JP6463922B2 - 放射線発生装置、放射線撮影システム、放射線発生装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

放射線発生装置、放射線撮影システム、放射線発生装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、放射線発生装置、放射線撮影システム、放射線発生装置の制御方法およびプログラムに関する。
近年、放射線発生装置は人体の病気等を診断する医療分野や物体の微細な内部構造を検査する工業分野等で用いられている。特許文献1には、放射線発生装置の構成として、反射型放射線発生装置および透過型放射線発生装置が開示されている。
特開2013−98168号公報
透過型放射線発生装置と反射型放射線発生装置とでは、同じ電力量(管電圧×管電流×撮影時間)に対して照射される放射線線量が異なり、透過型放射線発生装置は反射型放射線発生装置に対して電力効率(電力量に対して出力される放射線線量)も異なる。放射線撮影を行う場合、一般的に診療放射線技師(以下、技師という)は、撮影目的、撮影する被検者の部位、体型、性別、年齢に応じて、撮影条件(管電圧、管電流、曝射時間、撮影距離)を経験的に決めている。
1つの方式の放射線発生装置やシステムに慣れた技師が別の方式の放射線発生装置やシステムを使用する場合、技師は慣れた方式の撮影条件を別の方式の撮影条件へ変換するための作業を行わなければならない。使用する放射線発生装置の方式によっては、適切な撮影条件を設定できない場合が生じ得る。
例えば、反射型放射線発生装置に慣れた技師が、透過型放射線発生装置を用いて放射線撮影する場合、反射型放射線発生装置を用いた時と同じ撮影条件で撮影すると、透過型放射線発生装置は電力効率が高いために強い放射線線量が照射される場合が生じ得る。
本発明は、技師による撮影条件の変換作業を行うことなく、使用する放射線発生装置に対応した撮影条件を設定することが可能な技術の提供を目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による放射線発生装置は、反射型又は透過型の放射線発生部を有する放射線発生装置であって、
放射線発生装置の種別として、反射型放射線発生装置又は透過型放射線発生装置の何れかを選択する選択部と、
前記選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部と、
定された撮影条件で前記放射線発生部を制御する制御部と、を有し、
前記選択部が、反射型放射線発生装置を選択し、
前記撮影条件設定部が、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件を設定し、
前記選択部により、前記反射型放射線発生装置が、透過型放射線発生装置に切替えられた場合、前記制御部は、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件を、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件に変換することを特徴とする。
また、放射線発生装置は、反射型又は透過型の放射線発生部を有する放射線発生装置であって、
放射線発生装置の種別として、反射型放射線発生装置又は透過型放射線発生装置の何れかを選択する選択部と、
前記選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部と、
設定された撮影条件で前記放射線発生部を制御する制御部と、を有し、
前記選択部が、透過型放射線発生装置を選択し、
前記撮影条件設定部が、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件を設定し、
前記選択部により、前記透過型放射線発生装置が、反射型放射線発生装置に切替えられた場合、前記制御部は、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件を、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件に変換することを特徴とする
本発明によれば、技師による撮影条件の変換作業を行うことなく、使用する放射線発生装置に対応した撮影条件を設定することが可能になる。
第1実施形態のポータブル式の透過型放射線発生装置の概略図。 第1実施形態のポータブル式の反射型放射線発生装置の概略図。 第2実施形態の天井保持式の透過型放射線撮影システムの概略図。 管電圧毎の電力効率テーブルの一例を示す図。 第3実施形態の放射線撮影システムの概略図。 撮影条件毎の電力効率テーブルの一例を示す図。 反射型放射線発生装置と透過型放射線発生装置とを用いて、放射線撮影を行う場合の撮影条件と放射線量を例示する図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
(第1実施形態)
第1実施形態では、ポータブル式の放射線発生装置の構成として図1では、ポータブル式の透過型放射線発生装置(以下、透過型放射線発生装置という)の構成例を説明する。また、図2では、ポータブル式の反射型放射線発生装置(以下、反射型放射線発生装置という)の構成例を説明する。本実施形態の放射線発生装置は放射線発生部を有する放射線発生装置ある。放射線発生装置は、放射線発生装置の種別を選択する選択部と、選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部とを有する。また、放射線発生装置は、選択部により選択された放射線発生装置の種別が切替えられた場合、撮影条件設定部で設定された撮影条件を、切替えられた放射線発生装置の種別に合わせて変換し、放射線発生部の撮影条件として設定する制御部を有する。
図7は、反射型放射線発生装置と透過型放射線発生装置とを用いて、放射線撮影を行う場合の撮影条件と放射線量を例示する図である。透過型放射線発生装置と反射型放射線発生装置とでは、同じ電力量(管電圧×管電流×撮影時間)に対して照射される放射線線量が異なり、透過型放射線発生装置は反射型放射線発生装置に対して電力効率(電力量に対して出力される放射線線量)が2倍になる。
透過型放射線発生装置の電力効率は、例えば、図7に例示したように反射型放射線発生装置の電力効率に対して異なる。以下の説明では、説明の便宜のために、撮影条件における全ての管電圧において透過型放射線発生装置の電力効率が反射型放射線発生装置の電力効率の2倍として説明する。尚、電力効率の相対的な関係はこの例に限定されるものではなく、種々の電力効率においても適用可能である。
図1は、本実施形態における透過型放射線発生装置の概略構成を示す図である。透過型放射線発生装置200は、透過型の放射線発生部を含んだハウジング201(筐体)と放射線照射野を絞るコリメータ202、放射線を照射するための照射スイッチ203、透過型放射線発生装置200を把持するためのハンドル204を有する。そして、ハウジング201の内部には透過型放射線発生装置200を制御する制御部205が配置されている。
