JP6463665B2 - 自転車のスプロケットアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、自転車のスプロケットアセンブリ、特に、レース用自転車のスプロケットアセンブリに関する。
周知のとおり、自転車は、筋パワー(筋仕事率)によって動かされる機械的装置である。よって、自転車の分野、特に、レース用自転車の分野において満たされるべき主な要件の一つは、そのような筋パワーの最大限の利用を可能にすることである。
特に、レース用自転車の分野では、ギヤ比の数を増やすことによって上記の要件を満たすことが試みられている。
従来型のトランスミッションシステム(motion transmission system)は、自転車の後輪に備え付けられたハブを含む。このハブには、業界用語で「フリーホイールボディ」(free wheel body) として知られるボディが設けられる。このボディは、一方の回転方向の場合にはそのハブに対して空転可能であって、反対方向の場合にはそのハブを押して回転させることができる。
フリーホイールボディは、一般的に、スプロケットアセンブリの、径が減少していくスプロケットと係合するように構成された複数の長手方向溝を半径方向外面に有する、円筒状のボディである。
スプロケットは、チェーンが噛合して、そのチェーンによって押されて回転する。チェーンは、自転車のボトムブラケットアセンブリのシャフトに連結した2つのクランクアームのうちの一つと結合している少なくとも1つの歯付きフロントスプロケット(前輪スプロケット)から運動を受け取る。
スプロケットは、一般的に、チェーンのスライドによって生じる摩耗や動作時に自身が曝される荷重に耐えられるように、(鋼やチタンのような)極めて高強度の材料から作製される。スプロケットの半径方向内面に、フリーホイールボディの上記溝に係合するように構成された溝を設ける場合がある。あるいは、スプロケットを支持エレメント[しばしば、(アルミニウムのような)軽量な材料から作製される]によって支持されるものとし、当該支持エレメントの半径方向内面に、フリーホイールボディの上記溝に係合するように構成された溝を設ける場合もある。1つの支持エレメントで、複数のスプロケットを支持する場合もある。
スプロケットアセンブリにおけるスプロケット同士は、適切なスペーサを介して互いに離間している。各スペーサは、一般的に、2つの隣合うスプロケット間に位置しているか、あるいは、(支持エレメントが設けられている場合には)2つの隣合う支持エレメント間に位置している。また、支持エレメントを、両側にスプロケットを位置させてこれら2つのスプロケットを支持するものとした場合には、当該支持エレメントがスペーサとしての役割も果たすことになる。
また、スペーサの半径方向内面に、フリーホイールボディの上記溝に係合するように構成された溝を設ける場合もある。
レース用自転車の分野では、9個、10個または11個のスプロケットを備えるスプロケットアセンブリが知られている。
典型的に、スプロケットアセンブリのうちの最小径のスプロケットの(チェーンと噛合するように構成されている)外径側の歯部には、11個または12個の歯が設けられる。
本願の出願人は、前述した種類のスプロケットアセンブリに、そのスプロケットアセンブリのうちの上記最小径のスプロケットの歯数よりも少ない歯数を持つさらなるスプロケット(additional sprocket)を追加することによって運転者にさらなるギヤ比を提供することにより、平坦な地形、下り坂、さらには、自転車競技の場合にはスプリントフィニッシュに適した極めて長いギヤ比を特徴として持たせるニーズがあると感じた。
以降では、上記さらなるスプロケットのことを「最後のスプロケット」とも称する。また、上記最小径のスプロケットのことを「最後から2番目のスプロケット」とも称する。
本願の出願人は、スプロケットアセンブリにさらなるスプロケットを設けるには、さらなるスプロケットと当該さらなるスプロケットよりも径が大きい直ぐ隣りのスプロケットとの間に、フリーホイールボディの自由端部に取り付けられるように構成されたさらなるスペーサを設ける必要があることに気付いた。
以降では、上記さらなるスペーサのことを「最後のスペーサ」とも称する。
本願の出願人は、さらなる(追加の)スペーサの内径がフリーホイールボディの外側の半径方向のサイズによって制約される(imposed)ことから、そのさらなるスペーサの構造強度を確実に十分とするには、当該さらなるスペーサの外径を、上記さらなるスプロケットのうちの歯部のスロートの底において定まる直径よりも大きくしなければならない場合があることに気付いた。
しかし、本願の出願人は、そのような場合、上記さらなるスプロケットの歯にチェーンを正確に噛合させることができないことに気付いた。
