JP6455348B2 - ヒートポンプ式蒸気生成装置及び該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法 - Google Patents

ヒートポンプ式蒸気生成装置及び該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6455348B2
JP6455348B2 JP2015138651A JP2015138651A JP6455348B2 JP 6455348 B2 JP6455348 B2 JP 6455348B2 JP 2015138651 A JP2015138651 A JP 2015138651A JP 2015138651 A JP2015138651 A JP 2015138651A JP 6455348 B2 JP6455348 B2 JP 6455348B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
path
heat pump
steam generator
water supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015138651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017020716A (ja
Inventor
中村 淳
淳 中村
拓人 小池
拓人 小池
修平 柴田
修平 柴田
泰二 森
泰二 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2015138651A priority Critical patent/JP6455348B2/ja
Publication of JP2017020716A publication Critical patent/JP2017020716A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6455348B2 publication Critical patent/JP6455348B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

本発明は、外部熱源から熱を回収して蒸気を生成するヒートポンプ式蒸気生成装置及び該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法に関する。
蒸気生成装置の一つとして、工場排水や使用済冷却水等の排温水等の温水から熱を回収して蒸気を生成するヒートポンプ式蒸気生成装置がある(例えば、特許文献1)。ヒートポンプ式蒸気生成装置は、ヒートポンプ部の蒸発器を排熱回収器として機能させ、ここで熱源温水から熱を冷媒に回収し、回収した熱を利用して凝縮器で被加熱水を加熱して蒸気を生成するため、ボイラ設備等を利用して蒸気を発生させる燃焼系蒸気生成装置に比べてランニングコストやCOの排出量を低減できるメリットがある。
特開2012−247146号公報
ところで、上記のようなヒートポンプ式蒸気生成装置の蒸気生成部は水を循環させながら水蒸気を生成するため、装置の運転停止中の環境条件によっては蒸気生成部の配管内部で水が凍結し、次の運転を円滑に開始することができなくなる懸念がある。
このような水の凍結を防止するため、例えば水を強制的に循環させる循環ポンプを蒸気生成部に設け、装置の運転停止後にこの循環ポンプを駆動することが考えられるがコストが増加する。特に上記特許文献1の構成のように、蒸気生成部での水の循環をサーモサイフォン現象を利用して行う回路構成である場合、蒸気生成部への給水用の給水ポンプに加えて、さらに循環ポンプを設けることはコストの増加や装置構造の複雑化の点で好ましくない。またヒータ等を用いて直接的に配管内の水を加熱する方法も考えられるが、その部品コストやランニングコストの点で問題がある。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、部品コストやランニングコストを抑制しつつも蒸気生成部での水の凍結を防止することができるヒートポンプ式蒸気生成装置及び該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法を提供することを目的とする。
