JP6457770B2 - 再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6457770B2
JP6457770B2 JP2014205154A JP2014205154A JP6457770B2 JP 6457770 B2 JP6457770 B2 JP 6457770B2 JP 2014205154 A JP2014205154 A JP 2014205154A JP 2014205154 A JP2014205154 A JP 2014205154A JP 6457770 B2 JP6457770 B2 JP 6457770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio data
reception
reproduction
information terminal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014205154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016076792A (ja
Inventor
孝義 熊倉
孝義 熊倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer DJ Corp
Original Assignee
Pioneer DJ Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer DJ Corp filed Critical Pioneer DJ Corp
Priority to JP2014205154A priority Critical patent/JP6457770B2/ja
Publication of JP2016076792A publication Critical patent/JP2016076792A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6457770B2 publication Critical patent/JP6457770B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

本発明は、音声データの再生制御を行う再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラムに関する。
近年、パーソナルコンピューター、スマートフォン、携帯端末等の端末において、楽曲や映像の配信サービスが広く利用されている(例えば、特許文献1)。このようなサービスを利用するためには、一般的に利用登録(会員登録)を行い個人IDとパスワードを登録する。そして、サービスを利用する際は、個人IDとパスワードを入力して個人認証を行うことで楽曲等の受信が可能となる。
ところで、近年クラブ等でも、このような楽曲配信サービスを利用したいといったニーズがある。そこで、DJ機器(DJプレーヤー、DJミキサー、DJプレーヤー・ミキサー一体型装置、DJコントローラーなど)に、楽曲配信サービスを利用するための機能(ネットワーク接続機能、楽曲配信サービスアプリケーションの操作画面やWebページを表示するための表示画面など)を搭載することが考えられる。
特開2009−015379号公報
ところがクラブ等では、複数のDJ(Disk Jockey)によってDJ機器を共有利用することが多い。このため、DJ機器で配信サービスを利用しようとすると、各DJは自分の演奏前に、サービスを利用するための個人認証操作(個人IDとパスワードの入力)を行う必要がある。ところが、このような個人認証操作は、これから演奏を行おうとするDJにとって非常に煩わしい。
本発明は、上記の問題点に鑑み、複数人で再生制御装置を共有利用する場合において、各ユーザーが手軽に音声データの配信サービスを利用可能な再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の再生制御装置は、音声データの再生制御を行う再生制御装置であって、音声データの配信サービスを利用可能な情報端末に所望の音声データを受信させるための受信指示を行う受信指示部と、受信指示部の指示にしたがって情報端末に受信命令を出力すると共に、情報端末を介して所望の音声データを取得する通信部と、通信部により取得した所望の音声データの再生制御を行う再生制御部と、を備えることを特徴とする。
上記の再生制御装置において、通信部は、複数の情報端末と同時に通信可能であり、受信指示部は、情報端末の端末IDを指定して受信指示を行うことを特徴とする。
上記の再生制御装置において、音声データの再生操作を行う再生操作部を複数備え、受信指示部は、再生操作部ごとに端末IDを指定して受信指示を行うことを特徴とする。
上記の再生制御装置において、音声データは、楽曲データであり、受信指示部は、楽曲データの再生終了をトリガーとして、どの再生操作部がどの端末IDを使用するかを選択する選択画面を表示画面に表示し、ユーザーに選択操作を促すことを特徴とする。
