JP6455676B2 - 電子機器およびフォント画像出力プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、フォントの画像を出力する電子機器およびフォント画像出力プログラムに関する。
従来、フォントの画像を出力する電子機器として、フォント毎、または、フォントのグループ毎に、事前に縮小方式を定めて縮小方式選択テーブルを生成しておき、フォントの縮小の際に縮小方式選択テーブルに基づいてフォントを縮小するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭63−242561号公報
しかしながら、従来の電子機器においては、縮小方式選択テーブルを生成するために、何れのフォントに何れの縮小方式が適しているかをフォント毎に事前に調査しておく必要があるので、製造のための負担が大きいという問題がある。
そこで、本発明は、製造のための負担を低減することができる電子機器およびフォント画像出力プログラムを提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、フォントの画像を出力するフォント画像出力部と、前記フォントの画像を縮小するフォント画像縮小部とを備え、前記フォント画像出力部は、前記フォント画像縮小部によって前記フォントの画像が縮小された場合に、前記フォント画像縮小部によって縮小された画像を前記フォントの画像として出力し、前記フォント画像縮小部は、前記フォントの書体がセリフ体である場合に横方向は間引き方式によるとともに縦方向は前記間引き方式より高度な縮小方式によって前記フォントの画像を縮小することを特徴とする。
この構成により、本発明の電子機器は、何れのフォントに何れの縮小方式が適しているかをフォント毎に事前に調査しておく必要がないので、製造のための負担を低減することができる。
本発明の電子機器において、前記フォント画像縮小部は、前記フォントの書体がセリフ体ではない場合に前記間引き方式によって前記フォントの画像を縮小しても良い。
この構成により、本発明の電子機器は、フォントの書体がセリフ体ではない場合に単純な間引き方式によってフォントの画像を縮小することによって、フォントの画像の縮小の処理の負担を抑えるので、フォントの画像の出力のパフォーマンスを向上することができる。
本発明の電子機器において、前記フォント画像縮小部は、前記フォントの画像の解像度が前記フォント画像出力部による出力の解像度より高い場合に、前記フォントの画像を縮小しても良い。
この構成により、本発明の電子機器は、フォントの画像の解像度がフォント画像出力部による出力の解像度より高い場合に、フォントの画像を自動的に縮小するので、利便性を向上することができる。
本発明のフォント画像出力プログラムは、フォントの画像を出力するフォント画像出力部、および、前記フォントの画像を縮小するフォント画像縮小部として電子機器を機能させ、前記フォント画像出力部は、前記フォント画像縮小部によって前記フォントの画像が縮小された場合に、前記フォント画像縮小部によって縮小された画像を前記フォントの画像として出力し、前記フォント画像縮小部は、前記フォントの書体がセリフ体である場合に横方向は間引き方式によるとともに縦方向は前記間引き方式より高度な縮小方式によって前記フォントの画像を縮小することを特徴とする。
この構成により、本発明のフォント画像出力プログラムは、何れのフォントに何れの縮小方式が適しているかをフォント毎に事前に調査しておく必要がないので、製造のための負担を低減することができる。
本発明の電子機器およびフォント画像出力プログラムは、製造のための負担を低減することができる。
本発明の一実施の形態に係るMFPのブロック図である。 (a)図1に示すMFPにおいて扱われるセリフ体の一例を示す図である。 (b)図1に示すMFPにおいて扱われるサンセリフ体の一例を示す図である。 図1に示すセリフ判断テーブルの一例を示す図である。 フォントの画像を印刷する場合の図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 図4に示す印刷用フォント画像生成処理のフローチャートである。 (a)図1に示すMFPにおいて扱われる600dpi用のビットマップフォントの一例を示す図である。 (b)図1に示すMFPにおいて扱われる300dpi用のビットマップフォントの一例を示す図である。 (a)図6(a)に示すビットマップフォントから図6(b)に示すビットマップフォントが求められる場合の間引き方式の説明図である。 (b)図6(a)に示すビットマップフォントから図6(b)に示すビットマップフォントが求められる場合の間引き方式の工程の一例を示す図である。 (a)図1に示すMFPによって縮小される画像の一例を示す図である。 (b)図8(a)に示す画像が図1に示すMFPによって間引き方式で縮小された後の画像の一例を示す図である。 (a)図1に示すMFPによって縮小される画像であって、図8(a)に示す例とは異なる一例を示す図である。 (b)図1に示すMFPによって縮小される画像であって、図8(a)および図9(a)に示す例とは異なる一例を示す図である。 (c)図1に示すMFPによって縮小される画像であって、図8(a)、図9(a)および図9(b)に示す例とは異なる一例を示す図である。 (a)図1に示すMFPによって縮小される画像であって、図8(a)および図9(a)〜図9(c)に示す例とは異なる一例を示す図である。 (b)図10(a)に示す画像が図1に示すMFPによって間引き方式で縮小された後の画像の一例を示す図である。 図10(a)に示す画像を横方向に間引き方式によって縮小した画像を示す図である。 高度な縮小方式によって画像を縮小する場合の図1に示すMFPの動作のフローチャートである。 (a)図11に示す画像を縦方向において複数の範囲で分割した画像を示す図である。 (b)図13(a)に示す画像が図1に示すMFPによって図12に示す高度な縮小方式によって縮小された後の画像の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る電子機器としてのMFP(Multifunction Peripheral)の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るMFP10のブロック図である。
図1に示すように、MFP10は、種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部11と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部12と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター13と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー14と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部15と、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部16と、各種の情報を記憶する半導体メモリー、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶デバイスである記憶部17と、MFP10全体を制御する制御部18とを備えている。
記憶部17は、フォントの画像を出力するためのフォント画像出力プログラム17aを記憶している。フォント画像出力プログラム17aは、MFP10の製造段階でMFP10にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの外部記憶媒体からMFP10に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からMFP10に追加でインストールされても良い。
記憶部17は、フォントの書体がセリフ体であるか否かを判断するために使用されるセリフ判断テーブル17bを記憶している。
図2(a)は、セリフ体の一例を示す図である。図2(b)は、セリフ体ではない書体、すなわち、サンセリフ体の一例を示す図である。
セリフ体とは、図2(a)に示すように、文字の起筆部または終筆部にある飾りであるセリフ21を有している書体である。一方、サンセリフ体とは、図2(b)に示すように、セリフ21(図2(a)参照。)を有していない書体である。
図3は、セリフ判断テーブル17bの一例を示す図である。
図3に示すように、セリフ判断テーブル17bは、セリフ体のフォントのフォント名(タイプフェース名)の一覧を含んでいる。なお、セリフ判断テーブル17bは、例えば操作部11やネットワーク通信部16を介した指示に応じて、自由に編集されることが可能である。したがって、例えば、MFP10の製造者や、MFP10の管理者などの利用者は、セリフ判断テーブル17bから少なくとも一部のフォント名を削除したり、セリフ判断テーブル17bに新たなフォント名を追加したりすることができる。
図1に示す制御部18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部17に記憶されているプログラムを実行する。
制御部18は、記憶部17に記憶されているフォント画像出力プログラム17aを実行することによって、フォントの画像を出力するフォント画像出力部18a、および、フォントの画像を縮小するフォント画像縮小部18bとして機能する。