また、ハウジング201の表面には、撮影条件を表示する撮影条件表示部として、管電圧を表示する管電圧表示部210、照射時間を表示する照射時間表示部211、mAs値を表示するmAs値表示部212が配置されている。
また、ハウジング201の表面には、選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部として、管電圧を上げるための管電圧アップボタン220、管電圧を下げるための管電圧ダウンボタン221が配置されている。また、ハウジング201の表面には、照射時間を長くするための照射時間アップボタン222、照射時間を下げるための照射時間ダウンボタン223が配置されている。更に、ハウジング201の表面には、選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部として、mAs値を上げるためのmAs値アップボタン224、mAs値を下げるためのmAs値ダウンボタン225が配置されている。
放射線撮影時の管電圧を設定する場合、技師が管電圧表示部210に表示されている管電圧を見ながら、管電圧アップボタン220又は管電圧ダウンボタン221を押す。制御部205は、管電圧アップボタン220又は管電圧ダウンボタン221が押されたことを検知すると、押されたボタンに応じて管電圧表示部210に表示されている管電圧を変化させる。技師は管電圧表示部210を見ながら、管電圧アップボタン220又は管電圧ダウンボタン221の操作により所望の管電圧を設定することができる。
また、第1実施形態の透過型放射線発生装置200において、管電流は、例えば、20mA(固定値)としている。制御部205は照射時間アップボタン222又は照射時間ダウンボタン223が押されたのを検知すると、照射時間表示部211に表示される照射時間を変更する。そして、制御部205は照射時間および管電流(20mA)からmAs値(管電流と照射時間とを乗算した値)を計算し、mAs値表示部212に表示されるmAs値を変更する。逆に、制御部205はmAs値アップボタン224又はmAs値ダウンボタン225が押されたことを検知すると、mAs値表示部212に表示されるmAs値を変更する。そして、制御部205は照射時間表示部211に表示される照射時間を変更する。
制御部205は撮影条件表示部(210〜212)の表示状態を変更することにより、撮影条件設定部(220〜225)により設定される撮影条件が撮影条件の上限値または下限値に達したことを報知する。透過型放射線発生装置200は管電圧、照射時間、mAs値に関して予め上限値と下限値が決められている。そのため、例えば、照射時間の設定値が上限値に達した時に、制御部205は照射時間アップボタンが押されたのを検知すると、それ以上、照射時間を上げないように照射時間表示部211の照射時間の表示状態を制御する。照射時間の設定値が上限値に達した時に、制御部205は照射時間表示部211の表示状態を点滅させて、技師に報知する。このような表示制御により、技師は上限値に達したことを知ることができる。制御部205は照射時間の下限値に達した場合も、上限値の表示制御と同様の表示制御を行う。照射時間を例にして説明したが、制御部205は管電圧、mAs値に関しても同様に表示制御を行うことが可能である。
更に、ハウジング201の表面には、放射線発生装置の種別を選択する選択部と、選択部により選択された種別を表示する選択表示部とが配置されている。選択表示部の構成として、例えば、LED(Light Emitting Diode)からなる反射表示部213と、選択部の構成として反射スイッチ226とが配置されている。制御部205は反射スイッチ226が押されると反射表示部213を点灯し、制御部205は再度、反射スイッチ226が押されるのを検知すると反射表示部213を消灯する。反射表示部213が点灯した状態は反射型放射線発生装置用の撮影条件の設定状態であることを示している(図1(b))。反射表示部213が消灯した状態は透過型放射線発生装置用の撮影条件の設定状態であることを示している(図1(a))。
制御部205は、選択部(反射スイッチ226)による種別の切替えに応じて、選択表示部(反射表示部213)の表示を変更するように制御する。図1において、図1(a)は制御部205の表示制御により反射表示部213が消灯した状態を示し、図1(b)は制御部205の表示制御により反射表示部213が点灯した状態を示している。
制御部205は、異なる放射線発生装置の間で撮影条件を変換し、変換した撮影条件を撮影条件表示部に表示する機能を有する。例えば、制御部205は、透過型放射線発生装置の撮影条件を反射型放射線発生装置の撮影条件に変換して表示する機能と、反射型放射線発生装置の撮影条件を透過型放射線発生装置の撮影条件に変換して表示する機能を持つ。例えば、反射表示部213が消灯した状態で撮影条件(第1実施形態では、管電圧、照射時間、mAs値)が設定されると、制御部205は、この撮影条件を透過型放射線発生装置200が実際に撮影する時の撮影条件として設定する。
この状態で制御部205は反射スイッチ226が押されたことを検知すると、制御部205は反射表示部213を点灯する。そして、制御部205は管電圧表示部210、照射時間表示部211、mAs値表示部212に表示されている撮影条件を反射型放射線発生装置の撮影条件に変換して各表示部の表示を切り換える。図1(a)は透過型放射線発生装置の撮影条件を表示しており、図1(b)は反射型放射線発生装置の撮影条件を表示している。
第1実施形態では、撮影条件における全ての管電圧において電力効率を2倍として説明している。電力効率は照射時間とmAs値とに依存しているので、管電圧は変化していない。制御部205は変換した撮影条件を撮影条件表示部(210〜212)に表示させる。すなわち、制御部205は透過型放射線発生装置の撮影条件(図1(a))を反射型放射線発生装置の撮影条件(図1(b))に変換して表示する。制御部205の表示制御により、照射時間は0.60秒から1.20秒に切り換わり、mAs値は12.0mAsから24.0mAsに切り換わる。
逆に、反射表示部213が点灯した状態で反射型放射線発生装置の撮影条件を設定された後に、制御部205は反射スイッチ226が押されたことを検知すると、制御部205は反射表示部213を消灯する。そして、制御部205は管電圧表示部210、照射時間表示部211、mAs値表示部212に表示されている撮影条件を透過型放射線発生装置の撮影条件に変換して各表示部の表示を切り換える。
選択部(反射スイッチ226)が反射型放射線発生装置(第1の種別の放射線発生装置)を選択し、撮影条件設定部(220〜225)が反射型放射線発生装置(第1の種別の放射線発生装置)に対応する撮影条件を設定する。反射スイッチにより反射型放射線発生装置(第1の種別の放射線発生装置)が透過型放射線発生装置(第2の種別の放射線発生装置)に切替えられた場合、制御部205は反射型放射線発生装置に対応する撮影条件を透過型放射線発生装置に合わせて変換する。
