JP6460661B2 - シューズカバー - Google Patents

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Description

本発明は、競技などで特殊なシューズを着用する際に、シューズの上から着用することが出来るニット製のシューズカバーに関する。
シューズカバーには、汚れ防止や雨具として使用されるものが存在し、一般的にも発売されており、また、上記した用途だけでなく競技の特徴に合わせて使用するためのシューズカバーも存在する。
競技用のシューズカバーでは、競技に合わせて、自転車やスケート等の競技において使用される特殊なシューズは、足底部が外部に出ていなければならない箇所が存在する。これに合わせ足底部などの必要箇所に穴を開けて競技に支障のないものとする。
また、シューズカバーには、布帛によって製作したものとニット編みにより編成したものがある。布帛の製品では、縫製を行って布帛を縫い合わせる為、生地を選ばず、耐久性が良く、また、ファスナーなどの器具を付けている物が見られるが、ニット編の製品と比べるとコストが高くなってしまう。さらには、穴を設ける際にほつれないように穴の周囲を縫製で止めていること自体が、生地を分厚くするため、着用時に違和感を覚えることもあり、また、布帛製品で縫製を行うと伸縮性がニット製品に劣るため、穴の形状を変えることが出来ず、シューズのサイズによっても対応することが出来ない。そのため、製品によっては大きすぎて生地余りが発生したり、小さすぎて上手くはまらないこともある。
ニット編の製品であれば、丸編み機を利用して編成した、くつ下と類似している物であり、穴を着用者自らカットする商品が一般的である。ニット編を行ったうえで、製造工程内でカット縫製を行ったものもあるが、段落「0004」にも記載したように縫製したものであれば違和感を覚えてしまう。また、布帛による縫製物と比べると、耐久性が劣るが、生産性とコスト面は、非常に良い物である。さらには、生地が伸縮する為、穴の大きさと競技用特殊シューズの必要箇所と大きさが多少合っていなくとも、合わせることが出来、形状の違いにも対応しやすい。しかし、穴を設ける際に、直接生地を裁断しなければならないが、裁断するだけでは、生地がほつれて商品としての形状を保つことが困難である。さらには、カット位置が分かりにくいといった問題点が発生する。
特許第3456978号公報
上記よりニット製品である競技用シューズカバーにおいて、生地に穴を開ける際に、生地を直接裁断してしまうと編目がほつれてしまうため、ニット製品であっても、ほつれが発生せず、さらには、穴の位置を間違えることなく開けることが出来るシューズカバーを目的としている。
発明1は、ニット製のシューズカバーであって、足底部に設けられた、ほつれ防止用の枠状部を含み、前記枠状部が、伸縮性を有する合成樹脂製の印刷であるシューズカバー。
発明2は、一辺が重複することで切り取る部分も重複することになり、切り取り箇所も分かりやすい。三角形状の第1枠状部と矩形状の第2枠状部とを別々に設ける場合と比較して、枠状部の面積化を図ることができる。
伸縮性を有する枠状部材による切り取り線を施しておくことにより、着用者が誤った箇所を裁断することなく、前記枠状部材により生地が留まるので、ほつれをなくすことが出来る。
実施例1における着用時の全体図 実施例1における足底部の枠状部材 実施例1における足底部の着用後 枠状部材参考図
10:本発明シューズカバー
1:伸縮性を有する枠状部材
2:プリント加工部
3:足底部
4:つま先部
5:踵部
A:クリート
本実施例では、自転車競技用に、作製したシューズカバー10について記載するが、スケート靴など用途によっては枠状部材の形状や大きさは異なるが発明の効果は、段落「0009」に記載したものである。
また、シューズカバー10を着用したときの全体図を図1に示しており、シューズに合わせて生地が伸縮して靴の形状が出ている。
丸編機において、従来の履口、踵、つま先を設けたニット編によるくつ下と同様の方法で、シューズカバー10を構成している。使用する糸は、出来れば強度が高く伸びの出やすいものを使用するのが好ましく、ナイロンを使用し編立てを実際に行ったが、丸編機において編立てることが出来る糸であれば、綿やポリエステル等どのような素材の糸であっても使用することが出来る。
