JP6463383B2 - 容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ゆるく保管される複数の製品、例えば薬品、錠剤、タブレット、試験紙、粒および粉などでさえ受け入れるための一つの容器に関するものであり、一つの容器本体および一つのヒンジによって連結された一つのカバーを有している。そのような目的のため、その容器は、保管された製品の劣化を防ぐために気密でなければならず、それはその容器が複数回開けられそして閉じられた後においても気密でなければならない。
上述したような種類の複数の容器は、当分野の当業者に知られており、そしてありふれたものである。それらは一つのカバーであって、その容器に一体的に取り付けられているカバーを通常含み、ここでそのカバーは、一つの外周および一つの円柱管のスカートと一体となった一つの円形のベースを有しており、そのスカートはベースの外周を囲むように垂直、且つ外向きに延伸する。さらに、そのような複数の容器はまた、一つの上部および一つの内側表面および一つの外側表面を有しており、ここでその容器は一つの円筒状の直立した縁をその上部に有しており、その縁は、その容器のその部分が、カバーのスカートの一つの内側壁と接触するように規定されており、その縁は一つの内側壁の縁および外側壁の縁を有する。さらに、そのような複数のカバーは、その容器の開閉を容易にするための一つのサムタブおよびその容器に取り付けられた少なくとも一つのヒンジを含む。そのヒンジは、少なくとも一つのヒンジ凹部曲げ点であって、カバーを一つのピボット点で回転させるように機能する点を含む。サムタブおよびヒンジは、実質的にカバーの対向する末端上に配置され、そしてカバーのスカートから垂直且つ外向きに延伸する。
一つのフレキシブルなリップはしばしばそのような容器の一部であり、ここで、そのフレキシブルなリップは一つの突起であって、カバーのベースの内側表面から同心円状に突き出ている。カバーのスカートが容器を覆い、且つその容器の縁の少なくとも一部がそのカバーのスカートの内側壁と係合するとき、フレキシブルなリップが縁と相互作用して十分に反りカバーと容器の間に一つの取り外し可能なシールを形成する。
そのような容器の主要な基準の一つは、保管された製品をできるだけ良い状態に保護するための気密性である。この点における改善要求は、その容器の極めて厳密な製造、特にシール部分の厳密な製造を要求する。従来型の容器では、容器の信頼性は、シール部分における製造欠陥のため保証されることが不可能である。
さらに、ヒンジがついたカバーを有するそのような容器は、主に手によって数回開閉されることが意図されているため、従来技術による容器ではこのことが再び気密性を損なうことになり得る。
WO 2005/074571 A2は、一つの一体型の容器およびキャップ部品を開示しており、ここで一つのヒンジがその容器本体とキャップの間に配置されている。一つのフレキシブルリップが、キャプのベースの内側表面から同心円状に突き出ている。
US 6,769,558 B1による再密封可能な容器は、本質的に一つの容器であって、その上部に一つの縁を有する容器、および一つのキャップであって、一つの外周面を有する一つの円形ベースを有するキャップ、一つの円柱管スカート、少なくとも1つの凹部を有する内側壁、およびキャップを容器に接続する一つのヒンジからなる。一つの閉じた位置では、キャップのスカートが容器を覆い、そして容器の縁がキャップのスカートの内部壁の凹部の内部に据えられている。
説明した不利益に基づくだけでなく、上に触れた技術の容器のための説明した従来技術をも考慮すると、本発明の目的は、上述した種類の一つの容器を提供することであって、それは開閉を数回行った後でも改善された気密性を有しており、簡単に製造されることが可能であって、且つ改善された信頼性を提供することが可能である。
このゴールは、独立請求項に規定された発明により達成される。有利であるが、しかし任意的な複数の改善点は下位の請求項の主題に起因する。
特に本発明は緩く保管される製品のための一つの容器であって、一つの容器本体、一つのカバーおよび容器本体とカバーを連結する一つのヒンジを含む容器を提供する。容器本体は一つの周囲体壁を含み、それは一つの内部周囲体溝を有する。カバーは一つのカバースカートを有し、内側周囲体溝に対抗して密封する一つの頂部を含む一つの外部対面密封部分を有し、カバーが一つの閉状態にあるとき、それによって一つの封着線型の一つのシールを形成する。一つの実施形態では、カバースカートのその頂部および内部周囲体溝は、カバーと容器本体の間に唯一のシールを提供し、および好適には唯一の固定要素であって、閉状態において容器本体上のカバーを保持する固定要素を提供する。
