JP2013090807A - 地下たび及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 アッパーに接地底を取付けてなる地下たびであって、アッパー内甲と外甲とを縫合する甲縫い部16及び/又は立つ縫い部17の所要位置に、当該縫い部を跨り内外甲面にパターンが連続した図柄を形成したことを特徴とする地下たび及びその製造方法。
【選択図】 図2
Description
最近では祭行事やその他のイベントあるいは一種のカジュアルな履物としても使用されることがあるが、このような用途では、使用目的に適う文字や図柄などの図柄をアッパーの外面あるいは内面に施した地下たびが求められるようになっている。
この文献に示された地下足袋は製造方法が詳しく開示されていないものの、予め柄の入った生地を用い、これを裁断し縫合したアッパーを用いているとみられ、とりわけアッパー中央部の甲から脚にかけて伸びている甲縫い部等の縫合部では、甲を形成する生地片の柄が甲内外の縫い線部で分断されて連続性のある図柄を表せないきらいがあった。
なお本発明において、内甲とは地下たびを履いたときに身体に近い側、すなわち親指(第一指)側となる布を指しており、外甲とは反対側の四指側となる布を指している。
また甲縫い部とは、図2に基づいて説明すれば、正面略中央の上から下に延びる縫い線部分(符号16)を指しており、また立つ縫い部は同様に、図3背面の正面略中央の上から下に延びる縫い線の部分(符号17)を指している。
また、本発明は上記の特徴に加えて、アッパー体裏布の縫合部及び/又は所要部に図柄を形成し、一層画趣に富んだ外観を呈する地下たびを提供することができる。
さらにまた、連続する図柄と非連続の図柄とを組み合わせて形成し、地下たびとしての外観を一層強調させることもできる。
これらの図のうち図1ないし図3は、本発明によって得られた地下たびの外観で、図では右足用の片足を示している。そして図中1は綿布で縫製されたアッパー,2はゴム等からなる接地底で、両者はミシン縫合、又はこれに一部接着剤を併用して一体化する縫付方式、あるいはゴムの未硬化状態の接地底を加硫成形して取り付ける貼付方式によって製作されている。
アッパー1は、接地底2を取り付ける直前の状態、すなわち図4に示すようにアッパー体1Aとして縫製したものに、図示は省略しているが、これに比較的厚地の中底を底部に縫着してアッパー1とし、この状態で型に履かせて、中底の面に接地底2を取り付けている。
得られた地下たびは、一般に図5に示すようなコハゼ3及び掛糸4を止め具として用いて履くようになっている。なお図において、14及び15は補強のために縫合される被せ布及び尻皮布である。
したがって、この部分では布厚の重なりによる段差が生じるため、この部分を跨いで連続する図柄を形成することを諦めている状況であった。しかしながら、地下たびの形態からして図1ないし図3の部位は、履いたときに目立つ部分であり、この縫合部に連続する図柄を設けることができれば、図柄による訴求効果は大きいことに着眼し、本発明に至ったものである。
このような図柄は、例えばアッパー体1Aの甲縫い部16に図柄を形成する場合、図5及び図6に示すように、甲縫い部16の指付根部やや上方から脚に立ち上がる部分の間1Bに図柄を形成することが好ましい。この部分は図2に示すように、甲部の見やすい箇所に相当するため好ましいが、これより下方になると図柄が目立ち難く、反対にこれより上方になると甲から脚への湾曲が大きく所期の図柄が設けにくくなる面がある。
なお、立つ縫い部17に図柄を形成するときは、この部分は甲縫い部16のように高さ方向に大きく湾曲する部分がないので、例えば図3の状態から押圧した状態で平滑性を維持して上方よりプリントすることによって形成することができる。
これらの裏布11b、12bは、全面に図柄を形成した布を裁断して用いるのが一般的であるため、アッパー体1Aを製作した際に、その縫合部では模様の連続性は失われることになるが、裏布に図柄を施すことは、表布に施す場合に比べ図柄の連続性を問われることも少なく、また細かい模様などを施せばこの点を目立たせないようにすることができる。
また、このように全面に図柄を施した裏布を用いてアッパー体1Bとしたものに、さらに図11の要領で、縫合部に連続した図柄を形成することによって、模様を強調させることもできる。
1A アッパー体
11 内甲布
11a 内甲布片
11b 内甲布裏布
12 外甲布
12a 外甲布片
12b 外甲布裏布
13 マチ布
13a マチ布片
14 被せ布
15 尻皮布
16 甲縫い部
17 立つ縫い部
2 接地底
3 コハゼ
4 掛糸
Claims (8)
- アッパーに接地底を取付けてなる地下たびであって、アッパー内甲と外甲とを縫合する甲縫い部及び/又は立つ縫い部の所要位置に、当該縫い部を跨り内外甲面にパターンが連続した図柄を形成したことを特徴とする地下たび。
- 前記甲縫い部の指付根部やや上方から甲から脚に立ち上がる部分の間に連続する図柄を形成したことを特徴とする請求項1に記載の地下たび。
- アッパー面の連続した図柄以外の部分に、独立した図柄を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の地下たび。
- アッパー体裏布の縫合部及び/又は所要部に図柄を形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の地下たび。
- 少なくとも連続した図柄がインクジェットプリントで形成されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の地下たび。
- アッパーに接地底を取付けてなる地下たびの製造方法であって、アッパー内甲と外甲とを縫合したアッパー縫製体の甲縫い部及び/又は立つ縫い部の所要位置を 緊張させて平滑性を確保し、この面にプリントを施してパターンが連続した図柄を形成したことを特徴とする地下たびの製造方法。
- 前記甲縫い部の指付根部やや上方から甲から脚に立ち上がる部分の間に連続する図柄を形成するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の地下たびの製造方法。
- 少なくとも連続した図柄がインクジェットプリントで形成されたことを特徴とする請求項6又は7に記載の地下たびの製造方法。
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JP2011234778A JP2013090807A (ja) | 2011-10-26 | 2011-10-26 | 地下たび及びその製造方法 |
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- 2011-10-26 JP JP2011234778A patent/JP2013090807A/ja active Pending
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