JP6462268B2 - 脚立式作業台 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉自在な脚体に床天板を架設すると共に、該床天板の上方に延長した脚体の延長柱部により作業空間を形成した脚立式作業台に関して、使用時における作業の安全を確保すると共に、脚体を簡単容易かつコンパクトに閉脚できるように構成したものに関する。
開閉自在な一対の脚体に床天板を架設し、該床天板の上方に作業者の作業空間を形成した脚立式作業台が提案されている。
この際、脚体の支柱を作業天板の上方に延長し、作業空間の両側に延長支柱部を配置することにより、作業の安全が確保されている。
更に、前記延長支柱部に作業空間の少なくとも三方を囲む側部フレームと交差フレームを備えた枠体を設けることにより、作業者の落下事故を防止している。
この際、作業者が床天板を乗降する際の容易性を考慮することにより、枠体は、作業空間の出入口を除く三方を囲むように形成され、作業の安全性を考慮することにより、前記出入口を開閉自在に閉鎖する閉鎖部材を設けている。
登録実用新案第3180629号公報
特許文献1により提案された脚立式作業台は、一対の脚体の支柱上端部のブラケットを相互に突き合わせ状態で軸着することにより、支点を1個所とした1軸形式の枢結手段を構成し、これにより両脚体を開閉自在としている。
このため、作業空間の両側に配置された延長支柱部が床天板を底辺とする二等辺三角形を表しており、上端部分が鋭角で交わるので、作業空間の両側を広い面積で被うことができず、安全を確保する手段として十分でない。
しかも、上述の枠体の取付けに関して、枠体を一方の延長支柱部に対して片持ち状に取着しているため、堅固に取付けることが困難であり、更に、前記枢結手段による両脚体の開閉の作業と、枠体の展開・折畳の作業を別々に行う必要があるため、作業が煩雑である。
更に、作業空間の上方に設けた枠体の出入口を開閉する閉鎖部材は、一方の脚体の延長柱部の上端部に水平姿勢と起立姿勢の間で回動自在となるように軸着されている。この際、閉鎖部材は、起立姿勢とした状態で、ストッパにより保持されるが、外力を受けると簡単に水平姿勢に向けて回動するため、乗降中の作業者が閉鎖部材を握持すると、姿勢を崩すおそれがあり、落下事故を招来する危険がある。特に、閉鎖部材を枢支ピンで軸着しているので、作業者が起立姿勢とされた閉鎖部材を握持して引き寄せたり、水平姿勢とされた閉鎖部材に作業者が身体を預けたりすると、枢支ピンが容易に折損する可能性がある。
上記に鑑み、本発明は、作業空間の両側に配置される両脚体の延長柱部に関して、作業空間の両側を広い面積で被うことを課題としており、このため、延長柱部の上端部を相互に離間させると共に枢結手段で連結することにより、床天板を下辺とし、枢結手段を上辺として、延長柱部により、概ね台形を表すように構成している。
この際、相互に離間する延長柱部を枢結手段により連結することにより、支点を2個所とした2軸形式の枢結手段を構成することができるので、両脚体を平行状態となるようにコンパクトに閉脚することが可能となり、しかも、2軸を構成する第1枢結手段の枢軸位置と第2枢結手段の枢軸位置を所定の配置構成とすることにより、脚体の開閉を容易に行うことが可能となる。
ところで、前述のように延長柱部の上端部を相互に離間させることにより、概ね台形を表すように構成すると、床天板の上方に形成される作業空間の領域に関して、延長柱部の枠組による剛性が十分でなく、ガタツキ等を生じるおそれがあり、作業者に不安を与える可能性がある。そこで、本発明は、延長柱部の枠組剛性を強化することを課題とし、その目的に適したブレイス手段を提供する。
更に、本発明は、前記脚体を開閉可能とする枢結手段に関して、作業空間を囲む枠体と関連付けることにより、枠体を脆弱な片持ち支持ではなく、堅固に支持することが可能であり、しかも、脚体の開閉の動作と枠体の展開・折畳の動作を連動させることが可能であることを知見した。また、枠体の出入口を開閉する開閉ロッドに関して、開閉操作が容易であると共に強固な閉止状態を確保する開閉機構を構成することが可能であることを知見した。このため、好ましい実施形態に基づいて、このような脚立式作業台を提供する。
そこで、本発明が手段として構成したところは、それぞれ左右に支柱を備えた第1脚体と第2脚体を相互に上部の枢結手段を介して開脚状態と閉脚状態の間で開閉可能となるように枢結し、両脚体に床天板を架設すると共に該床天板の上方に前記支柱の延長柱部を延設することにより作業空間を形成し、該作業空間を形成する両脚体の延長支柱部を相互にブレイス手段により連結支持して成る脚立式作業台であり、前記枢結手段は、第1脚体と第2脚体の延長柱部の上端部を相互に所定距離を隔てて離間させた状態で両上端部のそれぞれに枢着された第1枢結手段と第2枢結手段を構成し、第2脚体に対して第1脚体を持ち上げることにより閉脚されるように構成しており、作業台の側面視に関して前記床天板及び枢結手段を下辺及び上辺として延長柱部により形成される台形の枠組において、前記ブレイス手段は、開脚状態で第2脚体の延長柱部から第1脚体の延長柱部に向けて下向き傾斜姿勢となるように配置され、第1脚体の延長柱部に枢着される第1ブレイスと、第2脚体の延長柱部に枢着される第2ブレイスを備え、両ブレイスの突き合わせ端部を枢結することにより、開脚状態で両ブレイスを直線状に展開し、閉脚状態で両ブレイスを上向きに折畳むように構成して成る点にある。