一側面によれば、シール部分は一つの封着線であって、カバーが一つの閉状態にあるとき、内側周囲体溝を密封する封着線を形成し得る。一つの実施形態では、カバーのカバースカートの頂部と容器本体の内側周囲体溝の間のシールは、カバーを閉状態において容器本体上に保持する唯一のシールおよび固定要素を同時に提供する。より具体的には、固定要素は、カバーと容器本体の間に一つのインターロックを作り出す。閉状態においてカバーを保持するため、内部周囲体溝とこの周囲体溝と協働する頂部が開口に対して抵抗力を与え、その抵抗力は、一つの頂部の対向する一つの平面の通常の摩擦抵抗より大きなものである。それによりカバーの意図しない開口を防ぎ、そして制御された、所定の開口力を確立することが可能となる。
封着線は、一つのシールであって、一つの薄く、または限定的な接触領域に集中する。この種のシールは表面シールに対抗されるものであり、その表面シールは一つのシールであって、接触領域を最大化することを目的とするものである。「封着線」または「ラインシール」は、明確な接触領域を提供することによって密封性の効率と品質を増加させ得る。さらに、一つのラインシールはシール境界面における複数の摩擦力を制限する、したがって、多数回の開閉動作を予定する一つの容器のためにはより適切である。「ラインシール」は、一つの薄い、好適には0.5mmまたはそれ未満、より好適には0.05から0.3mmまでの厚さを有する封着線として理解されるべきものである。「表面シール」は、「ラインシール」に比べより厚い厚さを有する。
一つの側面によれば、容器は一つの周囲体壁を有する一つの容器本体を含み得るものであり、ここで、一つの周囲体溝が、その周囲体壁の一つの内側表面に規定されている。その容器は、さらに、一つのカバースカートを有する一つのカバーを含み得るものであり、ここで、一つの頂部が、そのカバースカートの一つの外側表面上に形成されており、カバーが閉状態にあるとき、その頂部は周囲体溝と協働して、カバーと容器本体の間に一つの封着線を形成し、且つ閉状態にあるカバーを容器本体の上に保持するようにする。その容器は、さらに容器本体とカバーを連結する一つのヒンジを含み得るものであり、そのヒンジは、カバーが容器本体に対して旋回することを可能にする。一つの実施形態では、容器は、容器本体とカバーの間にシールを含まず、また、周囲体溝と協働する頂部を除いて、閉状態においてカバーを容器本体上に保持するための固定要素を含まない。
その頂部は、内側周囲体溝とのみ協働し得るものであり、且つ付加的な突起を有しない。頂部と内側周囲体溝の間のこの協働は、容器上にカバーを固定するために十分であり、そのため容器はさらなる固定要素を不要とし得る。この接続では、ヒンジは一つの固定要素として理解されるべきものではない。
一つの具体的な構造であって、容器の改善された性能をもたらす構造は、一つの薄い表面におけるシールと固定要素の複合機能である。従来技術に比べ、容器の周囲全体に分散された一つのロックは、一つの限定的な部分、例えば、サムタブの後ろ、下に配置されているが、容器の周囲全体に渡るものでない部分に配置された一つのロックに比べ、より効果的である。従来技術との比較において、一つの封着線とロックがあるという事実は、さらなる複数のインターフェース面を作り出すような異なる複数のコンタクトとは異なり、製造におけるこれら複数の表面全ての寸法公差の如何なる変動にも影響されないより信頼性のある気密性を提供する。
好適には、カバーは、一つの外側周囲カバー壁を含み得るものであり、それはカバースカートの外側に放射状に、且つ周囲体壁の外側に放射状に配置されている。外側周囲カバー壁は、カバーがヒッツの開状態にあるとき、カバースカートのシール部分の頂部を接触に抗して保護し得る。しかしながら、カバーは、また、カバースカートに加え、一つの外側周囲カバー壁に具備されないものとすることもできる。
さらに好適には、カバーは一つの頂部壁を含み得るものであり、そこからカバースカートおよび外側周囲カバー壁が延伸し得る。シール部分の上部の垂直距離は、好適には、外側周囲カバー壁の垂直伸長に比べ小さくし得る。