次に、MFP10の動作について説明する。
図4は、フォントの画像を印刷する場合のMFP10の動作のフローチャートである。
図示していないPC(Personal Computer)などのコンピューターは、フォントの画像(ビットマップ画像)とともにフォントの描画命令を含むプリンタブルデータをMFP10に送信することができる。MFP10は、フォントの画像とともにフォントの描画命令を含むプリンタブルデータをネットワーク通信部16を介して受信すると、図4に示す動作を実行する。
図4に示すように、フォント画像出力部18aは、プリンタブルデータに含まれるフォントの画像のうち、未だ対象にしていない画像が存在するか否かを判断する(S101)。
フォント画像出力部18aは、未だ対象にしていないフォントの画像が存在するとS101において判断すると、未だ対象にしていないフォントの画像のうちの1つを対象にする(S102)。
次いで、フォント画像出力部18aは、S102において対象にしたフォントの画像の印刷用の画像を生成する印刷用フォント画像生成処理を実行する(S103)。
フォント画像出力部18aは、S103の処理が終了すると、再びS101の処理を実行する。
フォント画像出力部18aは、未だ対象にしていないフォントの画像が存在しないとS101において判断すると、S103において生成した印刷用の画像をプリンター13によって記録媒体に印刷して(S104)、図4に示す動作を終了する。
図5は、S103の印刷用フォント画像生成処理のフローチャートである。
図5に示すように、フォント画像出力部18aは、対象のフォントの画像の縮小が必要か否かを判断する(S111)。
ここで、ビットマップフォントには、解像度の情報が付随している。例えば、600dpi(dots per inch)用のビットマップフォントは、600dpi用のデバイスで出力されるためのフォントである。ビットマップフォントの画像は、その解像度とは異なる解像度用のデバイスで出力される場合、意図されている大きさで出力されない。例えば、600dpi用のビットマップフォントは、300dpi用のMFPで印刷されると、意図されている大きさの2倍の大きさで印刷されてしまう。そこで、対象のフォントの画像の解像度がMFP10の解像度、すなわち、フォント画像出力部18aによる出力の解像度より高い場合、対象のフォントの画像が適切な大きさで出力されるためには、対象のフォントの画像の大きさが補正される必要がある。例えば、図6(a)に示す600dpi用のビットマップフォントは、300dpi用のMFPで印刷される場合、適切な大きさで印刷されるために図6(b)に示すように1/2倍の大きさに縮小される必要がある。
したがって、フォント画像出力部18aは、対象のフォントの画像の解像度がフォント画像出力部18aによる出力の解像度より高い場合に、図5に示すS111において、対象のフォントの画像の縮小が必要であると判断する。一方、フォント画像出力部18aは、対象のフォントの画像の解像度がフォント画像出力部18aによる出力の解像度以下である場合に、S111において、対象のフォントの画像の縮小が必要ではないと判断する。
フォント画像出力部18aは、対象のフォントの画像の縮小が必要ではないとS111において判断すると、図5に示す動作を終了する。すなわち、対象のフォントの画像は、縮小されずに印刷されることになる。
フォント画像縮小部18bは、対象のフォントの画像の縮小が必要であるとS111において判断されると、対象のフォントの書体がセリフ体であるか否かを判断する(S112)。すなわち、フォント画像縮小部18bは、セリフ判断テーブル17bに含まれるフォント名が対象のフォントのフォント名に含まれている場合、対象のフォントの書体がセリフ体であると判断する。一方、フォント画像縮小部18bは、セリフ判断テーブル17bに含まれるフォント名が対象のフォントのフォント名に含まれていない場合、対象のフォントの書体がセリフ体ではない、すなわち、サンセリフ体であると判断する。
フォント画像縮小部18bは、対象のフォントの書体がセリフ体ではない、すなわち、サンセリフ体であるとS112において判断すると、対象のフォントの画像を間引き方式によって縮小して(S113)、図5に示す動作を終了する。すなわち、対象のフォントの画像は、間引き方式によって縮小されて印刷されることになる。
ここで、間引き方式について説明する。
例えば、図6(a)に示す16×16の画像を間引き方式によって8×8の画像にする、すなわち、1/2倍に縮小する場合を例にして説明する。
