JP6464007B2 - 光コネクタフェルール - Google Patents

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Description

本発明は、光コネクタフェルールに関する。
特許文献1には、樹脂成形体である光コネクタフェルールの収縮による光ファイバ穴(光ファイバ挿入孔)の軸ずれを防止するため、樹脂成形体よりも線膨張係数の小さい超硬合金からなる補強部材を埋設することが記載されている。特許文献1では、補強部材が、複数の光ファイバ穴を囲むように配置されている。
また、特許文献2、3においても、複数の光ファイバ穴を囲むように補強部材を配置することが記載されている。
特開平8−338925号公報 特開平4−98207号公報 実開平1−125409号公報
特許文献1〜3記載の補強部材のように、補強部材で複数の光ファイバ穴を囲っただけでは、その内部の樹脂が収縮したときに、内部の樹脂と補強部材とが分離するおそれがある。そして、内部の樹脂と補強部材とが分離してしまうと、光路となる光ファイバ穴の位置がずれてしまい、伝送損失が増加するおそれがある。
本発明は、補強部材によって光路の位置ずれを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、光ファイバの端部を挿入する複数の光ファイバ穴と、光信号を反射させる反射面と、光信号が入射又は出射する光信号面とを備え、前記光信号を透過させる透明樹脂で構成されることによって、互いに平行な複数の光路を内部に形成する本体部と、前記複数の光路の並ぶ配列方向及び前記光ファイバ穴の方向に平行な面を有する上側補強部材であって、前記本体部よりも線膨張係数の小さい上側補強部材と、前記光信号面で入射又は出射する前記光信号に垂直な面を有する下側補強部材であって、前記本体部よりも線膨張係数の小さい下側補強部材とを備え、前記上側補強部材及び前記下側補強部材は、前記光路側の面に、前記本体部の前記配列方向への伸縮を制限する面を有する制限部を、前記配列方向に間隔を空けて少なくとも2つ有し、前記下側補強部材は、前記光信号面と対向する位置に、前記光信号を通過させるための開口を有することを特徴とする光コネクタフェルールである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、補強部材によって光路の位置ずれを抑制できる。
図1は、第1実施形態の光コネクタフェルール1の斜視図である。 図2A及び図2Bは、第1実施形態の光コネクタフェルール1の断面図である。 図3は、補強部材21の説明図である。 図4A〜図4Fは、制限部21Aの変形例の説明図である。 図5は、補強部材21の変形例の説明図である。 図6は、第2実施形態の光コネクタ2の分解斜視図である。 図7は、第2実施形態の光コネクタ2の断面説明図である。 図8Aは、第3実施形態の光コネクタフェルール3の断面説明図である。図8Bは、第3実施形態の光コネクタフェルール3を下から見た斜視図である。 図9Aは、第3実施形態の光コネクタフェルール3の下側補強部材24を上から見た斜視図である。図9Bは、変形例の下側補強部材24の斜視図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに平行な複数の光路を内部に有する本体部と、前記複数の光路の並ぶ配列方向と平行な面を有する補強部材であって、前記本体部よりも線膨張係数の小さい補強部材とを備え、前記補強部材は、前記光路側の面に、前記本体部の前記配列方向への伸縮を制限する面を有する制限部を、前記配列方向に間隔を空けて少なくとも2つ有することを特徴とする光コネクタフェルールが明らかとなる。
このような光コネクタフェルールによれば、本体部の配列方向への伸縮を抑制でき、伝送損失の増加を抑制できる。
2つの前記補強部材を備え、2つの前記補強部材が、前記複数の光路を挟んで対向して配置されていることが望ましい。これにより、本体部が反ることを抑制できる。
前記補強部材の2つの前記制限部は、前記複数の光路よりも前記配列方向の外側に、前記複数の光路の前記配列方向の幅よりも広い間隔を空けて配置されていることが望ましい。これにより、光路の位置ずれを抑制できる。
前記制限部は、前記補強部材の前記光路側の面から突出した凸部であることが望ましい。これにより、補強部材を薄く形成できる。