シール部分はカバースカートの一つの外側エッジに具備し得るものであり、およびシール部分の上部の垂直距離は外側周囲カバー壁の垂直伸長に比べ小さくし得るので、シール部分は、意図しない接触から外側周囲カバー壁によって保護され得る。たとえ容器が輸送され、または開状態で操作されているとしても、カバーのシール部分は損傷から保護され得る。これは、フェールセーフハンドリングにより、容器の気密性および全般的な信頼性を向上させ得る。
シール部分の頂部または封着線は、カバースカートと外側周囲カバー壁との間に形成される間隙の中に配置し得る。この間隙は通常極めて狭いものであり得るのであって、シール部分の頂部がカバースカートにおいて接触され、または損傷されることはほとんど起こり得ない。
一つの好適な実施形態では、シール部分の頂部の頂部壁からの垂直距離Aは、2.0−15.0mmとすることができ、好適には2.0−10.0mm、より好適には3.9mmであり、且つ外側周囲カバー壁の垂直伸長Bは2.1−15.1mmとすることができ、好適には2.1−10.1mm、より好適には4.2mmである。シール部分の頂部は、好適には0.3mmだけより高い一つの外側周囲カバー壁によって保護されることが可能である。
好適には、周囲体壁は、頂上側から眺めるとき、丸みを帯び得るものであり、例えば楕円形状または円形状の、複数の面とし得る。丸みを帯びた複数の面は、尖った角がない面であり得る。さらに、容器本体は、一つの円筒形状を有し得る。円筒形状は円状の円筒形状だけでなく、一つの円状でないベースをもつ一つの円筒の形状でもある。容器は一般に如何なる形状も有することができる。
好適には、容器本体は一つの障害物を含み、それは前述のカバーが閉じているとき、例えば、そのカバーを一つの障害物であって、一つの突起やその類の形状を有することができる障害物に対抗して隣接させることにより、そのカバーを止める。例えば、カバーが一つの外側周囲カバー壁を具備されているとき、その障害物は、容器本体の壁から外側に向かって伸びる一つのビードであり得る。外側周囲カバー壁がない場合、その障害物は、容器の周囲体壁の上部端部上の一つの止め具であり得るのであり、その止め具はカバーの頂部壁に干渉する。
好適には、内側周囲体溝は、0.05mmと0.7mmの間の一つの深さ、より好適には0.1mmと0.5mmの間の一つの深さ、さらに好適には0.15mmと0.4mmの間の一つの深さを有し得る。
特に、カバースカートのスカート外径(da)は、頂部の位置において、周囲体溝の位置における容器本体の周囲体壁内径(dg)に比べ大きいものであり得る。さらに、スカート外形(da)および周囲体壁内径(dg)は、方程式 da = dg + x を満足し得るものであり、ここでxは0.05mmから1.5mmまでであり、好適には0.1mmから1mmまでである。
一つの好適な実施形態では、周囲体溝は、周囲体の断面内に一つの溝半径を規定することができ、またシール部分の頂部は、カバースカートの断面内に一つの頂部半径を規定し得るものであり、ここで溝半径は頂部半径より大きくし得る。
さらなる一つの実施形態では、カバースカートの断面内に見るシール部分は、第1半径R1が与えられ得るものであり、それは先に触れた頂部半径であって、頂部を規定する。一つの実施形態では、第1半径R1は0.5−3.0mmであり得るのであり、好適には0.7−0.9mmおよびより好適には0.8mmである。
シール部分が、一つの幾らか小さな半径を含むとき、容器本体の内側壁表面との明確に規定された接触線は、一方で改善された密封性を保証しつつ、他方でシール部分を損傷すること無く容器の開閉を可能にし得る結果をもたらし得る。
さらなる一つの実施形態では、シール部分は、第1半径R1とカバースカートの端部表面の間に一つの第2半径R2を含み得るものであり、ここで第2半径R2は第1半径R1より小さなものであり得る。一つの実施形態では、第2半径R2は0.05−2.0mmとすることができ、好適には0.10−0.50mmおよびより好適には0.15mmである。
この第2半径は、さらに容器本体の周囲体壁の内側壁表面が損傷される危険を除去し得るものであり、そしてそれによって容器の密封性を重ねて改善し得るものである。
好適には、内側壁は、さらに一つの第3半径R3をカバースカートの一つの壁表面とシール部分との間に含み得る。一つの実施形態では、その第3半径は1.0−3.0mmとすることができ、好適には1.5mmである。この第3半径は生産を容易にし得るものであり、それはカバーをその金型から取り外す際に、シール部分表面を傷つける危険を防ぎ得るからである。