本発明に係るヒートポンプ式蒸気生成装置は、冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、該凝縮器を出た冷媒を減圧する膨張機構と、外部熱源から回収した熱で冷媒を蒸発させる蒸発器とを環状に接続したヒートポンプ部と、被加熱水を前記冷媒によって加熱する前記凝縮器、前記凝縮器で生成された気液二相流が流通する蒸気経路、該蒸気経路から供給される気液二相流を水と水蒸気とに分離する水蒸気分離器及び該水蒸気分離器で分離された水蒸気を分離した水を前記凝縮器に流通させる水循環経路により形成されたサーモサイフォン回路と、前記水蒸気分離器で分離された水蒸気を外部に送り出す送出経路と、前記水循環経路に接続され、給水ポンプの動力によって前記被加熱水を供給する給水経路とを有する蒸気生成部と、前記水蒸気分離器の液相領域又は前記水循環経路に接続され、外部に水を排出する排出経路と、前記水循環経路に設けられた開閉弁とを備え、前記開閉弁は、前記排出経路が前記水循環経路に接続されている場合には、前記水循環経路における前記給水経路の接続部と前記排出経路の接続部との間に設けられ、前記排出経路が前記水蒸気分離器の液相領域に接続されている場合には、前記水蒸気分離器と前記水循環経路における前記給水経路との接続部との間に設けられることを特徴とする。
このような構成によれば、装置の運転停止中に開閉弁を閉制御して給水ポンプを凍結防止運転することで、蒸気生成部の経路内に給水経路、水循環経路、凝縮器、蒸気経路、水蒸気分離器、排出経路と続く水の流通経路を形成できる。これにより、サーモサイフォン回路を形成する蒸気生成部に循環ポンプやヒータを追加で設置しない流路の切り替えのみで経路内での水の凍結を防止することができ、部品コストやランニングコストを抑制できる。
前記排出経路と、前記給水経路の前記給水ポンプの上流側との間を連通させるバイパス経路と、前記排出経路を流通する水を外部に排出するか又は前記バイパス経路に流通させるかを選択的に切替可能な切替弁とを備える構成としてもよい。そうすると、バイパス経路を介して給水経路と排出経路との間を連通させた状態で給水ポンプを運転制御することで、蒸気生成部の経路内で水を循環させることができ、排出経路からの排水を行うことなく水の凍結を防止できる。
前記蒸気生成部での水温を検出する温度センサと、当該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転停止中に前記温度センサの検出値が設定値未満となった場合に、前記開閉弁を閉制御し、前記給水ポンプの凍結防止運転を実行する制御部とを備える構成としてもよい。そうすると、水の凍結が予測される状態でのみ凍結防止運転が実行されるため、不要な電力等のコストを抑制できる。
また、前記蒸気生成部での水温を検出する温度センサと、当該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転停止中に前記温度センサの検出値が設定値未満となった場合に、前記開閉弁を閉制御すると共に前記切替弁を前記バイパス経路側に切替制御し、前記給水ポンプの凍結防止運転を実行する制御部とを備える構成としてもよい。これによっても、水の凍結が予測される状態でのみ凍結防止運転が実行されるため、不要な電力等のコストを抑制できる。
前記給水経路における前記バイパス経路の接続部よりも上流側に設けられ、該給水経路への給水の供給の可否を切り替える給水弁と、前記水蒸気分離器内の水位を検出する水位センサとを備え、前記制御部は、前記水位センサの検出値が設定値未満である場合に、前記給水弁を開制御した状態で前記凍結防止運転を実行する構成であってもよい。そうすると、蒸気生成部の経路内で水を循環させて凍結防止を行う際に循環水量不足を生じることを防止できる。
