JP6457493B2 - 液面を覆う装置及びブランケット - Google Patents

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Description

本発明は、池、湖、またはプールのような、特に開放液面を覆うためのカバー装置に関するものであって、内部キャビティを画成するシェルを有し、その内部キャビティは少なくとも部分的に液体で充填される。本発明は、さらに、池またはプールの表面に、本発明による複数のカバー装置によって形成されるブランケットに関する。
様々に異なる種類の工業用野外池は、例えば、太陽光の侵入及びその結果としての藻類の形成もしくは雑草の生長、蒸発による液体の損失を防ぐため、または冬場に、より高い水温を維持するため、または有害液体が貯蔵されている場合と、滑走路付近に空港の防火用貯水池が配置されていて、空中に飛び立つ飛行機の近隣の鳥を引き込む場合と、その両方における水鳥の死亡を防ぐために、覆われる必要がある。極めて一般的なソリューションは、ネット掛けであった。
特許文献1は、例えばガラス面である反射面に鳥が飛び込むことを防ぐための鳥よけを開示しており、これは、第1の部分と第2部分とを有するメッシュを備え、第1と第2の部分には、それぞれ第1と第2の支持ビームが接続されて、第1と第2の支持ビームには、それぞれ第1と第2の吸盤群が接続されており、これらの第1と第2の吸盤群は、それぞれスライド可能に第1と第2の支持ビームに接続されて、ガラス面に取り外し可能に取り付けるように構成されている。しかしながら、池またはプールのような大きな液面の場合に、このソリューションを用いることは、構築及び維持にコストがかかり過ぎるのは明らかであり、また、吹雪によって損傷されることになるのは言うまでもなく、さらには、水鳥から液面をカモフラージュすることはできない。
特許文献2は、泥溜め池用の全遮光天井型装置を開示している。この装置は、主に、既存の泥溜め池は冬の凍結によって正常に機能できないという問題を解決するものであり、天ビームが垂直柱の頂部に接続され、それらの弧状の天ビームは、相互に平行かつ均等に分布して、横ビームを横切るように接続されており、天ビームの外側表面は、太陽光板で覆われている、ことを特徴とする。泥溜め池用のこの全遮光天井型装置は、耐寒性に優れているものの、構築するのに非常にコストがかかり、また、理想的な断熱及び防鳥ソリューションからも程遠い。
これらの問題は、主に石油化学産業、金属処理産業、航空輸送産業において、上記の難しい液体貯蔵問題に対する極めて効果的なソリューションを提供するボールブランケットを浮遊させることによる解決が試みられている(特許文献3〜5、非特許文献1を参照)。液体の表面に十分な量の中空プラスチックボールを配置すると、それらのボールは、自ら、自動的に最密構成に配列する。それらは、液面上に単層で、表面積の91%超を実質的に覆って、太陽光の侵入ひいては液体の蒸発を大幅に低減する。また、このようなボールの断熱性が、冬季実用水温を維持するのに役立つ。このような高い表面被覆率によって、極めて効果的なバリアを提供し、液体と周辺環境との間で作用する物質移動機構及び熱伝達機構を大幅に抑える。各ボールに保持された空気と、プラスチックの低熱伝導性によって、断熱層が実現される。また、ボール間のエアポケットは、密閉されていないものの、同じく、熱損失を激減させるこの気泡断熱系に寄与する。大気に露出した液体表面積が少ないことで、蒸発による液体の損失、大気中への臭気放出が激減するとともに、逆に、酸素の表面吸着が防止される。
さらに、ボールからなるブランケットは、製品の浸漬に障害を示すことはなく、すなわち、備品を液面で動かして、ボールを横に押しやる必要があるが、備品を進めるように動かすか、または製品をタンクから持ち上げると、それらのカバーが迅速に再形成される。ボールは、池または貯蔵タンク内で液面レベルと共に上昇及び下降して、傾斜側面を有する貯蔵所に保持された液体の上でも定常的なカバーを提供する。液面レベルが下降することで、表面積の縮小が生じると、ボールは単に積み重なって二重層になり、レベルが上昇すると、自動的に再び単層に自ら広がる。
しかしながら、被覆用ボールのこのブランケットには、いくつかの欠点がある。ほとんどの野外の産業用途において、被覆ブランケットを構成するボールは、強風、さらには暴風によって、池の限られた表面領域に漂流することがあり、あるいは、池から吹き飛ばされることもある。この現象は、例えば水である液体で部分的に充填されたボールを適用することによって解消することができるが、少なくとも部分的に水で充填されたボールを製造すること、及び輸送することは、共にコストの増大を発生させる。