前記光路は、光ファイバを挿入する光ファイバ穴であることが望ましい。これにより、光路となる光ファイバ穴の位置ずれを抑制できる。
また、前記光路は、前記本体部において光信号の透過する部位であることが望ましい。これにより、光路となる部位の位置ずれを抑制できる。
===第1実施形態===
図1は、第1実施形態の光コネクタフェルール1の斜視図である。図2A及び図2Bは、第1実施形態の光コネクタフェルール1の断面図である。第1実施形態の光コネクタフェルール1は、JIS C 5981のF12形多心光ファイバコネクタ(若しくはJIS C 5984のF15形光ファイバコネクタ)に相当するMTコネクタである。
図に示すように、各方向を定義する。すなわち、複数の光ファイバ穴12(光路)の並ぶ方向(不図示の光ファイバテープを構成する複数の光ファイバの並ぶ方向)を「左右方向」とする。また、光コネクタフェルール1のガイドピン穴11の方向を「前後方向」とし、接続端面から見て相手側の光コネクタフェルール(不図示)の側を「前」とし、逆側を「後」とする。また、左右方向及び前後方向に垂直な方向を「上下方向」とし、接着剤充填窓14が設けられた面の側を「上」とし、逆側を「下」とする。なお、左右方向のことを配列方向と呼ぶこともある。
<基本構成>
光コネクタフェルール1(光コネクタ)は、光信号を伝送する光ファイバの端部を保持する部材である。光コネクタフェルール1は、本体部10と、補強部材21とを有する。補強部材21の形状や配置については後で詳述する。
本体部10は、光コネクタフェルール1の補強部材21以外の部位を構成する。本体部10の前側端面は、相手方の光コネクタと接続する接続端面となる。本体部10の後側には、本体部10の外周面から外側に突出した鍔部10Aが形成されている。鍔部10Aを含む本体部10は、樹脂により一体成形されている。本体部10の内部において、複数の光ファイバの端部が保持されることになる。
本体部10は、2本のガイドピン穴11と、複数の光ファイバ穴12と、接着剤充填部13と、光ファイバ挿入口15とを有する。
ガイドピン穴11は、相手方の光コネクタのガイドピンを挿入するための穴(ガイド部)である。ガイドピン穴11にガイドピンを挿入することによって、光コネクタ同士が位置合わせされることになる。ガイドピン穴11は、前後方向に本体部10を貫通しており、光コネクタフェルール1の接続端面には、2個のガイドピン穴11が開口している。2個のガイドピン穴11は、前後方向に並んで配置されており、複数の光ファイバ穴12を左右から挟むように、左右方向に間隔を空けて形成されている。
光ファイバ穴12は、光ファイバの端部を挿入するための穴である。光ファイバ穴12には、光ファイバ心線から被覆を除去した裸ファイバが挿入されることになる。このため、光ファイバ穴12は、本体部10の内部において光路を形成する部位となる。光ファイバ穴12は、接続端面と接着剤充填部13(内部空間)との間を貫通しており、光コネクタフェルール1の接続端面には、複数の光ファイバ穴12が開口している。複数の光ファイバ穴12は前後方向に平行である。互いに平行な複数の光ファイバ穴12が左右方向に並ぶことになる。
接着剤充填部13は、接着剤を充填するための空洞部である。光ファイバ挿入口15から挿入された光ファイバは、接着剤充填部13を通り、光ファイバ穴12に挿入されることになる。光コネクタフェルール1の上面には、接着剤充填部13の開口である接着剤充填窓14が形成されている。この接着剤充填窓14から接着剤が接着剤充填部13に充填されることによって、光ファイバの端部が光コネクタフェルール1に固定されることになる。接着剤充填部13の下部には、光ファイバを下から支持するための案内溝13Aが形成されることがある。
光ファイバ挿入口15は、光コネクタフェルール1に光ファイバ(光ファイバテープ)を挿入する挿入口である。光ファイバ挿入口15は、光コネクタフェルール1の後側端面と接着剤充填部13との間を貫通しており、光コネクタフェルール1の後側端面には、光ファイバ挿入口15が開口している。
<補強部材21>
図3は、補強部材21の説明図である。以下、図3とともに図2A及び図2Bも参照しながら、補強部材21について説明する。
補強部材21は、本体部10よりも線膨張係数の小さい部材であり、本体部10の膨張及び伸縮を抑制する部材である。本体部10を構成する樹脂よりも線膨張係数の小さい材料としては、例えばジルコニア、アルミナ等のセラミック材料、超硬合金や鉄等の金属材料、ガラス、シリコン等を用いることが可能である。
