JP5094563B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関するものである。
従来、プリンタ等の画像処理装置は、通信手段を介してパーソナルコンピュータ等の上位装置と接続され、該上位装置から受信した印刷データに基づいて文書等を印刷するようになっている。そして、前記印刷データは、一般的に、PDL(ページ記述言語:Page Description Language)で記述される。
図2は従来の図形形状のみから成る図形データの図、図3は従来のストローク属性を伴う図形データの図、図4は従来のポリゴンによるストローク属性を実現した図である。
前記PDLは、文字や図形を印刷するためのプリンタ制御言語であり、各種のものが市販されて使用されているが、図形を描画する場合に、図2に示されるような図形形状に加えて、図3に示されるようなストローク属性としての線幅、線端、線間等の処理を指定することができるものがある。このようなPDLを使用すると、例えば、図4に示されるように、通常は指定されたストローク属性を満たすためのポリゴンを複数組み合わせることによって、図形を描画することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−31951号公報
しかしながら、前記従来の画像処理装置においては、印刷可能範囲から大きくはみ出てしまうような非常に大きな図形を描画する場合、描画する必要のないストロークポリゴンを生成することによって多くのメモリ資源が消費されてしまい、画像処理装置のパフォーマンスが悪影響を受けることがある。
図5は従来のストロークを伴う図形のクリッピングが失敗する第1の例を示した図、図6は従来のストロークを伴う図形のクリッピングが失敗する第2の例を示した図である。なお、図5及び6において、 (a)は対象図形及びクリップ矩(く)形、(b)は期待するクリップ結果、(c)は図形形状のクリップ結果、(d)はクリップ結果(c)によって生成されたストロークである。
通常、印刷可能範囲外にある図形は、事前にクリッピング処理を施すことによって、描画を避けることが可能である。しかし、図5及び6に示されるように、ストローク属性が設定された図形データを処理する場合、元の図形形状に対してクリッピング処理を施すと、本来意図した効果を得ることができないので、あらかじめストロークポリゴンを生成した後に、クリッピング処理を施さなくてはならなかった。
本発明は、前記従来の画像処理装置の問題点を解決して、図形形状及びストローク属性の指定が可能な図形データを処理する場合、ストロークポリゴンを生成する前に事前クリップ処理を行うことによって、不要なストロークポリゴンの生成を抑制することができ、パフォーマンスを向上させることができる画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像処理装置においては、クリップ矩形内の図形を描画する画像処理装置であって、図形データの事前クリップ処理を行う事前クリップ手段と、該事前クリップ手段が事前クリップ処理を行った図形データのストローク生成処理を行うストローク生成手段と、該ストローク生成手段がストローク生成処理を行った図形データのクリッピング処理を前記クリップ矩形に基づいて行うクリッピング手段とを有し、前記事前クリップ手段は、前記図形データが図形形状及びストローク属性の指定が可能なものである場合、ストロークポリゴンを生成する前に、前記ストローク属性に含まれるストロークの幅の1/2を第1の値として設定し、ストロークの結合部分がマイターであるか否かを判断し、マイターでないときには第2の値として1を設定し、マイターであるときには前記第2の値として1以上の値を設定し、前記第1の値と前記第2の値とを乗算した値をクリップ拡大量として設定し、該クリップ拡大量によって前記クリップ矩形を上下左右に拡大し、拡大されたクリップ矩形に基づいて前記図形データのクリッピング処理を行う。
本発明によれば、画像処理装置は、図形形状及びストローク属性の指定が可能な図形データを処理する場合、ストロークポリゴンを生成する前に事前クリップ処理を行う。これにより、不要なストロークポリゴンの生成を抑制することができ、パフォーマンスを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態におけるXPSにおけるストローク属性の第1の一覧図、図8は本発明の第1の実施の形態におけるXPSにおけるストローク属性の第2の一覧図、図9は本発明の第1の実施の形態におけるXPSの例とその描画結果を示す図である。