間引き方式は、縮小前の画像を倍率に応じた数のドットの範囲で分割し、その範囲のうち特定のドットのみを残し、他のドットを間引く方式である。例えば、図6(a)に示す16×16の画像を間引き方式によって1/2倍に縮小する場合、図7(a)に示すように倍率1/2の逆数である2の間隔の範囲、すなわち、2×2の範囲で分割し、その範囲のうち例えば左上のドットのみを残し、他のドット、すなわち、左下、右上および右下のドットを間引く。すなわち、図7(b)に示すように、上から2行目、4行目、6行目、8行目、10行目、12行目、14行目および16行目のドットを間引くとともに、左から2列目、4列目、6列目、8列目、10列目、12列目、14列目および16列目のドットを間引く。したがって、図6(b)に示す8×8の画像が得られる。
間引き方式は、単純な方式であるので、計算のコストが低く、高速に処理を行うことが可能である。しかしながら、間引き方式は、単純な方式であるので、縮小後の画像が意図されたものとは大幅に異なってしまう場合がある。すなわち、間引き方式は、縮小後の画像の質が低い場合がある。例えば、図8(a)に示す16×16の画像は、上述した「2×2の範囲で分割し、その範囲のうち左上のドットのみを残す」間引き方式によって縮小された場合、図8(b)に示す8×8の画像になる。しかしながら、図9(a)〜(c)に示す16×16の画像も、上述した「2×2の範囲で分割し、その範囲のうち左上のドットのみを残す」間引き方式によって縮小された場合、全て図8(b)に示す8×8の画像になる。図8(a)に示す画像については、図8(b)に示す縮小後の画像が意図されたものになっている。しかしながら、図9(a)〜(c)に示す画像については、図8(b)に示す縮小後の画像が意図されたものとは大幅に異なってしまっている。
サンセリフ体は、単純なデザインの書体であるため、間引き方式によって縮小されたとしても、縮小後の画像の質が低くなる可能性が低い。例えば、図6(a)に示す画像は、間引き方式による縮小後の図6(b)に示す画像が意図されたもの、または、意図されたものに近いものになっている。しかしながら、セリフ体は、複雑なデザインの書体であるため、間引き方式によって縮小された場合、縮小後の画像が歪になる可能性が高い。すなわち、セリフ体は、間引き方式によって縮小された場合、縮小後の画像の質が低くなる可能性が高い。例えば、図10(a)に示す画像は、上述した「2×2の範囲で分割し、その範囲のうち左上のドットのみを残す」間引き方式による縮小後の図10(b)に示す画像が、意図されたものとは大幅に異なってしまっている。すなわち、図10(a)に示す画像に存在した下端部のセリフが図10(b)に示す画像において失われてしまっている。
したがって、図5に示すように、フォント画像縮小部18bは、対象のフォントの書体がセリフ体であるとS112において判断すると、対象のフォントの画像を横方向は間引き方式によるとともに縦方向は間引き方式より高度な縮小方式によって縮小して(S114)、図5に示す動作を終了する。すなわち、対象のフォントの画像は、横方向は間引き方式によるとともに縦方向は間引き方式より高度な縮小方式によって縮小されて印刷されることになる。
セリフ体は、横方向は比較的太い線の線幅の方向になり、縦方向はセリフなどの比較的細い線の線幅の方向になるデザインであるケースが多いという特徴がある。すなわち、セリフ体は、横方向は単純なデザインになり、縦方向は複雑なデザインになるケースが多いという特徴がある。したがって、フォント画像縮小部18bは、S114においてセリフ体のフォントの画像を縮小する場合、横方向は間引き方式によって縮小するとともに、縦方向は間引き方式より高度な縮小方式によって縮小する。
例えば、フォント画像縮小部18bは、S114において図10(a)に示す16×16の画像を8×8の画像に縮小する、すなわち、1/2倍に縮小する場合、例えば図11に示すように左から2列目、4列目、6列目、8列目、10列目、12列目、14列目および16列目のドットを間引いた後、縦方向に高度な縮小方式によって縮小する。
ここで、高度な縮小方式としては、様々な方式が採用されることが可能である。
以下、高度な縮小方式の一例について説明する。
図12は、高度な縮小方式によって画像を縮小する場合のMFP10の動作のフローチャートである。
図12に示すように、フォント画像縮小部18bは、縮小前の画像を倍率に応じた数のドットの範囲で縦方向に分割する(S121)。例えば、フォント画像縮小部18bは、図10(a)に示す16×16の画像を8×8の画像に縮小する、すなわち、1/2倍に縮小する場合、図11に示すように間引き方式によって横方向に縮小した画像を、図13(a)に示すように、倍率1/2の逆数である2の間隔の範囲で縦方向に分割する。