補強部材21の材質は、光コネクタフェルール1の接続先の材質と同じ、若しくは光コネクタフェルール1の接続先の線膨張係数と同程度の材質であることが望ましい。例えば、光コネクタフェルール1の接続先がガラス製であれば、補強部材21はガラスで構成されることが望ましい。
補強部材21は、本体部10の樹脂成形時に金型のチャンバー内に配置することによって、樹脂成形体である本体部10に埋設して形成(インサート成形)することが可能である。また、本実施形態のように補強部材21が本体部10の外面に配置される場合には、本体部10を成形した後に補強部材21を取り付けることも可能である。
補強部材21は、左右方向(複数の光ファイバ穴12(光路)の並ぶ配列方向)に平行な面を有する板状の部材である。ここでは、板状の補強部材21は、前後方向(光ファイバ穴12の方向)にも平行に配置されている。本実施形態では、光コネクタフェルール1は、2つの補強部材21を備えており、本体部10の上下にそれぞれ配置されている。2つの板状の補強部材21は、複数の光ファイバ穴12(光路)を挟んで対向して配置されている。
ところで、補強部材21と本体部10との接触面が平坦な面の場合、本体部10が膨張又は伸縮するときに、補強部材21と本体部10とが分離するおそれがある。補強部材21と本体部10とが分離してしまうと、補強部材21は本体部10の膨張又は伸縮を抑制できず、この結果、光ファイバ穴12の位置ずれが生じ、伝送損失が増加するおそれがある。そこで、本実施形態では、補強部材21の光路側の面に、本体部10の左右方向への伸縮を制限する2つの制限部21Aが左右方向に間隔を空けて形成されている。
補強部材21は、光ファイバ穴12の側の面に、制限部21Aとなる凸条を2つ有する。凸条は、光ファイバ穴12の側の面から突出した凸部であり、前後方向(複数の光ファイバ穴12の並ぶ左右方向に垂直な方向)に平行な凸部である。ここでは、2つの凸条が左右方向に間隔を空けて配置されている。上側に配置された補強部材21は、下面に2つの凸条を有している。また、下側に配置された補強部材21は、上面に2つの凸条を有している。このように、2つの補強部材21は、凸条を有する面を対向させて配置されている。
制限部21Aである凸条は、本体部10の左右方向に沿った伸縮を制限する面を有する。温度変化によって本体部10が膨張しようとするとき、2つの凸条の内側の面が、膨張しようとする本体部10を左右から抑え、本体部10の左右方向への膨張を抑制する。一方、温度変化によって本体部10が収縮しようとするとき、2つの凸条の外側の面が、収縮しようとする本体部10を左右から抑え、本体部10の左右方向への収縮を抑制する。このように、制限部21Aである凸条は、本体部10の伸縮を抑制する楔(くさび)のような機能を果たす。
本実施形態では、線膨張係数の小さい補強部材21が、左右方向に間隔を空けて2つの凸条(制限部21A)を備えることにより、温度変化による本体部10の左右方向への伸縮を抑制できる。加えて、補強部材21の凸条は光ファイバ穴12の側の面に形成されているため、特に光ファイバ穴12の左右方向への位置ずれを抑制できる。これにより、温度変化によって接続端面で光軸がずれることを抑制でき、温度変化によって伝送損失が増加することを抑制できる。
なお、本実施形態では光コネクタフェルール1が2つの補強部材21を備えているが、補強部材21を1つにしても、温度変化による本体部10の左右方向への伸縮を抑制することは可能である。但し、補強部材21を1つにした場合、温度変化によって本体部10に反りが生じるおそれがある。これに対し、本実施形態では、2つの補強部材21が、複数の光ファイバ穴12(光路)を挟んで対向して配置されている。これにより、温度変化によって本体部10が反ることを抑制でき、温度変化によって伝送損失が増加することを抑制できる。
本実施形態では、図2Aに示すように、補強部材21の2つの凸条の左右方向の間隔W1は、複数の光ファイバ穴12の左右方向の幅W2よりも広い(つまり、補強部材21の2つの凸条は、複数の光ファイバ穴12の左右方向の幅W2よりも広い間隔W1を空けて配置されている)。そして、補強部材21の2つの凸条は、複数の光ファイバ穴12よりも左右方向の外側に配置されている。仮に補強部材21の2つの凸条よりも左右方向の外側に光ファイバ穴12が配置されていると、外側の光ファイバ穴12の位置が温度変化によって左右方向にずれるおそれがあるが、本実施形態では、このような位置ずれを抑制できる。