本実施の形態における画像処理装置は、画像を描画することができる装置であれば、いかなる種類の装置であってもよいが、ここでは、印刷用紙等の媒体に印刷を行うプリンタ等の印刷装置であるものとして説明する。そして、該印刷装置は、インターフェイスケーブル、ネットワーク等の通信手段を介して上位装置に接続され、該上位装置から受信した図形データに基づいて図形処理を行う。なお、前記印刷装置は、例えば、インクジェット式プリンタ、電子写真方式のプリンタ、複写機、ファクシミリ装置、画像読取り装置、プリンタとファクシミリ装置と複写機との機能を併せ持つ複合機等であるが、いかなる種類の印刷装置であってもよく、また、モノクロ画像を形成するものであっても、カラー画像を形成するものであってもよい。さらに、前記印刷装置は、機能の観点から、事前クリップ処理を行う事前クリップ手段、ストローク生成処理を行うストローク生成手段、及び、クリッピング処理を行うクリッピング手段を有する。
また、前記上位装置は、例えば、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ等の表示手段等を備えるパーソナルコンピュータ、サーバ等のコンピュータであるが、印刷装置に送信する図形データを作成することができる装置であればいかなる種類の装置であってもよい。
本実施の形態においては、PDLとして、Microsoft社によって提唱されているXPS(XML Paper Specification)を使用する場合について説明する。図7及び8には、XPSで指定可能なストローク属性の一覧が示されている。なお、XPSにおいては、各図形要素をXML(eXtensible Markup Language)によって記述する。
また、本実施の形態において、図形処理の対象となる図形データは、図9に示されるように、Path要素で定義される。図9に示される例において、図形形状はData要素であり、ストローク属性である線幅、開始線端、終了線端及び結合部は、それぞれ、StrokeThickness属性、StrokeStartLineCap属性、StrokeEndLineCap属性、及び、StrokeLineJoin属性によって定義される。
そして、ストローク属性によって、線の塗り潰(つぶ)し方を指定することができる。また、結合部がMiterの場合には、StrokeMiterLimit属性によって、その大きさを設定することができる。
次に、前記構成の画像処理装置の動作について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
まず、画像処理装置が上位装置からXPSで記述された図形データを受信すると、事前クリップ手段は、前記図形データに対して事前クリップ処理を行う。具体的にはストローク属性を考慮したクリッピングを行う。
続いて、ストローク生成手段は、事前クリップ処理が施された図形データに対してストローク生成処理を行い、ストロークを生成する。
最後に、クリッピング手段は、本来の図形を用いてクリッピング処理を行う。これにより、最終的な出力結果を得ることができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 図形データに対して事前クリップ処理を行う。
ステップS2 図形データに対してストローク生成処理を行い、ストロークを生成する。
ステップS3 本来の図形を用いてクリッピング処理を行う。
次に、前記事前クリップ処理の動作について詳細に説明する。
図10は本発明の第1の実施の形態における事前クリップ処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、事前クリップ手段は、対象となる図形データにストローク属性が指定されているか否かを判定する。すなわち、ストローク属性ありか否かを判断する。そして、図形データにストローク属性が指定されていない、すなわち、ストローク属性なしの場合、事前クリップ手段はそのまま事前クリップ処理を終了する。
一方、図形データにストローク属性が指定されている、すなわち、ストローク属性ありの場合、事前クリップ手段は、△Wの値として、図7に示されるようなStrokeThickness/2.0の値を設定する。
続いて、事前クリップ手段は、図7に示されるようなStrokeLineJoinの値を判定する。具体的には、StrokeLineJoinの値がMiterであるか否かを判断する。そして、StrokeLineJoinの値がMiterである場合、事前クリップ手段は、△Mの値として、図7に示されるようなStrokeMiterLimitの値を設定する。また、StrokeLineJoinの値がMiterでない場合、事前クリップ手段は、△Mの値として1.0を設定する。
続いて、事前クリップ手段は、クリップ拡大量を設定する。具体的には、クリップ拡大量として、△Wの値と△Mの値とを乗算した結果を設定する。
最後に、クリッピング手段は、設定されたクリップ拡大量によって拡大されたクリップを用いてクリッピング処理を行う。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1−1 ストローク属性ありか否かを判断する。ストローク属性ありの場合はステップS1−2に進み、ストローク属性なしの場合は処理を終了する。
ステップS1−2 △Wの値として、StrokeThickness/2.0の値を設定する。