本願の出願人は、これらの問題点を克服する解決手段を見出した。
本発明の第1の構成は、請求項1に記載の自転車のスプロケットアセンブリに関する。
このようなスプロケットアセンブリの好適な構成は、請求項2〜9に記載されている。
具体的に述べると、本発明は、自転車のスプロケットアセンブリであって、
−自転車のハブのうちのフリーホイールボディに取り付けられるように構成された、径が減少していく複数のスプロケットであって、大径の第1のスプロケットおよび小径の最後のスプロケットを含み、前記最後のスプロケットが複数の歯および複数のスロートを有し、各スロートは2つの連続する歯間に位置し、前記スロートが、第1の直径を持つ第1の円周に実質的に接しているそれぞれの底面を有する、径が減少していく複数のスプロケットと、
−前記第1のスプロケットと前記最後のスプロケットとの間に位置する複数のスペーサであって、前記最後のスプロケットと前記複数のスプロケットのうちの最後から2番目のスプロケットとの間に位置する最後のスペーサを含み、前記最後のスペーサが、前記フリーホイールボディのうちの自由端部に取り付けられるように構成された半径方向内面を有する、複数のスペーサと、を備える、スプロケットアセンブリにおいて、
前記最後のスペーサが、前記第1の直径よりも大きい第2の直径を持つ半径方向外面を有し、かつ、複数の凹領域を有しており、各凹領域は前記複数のスロートのうちのそれぞれのスロートの箇所に位置決めされており、前記凹領域が、前記第1の直径以下の第3の直径を持つ第2の円周に実質的に接しているそれぞれの底面を有することを特徴とする、スプロケットアセンブリに関する。
有利なことに、さらなるスペーサ(最後のスペーサ)の半径方向外面に、上記のような凹領域を設けることにより、そのさらなるスペーサ(最後のスペーサ)の外径寸法がさらなるスプロケット(最後のスプロケット)のうちの歯部のスロートの底面の外径寸法よりも大きい場合に、そのさらなるスプロケット(最後のスプロケット)の歯にチェーンを正確に噛合させることが可能となる。
本発明にかかるスプロケットアセンブリは、後述する好適な構成のうちの一つ以上を単独で、あるいは、複数の組合せとして備え得る。
好ましくは、前記最後のスプロケット(さらなるスプロケット)が10個の歯を有し、前記最後から2番目のスプロケットが11個又は12個の歯を有する。
好ましくは、前記最後のスプロケット(さらなるスプロケット)が、前記フリーホイールボディに対して片持ち状態で取り付けられるように構成されている。
本願の出願人は、最後のスプロケット(さらなるスプロケット)の歯の高さが、スプロケットアセンブリのうちのその他のスプロケットの歯の高さと同じでなければならないという制約を受けるところ、その最後のスプロケット(さらなるスプロケット)をフリーホイールボディに対して片持ち状態で取り付けるという構成により、この最後のスプロケット(さらなるスプロケット)が設けられたスプロケットアセンブリを、従来型の形状及び寸法を有するフリーホイールボディにも、そのようなフリーホイールボディに一切の機械加工を施す必要なく使用できることを実際に確認した。
好ましくは、前記フリーホイールボディが、複数の凸所(projections)及び複数の凹所(recesses)を形成している複数の長手方向溝を含む半径方向外面を有し、各凹所は2つの連続する凸所間に位置し、前記凸所が、前記第1の直径よりも大きい第4の直径を持つ第3の円周に属しているそれぞれのヘッド面を有する。
好ましくは、前記最後のスペーサ(さらなるスペーサ)が、前記最後のスプロケット(さらなるスプロケット)及び前記最後から2番目のスプロケットとの一体品として形成されている。
より好ましくは、前記最後のスプロケット(さらなるスプロケット)、前記最後のスペーサ(さらなるスペーサ)及び前記最後から2番目のスプロケットが、前記複数のスプロケットのうちの最後から3番目のスプロケットとの一体品として形成されている。
変形例において、前記最後のスプロケット(さらなるスプロケット)、前記最後のスペーサ(さらなるスペーサ)及び前記最後から2番目のスプロケットは、別体として形成されており、かつ、前記フリーホイールボディに後で接続されるように構成されたプレアッセンブルモジュールを形成するように互いに連結可能である。
好ましくは、本発明にかかるスプロケットアセンブリは、さらに、前記最後から2番目のスプロケットと前記最後から3番目のスプロケットとの間に位置する最後から2番目のスペーサを備え、前記最後から2番目のスペーサが、前記第2の直径よりも大きい第5の直径を持つ半径方向外面を有する。
より好ましくは、前記最後のスペーサ(さらなるスペーサ)の前記半径方向内面が、円状断面を有する円筒状の表面である。