さらに好適な一つの実施形態では、カバースカートの厚さTは0.4−1.2mmとすることができ、好適には約0.7mmである。カバースカートの厚さは、一方でシール部分が容器の周囲体壁の内側表面に及ぼす圧縮力を最適化するために選び得るものである。他方、それは、シール部分における材料の蓄積を防ぐために有益であることが見出されており、シール部分は―時間的に―射出成形において、充填される最後の部分であるからである。壁厚を小さくすることにより材料蓄積が防がれ得るのであり、且つそれに続いてひけマークのような材料欠陥が防がれ得る。シール部分に少ない材料を用いるほど、最終容器の最終形状および密封性が向上するということが見出された。
好適には、カバースカートはさらに一つの面取りをシール部分の反対側に含み得る。内側壁のシール部分は、その外側に一つの頂部を形成する一つの半径を有し得るので、内側に一つの面取りを与えることができ、それは局所的にこの領域の壁厚が増加しないようにすることができる。その面取りは、したがって、さらに材料蓄積を防ぎ得るものであり、ひけマークのような材料欠陥を防ぎ得るものであり、そしてそれによって容器の密封性を向上させる。
一つの実施形態では、容器本体およびカバーは一体として作られ得る。他の実施形態では、カバーは、容器本体と取り外し可能に連結され得る。
前述のカバーは、前述の容器本体と独立して、且つ別個に作製され得る。このことは、そのカバーを、容器本体とは異なる材料で製作することを可能にし、そのことは、両部品の特別な材料選択に起因して容器の密封性をさらに向上させ得る。
さらに、カバースカートは、カバーの一つの別個独立した部品であることが好ましい。そのような実施形態は、カバースカートの材料を調整することを可能にし得るものであって、特にシール部分の頂部を、シール部分の頂部が、シールおよび固定要素を与えることというその機能に対して特別に適しているものとなるように調整することを可能にする。同時に、カバーの残りの部品も、剛性、機械的強度、密封性、UV輻射に対する抵抗性などについて調整することが可能な材料を使用し得る。
特に、ヒンジは、一つの回転軸の周りに容器本体に対するカバーの回転を許容し得るものであり、ここで、その回転軸の垂直位置は、容器の直立位置において、シール部分の頂部と周囲体壁の一つの上部端との間に存在し得る。好適には、ヒンジの回転軸は容器本体の半径方向外側に配置され得る。換言すれば、ヒンジの回転軸は容器本体の壁に対して垂直に、且つ外向きに配置され得る。そのような位置は、カバーの開閉動作中における、カバースカートのシール部分と容器本体の上部端との間の如何なる損傷的接触をも防ぎ、または少なくとも制限することを可能にする。シール部分は、こすったりすること無く開口部分に入る。ヒンジは、容器本体とカバーを直接に、または間接に連結し、且つ回転またはカバーの容器本体に対する旋回動作を可能とする任意の手段とすることができる。
好適には、容器本体は一つの第1連結手段を含みことができ、そしてカバーはヒンジと一体となった一つの第2連結手段を含み得るものであり、ここで容器本体およびカバーは、第1連結手段を第2連結手段に連結することによって取り外し可能に連結され得る。ヒンジは、好適には一つの連結手段をカバーに取り付けるために用いることができる。
好適には、第2連結手段は少なくとも1つのスナッピングフックが具備され得るのであり、そして第1連結手段には少なくとも一つの凹部であって、カバーを容器本体に連結するためのスナッピングフックを収容するための凹部が具備され得る。これはカバーと容器の一つのスナップ結合を提供し得るものであって、それは単に第2連結手段を第1連結手段の中に挿入することによって果たすことが可能である。
さらに一つの好適な実施形態では、第1連結手段は容器本体に統合され得る。この場合、容器はただ二つの個別部品容器本体およびカバーから構成され得る。
好適には、ヒンジは一つの箔ヒンジであり得る。箔ヒンジは極めて信頼的であり、且つカバーの容器本体に対する正確な回転軸を与え得る。このことは、閉動作中のカバーの極めて正確な位置合わせを促進し得るものであり、それはシール部分を伴うカバースカートが、カバーが閉動作中に損傷を受けないことを保証する。