ステップS1−3 StrokeLineJoinの値がMiterであるか否かを判断する。StrokeLineJoinの値がMiterである場合はステップS1−5に進み、StrokeLineJoinの値がMiterでない場合はステップS1−4に進む。
ステップS1−4 △Mの値として、1.0を設定する。
ステップS1−5 △Mの値として、StrokeMiterLimitの値を設定する。
ステップS1−6 クリップ拡大量として、△Wの値と△Mの値とを乗算した結果を設定する。
ステップS1−7 設定されたクリップ拡大量によって拡大されたクリップを用いてクリッピング処理を行い、処理を終了する。
次に、前記StrokeLineJoinの値を判定した後の動作について詳細に説明する。まず、StrokeLineJoinの値がMiterでない場合の動作について説明する。
図11は本発明の第1の実施の形態におけるクリップ結果の例を示す第1の図である。なお、図において、 (a)は対象図形及びクリップ矩形、(b)は拡大されたクリップ矩形、(c)は拡大されたクリップ矩形によるクリップ結果、(d)はクリップ結果(c)によって生成されたストローク、 (e)は本来のクリップ矩形による最終クリップ結果である。
ここでは、事前クリップ処理の対象となる図形の図形形状及び印刷可能範囲を示すクリップ矩形が、図11(a)に示されるようなものであるとして説明する。
StrokeLineJoinの値がMiterでないので、事前クリップ手段は、前述のように、△Mの値として1.0を設定した後、クリップ拡大量として、△Wの値と△Mの値とを乗算した結果を設定する。そして、クリップ矩形を、図11(b)に示されるように拡大する。
続いて、クリッピング手段は、図11(c)に示されるように、拡大されたクリップ矩形を用いて、図形形状のクリッピング処理を行う。
本来のクリップ矩形に含まれるべきクリップポリゴンを生成するのに必要な図形形状は、本来のクリップ矩形からStrokeThickness/2.0の距離内にある。したがって、図11(c)に示されるようなクリップ結果からストロークを生成すると、図11(d)に示されるようなストロークを得ることができる。図11(d)から、「発明が解決しようとする課題」の項で説明した図5(d)に示される例において不足していたストロークポリゴンも保存されていることが分かる。
最後に、クリッピング手段が本来のクリップ矩形を用いてクリッピング処理を行うことによって、図11(e)に示されるような結果を得ることができる。
次に、StrokeLineJoinの値がMiterである場合の動作について説明する。
図12は本発明の第1の実施の形態におけるクリップ結果の例を示す第2の図である。なお、図において、 (a)は対象図形及びクリップ矩形、(b)は拡大されたクリップ矩形、(c)は拡大されたクリップ矩形によるクリップ結果、(d)はクリップ結果(c)によって生成されたストローク、 (e)は本来のクリップ矩形による最終クリップ結果である。
ここでは、事前クリップ処理の対象となる図形の図形形状及びクリップ矩形が、図12(a)に示されるようなものであるとして説明する。
StrokeLineJoinの値がMiterであるので、事前クリップ手段は、前述のように、△Mの値としてStrokeMiterLimitの値を設定した後、クリップ拡大量として、△Wの値と△Mの値とを乗算した結果を設定する。そして、クリップ矩形を、図12(b)に示されるように拡大する。
続いて、クリッピング手段は、図12(c)に示されるように、拡大されたクリップ矩形を用いて、図形形状のクリッピング処理を行う。
本来のクリップ矩形に含まれるべきクリップポリゴンを生成するのに必要な図形形状は、本来のクリップ矩形からStrokeMiterLimit×StrokeThickness/2.0の距離内にある。したがって、図12(c)に示されるようなクリップ結果からストロークを生成すると、図12(d)に示されるようなストロークを得ることができる。図12(d)から、「発明が解決しようとする課題」の項で説明した図6(d)に示される例において不足していたストロークポリゴンも保存されていることが分かる。
最後に、クリッピング手段が本来のクリップ矩形を用いてクリッピング処理を行うことによって、図12(e)に示されるような結果を得ることができる。
このように、本実施の形態においては、ストロークポリゴンを生成する前に図形形状をクリッピングすることが可能である。したがって、不要なストロークポリゴンの生成を抑制することができ、画像処理装置のパフォーマンスを向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成を有するものについては、同じ符号を付与することによって、その説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び効果についても、その説明を省略する。
図13は本発明の第2の実施の形態における事前クリップ処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