また、本実施形態では、補強部材21の2つの凸条は、複数の光ファイバ穴12(光路)の中心に対して左右対称の位置に配置されている。これにより、温度変化によって本体部10が伸縮しようとしても、光ファイバ穴12の左右方向への位置ずれを更に抑制できる。
本実施形態では、図2Bに示すように、補強部材21の前端が光コネクタフェルール1の接続端面に達している。これにより、接続端面における光ファイバ穴12の位置ずれを抑制しやすくなる。但し、補強部材21の前端を光コネクタフェルール1の接続端面よりも後側にしても良い。これにより、光コネクタフェルール1の接続端面の研磨等の処理が容易になる。
<変形例>
前述の制限部21Aは断面矩形の凸条であったが、例えば図4Aに示すように、制限部21Aが断面三角形状の凸条でも良い。但し、断面矩形状の凸条(図3参照)の方が、本体部10の左右方向に沿った伸縮を制限する面が左右方向に対して垂直であるため、図4Aの凸条よりも、本体部10の左右方向の伸縮を抑制しやすい。なお、本体部10の左右方向に沿った伸縮を制限する面が傾斜する場合には、図4Bに示すように、左右方向に並ぶ制限部21Aの数を2以上にすると良い。
制限部21Aは、凸条(所定方向に延びた凸部)に限られるものではない。例えば図4C〜図4Eに示すように、制限部21Aがピン形状の凸部であっても良い。具体的には、ピン形状の制限部21Aが、図4Cに示すように角柱状の凸部でも良いし、図4Dに示すように円柱状の凸部でも良いし、図4Eに示すように円錐状の凸部でも良し、他の形状(例えば四角錐状など)の凸部でも良い。図4C〜図4Eに示す場合においても、左右方向に間隔を空けて配置された2つの凸部(制限部21A)の内側を向く面が、本体部10の左右方向への膨張を抑制し、2つの凸部の外側(左右方向の外側)を向く面が、本体部10の左右方向への収縮を抑制することができる。
なお、制限部21Aをピン形状の凸部にした場合においても、左右方向に並ぶ凸部の数を2以上にしても良い。
制限部21Aは、凸部に限られるものではない。例えば、図4Fに示すように、制限部21Aが凹部(凹溝)でも良い。この場合においても、2つの凹溝の内側を向く面が、本体部10の左右方向への膨張を抑制し、2つの凹溝の外側を向く面が、本体部10の左右方向への収縮を抑制することができる。なお、制限部21Aを凹溝(所定方向に延びた凹部)にする代わりに、ピン穴状の凹部にしても良い。但し、制限部21Aは、凹部にすると補強部材21が厚くなるため(図4F参照)、凸部として形成する方が望ましい。
図5は、補強部材21の変形例の説明図である。変形例では、4つの補強部材21によって角筒状の部材が構成されている。この変形例においても、上下に対向する補強部材21が、それぞれ左右方向(複数の光路の並ぶ配列方向)と平行な面を有しており、光路側の面に左右方向に間隔を空けて2つの凸条(制限部21A)を備えている。これにより、温度変化による本体部10の左右方向への伸縮を抑制できる。
また、変形例では、光ファイバ穴12が2列に構成されている。このように、左右方向に並ぶ複数の光ファイバ穴12の列が、複数でも良い。図5に示すように、光ファイバ穴12の列が上下並んで配置されている場合、補強部材21(左右に対向する補強部材21)の上下方向に平行な面にも制限部材21Aを形成すると良い。これにより、本体部10の上下方向に沿った伸縮を抑制でき、光ファイバ穴12の上下方向の位置ずれを抑制できる。
===第2実施形態===
図6は、第2実施形態の光コネクタ2の分解斜視図である。図7は、第2実施形態の光コネクタ2の断面説明図である。
図7に示すように、各方向を定義する。すなわち、光コネクタフェルール3における複数の光路の並ぶ方向(光ファイバテープ5の複数の光ファイバ5Aの並ぶ方向)を「左右方向」とする。また、光コネクタフェルール3のガイドピン31の方向を「上下方向」とし、光コネクタフェルール3から見てレセプタクル70の側を「下」とし、逆側を「上」とする。また、左右方向及び上下方向に垂直な方向を「前後方向」とし、光コネクタフェルール3から光ファイバ5Aの延び出る側を「後」とし、逆側を「前」とする。
<基本構成>
光コネクタ2は、光コネクタフェルール3と、レセプタクル70とを有する。
・光コネクタフェルール3