さらなる好適な実施形態では、容器は一つのインサートを含むことができ、それは本質的に容器本体の内側表面を覆い得るものであって、ここで、そのインサートは容器本体とは別の材料で作られ得る。容器本体の内部に一つのインサートを与えることによって、保管される製品と接触するその内部表面は一つの適切な材料で作られることが可能となり、その材料は容器本体の材料とは異なることが可能である。例として、一つの不活性物質のインサートを製作することは医学的利用にとって好ましいものとなり得る。
さらなる利点、詳細および特性は従属請求項に由来する。
以下では、本発明が、添付図を参照してより詳しく説明される。そこでは以下のものが示されている。
図1は、容器本体と取り付けられたカバーが開状態である一つの容器の一つの3次元図である。 図2は、図1による容器の閉状態における一つの横断面図である。 図3は、容器の一部の部分横断面図であり、特に図1および図2による容器の容器本体の一部と協働するカバーの一部の部分横断面図である。 図4は、図1から図3のいずれか一つによる一つのカバーの部分横断面図の一つの拡大詳細図である。 図5は、図1から図4のいずれか一つによる容器のカバーの一部の部分横断面図である。 図6は、図5による容器の容器本体の一部の部分横断面図である。
以下では、本発明の好適な複数の実施形態が、複数の図面に関して示される。
図1は、本発明による一つの密封容器100を示している。容器100は、一つの容器本体10および一つのヒンジカバー20から構成されており、そして、例えば、血糖測定のための複数の試験片などのような、医療用具を保管するために用いられることが可能である。容器本体10は一つの開口12を有しており、それは一つの周囲体壁16によって囲まれている。カバー20は、容器100の開閉のため、一つの箔ヒンジ22の周りを回転することができる。一つの箔ヒンジは一つのフレキシブルな箔であり、その箔が一つのヒンジとして利用される。その箔は、一つの軸、すなわち、一つの回転軸に関して、回転されること、または旋回されることが可能であり、その軸は、その箔を延長した一つの平面に平行に伸長する。
容器本体10を取り囲む一つのビード14が、周囲体壁16から外側に向かって伸び、且つ閉状態においてカバー20のための一つの止め具として作用する。
カバー20は、その容器本体10と一体となった一つの第1連結手段19およびヒンジ22と一体となった一つの第2連結手段24によって容器本体10に取り外し可能に連結される。第2連結手段24は、互いの反対側に二つのスナッピングフック、またはヒンジ22の全長上に一つのスナッピングフック、または両者の一つの組み合わせであって、第1連結手段18において対応する二つの凹部と係合する組み合わせを含む。連結を確立するためには、単に第2連結手段24を第1連結手段18の中に挿入することだけが必要とされる。
図2は、閉状態の容器の一つの部分断面図を示している。特に、それは、容器本体10とカバー20の間の気密シールがどのようにして確立され得るのかを示している。このような目的のため、カバー20は一つの円筒状のカバースカート30を含み、それは唯一のシールを提供し、且つ同時に、唯一の固定要素であって、カバー20を適切な位置に機械的に保持するための固定要素を提供し、そして、任意に具備される一つの円筒状の外側周囲カバー壁32がそのシールを保護し得る。
カバースカート30には、一つのシール部分34がそのカバースカート30の一つの外側表面に具備される。このシール部分34は、容器本体10の周囲体壁16の一つの内側表面上にある一つの内側周囲体溝と協働して、容器を気密シールするとともに、容器本体10の上にカバー20を固定する。換言すれば、そのシール部分は、カバーと容器本体の間に作用するただ一つのシールとただ一つの固定要素を提供する。
カバー20の閉動作を容易にし、且つシール部分34の如何なる損傷をも防ぐため、周囲体壁16は、その上部内側エッジに一つの面取り15が具備される。さらに、周囲体壁16の内側表面は、極めて平坦、且つ滑らかに整えられる。閉状態においてカバー20を所定の位置に保持するために、一つの付加的な突起や同様の手段であって、周囲体壁16の外側表面上の対応する突起と係合する突起や手段を与える必要はない。それとは対照的に、そのような機構に対する一つの別の方法として、本実施形態はシール部分34であって、以下において一つの頂部36、および一つの周囲体溝13を含むように規定されるシール部分34を用いて、如何なる付加的な突起や他の固定機構をも必要とせずに、シールと固定機構の両方を提供する。容器を開けるため、カバー20は、一つのサムタブ26であって、外側周囲カバー壁32に配置されるサムタブを含む。そのサムタブ26を下方から押すことによって、カバー20が開かれる。