好ましくは、前記最後から2番目のスプロケットが、前記フリーホイールボディの前記半径方向外面と合致する形状を持つ半径方向内面を有する。具体的に述べると、このような半径方向内面は、前記フリーホイールボディの前記半径方向外面に設けられた前記溝に係合するように構成された長手方向溝を有している。
本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照しながら行う、幾つかの好適な実施形態についての以下の詳細な説明から明らかになる。なお、これらの実施形態はあくまでも例示に過ぎず、本発明を限定するものではない。
本発明にかかる自転車のスプロケットアセンブリを示す概略側面図であって、このスプロケットアセンブリは自転車のハブのうちのフリーホイールボディに取り付けられており、最後のスプロケットにはチェーンが噛合している。 図1のスプロケットアセンブリの一部、具体的には、このスプロケットアセンブリのうちの最小径側の3つのスプロケットによって形成されるモジュールを示す概略側面図である。 図1のスプロケットアセンブリのうちの最後のスプロケット、およびこの最後のスプロケットに噛合しているチェーンの一部の、図2の線Z−Zに沿った概略断面図である。 図1のスプロケットアセンブリのうちの最後のスペーサの、図2の線Z1−Z1に沿った概略断面図である。 図1のフリーホイールボディとしての、第1のタイプのフリーホイールボディを示す概略側面図である。 図1のフリーホイールボディとしての、第1のタイプのフリーホイールボディの(図3aの線III−IIIに沿った)概略断面図である。 図2の3つのスプロケットのモジュールとしての、第1の実施形態のモジュールが、図3a及び図3bのフリーホイールボディに取り付けられている様子を示す長手方向概略図である(同図からは、スプロケットアセンブリをフリーホイールボディにロックする、ロッキングリングナットが見て取れる)。 図2の3つのスプロケットのモジュールとしての、第1の実施形態のモジュールが、図3a及び図3bのフリーホイールボディに取り付けられている様子を示す他の長手方向概略図である(同図からは、スプロケットアセンブリをフリーホイールボディにロックする、ロッキングリングナットが見て取れる)。 図4a及び図4bの3つのスプロケットのモジュールの、(図2の線A−Aに沿った)概略断面図である。 図4a及び図4bの3つのスプロケットのモジュールの、(図2の線B−Bに沿った)概略断面図である。 図4a及び図4bの3つのスプロケットのモジュールの、(図2の線C−Cに沿った)概略断面図である。 図1のフリーホイールボディとしての、第2のタイプのフリーホイールボディを示す概略側面図である。 図1のフリーホイールボディとしての、第2のタイプのフリーホイールボディの(図6aの線VI−VIに沿った)概略断面図である。 図2の3つのスプロケットのモジュールとしての、他の実施形態における一変形例のモジュールが、図6a及び図6bのフリーホイールボディに取り付けられている様子を示す長手方向概略図である(同図からは、スプロケットアセンブリをフリーホイールボディにロックする、ロッキングリングナットが見て取れる)。 図2の3つのスプロケットのモジュールとしての、他の実施形態における他の変形例のモジュールが、図6a及び図6bのフリーホイールボディに取り付けられている様子を示す長手方向概略図である(同図からは、スプロケットアセンブリをフリーホイールボディにロックする、ロッキングリングナットが見て取れる)。 図7a及び図7bの3つのスプロケットのモジュールの、(図2の線A−Aに沿った)概略断面図である。 図7a及び図7bの3つのスプロケットのモジュールの、(図2の線B−Bに沿った)概略断面図である。 図7a及び図7bの3つのスプロケットのモジュールの、(図2の線C−Cに沿った)概略断面図である。
まず図1を参照する。同図には、本発明にかかる自転車のスプロケットアセンブリが示されている。このスプロケットアセンブリの全体を、符号10で表す。
スプロケットアセンブリ10が、自転車の後輪のハブのうちのフリーホイールボディ20に取り付けられている。
ハブは、ハブボディ15およびフリーホイールボディ20を含む。フリーホイールボディ20は、一方の回転方向の場合には回転軸心X−X回りに空転可能であって反対の回転方向の場合にはハブボディ15を押して回転させることができる既知の任意のシステム(図示せず)を介して、そのハブボディ15に接続されている。
図3a及び図3bと図6a及び図6bとで、市販されている従来型のフリーホイールボディとしての、2種類の異なるフリーホイールボディ20が示されている。これらのフリーホイールボディ20は、形状及び寸法が互いに異なる点で相違する。