例えば、反射型放射線発生装置の操作に慣れた技師が透過型放射線発生装置を使用する場合を説明する。この場合、技師は、反射表示部213が点灯した状態(反射型放射線発生装置用の撮影条件の設定状態)で、反射型放射線発生装置を用いて撮影する時と同じ撮影条件を設定する(図1(b))。次に、技師が反射スイッチ226を押して反射表示部213を消灯した状態(透過型放射線発生装置用の撮影条件の設定状態)にすると、制御部205は透過型放射線発生装置の撮影条件に変換し、変換後の撮影条件の表示に切り換える(図1(a))。そして、この状態で技師が照射スイッチ203を押すと、図1(a)に示す透過型放射線発生装置の撮影条件で放射線撮影を行うことができる。
また、透過型放射線発生装置に慣れた技師が透過型放射線発生装置を使用する場合、技師は反射表示部213が消灯した状態で透過型放射線発生装置の撮影条件を設定する。その状態で技師は照射スイッチ203を押すと、設定された撮影条件で放射線撮影を行うことができる。
以上より、反射型放射線発生装置の操作に慣れた技師が透過型放射線発生装置を使用する場合、技師は反射スイッチ226を操作して反射表示部213を点灯した状態にして反射型放射線発生装置の操作時と同じ撮影条件を設定すればよい。この状態で制御部205は反射スイッチ226が押されたことを検知すると、制御部205は反射型放射線発生装置の撮影条件を透過型放射線発生装置の撮影条件に変換する。制御部205の変換処理により、技師は撮影条件の変更作業を行わなくても、適切な撮影条件で放射線撮影を行うことが可能になり、放射線撮影時における撮影条件の設定の煩わしさを低減することができる。
また、透過型放射線発生装置になれた技師が透過型放射線発生装置を使用する場合、技師は反射スイッチ226を操作して反射表示部213が消灯した状態にする。そして、技師が透過型放射線発生装置の撮影条件を設定すれば、制御部205はこの撮影条件を透過型放射線発生装置の撮影条件として設定する。技師が設定した撮影条件により放射線撮影を行うことができるので、放射線撮影時における撮影条件の設定の煩わしさを低減ことができる。
図1では、ポータブル式の透過型放射線発生装置を一例として説明したが、放射線発生装置の種類はこの例に限定されず、ポータブル式の反射型放射線発生装置でもよい。図2は、本実施形態における反射型放射線発生装置の概略構成を示す図である。反射型放射線発生装置250は、ハウジング251の内部に不図示の反射型の放射線発生部を有している。ハウジング251の内部には反射型放射線発生装置250を制御する制御部255が配置されている。コリメータ202、照射スイッチ203、反射型放射線発生装置250を把持するためのハンドル204(把持部)の構成については図1で説明した透過型放射線発生装置と同様である。
ハウジング251の表面には、反射スイッチ226の代わりに透過スイッチ227と、反射表示部213の代わりに透過表示部214が配置されている。透過スイッチ227は、放射線発生装置の種別を選択する選択部として機能する。また、透過表示部214は、選択部(透過スイッチ227)により選択された種別を表示する選択表示部として機能する。
制御部255は透過スイッチ227が押されると透過表示部214を点灯し、制御部255は再度、透過スイッチ227が押されるのを検知すると透過表示部214を消灯する。透過表示部214が点灯した状態は透過型放射線発生装置用の撮影条件の設定状態であることを示している。透過表示部214が消灯した状態は反射型放射線発生装置用の撮影条件の設定状態であることを示している。
また、ハウジング251の表面には、撮影条件を表示する撮影条件表示部として、管電圧表示部210、照射時間表示部211、およびmAs値表示部212が配置されている。また、ハウジング251の表面には、選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部として、管電圧アップボタン220、管電圧ダウンボタン221が配置されている。また、ハウジング251の表面には、照射時間アップボタン222、照射時間ダウンボタン223、mAs値アップボタン224、およびmAs値ダウンボタン225が配置されている。各表示部および各ボタンの配置は図1と同様である。
制御部255は、異なる放射線発生装置の間で撮影条件を変換し、変換した撮影条件を表示部に表示する機能を有する。例えば、制御部255は、透過型放射線発生装置の撮影条件を反射型放射線発生装置の撮影条件に変換して表示する機能と、反射型放射線発生装置の撮影条件を透過型放射線発生装置の撮影条件に変換して表示する機能を持つ。
例えば、透過表示部214が消灯した状態で撮影条件(例えば、管電圧、照射時間、mAs値)が設定されると、制御部255は、この撮影条件を反射型放射線発生装置250が実際に撮影する時の撮影条件として設定する。この状態で制御部255は透過スイッチ227が押されたことを検知すると、制御部255は透過表示部214を点灯する。そして、制御部255は管電圧表示部210、照射時間表示部211、mAs値表示部212に表示されている撮影条件を透過型放射線発生装置の撮影条件に変換して各表示部の表示を切り換えることが可能である。
逆に、透過表示部214が点灯した状態で透過型放射線発生装置の撮影条件を設定された後に、制御部205は透過スイッチ227が押されたことを検知すると、制御部255は透過表示部214を消灯する。そして、制御部255は管電圧表示部210、照射時間表示部211、mAs値表示部212に表示されている撮影条件を反射型放射線発生装置の撮影条件に変換して各表示部の表示を切り換える。
選択部(透過スイッチ227)が透過型放射線発生装置(第1の種別の放射線発生装置)を選択し、撮影条件設定部(220〜225)が透過型放射線発生装置(第1の種別の放射線発生装置)に対応する撮影条件を設定する。透過スイッチにより透過型放射線発生装置(第1の種別の放射線発生装置)が反射型放射線発生装置(第2の種別の放射線発生装置)に切替えられた場合、制御部205は透過型放射線発生装置に対応する撮影条件を反射型放射線発生装置に合わせて変換する。
例えば、透過型放射線発生装置の操作に慣れた技師が反射型放射線発生装置を使用する場合を説明する。この場合、技師は、透過スイッチ227を操作して透過表示部214を点灯した状態(透過型放射線発生装置用の撮影条件の設定状態)にする。そして、技師は透過型放射線発生装置を操作するときと同じ撮影条件を設定する。次に、技師が透過スイッチ227を押して透過表示部214を消灯した状態にすると、制御部255は透過型放射線発生装置の撮影条件を反射型放射線発生装置の撮影条件に変換し、変換後の撮影条件の表示に切り換える。この状態で技師が照射スイッチ203を押すと、反射型放射線発生装置の撮影条件で放射線撮影を行うことができる。
また、反射型放射線発生装置の操作に慣れた技師が反射型放射線発生装置を使用する場合、技師は透過表示部214が消灯した状態で反射型放射線発生装置の撮影条件を設定する。その状態で技師は照射スイッチ203を押すと、設定された撮影条件で放射線撮影を行うことができる。
