JP6462268B2 - 脚立式作業台 - Google Patents
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Description
そして、ブレイス手段25は、開脚状態で第2脚体3の延長柱部3bから第1脚体2の延長柱部2bに向けて下向き傾斜姿勢となるように配置されているので、直線状に展開した第1ブレイス25aと第2ブレイス25bは、枢結手段4の回動方向Rに追従する回動が阻止されており、これにより、両脚体2、3の延長柱部2a、3aを突っ張り状態として好適に支持することができる。しかも、ブレイス手段25は、展開状態で傾斜姿勢とされるので、作業者が容易に視認することができ、展開状態を点検することにより、安全を確保することができる。そして、万一、展開不良が確認されたときは、両ブレイス25a、25bを押付ける等により、簡単容易に展開させることができるので、安心して床天板5に搭乗し、作業を行うことができる。
図3及び図4に示すように、前記枠体6は、断面矩形その他の形状とされたパイプ材により形成され、作業空間の三方を囲む左右の側部フレーム9、9と交差フレーム10を備えており、交差フレーム10を非昇降脚3Aの上方に配置し、作業空間を昇降脚2Aに臨んで開放することにより、出入口6E(図4参照)を形成している。従って、開脚状態において、昇降脚2Aを昇降する作業者は、出入口6Eを通過することにより床天板5に乗降することができる。
図5に示すように、前記枢結手段4は、枠体6の側部フレーム9を介して形成され、第1脚体2と第2脚体3の延長柱部2b、3bの相互に離間された上端部を連結すると共に、上端部のそれぞれに枢着された第1枢結手段11と第2枢結手段12を構成している。従って、枢軸による支点を図示のP1とP2の2個所に設けた2軸形式の枢結手段4が構成されている。
図2及び図8に示すように、第1脚体2と第2脚体3に架設された前記床天板5は、両脚体2、3の開脚動作及び閉脚動作に連動して該床天板5を横向き姿勢と縦向き姿勢の間で姿勢変更する連動機構を構成するため、床天板5の基端部と第1脚体2を相互に横軸廻りに回動自在に枢着する枢着手段14と、該床天板5と第2脚体3を相互に移動自在に連結する移動連結手段15を設けており、更に、該床天板5を下側から支持する支持手段16を設けている。
上述のように延長柱部2b、3bの上端部を相互に離間させ、床天板5を下辺とし、枢結手段4を上辺として、延長柱部2b、3bにより概ね台形を表すように枠組を形成した構成の場合、床天板5の上方領域に関して、延長柱部2b、3bの枠組による剛性が十分でなく、ガタツキ等を生じるおそれがあり、作業者に不安を与える可能性がある。そこで、前記作業空間のうち枢結手段4に近傍する位置には、両脚体2、3の延長支柱部2b、3bを連結支持するブレイス手段25を設けており、前記枠組の剛性を強化している。
上記のように構成した脚立式作業台1を開脚状態から閉脚する作業手順と作用を図10ないし図12に示している。図8に示す開脚状態から閉脚作業を行う際は、先ず、図10に示すように、第2脚体3を開脚状態とされていたときの傾斜姿勢(図8参照)よりも鉛直姿勢に近づくように姿勢変更させながら、第1脚体2を持ち上げると、ブレイス手段25の開脚時の突っ張り状態が緩み、両ブレイス25a、25bが上向きの折畳み回動を開始する。即ち、第2脚体3を鉛直姿勢に向けて姿勢変更すると、第2ブレイス25bが図示の反時計方向に向けて姿勢を変更しつつ枢軸28の位置を上方に移動するので、この状態で第1脚体2を持ち上げると、第1ブレイス25aが枢軸28を突き上げることにより、前記突っ張り状態を緩め、両ブレイス25a、25bを上向きに折畳み可能とする。
図3及び図4並びに図6及び図7は、前記作業空間の出入口6Eを開閉するための開閉機構30を示している。図示実施形態の場合、開閉機構は、前記出入口6Eを左右両側から開閉する一対の左右開閉ユニット30L、30Rにより構成されている。尚、「左右」とは、昇降脚2Aから出入口6Eに向かう方向に対する意味であり、以下、左右を問わず単に「ユニット30」と称する場合がある。
2 第1脚体
2A 昇降脚
2a 支柱
2b 延長支柱部
3 第2脚体
3A 非昇降脚
3a 支柱
3b 延長支柱部
4 枢結手段
5 床天板
6 枠体
6E 出入口
7 踏桟
8 連結桟
9 側部フレーム
10 交差フレーム
11 第1枢結手段
12 第2枢結手段
13 ブラケット
14 枢着手段
14a 回動ブラケット
14b 軸着手段
15 移動連結手段
15a ガイド溝
15b ガイドピン
16 支持手段
16a 第1支持アーム
16b 第2支持アーム
17 ストッパピン
18、19 軸着手段
20 枢軸
21 舌片
22 リンクアーム
23、24 軸着手段
25 ブレイス手段