以降の説明および添付の図面では、図3a及び図3bのフリーホイールボディ20と図6a及び図6bのフリーホイールボディ20との両方に存在する部品や構成要素については、同じ符号で表す。
フリーホイールボディ20は、略円筒の形状(円筒状)であり、かつ、スプロケットアセンブリ10と結合することによってスプロケットアセンブリ10及びフリーホイールボディ20の、前記回転軸心X−X回りの一体回転を可能にするように構成された複数の長手方向溝22を半径方向外面(radially outer surface)21に有している。
フリーホイールボディ20の半径方向外面21において、前記長手方向溝22は、凸所24及び凹所26を形成している。凸所24は、前記回転軸心X−Xを中心とした直径D4の理想的な円周に属しているそれぞれのヘッド面24aを有する。直径D4は、例えば、図3a及び図3bに示されている種類のフリーホイールボディ20で約35mmであり、図6a及び図6bに示されている種類のフリーホイールボディ20で約34.4mmである。凹所26は、前記回転軸心X−Xを中心とした直径D6の理想的な円周に属しているそれぞれの底面26aを有する。直径D6は、例えば、図3a及び図3bに示されている種類のフリーホイールボディ20で約29mmであり、図6a及び図6bに示されている種類のフリーホイールボディ20で約32.1mmである。
図1を参照する。スプロケットアセンブリ10は、径が減少していく複数のスプロケット12を備えている(同図では、一部のスプロケットのみに符号12が付されている)。符号12aは、スプロケットアセンブリ10のうちの最大径のスプロケットを表す。符号12b,12c,12dは、スプロケットアセンブリ10のうちの小径側の3つのスプロケットを表す。スプロケット12cの径は、スプロケット12bの径よりも小さく、スプロケット12dの径よりも大きい。
スプロケット12dが、本明細書の冒頭部および添付の特許請求の範囲において「さらなるスプロケット」や「最後のスプロケット」とも称されるスプロケットである。スプロケット12cが、本明細書の冒頭部および添付の特許請求の範囲において「最後から2番目のスプロケット」とも称されるスプロケットである。スプロケット12bが、本明細書の冒頭部および添付の特許請求の範囲において「最後から3番目のスプロケット」とも称されるスプロケットである。
本発明を限定しない図1の例では、スプロケットアセンブリ10が、合計11個のスプロケットを備えている。
スプロケット12aは、フリーホイールボディ(freewheel body)20に取り付けられており、かつ、そのフリーホイールボディ20の軸方向当接エレメント28に当接している。スプロケット12bおよびスプロケット12c、さらには、スプロケット12aとスプロケット12bとの間に位置するその他の全てのスプロケットも、フリーホイールボディ20に取り付けられている。その一方で、スプロケット12dは、図4a及び図4bならびに図7a及び図7bに示すように、フリーホイールボディ20に対して片持ち状態(canti-levered)で取り付けられている。
スプロケットアセンブリ10は、さらに、複数のスペーサ14を備えている。各スペーサ14は、2つの連続するスプロケット12間に位置している(同図では、一部のスペーサのみに符号14が付されている)。符号14aは、スプロケット12bとスプロケット12cとの間に位置するスペーサを表す。符号14bは、スプロケット12dとスプロケット12cとの間に位置するスペーサを表す。
スペーサ14aは、本明細書の冒頭部および添付の特許請求の範囲において「最後から2番目のスペーサ」とも称されるスペーサである。スペーサ14bは、本明細書の冒頭部および添付の特許請求の範囲において「最後のスペーサ」とも称されるスペーサである。
スペーサ14aは、フリーホイールボディ20に前記凸所24の箇所で取り付けられている。その一方で、スペーサ14bは、フリーホイールボディ20に当該フリーホイールボディ20において半径方向外面が溝22を有していない自由端部23の箇所で取り付けられている。
添付の図面には、従来型のチェーン40が、スプロケット12dに噛合している様子が示されている。チェーン40は一連のリンク42を有しており、各リンクは、スプロケット12dの歯の挿入空間を形成するように互いに対向・離間した一対のプレート44で構成されている。1つのリンク42におけるプレート44は、次のリンク42におけるプレート44にリベット46で連結されている。リベット46は、当該リベット46に対して自由に回転可能なブッシュ48によって取り囲まれている。
図2に、スプロケットアセンブリ10の一部を示す。具体的に述べると、同図には、スプロケットアセンブリ10のうちの最小径側の3つのスプロケット12b,12c,12dとスペーサ14a,14bとを含む、スプロケットモジュールが示されている。このようなモジュールの全体を、符号30で表す。