前記枢結手段を構成する第1枢結手段と第2枢結手段は、開脚状態において、第2枢結手段の枢軸位置に対して、第1枢結手段の枢軸位置を横方向に所定距離を隔てると共に下方向に所定距離を隔てて離間することにより、開脚状態から第1脚体を持ち上げたとき、両脚体を近接させ平行状態となるまで閉脚するように構成することが好ましい。
好ましい実施形態において、少なくとも第1脚体は、左右の支柱を踏桟により連結した昇降脚を構成し、作業者が該昇降脚から前記作業空間に昇降するように構成しており、両脚体の延長柱部に前記作業空間の少なくとも三方を囲む側部フレームと交差フレームを備えた枠体を設け、該枠体の側部フレームの先端部の間に形成された出入口を前記昇降脚に臨ませるように配置しており、前記枠体の側部フレームを介して前記枢結手段を構成することにより、開脚状態から第1脚体を持ち上げたとき前記第1枢結手段が側部フレームを押し上げることにより、枠体の側部フレームと前記延長柱部を平行に折り畳んだ状態で両脚体を閉脚するように構成している。
また、前記第1脚体が昇降脚を構成し、第2脚体が非昇降脚を構成することが好ましい
前記ブレイス手段と前記床天板の間に位置して、両脚体の延長支柱部を相互に連結するリンクアームを設けることが好ましく、前記リンクアームは、両端をそれぞれ第1脚体の延長柱部と第2脚体の延長柱部に枢着されると共に、第2脚体の延長柱部から第1脚体の延長柱部に向けて上向き傾斜姿勢となるように配置されている。
請求項1に記載の本発明によれば、第1脚体2と第2脚体3の延長柱部2b、3bを相互に離間させ、床天板5を下辺とし、枢結手段4を上辺として、延長柱部2b、3bにより概ね台形を表す枠組を形成するように構成しているので、該枠組により作業空間の両側を広い面積にわたり被うことが可能であり、作業の安全性の向上に貢献する。しかも、相互に離間する延長柱部2b、3bを2軸形式の枢結手段4により連結することにより、両脚体2、3の開閉の容易性とコンパクトな閉脚状態が可能になる。
この点に関して、作業台の側面から見て床天板5及び枢結手段4を下辺及び上辺として延長柱部2b、3bにより概ね台形を表すように構成した枠組は、剛性が十分でなく、ガタツキ等を生じるおそれがあるのに対し、本発明によれば、前記作業空間のうち枢結手段4に近傍する位置に、両脚体2、3の延長支柱部2b、3bを連結支持するブレイス手段25を設けているので、前記台形状の枠組の剛性が強化され、ガタツキ等のない堅固な枠組を提供することが可能になる。
そして、ブレイス手段25は、開脚状態で第2脚体3の延長柱部3bから第1脚体2の延長柱部2bに向けて下向き傾斜姿勢となるように配置されているので、直線状に展開した第1ブレイス25aと第2ブレイス25bは、枢結手段4の回動方向Rに追従する回動が阻止されており、これにより、両脚体2、3の延長柱部2a、3aを突っ張り状態として好適に支持することができる。しかも、ブレイス手段25は、展開状態で傾斜姿勢とされるので、作業者が容易に視認することができ、展開状態を点検することにより、安全を確保することができる。そして、万一、展開不良が確認されたときは、両ブレイス25a、25bを押付ける等により、簡単容易に展開させることができるので、安心して床天板5に搭乗し、作業を行うことができる。
請求項2に記載の本発明によれば、両脚体2、3を開脚状態から閉脚する際は、第1脚体2と共に第1枢結手段11を持ち上げれば、両脚体2、3を平行となるように閉脚することが可能であり、反対に、両脚体2、3を閉脚状態から開脚する際は、第1脚体2と共に第1枢結手段11を下降させれば、両脚体2、3を開脚することが可能であり、ワンタッチの作業により、脚体2、3の開閉と枠体6の折畳・展開を連動させることにより同時に行うことができるという効果がある。
請求項3に記載の本発明によれば、作業空間の少なくとも三方を囲む枠体6を設けているので、作業空間における作業の安全性を更に向上すると共に、該枠体6の側部フレーム9を介して前記枢結手段4を構成することができ、しかも、該枠体6は、脆弱な片持ち支持ではなく、該側部フレーム9の軸方向の2個所を延長柱部2b、3bに堅固に取付け支持されるという利点がある。
請求項4に記載の本発明によれば、ブレイス手段25は非昇降脚3Aから昇降脚2Aに向けて下向き傾斜しているので、上述のような作業者による点検作業等を昇降側から行うことができる。
請求項5に記載の本発明によれば、ブレイス手段25は、両ブレイス25a、25bが上向きに折畳まれる初期段階で、第1ブレイス25aを第1脚体2の延長柱部2bの側面に進入させる構成であるから、両ブレイス25a、25bの折畳み回動中の横振れが防止され、折畳みを円滑に行うことができる。
