JP6464112B2 - 統合弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍サイクルを構成する統合弁装置に関する。
冷凍サイクル装置の一例として、下記特許文献1に記載のものが知られている。下記特許文献1に記載された冷凍サイクル装置は、冷媒が流通する冷房用の経路と暖房用の経路とを切り替えることができる。具体的には、下記特許文献1記載の冷凍サイクル装置は、室外に設置され一体的に構成された凝縮用熱交換部、過冷却用熱交換部、及び受液部を有している。
特開2009−236404号公報
ところで、冷凍サイクル装置では、冷媒内にオイルを混合させ、コンプレッサの摩耗を抑制している。冷房用の経路と暖房用の経路とを切り替える場合、冷房用の経路を用いて冷房用に冷媒を循環させると、オイルは冷媒とともに循環する。一方、暖房用の経路を用いて暖房用に冷媒を循環させると、過冷却用熱交換部に冷媒の流れが発生しなくなるため、オイルは過冷却用熱交換部に液冷媒と共に滞留してしまう。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、暖房と冷房とで冷媒の流れを切り替える冷凍サイクルに用いられる統合弁装置であって、暖房時においても循環する冷媒のオイル含有率を低下させない統合弁装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る統合弁装置は、冷凍サイクルを構成する統合弁装置(6)であって、前記冷凍サイクルを構成するコンプレッサ(31)に流れる冷媒を通すコンプレッサ行き流路が形成されてなる弁本体(7)と、前記コンプレッサ行き流路を流れる冷媒の流量を調整するコンプレッサ行き弁体(632,632A)及びコンプレッサ行き弁座(631)を有するコンプレッサ行き弁(63)と、を備える。前記コンプレッサ行き弁は、気相冷媒が前記コンプレッサに流れる流量と、オイルが含有された気液二相冷媒が前記コンプレッサに流れる流量とを調整する。
冷凍サイクルを暖房運転する場合に、貯液器上部の気相冷媒のみをコンプレッサに送り込みコンプレッサで圧縮すると、気相冷媒にはオイルが含まれないため、コンプレッサの焼き付きといった作動不良を招くおそれがある。一方、オイルを含有する冷媒を供給する手段を統合弁装置とは別に設けることも考えられるが、それでは冷凍サイクル全体をコンパクトに収めることができない。そこで本発明では、コンプレッサに気相冷媒を送り込むコンプレッサ行き弁が、気相冷媒がコンプレッサに流れる流量と、オイルが含有された気液二相冷媒がコンプレッサに流れる流量とを調整するように構成している。このように構成することで、暖房運転は継続しつつオイルが含有された気液二相冷媒をコンプレッサに供給することで、コンプレッサにおけるオイル切れの課題を解決することができる。
尚、「課題を解決するための手段」及び「特許請求の範囲」に記載した括弧内の符号は、後述する「発明を実施するための形態」との対応関係を示すものであって、「課題を解決するための手段」及び「特許請求の範囲」に記載の発明が、後述する「発明を実施するための形態」に限定されることを示すものではない。
本発明によれば、暖房と冷房とで冷媒の流れを切り替える冷凍サイクルに用いられる統合弁装置であって、暖房時においても循環する冷媒のオイル含有率を低下させない統合弁装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る統合弁装置が適用される冷凍サイクルの一例を説明するための図である。 図2は、図1に示される冷凍サイクルを冷房運転した場合について説明するための図である。 図3は、図1に示される冷凍サイクルを暖房運転した場合について説明するための図である。 図4は、図1に示される冷凍サイクルをオイル戻し暖房運転した場合について説明するための図である。 図5は、本発明の実施形態に係る統合弁装置の断面図であって、冷房運転時の挙動を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る統合弁装置の断面図であって、暖房運転時の挙動を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る統合弁装置の断面図であって、オイル戻し暖房運転時の挙動を示す図である。 図8は、冷房運転、暖房運転、オイル戻し暖房運転を切り替えた場合の冷媒の流量を説明するための図である。 図9は、本発明の実施形態の変形例に係る統合弁装置の断面図である。 図10は、統合弁装置を貯液器内に挿入した状態を説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る統合弁装置6は、車両に搭載され車室内の空調を行う車両用空調装置2に用いられる。車両用空調装置2は、冷凍サイクル装置3と、水サイクル装置4と、空調ユニット5と、を備えている。空調ユニット5は、車室内に温風を吹き出したり、冷風を吹き出したりするためのユニットである。冷凍サイクル装置3及び水サイクル装置4は、空調ユニット5から吹き出される空気の温度を調整するためのヒートポンプユニットとして構成されている。