また、本発明に係るヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法は、冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、該凝縮器を出た冷媒を減圧する膨張機構と、外部熱源から回収した熱で冷媒を蒸発させる蒸発器とを環状に接続したヒートポンプ部と、被加熱水を前記冷媒によって加熱する前記凝縮器、前記凝縮器で生成された気液二相流が流通する蒸気経路、該蒸気経路から供給される気液二相流を水と水蒸気とに分離する水蒸気分離器及び該水蒸気分離器で分離された水蒸気を分離した水を前記凝縮器に流通させる水循環経路により形成されたサーモサイフォン回路と、前記水蒸気分離器で分離された水蒸気を外部に送り出す送出経路と、前記水循環経路に接続され、給水ポンプの動力によって前記被加熱水を供給する給水経路とを有する蒸気生成部と、前記水蒸気分離器の液相領域又は前記水循環経路に接続され、外部に水を排出する排出経路と、前記水循環経路に設けられた開閉弁とを備えたヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法であって、前記ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転停止中に前記開閉弁を閉制御し、前記給水ポンプを凍結防止運転し、前記被加熱水を前記凝縮器、前記蒸気経路、前記水蒸気分離器、及び前記排出経路の順に流通させることを特徴とする。
このような方法によれば、装置の運転停止中に開閉弁を閉制御して給水ポンプを凍結防止運転することで、水を給水経路、水循環経路から凝縮器、蒸気経路、水蒸気分離器、排出経路の順に流通させる。これにより、サーモサイフォン回路を形成する蒸気生成部に循環ポンプやヒータを追加で設置しない流路の切替のみで経路内での水の凍結を防止することができ、部品コストやランニングコストを抑制できる。
前記排出経路と、前記給水経路の前記給水ポンプの上流側との間を連通させるバイパス経路を備え、前記凍結防止運転時に、前記排出経路を流通する水を外部に排出するか又は前記バイパス経路に流通させるかを選択的に切り替えるようにしてもよい。
前記排出経路を流通する水を前記バイパス経路に流通させている場合、前記凍結防止運転では前記水蒸気分離器内の水位が設定値未満の時に、前記給水経路への給水を行うようにしてもよい。
前記蒸気生成部での水温を検出し、その検出値が設定値未満である場合に前記凍結防止運転を実行するようにしてもよい。
本発明によれば、装置の運転停止中に開閉弁を閉制御して給水ポンプを凍結防止運転することで、蒸気生成部の経路内に給水経路、水循環経路、凝縮器、蒸気経路、水蒸気分離器、排出経路と続く水の流通経路を形成できる。これにより、サーモサイフォン回路を形成する蒸気生成部に循環ポンプやヒータを追加で設置しない流路の切替のみで経路内での水の凍結を防止することができ、部品コストやランニングコストを抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係るヒートポンプ式蒸気生成装置の全体構成図である。 図1に示すヒートポンプ式蒸気生成装置の制御部による制御フローの一例を示すフローチャートである。 ヒートポンプ式蒸気生成装置の各運転状況での各弁の開閉状態及び給水ポンプの運転状態を表形式に示した図である。 本発明の第2の実施形態に係るヒートポンプ式蒸気生成装置の全体構成図である。 図4に示すヒートポンプ式蒸気生成装置の制御部による制御フローの一例を示すフローチャートである。 ヒートポンプ式蒸気生成装置の各運転状況での各弁の開閉状態及び給水ポンプの運転状態を表形式に示した図である。
以下、本発明に係るヒートポンプ式蒸気生成装置について、その運転方法との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るヒートポンプ式蒸気生成装置10の全体構成図である。ヒートポンプ式蒸気生成装置10は、工場排水等の温水から排熱を回収し、回収した排熱を利用して水蒸気を生成するシステムであり、生成した水蒸気は乾燥装置や殺菌装置等の外部の蒸気利用設備に送られる。
図1に示すように、ヒートポンプ式蒸気生成装置10は、水を蒸発させて水蒸気を生成し、外部へと送り出す蒸気生成部12と、温水供給部14によって供給される温水(熱源温水)から熱を回収し、この熱を蒸気生成部12での蒸気生成のための熱源として供給するヒートポンプ部16と、システムの制御を行う制御部18とを備える。
ヒートポンプ部16は、冷媒を圧縮する圧縮機20と、圧縮機20で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器22と、凝縮器22を出た冷媒を減圧する膨張機構24と、温水から熱を回収して冷媒を蒸発させる蒸発器26とを環状に接続し、冷媒を循環させる冷凍サイクル装置である。膨張機構24は、例えば電子膨張弁である。