米国特許出願公開第2012/0285106号 中国実用新案第202555020号 WO2011/161675A2号 EP2354377A2 FR2758356A1
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本発明の目的は、限定されないものの特に工業用野外池を覆うための、カバー手段または装置を提供することであり、これは、従来技術によるソリューションの欠点を克服するものであって、すなわち、それが池もしくはプールの液面上の被覆ブランケットを構成する場合に、限られた表面領域に漂流したり、または強風もしくは暴風でも池もしくはプールから吹き飛ばされたりすることがなく、かつ、例えば水である液体で少なくとも部分的に充填された状態で製造及び輸送する必要はなく、輸送及び設置が簡単であるとともに、メンテナンスフリーである。
本目的は、池、湖、またはプールのような開放液面を覆うためのカバー装置を提供することにより達成されており、これは、内部キャビティを画成するシェルを有し、その内部キャビティは少なくとも部分的に液体で充填されるようになっており、また、内部キャビティは、分離手段によって少なくとも2つのチェンバに分割されて、それらのチェンバのうちの1つは、シェルに形成された少なくとも1つの開口部が設けられている。
そして、その開口部には、錘部材が配置されており、その錘部材は、貫通孔が設けられている。
チェンバは、効果的には、シェルに形成された少なくとも1つの追加の開口が設けられる。
チェンバは、好ましくは、シェルに形成された複数の追加の開口が設けられる。
シェルに形成されたそれらの開口の断面積は、好ましくは、異なる。
開口部は、開口部及び分離手段を通る本装置の軸と位置合わせして配置されており、シェルの開口部のより近くに形成された開口の断面積は、シェルの開口部からより遠くに形成された開口の断面積よりも小さい。
装置は、略球体の形状を有し、軸に垂直に測定した分離手段の面積は、軸に垂直に測定した任意のチェンバの最大内部断面積よりも小さい。
分離手段は、中空であって、チェンバと流体連通しており、さらに、チェンバに隣接して形成された開口を有する。
好ましくは、チェンバの開口部または開口の少なくとも1つに、一方向弁が配置される。
さらに、上記目的は、貯蔵所で収容する液体の表面に形成される複合ブランケットを提供することにより達成されており、これは、本発明による複数のカバー装置によって形成される少なくとも1つの層で、本発明による複数のカバー装置を含むものである。
本発明によるカバー装置は、添付の図面を参照して、以下で詳細に開示される。
従来技術による自己充填型カバー装置断面図 本発明による自己充填型カバー装置好ましい実施形態の断面図 本発明による自己充填型カバー装置のさらに別の好ましい実施形態の断面図 本発明による自己充填型カバー装置の効果的な実施形態の断面図 本発明のさらに別の好ましい実施形態の説明図(錘部材は不図示) 液体で満たされた池の表面に配置された、本発明による装置で形成された層の断面図
図1は、従来技術による例示的な自己充填型カバー装置1の断面図である。装置1は、本実施形態では、例えば球体またはボールの形状を有し、シェル2で構成されて、その内部キャビティは、例えば壁である分離手段5によって2つのチェンバ3、4に分割されている。チェンバ3は、環境に対して気密に密閉されて、一般的には空気である任意の気体を収容している。チェンバ4は、シェル2に設けられた、チェンバ4の内部キャビティと連通する少なくとも1つの開口部6があることによって、環境圧力の空気を収容している。好ましくは、シェル2は、例えば、UV安定化された高密度ポリエチレン(HDPE)またはPPもしくはPVDFのような他の適切な材料で構成することができ、従って、多くの種類のポリマもしくはコポリマで製造することもできる。他のいくつかの特殊な用途では、装置1のシェル2は、2種類以上の材料による複合体として製造することができる。
このような構造を有する装置が、装置1の構造全体の「比重」よりも高い比重を有する液体の表面に浮くことは明らかである。装置1が液体の表面に配置されると、風が吹くこと、または液体の表面がわずかに波打つことなど、様々な環境効果によって装置1が表面上で回転している間に、開口部6が液体の表面に近づき、そして表面下に進入することで、液体の流入が可能となると、やがて液体が開口部6を通ってチェンバ4の内部キャビティに侵入し始める。また、一方で、好ましくは開口部6の近傍に錘部材8が装着されると、その結果、装置1は、開口部6が液体の表面下となる位置になりやすくなることも明らかである。本発明における錘部材8は、貫通孔8aが設けられて、最大の効果を得るために開口部6の中に配置されている。従って、チェンバ4内の空気の内圧が、開口部6の下から侵入する水の圧力と等しくなるレベルまで、チェンバ4は液体で充填され、そして装置1は、液体の表面に対して軸Aが略垂直または直角で、浮遊を開始する。