最初に、冷凍サイクル装置3及び統合弁装置6について説明する。冷凍サイクル装置3は、冷媒流路30と、コンプレッサ31と、コンデンサ32と、第1熱交換器34と、第2熱交換器35と、貯液器36と、膨張弁37と、エバポレータ38と、統合弁装置6と、を備えている。統合弁装置6は、固定絞り61と、第1弁62と、第2弁64と、第3弁63と、を備えている。水サイクル装置4は、水流路40と、ウォータポンプ41と、水側熱交換器42と、ヒータコア43と、を備えている。空調ユニット5は、ケーシング51と、エアミックスドア52と、送風ファン53と、内外気切替ドア54と、を備えている。
冷媒流路30は、コンプレッサ31と、コンデンサ32と、第1熱交換器34と、第2熱交換器35と、貯液器36と、膨張弁37と、エバポレータ38と、を繋ぎ、内部に冷媒を通す流路である。冷媒としては、例えばHFC系冷媒やHFO系冷媒を用いることができる。冷媒には、コンプレッサ31を潤滑するためのオイルが混入されている。
コンプレッサ31は、電動式圧縮機であって、吸入口311と吐出口312とを有する。コンプレッサ31は、吸入口311から冷媒を吸入して圧縮する。コンプレッサ31は、圧縮されることにより過熱状態となった冷媒を吐出口312から吐出する。吐出口312から吐出された冷媒は、コンデンサ32に流れる。
コンデンサ32は、周知の熱交換器であって、流入口321と流出口322とを有する。コンデンサ32は、水側熱交換器42と熱交換するように構成されている。コンデンサ32と水側熱交換器42とは、互いに熱交換可能なように構成されているので、水−冷媒熱交換器を構成している。コンプレッサ31から吐出された高温高圧の冷媒は、流入口321からコンデンサ32内に流入する。流入した冷媒は、水側熱交換器42を流れる水との間で熱交換し、温度が下がった状態で流出口322から流出する。流出口322から流出した冷媒は、統合弁装置6を構成する固定絞り61及び第1弁62に流れ込む。
第1弁62が閉じられていると、冷媒は固定絞り61を通って減圧され、低圧の冷媒となって第1熱交換器34に流れ込む。一方、第1弁62が開かれていると、冷媒は減圧されずに高圧の冷媒として第1熱交換器34に流れ込む。
第1熱交換器34は、車室外に配置される室外熱交換器であって、外気との間で熱交換するように構成されている。第1熱交換器34に流れ込んだ冷媒は、外気との間で熱交換して貯液器36に流れ込む。
貯液器36は、気相冷媒と液相冷媒とを分離し、液相冷媒を貯めるものである。分離された気相冷媒は、第3弁63に流れ込む。第3弁63に流れ込んだ気相冷媒は、第3弁63が開かれているとコンプレッサ31に向かって流れる。一方、分離された液相冷媒は、貯液器36内に溜められると共に、第2熱交換器35に流出する。
第2熱交換器35は、車室外に配置される室外熱交換器であって、外気との間で熱交換するように構成されている。第2熱交換器35は、流入する液相冷媒と外気との間で熱交換することにより、第1熱交換器34との協働によって冷媒の熱交換効率を更に高めるものである。第2熱交換器35から流出した冷媒は、第2弁64に流れ込む。
第2弁64は、流入した冷媒をコンプレッサ31側か膨張弁37側かに向けて選択的に流す三方弁として構成されている。膨張弁37は、流入した冷媒を減圧して吐出する。膨張弁37から吐出された冷媒は、エバポレータ38に向かって流れる。膨張弁37は、エバポレータ38から吐出される冷媒の過熱度が所定範囲内となるように、エバポレータ38に流入する冷媒を減圧膨張させる温度感応型の機械式膨張弁である。
エバポレータ38は、流入口381と流出口382とを有する。エバポレータ38に向かって流れる冷媒は、流入口381からエバポレータ38内に流入する。エバポレータ38は、ケーシング51内に配置されているので、ケーシング51内を流れる空気と熱交換する。エバポレータ38内を流れる冷媒は、ケーシング51内を流れる空気と熱交換して流出口382からコンプレッサ31に向けて流出する。
続いて、水サイクル装置4について説明する。水流路40は、ウォータポンプ41と、水側熱交換器42と、ヒータコア43と、を繋ぎ、内部に水を通す流路である。ウォータポンプ41は、吸入口411と吐出口412とを有する。ウォータポンプ41は、吸入口411から水を吸入し、吐出口412から吐出する。ウォータポンプ41を駆動することで、水流路40に水の流れを形成することができる。