上記の再生制御装置において、音声データの配信サービスは、個人IDを必要とするものであり、受信指示部は、個人IDを指定して情報端末に受信指示を行うことを特徴とする。
上記の再生制御装置において、音声データの再生操作を行う再生操作部を複数備え、受信指示部は、再生操作部ごとに個人IDを指定して受信指示を行うことを特徴とする。
上記の再生制御装置において、音声データは、楽曲データであり、受信指示部は、楽曲データの再生終了をトリガーとして、どの再生操作部がどの個人IDを使用するかを選択する選択画面を表示画面に表示し、ユーザーに選択操作を促すことを特徴とする。
本発明の再生制御装置の制御方法は、音声データの再生制御を行う再生制御装置の制御方法であって、音声データの配信サービスを利用可能な情報端末に所望の音声データを受信させるための受信指示を行う受信指示ステップと、受信指示ステップの指示にしたがって情報端末に受信命令を出力すると共に、情報端末を介して所望の音声データを取得する通信ステップと、通信ステップにて取得した所望の音声データの再生制御を行う再生制御ステップと、を実行することを特徴とする。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記の再生制御装置の制御方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
再生システムのシステム構成を示すブロック図である。 DJ機器の平面図である。 第1実施形態に係るDJ機器の機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係るDJ機器の楽曲データ受信処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る選択画面の一例を示す図である。 変形例1に係るDJ機器の楽曲データ受信処理を示すフローチャートである。 変形例1に係る選択画面の一例を示す図である。 変形例2に係る選択画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係る選択画面の一例を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態に係る再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラムについて、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態では、本発明の再生制御装置を、DJ機器1に適用した場合について例示する。
図1は、再生システムSYのシステム構成を示すブロック図である。再生システムSYは、クラブ等に設置されているDJ機器1と、各DJが所有する情報端末2と、楽曲データ(音声データ)を配信する楽曲データ配信サーバー3と、から成る。本実施形態では、DJ機器1として、2台のデッキ(DJプレーヤー)とDJミキサーが一体となった一体型装置を例示する。また、情報端末2は、DJがDJプレイを行う際DJブースに持ち込むものであり、DJ機器1に対し楽曲データを提供するために用いる。
DJ機器1は、制御機構11、操作子群12、表示画面13、記憶部14、音声出力部15および近距離無線通信インターフェース(以下、「近距離無線通信I/F」と表記する)16を備える。
制御機構11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)を含み、DJ機器1を統括的に制御する。また、制御機構11は、DSP(Digital Signal Processor)を含み、各種音声処理を行う。操作子群12は、DJプレイに関する各種操作を行う。DJプレイとは、楽曲のサーチ・選択・ミックス再生およびDJエフェクトの設定・操作などを指す。
表示画面13は、DJが所望の楽曲を選択するための楽曲リストや、選択した楽曲(デッキにロードされている楽曲)に関する楽曲情報(楽曲タイトル、再生時間、音声波形、BPMなど)をはじめ、各種情報を表示する。
記憶部14は、各種制御プログラムおよび制御データを不揮発に記憶する。本実施形態では、制御プログラムとして、端末連携プログラムおよび再生制御プログラムを記憶する。端末連携プログラムは、情報端末2と連携して楽曲配信サービスを利用するためのプログラムである。このプログラムを用いて情報端末2と連携することにより、情報端末2で利用可能な楽曲配信サービスをDJ機器1でも利用可能となる。つまり、DJ機器1は、楽曲データ配信サーバー3と通信するためのネットワーク通信機能(Webブラウザー)が不要であり、楽曲配信サービスを利用するための専用アプリケーションを搭載する必要がない。また、ユーザーは、DJ機器1側で楽曲配信サービスを利用する際の利用登録および個人認証操作を行う必要がない。一方、再生制御プログラムは、操作子群12の操作に基づいて楽曲データの再生制御を行うためのプログラムである。