容器本体10にカバー20をクリップ留めすることは、シールと組み合わされる。シール(シール部分34の頂部36)は、周囲体壁16の内側表面、より具体的には、周囲体壁16の内側表面上に具備された一つの内側周囲溝13と係合する。この構造は、実質的に開口力を与えない減圧試験(depression tests)の間中、改善された保持能力を提供するものであり、それは、改善された設計が、ユーザーが容器を開きおよび/または閉じるためのより強い力を加えることを必要とせずに、より信頼できるシールを可能にするということを意味する。
図2は、一つのインサート11をさらに示しており、それは、容器本体10の内部の一つの特別な材料で作られたものとすることができる。好適には、そのインサート11は、乾燥剤を混ぜたポリマーでできており、これに対してカバー20および容器本体10はPPでできている。
図3から5は、カバー20の詳細を示しており、特にカバースカート30におけるシール部分34の複数の部品を示している。シール部分34は一つの頂部36を含み、その頂部は一つの第1半径R1を含み、さらにその第1半径は、内側周囲体溝13との実際の接触線を形成する。第1半径R1は0.5−3.0mとすることができ、好適には0.7−0.9mmであり、およびより好適にはそれは0.8mmである。
頂部36はカバースカート30の外縁に配置され、そして外側周囲カバー壁32と向き合う。外側周囲カバー壁32とカバースカート30の間に一つの間隙28が与えられ、それは容器の閉状態において周囲体壁16を収容する。
図4から分かるように、頂部36のカバー20の頂部壁からの垂直距離Aは、外側周囲カバー壁の垂直伸長Bに比べ小さい。したがって、外側周囲カバー壁32は、頂部36が、他の複数の要素であって、頂部36の損傷を引き起こし得る複数の要素と不要な接触をすることから保護し、実際の封着線を形成する。このことは、気密性の観点において、容器の向上された信頼性に通じる。
シール部分34の頂部36のカバー20からの垂直距離Aは2.0−15.0mmとすることができ、好適には3.9mmであり、および外側周囲カバー壁32のカバーの頂部壁からの垂直伸長Bは2.1−15.1mmとすることができ、好適には4.2mmである。したがって、シール部分34の頂部36は、好適には一つの0.3mm高い外側周囲カバー壁32によって保護される。
シール部分34は、一つの第2半径R2を第1半径R1とカバースカート30の一つの終端面35の間にさらに含む。第2半径R2は第1半径R1に比べ小さい。ある実施形態では、第2半径R2は0.05−2.0mmとすることができ、好適には0.10−0.50mmであり、そしてより好適には0.15mmである。この第2半径R2は、容器本体10の周囲体壁の内側壁表面を損傷(例えば引っかき)する危険を取り除き、且つそれによって、容器の密封性を重ねて改善する。さらに、小さな半径R2は、頂部36および終端面35の間の距離が、封着線がカバースカートの下端に近接するように小さい、ということを保証し、このことは製作上の利点を有するものである。特に、このことは、シール部分34における材料の蓄積を防ぎ、これはひけマークのような欠陥を取り除く。
さらに、カバースカート30は、一つの第3半径R3を、一つの壁表面38およびシール部分34の間に有する。この第3半径R3は1.0−3.0mmとすることができ、より好適には1.5mmである。それは、カバー20の製造を容易にする、それは、カバー20がその金型から取り出されるときシール部分の表面を引っかく如何なる危険をも排除するからである。
内側壁30の厚さTは、一方で頂部36が内側周囲体溝13に及ぼす圧縮力を最適化するために選択される。他方では、上述したように、シール部分34における材料の蓄積を防ぐために有益であることが見出されており、それは、シール部分34は―時間的に―射出成形において、充填される最後の部分であるからである。壁厚Tを減少させることにより、材料の蓄積が防がれ、そして、続いて、ひけマークのような材料欠陥が防がれ、それはシール部分34の表面形状を改善し、特に頂部36の表面形状および容器の気密性を改善する。カバースカート30の厚さTは、0.4−1.2mmとすることができ、好適には約1.2mmである。