ウォータポンプ41の駆動により吐出口412から吐出された水は、水側熱交換器42に向かって流れる。水側熱交換器42は、上記したようにコンデンサ32ととともに水−冷媒熱交換器を構成している。水側熱交換器42は、流入口421と流出口422とを有している。流入口421から水側熱交換器42の内部に流れこんだ水は、コンデンサ32を流れる冷媒と熱交換し、流出口422から流出する。コンデンサ32を流れる冷媒は、高温高圧の冷媒なので、水側熱交換器42を流れる水は加温されてヒータコア43に向かって流れる。
ヒータコア43は、空調ユニット5のケーシング51内に配置されている。ヒータコア43は、ケーシング51内を流れる空気と熱交換するためのものである。ヒータコア43は、流入口431と流出口432とを有している。流入口431には、水側熱交換器42を通って加温された水が流入する。ヒータコア43に流入した水は、ケーシング51内を流れる空気と熱交換する。ヒータコア43内を流れた水は、温度が降下して流出口432からウォータポンプ41に向かって流れ出る。
続いて、空調ユニット5について説明する。ケーシング51は、車室内に流れる空調風を流す流路を形成し、その内部に上流側から、内外気切替ドア54と、送風ファン53と、エバポレータ38と、エアミックスドア52と、ヒータコア43と、が配置されている。
内外気切替ドア54は、ケーシング51内を流れる空気を車室外から取り入れるか、車室内を循環させるかを切り替えるドアである。送風ファン53は、ケーシング51内に空気流を形成し、車室内に空調風を送り出すためのものである。エアミックスドア52は、ケーシング51内を流れる空気が、ヒータコア43を通るか否かを切り替えるためのドアである。
車両用空調装置2は、統合弁装置6の各弁を開閉して冷凍サイクル装置3を流れる冷媒を調整し、ウォータポンプ41を駆動して水サイクル装置4を流れる水を調整し、送風ファン53を駆動して空調ユニット5を流れる空気を調整することで、車室内を冷暖房する装置である。
図2を参照しながら、車両用空調装置2が冷房運転する場合の動作について説明する。冷房運転時においては、ウォータポンプ41は駆動されないので、水サイクル装置4内には水の流れが発生しない。従って、コンプレッサ31から吐出される高温高圧の気相冷媒は、そのまま統合弁装置6に向かって流れる。冷房運転時において、第1弁62は、開かれた状態となっている。従って、コンデンサ32から流れ込む冷媒は、減圧されずにそのまま第1熱交換器34に向かって流れる。
第1熱交換器34に流れ込む高温高圧の気相冷媒は、外気との間で熱交換して温度が低下し、冷却されて気液二相の冷媒となって貯液器36に流出する。貯液器36は、冷房運転の場合には主として液相冷媒を流出させるレシーバとして機能している。第3弁63は閉じられているので、貯液器36からは液相冷媒が第2熱交換器35に流出する。
冷房運転時において、第2熱交換器35は過冷却器として機能する。第2熱交換器35に流入した冷媒は、外気との熱交換により更に冷却される。冷房運転時においては、冷凍サイクル装置3の凝縮器としての機能は第1熱交換器34及び第2熱交換器35が果たしている。
第2熱交換器35から流出した液相冷媒は、第2弁64に流れ込む。冷房運転時において第2弁64は、流入する冷媒を膨張弁37に向かってのみ流すように切り替えられている。膨張弁37によって減圧された冷媒は、エバポレータ38に流れ込む。
冷房運転時においては、送風ファン53が駆動され、エアミックスドア52はヒータコア43側を塞ぐように位置している。従って、ケーシング51内を流れる空気は、エバポレータ38において低温の冷媒と熱交換し冷却される。冷却された空気は、ケーシング51内を流れて車室内に供給される。
図3を参照しながら、車両用空調装置2が暖房運転する場合の動作について説明する。暖房運転時においては、ウォータポンプ41が駆動されるので、水サイクル装置4内には水の流れが発生する。従って、コンプレッサ31から吐出される高温高圧の気相冷媒は、コンデンサ32において水側熱交換器42内を流れる水と熱交換し冷却され、統合弁装置6に向かって流れる。暖房運転時において、第1弁62は、閉じられた状態となっている。従って、コンデンサ32から流れ込む冷媒は、減圧されて第1熱交換器34に向かって流れる。
第1熱交換器34に流れ込む低圧の気相冷媒は、外気との間で熱交換して冷媒が蒸発し、貯液器36に流出する。貯液器36は、暖房運転の場合は主として気相冷媒を流出させるアキュムレータとして機能している。第3弁63は開かれているので、気相冷媒がコンプレッサ31に向けて流出する。
貯液器36においては、流入した冷媒を気液分離し、液相冷媒を貯めている。液相冷媒は第2熱交換器35側に流出するが、第2弁64が閉じられているので、膨張弁37側に流れることがない。また、第3弁体632の側面と弁本体7の内面とは当接していないので常に隙間が生じており、第2流入口75に流入する低圧冷媒は成り行きで第3流出口73から流出する。尚、第3弁63が全開状態であるため、第3流入口74から流入し第2流出口73から流出する気相冷媒の流れが支配的となり、この成り行きの流出量は微少なものとなる。