音声出力部15は、不図示のスピーカーやヘッドホンに対し、楽曲データの再生信号を出力する。近距離無線通信I/F16は、情報端末2と近距離無線通信を行うためのインターフェースである。ここでは、近距離無線通信としてブルートゥース通信(登録商標)を用いることを想定しているが、赤外線通信、Wi−Fi通信(登録商標)、またはケーブル等を介した有線通信により情報の入出力を行っても良い。本実施形態において近距離無線通信I/F16は、主に情報端末2に対し楽曲データの受信命令を出力したり楽曲データを取得したりするために用いる。
情報端末2は、制御機構21、タッチパネル22、近距離無線通信I/F23、記憶部24およびネットワーク通信I/F25を備える。情報端末2としては、スマートフォンなど各種タブレット端末、携帯電話、ノート型パソコンなどを用いる。
制御機構21は、CPU、ROMおよびRAMを含み、情報端末2を統括的に制御する。タッチパネル22は、各種情報の表示および各種操作に用いられる。近距離無線通信I/F23は、DJ機器1(近距離無線通信I/F16)と近距離無線通信を行う。記憶部24は、各種制御プログラムおよび制御データを不揮発に記憶する。本実施形態では、制御プログラムとして楽曲配信サービスアプリケーションを記憶する。
楽曲配信サービスアプリケーションは、楽曲データ配信サーバー3による楽曲配信サービスを利用するためのアプリケーションである。DJ(ユーザー)は、楽曲配信サービスアプリケーションを情報端末2にインストールした後、利用登録(会員登録)を行い個人IDとパスワードを登録する。また、DJ機器1との連携動作前に、個人IDとパスワードの入力、およびDJ機器1との通信を許可するための設定を行っておく。なお、楽曲配信サービスによっては、アプリケーションのインストールを必要としない場合もある。この場合は、Webブラウザーを用いて楽曲配信サービスを利用するための設定を行う。
ネットワーク通信I/F25は、楽曲データ配信サーバー3とネットワーク通信を行う。本実施形態では、ネットワークとしてインターネットを想定している。つまり、ネットワーク通信I/F25は、公衆回線網を介してインターネットに接続し、インターネット上の楽曲データ配信サーバー3と通信を行う。
楽曲データ配信サーバー3は、楽曲データベース31およびネットワーク通信I/F32を備える。楽曲データベース31は、多数の楽曲データおよびその楽曲リストを記憶する。ネットワーク通信I/F32は、情報端末2とインターネットを介した通信を行う。
次に、図2を参照し、DJ機器1に搭載されたユーザーインターフェースについて説明する。DJ機器1は、左右2つのデッキ部41a,41bと、その中間に設けられたミキサー部42と、を備える。各デッキ部41a,41bの上部には、表示画面13が設けられている。表示画面13は、情報端末2との連携についてDJに選択操作を促すための選択画面Da,Dbを表示する。また、各デッキ部41a,41bの中央には、楽曲のサーチや、スクラッチ・バックスピンなどの操作を行うためのジョグダイヤル12−1が設けられ、その下部には、DJエフェクトをコントロールするための操作パッド12−2などが設けられている。
一方、ミキサー部42は、複数のチャンネル(同図では、4チャンネル)に対応しており、中央から上部にかけて、イコライザーやチャンネルフェーダーなどのチャンネル別操作子群12−3が設けられ、その下部には、各デッキにロードされた楽曲の混合割合を調節するためのクロスフェーダー12−4などが設けられている。
次に、図3を参照し、DJ機器1の機能構成について説明する。DJ機器1は、主な機能構成として、受信指示部110、通信部120、再生操作部130および再生制御部140を備える。同図では、第1情報端末2とAデッキを連携し、第2情報端末2とBデッキを連携する場合を例示している。
受信指示部110は、第1受信指示部111および第2受信指示部112を含み、楽曲配信サービス(音声データの配信サービス)を利用可能な情報端末2に所望の楽曲データを受信させるための受信指示を行う。第1受信指示部111は、Aデッキ部41aに設けられた操作子を用いて楽曲データのサーチ・選択・受信指示を行う。また、第2受信指示部112は、Bデッキ部41bに設けられた操作子を用いて楽曲データのサーチ・選択・受信指示を行う。なお、第1受信指示部111および第2受信指示部112は、それぞれ連携させる情報端末2の端末IDを指定して受信指示を行う。本実施形態では、通信確立時に端末IDとその連携対象となるデッキとを対応付けて所定の記憶領域に記憶しておき、受信指示時に、記憶されている端末IDを指定して受信指示を行う。
通信部120は、受信指示部110の指示にしたがって情報端末2に受信命令を出力する。受信命令には、情報端末2を指定する端末IDと楽曲を指定する楽曲IDが含まれる。情報端末2は、当該受信命令にしたがって、楽曲データ配信サーバー3から指定された楽曲データを受信する。通信部120は、楽曲データ配信サーバー3から配信された楽曲データを、情報端末2を介して取得する。
再生操作部130は、第1再生操作部131および第2再生操作部132を含む。第1再生操作部131は、Aデッキ部41aの操作子を指し、Aデッキにロードされた楽曲データの再生操作を行う。また、第2再生操作部132は、Bデッキ部41bの操作子を指し、Bデッキにロードされた楽曲データの再生操作を行う。