請求項6に記載の本発明によれば、前記ブレイス手段25と床天板5の間に位置して、両脚体2、3の延長柱部2b、3bを相互に連結するリンクアーム22を設けており、該リンクアーム22は、第2脚体3の延長柱部3bから第1脚体2の延長柱部2bに向けて上向き姿勢となるように配置され、枢結手段4の閉脚方向の回動方向Rに関して、リンクアーム22も同様の回動方向R1に向けて自由に回動可能であり、両脚体2、3の開閉動作を好適に案内するので、これにより、開閉作業と操作性が良好になる。
本発明の1実施形態に係る脚立式作業台の開脚状態を示す斜視図である。 本発明の1実施形態に係る脚立式作業台の開脚状態を示す側面図である。 脚立式作業の作業空間を示しており、開閉ロッドにより出入口を閉鎖した状態を示す斜視図である。 脚立式作業の作業空間を示しており、開閉ロッドにより出入口を開放した状態を示す斜視図である。 脚体の支柱における延長柱部と枠体を介して設けた枢結手段の構造及び作用を示しており、(A)は開脚したときの枢結手段の状態を示す側面図、(B)は閉脚したときの枢結手段の状態を示す側面図である。 作業空間の出入口を開閉する開閉機構の1実施形態を分解状態で示す斜視図である。 開閉機構の1実施形態の作用を示しており、(A)は技術的構成と作用を説明する平面図、(B)は開放状態を示す平面図、(C)は閉鎖状態を示す平面図である。 脚立式作業台の作業空間を含む領域を示す側面図である。 作業空間に関して延長柱部により構成された枠組み領域と該枠組みの剛性を強化するブレイス手段とリンクアームの関係を示す説明図である。 閉脚時の状態を示しており、閉脚動作の初動を示す側面図である。 閉脚時の状態を示しており、閉脚動作の中間状態を示す側面図である。 閉脚時の状態を示しており、閉脚完了状態を示す側面図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1及び図2に示すように、脚立式作業台1は、第1脚体2と第2脚体3を相互に上部の枢結手段4を介して開閉可能に枢結しており、両脚体2、3に架設される床天板5と、該床天板5の上方に配置された枠体6を備えている。尚、図1に鎖線で示すように、両脚2、3は、伸縮脚を構成することが好ましい。
第1脚体2は、左右の支柱2a、2aを多段式の踏桟7により連結した昇降脚2Aを構成し、第2脚体3は、左右の支柱3a、3aを連結桟8により連結した非昇降脚3Aを構成している。従って、両脚体2、3を開脚した状態で、作業者は、昇降脚2Aから床天板5の上に昇降することが許され、非昇降脚3Aからの昇降が禁止されている。
両脚体2、3は、それぞれの支柱2a、2a及び支柱3a、3aから延びる延長柱部2b、2bと延長柱部3b、3bを床天板5の上方に延設しており、床天板5の上方に作業空間を形成する。従って、作業空間は、上部においては枠体6により三方を囲まれ、床天板5と枠体6の間においては、左右両側を相互に対向する延長柱部2b、3bと延長柱部2b、3bにより被われる。
この際、対向する延長柱部2b、3bの上端部2c、3cの相互と、延長柱部2b、3bの上端部2c、3cの相互は、それぞれ突き合わせられることなく、互いに離間させられており、これにより、側面視において、図9に斜線で示すように、床天板5と延長柱部2b、3bと枠体6により構成される枠組は、床天板5を下辺とし、枢結手段4を上辺として、延長柱部2b、3bにより概ね台形を表す枠組を形成する。従って、二等辺三角形とされた従来の枠組よりも、作業空間の側面を広い面積にわたり被うことができるので、作業空間における作業の安全性が向上する。
[枠体]
図3及び図4に示すように、前記枠体6は、断面矩形その他の形状とされたパイプ材により形成され、作業空間の三方を囲む左右の側部フレーム9、9と交差フレーム10を備えており、交差フレーム10を非昇降脚3Aの上方に配置し、作業空間を昇降脚2Aに臨んで開放することにより、出入口6E(図4参照)を形成している。従って、開脚状態において、昇降脚2Aを昇降する作業者は、出入口6Eを通過することにより床天板5に乗降することができる。
[枢結手段による脚体の開閉機構]
図5に示すように、前記枢結手段4は、枠体6の側部フレーム9を介して形成され、第1脚体2と第2脚体3の延長柱部2b、3bの相互に離間された上端部を連結すると共に、上端部のそれぞれに枢着された第1枢結手段11と第2枢結手段12を構成している。従って、枢軸による支点を図示のP1とP2の2個所に設けた2軸形式の枢結手段4が構成されている。
前記第1枢結手段11及び第2枢結手段12は、開脚状態において、第2枢結手段12の枢軸位置P2に対して、第1枢結手段11の枢軸位置P1を横方向に所定距離L1を隔てると共に、下方向に所定距離L2を隔てて離間させている。これにより、開脚状態から第1脚体2を持ち上げたとき、前記第1枢結手段11が側部フレーム9を押し上げることにより、該側部フレーム9と前記延長柱部2b、3bを平行となるように折り畳みながら、両脚体2、3を近接させ平行状態となるまで閉脚するように構成されている。
図示実施形態の場合、側部フレーム9に直角三角形状の金属板から成るブラケット13が固着され、該ブラケット13に軸部材を軸支することにより、前記第1枢結手段11と第2枢結手段12を構成しているが、枢結手段4は、このようなブラケット13を含んで構成する他、側部フレーム9と一体に構成しても良く、要するに脚体2、3の開閉動作と枠体6の展開・折畳の動作を連動させるように、上記所定間隔L1及びL2を可能とする手段であれば良い。
