル

Claims (7)

  1. モジュールを着脱可能とするインターフェースを有する伝送装置であって、
    前記モジュールと前記インターフェースの間の伝送路とは別の、当該伝送路に相当し、所定のデータを送受信するモニタ用伝送路と、
    前記モニタ用伝送路において送信および受信の設定値の組み合わせごとに前記所定のデータを送受信した際のエラーレートに基づいて、前記モニタ用伝送路の周囲環境に対応した送信および受信の設定値の組み合わせを判別する判別部と、
    前記判別された送信および受信の設定値の組み合わせをもとに、前記インターフェースにおける送受信の設定を行う設定部と、
    を有することを特徴とする伝送装置。
  2. 前記判別部は、前記モニタ用伝送路における送信および受信の設定値の組み合わせの中で前記エラーレートがより低くなる組み合わせを、前記伝送路の周囲環境に対応した送信および受信の設定値の組み合わせと判別する
    請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記設定部は、前記インターフェースに装着されたモジュールの種別を判別し、当該判別された種別に基づいて前記インターフェースにおける送受信の設定を行う
    請求項1又は2に記載の伝送装置。
  4. 前記設定部は、前記判別された送信および受信の設定値の組み合わせに基づいた前記インターフェースにおける送受信の設定で当該インターフェースを介して前記モジュールと送受信した際のエラーレートに基づいて、前記インターフェースにおける送受信の設定を調整する
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の伝送装置。
  5. 前記モジュールと処理部との送受信を中継する中継部を更に備え、
    前記設定部は、前記判別された送信および受信の設定値の組み合わせをもとに、前記モジュールと前記中継部との間のインターフェースと、前記中継部と前記処理部との間のインターフェースとの送受信の設定を行う
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の伝送装置。
  6. モジュールを着脱可能とするインターフェースと、
    前記インターフェースの伝送路とは別の、当該伝送路に相当し、所定のデータを送受信するモニタ用伝送路と、
    前記モニタ用伝送路において送信および受信の設定値の組み合わせごとに前記所定のデータを送受信した際のエラーレートに基づいて、前記伝送路の周囲環境に対応した送信および受信の設定値の組み合わせを判別する判別部と、
    前記判別された送信および受信の設定値の組み合わせをもとに、前記インターフェースにおける送受信の設定を行う設定部と、
    を有することを特徴とするラインカード。
  7. 所定のデータを送受信する伝送路を有する伝送装置が、
    前記伝送路とは別の、当該伝送路に相当し、所定のデータを送受信するモニタ用伝送路において送信および受信の設定値の組み合わせごとに前記所定のデータを送受信した際のエラーレートに基づいて、前記伝送路の周囲環境に対応した送信および受信の設定値の組み合わせを判別し、
    前記判別された送信および受信の設定値の組み合わせをもとに、モジュールを着脱可能とするインターフェースにおける送受信の設定を行う
    処理を実行することを特徴とする制御方法。
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