再生制御部140は、第1再生制御部141および第2再生制御部142を含む。第1再生制御部141は、第1受信指示部111の受信命令にしたがってAデッキにロードされた楽曲データの再生制御を行う。また、第2再生制御部142は、第2受信指示部112の受信命令にしたがってBデッキにロードされた楽曲データの再生制御を行う。なお、再生制御部140は、情報端末2との通信が解除された場合、その情報端末2とデッキとの連携を解除する。したがって、受信指示部110は、情報端末2との通信が解除された場合、再度情報端末2とデッキとの対応付けが必要となる。
次に、図4のフローチャートを参照し、第1実施形態に係るDJ機器1の楽曲データ受信処理の流れを説明する。DJ機器1(制御機構11)は、情報端末2との通信を確立すると(S01:Yes)、図5に示す選択画面を表示する(S02)。同図(a)は、Aデッキ部41aの表示画面13に表示する選択画面Daであり、同図(b)は、Bデッキ部41bの表示画面13に表示する選択画面Dbである。これらの選択画面Daまたは選択画面Dbにおいて、DJにより連携することが選択されると(選択画面Daまたは選択画面Dbで「Yes」が選択されると,S03:Yes)、対象となるデッキと対応付けて端末IDを記憶し、さらに当該端末IDの情報端末2から楽曲リストを取得する(S04)。なお、楽曲リストは、DJ機器1との通信前に予め情報端末2が受信して情報端末2内に記憶しておいても良いし、DJ機器1が連携選択操作に伴って情報端末2に楽曲リスト受信命令を送信し、楽曲データ配信サーバー3から送信された楽曲リストを、当該情報端末2を介して受信する構成でも良い。また、図4のフローチャートには特に図示しないが、DJ機器1において楽曲リスト取得操作が行われたときにも、情報端末2に楽曲リスト受信命令を送信する。
その後、DJ機器1の各デッキ部41a,41bの操作により楽曲の選択および受信指示が行われると(S05:Yss)、DJ機器1は、受信指示を行ったデッキと対応付けて記憶されている端末IDの情報端末2に対し、受信命令を出力する(所望の楽曲の楽曲IDを出力する,S06)。受信命令を取得した情報端末2は、楽曲データ配信サーバー3に対し、予め設定されている個人IDおよびパスワードを用いて配信依頼を行う。情報端末2は、当該配信依頼により楽曲データを受信すると、通信状態なっている(連携状態にある)DJ機器1に対し、端末IDと共に楽曲データを出力する。DJ機器1は、情報端末2から楽曲データを取得すると(S07)、端末IDと対応付けられている対象デッキに楽曲データをロードする(S08)。なお、楽曲データをロードするのではなく、対象デッキから読み出し可能な所定の記憶領域に楽曲データを格納する構成でも良い。また、S01:Noの場合は、S02〜S04を省略し、S03:No,S05:No,S08の後は、S01に戻る。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、DJ機器1から情報端末2に対して受信命令を行うことで、情報端末2の楽曲配信サービスを利用することができる。これにより、クラブ等においてDJ機器1を共有で用いる場合であっても、DJが自分の所有物である情報端末2(楽曲配信サービスアプリケーションにて個人認証操作を済ませ、DJ機器1との通信を許可した状態の情報端末2)を、DJ機器1が設置してあるブース内に持ち込むことで、DJ機器1により個人認証操作を行うことなく楽曲配信サービスを利用することができる。また、各デッキから端末IDを指定して受信命令を行うことができるため、複数のDJが交代しながらDJプレイを行う場合に便利である。
なお、以下の変形例を採用可能である。
[変形例1]
上記の実施形態においてDJ機器1は、情報端末2と通信を確立するたびに選択画面Da,Dbを表示したが、楽曲の再生終了をトリガーとして選択画面Da,Dbを表示しても良い。図6は、変形例1に係るDJ機器の楽曲データ受信処理を示すフローチャートである。本変形例においてDJ機器1(制御機構11)は、楽曲再生中に情報端末2との通信を確立すると(S11:Yes)、楽曲の終了前に(例えば、楽曲の再生終了の数秒前に,S12:Yes)、そのデッキ(対象デッキ)の表示画面13に選択画面Daまたは選択画面Dbを表示する(S13)。ここで、対象デッキの操作により連携選択操作が行われると(図4(a),(b)に示す選択画面Da,Dbで「Yes」が選択されると,S14:Yes)、対象デッキと対応付けて端末IDを記憶し、さらに当該端末IDの情報端末2から楽曲リストを取得する(S15)。なお、S16〜S19は、図4のS05〜S08と同様であるため説明を省略する。このように、変形例1によれば、楽曲の終了に伴って選択画面Da,Dbを表示するため、DJプレイを妨げることがない。また、一方のデッキで連携が許可された場合、連携が許可された端末IDについての選択画面Daまたは選択画面Dbを他方のデッキに表示させないことにより、他方のデッキを操作するDJにより、誤って自分の情報端末2と連携設定が行われることを防止できる。