上記構成によれば、両脚体2、3の延長柱部2b、3bを相互に離間させ、図9に斜線で示すように、床天板5を下辺とし、枢結手段4を上辺として、延長柱部2b、3bにより概ね台形を表す枠組が構成されているので、作業空間の両側を広い面積にわたり被うことが可能になるだけでなく、第1枢結手段11と第2枢結手段12を構成する2軸形式の枢結手段4により相互に離間する延長柱部2b、3bを連結することにより、両脚体2、3のコンパクトな閉脚状態を可能にすると共に、両脚体2、3の開閉と枠体6の折畳・展開を連動させることが可能になる。
枢結手段4は、図5(A)に示すように、両脚体2、3を開脚した状態から、第1脚体2を直立姿勢となるように姿勢変更させると、延長支柱部2bの上端部が第1枢結手段11を介してブラケット13を押し上げるので、該ブラケット13及び側部フレーム9が第2枢結手段12を支点として回動させられる。従って、両脚体2、3を閉脚させると、図5(B)に示すように、側部フレーム9と一対の延長柱部2b、3bが相互に平行な鉛直姿勢となるように折り畳まれる。
この際、側部フレーム9を第2脚体3の延長柱部3bの内側に位置させ、第2枢結手段12の枢軸P2を側部フレーム9の中心軸線と延長柱部3bの中心軸線の交点に配置した構成とすれば、図5(B)に示すように、側部フレーム9が第2脚体3の延長柱部3bの内側に重なって内嵌され、コンパクトな折り畳みを可能にする。
[床天板]
図2及び図8に示すように、第1脚体2と第2脚体3に架設された前記床天板5は、両脚体2、3の開脚動作及び閉脚動作に連動して該床天板5を横向き姿勢と縦向き姿勢の間で姿勢変更する連動機構を構成するため、床天板5の基端部と第1脚体2を相互に横軸廻りに回動自在に枢着する枢着手段14と、該床天板5と第2脚体3を相互に移動自在に連結する移動連結手段15を設けており、更に、該床天板5を下側から支持する支持手段16を設けている。
前記枢着手段14は、床天板5の基端部の両側から下向きに延設された回動ブラケット14aを第1脚体2にピン等の軸着手段14bで回動自在に枢着しており、脚体2、3を開脚し、床天板5を水平姿勢としたとき、第1脚体2に設けたストッパピン17が回動ブラケット14aの縁部に形成した凹部に当接するように構成している。
前記移動連結手段15は、床天板5の両側面に長手方向に向けてガイド溝15aを形成すると共に、第2脚体3にガイドピン15bを設け、ガイドピン15bをガイド溝15aに摺動自在に挿通している。従って、図8に示すように、両脚体2、3を開脚した状態で、ガイドピン15bがガイド溝15aの端部(床天板5の自由端側の端部)に位置することにより、床天板5を横向き姿勢、好ましくは水平姿勢とした状態で保持するように構成している。
そこで、開脚状態から、上述のようにして両脚体2、3を閉脚すると、図10及び図11に示すように、第2脚体3の閉脚と共にガイドピン15bがガイド溝15aに沿って床天板5の基端側に向けて移動し、これにより、床天板5を前記回動ブラケット14aと共に下向きに回動させる。そして、両脚体2、3が完全に閉脚されたとき、図12に示すように、床天板5は、縦向き姿勢となるまで回動される。この際、床天板5の回動半径は、前記軸着手段14bを中心とする回動ブラケット14aの長さにより規定され、該回動ブラケット14aを介して床天板5が第2脚体3の支柱3a、3aの間に格納されるように構成することが好ましい。
前記支持手段16は、図8に示す開脚状態において、前記枢着手段14の下方位置で第1脚体2にピン等の軸着手段18を介して回動自在に枢着された第1支持アーム16aと、床天板5の下側にピン等の軸着手段19を介して回動自在に枢着された第2支持アーム16bを備え、両支持アーム16a、16bの突き合わせ端部を枢軸20で枢結している。これにより、開脚時に両支持アーム16a、16bが直線状に展開され(図8参照)、閉脚時に床天板5の回動に伴って両支持アーム16a、16bが上向きに折畳まれる(図10ないし図12参照)。この際、両支持アーム16a、16bを直線状に展開した状態で、一方の支持アームから他方の支持アームに向けて(図示の場合、第2支持アーム16bから第1支持アーム16aに向けて)重なり合うように延設された舌片21を設けることが好ましい。
支持手段16は、図8に示すように、両脚体2、3を開脚し、床天板5を水平姿勢としたとき、前記支持アーム16a、16bを直線状に展開された突っ張り状態として、第1脚体2の下方位置から床天板5の下側を支持する。この際、支持手段16は、昇降脚2Aを構成する第1脚体2に臨む下向き姿勢で配置されているので、作業者が昇降脚2Aを昇る際、支持アーム16a、16bを視認することにより、完全な直線状に展開されているか否かを確認することができる。そして、もしも、完全に展開されていないときは、前記舌片21を押し付けることにより、支持アーム16a、16bを突っ張り状態となるように簡単容易に展開させることができるので、作業者は、安心して床天板5に搭乗することができる。