圧縮機20で圧縮されて高温高圧となった冷媒は、凝縮器22で蒸気生成部12を循環する水と熱交換して冷却され凝縮する。凝縮器22を出た冷媒は、膨張機構24で断熱膨張され、蒸発器26で温水供給部14を流れる温水から吸熱して蒸発し、圧縮機20へと戻る。圧縮機20は、制御部18又は別の制御部の制御下に、その吸入側や吐出側の冷媒の圧力及び温度に基づきインバータを介してその運転回転数が制御される。
蒸気生成部12は、ヒートポンプ部16を循環する冷媒を熱源として水を蒸発させて蒸気を生成する凝縮器22と、凝縮器22で生成される水蒸気と水を含む気液二相流を蒸気と水とに分離する水蒸気分離器30と、水蒸気分離器30で分離された蒸気を外部の蒸気利用設備へと送り出す送出経路32と、水蒸気分離器30で分離された水を給水経路34から供給される被加熱水と合流させて凝縮器22に導入する水循環経路36と、凝縮器22からの気液二相流を水蒸気分離器30へと導く蒸気経路38とを有する。水蒸気分離器30で分離された水が流通する水循環経路36には、排出経路40が接続されている。
水蒸気分離器30は、鉛直方向に沿った円筒状容器で構成され、下端壁に接続された水循環経路36に接続された給水経路34から水が給水補給されることで容器内部に水を貯留する。水蒸気分離器30には、その液相領域の水温を検出する温度センサ41が設けられている。温度センサ41の検出結果は制御部18に送られる。
給水経路34は、図示しない水道管や水タンクからの水(被加熱水)を給水ポンプ42によって水循環経路36まで導入する。給水ポンプ42は制御部18によって運転制御される。給水経路34の給水ポンプ42よりも上流側部分には、該給水経路34への被加熱水の供給の可否を切り替える給水弁43が設けられている。給水弁43は電磁弁等の開閉弁で構成され、制御部18によって開閉制御される。
水循環経路36は、水蒸気分離器30の下端壁から凝縮器22までを連通する経路である。水循環経路36における給水経路34の接続部Aと排出経路40の接続部Bとの間には、凍結防止切替弁44が設置されている。凍結防止切替弁44は電磁弁等の開閉弁で構成され、制御部18によって開閉制御されることで水循環経路36での接続部A,B間の水の流通の可否を切り替える。蒸気経路38は、凝縮器22から水蒸気分離器30の上部側壁までを連通し、気液二相流が流通する経路である。
送出経路32は、水蒸気分離器30の上端壁に接続され、蒸気経路38から当該水蒸気分離器30内に供給され、ここで水が分離された後の蒸気を外部に送り出す経路である。送出経路32には、流れる蒸気の圧力を調整する圧力調整弁46が設置されている。制御部18の制御下に圧力調整弁46の開度を適宜調整することにより、当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10から外部に送り出される蒸気の流量や圧力を制御できる。
排出経路40は、水蒸気分離器30から水循環経路36に流れ出た水を外部に排出する経路である。本実施形態の場合、排出経路40は、水を循環させながら水蒸気を送出経路32へと送り出す水循環系統(水循環経路36、蒸気経路38及び水蒸気分離器30)の内部でのカルシウムやシリカ等のスケール成分の濃縮防止のため、一部の水を外部に排出するブローダウン経路である。排出経路40には、外部への水の排出の可否を切り替える排出弁48が設けられている。排出弁48は電磁弁等の開閉弁で構成され、制御部18によって開閉制御される。排出経路40は、水蒸気分離器30の液相領域に接続されてもよく、この場合、凍結防止切替弁44は水蒸気分離器30と水循環経路36における給水経路34との接続部Aとの間に設ければよい。
このような蒸気生成部12では、水蒸気分離器30の水面と凝縮器22の水面との高低差により、水蒸気分離器30から凝縮器22へと水循環経路36を介して水が供給されると共に、凝縮器22で生成された水蒸気が蒸気経路38から水蒸気分離器30を介して送出経路32へと送り出されるサーモサイフォン回路が形成される。その結果、水循環経路36、蒸気経路38及び水蒸気分離器30で形成される水循環系統内に循環ポンプ等の動力源を設けることなく、水を循環させることができる。