暖房運転時においては、送風ファン53が駆動され、エアミックスドア52はヒータコア43側を開くように位置している。従って、ケーシング51内を流れる空気は、ヒータコア43において高温の水と熱交換し加温される。加温された空気は、ケーシング51内を流れて車室内に供給される。
図4を参照しながら、車両用空調装置2がオイル戻し暖房運転する場合の動作について説明する。オイル戻し暖房運転時においては、ウォータポンプ41が駆動されるので、水サイクル装置4内には水の流れが発生する。従って、コンプレッサ31から吐出される高温高圧の気相冷媒は、コンデンサ32において水側熱交換器42内を流れる水と熱交換し冷却され、統合弁装置6に向かって流れる。オイル戻し暖房運転時において、第1弁62は、閉じられた状態となっている。従って、コンデンサ32から流れ込む冷媒は、減圧されて第1熱交換器34に向かって流れる。
第1熱交換器34に流れ込む低圧の気相冷媒は、外気との間で熱交換して冷媒が蒸発し、貯液器36に流出する。貯液器36は、オイル戻し暖房運転の場合は主として気相冷媒を流出させるアキュムレータとして機能している。第3弁63は開かれているので、気相冷媒がコンプレッサ31に向けて流出する。ここで、第3弁63を全開状態にすると、第2熱交換器35の圧損の方が第3弁63の圧損よりも大きくなりやすいため、気相冷媒が主体でコンプレッサ31に向けて流出する。そこで、オイル戻し暖房運転では、第3弁63の開度を調整し、第2熱交換器35よりも大きな圧損抵抗を持たせることで、オイルを含有した液相冷媒をコンプレッサ31へ多く流出するようにしている。
本実施形態の統合弁装置6は、固定絞り61、第1弁62、第2弁64、及び第3弁63を一体のものとして形成している。図5を参照しながら、統合弁装置6について説明する。
統合弁装置6は、弁本体7と、固定絞り61と、第1弁62と、第2弁64と、第3弁63と、アクチュエータ65と、ロッド66と、を備えている。弁本体7には、第1流入口71と、第1流出口76と、第2流入口75と、第2流出口72と、第3流入口74と、第3流出口73と、が設けられている。弁本体7は、挿入端部90と露出端部91とを有する。挿入端部90は、貯液器36に統合弁装置6を挿入する際に、最も奥まで入り込む部分である。露出端部91は、挿入端部90とは反対側に設けられている端部であり、貯液器36に統合弁装置6を挿入する際に、貯液器36の外側に露出する端部である。
露出端部91には、アクチュエータ65が設けられている。アクチュエータ65は、ロッド66を進退自在に駆動するための機構部である。アクチュエータ65は、ステータ651と、ロータ652と、出力軸653と、送りねじ654と、ギア部655と、を有している。
ロッド66は、第1弁62、第2弁64、及び第3弁63を駆動するためのものである。ロッド66は、連結部661と、大径部662と、小径部663と、を有している。連結部661と大径部662との接続部分には、円環突起部664が設けられている。大径部662と小径部663との段差部分には、係合段差665が設けられている。
第1弁62は、第1弁体622と、第1弁座621と、近接付勢部材であるコイルスプリング623と、を有している。第1弁体622には、大径部662が貫通している。ロッド66が図中z軸負方向に駆動されると、第1弁体622はロッド66に設けられた円環突起部664によって図中下方に押し下げられ、第1弁座621から離隔する。ロッド66が図中z軸正方向に駆動されると、第1弁体622はコイルスプリング623の復元力によって押し上げられ、第1弁座621に当接する。
第1弁体622には、固定絞り61が設けられている。固定絞り61は、第1弁体622の第1弁座621に臨む当接面から側面まで貫通するように設けられた貫通穴によって形成されている。
第2弁64は、第2弁体642と、第2弁座641と、第4弁座643と、付勢部材であるコイルスプリング644と、を有している。第2弁体642には、小径部663が貫通している。ロッド66が図中z軸負方向に駆動されると、第2弁体642は係合段差665によって図中z軸負方向に押し下げられ、第2弁座641から離隔し、第4弁座643に当接する。ロッド66が図中z軸正方向に駆動されると、第2弁体642はコイルスプリング644の復元力によって押し上げられ、第4弁座643から離隔し、第2弁座641に当接する。
第3弁63は、第3弁体632と、第3弁座631と、離隔付勢部材であるコイルスプリング633と、を有している。第3弁体632には、小径部663の先端部分が差し込まれている。ロッド66が図中z軸負方向に駆動されると、第3弁体632はロッド66によって図中下方に押し下げられ、第3弁座631に近づき当接する。ロッド66が図中z軸正方向に駆動されると、第3弁体632はコイルスプリング633の復元力によって押し上げられる。