ニット編みでは、布帛と違い生地が伸縮することが大きな特徴となる。布帛では、伸縮性がほとんどない為、シューズのサイズや、競技用シューズの突起物に合わせる事が困難であり、小さすぎれば上手く入らないのはもちろん、大きすぎる為に、生地の余りやズレが生じ見た目にも悪く、また、生地が余ることで風の抵抗が大きくなり競技の負担となりかねない。それらを無くす為には、設計上からしっかりとシューズに合わせるように製作しなければならない。しかし、ニット編みのシューズカバーであれば、サイズ間隔が大きくても伸縮性があるためシューズの形状やサイズにぴったりとフィットさせることが出来るため、見栄えが良く、風の抵抗を少なくすることが出来る。
編成したシューズカバー10の所要箇所に穴を設けるため、伸縮性を有する枠状部材1を施す。図2には、本実施例のシューズカバー10の足底部3を示しており、枠状部材1は、三角形と四角形を組み合わせた形状で枠状部材を形成し、その枠状部材を前足部にあたる位置に有している。これは、競技用シューズの用途に合わせた形状の枠状部材1を施し、切り抜きを行いやすくしている。なお、本実施例1では伸縮性を有する枠状部材1は、プリント加工により施した。
プリント加工は、スクリーン印刷により行われる。自転車のクリートに合わせた枠状部材の形状、主に三角形や四角形に穴の開いた枠を形成する。シューズカバー10は、シューズカバーの幅に合わせた板にはめ込むことで、足底部を平らにし、プリント加工できる状態にしておく。その固定したシューズカバーの上に前記枠を固定し、その枠に、枠状部材となる液状の素材を流し込むことで、穴の開いた箇所から液状の素材が流がれ、乾燥させることで、シューズカバーの足底側に印刷される。この時、液状素材が、シューズカバー10のニット生地に浸透すればするほど、裁断面の編目が枠状部材により結合されるため、ニット生地特有の裁断を行った際に発生するほつれや目流れが起きにくくなる。また、
塩化ビニールやシリコン、アクリルなどの伸縮性のある素材を使用することで、生地の固定によるほつれ発生の予防と、さらに、伸縮することによりシューズの突出部、実施例1では、自転車のペダルとシューズを固定するクリートAにフィットさせることが出来る。切り抜き線となる枠状部材1の形状は、使用者のクリートAにより異なるため、個々に合わせることが出来るようにしており、本実施例では、前記した通り三角形で切り抜くことや四角形で切り抜くことが出来る。また、枠状部材1の切り抜き線の範囲は、縦に5.5cm、横に4.0cm程度の大きさがあれば、クリートAを収めることが出来る。特に、ニット編では、裁断した際にウェール方向つまり、つま先踵方向には編目がほつれやすい為、横方向に引いた枠状部材1を、縦方向に引いた枠状部材1よりも太くしておくことでより、枠状部材1の耐久性を保つことが出来ほつれにくくなる。しかし、形状や大きさについては、本実施例におけるものであり、異なる形状や大きさであっても固定具を外面に出すことさえ可能であれば、問題はない。
図2に示すプリント加工部2は、靴の上から着用する自転車競技用のシューズカバー10において、通常の歩行時には、生地自体が直接地面に接してしまうため、ニット生地は弱く破れてしまう。そのため、耐久性の強化と生地が直接地面と接することの無いように、枠状部材1と同素材で、つま先、踵にもプリント加工を施しておけば、耐久性の弱いニット製品であっても耐久性を強めることが出来る。
図3には、着用後の競技用シューズに合わせて裁断したシューズカバー10を示しており、着用時には競技に合わせた(本発明の実施例1では自転車)シューズの突出部(ペダルとシューズを固定するためのクリートA)がシューズカバー外面に出ている物を示している。裁断を行う際には、枠状部材1の内側の生地部分を切り抜き枠状部材1が、シューズカバー10に残った状態とする。こうすることで、図3にも示したように、枠状部材1がクリートAに合わせて伸縮し、裁断を行った際に発生するほつれをなくすことが出来る。
図4には、競技やパーツに合わせた形状を有するための実施可能とする参考図を示している。スケートなど競技によっては、(c)のように、枠状部材1を分けた箇所に使用することや、(f)のように足底全体に大きく枠状部材1を設ける必要もある。

Claims (2)

  1. ニット製のシューズカバーであって、足底部に設けられた、ほつれ防止用の枠状部を含み、前記枠状部が、伸縮性を有する合成樹脂製の印刷であるシューズカバー。
  2. 前記枠状部が、三角形状をなす第1の枠状部と、矩形状をなす第2の枠状部とを含み、前記第1の枠状部の一辺と前記第2枠状部の一辺とが重複して設けられている請求項1に記載のシューズカバー。
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