なお、変形例1では、選択画面Daまたは選択画面Dbの表示タイミングにおいて、複数の情報端末2と通信が確立されている場合、図7(a),(b)に示す選択画面Daまたは選択画面Dbを表示する。つまり、各デッキにおいて、連携する情報端末2の端末IDをユーザーに選択させるための選択画面Daまたは選択画面Dbを表示する。また、上記の実施形態でも、DJ機器1の電源ON時において複数の情報端末2と通信が確立されている場合、または同時に複数の情報端末2と通信が確立された場合、図7(a),(b)に示す選択画面Daまたは選択画面Dbを表示する。
[変形例2]
また、上記の実施形態では、各デッキに表示画面13が設けられているDJ機器1を例示したが、表示画面13が1つしか設けられていない場合は、選択画面Daまたは選択画面Dbの表示タイミングにおいて、図8に示すように、連携する対象デッキをユーザーに選択させるための共通選択画面D0を表示することが好ましい。また、複数の情報端末2と通信が確立されている場合は、どのデッキがどの情報端末2の端末IDを使用するかをユーザーに選択させるための共通選択画面D0(図示省略)を表示することが好ましい。
[その他の変形例]
また、上記の実施形態では、デッキと端末IDの対応付けをDJ機器1側で設定したが、情報端末2側で指定しても良い。この場合、指定されたデッキの表示画面13に選択画面Daまたは選択画面Dbを表示し、指定されていないデッキの表示画面13には表示しない。
また、各デッキと情報端末2をケーブルやコネクタなどで物理的に接続可能とし、接続されたデッキの表示画面13に選択画面Daまたは選択画面Dbを表示し、接続されていないデッキの表示画面13には表示しない構成としても良い。
また、上記の実施形態では、2つのデッキを備えたDJ機器1を例示したが、1つのデッキのみを備えた構成であっても良いし3つ以上のデッキを備えた構成であっても良い。
また、上記の実施形態では、楽曲配信サービスを利用するための個人IDおよびパスワードを情報端末2内に記憶しておくものとしたが、DJ機器1側で入力・設定し、受信指示時に楽曲IDと共に情報端末2に出力する構成としても良い。
また、上記の実施形態では、通信確立時に端末IDとその連携対象となるデッキとを対応付けて所定の記憶領域に記憶しておき、受信指示時を行う際に記憶されている端末IDを指定するものとしたが、受信指示ごとに、端末IDを指定する構成としても良い。この構成によれば、一人のDJが必要に応じて2台の情報端末2を使い分けることが可能となる。
[第2実施形態]
次に、図9を参照し、本発明の第2実施形態について説明する。上記の第1実施形態では、情報端末2の端末IDを指定して楽曲データの受信指示を行ったが、本実施形態では、楽曲配信サービスを利用するための個人IDを指定して楽曲データの受信指示を行う。以下、第1実施形態と異なる点のみ説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と同様の構成部分については同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と同様の構成部分について適用される変形例は、本実施形態についても同様に適用される。
第2実施形態に係るDJ機器1の機能構成は、第1実施形態の構成(図3参照)と同様である。但し、本実施形態の受信指示部110(第1受信指示部110および第2受信指示部112)は、デッキ(再生操作部130)ごとに個人IDを指定して受信指示を行う。また、本実施形態の通信部120は、1台の情報端末2と通信を行う。また、情報端末2にインストールされている楽曲配信サービスアプリケーションは、複数の個人IDとパスワードを登録可能となっている。つまり、AデッキとBデッキの両方が同じ情報端末2(楽曲配信サービスアプリケーション)と通信し、異なる個人IDを指定して楽曲配信サービスを利用できるようになっている。
第2実施形態に係るDJ機器1の楽曲データ受信処理の流れも、第1実施形態のフロー(図4参照)と略同様である。異なる点は、S02の「選択画面表示」工程にて表示する選択画面Da,Dbにおいて、個人IDを選択することである(図9(a),(b)参照)。また、S04では、端末IDに代えて個人IDを記憶し、S06の「受信命令出力」工程では、所望の楽曲の楽曲IDと共に個人IDを出力する。
このように、第2実施形態によれば、個人IDを指定して受信指示を行うため、1台の情報端末2(共通の楽曲配信サービスアプリケーション)をAデッキとBデッキで使用することができる。
なお、第1実施形態と第2実施形態を組み合わせても良い。つまり、端末IDと個人IDの両方を指定して受信指示を行っても良い。また、1台の情報端末2に複数の異なる楽曲配信サービスアプリケーションがインストールされている場合は、さらにアプリケーション(サービス)を指定して受信指示を行っても良い。
以上、2つの実施形態および各変形例を示したが、これらに示した再生システムSY(DJ機器1)の各構成要素をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリー等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターを再生システムSY(DJ機器1)の各構成要素として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれる。