第1流入口71には、コンデンサ32を通った高圧の冷媒が流入する。第1流入口71に流入した高圧の冷媒は、第2室78に流入する。第2室78に続く第1室77へ繋がる流路を閉止できるように、第1弁62が設けられている。
第1弁体622が第1弁座621と当接していない開放状態の場合、第2室78に流入した高圧の冷媒は高圧のまま第1室77に流れ込む。第1弁体622が第1弁座621と当接している閉止状態の場合、第2室78に流入した高圧の冷媒は固定絞り61を通って低圧状態となって第1室77に流れ込む。第1室77に流れ込んだ冷媒は、第1流出口76から第1熱交換器34に向けて流れ出る。
第2流入口75には、第2熱交換器35を通った冷媒が流入する。第1弁62が閉止状態で冷媒が固定絞り61を通る場合には、第2流入口75には低圧の冷媒が流入する。第1弁62が開放状態の場合には、第2流入口75には高圧の冷媒が流入する。第2流入口75に流入した冷媒は、第3室80に流入する。第3室80に続く第4室79に繋がる流路を閉止できるように、第2弁64が設けられている。第2弁64は、第3室80に続く第5室81に繋がる流路も閉止できるように構成されている。
第2弁体642が第2弁座641と当接せず、第2弁体642が第4弁座643と当接している場合、第3室80と第4室79とを繋ぐ流路が開放され、第3室80と第5室81とを繋ぐ流路が閉止される。第2流入口75に流れ込んだ冷媒は、第3室80から第4室79に向かって流れ、第2流出口72から膨張弁37に向けて流れ出る。このように、第2流入口75に流れ込んだ冷媒が第2流出口72から膨張弁37に向けて流れ出る場合は、第2流入口75に流れ込む冷媒が高圧冷媒の場合である。
第2弁体642が第2弁座641と当接し、第2弁体642が第4弁座643と当接していない場合、第3室80と第4室79とを繋ぐ流路が閉止され、第3室80と第5室81とを繋ぐ流路が開放される。第2流入口75に流れ込んだ冷媒は、第3室80から第5室81に向かって流れ、第6室82を経由して第3流出口73からコンプレッサ31に向けて流れ出る。このように、第2流入口75に流れ込んだ冷媒が第3流出口73からコンプレッサ31に向けて流れ出る場合は、第2流入口75に流れ込む冷媒が低圧冷媒の場合である。
第3流入口74は、挿入端部90に設けられ、図中z軸正方向に流路が延びるように設けられている。第3流入口74には、貯液器36を通った冷媒が流入する。第1弁62が閉止状態で冷媒が固定絞り61を通る場合には、第3流入口74には低圧の冷媒が流入する。第1弁62が開放状態の場合には、第3流入口74には高圧の冷媒が流入する。第3流入口74に流入した冷媒は、第6室82に流入する。第6室82に繋がる流路を閉止できるように、第3弁63が設けられている。
第3弁体632が第3弁座631と当接していない場合、第3流入口74と第6室82とが繋がる流路が開放される。第3流入口74に流れ込んだ冷媒は、第6室82を経由して第3流出口73からコンプレッサ31に向けて流れ出る。このように、第3流入口74に流れ込んだ冷媒が第3流出口73からコンプレッサ31に向けて流れ出る場合は、第3流入口74に流れ込む冷媒が低圧冷媒の場合である。
続いて、図2を参照しながら説明した冷房運転時の開閉弁状態及び流路形成状態について、引き続き図5を参照しながら説明する。図5に示されるように、第1弁体622は第1弁座621から離隔し、第1弁62は開弁されている。第1流入口71に流入する高圧冷媒は、減圧されずにそのまま第1流出口76から流出する。第2弁体642は、第2弁座641から離れ第4弁座643に当接している。第2流入口75に流入する高圧冷媒は、第2流出口72から流出する。第2弁体642は、高圧冷媒による背圧がかかることで第4弁座643に密着する。第3弁体632は、第3弁座631に当接している。貯液器36側からは高圧冷媒が第3流入口に流入しようとするが、第3弁体632は図中z軸負方向に向けてロッド66によって押し下げられているので、高圧冷媒が流入することはない。
続いて、図3を参照しながら説明した暖房運転時の開閉弁状態及び流路形成状態について、図6を参照しながら説明する。図6に示されるように、ロッド66は、冷房運転時に比較して図中z軸正方向に引き上げられている。図5に「h1」として示したように、冷房運転時から図中z軸正方向に「h1」の距離分ロッド66をリフトさせると、第1弁62が閉止状態となる。また、図6に「h2a」として示したように、冷房運転時から図中z軸正方向に「h2a」の距離分ロッド66をリフトさせると、第3弁63が全開状態となる。暖房運転時においては、冷房運転時から図中z軸正方向に「h2a」の距離分ロッド66をリフトさせ、第3弁63を全開状態としている。第1弁体622は第1弁座621に当接し、第1弁62は閉弁されている。第1流入口71に流入する高圧冷媒は、固定絞り61を通り減圧されて、第1流出口76から流出する。第2弁体642は、第4弁座643から離れ第2弁座641に当接している。第3弁体632の側面と弁本体7の内面とは当接していないので常に隙間が生じており、第2流入口75に流入する低圧冷媒は成り行きで第3流出口73から流出する。第3弁63が全開状態であるので、この成り行きの流出量は微少なものとなる。第3弁体632は、第3弁座631から離れており、第3弁63は開弁されている。貯液器36側から流入する低圧冷媒は、そのまま上昇しながら第3流入口74内に入り、第3流出口73から流出する。