温水供給部14は、蒸発器26に温水を供給する温水供給経路14aと、蒸発器26から温水を排出する温水排出経路14bとを有する。温水供給経路14aには、外部の温水タンク等の温水供給源から供給される温水を所定の流量で送水する図示しない温水ポンプが設けられる。
制御部18は、温度センサ41の検出値に基づき給水弁43、凍結防止切替弁44及び排出弁48の開閉制御と、給水ポンプ42の運転制御とを実行する制御装置である。より具体的には、制御部18は、当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10の停止中、通常運転中及び凍結防止運転中の各運転状況に応じて各弁43,44,48の開閉制御及び給水ポンプ42の運転制御を行う。制御部18は、さらに図示しないヒートポンプ部16の冷媒温度や冷媒圧力に基づく圧縮機20の駆動制御や圧力調整弁46の制御を行ってもよいが、これらは別の制御部によって制御してもよい。
次に、以上のように構成されたヒートポンプ式蒸気生成装置10の動作について説明する。図2は、図1に示すヒートポンプ式蒸気生成装置10の制御部18による制御フローの一例を示すフローチャートであり、図3は、ヒートポンプ式蒸気生成装置10の各運転状況での各弁43,44,48の開閉状態及び給水ポンプ42の運転状態を表形式に示した図である。
図2に示すように、制御部18は、例えば図示しない起動スイッチの操作やタイマ等に基づき、ステップS1において装置運転指令(運転オン指令)を受信すると(ステップS1のYes)、通常運転を実行する(ステップS2)。
この通常運転では、ヒートポンプ部16によって温水供給部14の温水供給経路14aを流れる温水の熱を蒸発器26で冷媒に回収し、冷媒に回収した熱を凝縮器22で蒸気生成部12の水循環経路36を流れる被加熱水に移動させて蒸気が生成され、排熱を効率的に回収して利用し、高い省エネ性能が発揮される。この際、制御部18の制御下に、給水弁43、排出弁48及び凍結防止切替弁44が開制御され、給水ポンプ42が運転制御される(図2及び図3参照)。これにより、水循環経路36に水が循環されると共に、水循環経路36に給水経路34からの被加熱水が給水ポンプ42によって供給されて水蒸気が生成され、同時に排出経路40から一部の水が排出されることでスケール成分の濃縮が防止される。
一方、装置運転指令を受信しない場合(ステップS1のNo)、つまり当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10の停止中、制御部18は温度センサ41による検出値である水蒸気分離器30での水温が設定値より高いか否かを判定する(ステップS3)。
この設定値は、当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10の蒸気生成部12の経路内の水が凍結するか否かを判断するための値であり、例えば0℃〜3℃程度に設定される。つまり、温度センサ41の検出値が設定値未満である場合は蒸気生成部12の経路内での水の凍結の可能性があり、検出値が設定値より高い場合は水の凍結の可能性がないと判断できる。従って、ステップS3での判定に用いる温度は、温度センサ41によって検出される水蒸気分離器30の液相領域での水温以外、例えば水循環経路36での水温、蒸気経路38での水温及び給水経路34での水温を用いてもよく、当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10の設置場所での雰囲気温度を用いてもよい。
温度センサ41による検出値(水温)が設定値より高い場合(ステップS3のYes)、制御部18は当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10の停止状態を維持する(ステップS4)。すなわち、制御部18の制御下に、給水弁43、排出弁48及び凍結防止切替弁44が閉制御され、給水ポンプ42が停止される(図2及び図3参照)。なお、図3中では、「停止」時の凍結防止切替弁44がかっこ付きの「(閉)」とされているが、これは通常は閉制御されるが、開状態であっても支障がない状態を示しており、後述する図6の場合も同様である。