この理由のため、カバースカート30はさらに一つの面取り40をシール部分34の反対側、したがって、カバースカート30の下端35の内側上に含む。
吸湿気候室内部での複数の測定は、湿気の侵入という観点において、一つのクロージャー、それは輪郭50によって示される形状の一つのカバースカートを表す、が付いた一つの異なる容器に比べ、著しい改善を示した。
図5は、容器のカバー20の一部の、一つの部分横断面図を説明している。その部分断面図には、第2連結手段および外側周囲体壁32を連結する箔ヒンジ22が図解されている。回転の軸または旋回の軸は、実質的に紙面に垂直に伸長し、且つ箔ヒンジ22は、カバー20の第2連結手段24について、その軸に関する旋回運動を可能にする。
図5は、カバー20を横断して測る一つの外側直径daを規定するシール部分34の頂部36、より具体的には周囲頂部36の複数の部分、それらはカバー20の中心を横断して対向している、の間を図解している。
図6は、図5による容器の容器本体10の一部の部分横断面図を図解する。第1連結手段18、外側周囲体壁16および面取り15だけでなく挿入物11に加え、図6は内側周囲体溝13を図解する。この周囲体溝13は一つの外側直径dgを、一般にカバー20の頂部36の外側直径daと同じように規定する。周囲体溝13のその外側直径dgは、周囲に延伸する周囲体溝13の二つの部分であって、容器10の中心を横断して互いに対向する二つの部分の間に規定される。
好適には、外側直径daおよびdgは、方程式 da = dg + xを満たし、ここでxは0.05mmから1.5mmまでであり、より好適には0.1mmから1mmまでである。このことは、有利な開口力を維持しつつ極めて良好なシール特性を可能とし得る。
本発明によるバイアルの開口力を評価するため、一つの比較試験が実施され、それは、外形寸法および交換表面について同一の幾何学形状を有するが、しかしシールと固定機構の設計が異なるバイアル二組について実施したものである。バイアルの両方の組が、ポリプロピレン製のカバーとポリエチレン製の容器本体を有する。
第1バイアル組は、US 2011/0000930にしたがって、容器の後ろに一つの突起を含む一つの固定要素をもつ一つのシール設計を有するものであった。
第2バイアル組は、本発明による一つのシールおよび一つの固定機構を有するものであった。
第1試験:
閉じたバイアルを自動力試験機(シャチヨン TCD200)上に固定した。サムタブ26を、一つのディスクによって及ぼされる上方に変位する(すなわち、バイアルが開く方向)一つの垂直力に従わせた。その垂直力を、ディスクの末端から4mmに位置する一つの点で150mm/minの牽引速度でサムタブに加えた。垂直力は、完全に開ききるまで記録された。この試験は、ユーザーが故意にカバーを開くために必要な開口力を測定することが目的であった。その目的は、ユーザー、例として高齢者が、難しくて開くことができない、または閉じることができないようなものでないバイアルを提供することである。
対応する開口力(N)を下の表に記録した:
Figure 0006463383
第2試験
半分を色の付いた水で満たした閉じたバイアルをバキュームベルの中に逆さまに置いた。ベル内部の圧力を漸進的に600mbarから減少させ、そしてこの減圧を5分間維持した。この試験の間、バイアルが開いていたか、または開いていなかったか、またはそれらから色の付いた水が漏れていたかを観察した。この試験は、頂部および内側周囲体溝が形成する信頼性を測定することを目的としていたのであり、同時に、シールと固定要素の信頼性の測定をも目的としていた。それは、偶然の、すなわち意図しない開口に対する信頼性を実証する。その目的は、カバーを開くための圧力降下に対する高耐性を提供すること、すなわち、その目的は長期間高い圧力降下に抵抗することである。
US 2011/0000930によるバイアルであって、この試験に提出されたものは、約450mbarの減少の後に開口された。換言すれば、US 2011/0000930によるバイアルは、如何なる期間においても450mbar以上の圧力降下を保持しなかった。
本発明による10のバイアルをこの試験に提出した結果、600mbarの圧力降下に達するまで一つも漏れを生じなかった。600mbarの圧力降下に到達した後は、600mbarの圧力降下において4分後にただ二つのバイアルが開いただけであった。その他は5分間の試験の間において全く開かなかった。