続いて、図4を参照しながら説明したオイル戻し暖房運転時の開閉弁状態及び流路形成状態について、図7を参照しながら説明する。第3弁63が全開状態であると、第2熱交換器35の圧損により、第2熱交換器35内でオイルを含有して溜まっている液相冷媒は流れることができない。そこで、第3弁63の開度を絞ることで第2熱交換器35における圧損と同等以上の圧損を発生させ、第2流入口75からオイルを含有した液相冷媒を引き込むことを意図している。具体的には、暖房運転時には「h2a」であったロッド66のリフト量を、「h2a」よりも小さい「h2b」まで下げることで、第3弁体632と第3弁座631との間を狭くしている。このようにすることで、第2流入口75から、オイルが含有された液相冷媒を導入することができ、第3流出口73からコンプレッサ31に向けて送り出すことができる。ロッド66のリフト量を「h2b」まで下げても、第1弁62及び第2弁64の閉止状態は、暖房運転の場合と変わらない。図7に示される通り、円環突起部664と第1弁体622との間にはまだ隙間があるので、第1弁体622はコイルスプリング623によって第1弁座621側に向けて付勢され当接されている。また、係合段差665と第2弁体622との間にもまだ隙間があるので、第2弁体642はコイルスプリング644によって第2弁座641側に向けて付勢され当接されている。
図8を参照しながら、運転モードの変化と流路状態の変化について説明する。第1流路とは、第1流入口71から第1流出口76に至る流路である。第2流路とは、第2流入口75から第2流出口72に至る流路である。第3流路とは、第3流入口74から第3流出口73に至る流路である。
冷房運転モードの場合、図5を参照しながら説明したように、第1流路及び第2流路は全開であり、第3流路及び第4流路は閉止されている。ここからロッド66を、「h1」上昇させると、第1弁62及び第2弁64が閉止される。第1流路を流れる冷媒は固定絞り61を通るので、以降はロッド66を更に上昇させても流量が一定となる。第2流路は閉止される。
更に、第3弁体632のリフト量が「h2a」となるまでロッド66を上昇させると、第3弁は全開状態となる。上記したように、この場合の第4流路の流量は微少なものとなる。この暖房運転モードの状態から、オイル戻し暖房運転モードに切り替えるには、第3弁体632のリフト量が「h2a」よりも少ない「h2b」となるようにロッド66を下降させる。第3流路の流量低減とトレードオフで、第4流路の流量は増加するので、所望のオイル戻し量となるように第3弁体632のリフト量を調整する。
図9を参照しながら、変形例としての統合弁装置6Aについて説明する。統合弁装置6Aは、統合弁装置6の第3弁体632を、第3弁体632Aとしたものである。第3弁体632Aには、連通孔634Aが設けられている。連通孔634Aは、第3弁体632Aが第3弁座631に当接する側の面であって、第3流入口74に臨む当接面と、その当接面とは反対側の面であって、第6室82側の背面とを繋ぐ流路である。このように連通孔634Aを設けると、第3弁63を閉弁した状態であっても第6室82と外部とを均圧化することができ、アクチュエータ65によってロッド66に発生させる軸力を低減することができる。
上記した統合弁装置6及び統合弁装置6Aは、貯液器36に挿入することができるものである。統合弁装置6を例にとって、図10を参照しながら説明する。図10に示されるように、貯液器36内に統合弁装置6を挿入配置する場合、挿入端部90が最も奥まで挿入される。統合弁装置6の一側方に第1熱交換器34及び第2熱交換器35が配置されるので、第1熱交換器34及び第2熱交換器35と冷媒の授受を行う流出口及び流入口は第1熱交換器34及び第2熱交換器35側に配置することが好ましい。この観点から、第1熱交換器34に冷媒を流出させる第1流出口76は、第1熱交換器34側の上方に配置されている。第2熱交換器35から冷媒が流れ込む第2流入口75は、第2熱交換器35側であって、第1流出口76よりも下方に配置されている。第1流入口71、第2流出口72、及び第3流出口73は、第1熱交換器34及び第2熱交換器35に対向する側面とは反対側に設けられている。
上記したように、本実施形態に係る統合弁装置6は、冷凍サイクルを構成するものであって、冷凍サイクルを構成するコンプレッサ31に流れる冷媒を通すコンプレッサ行き流路としての第3流路が形成されてなる弁本体7と、コンプレッサ行き流路を流れる冷媒の流量を調整するコンプレッサ行き弁体としての第3弁体632及びコンプレッサ行き弁座としての第3弁座631を有するコンプレッサ行き弁としての第3弁63と、を備えている。第3弁63は、気相冷媒がコンプレッサ31に流れる流量と、オイルが含有された気液二相冷媒がコンプレッサ31に流れる流量とを調整するものである。