また、本実施形態における放射線発生装置を制御する制御部205、255(制御装置)による放射線発生装置の制御方法は、以下の各工程を有する。まず、選択部が、放射線発生装置の種別を選択する。次に、撮影条件設定部が、選択された種別に対応した撮影条件を設定する。そして、制御部が、選択された種別が放射線発生装置の種別と異なる場合、撮影条件を放射線発生装置の種別に合わせて変換し、放射線発生装置の撮影条件として設定する。
以上より、透過型放射線発生装置の操作に慣れた技師が反射型放射線発生装置を使用する場合、技師は透過スイッチ227を操作して透過表示部214を点灯した状態にして透過型放射線発生装置の操作時と同じ撮影条件を設定すればよい。この状態で制御部255は透過スイッチ227が押されたことを検知すると、制御部255は透過型放射線発生装置の撮影条件を反射型放射線発生装置の撮影条件に変換する。制御部255の変換処理により、技師は撮影条件の変更作業を行わなくても、適切な撮影条件で放射線撮影を行うことが可能になり、放射線撮影時における撮影条件の設定の煩わしさを低減することができる。
第1実施形態では、ハウジング201の表面に、反射表示部213と反射スイッチ226、透過表示部214、透過スイッチ227が配置されている構成を説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、技師が、撮影条件を設定する時に透過型の撮影条件を表示しているか、それとも反射型の撮影条件を表示しているのか、撮影条件の設定状態を識別することができる構成であればよい。
また、第1実施形態では、透過型放射線発生装置は反射型放射線発生装置と比較して、撮影条件における全ての管電圧において電力効率が2倍として説明したが、それに限定されるものではなく、例えば管電圧に依存して電力効率が変化するようにしてもよい。例えば技師が放射線線量計を用いて電力効率を計算し、その値を基に電力効率の値を変更するようにしてもよい。
また、第1実施形態では、撮影条件として管電圧、照射時間、mAs値を設定するものとして説明したが、それに限定されるものではなく、管電流、照射時間を撮影条件として設定することも可能である。例えば、撮影条件として、コリメータ202における放射線照射野の絞りを含めることが可能である。
本実施形態では管電流が20mAの場合を例示的に説明したが、例えば、20mA〜100mAなど、撮影条件として種々の管電流の値を設定することが可能である。ハウジング201に管電流や照射時間を設定するためのボタンと、管電流や照射時間の表示部を配置することも可能である。これにより、技師は管電流、照射時間の設定および確認をすることが可能になる。
本実施形態によれば、技師による撮影条件の変換作業を行うことなく、使用する放射線発生装置に対応した撮影条件を設定することが可能になる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、天井保持式の透過型放射線撮影システムの構成を一例として説明する。透過型放射線装置の電力効率は、反射型放射線発生装置と比較すると、管電流に対しては一定であるが、管電圧に対して変化する場合について説明する。 図3は、天井保持式の透過型放射線撮影システム(以下、透過型放射線撮影システムという)の概略構成を示す図である。透過型放射線撮影システム300は、放射線撮影部100、制御部301(制御装置)、透過型放射線発生部310、天井レールから延びて放射線発生部を支持する支柱部311を有する。放射線撮影システムは放射線発生装置を有する。ここで、透過型放射線発生部310および支柱部311は放射線発生装置として機能する。
また、本実施形態において、放射線発生装置を制御する制御部301(制御装置)による放射線発生装置の制御方法は、以下の各工程を有する。まず、制御部301の選択部が、放射線発生装置の種別を選択する。次に、制御部301の撮影条件設定部が、選択された種別に対応した撮影条件を設定する。そして、制御部301が、選択された種別が放射線発生装置の種別と異なる場合、撮影条件を放射線発生装置の種別に合わせて変換し、放射線発生装置の撮影条件として設定する。
放射線発生装置を有する放射線撮影システムは、放射線発生装置の種別を選択する選択部と、選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部とを有する。また、放射線撮影システムは、選択部により選択された種別が放射線発生装置の種別と異なる場合、撮影条件を放射線発生装置の種別に合わせて変換し、放射線発生装置の撮影条件として設定する制御部を有する。
放射線撮影部100は、例えば無線通信可能なFPD(Flat Panel Detector)により構成することが可能であり、撮影した放射線画像は無線通信で制御部301に転送される。また、透過型放射線発生部310は制御部301と有線で接続しており、制御部301からの指示に従って動作することが可能である。
そして、制御部301は撮影条件設定・表示部302、放射線を照射するための放射線照射スイッチ303、撮影した放射線画像を表示するGUI304(Graphical User Interface)を有する。GUI304は、制御部301の制御の下に画像処理が施された画像を表示することが可能である。
制御部301は、放射線発生装置の種別を選択する選択部として機能する反射スイッチ306と、選択部により選択された種別を表示する選択表示部として機能する反射表示部307と有する。また、制御部301は、撮影条件表示部として、管電圧表示部351、管電流表示部352、照射時間表示部353、mAs値表示部354を有する。
また、制御部301は、撮影条件設定部として、管電圧アップボタン355、管電圧ダウンボタン356、管電流を上げるための管電流アップボタン357、管電流を下げるための管電流ダウンボタン358を有する。また、制御部301は、撮影条件設定部として、照射時間アップボタン359、照射時間ダウンボタン360、mAs値アップボタン361、mAs値ダウンボタン362を有する。
図4は、透過型放射線発生部310の管電圧毎の電力効率をテーブルにした図である。このテーブルは、撮影条件に含まれる管電圧と、撮影条件に基づいて取得される電力量に対して出力される放射線線量を示す電力効率とを対応づける。電力量を取得するためのパラメータには、管電圧の他、放射線の照射時間と管電流とがあるが、本実施形態では説明の便宜のため、照射時間および管電流に対して電力効率は一定であるものとする。
図4に示すテーブルにおいて、管電圧が大きくなるにしたがって、電力効率が大きくなる。そのため、管電圧が大きくなるにしたがって、透過型放射線発生部310は反射型放射線発生装置と比較すると少ない電力で所定の放射線量を照射することができる。制御部301は、記憶部のテーブルを参照して撮影条件の管電圧に対応する電力効率を取得し、取得した電力効率を用いて撮影条件を変換する。