[リンクアーム]前記作業空間のうち床天板5に近傍する位置には、両脚体2、3の延長柱部2b、3bを相互に連結するリンクアーム22が設けられている。図3及び図4並びに図8に示すように、リンクアーム22は、両端をそれぞれピン等の軸着手段23、24を介して第1脚体2の延長柱部2bと第2脚体3の延長柱部3bに枢着されると共に、第2脚体3の延長柱部3bから第1脚体2の延長柱部2bに向けて上向き姿勢となるように配置されている。つまり、図9に示すように、第1脚体2を持ち上げることにより、両脚体2、3を開脚状態から閉脚させるとき、枢結手段4の閉脚方向の回動方向Rに対して、リンクアーム22は、第2脚体3に枢着された軸着手段24を支点として回動方向R1に向けて自由に回動可能となるように、角度θ1で示すような上向き姿勢、即ち、回動軌跡R1が第2脚体3に向かう円弧を描くように構成されており、両脚体2、3の開閉動作を案内することにより、開閉作業と操作性を良好にする。
[ブレイス手段]
上述のように延長柱部2b、3bの上端部を相互に離間させ、床天板5を下辺とし、枢結手段4を上辺として、延長柱部2b、3bにより概ね台形を表すように枠組を形成した構成の場合、床天板5の上方領域に関して、延長柱部2b、3bの枠組による剛性が十分でなく、ガタツキ等を生じるおそれがあり、作業者に不安を与える可能性がある。そこで、前記作業空間のうち枢結手段4に近傍する位置には、両脚体2、3の延長支柱部2b、3bを連結支持するブレイス手段25を設けており、前記枠組の剛性を強化している。
ブレイス手段25は、第1脚体2の延長柱部2bにピン等の軸着手段26を介して枢着される第1ブレイス25aと、第2脚体3の延長柱部3bにピン等の軸着手段27を介して枢着される第2ブレイス25bを備え、両ブレイス25a、25bの突き合わせ端部を枢軸28で枢結することにより、開脚状態で両ブレイス25a、25bを直線状に展開し、閉脚状態で両ブレイス25a、25bを上向きに折畳むように構成されており、開脚時に直線状に展開された状態で、第2脚体3の延長柱部3bから第1脚体2の延長柱部2bに向けて下向き姿勢となるように配置されている。この際、両ブレイス25a、25bを直線状に展開した状態で、一方のブレイスから他方のブレイスに向けて(図示の場合、第2ブレイス25bから第1ブレイス25aに向けて)重なり合うように延設された舌片29を設けている。
従って、図8に示すように、両脚体2、3を開脚したとき、前記ブレイス25a、25bが直線状に展開された突っ張り状態を形成し、両脚体2、3の延長柱部2b、3bにガタツキが生じないように連結支持する。
図9に示すように、第1脚体2を持ち上げることにより、両脚体2、3を開脚状態から閉脚させるとき、枢結手段4の閉脚方向の回動方向Rに対して、ブレイス手段25は、第2脚体3に枢着された軸着手段27を支点として回動方向R2に向けて自由な回動が妨げられるように、角度θ2で示すような下向き姿勢、即ち、回動軌跡R2が第2脚体3から離れる方向に向かう円弧を描くように構成されている。つまり、枢軸28により枢結されたブレイス25a、25bが屈折を開始して上向きに折畳まれない限り、直線状態のブレイス手段25は、枢結手段4の回動方向Rに追従する回動が阻止されており、延長柱部2b、3bの間に突っ張り状態を形成する。これにより、図9に斜線で示すような床天板5を下辺とし、枢結手段4を上辺とする延長柱部2b、3bによる台形の枠組は、剛性が高められ、ガタツキを生じることがない。
しかも、ブレイス手段25は、昇降脚2Aを構成する第1脚体2の延長柱部2bに臨むように下向き傾斜姿勢で配置されているので、作業者は、床天板5に搭乗する際、ブレイス25a、25bを視認することにより、完全な直線状に展開されているか否かを確認することができる。そして、もしも、完全に展開されていないときは、前記舌片29を押し付けることにより、ブレイス25a、25bを突っ張り状態となるように簡単容易に展開させ、安心して床天板5の上で作業を行うことができる。
[脚体の閉脚方法と作用]
上記のように構成した脚立式作業台1を開脚状態から閉脚する作業手順と作用を図10ないし図12に示している。図8に示す開脚状態から閉脚作業を行う際は、先ず、図10に示すように、第2脚体3を開脚状態とされていたときの傾斜姿勢(図8参照)よりも鉛直姿勢に近づくように姿勢変更させながら、第1脚体2を持ち上げると、ブレイス手段25の開脚時の突っ張り状態が緩み、両ブレイス25a、25bが上向きの折畳み回動を開始する。即ち、第2脚体3を鉛直姿勢に向けて姿勢変更すると、第2ブレイス25bが図示の反時計方向に向けて姿勢を変更しつつ枢軸28の位置を上方に移動するので、この状態で第1脚体2を持ち上げると、第1ブレイス25aが枢軸28を突き上げることにより、前記突っ張り状態を緩め、両ブレイス25a、25bを上向きに折畳み可能とする。
そこで、引き続き第1脚体2を持ち上げると、図10ないし図12に示すように、両脚体2、3が平行に重なり合うまで閉脚される。閉脚時における枢結手段4の作用、リンクアーム22の作用、床天板5の枢着手段14及び移動連結手段15の作用は、上述の通りである。