一方、温度センサ41による検出値(水温)が設定値未満である場合(ステップS3のNo)、蒸気生成部12の経路内で水が凍結する可能性があると判断できるため、制御部18は凍結防止運転を実行する(ステップS5)。
この凍結防止運転は、ヒートポンプ部16が停止された状態において蒸気生成部12の水循環経路に水を流通させることで、そこでの水の凍結を防止する運転である。すなわち、制御部18の制御下に、給水弁43及び排出弁48が開制御され、凍結防止切替弁44が閉制御されると共に、給水ポンプ42が凍結防止運転される(図2及び図3参照)。これにより、給水経路34、水循環経路36の凍結防止切替弁44より下流側部分、凝縮器22、蒸気経路38、水蒸気分離器30、水循環経路36の凍結防止切替弁44より上流側部分、排出経路40へと続く経路が形成され、この経路に給水ポンプ42によって給水源からの水が流通されて排出経路40から外部に排出される。その結果、蒸気生成部12の水循環系統に水が流通するため、そこでの水の凍結が防止される。
図4は、本発明の第2の実施形態に係るヒートポンプ式蒸気生成装置10Aの全体構成図である。この第2の実施形態に係るヒートポンプ式蒸気生成装置10Aにおいて、上記第1の実施形態に係るヒートポンプ式蒸気生成装置10と同一又は同様な機能及び効果を奏する要素には同一の参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
図4に示すように、このヒートポンプ式蒸気生成装置10Aは、図1に示すヒートポンプ式蒸気生成装置10と比べて、排出経路40と給水経路34との間を連通するバイパス経路50と、水蒸気分離器30の液相領域の水位を検出する水位センサ51とを備える。水位センサ51の検出結果は制御部18に送られる。
バイパス経路50は、排出経路40の排出弁48より上流側部分と、給水経路34の給水ポンプ42の上流側であって給水弁43の下流側部分との間を連通させる経路である。バイパス経路50には、バイパス弁52が設置されている。バイパス弁52は電磁弁等の開閉弁で構成され、制御部18によって開閉制御されることでバイパス経路50での水の流通の可否を切り替える。
従って、制御部18の制御下にバイパス弁52及び排出弁48を切替制御することで、排出経路40を流通する水を排出弁48を介して外部に排出するか、又はバイパス経路50に流通させて給水経路34に循環させるかを選択的に切り替えることができる。つまり、バイパス弁52及び排出弁48はこのような経路切替のための切替弁として機能する。各弁48,52に代えてバイパス経路50と排出経路40の接続部に1つの切替弁として三方弁を設けてもよい。
次に、以上のように構成されたヒートポンプ式蒸気生成装置10Aの動作について説明する。図5は、図4に示すヒートポンプ式蒸気生成装置10Aの制御部18による制御フローの一例を示すフローチャートであり、図6は、ヒートポンプ式蒸気生成装置10Aの各運転状況での各弁43,44,48,52の開閉状態及び給水ポンプ42の運転状態を表形式に示した図である。
図5に示すように、制御部18は、例えば図示しない起動スイッチの操作やタイマ等に基づき、ステップS11において装置運転指令(運転オン指令)を受信すると(ステップS11のYes)、通常運転を実行する(ステップS12)。この通常運転は、図2中のステップS2での通常運転と同様であり、バイパス弁52は閉制御される(図5及び図6参照)。
制御部18が装置運転指令を受信しない場合(ステップS11のNo)、つまり当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10Aの停止中、制御部18は温度センサ41による検出値である水蒸気分離器30での水温が設定値より高いか否かを判定する(ステップS13)。この水温判定は、図2中のステップS3の判定と同様である。
温度センサ41による検出値(水温)が設定値より高い場合(ステップS13のYes)、制御部18は当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10Aの停止状態を維持する(ステップS14)。すなわち、制御部18の制御下に、給水弁43、排出弁48、凍結防止切替弁44及びバイパス弁52が閉制御され、給水ポンプ42が停止される(図5及び図6参照)。