図4に示したテーブルは制御部301が有する不図示の記憶部に記憶されている。尚、図4に示した電力効率のテーブルは一例であり、それに限定されるものではなく、例えば、技師が放射線線量計を用いて電力効率を計算し、その値を基に電力効率のテーブルを作成、変更することが可能である。例えば、制御部301は、GUI304を介した技師による編集操作に基づいて、電力効率のテーブルを記憶部に記憶し、更新することが可能である。また、図4では、管電圧が大きくなるにしたがって、電力効率が大きくなる例を示しているが、テーブルの構成例は、この例に限定されるものではない。例えば、電力効率が管電流と管電圧の両方に依存する場合は、予め管電流と管電圧で電力効率がどのように変化するかをテーブルに記憶させておき、制御部301はそのテーブルを用いて撮影条件の変換を行ってもよい。
また、反射型放射線発生装置の撮影条件が下記の場合、
管電圧 :130kV、管電流 :72mA
撮影時間:0.05秒、mAs値:3.6
撮影距離:200cm
上記の反射型放射線発生装置の撮影条件における放射線量と同じ放射線線量を、透過型放射線発生部310を用いて照射するための撮影条件は以下のようになる。管電圧130kVに対応する電力効率は図4のテーブルより1.80である。透過型放射線発生部310を用いて同じ放射線線量を照射するには、撮影時間を0.05秒とすると、下記の撮影条件になる。
管電圧 :130kV、管電流 :40mA(=72mA/1.80)
撮影時間:0.05秒、mAs値:2(=3.6/1.80)
撮影距離:200cm
上記の例は、撮影時間を一定(0.05秒)とし、管電流が変化する場合を示したが、それに限定されるものではなく、例えば、管電流を一定とし、撮影時間を変更する構成でもよい。
次に、透過型放射線撮影システム300を用いて、技師が被検者101を放射線撮影する場合について説明する。
選択部(反射スイッチ306)により選択された種別が反射型放射線発生装置であり、放射線発生装置の種別が透過型放射線発生装置である場合、制御部301は、反射型放射線発生装置に対応する撮影条件を透過型放射線発生装置に合わせて変換する。例えば、反射型放射線発生装置の操作に慣れた技師が透過型放射線撮影システム300を使用する場合、技師は選択部(反射スイッチ306)を操作して反射表示部307を点灯状態にする。そして、技師は反射型放射線発生装置を用いて撮影する場合と同じ撮影条件(第2実施形態では、管電圧、管電流、照射時間、mAs値)を、撮影条件設定部の各ボタン(355〜362)を操作して設定する。この設定の結果は、制御部301の表示制御により、撮影条件表示部(351〜354)に表示される。
そして、技師は、被検者101の撮影部位が撮影できるように、放射線撮影部100と透過型放射線発生部310とを配置し、その後、技師は放射線照射スイッチ303を押して放射線撮影を行う。実際に撮影される場合に、撮影条件は制御部301により自動的に変換される。制御部301は、記憶部に記憶されている管電圧と電力効率との関係を参照して、撮影条件の管電圧130kVに対応する電力効率1.80を取得する。制御部301は取得した電力効率に基づいて、反射型放射線発生装置を用いて撮影する場合と同じ撮影条件を、透過型放射線撮影システム300用の撮影条件に変換する。放射線撮影の際には、変換された撮影条件が適用される。
放射線撮影が終了すると、放射線撮影部100は無線通信で撮影した放射線画像を制御部301に転送する。制御部301は撮影した放射線画像を受信すると、画像処理等を施してGUI304に表示する。もし技師が撮影した画像を確認するために表示画像の一部を拡大したい場合は、GUI304を操作して画像を拡大することができる。
そして、撮影した画像に問題ないことを確認したら、制御部301の内部にある不図示の記憶部に撮影した放射線画像を記憶することができる。制御部301は、記憶する放射線画像に、透過型放射線発生部で撮影した情報や撮影条件を付加することが可能である。放射線画像を表示する際に、制御部301は付加した情報を放射線画像と組み合せてGUI304に表示することが可能である。また、技師が反射スイッチ306を操作して反射表示部307を消灯状態にすれば、制御部301は、透過型放射線撮影システム300が実際に撮影した時の撮影条件を撮影条件表示部(351〜354)に表示する。このような制御部301の表示制御により、技師は撮影に用いた撮影条件を迅速に確認することができる。
反射型放射線発生装置の操作に慣れた技師が天井保持式の透過型放射線撮影システムを使用する場合、制御部301の変換処理により、技師は撮影条件の変更作業を行わなくても、適切な撮影条件で放射線撮影を行うことが可能になる。これにより、放射線撮影時における撮影条件の設定の煩わしさを低減することができる。
第2実施形態では、天井保持式の透過型放射線撮影システムとして説明したが、この例に限定されるものではなく、例えば、天井保持式の反射型放射線撮影システムでもよい。天井保持式の反射型放射線撮影システムの場合、反射スイッチ306の代わりに透過スイッチが制御部301の撮影条件設定・表示部302に配置され、反射表示部307の代わりに透過表示部が撮影条件設定・表示部302に配置される。
選択部(透過スイッチ)により選択された種別が透過型放射線発生装置であり、放射線発生装置の種別が反射型放射線発生装置である場合、制御部301は、透過型放射線発生装置に対応する撮影条件を反射型放射線発生装置に合わせて変換する。 例えば、透過型放射線撮影システムの操作に慣れた技師が反射型放射線撮影システムを使用する場合、技師は選択部(透過スイッチ)を操作して透過表示部を点灯状態にする。そして、技師が透過型放射線撮影システムの操作時と同じ撮影条件を設定すれば、制御部301は技師により設定された撮影条件を、反射型放射線撮影システムの撮影条件に変換する。
実際に撮影される場合に、技師により設定された撮影条件は制御部301により自動的に変換される。制御部301の記憶部には、管電圧毎の電力効率を示すテーブルが記憶されており、撮影条件を変換する際に制御部301はテーブルの値を参照する。制御部301は、記憶部に記憶されている管電圧と電力効率との関係を参照して、撮影条件の管電圧に対応する電力効率を取得する。制御部301は取得した電力効率に基づいて、透過型放射線発生装置を用いて撮影する場合と同じ撮影条件を、反射型放射線撮影システム用の撮影条件に変換する。放射線撮影の際には、変換された撮影条件が適用される。
制御部301の変換処理により、技師は撮影条件の変更作業を行わなくても、適切な撮影条件で放射線撮影を行うことが可能になる。これにより、放射線撮影時における撮影条件の設定の煩わしさを低減することができる。
また、第2実施形態では、放射線撮影部100は無線通信可能なFPDとして説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、有線通信を行うFPDでもよい。また、第2実施形態では、撮影条件設定・表示部302は制御部301にあるとして説明したが、それに限定されるものではなく、例えばGUI304にあってもよいし、また、制御部301と透過型放射線発生部310の両方にあってもよい。