ブレイス手段25は、上述のように、開脚状態で第2脚体3の延長柱部3bから第1脚体2の延長柱部2bに向けて下向き傾斜姿勢となるように配置されている。従って、第1脚体2の延長柱部2bと第1ブレイス25aの角度は、図9に符号αで示すように、鋭角を形成している。このため、両ブレイス25a、25bが上向きに折畳まれる際の初期段階で、図10に示すように、第1ブレイス25aが第1脚体2の延長柱部2bの側面(図示実施形態の場合は内側面)に重ねられ、両ブレイス25a、25bの横振れが防止される。これにより、ブレイス手段25は、折畳み方向に向けて円滑に回動される。
上記のように、両脚体2、3を開脚状態から閉脚するときは、第2脚体3を鉛直姿勢に向けて姿勢変更させながら、第1脚体2を持ち上げるだけで良く、反対に、閉脚状態から開脚するときは、浮き上がった状態の第1脚体2を引き下げながら両脚体2、3を開かせるだけで良く、何れの作業もワンタッチで簡単容易に行うことができる。
この際、作業者が手で握持することにより操作を行う第1脚体2は、上述のように昇降脚2Aを構成しているので、更に作業が容易となる。即ち、開脚に際して、作業者は、第1脚体2(昇降脚2A)の正面側から開脚作業を行い、開脚後は、開脚作業位置から直ちに上方の作業空間に昇ることができる。また、閉脚に際して、作業者は、作業空間から第1脚体2(昇降脚2A)を経て地上に下りた後、その位置から直ちに閉脚作業を行うことができる。
[開閉機構の実施形態]
図3及び図4並びに図6及び図7は、前記作業空間の出入口6Eを開閉するための開閉機構30を示している。図示実施形態の場合、開閉機構は、前記出入口6Eを左右両側から開閉する一対の左右開閉ユニット30L、30Rにより構成されている。尚、「左右」とは、昇降脚2Aから出入口6Eに向かう方向に対する意味であり、以下、左右を問わず単に「ユニット30」と称する場合がある。
前記ユニット30は、前記枠体6の側部フレーム9の先端部に交差した状態で前記出入口6Eを閉鎖する閉鎖位置M1と、前記側部フレーム9の内側面に平行に重なり合う状態で前記出入口6Eを開放する開放位置M2の間において、回動機構を介して回動自在に軸支された開閉ロッド31により構成されている。
図6に示すように、開閉ロッド31は、尾端部にリベット等の固着手段32を介してアームブラケット33を固着しており、該アームブラケット33は、縦軸を構成するボルト・ナット等から成る枢軸34を介して、側部フレーム9に軸着される。このため、アームブラケット33及び側部フレーム9には軸支孔35、36が設けられている。
図示実施形態の場合、アームブラケット33は、板状の連結片33aの両端を折曲することにより平行に配置される同形の板状とされた上下一対のブラケット部33b、33bを備えており、両ブラケット部33b、33bにより開閉ロッド31の尾端部を上下から挟持した状態で固着手段32により固着されている。
図7に示すように、アームブラケット33は、前記枢軸34を介して側部フレーム9に軸着された状態で、ブラケット部33bが側部フレーム9を横断することにより内側と外側に突出し、前記連結片33aを側部フレーム9の外側面に臨ませることにより第1ストッパ手段37aを構成しており、該ストッパ手段37aを介して、アームブラケット33に固着した開閉ロッド31を前記閉鎖位置M1と開放位置M2の間で回動させるように、90度の範囲で回動可能とされている。
また、開閉ロッド31は、閉鎖位置M1に回動されたとき、側部フレーム9に当接する第2ストッパ手段37bを尾端部に設けている。図例の場合、第2ストッパ手段37bは、開閉ロッド31の尾端に装着したエンドキャップ31aにより構成されている。
前記第1ストッパ手段37aは、図7(A)に実線で示すように、開閉ロッド31を開放位置M2に位置させるまでアームブラケット33を回動したとき、側部フレーム9の外側面に沿う待機位置N2に臨ませられる。このとき、開閉ロッド31は、図7(B)に示すように側部フレーム9と平行に配置され、第2ストッパ手段37bを側部フレーム9の側面から離反させている。
この状態から、図7(A)に鎖線で示すように、開閉ロッド31を閉鎖位置M1に位置させるまで矢印Mで示す方向にアームブラケット33を回動したとき、前記第1ストッパ37aは、側部フレーム9の外側面に当接する作動位置N1に臨ませられ、該作動位置N1から更にアームブラケット33が矢印M方向に回動することを阻止する。図示実施形態の場合、第1ストッパ手段37aは、上下のブラケット部33b、33bを連結する連結片33aにより形成され、断面コ字形に形成されているので、作動位置N1に臨んだ状態で、側部フレーム9を外側面から上下面を含む抱持状態で保持するように構成されている。このとき、図7(C)に示すように、開閉ロッド31が側部フレーム9に対して交差姿勢とされ、これにより、第2ストッパ手段37bを側部フレーム9の側面に当接させ、該開閉ロッド31が更に矢印M方向に回動することを阻止する。