前記第1の実施の形態においては、すべての図形データに対して事前クリップ処理を行うようになっている。しかし、印刷可能範囲を示すクリップ矩形の外側、すなわち、クリップ図形外の図形形状に対するクリップポリゴンの生成よりも、事前クリップ処理の方がコストが高くなる場合も考えられる。
そこで、本実施の形態においては、事前クリップ処理において、クリッピング処理を行うか否かを判定するようになっている。
事前クリップ処理において、事前クリップ手段は、まず、対象となる図形データにストローク属性が指定されているか否かを判定する。すなわち、ストローク属性ありか否かを判断する。そして、図形データにストローク属性が指定されていない、すなわち、ストローク属性なしの場合、事前クリップ手段はそのまま事前クリップ処理を終了する。
一方、図形データにストローク属性が指定されている、すなわち、ストローク属性ありの場合、事前クリップ手段は、クリップ図形外の図形形状の長さであるOutLengthを求める。具体的には、OutLengthの値として、図形形状のうちのクリップ図形外にある部分の長さを設定する。
続いて、事前クリップ手段は、クリップ図形内の図形形状の長さであるInLengthを求める。具体的には、InLengthの値として、図形形状のうちのクリップ図形内にある部分の長さを設定する。
続いて、事前クリップ手段は、InLengthとOutLengthとの長さを比較し、実際に事前クリップ処理を行うか否かを判定する。具体的には、InLengthがOutLengthより長いか否かを判断する。そして、InLengthがOutLengthより長い場合には、そのまま事前クリップ処理を終了する。また、InLengthがOutLengthより長くない場合には、△Wの値としてStrokeThickness/2.0の値を設定する。
続いて、事前クリップ手段は、StrokeLineJoinの値を判定する。具体的には、StrokeLineJoinの値がMiterであるか否かを判断する。そして、StrokeLineJoinの値がMiterである場合、事前クリップ手段は、△Mの値として、StrokeMiterLimitの値を設定する。また、StrokeLineJoinの値がMiterでない場合、事前クリップ手段は、△Mの値として1.0を設定する。
続いて、事前クリップ手段は、クリップ拡大量を設定する。具体的には、クリップ拡大量として、△Wの値と△Mの値とを乗算した結果を設定する。
最後に、クリッピング手段は、設定されたクリップ拡大量によって拡大されたクリップを用いてクリッピング処理を行う。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1−11 ストローク属性ありか否かを判断する。ストローク属性ありの場合はステップS1−12に進み、ストローク属性なしの場合は処理を終了する。
ステップS1−12 OutLengthの値として、図形形状のうちのクリップ図形外にある部分の長さを設定する。
ステップS1−13 InLengthの値として、図形形状のうちのクリップ図形内にある部分の長さを設定する。
ステップS1−14 InLengthがOutLengthより長いか否かを判断する。InLengthがOutLengthより長い場合は処理を終了し、InLengthがOutLengthより長くない場合はステップS1−15に進む。
ステップS1−15 △Wの値としてStrokeThickness/2.0の値を設定する。
ステップS1−16 StrokeLineJoinの値がMiterであるか否かを判断する。StrokeLineJoinの値がMiterである場合はステップS1−18に進み、StrokeLineJoinの値がMiterでない場合はステップS1−17に進む。
ステップS1−17 △Mの値として、1.0を設定する。
ステップS1−18 △Mの値として、StrokeMiterLimitの値を設定する。
ステップS1−19 クリップ拡大量として、△Wの値と△Mの値とを乗算した結果を設定する。
ステップS1−20 設定されたクリップ拡大量によって拡大されたクリップを用いてクリッピング処理を行い、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、事前クリップ処理において、クリッピング処理を行うか否かを判定するために、クリップ図形内の図形形状の長さとクリップ図形外の図形形状の長さとを比較する。そして、前記第1の実施の形態で説明した図11に示される例のように、クリップ図形内の図形形状の長さがクリップ図形外の図形形状の長さより長い場合には、クリッピング処理を行わず、通常のクリップのみを行うようになっている。また、前記第1の実施の形態で説明した図12に示される例のように、クリップ図形内の図形形状の長さがクリップ図形外の図形形状の長さより長くない場合には、クリッピング処理を行うようになっている。