本実施形態によれば、技師による撮影条件の変換作業を行うことなく、使用する放射線撮影システムに対応した撮影条件を設定することが可能になる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、天井保持式の反射型放射線発生部(以下、反射型放射線発生部という)と透過型放射線発生部(以下、透過型放射線発生部という)の2つの方式の放射線発生部を有する放射線撮影システムの構成を一例として説明する。
図5は、1つの反射型放射線発生部と1つの透過型放射線発生部とを有する放射線撮影システムの概略構成を示す図である。放射線撮影システムは、例えば、立位撮影時に用いられる放射線撮影部100、撮影架台102、臥位撮影時に用いられる放射線撮影部103、放射線撮影システム全体を制御する制御部401(制御装置)を有する。また、放射線撮影システムは、反射型放射線発生部420、天井レールから延びて反射型放射線発生部420を支持する支柱部421、透過型放射線発生部422、透過型放射線発生部422を支持する支柱部423を有する。反射型放射線発生部420および支柱部421は、反射型放射線発生装置として機能する。また、透過型放射線発生部422および支柱部423は、透過型放射線発生装置として機能する。
放射線撮影部100および放射線撮影部103は、例えば無線通信可能なFPDにより構成することが可能であり、撮影した放射線画像は無線通信で制御部401に転送される。反射型放射線発生部420および透過型放射線発生部422は制御部401と有線で接続しており、制御部401からの指示に従って動作することが可能である。
制御部401は撮影条件設定・表示部402、放射線を照射するための放射線照射スイッチ403、撮影した放射線画像を表示するGUI404を有する。GUI404は、制御部401の制御の下に画像処理が施された画像を表示することが可能である。制御部401は、放射線撮影に使用する放射線発生部を選択する放射線発生部切換えボタン405、406、および、選択された放射線発生部を表示する表示部407、408を有する。また、制御部401は、放射線撮影に使用する放射線撮影部を選択する放射線撮影部切換えボタン409、410、および、選択された放射線撮影部を表示する表示部411、412を有する。
制御部401は、反射スイッチ416、反射表示部417、および撮影条件表示部(管電圧表示部451、管電流表示部452、照射時間表示部453、mAs値表示部454)を有する。また、制御部401は、撮影条件設定部として、管電圧アップボタン455、管電圧ダウンボタン456、管電流アップボタン457、管電流ダウンボタン458を有する。また、制御部301は、撮影条件設定部として、照射時間アップボタン459、照射時間ダウンボタン460、mAs値アップボタン461、mAs値ダウンボタン462を有する。
例えば、反射型放射線発生部420と放射線撮影部100とを用いて被検者101の胸部を立位で放射線撮影する場合、技師が放射線発生部切換えボタン405を選択すると表示部407が点灯して反射型放射線発生部420が使用できる状態になる。そして、技師が放射線撮影部切換えボタン409を選択すると表示部411が点灯して放射線撮影部100が使用できる状態になる。
また、透過型放射線発生部422と放射線撮影部103とを用いて被検者101を臥位で放射線撮影する場合では、技師が放射線発生部切換えボタン406を選択すると表示部408が点灯して透過型放射線発生部422が使用できる状態になる。そして、技師が放射線撮影部切換えボタン410を選択すると表示部412が点灯して放射線撮影部103が使用できる状態になる。
反射型放射線発生部420の操作に慣れた技師が透過型放射線発生部422を用いて放射線撮影を行う場合、技師は反射スイッチ416を押して反射表示部417を点灯させる。この状態で、反射型放射線発生部420で撮影する時の撮影条件を設定して放射線撮影を行えば、制御部401が自動的に反射型放射線撮影条件を透過型放射線撮影条件に変換する。技師は反射型放射線撮影条件および透過型放射線撮影条件における電力効率の違いを考えなくてもよい。
しかし、反射型放射線発生部420と透過型放射線発生部422には、最大電力容量、焦点サイズ、フィルタなどの違いより様々のタイプが存在する。そのため、反射型放射線発生部420と透過型放射線発生部422の電力効率が常に一定の値とは限らない。そこで、反射型放射線発生部420と透過型放射線発生部422から照射される放射線線量を等しくするために、制御部401は撮影条件毎に電力効率のテーブルを作成する機能を持つ(以下、キャリブレーションという)。
制御部401は、キャリブレーション用の撮影条件に含まれる管電圧および管電流と、管電圧および管電流に基づいて取得される電力量に対して出力される放射線線量を示す電力効率と、を対応づけたテーブルを生成する。 図6は、撮影条件毎の電力効率をテーブルにした一例を示す図であり、図6に示した電力効率のテーブルの作成方法について以下説明する。
キャリブレーション用の撮影条件は、管電圧は40kV、80kV、100kV、130kVの4種類、管電流は40mA、80mA、120mAの3種類、照射時間は0.1秒の1種類である。また、キャリブレーションは第1の種別の放射線発生装置(反射型放射線発生部420)と第2の種別の放射線発生装置(透過型放射線発生部422)の2つの放射線発生部と、放射線撮影部100の1つの放射線撮影部を用いて行う。
制御部401は、キャリブレーション用の撮影条件により第1の種別の放射線発生装置で放射線撮影を行った結果と、キャリブレーション用の撮影条件により第2の種別の放射線発生装置で放射線撮影を行った結果とを比較する。そして、制御部401は比較に結果に基づいて撮影条件の変換を行うためのテーブルを生成する。
例えば、GUI404にはキャリブレーションボタンが表示されており、技師がキャリブレーションボタンを押すと、放射線撮影システム400はキャリブレーションモードになる。制御部401はキャリブレーションの条件として、照射時間を0.1秒、管電圧を40kV、管電流を40mAに設定する。次に、技師は放射線撮影部100から200cm離れた位置に反射型放射線発生部420を配置し、被検者101がいない状態で放射線照射スイッチ303を押して放射線撮影を行う。放射線撮影が終了すると、放射線撮影部100は無線通信で撮影した放射線画像を制御部401に転送する。
制御部401は撮影した放射線画像を受信すると、放射線画像の所定領域内の平均画素値を計算して、不図示の記憶部に管電圧40kV、管電流40mA、平均画素値を記憶する。次に、放射線撮影システム400の制御部401は管電流を80mA、120mA、管電圧を80kV、100kV、130kVと変化させ、全ての管電圧、管電流で放射線撮影を行い、管電圧、管電流、平均画素値を記憶する。