光コネクタフェルール3は、光信号を伝送する光ファイバ5Aの端部を保持する部材である。光コネクタフェルール3は、本体部30と、補強部材(第1補強部材22及び第2補強部材23)とを有する。補強部材の形状や配置については後で詳述する。
本体部30は、光コネクタフェルール3の補強部材以外の部位を構成する。本体部30は、2本のガイドピン31と、複数の光ファイバ穴32と、第1接着剤充填部34Aと、第2接着剤充填部34Bと、光ファイバ挿入口35と、光信号面36と、反射面37とを有する。これらの部位を含む本体部30は、光信号を透過可能な透明樹脂により一体成形されている。このため、本体部30の材質の選択幅は狭く、線膨張係数の比較的大きな材料で本体部30が形成されることがある。
ガイドピン31は、レセプタクル70のガイド穴に挿入するためのピン(ガイド部)である。光コネクタフェルール3のガイドピン31をレセプタクル70のガイドピン穴71に挿入することによって、光コネクタフェルール3とレセプタクル70とが位置合わせされることになる。ガイドピン31は、光コネクタフェルール3の下面から突出している。2本のガイドピン31は、上下方向(光信号面36に垂直な方向)に平行であり、前後方向に並んで形成されている。
光ファイバ穴32は、光ファイバ5Aの端部を挿入するための穴である。光ファイバ穴32には、光ファイバ心線から被覆を除去した裸ファイバが挿入されることになる。このため、光ファイバ穴32は、本体部30の内部において光路を形成する部位となる。光ファイバ穴32は、第1接着剤充填部34Aと第2接着剤充填部34Bとの間を貫通している。光ファイバ5Aの端面が第1接着剤充填部34Aの前側の前壁に突き当たるまで光ファイバ5Aが光ファイバ穴32に挿入されることによって、光ファイバ5Aが光コネクタフェルール3に対して位置合わせされる。複数の光ファイバ穴32は左右方向に並んで形成されている。互いに平行な複数の光ファイバ穴32が、左右方向に並んでいる。
第1接着剤充填部34A及び第2接着剤充填部34Bは、接着剤を充填するための空洞部である。第1接着剤充填部34Aは、光ファイバ穴32から突出した光ファイバ5Aの端部に接着剤を塗布する空洞部である。第2接着剤充填部34Bは、光ファイバ穴32よりも後側で光ファイバテープ5に接着剤を塗布する空洞部である。
光ファイバ挿入口35は、光コネクタフェルール3に光ファイバ5A(光ファイバテープ5)を挿入する挿入口である。光ファイバ挿入口35は、光コネクタフェルール3の後側端面と第2接着剤充填部34Bとの間を貫通しており、光コネクタフェルール3の後側端面には、光ファイバ挿入口35が開口している。
光信号面36は、光信号が入射又は出射する面であり、光コネクタフェルール3の下面に形成されている。光信号面36では、複数の光信号が入射又は出射することになる。光コネクタフェルール3とレセプタクル70とが位置合わせされると、光コネクタフェルール3の光信号面36は、レセプタクル70の開口部73と対向し、レセプタクル70の素子収容部72に収容された素子(不図示)の上面(光信号が入射又は出射する面)と対向する。光信号面36は、左右方向(複数の光ファイバ5Aの並ぶ配列方向)に平行に形成されている。また、光信号面36は、2本のガイドピン31の間に配置されている。光信号面36には、左右方向に沿ってレンズが形成されている。光信号面36の各レンズは、光路上に配置されている。なお、光信号面36にレンズを配置せずに、光信号面36を平面にしても良い。
反射面37は、光信号を反射する面である。光ファイバ5Aの端面を位置決めする前壁の前側の傾斜端面が反射面37になる。光コネクタフェルール3の上面に凹部38が形成されており、凹部38の後側の傾斜端面が反射面37になる。反射面37は、光コネクタフェルール3を構成する樹脂と外気との境界面であり、両者の屈折率の違いにより両者の境界面で光が反射する。反射面37は、左右方向(複数の光ファイバ5Aの並ぶ配列方向)に平行に形成されている。反射面37は、平面でも良いし、レンズ面(曲面)でも良い。
本体部30を透過する光信号は、反射面37で反射することになる。光ファイバ5Aの端面から光信号が出射した場合には、光信号は、反射面37で反射して、光信号面36からレセプタクル70の開口部73に向かって出射することになる。また、レセプタクル70の開口部73から光信号面36に光信号が入射した場合には、光信号は、反射面37で反射して、光ファイバ5Aの端面に入射することになる。本体部30における光路は反射面37で屈折しており、屈折した複数の光路が左右方向に並ぶことになる。本体部30における光路は、光信号面36と反射面37との間で光信号の透過する部位(左右方向及び上下方向に平行な部位)と、反射面37と光ファイバ5Aの端面との間の光信号の透過する部位(左右方向及び光ファイバ5Aの方向に平行な部位)となる。