前記ストッパ手段に加えて、図示実施形態の場合、ロック機構が設けられており、該ロック機構は、側部フレーム9の上下面のうち少なくとも一方の面(図例の場合は上面)から出没自在に突出するロックピン38と、該ロックピン38に係脱自在に係止するように前記ブラケット部33bに設けた一対の係止孔39a、39bにより構成されている。
図示実施形態の場合、前記ロックピン38は、図6に示すように、板バネ等の付勢手段40を備えており、側部フレーム9の内部から該側部フレーム9の上面に開設した挿通孔41にロックピン38を挿通させた状態で、前記付勢手段40をリベット等の固着手段42により固着し、これによりロックピン38は、常時、側部フレーム9の上面から突出するように付勢され、前記付勢手段40に抗して挿通孔41に没入可能とされている。尚、図中の符号9aは、側部フレーム9のエンドキャップを示している。
これに対して、前記一対の係止孔39a、39bは、ブラケット部33bの軸支孔36を中心とする円周上で90度の角度を隔てた位置に開設されており、図7(B)に示すように、開閉ロッド31を開放位置M2に位置させるまでアームブラケット33を回動したとき、一方の係止孔39aがロックピン38に係止させられ、図7(C)に示すように、開閉ロッド31を閉鎖位置M1に位置させるまでアームブラケット33を回動したとき、他方の係止孔39bがロックピン38に係止させられるように構成されている。
因みに、図示実施形態の場合、前記係止孔39a、39bは、側部フレーム9の上面から突出するロックピン38に対応して、一対のブラケット部33b、33bの一方にだけ設ければ足りるが、図6に示すように、一対のブラケット部33b、33bの両方に設けておけば、同一構成としたアームブラケット33を反転させるだけで、左右の開閉ユニット30L、30Rの開閉ロッド31の何れにも共通部品として使用できる利点がある。
この点に関して、図示実施形態は、ロックピン38を側部フレーム9の上下面のうち上面から突出させる構成を示しているが、付勢手段40をV形の板バネにより構成し、該板バネの両端に一対のロックピン38を設けることにより、側部フレーム9の上下両面からロックピン38が突出するように構成しても良く、種々の設計変更が可能である。
上記のように構成した開閉機構30によれば、作業者は、アームブラケット33の回動を介して、図3に示すように開閉ロッド31を閉鎖位置M1に移動することにより出入口6Eを閉鎖し、図4に示すように開閉ロッド31を開放位置M2に移動することにより出入口6Eを開放することができ、簡単容易に出入口6Eを開閉することができる。
そして、閉鎖ロッド31を閉鎖位置M1に位置させるまでアームブラケット33を回動したとき、ブラケット部33bの係止孔39bにロックピン38が係止する。また、閉鎖ロッド31を開放位置M2に位置させるまでアームブラケット33を回動したとき、ブラケット部33bの係止孔39aにロックピン38が係止する。このように、閉鎖ロッド31を閉鎖位置M1と開放位置M2の何れの位置に移動させたときでも、その位置でアームブラケット33の回動を阻止するロック機構を設けているので、閉鎖ロッド31は、自由に位置を移動することはなく、所望の閉鎖位置M1又は開放位置M2に固定保持される。尚、ロックピン38と係止孔39a、39bの係止を解除する際は、付勢手段40に抗してロックピン38を押し込んだ状態で、アームブラケット33を回動すれば良い。そして、押し込まれたロックピン38は、アームブラケット33を回動することにより係止孔39a、39bに臨まされると、付勢手段40により自動的に係止孔に進入し係止する。
特に上記構成の開閉機構30は、開閉ロッド31を閉鎖位置M1に位置させるまでアームブラケット33を回動したとき、ロックピン38が係止孔39bに係止するだけでなく、作動位置N1に臨ませられた第1ストッパ手段37aが側部フレーム9を外側面から上下面を含んで抱持状態で保持すると共に、第2ストッパ手段37bが側部フレーム9の側面に当接することにより、開閉ロッド31を受止め固定するので、作業空間の内部から出入口6Eの外側に向けて、開閉ロッド31に大きな力が加えられるような場合でも、そのような力を第1ストッパ手段37aと第2ストッパ手段37bにより好適に受け止めることができる。従って、もしも、作業空間内で作業中の作業者が開閉ロッド31を握持した状態で外部に向けて姿勢を崩したり、開閉ロッド31に身体を預けたりする等、開閉ロッド31に外向きの大きな外力が作用したとしても、開閉ロッド31は固定状態を維持することができ、作業者の安全を確保する。しかも、容易に破損するような構造部分を有しておらず、耐用性に優れている。
尚、図例の場合、第1ストッパ手段37aと第2ストッパ手段37bの2つのストッパ手段を設けているが、何れか一方だけを設けても良いことは勿論である。
1 脚立式作業台
2 第1脚体
2A 昇降脚
2a 支柱
2b 延長支柱部
3 第2脚体
3A 非昇降脚
3a 支柱
3b 延長支柱部
4 枢結手段
5 床天板
6 枠体
6E 出入口
7 踏桟
8 連結桟
9 側部フレーム
10 交差フレーム
11 第1枢結手段
12 第2枢結手段
13 ブラケット
14 枢着手段
14a 回動ブラケット
14b 軸着手段
15 移動連結手段
15a ガイド溝
15b ガイドピン