そして、反射型放射線発生部420での撮影が終了したら、技師は反射型放射線発生部420を移動し、今度は透過型放射線発生部422を反射型放射線発生部420が撮影した位置に移動させ、先程と同じ処理を繰り返す。この処理が終わると、制御部401は、同じキャリブレーション条件の時の反射型放射線発生部420と透過型放射線発生部422との平均画素値を比較して電力効率を計算する。そして、全ての撮影条件について電力効率を計算して記憶すると、図6に示した撮影条件毎の電力効率のテーブルが生成され、例えば、制御部401は生成したターブルをGUI404に表示してキャリブレーション処理を終了する。
電力効率のテーブルを用いると、制御部401は反射型放射線撮影条件を透過型放射線撮影条件に正確に変換できるようになり、逆に、制御部401は透過型放射線撮影条件を反射型放射線撮影条件にも正確に変換できるようになる。また、第3実施形態においては、管電圧は40kV、80kV、100kV、130kVの4種類、管電流は40mA、80mA、120mAの3種類について説明した。例えば、管電圧が60kV、管電流が100mAの場合、制御部401は管電圧が40kVと80kV、管電流が80mA、120mAの電力効率の値から補間処理により、管電圧が60kV、管電流が100mAの場合の画素値を取得できる。
以上説明したように、キャリブレーション処理は制御部401が管電圧と管電流を自動的に変化させるとして説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、管電流や管電圧が変化しても電力効率が変わらなければ、1つの撮影条件で行えば十分である。また、技師が任意の撮影条件を設定することができる。この場合、技師はGUI404を介して撮影条件を設定することができる。また、技師はGUI404を介して、キャリブレーションの結果により生成されたテーブルの編集を行うことも可能である。
また、キャリブレーション処理は放射線撮影部100を用いて行うとして説明したが、それに限定されるものではなく、放射線撮影部100と放射線撮影部103の両方を用いてもよいし、別の放射線線量計等を用いてもよい。放射線線量計を用いてキャリブレーション処理を行う場合、キャリブレーション処理は制御部401が自動で行う必要はなく、例えば、技師が手動で電力効率を計算し、図6に示した電力効率のテーブルを、GUI404を介して作成してもよい。電力効率のテーブルの作成、変更に関しては、制御部401が自動で行ってもよいし、技師が手動で行ってもよい。また、電力効率が経時的に変化する場合は、キャリブレーション処理を定期的に行ってもよい。その場合、電力効率のテーブルは新しいデータで更新される。
また、本実施形態において、放射線撮影システム400は、天井保持式の1つの反射型放射線発生部420と天井保持式の1つの透過型放射線発生部422とを有する構成を例示的に説明した。放射線撮影システム400の構成は、この構成例に限定されるものではなく、例えば、天井保持式の1つの透過型放射線発生部422は第1実施形態で説明したポータブル式の透過型放射線発生装置でもよい。または、天井保持式の1つの反射型放射線発生部420、ポータブル式の反射型放射線発生装置でもよい。 また、放射線撮影システム400は、放射線撮影部100と放射線撮影部103の2つの放射線撮影部があるとして説明してきたが、それに限定されるものではなく、例えば1つの放射線撮影部だけでもよい。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 放射線撮影部、103 放射線撮影部、
200 透過型放射線発生装置、205 制御部

Claims (14)

  1. 反射型又は透過型の放射線発生部を有する放射線発生装置であって、
    放射線発生装置の種別として、反射型放射線発生装置又は透過型放射線発生装置の何れかを選択する選択部と、
    前記選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部と、
    定された撮影条件で前記放射線発生部を制御する制御部と、を有し、
    前記選択部が、反射型放射線発生装置を選択し、
    前記撮影条件設定部が、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件を設定し、
    前記選択部により、前記反射型放射線発生装置が、透過型放射線発生装置に切替えられた場合、前記制御部は、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件を、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件に変換することを特徴とする放射線発生装置。
  2. 反射型又は透過型の放射線発生部を有する放射線発生装置であって、
    放射線発生装置の種別として、反射型放射線発生装置又は透過型放射線発生装置の何れかを選択する選択部と、
    前記選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部と、
    設定された撮影条件で前記放射線発生部を制御する制御部と、を有し、
    前記選択部が、透過型放射線発生装置を選択し、
    前記撮影条件設定部が、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件を設定し、
    前記選択部により前記透過型放射線発生装置が、反射型放射線発生装置に切替えられた場合、前記制御部は前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件を前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件に変換することを特徴とする放射線発生装置。
  3. 前記撮影条件設定部で設定された撮影条件を表示する撮影条件表示部を更に有し、
    前記制御部は前記変換した撮影条件を前記撮影条件表示部に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線発生装置。
  4. 前記選択部により選択された種別を表示する選択表示部を更に有し、
    前記制御部は前記種別の切替えに応じて前記選択表示部の表示を変更するように制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線発生装置。
  5. 前記制御部は前記撮影条件表示部の表示状態を変更することにより、前記撮影条件設定部により設定される撮影条件が前記撮影条件の上限値または下限値に達したことを報知することを特徴とする請求項に記載の放射線発生装置。
  6. 前記撮影条件には、前記放射線発生部の管電圧、放射線の照射時間、および前記放射線発生部の管電流と前記照射時間とを乗算した値、および放射線照射野の絞りが含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線発生装置。
  7. 反射型又は透過型の放射線発生部を有する放射線発生装置と、