冷凍サイクルを暖房運転する場合に、貯液器36上部の気相冷媒をのみコンプレッサ31に送り込み、コンプレッサ31で気相冷媒を圧縮すると、気相冷媒にはオイルが含まれないため、コンプレッサ31の焼き付きといった作動不良を招くおそれがある。一方、オイルを含有する冷媒を供給する手段を統合弁装置とは別に設けることも考えられるが、それでは冷凍サイクル全体をコンパクトに収めることができない。そこで本実施形態では、コンプレッサ31に気相冷媒を送り込む第3弁63が、気相冷媒がコンプレッサ31に流れる流量と、オイルが含有された気液二相冷媒がコンプレッサ31に流れる流量とを調整するように構成している。このように構成することで、暖房運転は継続しつつオイルが含有された気液二相冷媒をコンプレッサ31に供給することで、コンプレッサ31におけるオイル切れの課題を解決することができる。
また本実施形態では、第3弁63は、第3弁体632が第3弁座631に近づくと、気相冷媒の流量を減らす一方で、気液二相冷媒の流量を増やし、第3弁体632が第3弁座631から離れると、気相冷媒の流量を増やす一方で、気液二相冷媒の流量を減らすように構成されている。第3弁体632と第3弁座631との距離を変動させるという簡単な手法で、2流類の冷媒の供給割合を調整することができ、コンプレッサ31に必要となるオイルを所望の条件で供給することができる。
また本実施形態では、冷凍サイクルが、貯液器36よりも上流側に配置された第1熱交換器34と、貯液器36よりも下流側に配置された第2熱交換器35と、を含んでいる。第3弁63は、第2熱交換器35を通ってコンプレッサ31に流れる気液二相冷媒の流量と、第2熱交換器35を通らずにコンプレッサ31に流れる気相冷媒の流量とを調整する。冷凍サイクルが、貯液器36よりも下流側に第2熱交換器35を有する構成であると、貯液器36で気相冷媒とオイルとが分離されるので、第2熱交換器35側の気液二相冷媒にオイルが含有されている。そこで、第2熱交換器35を通る冷媒と通らない冷媒との流量比を調整することで、必要となるオイルを供給することができる。
また本実施形態では、弁本体7には、コンプレッサ31が吐出する高圧気相冷媒を通す高圧流路としての第1流路が形成され、高圧気相冷媒の流量を調整する高圧弁体としての第1弁体622及び高圧弁座としての第1弁座621を有する高圧弁としての第1弁62が設けられている。本実施形態では、第3弁体632と第3弁座631との相対的な位置関係が変化しても、第1弁体622と第1弁座621とが当接し続けるように構成されている。このように構成することで、暖房運転中に第1弁62の閉止状態を継続しながら、第3弁63による調整を継続することができる。
また本実施形態では、第3弁体632及び第1弁体622は、弁本体7内に挿入されるロッド66の進退によって駆動されるものである。第3弁体632は、ロッド66の進退に応じて第3弁座631との距離が変動する。一方、第1弁体622は、ロッド66の進退に応じて第1弁座621との距離が変動する可動領域と、ロッド66の進退によっては第1弁座621との距離が変動しない不感領域とが設けられている。図5を参照しながら説明したように、ロッド66の円環突起部664が第1弁体622を押し下げる領域が可動領域である。一方、図6及び図7を参照しながら説明したように、円環突起部664が第1弁体622を離れ、ロッド66の進退による影響が第3弁体632にのみ及ぶ領域が不感領域である。
また本実施形態では、第3弁体632を第3弁座631から離隔する方向に付勢する離隔付勢部材としてのコイルスプリング633が設けられており、第3弁体632は、コイルスプリングの付勢力に対抗してロッド66によって第3弁座631側に押されることで第3弁座631に当接するように構成されている。
また本実施形態では、第1弁体622を第1弁座621に近接する方向に付勢する近接付勢部材としてのコイルスプリング623が設けられており、ロッド66には、ロッド66が第3弁体632を第3弁座631側に押すように動くと、第1弁体622を第1弁座621から引き離すように当接する突起部である円環突起部664が設けられている。このように構成することで、第3弁63は閉止する一方で、第1弁62を開放することができるので、暖房運転から冷房運転への切り替えを行うことができる。
また本実施形態では、円環突起部664は、可動領域において第1弁体622に当接する一方で、不感領域においては第1弁体622に当接しないように構成されている。このように、ロッド66に設けた円環突起部664との係合関係で、第3弁体632を冷媒供給の調整のために動かしつつ、第1弁体622を第1弁座621に当接させ続けることができ、暖房運転時におけるオイル含有冷媒の供給が可能となる。