25a 第1ブレイス
25b 第2ブレイス
26、27 軸着手段
28 枢軸
29 舌片
30(30L、30R) 開閉機構(開閉ユニット)
31 開閉ロッド
32 固着手段
33 アームブラケット
33a 連結片
33b ブラケット部
34 枢軸
35、36 軸支孔
37a 第1ストッパ手段
37b 第2ストッパ手段
38 ロックピン
39a、39b 係止孔
40 付勢手段
41 挿通孔
42 固着手段
Claims (6)
- それぞれ左右に支柱を備えた第1脚体(2)と第2脚体(3)を相互に上部の枢結手段(4)を介して開脚状態と閉脚状態の間で開閉可能となるように枢結し、両脚体に床天板(5)を架設すると共に該床天板の上方に前記支柱の延長柱部(2b)(3b)を延設することにより作業空間を形成し、該作業空間を形成する両脚体の延長支柱部(2b)(3b)を相互にブレイス手段(25)により連結支持して成る脚立式作業台であり、
前記枢結手段(4)は、第1脚体(2) と第2脚体(3)の延長柱部(2b)(3b)の上端部を相互に所定距離を隔てて離間させた状態で両上端部のそれぞれに枢着された第1枢結手段(11)と第2枢結手段(12)を構成し、第2脚体(3)に対して第1脚体(2)を持ち上げることにより閉脚されるように構成しており、
作業台の側面視に関して前記床天板(5)及び枢結手段(4)を下辺及び上辺として延長柱部(2b)(3b)により形成される台形の枠組において、前記ブレイス手段(25)は、開脚状態で第2脚体(3)の延長柱部(3b)から第1脚体(2)の延長柱部(2b)に向けて下向き傾斜姿勢となるように配置され、第1脚体の延長柱部(2b)に枢着される第1ブレイス(25a)と、第2脚体の延長柱部(3b)に枢着される第2ブレイス(25b)を備え、両ブレイスの突き合わせ端部を枢結(28)することにより、開脚状態で両ブレイス(25a)(25b)を直線状に展開し、閉脚状態で両ブレイス(25a)(25b)を上向きに折畳むように構成して成ることを特徴とする脚立式作業台。 - 前記枢結手段(4)を構成する第1枢結手段(11)と第2枢結手段(12)は、開脚状態において、第2枢結手段(12)の枢軸位置(P2)に対して、第1枢結手段(11)の枢軸位置(P1)を横方向に所定距離(L1)を隔てると共に下方向に所定距離(L2)を隔てて離間することにより、開脚状態から第1脚体(2)を持ち上げたとき、両脚体(2)(3)を近接させ平行状態となるまで閉脚するように構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の脚立式作業台。
- 少なくとも第1脚体(2)は、左右の支柱を踏桟により連結した昇降脚(2A)を構成し、作業者が該昇降脚(2A)から前記作業空間に昇降するように構成しており、
両脚体の延長柱部(2b)(3b)に前記作業空間の少なくとも三方を囲む側部フレーム(9,9)と交差フレーム(10)を備えた枠体(6)を設け、該枠体の側部フレームの先端部の間に形成された出入口(6E)を前記昇降脚(2A)に臨ませるように配置しており、
前記枠体の側部フレーム(9)を介して前記枢結手段(4)を構成することにより、開脚状態から第1脚体(2)を持ち上げたとき前記第1枢結手段(11)が側部フレーム(9)を押し上げることにより、枠体(6)の側部フレーム(9)と前記延長柱部(2b)(3b)を平行に折り畳んだ状態で両脚体(2)(3)を閉脚するように構成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の脚立式作業台。 - 第1脚体(2)により昇降脚(2A)を構成し、第2脚体(3)により非昇降脚(3A)を構成して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の脚立式作業台。
- 開脚状態から閉脚状態に向けて両脚体(2)(3)を閉じたとき、第1ブレイス(25a)と第2ブレイス(25b)の枢結部(28)が第1脚体の延長柱部(2b)の側面に進入した状態で、両ブレイス(25a)(25b)を折畳むように構成されて成ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の脚立式作業台。
- 前記ブレイス手段(25)と前記床天板(5)の間に位置して、両脚体の延長支柱部(2b)(3b)を相互に連結するリンクアーム(22)を設けており、
前記リンクアーム(22)は、両端をそれぞれ第1脚体の延長柱部(2b)と第2脚体の延長柱部(3b)に枢着されると共に、第2脚体の延長柱部(3b)から第1脚体の延長柱部(2b)に向けて上向き傾斜姿勢となるように配置されて成ることを特徴とする請求項1、2、3、4又5に記載の脚立式作業台。
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