    前記放射線発生装置から発生し、被検者を透過した放射線を検出する放射線撮影装置と、
    前記放射線発生装置と前記放射線撮影装置とを制御する制御装置と、を有する放射線撮影システムであって、
    前記制御装置は、
    前記放射線発生装置の種別として、反射型放射線発生装置又は透過型放射線発生装置の何れかを選択する選択部と、
    前記選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部と、
    設定された撮影条件で前記放射線発生部を制御する制御部と、を有し、
    前記選択部が、反射型放射線発生装置を選択し、
    前記撮影条件設定部が、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件を設定し、
    前記選択部により、前記反射型放射線発生装置が、透過型放射線発生装置に切替えられた場合、前記制御部は、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件を、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件に変換することを特徴とする放射線撮影システム。
  8. 反射型又は透過型の放射線発生部を有する放射線発生装置と、
    前記放射線発生装置から発生し、被検者を透過した放射線を検出する放射線撮影装置と、
    前記放射線発生装置と前記放射線撮影装置とを制御する制御装置と、を有する放射線撮影システムであって、
    前記制御装置は、
    前記放射線発生装置の種別として、反射型放射線発生装置又は透過型放射線発生装置の何れかを選択する選択部と、
    前記選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部と、
    設定された撮影条件で前記放射線発生部を制御する制御部と、を有し、
    前記選択部が、透過型放射線発生装置を選択し、
    前記撮影条件設定部が、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件を設定し、
    前記選択部により、前記透過型放射線発生装置が、反射型放射線発生装置に切替えられた場合、前記制御部は、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件を、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件に変換することを特徴とする放射線撮影システム。
  9. 反射型と透過型の放射線発生部をそれぞれ有する複数の放射線発生装置と、
    前記放射線発生装置から発生し、被検者を透過した放射線を検出する放射線撮影装置と、
    前記放射線発生装置と前記放射線撮影装置とを制御する制御装置と、を有する放射線撮影システムであって、
    前記制御装置は、
    放射線撮影に使用する放射線発生装置として、反射型放射線発生装置又は透過型放射線発生装置の何れかを選択する切換え部と、
    前記放射線発生装置の種別として、反射型放射線発生装置又は透過型放射線発生装置の何れかを選択する選択部と、
    前記選択された種別に対応した撮影条件を設定する撮影条件設定部と、
    設定された撮影条件で前記放射線発生部を制御する制御部と、
    前記撮影条件に含まれる管電圧と、前記撮影条件に基づいて取得される電力量に対して出力される放射線線量を示す電力効率と、を対応づけたテーブルを記憶する記憶部と、を有し、
    前記制御部は、前記選択部により選択された種別が、前記切換え部により選択された放射線発生装置と異なる場合、前記記憶部のテーブルを参照して前記撮影条件の管電圧に対応する電力効率を取得し、前記取得した電力効率を用いて、前記撮影条件を前記放射線発生装置の種別に対応した撮影条件変換することを特徴とする放射線撮影システム。
  10. 前記選択部により選択された種別が反射型放射線発生装置であり、前記切換え部により選択された放射線発生装置が透過型放射線発生装置である場合、前記制御部は、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件を前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件に変換することを特徴とする請求項9に記載の放射線撮影システム。
  11. 前記選択部により選択された種別が透過型放射線発生装置であり、前記切換え部により選択された放射線発生装置が反射型放射線発生装置である場合、前記制御部は、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件を前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件に変換することを特徴とする請求項9に記載の放射線撮影システム。
  12. 記制御部は、キャリブレーション用の撮影条件により前記反射型放射線発生装置で放射線撮影を行った結果と、前記キャリブレーション用の撮影条件により前記透過型放射線発生装置で放射線撮影を行った結果とを比較して、前記撮影条件の変換を行うためのテーブルを生成することを特徴とする請求項9記載の放射線撮影システム。
  13. 反射型又は透過型の放射線発生部を有する放射線発生装置の制御方法であって、
    放射線発生装置の種別として、反射型放射線発生装置又は透過型放射線発生装置の何れかを選択する工程と、
    前記選択された種別に対応した撮影条件を設定する工程と、を有し、
    放射線発生装置の種別として、反射型放射線発生装置が選択され、
    前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件が設定された場合であって、
    前記放射線発生装置の種別が透過型放射線発生装置に切替えられた場合、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件を、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件に変換し、
    放射線発生装置の種別として、透過型放射線発生装置が選択され、
    前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件が設定された場合であって、
    前記放射線発生装置の種別が反射型放射線発生装置に切替えられた場合、前記透過型放射線発生装置に対応する撮影条件を、前記反射型放射線発生装置に対応する撮影条件に変換することを特徴とする放射線発生装置の制御方法。
  14. 請求項13に記載の放射線発生装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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