また本実施形態では、第3弁体632の側面の少なくとも一部は、弁本体7とは当接しないように形成されている。このように構成することで、第2流入口75から流入するオイル含有冷媒を、第3弁体632と弁本体7との間の隙間を通して第3流出口73から流出させることができる。
本実施形態の変形例では、第3弁体632Aには、第3弁座631に当接する当接面と、当接面とは反対側の背面とを繋ぐ連通孔634Aが設けられている。この場合、第3弁体632Aの側面は、弁本体7と当接するように形成されている。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
6:統合弁装置
7:弁本体
63:第3弁
631:第3弁座
632:第3弁体
31:コンプレッサ

Claims (10)

  1. 冷凍サイクルを構成する統合弁装置(6)であって、
    前記冷凍サイクルを構成するコンプレッサ(31)に流れる冷媒を通すコンプレッサ行き流路が形成されてなる弁本体(7)と、
    前記コンプレッサ行き流路を流れる冷媒の流量を調整するコンプレッサ行き弁体(632,632A)及びコンプレッサ行き弁座(631)を有するコンプレッサ行き弁(63)と、を備え、
    前記コンプレッサ行き弁は、気相冷媒が前記コンプレッサに流れる流量と、オイルが含有された気液二相冷媒が前記コンプレッサに流れる流量とを調整する、統合弁装置。
  2. 前記コンプレッサ行き弁は、
    前記コンプレッサ行き弁体が前記コンプレッサ行き弁座に近づくと、前記気相冷媒の流量を減らす一方で、前記気液二相冷媒の流量を増やす、
    前記コンプレッサ行き弁体が前記コンプレッサ行き弁座から離れると、前記気相冷媒の流量を増やす一方で、前記気液二相冷媒の流量を減らす、請求項1記載の統合弁装置。
  3. 前記冷凍サイクルは、貯液器(36)よりも上流側に配置された第1熱交換器(34)と、前記貯液器(36)よりも下流側に配置された第2熱交換器(35)と、を含み、
    前記コンプレッサ行き弁は、前記第2熱交換器を通って前記コンプレッサに流れる前記気液二相冷媒の流量と、前記第2熱交換器を通らずに前記コンプレッサに流れる前記気相冷媒の流量とを調整する、請求項1又は2記載の統合弁装置。
  4. 前記弁本体は、前記コンプレッサが吐出する高圧気相冷媒を通す高圧流路が形成され、
    前記高圧気相冷媒の流量を調整する高圧弁体(622)及び高圧弁座(621)を有する高圧弁(62)が設けられており、
    前記コンプレッサ行き弁体と前記コンプレッサ行き弁座との相対的な位置関係が変化しても、前記高圧弁体と前記高圧弁座とが当接し続けるように構成されている、請求項2又は3記載の統合弁装置。
  5. 前記コンプレッサ行き弁体及び前記高圧弁体は、前記弁本体内に挿入されるロッド(66)の進退によって駆動されるものであって、
    前記コンプレッサ行き弁体は、前記ロッドの進退に応じて前記コンプレッサ行き弁座との距離が変動し、
    前記高圧弁体は、前記ロッドの進退に応じて前記高圧弁座との距離が変動する可動領域と、前記ロッドの進退によっては前記高圧弁座との距離が変動しない不感領域とが設けられている、請求項4記載の統合弁装置。
  6. 前記コンプレッサ行き弁体を前記コンプレッサ行き弁座から離隔する方向に付勢する離隔付勢部材(633)が設けられており、
    前記コンプレッサ行き弁体は、前記離隔付勢部材の付勢力に対抗して前記ロッドによって前記コンプレッサ行き弁座側に押されることで前記コンプレッサ行き弁座に当接するように構成されている、請求項5記載の統合弁装置。
  7. 前記高圧弁体を前記高圧弁座に近接する方向に付勢する近接付勢部材(623)が設けられており、
    前記ロッドには、前記ロッドが前記コンプレッサ行き弁体を前記コンプレッサ行き弁座側に押すように動くと、前記高圧弁体を前記高圧弁座から引き離すように前記高圧弁体と当接する突起部が設けられている、請求項6記載の統合弁装置。
  8. 前記突起部は、前記可動領域において前記高圧弁体に当接する一方で、前記不感領域においては前記高圧弁体に当接しない、請求項7記載の統合弁装置。
  9. 前記コンプレッサ行き弁体(632)の側面の少なくとも一部は、前記弁本体とは当接しないように形成されている、請求項1から8のいずれか1項記載の統合弁装置。
  10. 前記コンプレッサ行き弁体(632A)には、前記コンプレッサ行き弁座に当接する当接面と、前記当接面とは反対側の背面とを繋ぐ連通孔(634A)が設けられており、
    前記コンプレッサ行き弁体の側面は、前記弁本体と当接するように形成されている、請求項1から8いずれか1項記載の統合弁装置。
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