添付の図面に示されている、本発明を限定しない例では、モジュール30が、10個の歯を有するスプロケット12dと、11個の歯を有するスプロケット12cと、12個の歯を有するスプロケット12bとを含んでいる。
図4a及び図4bと図7a及び図7bとで、モジュール30としての、2種類の異なる実施形態のモジュール30が示されている。これらのモジュール30は、形状及び寸法が互いに異なる点で相違する。
以降の説明および添付の図面では、図4a及び図4bのモジュール30と図7a及び図7bのモジュール30との両方に存在する部品や構成要素については、同じ符号で表す。
スプロケット12b,12c,12dおよびスプロケット14a,14bは、一体品として形成されている。
図示されていない代替的な実施形態では、スプロケット12b,12c,12dおよびスプロケット14a,14bのうちの一部のみが、一体品(single piece)として形成されている。
図示されていない代替的な他の実施形態では、スプロケット12b,12c,12dおよびスプロケット14a,14bが、別体として形成されており、かつ、プレアセンブル・モジュール(preassembled module)を形成するように互いに連結されている。
図4aには、図3a及び図3bのフリーホイールボディ20に取り付けられている、図2のスプロケットモジュール30の第1の実施形態のスプロケットモジュール30が示されている。図7aには、図6a及び図6bのフリーホイールボディ20に取り付けられている、図2のスプロケットモジュール30の第2の実施形態のスプロケットモジュール30が示されている。
図7aのスプロケットモジュール30は、スプロケット12b,12c,12dの外径寸法およびスペーサ14a,14bの外径寸法、ならびにスプロケット12b,12c,12dのそれぞれの歯数は同一でも、より大きい内径寸法を有している点で、図4aのスプロケットモジュール30と相違する。
図4aの実施形態および図7aの実施形態のいずれにおいても、ロッキングリングナット(locking ring nut)50が、フリーホイールボディ20に螺着している。ロッキングリングナット50は、略円筒(円筒状)の部位52およびこの略円筒の部位52に対して半径方向外側に突出している略円環(円環状)の部位54を有する。
略円筒の部位52には、フリーホイールボディ20の内側ねじ部(inner threading)25に螺合される外側ねじ部(outer threading)53が設けられている。略円環の部位54は、スプロケット12dに軸方向に当接してスプロケットアセンブリ10をフリーホイールボディ20にロックする。
図4bは、図4aのスプロケットモジュール30及びロッキングリングナット50の変形例であり、図7bは、図7aのスプロケットモジュール30及びロッキングリングナット50の変形例である。図4b及び図7bのスプロケットモジュール30は、スプロケット12dの半径方向内面(radially inner surface)にベベル(又はフレアリング)32が設けられている点のみで、図4a及び図7aのスプロケットモジュール30と相違する。図4b及び図7bのロッキングリングナット50は、略円筒の部位52と略円環の部位54との間にR面(radiused surface)(アールの付いた面)56が設けられている点のみで、図4a及び図7aのロッキングリングナット50と相違する。図4b及び図7bのロッキングリングナット50が図4b及び図7bのスプロケット12dに当接すると、前記R面56が前記ベベル32の位置に配置される。
スプロケット12dは、図2aに示すように、複数のスロート(throats)121dを有する。各スロート121dは、2つの連続する歯122d間に位置する。これらのスロート121dは、直径D1を持つ円周に実質的に接しているそれぞれの底面123dを有する。
図5a及び図8aでは、図4a及び図4bのモジュール30と図7a及び図7bのモジュール30との2種類のモジュール30について、それぞれのモジュール30のうちのスプロケット12dとスプロケット12cとの間にスペーサ14bが位置している様子を見ることができる。いずれの場合のスペーサ14bも、略円環の形状(円環状)であり、かつ、図3a及び図3bならびに図6a及び図6bのフリーホイールボディ20のうちの自由端部23と関連する(associated with)半径方向内面141bを有する。この半径方向内面141bは、直径D7を持つ円状断面を有する円筒状の表面である。
スペーサ14bは、前記直径D1よりも大きい直径D2を持つ半径方向外面142bを有する。