上記の充填プロセスを加速するとともに、それの偶然性への依存を低減し、さらに、装置1の安定性を高めるためにチェンバ4内に侵入する液体のレベルを増加させる目的で、本発明による装置1の第2の好ましい実施形態を示す図2に見られるように、少なくとも1つの追加の開口7をシェル2に配置することができる。この開口7は、チェンバ4内の空気を完全に逃がすことを可能とするために、例えば壁である分離手段5に隣接して設けられる。従って、開口部6は、チェンバ4内への液体の流入のためにのみ提供され、開口7は、そこから空気を排出させる機能を果たす。
本発明による装置の第3の好ましい実施形態では、図3に示すように、装置1は、例えば壁である内部分離手段5によって分割された1つの部品によるのではなく、2つの部品9、10によって形成されている。本実施形態では、2つの部品9、10は、チェンバ3、4を隔てる中実の中央ネック51部分によって、互いに接続されている。この形態によって、液体の表面による持ち上げ力が、上部チェンバ3の境界を画定するシェル2の下面21に直接作用して、装置が、液体の表面Sに「ぶら下がる」ことから、本発明による装置1をより安定化することが可能である。さらに、本実施形態では、いくつかの開口7が、下部チェンバ4の境界を画定するシェル2に形成されている。
なお、留意すべきことは、開口7の数及び直径または断面積などの適切なサイズを、任意に選択することができるが、開口7の数が多いほど、チェンバ4内への液体の流入は速くなるということである。しかしながら、装置1の表面に沿った下側部品10の外縁41に対して、ひいては液体の表面に対して、より近くに位置する開口7の場合に、より大きな直径を選択することは、液体の波動が強い場合に、装置が揺動して、縁41のより近くに位置する開口7が表面より上の位置になることがあると、この位置のこの開口7によってチェンバ4への空気の流入が可能となり、このとき、等体積の液体が、深く潜った対向する開口7を通って急速にチェンバ4から排除され得るので、不安定となるリスクを増大させる。従って、本発明の効果的な実施形態では、それぞれの開口7の直径または適切な断面のサイズもしくは面積は異なり、図4に示すように、下側部品10の縁41に近づくにつれて減少する。すなわち、開口部6は、装置1の最下点で、装置1の軸Aに位置合わせして配置されて、軸Aは、例えば壁である分離手段51に対して垂直である場合に、シェル2の開口部6に対してより近くに形成された開口7の断面積は、シェル2の開口部6からより遠くに形成された開口7の断面積よりも小さい。装置は、本実施形態では、略球体の形状を有し、軸Aに対して垂直に測定したときに、例えばチェンバ3、4を隔てるネック部分である分離手段51の面積は、軸Aに対して垂直に測定した任意のチェンバ3、4の最大内部断面積よりも小さい。
本発明のさらに別の好ましい実施形態を示す図5に示すように、本発明による装置1、11のチェンバ3、4の壁5を相互接続する分離手段としてのネック部分52を用いることによって、装置1のチェンバ3、4を離間させることができる。すなわち、断熱目的の場合には、装置1によって最密構成で形成された少なくとも2つの層、さらにはいくつかの層を、液体で満たされた池の表面Sに配置することができる。しかしながら、第1の層の上に配置された第2及びそれ以降の層における装置1は、その下部チェンバ4が少なくとも部分的に液体の表面Sよりも下にある場合にのみ、液体で充填されることができる。このため、例えばネック部分である分離手段51の長さは、本実施形態では延長されており、その結果、より長い分離手段52である例えばステムで、チェンバ3、4の対応するシェル2を相互接続している。例えばステムである分離手段52の長さは、本発明による装置1が組み込まれる予定の所与の層によって決まる。本発明による装置1からなる第1の層、すなわち池の液体の表面に直接配置される層では、図1、2、3、または4に示すいずれかの実施形態による装置1を適切に用いることができる。次または第2の層、すなわち第1の層の上に配置される装置1の層では、図5に示す実施形態による装置11を用いることができる。本発明の好ましい実施形態では、分離手段52は、中空であって、孔54によってチェンバ4と流体連通しており、さらに、チェンバ3に隣接して形成された開口71を有する。