また、上記の実施形態では、本発明の再生制御装置をDJプレーヤーとミキサーの一体型装置に適用した場合を例示したが、DJプレーヤー、DJミキサー、DJコントローラーなど他のDJ機器に適用しても良い。また、DJ機器に限らず、他の再生装置、電子楽器、情報端末(コンピューター,PCアプリケーション,タブレット端末用アプリケーションなど)に適用しても良い。また、楽曲データの再生制御のみならず、その他の音声データ(SE、ループ音源など)の再生制御を行う装置にも、本発明を適用可能である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1:DJ機器 2:情報端末 3:楽曲データ配信サーバー 11:制御機構 12:操作子群 13:表示画面 14:記憶部 15:音声出力部 16:近距離無線通信I/F 21:制御機構 22:タッチパネル 23:近距離無線通信I/F 24:記憶部 25:ネットワーク通信I/F 31:楽曲データベース 32:ネットワーク通信I/F 41:デッキ部 42:ミキサー部 110:受信指示部 120:通信部 130:再生操作部 140:再生制御部 Da,Db,D0:選択画面 SY:再生システム

Claims (4)

  1. 楽曲データからなる音声データの再生制御を行う再生制御装置であって、
    前記音声データの配信サービスを利用可能な情報端末に所望の音声データを受信させるための受信指示を行う受信指示部と、
    前記受信指示部の指示にしたがって前記情報端末に受信命令を出力すると共に、前記情報端末を介して前記所望の音声データを取得する通信部と、
    前記通信部により取得した前記所望の音声データの再生制御を行う再生制御部と、
    前記音声データの再生操作を行う複数の再生操作部と、を備え、
    前記通信部は、複数の前記情報端末と同時に通信可能であり、
    前記受信指示部は、前記情報端末の端末IDを指定して受信指示を行い、前記再生操作部ごとに前記端末IDを指定して受信指示を行い、前記音声データの再生終了をトリガーとして、どの再生操作部がどの端末IDを使用するかを選択する選択画面を表示画面に表示し、ユーザーに選択操作を促すことを特徴とすることを特徴とする再生制御装置。
  2. 楽曲データからなる音声データの再生制御を行う再生制御装置であって、
    前記音声データの配信サービスを利用可能な情報端末に所望の音声データを受信させるための受信指示を行う受信指示部と、
    前記受信指示部の指示にしたがって前記情報端末に受信命令を出力すると共に、前記情
    報端末を介して前記所望の音声データを取得する通信部と、
    前記通信部により取得した前記所望の音声データの再生制御を行う再生制御部と、
    前記音声データの再生操作を行う複数の再生操作部と、を備え、
    前記音声データの配信サービスは、個人IDを必要とするものであり、
    前記受信指示部は、前記個人IDを指定して前記情報端末に受信指示を行い、前記再生操作部ごとに前記個人IDを指定して受信指示を行い、前記音声データの再生終了をトリガーとして、どの再生操作部がどの個人IDを使用するかを選択する選択画面を表示画面に表示し、ユーザーに選択操作を促すことを特徴とする再生制御装置。
  3. 楽曲データからなる音声データの再生制御を行う再生制御装置の制御方法であって、
    前記音声データの配信サービスを利用可能な情報端末に所望の音声データを受信させるための受信指示を行う受信指示ステップと、
    前記受信指示ステップの指示にしたがって前記情報端末に受信命令を出力すると共に、前記情報端末を介して前記所望の音声データを取得する通信ステップと、
    前記通信ステップにて取得した前記所望の音声データの再生制御を行う再生制御ステップと、
    前記音声データの再生操作を複数の再生操作部で行う再生操作ステップと、を実行し、
    前記通信ステップは、複数の前記情報端末と同時に通信し、
    前記受信指示ステップは、前記情報端末の端末IDを指定して受信指示を行い、前記再生操作部ごとに前記端末IDを指定して受信指示を行い、前記音声データの再生終了をトリガーとして、どの再生操作部がどの端末IDを使用するかを選択する選択画面を表示画面に表示し、ユーザーに選択操作を促すことを特徴とする再生制御装置の制御方法。
  4. コンピューターに、請求項3に記載の再生制御装置の制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
JP2014205154A 2014-10-03 2014-10-03 再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム Active JP6457770B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014205154A JP6457770B2 (ja) 2014-10-03 2014-10-03 再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014205154A JP6457770B2 (ja) 2014-10-03 2014-10-03 再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016076792A JP2016076792A (ja) 2016-05-12