フォント画像縮小部18bは、S121の処理の後、S121において分割した範囲のうち、未だ対象にしていない範囲の1つを対象にする(S122)。
次いで、フォント画像縮小部18bは、対象の範囲において値が1であるドットの割合が50%以上であるか否かを判断する(S123)。なお、ドットの値は、ドットの色が黒である場合に1であり、ドットの色が白である場合に0であるものとする。
フォント画像縮小部18bは、対象の範囲に値が1であるドットの割合が50%以上であるとS123において判断すると、縮小後の画像において対象の範囲に対応するドットの値を1と決定する(S124)。
一方、フォント画像縮小部18bは、対象の範囲に値が1であるドットの割合が50%以上ではないとS123において判断すると、縮小後の画像において対象の範囲に対応するドットの値を0と決定する(S125)。
フォント画像縮小部18bは、S124またはS125の処理の後、S121において分割した範囲のうち、未だ対象にしていない範囲が存在するか否かを判断する(S126)。
フォント画像縮小部18bは、S121において分割した範囲のうち、未だ対象にしていない範囲が存在するとS126において判断すると、S122の処理を実行する。
フォント画像縮小部18bは、S121において分割した範囲のうち、未だ対象にしていない範囲が存在しないとS126において判断すると、図12に示す動作を終了する。
例えば、図10(a)に示す16×16の画像は、図11に示すように横方向に間引き方式によって縮小された後、図12に示す縮小方式によって8×8の画像に縮小される場合、図13(b)に示す8×8の画像になる。図13(b)に示す縮小後の画像は、図10(a)に示す16×16の画像に対して意図されたもの、または、意図されたものに近いものになっている。図12に示す縮小方式による画像の縮小は、間引き方式と比較して、高度な方式であるので、計算のコストが高く、処理に時間を要する。しかしながら、図12に示す縮小方式による画像の縮小は、間引き方式と比較して、高度な方式であるので、縮小後の画像が意図されたもの、または、意図されたものに近いものになる。すなわち、図12に示す縮小方式による画像の縮小は、間引き方式と比較して、縮小後の画像の質が高い。例えば、図12に示す縮小方式による図13(b)に示す縮小後の画像は、間引き方式による図10(b)に示す縮小後の画像と比較して、図10(a)に示す画像に存在したセリフの再現性において優れている。
なお、以上における高度な縮小方式においては、例として16ドットを8ドットに縮小するので、2ドットずつの8個の範囲に分割している。しかしながら、分割の範囲は、縮小前の画像における縦方向のドットの数と、縮小後の画像における縦方向のドットの数に応じて定まる。例えば、6ドットが2ドットに縮小される場合、フォント画像縮小部18bは、3ドットずつの2個の範囲に分割する。また、均等に分割できない場合には、端数のドットは、全体として均等に近付くように、且つ、後方で分配されると良い。例えば、フォント画像縮小部18bは、7ドットを2ドットに縮小する場合、先頭から3ドットと、4ドットとの2個の範囲に分割すると良い。また、フォント画像縮小部18bは、9ドットを2ドットに縮小する場合、先頭から4ドットと、5ドットとの2個の範囲に分割すると良い。また、フォント画像縮小部18bは、20ドットを6ドットに縮小する場合、先頭から3ドットと、3ドットと、4ドットと、3ドットと、3ドットと、4ドットとの6個の範囲に分割すると良い。
また、以上における高度な縮小方式においては、対象の範囲において値が1であるドットの割合が50%以上であるか否かによって縮小後のドットの色を決定している。しかしながら、判断のための割合は、適宜決定することができる。例えば、対象の範囲において値が1であるドットの割合が50%より多い場合に縮小後のドットの色を黒色と決定し、値が1であるドットの割合が50%より少ない場合に縮小後のドットの色を白色と決定しても良い。また、値が1であるドットの割合が50%である場合に、対象の範囲に対して縦方向に隣接する上下の1ドットずつを追加して対象の範囲を拡大した後、新たな対象の範囲において値が1であるドットの割合を再検討しても良い。
以上に説明したように、MFP10は、何れのフォントに何れの縮小方式が適しているかをフォント毎に事前に調査しておく必要がないので、製造のための負担を低減することができる。
MFP10は、フォントの書体がセリフ体ではない場合に(S112でNO)単純な間引き方式によってフォントの画像を縮小する(S113)ことによって、フォントの画像の縮小の処理の負担を抑えるので、フォントの画像の出力のパフォーマンスを向上することができる。一方、MFP10は、フォントの書体がセリフ体である場合に(S112でYES)横方向は間引き方式によって縮小するとともに、縦方向は高度な縮小方式によってフォントの画像を縮小する(S114)ことによって、フォントの画像の縮小後の質を向上することができる。したがって、MFP10は、ビットマップフォントの画像を縮小する場合に、画像の縮小のパフォーマンスと、縮小後の画像の質とを両立させることができる。