スペーサ14bは、複数の凹領域143bを有している。各凹領域143bは、スプロケット12dにおけるそれぞれのスロート121dの箇所に位置決めされている。
これらの凹領域143bは、スペーサ14bの半径方向外面142bに、花のデイジー(daisy)のプロファイルに漠然と似た形状を付与している。
これらの凹領域143bは、前記直径D1に実質的に等しい直径D3を持つ円周に実質的に接しているそれぞれの底面144bを有する。
スプロケット12cは、図5b及び図8bに示すように、複数のスロート123cを有する。各スロート123cは、2つの連続する歯124c間に位置する。これらのスロート123cは、直径D8を持つ円周に実質的に接しているそれぞれの底面125cを有する。
スプロケット12cは、フリーホイールボディ20の半径方向外面21と合致する形状を持つ半径方向内面121cを有する。具体的に述べると、半径方向内面121cは、フリーホイールボディ20の半径方向外面21に設けられた前記溝22に係合するように構成された長手方向溝122cを有している。
スプロケット12bは、図5c及び図8cに示すように、複数のスロート121bを有する。各スロート121bは、2つの連続する歯122b間に位置する。
スプロケット12bは、フリーホイールボディ20の半径方向外面21と合致する形状を持つ半径方向内面(図5c及び図8cからは見えない)を有する。つまり、その半径方向内面には、フリーホイールボディ20の半径方向外面21に設けられた前記溝22に係合するように構成された長手方向溝が設けられている。
再び図5c及び図8cを参照する。スプロケット12cとスプロケット12bとの間に位置するスペーサ14aは、スペーサ14bの半径方向外面142bの径寸法(radial size)よりも大きい径寸法を持つ半径方向外面142aを有する。言い換えれば、半径方向外面142aの直径D5は、前記直径D2よりも大きい。
スペーサ14aは、フリーホイールボディ20の半径方向外面21と合致する形状を持つ半径方向内面141aを有する。具体的に述べると、半径方向内面141aは、フリーホイールボディ20の半径方向外面21に設けられた前記溝22に係合するように構成された長手方向溝143aを有している。
スペーサ14aは、複数の凹領域144aを有している。各凹領域144aは、スプロケット12cにおけるそれぞれのスロート123cの箇所に位置決めされている。
これらの凹領域144aも、スペーサ14aの半径方向外面に、花のデイジーのプロファイルに漠然と似た形状を付与している。
これらの凹領域144aは、前記直径D8に実質的に等しい直径D9を持つ円周に実質的に接しているそれぞれの底面145aを有する。
図示されていない代替的な一実施形態において、スペーサ14aは、凹領域を持たない半径方向外面を有する。この場合のスペーサ14aの外径寸法は、前記直径D8以下とされる。
図示されていない代替的な他の実施形態において、スペーサ14aは、スプロケット12b及びスプロケット12cのうちの少なくとも一方から片持ち状態で軸方向に突出するようにその少なくとも一方のスプロケット12b,12cとの一体品として形成された(好ましくは、スプロケット12b及びスプロケット12cのうちの両方のスプロケット12b,12cとの一体品として形成された)、複数のスペーサエレメントによって形成されている。これらのスペーサエレメントは、(スプロケット12cとの一体品として形成されているスペーサエレメントの場合には)スプロケット12cの半径方向内面121cにおける前記長手方向溝のうちの凸所の位置で設置されるか、あるいは、(スプロケット12bとの一体品として形成されているスペーサエレメントの場合には)スプロケット12bの半径方向内面における前記長手方向溝のうちの凸所の位置で設置される。 以下、本発明に含まれる態様を記す。
[態様1] 自転車のスプロケットアセンブリ(10)であって、
−自転車のハブのうちのフリーホイールボディ(20)に取り付けられるように構成された、径が減少していく複数のスプロケット(12)であって、大径の第1のスプロケット(12a)および小径の最後のスプロケット(12d)を含み、前記最後のスプロケット(12d)が複数の歯(122d)および複数のスロート(121d)を有し、各スロート(121d)は2つの連続する歯(122d)間に位置し、前記スロート(121d)が、第1の直径(D1)を持つ第1の円周に実質的に接しているそれぞれの底面(123d)を有する、径が減少していく複数のスプロケット(12)と、