図6は、液体で満たされた池の表面に配置された、本発明による装置1、11で形成された層の断面図であり、互いに重なり合って配置された、装置1、11からなる2つの続く層を示している。しかしながら、装置11を、表面Sに直接配置される第1の層に用いることもできる。
例えばタンカーの難破によって数トンの油で海面が覆われ得る環境災害の場合に、本発明による装置1で形成されたブランケットを水面に敷くことができ、そのチェンバ4のシェル2に形成される開口部または開口6、7は、それ自体は当業者に周知である一方向弁として形成することができ、例えば、装置1及び/または11と共に環境から除去されるべき液体を保持するために、開口部または開口6、7を形成する際にシェル2の材料を円形に部分的に切断することにより、フラップ弁が形成される。この目的に最も適した好ましい実施形態では、チェンバ4は、油または他の汚染物質の回収が可能な吸湿材で、少なくとも部分的に充填することができる。
十分な量の、本発明による中空プラスチックカバー装置1を、液体の表面に配置すると、それらの装置1は、自ら、貯蔵所で収容する液体の表面に複合ブランケットを形成する最密構成に自動的に配列する。ところで、装置1、11の幾何学的形状は、球体、またはステム52で隔てられた球体によって本装置は開示されているものの、単なる例示にすぎず、この形状以外の例えば立方体または八面体などとすることができることは明らかである。
本発明の装置1によると、例えば石油化学産業及び金属処理産業における難しい液体貯蔵問題に対する極めて効果的なソリューションを提供する、浮遊する複合ブランケットを、任意の液体を収容する池の表面に形成することができる。本明細書で「複合」という用語は、いくつかのカバー装置1、11からなるという特性を指している。このブランケットは、池またはプールの液面上に並んで配置される複数の本発明による装置1,11で構成されているが、それらは、限られた表面領域に漂流して互いに乗り上げたり、または強風もしくは暴風でも池もしくはプールから吹き飛ばされたりすることがなく、かつ、例えば水である液体で少なくとも部分的に充填された状態で製造及び輸送する必要はなく、輸送及び設置が簡単であるとともに、メンテナンスフリーである。本発明による装置1、11は、水中の油、界面活性剤、及び毒性汚染物質を除去するのに有用であり得る。装置1、11は、装置1、11に取り付けられた特別なセンサを用いることによって、気候及び水の生態の制御など、様々な環境保護活動に適用することができる。

Claims (7)

  1. 池の中の液体の表面を覆うためのカバー装置であって、内部キャビティを画成するシェル(2)を有し、前記内部キャビティは少なくとも部分的に液体で充填されるようになっており、
    前記内部キャビティは、分離手段(5,51,52)によって少なくとも2つのチェンバ(3,4)に分割されて、前記チェンバのうちの1つ(4)は、前記シェル(2)に形成された少なくとも1つの開口部(6)が設けられ、
    前記開口部(6)の近傍に錘部材(8)が配置され、また、前記錘部材(8)は、貫通孔(8a)が設けられて、前記開口部(6)に配置され、
    前記開口部(6)は、該開口部(6)及び前記分離手段(5,51,52)を通る当該装置(1)の軸(A)と位置合わせして配置されており、前記シェル(2)の前記開口部(6)のより近くに形成された開口(7)の断面積は、前記シェル(2)の前記開口部(6)からより遠くに形成された開口(7)の断面積よりも大きい
    ことを特徴とするカバー装置。
  2. 前記チェンバ(4)は、前記シェル(2)に形成された複数の追加の開口(7)が設けられている
    請求項1に記載のカバー装置。
  3. 前記シェル(2)に形成された前記開口(7)の断面積は異なる
    請求項2に記載カバー装置。
  4. 当該装置は、略球体の形状を有し、軸(A)に垂直に測定した前記分離手段(51)の面積は、前記軸(A)に垂直に測定した任意のチェンバ(3,4)の最大内部断面積よりも小さい
    請求項1に記載のカバー装置。
  5. 前記分離手段(52)は、中空であって、チェンバ(4)と流体連通しており、チェンバ(3)に隣接して形成された開口(71)を有する
    請求項5に記載のカバー装置。
  6. 前記チェンバ(4)の開口部または開口(6,7)の少なくとも1つに、一方向弁が配置されている
    請求項5に記載のカバー装置。
  7. 貯蔵所で収容する液体の表面に形成される複合ブランケットであって、
    少なくとも1つの層で配置された請求項1ないし6のいずれかに記載の複数のカバー装置(1,11)で構成されている
    ことを特徴とする複合ブランケット。
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