MFP10は、フォントの画像の解像度がフォント画像出力部18aによる出力の解像度より高い場合に(S111でYES)、フォントの画像を自動的に縮小する(S112〜S114)ので、利便性を向上することができる。
なお、S114の処理は、以上においては、横方向に間引き処理によって縮小した後、縦方向に高度な縮小方式によって縮小しているが、縦方向に高度な縮小方式によって縮小した後、横方向に間引き処理によって縮小しても良い。縦方向に高度な縮小方式によって縮小した後、横方向に間引き処理によって縮小する場合、横方向に間引き処理によって間引かれるドットについては、縦方向における縮小時に処理の対象から外すことが好ましい。
本発明の電子機器は、本実施の形態においてフォントの画像を印刷によって出力するMFPであるが、プリンター専用機など、MFP以外の印刷装置であっても良いし、フォントの画像を表示によって出力する表示装置など、画像形成装置以外の電子機器であっても良い。
10 MFP(電子機器)
17a フォント画像出力プログラム
18a フォント画像出力部
18b フォント画像縮小部

Claims (5)

  1. フォントの画像を出力するフォント画像出力部と、
    前記フォントの画像を縮小するフォント画像縮小部とを備え、
    前記フォント画像出力部は、前記フォント画像縮小部によって前記フォントの画像が縮小された場合に、前記フォント画像縮小部によって縮小された画像を前記フォントの画像として出力し、
    前記フォント画像縮小部は、前記フォントの書体がセリフ体であるか否かを前記フォントのフォント名に基づいて判断し、前記フォントの書体がセリフ体である場合に横方向は間引き方式によるとともに縦方向は前記間引き方式より高度な縮小方式によって前記フォントの画像を縮小することを特徴とする電子機器。
  2. 前記間引き方式より高度な縮小方式は、縮小前の画像を、縮小の倍率に応じた範囲で縦方向に、縮小後のドットの数に分割し、前記範囲における、値が1であるドットの割合に応じて、この範囲に対応する縮小後のドットの値を決定する方式であり、
    前記間引き方式より高度な縮小方式は、前記範囲における前記割合が50%より多い場合に、この範囲に対応する縮小後のドットの値を1と決定し、前記範囲における前記割合が50%より少ない場合に、この範囲に対応する縮小後のドットの値を0と決定し、前記範囲における前記割合が50%である場合に、この範囲に対して縦方向に隣接する上下の1ドットずつを追加して、この範囲を拡大した後、この範囲における前記割合に応じて、この範囲に対応する縮小後のドットの値を決定する方式であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記フォント画像縮小部は、前記フォントの書体がセリフ体ではない場合に前記間引き方式によって前記フォントの画像を縮小することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記フォント画像縮小部は、前記フォントの画像の解像度が前記フォント画像出力部による出力の解像度より高い場合に、前記フォントの画像を縮小することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の電子機器。
  5. フォントの画像を出力するフォント画像出力部、および、
    前記フォントの画像を縮小するフォント画像縮小部として電子機器を機能させ、
    前記フォント画像出力部は、前記フォント画像縮小部によって前記フォントの画像が縮小された場合に、前記フォント画像縮小部によって縮小された画像を前記フォントの画像として出力し、
    前記フォント画像縮小部は、前記フォントの書体がセリフ体であるか否かを前記フォントのフォント名に基づいて判断し、前記フォントの書体がセリフ体である場合に横方向は間引き方式によるとともに縦方向は前記間引き方式より高度な縮小方式によって前記フォントの画像を縮小することを特徴とするフォント画像出力プログラム。
JP2015210807A 2015-10-27 2015-10-27 電子機器およびフォント画像出力プログラム Expired - Fee Related JP6455676B2 (ja)

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