以上のように、本実施の形態においては、事前クリップ処理においてクリッピング処理を行わない場合には通常のクリップのみを行うので、事前クリッピング処理のオーバーヘッドを回避することができ、画像処理装置のパフォーマンスを向上させることができる。
なお、前記第1及び第2の実施の形態においては、PDLとしてXPSを使用する場合についてのみ説明したが、PS(Post Script)やPCL(Printer Control Language)などのようなその他のPDLを使用する場合にも適用可能である。
また、前記第2の実施の形態において、クリッピング処理を行うか否かの判定基準として、クリップ図形内の図形形状の長さとクリップ図形外の図形形状の長さとの比較を使用したが、その他の判定基準を使用することもできる。
さらに、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 従来の図形形状のみから成る図形データの図である。 従来のストローク属性を伴う図形データの図である。 従来のポリゴンによるストローク属性を実現した図である。 従来のストロークを伴う図形のクリッピングが失敗する第1の例を示した図である。 従来のストロークを伴う図形のクリッピングが失敗する第2の例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態におけるXPSにおけるストローク属性の第1の一覧図である。 本発明の第1の実施の形態におけるXPSにおけるストローク属性の第2の一覧図である。 本発明の第1の実施の形態におけるXPSの例とその描画結果を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における事前クリップ処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態におけるクリップ結果の例を示す第1の図である。 本発明の第1の実施の形態におけるクリップ結果の例を示す第2の図である。 本発明の第2の実施の形態における事前クリップ処理のサブルーチンを示すフローチャートである。

Claims (4)

  1. クリップ矩形内の図形を描画する画像処理装置であって、
    (a)図形データの事前クリップ処理を行う事前クリップ手段と、
    (b)該事前クリップ手段が事前クリップ処理を行った図形データのストローク生成処理を行うストローク生成手段と、
    (c)該ストローク生成手段がストローク生成処理を行った図形データのクリッピング処理を前記クリップ矩形に基づいて行うクリッピング手段とを有し、
    (d)前記事前クリップ手段は、前記図形データが図形形状及びストローク属性の指定が可能なものである場合、ストロークポリゴンを生成する前に、前記ストローク属性に含まれるストロークの幅の1/2を第1の値として設定し、ストロークの結合部分がマイターであるか否かを判断し、マイターでないときには第2の値として1を設定し、マイターであるときには前記第2の値として1以上の値を設定し、前記第1の値と前記第2の値とを乗算した値をクリップ拡大量として設定し、該クリップ拡大量によって前記クリップ矩形を上下左右に拡大し、拡大されたクリップ矩形に基づいて前記図形データのクリッピング処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記事前クリップ処理を実際に行うか否かを判定する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. クリップ矩形内の図形を描画する画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    (a)事前クリップ手段が行う図形データの事前クリップ処理、ストローク生成手段が行う処理であって前記事前クリップ処理が行われた図形データのストローク生成処理及び、クリッピング手段が行う処理であって前記ストローク生成処理が行われた図形データの前記クリップ矩形に基づくクリッピング処理を含み
    (b)前記事前クリップ処理では、前記事前クリップ手段は、前記図形データが図形形状及びストローク属性の指定が可能なものである場合、ストロークポリゴンを生成する前に、前記ストローク属性に含まれるストロークの幅の1/2を第1の値として設定し、ストロークの結合部分がマイターであるか否かを判断し、マイターでないときには第2の値として1を設定し、マイターであるときには前記第2の値として1以上の値を設定し、前記第1の値と前記第2の値とを乗算した値をクリップ拡大量として設定し、該クリップ拡大量によって前記クリップ矩形を上下左右に拡大し、拡大されたクリップ矩形に基づいて前記図形データのクリッピング処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  4. 前記事前クリップ処理を実際に行うか否かを判定する請求項3に記載の画像処理方法。
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