JP6457770B2 true JP6457770B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=55950048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014205154A Active JP6457770B2 (ja) 2014-10-03 2014-10-03 再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6457770B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023242894A1 (ja) * 2022-06-13 2023-12-21 AlphaTheta株式会社 情報処理装置、システムおよびプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001249667A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Hitachi Maxell Ltd 音楽配信用ホスト端末
JP2002163170A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 Hitachi Ltd コンテンツ発注方法並びにその端末、コンテンツ提供方法並びにそのシステム
JP2013021632A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Denso Corp 車両用通信システム、携帯通信端末、および、車両用機器
JP5998985B2 (ja) * 2012-05-23 2016-09-28 株式会社デンソー 管理サーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016076792A (ja) 2016-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11153617B2 (en) Playback device demonstration
KR20110012125A (ko) 휴대용 단말기의 음악 재생 장치 및 방법
JPWO2016129216A1 (ja) 再生装置および出力装置
JP6478162B2 (ja) 携帯端末装置およびコンテンツ配信システム
JP6457770B2 (ja) 再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム
JP2009282254A (ja) 複数のカラオケ演奏端末間におけるログイン利用者コピーシステム
TWI480854B (zh) 攜帶型伴唱系統、伴唱方法及應用程式
JP2015122645A5 (ja)
JP6498904B2 (ja) 再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム
JP7147742B2 (ja) 端末装置及び通信方法
JP4452643B2 (ja) カラオケシステム
JP6585257B2 (ja) 再生制御装置、再生制御装置の制御方法およびプログラム
JP5224509B2 (ja) カラオケホスト装置、カラオケ録画システム
JP4423241B2 (ja) スポーツチーム関連楽曲推薦システム
JP7221564B1 (ja) プレゼンテーション支援方法及びプレゼンテーション支援システム
JP6515766B2 (ja) 制御端末装置および機器制御方法
JP7108048B2 (ja) 情報処理装置および画面生成方法
JP6820519B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5224508B2 (ja) カラオケ録画装置
JP6421010B2 (ja) 情報端末、情報端末の表示制御方法およびプログラム
KR102115556B1 (ko) 스마트폰을 이용한 오디오 기기 컨트롤 방법과 컨트롤 장치
JP2016157996A (ja) 音響機器編集装置
JP2021179543A (ja) 携帯端末、カラオケシステム、プログラム
JP6201955B2 (ja) コンテンツ処理装置及びコンテンツ処理システム
JP5402756B2 (ja) セルフラーニング機能を有する音響システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6457770

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250