なお、光信号面36と反射面37との間の光路は、レセプタクル70の素子収容部72に収容された素子(不図示)の光軸と平行(上下方向と平行)であり、反射面37と光ファイバ5Aの端面との間の光路は、光ファイバ5Aの光軸と平行である。反射面37により光路が屈折しているため、反射面37と光ファイバ5Aの端面との間の光路は、光信号面36と反射面37との間の光路に対して交差する方向になっている。ここでは、反射面37と光ファイバ5Aの端面との間の光路は、光信号面36と反射面37との間の光路に対して直交しているが、直交ではなく斜めに配置されていても良い。光コネクタフェルールは、反射面を有することにより、光路変換部として機能する。
・レセプタクル70
レセプタクル70は、回路基板(不図示)に対して光コネクタフェルール3を位置合わせする部材(接続部材)である。レセプタクル70は、2個のガイドピン穴71と、素子収容部72と、開口部73とを有する。
ガイドピン穴71は、ガイドピン31を挿入するための穴である。ガイドピン穴71は、上下方向にレセプタクル70を貫通しており、レセプタクル70の上面には、2個のガイドピン穴71が開口している。2個のガイドピン穴71は、前後方向に並んで配置されており、光信号面36を挟むようにして前後に並んで形成されている。
素子収容部72は、回路基板(不図示)上に配置された素子(不図示)を収容する部位である。回路基板上には、例えば発光素子又は受光素子などの光電変換素子や、レンズアレイなどの光学素子が配置されており、このような素子がレセプタクル70の素子収容部72内に配置されることになる。なお、素子収容部72に収容される素子の上面は、光信号が入射又は出射する面になっている。
開口部73は、光信号を通過させるための開口であり、素子収容部72の上部に形成されている。開口部73は、光コネクタフェルール3の光信号面36と素子収容部72内の素子の上面(特に光信号の入出射面)との間に位置する。すなわち、開口部73の上側は、光コネクタフェルール3の光信号面36と対向し、開口部73の下側は、素子収容部72内の素子の入出射面と対向する。開口部73は、左右方向(複数の光ファイバ5Aの並ぶ配列方向)に延びた細長い開口になっている。
<補強部材>
図7に示すように、光コネクタフェルール3は、補強部材として第1補強部材22及び第2補強部材23を有する。なお、光コネクタフェルール3は、第1補強部材22又は第2補強部材23の一方だけを備えていても良い。
第1補強部材22及び第2補強部材23は、本体部30よりも線膨張係数の小さい部材であり、本体部30の膨張及び伸縮を抑制する部材である。シリコン基板で形成された光電変換素子(発光素子又は受光素子)がレセプタクル70の素子収容部72に収容される場合には、第1補強部材22はシリコンで構成されることが望ましい。
第1補強部材22及び第2補強部材23は、左右方向(複数の光路の並ぶ配列方向)に平行な面を有する板状の部材である。第1補強部材22は、上下方向(光信号面36に入射又は出射する光信号の方向)にも平行に配置されている。第2補強部材23は、光ファイバ穴32に平行に配置されている。
第1補強部材22は、図6及び図7に示すように、2つの補強部材から構成されている。図6に示すように、第1補強部材22を構成する2つの補強部材は、光コネクタフェルール3を下から見たときに、光信号面36を挟んで対向して配置されている。また、図7に示すように、第1補強部材22を構成する2つの補強部材は、光信号面36と反射面37との間の光路を挟んで対向して配置されている。つまり、光信号面36と反射面37との間の光路となる部位(左右方向及び上下方向に平行な部位)を挟むように、第1補強部材22を構成する2つの補強部材が配置されている。
図6に示すように、第1補強部材22は、制限部22Aとなる凸条を2つ有する。凸条は、光路(光信号面36と反射面37との間の光信号の透過する部位)の側の面から突出した凸部であり、光信号面36と反射面37との間の光路と平行な上下方向に沿った凸部である。2つの凸条は、左右方向に間隔を空けて配置されている(図6参照)。なお、既に説明したように、断面矩形の凸条の代わりに、断面三角形状の凸部にしても良いし、凸条の数を2以上にしても良いし、ピン形状の凸部にしても良いし、凹部にしても良い。