−前記第1のスプロケット(12a)と前記最後のスプロケット(12d)との間に位置する複数のスペーサ(14)であって、前記最後のスプロケット(12d)と前記複数のスプロケット(12)のうちの最後から2番目のスプロケット(12c)との間に位置する最後のスペーサ(14b)を含み、前記最後のスペーサ(14b)が、前記フリーホイールボディ(20)のうちの自由端部(23)に取り付けられるように構成された半径方向内面(141b)を有する、複数のスペーサ(14)と、
を備える、スプロケットアセンブリ(10)において、
前記最後のスペーサ(14b)が、前記第1の直径(D1)よりも大きい第2の直径(D2)を持つ半径方向外面(142b)を有し、かつ、複数の凹領域(143b)を有しており、各凹領域(143b)は前記複数のスロート(121d)のうちのそれぞれのスロートの箇所に位置決めされており、前記凹領域(143b)が、前記第1の直径(D1)以下の第3の直径(D3)を持つ第2の円周に実質的に接しているそれぞれの底面(144b)を有することを特徴とする、スプロケットアセンブリ(10)。
[態様2] 態様1に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記最後のスプロケット(12d)が10個の歯を有し、前記最後から2番目のスプロケット(12c)が11個又は12個の歯を有する、スプロケットアセンブリ(10)。
[態様3] 態様1または2に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記最後のスプロケット(12d)が、前記フリーホイールボディ(20)に対して片持ち状態で取り付けられるように構成されている、スプロケットアセンブリ(10)。
[態様4] 態様1から3のいずれか一項に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記フリーホイールボディ(20)が、複数の凸所(24)及び複数の凹所(26)を形成している、複数の長手方向溝(22)を含む半径方向外面(21)を有し、各凹所(26)は2つの連続する凸所(24)間に位置し、前記凸所(24)が、前記第1の直径(D1)よりも大きい第4の直径(D4)を持つ第3の円周に属しているそれぞれのヘッド面(24a)を有する、スプロケットアセンブリ(10)。
[態様5] 態様1から4のいずれか一項に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記最後のスペーサ(14b)が、前記最後のスプロケット(12d)及び前記最後から2番目のスプロケット(12c)との一体品として形成されている、スプロケットアセンブリ(10)。
[態様6] 態様5に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記最後のスプロケット(12d)、前記最後のスペーサ(14)及び前記最後から2番目のスプロケット(12c)が、前記複数のスプロケット(12)のうちの最後から3番目のスプロケット(12b)との一体品として形成されている、スプロケットアセンブリ(10)。
[態様7] 態様6に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、さらに、 前記最後から2番目のスプロケット(12c)と前記最後から3番目のスプロケット(12b)との間に位置する最後から2番目のスペーサ(14a)、を備え、
前記最後から2番目のスペーサ(14a)が、前記第2の直径(D2)よりも大きい第5の直径(D5)を持つ半径方向外面(142a)を有する、スプロケットアセンブリ(10)。
[態様8] 態様1から7のいずれか一項に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記半径方向内面(141b)が、円状断面を有する円筒状の表面である、スプロケットアセンブリ(10)。
[態様9] 態様1から8のいずれか一項に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記最後から2番目のスプロケット(12c)が、前記フリーホイールボディ(20)の前記半径方向外面(21)と合致する形状を持つ半径方向内面(121c)を有する、スプロケットアセンブリ(10)。
当然ながら、当業者であれば、特定の要件及びその時々の要件に応えるために、これまで説明してきた本発明に対して様々な変更や変形を施し得ると思われるが、このような変更及び変形の全ては、添付の特許請求の範囲に規定された本発明の保護範囲内に包含されることに留意されたい。

Claims (9)

  1. 自転車のスプロケットアセンブリ(10)であって、