したがって、本発明は、ユーザーによって故意にバイアルを開けるために加えられる実質的な開口力のない圧力降下試験中におけるキャップの改善された保持を可能にする。
10 容器本体
11 インサート
12 開口
13 周囲体溝
14 ビード
15 面取り
16 周囲体壁
18 第1連結手段
20 カバー
22 ヒンジ
24 第2連結手段
26 サムタブ
28 間隙
30 カバースカート
32 外側周囲カバー壁
34 シール部分
35 終端面
38 壁面
40 面取り
50 代替設計
100 容器
R1 第1半径
R2 第2半径
R3 第3半径
A 頂部の垂直距離
B 外側周囲カバー壁の垂直伸長
T カバースカートの厚さ

Claims (13)

  1. 緩く保管される製品のための容器であって
    a)側周囲体溝を有する周囲体壁を備えた容器本体を含み、
    b)部を含む外向きに面するシール部分を有するカバースカートを備えたカバーを
    含むと共に、該頂部は、該カバーが閉状態にあるとき、前記内側周囲体溝に対して
    密封し、それによって封着線型のシールを形成しており、
    c)記容器本体と前記カバーを連結するヒンジを含み、
    記カバースカートの前記頂部および前記内側周囲体溝は、前記容器が前記閉状態にあ
    るとき、前記カバーと前記容器本体の間に唯一のシールを提供すると共に
    前記内側周囲体溝は前記周囲体壁の断面における溝半径を規定し、且つ前記シール部分
    の前記頂部は前記カバースカートの断面における頂部半径を規定すると共に、該溝半径は
    該頂部半径より大きい、容器。
  2. 前記カバースカートの前記頂部および前記内側周囲体溝は、唯一の固定手段であって、
    前記カバーを前記閉状態において前記容器本体上に保持する固定手段をさらに提供する、
    請求項1に記載の容器。
  3. 前記カバーは、前記カバースカートの半径方向外側に位置し、且つ前記周囲体壁の半径
    方向外側に位置する一つの外側周囲カバー壁を含む、請求項1または2に記載の容器。
  4. 前記容器は、一つの頂部壁であって、該頂部壁から前記カバースカートおよび前記外側
    周囲カバー壁が伸長し、ここで、前記カバー壁の前記シール部分の前記頂部の前記頂部壁
    からの一つの垂直距離は、前記外側周囲カバー壁の一つの垂直伸長に比べ小さい、請求項
    3に記載の容器。
  5. 前記周囲体壁は、これを上面から眺めたとき、丸みを帯びた、例として楕円形状または
    円形状の、複数の面を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の容器。
  6. 前記容器本体は一つの円筒形状を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の容器
  7. 前記内側周囲体溝は0.05mmから0.7mmまでの一つの深さを有する、請求項1
    から6のいずれか一項に記載の容器。
  8. 前記カバースカートの前記頂部の位置における一つのスカート外側半径(da)は、前
    記容器本体の一つの前記周囲体溝の位置における一つの周囲体壁内側半径(dg)より大
    きい、請求項1から7のいずれか一項に記載の容器。
  9. 前記スカート外側半径(da)および前記周囲体壁内側半径(dg)は、方程式 da
    = dg + xを満たし、ここで、xは0.05mmから1.5mmまでである、請
    求項8に記載の容器。
  10. 前記ヒンジは、一つの回転軸に関して前記カバーの前記容器本体に対する回転を可能と
    し、および、ここで、該回転軸の一つの垂直位置は、前記容器の直立位置において、前記
    シール部分の前記頂部および前記周囲体壁の一つの上部端との間に存在する、請求項1か
    ら9のいずれか一項に記載の容器。
  11. 前記ヒンジの前記回転軸は、前記容器本体の半径方向外側に配置される、請求項10に
    記載の容器。
  12. 前記カバーは前記容器本体に取り外し可能に取り付けられる、請求項1から11のいず
    れか一項に記載の容器。
  13. 前記カバースカートは、前記カバーとは別個の一つの部品である、請求項1から12の
    いずれか一項に記載の容器。
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