第2実施形態においても、線膨張係数の小さい第1補強部材22が、左右方向に間隔を空けて2つの凸条(制限部22A)を備えることにより、温度変化による本体部30の左右方向への伸縮を抑制できる。加えて、第1補強部材22の凸条が光路側の面に形成されているため、特に光信号面36を入射又は出射する光信号の左右方向への位置ずれを抑制できる。これにより、温度変化によって光信号面36で光軸がずれることを抑制でき、温度変化によって伝送損失が増加することを抑制できる。
なお、2つの板状の補強部材で第1補強部材22を構成しているが、1つの補強部材で第1補強部材22を構成しても、温度変化による本体部30の左右方向への伸縮を抑制することは可能である。但し、この場合、温度変化によって本体部30に反りが生じるおそれがある。これに対し、第2実施形態では、第1補強部材22を構成する2つの板状の補強部材が、光路を挟んで対向して配置されている。これにより、温度変化によって本体部30が反ることを抑制でき、温度変化によって伝送損失が増加することを抑制できる。
第2補強部材23は、図7に示すように、左右方向に並ぶ複数の光ファイバ穴32(光路)に平行に配置されている。第2補強部材23には、光ファイバ穴32の側の面に、制限部23Aとして2つの凸条(図7では1つのみ図示)が形成されており、2つの凸条は、左右方向に間隔を空けて配置されている。これにより、温度変化によって光軸がずれることを抑制でき、温度変化によって伝送損失が増加することを抑制できる。なお、図7に示す第2実施形態では、第2補強部材23が1つの板状の補強部材で構成されているが、2つの補強部材で第2補強部材23を構成し、この2つの補強部材が光路を挟んで対向して配置されていても良い。
===第3実施形態===
前述の第1実施形態及び第2実施形態の補強部材は、左右方向(複数の光路の並ぶ配列方向)に平行であるとともに、光路に平行な板状の部材であった。但し、補強部材は、左右方向(複数の光路の並ぶ配列方向)に平行であれば良く、光路と交差する面を有していても良い。
図8Aは、第3実施形態の光コネクタフェルール3の断面説明図である。図8Bは、第3実施形態の光コネクタフェルール3を下から見た斜視図である。図9Aは、第3実施形態の光コネクタフェルール3の下側補強部材24を上から見た斜視図である。
第3実施形態の光コネクタ2は、図8A及び図8Bに示す光コネクタフェルール3ととともに、レセプタクル70を有する。レセプタクル70の構成は、第2実施形態と同様である。
光コネクタフェルール3は、本体部30と、補強部材である下側補強部材24及び上側補強部材25とを有する。本体部30は、第2実施形態と同様に、光コネクタフェルール3の補強部材以外の部位を構成し、2本のガイドピン31と、複数の光ファイバ穴32と、第1接着剤充填部34Aと、第2接着剤充填部34Bと、光ファイバ挿入口35と、光信号面36と、反射面37とを有する。
下側補強部材24及び上側補強部材25は、本体部30よりも線膨張係数の小さい板状の部材であり、本体部30の膨張及び伸縮を抑制する部材である。
下側補強部材24及び上側補強部材25は、左右方向(複数の光路の並ぶ配列方向)に平行な板状の部材である。上側補強部材25は、光コネクタフェルール3の上面に配置されており、光ファイバ穴32(光路)にも平行に配置されている。一方、下側補強部材24は、光コネクタフェルール3の下面に配置されており、光信号面36で入射又は出射する光信号に垂直な板状の部材である。つまり、第2実施形態の第1補強部材22は、光信号面36における光路に平行な板状の部材であったのに対し、第3実施形態の下側補強部材24は、光信号面36における光路に垂直な板状の部材である。
下側補強部材24は、光通過窓24Bを有する。光通過窓24Bは、光信号を通過させるための開口であり、左右方向に沿って開口している。光通過窓24Bは、本体部30の光信号面36と対向する位置に配置されている。下側補強部材24が光通過窓24Bを有することにより、光路と交差するように下側補強部材24を配置させることが可能になる。