    −自転車のハブのうちのフリーホイールボディ(20)に取り付けられるように構成された、径が減少していく複数のスプロケット(12)であって、大径の第1のスプロケット(12a)および小径の最後のスプロケット(12d)を含み、前記最後のスプロケット(12d)が複数の歯(122d)および複数のスロート(121d)を有し、各スロート(121d)は2つの連続する歯(122d)間に位置し、前記スロート(121d)が、第1の直径(D1)を持つ第1の円周に実質的に接しているそれぞれの底面(123d)を有する、径が減少していく複数のスプロケット(12)と、
    −前記第1のスプロケット(12a)と前記最後のスプロケット(12d)との間に位置する複数のスペーサ(14)であって、前記最後のスプロケット(12d)と前記複数のスプロケット(12)のうちの最後から2番目のスプロケット(12c)との間に位置する最後のスペーサ(14b)を含み、前記最後のスペーサ(14b)が、前記フリーホイールボディ(20)のうちの自由端部(23)に取り付けられるように構成された半径方向内面(141b)を有する、複数のスペーサ(14)と、
    を備える、スプロケットアセンブリ(10)において、
    前記最後のスペーサ(14b)が、前記第1の直径(D1)よりも大きい第2の直径(D2)を持つ半径方向外面(142b)を有し、かつ、複数の凹領域(143b)を有しており、各凹領域(143b)は前記複数のスロート(121d)のうちのそれぞれのスロートの箇所に位置決めされており、前記凹領域(143b)が、前記第1の直径(D1)以下の第3の直径(D3)を持つ第2の円周に実質的に接しているそれぞれの底面(144b)を有することを特徴とする、スプロケットアセンブリ(10)。
  2. 請求項1に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記最後のスプロケット(12d)が10個の歯を有し、前記最後から2番目のスプロケット(12c)が11個又は12個の歯を有する、スプロケットアセンブリ(10)。
  3. 請求項1または2に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記最後のスプロケット(12d)が、前記フリーホイールボディ(20)に対して片持ち状態で取り付けられるように構成されている、スプロケットアセンブリ(10)。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記フリーホイールボディ(20)が、複数の凸所(24)及び複数の凹所(26)を形成している、複数の長手方向溝(22)を含む半径方向外面(21)を有し、各凹所(26)は2つの連続する凸所(24)間に位置し、前記凸所(24)が、前記第1の直径(D1)よりも大きい第4の直径(D4)を持つ第3の円周に属しているそれぞれのヘッド面(24a)を有する、スプロケットアセンブリ(10)。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記最後のスペーサ(14b)が、前記最後のスプロケット(12d)及び前記最後から2番目のスプロケット(12c)との一体品として形成されている、スプロケットアセンブリ(10)。
  6. 請求項5に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記最後のスプロケット(12d)、前記最後のスペーサ(14)及び前記最後から2番目のスプロケット(12c)が、前記複数のスプロケット(12)のうちの最後から3番目のスプロケット(12b)との一体品として形成されている、スプロケットアセンブリ(10)。
  7. 請求項6に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、さらに、
    前記最後から2番目のスプロケット(12c)と前記最後から3番目のスプロケット(12b)との間に位置する最後から2番目のスペーサ(14a)、を備え、
    前記最後から2番目のスペーサ(14a)が、前記第2の直径(D2)よりも大きい第5の直径(D5)を持つ半径方向外面(142a)を有する、スプロケットアセンブリ(10)。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記半径方向内面(141b)が、円状断面を有する円筒状の表面である、スプロケットアセンブリ(10)。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載のスプロケットアセンブリ(10)において、前記最後から2番目のスプロケット(12c)が、前記フリーホイールボディ(20)の前記半径方向外面(21)と合致する形状を持つ半径方向内面(121c)を有する、スプロケットアセンブリ(10)。
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