16 支持手段
16a 第1支持アーム
16b 第2支持アーム
17 ストッパピン
18、19 軸着手段
20 枢軸
21 舌片
22 リンクアーム
23、24 軸着手段
25 ブレイス手段
25a 第1ブレイス
25b 第2ブレイス
26、27 軸着手段
28 枢軸
29 舌片
30(30L、30R) 開閉機構(開閉ユニット)
31 開閉ロッド
32 固着手段
33 アームブラケット
33a 連結片
33b ブラケット部
34 枢軸
35、36 軸支孔
37a 第1ストッパ手段
37b 第2ストッパ手段
38 ロックピン
39a、39b 係止孔
40 付勢手段
41 挿通孔
42 固着手段

Claims (6)

  1. それぞれ左右に支柱を備えた第1脚体(2)と第2脚体(3)を相互に上部の枢結手段(4)を介して開脚状態と閉脚状態の間で開閉可能となるように枢結し、両脚体に床天板(5)を架設すると共に該床天板の上方に前記支柱の延長柱部(2b)(3b)を延設することにより作業空間を形成し、該作業空間を形成する両脚体の延長支柱部(2b)(3b)を相互にブレイス手段(25)により連結支持して成る脚立式作業台であり、
    前記枢結手段(4)は、第1脚体(2) と第2脚体(3)の延長柱部(2b)(3b)の上端部を相互に所定距離を隔てて離間させた状態で両上端部のそれぞれに枢着された第1枢結手段(11)と第2枢結手段(12)を構成し、第2脚体(3)に対して第1脚体(2)を持ち上げることにより閉脚されるように構成しており、
    作業台の側面視に関して前記床天板(5)及び枢結手段(4)を下辺及び上辺として延長柱部(2b)(3b)により形成される台形の枠組において、前記ブレイス手段(25)は、開脚状態で第2脚体(3)の延長柱部(3b)から第1脚体(2)の延長柱部(2b)に向けて下向き傾斜姿勢となるように配置され、第1脚体の延長柱部(2b)に枢着される第1ブレイス(25a)と、第2脚体の延長柱部(3b)に枢着される第2ブレイス(25b)を備え、両ブレイスの突き合わせ端部を枢結(28)することにより、開脚状態で両ブレイス(25a)(25b)を直線状に展開し、閉脚状態で両ブレイス(25a)(25b)を上向きに折畳むように構成して成ることを特徴とする脚立式作業台。
  2. 前記枢結手段(4)を構成する第1枢結手段(11)と第2枢結手段(12)は、開脚状態において、第2枢結手段(12)の枢軸位置(P2)に対して、第1枢結手段(11)の枢軸位置(P1)を横方向に所定距離(L1)を隔てると共に下方向に所定距離(L2)を隔てて離間することにより、開脚状態から第1脚体(2)を持ち上げたとき、両脚体(2)(3)を近接させ平行状態となるまで閉脚するように構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の脚立式作業台。
  3. 少なくとも第1脚体(2)は、左右の支柱を踏桟により連結した昇降脚(2A)を構成し、作業者が該昇降脚(2A)から前記作業空間に昇降するように構成しており、
    両脚体の延長柱部(2b)(3b)に前記作業空間の少なくとも三方を囲む側部フレーム(9,9)と交差フレーム(10)を備えた枠体(6)を設け、該枠体の側部フレームの先端部の間に形成された出入口(6E)を前記昇降脚(2A)に臨ませるように配置しており、
    前記枠体の側部フレーム(9)を介して前記枢結手段(4)を構成することにより、開脚状態から第1脚体(2)を持ち上げたとき前記第1枢結手段(11)が側部フレーム(9)を押し上げることにより、枠体(6)の側部フレーム(9)と前記延長柱部(2b)(3b)を平行に折り畳んだ状態で両脚体(2)(3)を閉脚するように構成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の脚立式作業台。
  4. 第1脚体(2)により昇降脚(2A)を構成し、第2脚体(3)により非昇降脚(3A)を構成して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の脚立式作業台。
  5. 開脚状態から閉脚状態に向けて両脚体(2)(3)を閉じたとき、第1ブレイス(25a)と第2ブレイス(25b)の枢結部(28)が第1脚体の延長柱部(2b)の側面に進入した状態で、両ブレイス(25a)(25b)を折畳むように構成されて成ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の脚立式作業台。
  6. 前記ブレイス手段(25)と前記床天板(5)の間に位置して、両脚体の延長支柱部(2b)(3b)を相互に連結するリンクアーム(22)を設けており、
    前記リンクアーム(22)は、両端をそれぞれ第1脚体の延長柱部(2b)と第2脚体の延長柱部(3b)に枢着されると共に、第2脚体の延長柱部(3b)から第1脚体の延長柱部(2b)に向けて上向き傾斜姿勢となるように配置されて成ることを特徴とする請求項1、2、3、4又5に記載の脚立式作業台。
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