下側補強部材24は、その上面(本体部30における光路の側の面)に、制限部24Aとなる凸条を2つ有する。凸条は、上面から上側に突出した凸部であり、前後方向に平行な凸部である。なお、不図示であるが、上側補強部材25は、その下面に、制限部24Aとなる凸条を2つ有する。上側補強部材25及び下側補強部材24は、凸条を有する面を対向させて配置されている。なお、既に説明したように、図9Aに示すような断面矩形の凸条の代わりに、断面三角形状の凸部にしても良いし、凸条の数を2以上にしても良いし、ピン形状の凸部にしても良いし、凹部にしても良い。例えば図9Bに示すように、制限部24Aが円柱形状のピン形状の凸部であっても良い。
第3実施形態においても、線膨張係数の小さい下側補強部材24が、左右方向に間隔を空けて2つの凸条(制限部24A)を備えることにより、温度変化による本体部30の左右方向への伸縮を抑制できる。加えて、下側補強部材24の凸条が上面(光路側の面)に形成されているため、特に光信号面36を入射又は出射する光信号の左右方向への位置ずれを抑制できる。これにより、温度変化によって光信号面36で光軸がずれることを抑制でき、温度変化によって伝送損失が増加することを抑制できる。
また、第3実施形態においても、上側補強部材25及び下側補強部材24は、本体部30を上下から挟むように対向して配置されている。これにより、本体部30における光路は、上側補強部材25と下側補強部材24との間に配置されることになる。これにより、本体部30が反ることが抑制される。但し、光コネクタフェルール3は、下側補強部材24又は上側補強部材25の一方だけを備えていても良い。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 光コネクタフェルール、
2 光コネクタ、3 光コネクタフェルール、
5 光ファイバテープ、5A 光ファイバ、
10 本体部、10A 鍔部、
11 ガイドピン穴、12 光ファイバ穴、
13 接着剤充填部、13A 案内溝、
14 接着剤充填窓、15 光ファイバ挿入口、
21 補強部材、21A 制限部、
22 第1補強部材、22A 制限部、
23 第2補強部材、23A 制限部、
24 下側補強部材、24A 制限部、24B 光通過窓、
25 上側補強部材、
30 本体部、31 ガイドピン、32 光ファイバ穴、
34A 第1接着剤充填部、34B 第2接着剤充填部、
35 光ファイバ挿入口、36 光信号面、
37 反射面、38 凹部、
70 レセプタクル(接続部材)、71 ガイドピン穴、
72 素子収容部、73 開口部、74 突起

Claims (4)

  1. 光ファイバの端部を挿入する複数の光ファイバ穴と、光信号を反射させる反射面と、光信号が入射又は出射する光信号面とを備え、前記光信号を透過させる透明樹脂で構成されることによって、互いに平行な複数の光路を内部に形成する本体部と、
    前記複数の光路の並ぶ配列方向及び前記光ファイバ穴の方向に平行な面を有する上側補強部材であって、前記本体部よりも線膨張係数の小さい上側補強部材と、
    前記光信号面で入射又は出射する前記光信号に垂直な面を有する下側補強部材であって、前記本体部よりも線膨張係数の小さい下側補強部材と
    を備え、
    前記上側補強部材及び前記下側補強部材は、前記光路側の面に、前記本体部の前記配列方向への伸縮を制限する面を有する制限部を、前記配列方向に間隔を空けて少なくとも2つ有し、
    前記下側補強部材は、前記光信号面と対向する位置に、前記光信号を通過させるための開口を有する
    ことを特徴とする光コネクタフェルール。
  2. 請求項1に記載の光コネクタフェルールであって、
    前記上側補強部材及び前記下側補強部材が、前記本体部を挟んで対向して配置されていることを特徴とする光コネクタフェルール。
  3. 請求項1又は2に記載の光コネクタフェルールであって、
    前記上側補強部材及び前記下側補強部材の2つの前記制限部は、前記複数の光路よりも前記配列方向の外側に、前記複数の光路の前記配列方向の幅よりも広い間隔を空けて配置されていることを特徴とする光コネクタフェルール。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光コネクタフェルールであって、
    前記制限部は、前記上側補強部材及び前記下側補強部材の前記光路側の面から突出した凸部であることを特徴とする光コネクタフェルール。
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