一方、温度センサ41による検出値(水温)が設定値未満である場合(ステップS13のNo)、蒸気生成部12の経路内で水が凍結する可能性があると判断できるため、次に制御部18はステップS15を実行して2種類の凍結防止運転の選択判定を行う。
ステップS15では、水位センサ51による検出値である水蒸気分離器30内の水位が設定値より高いか否かを判定する。この設定値は、当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10Aの蒸気生成部12の水循環系統内で給水源からの新たな給水を行うことなくバイパス経路50を用いた水循環運転(凍結防止運転1:ステップS16)が可能であるか、又は新たな給水を補充する水循環運転(凍結防止運転2:ステップS17)を行う必要があるか否かを判断するための値である。そこで、ステップS15での設定値は、例えば水蒸気分離器30の水位が蒸気経路38の接続位置よりも高いか否かを判定する値とされる。つまり、水位センサ51の検出値が設定値より高い場合は新たな給水を補充することなく蒸気生成部12の経路内で水を循環させることが可能であり、検出値が設定値未満である場合は新たな給水の補充を行いながら水を循環させる必要があると判断できる。
ステップS15で検出値(水位)が設定値より高いと判断された場合(ステップS15のYes)、制御部18は凍結防止運転1を実行する(ステップS16)。
この凍結防止運転1は、ヒートポンプ部16が停止された状態において蒸気生成部12の水循環系統で水を循環させることで、そこでの水の凍結を防止する運転である。すなわち、制御部18の制御下に、給水弁43、排出弁48及び凍結防止切替弁44が閉制御されると共に、バイパス弁52が開制御され、給水ポンプ42が凍結防止運転される(図5及び図6参照)。これにより、給水経路34のバイパス経路50の接続部より下流側部分、水循環経路36の凍結防止切替弁44より下流側部分、凝縮器22、蒸気経路38、水蒸気分離器30、水循環経路36の凍結防止切替弁44より上流側部分、排出経路40、バイパス経路50へと循環する経路が形成され、この経路内の水を給水ポンプ42によって循環させる。その結果、蒸気生成部12の水循環系統に水が流通するため、そこでの水の凍結が防止される。しかも、排出経路40からの排水がないため、上記第1の実施形態に係るヒートポンプ式蒸気生成装置10の凍結防止運転に比べて水の使用量を低減できる。
一方、ステップS15で検出値(水位)が設定値未満であると判断された場合(ステップS15のNo)、制御部18は凍結防止運転2を実行する(ステップS17)。
この凍結防止運転2は、ヒートポンプ部16が停止された状態において蒸気生成部12に新たな給水を補充する運転である。すなわち、制御部18の制御下に、給水弁43が開制御されると共に、排出弁48、凍結防止切替弁44及びバイパス弁52が閉制御され、給水ポンプ42が運転制御される(図5及び図6参照)。これにより、給水経路34から水循環経路36、凝縮器22、蒸気経路38、水蒸気分離器30、排出経路40へと新たな給水が補充される。従って、この凍結防止運転2で水が補充された後は、再びステップS11へと戻り、その後は通常運転(ステップS12)、停止(ステップS14)又は凍結防止運転1(ステップS16)が適宜実行される。なお、この凍結防止運転2においてバイパス弁52を開制御してもよく、その場合は、給水を補充すると共に水循環系統で水を循環させることができる。
当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10Aの場合にも、給水弁43及び排出弁48を開制御すると共に、バイパス弁52及び凍結防止切替弁44を閉制御し、給水ポンプ42を運転制御すれば、上記第1の実施形態に係るヒートポンプ式蒸気生成装置10の凍結防止運転と同様な凍結防止運転を実行可能である。
また、上記した凍結防止運転1の開始後、ステップS15と同様な判定を行い、水位センサ51の検出値が設定値を下回った場合に水位が設定値まで回復するまでの間、給水弁43を開制御して経路内に給水を補充することもできる。
以上のように、上記実施形態に係るヒートポンプ式蒸気生成装置10(10A)では、ヒートポンプ部16と、凝縮器22、蒸気経路38、水蒸気分離器30、水循環経路36により形成されたサーモサイフォン回路と、送出経路32と、給水経路34とを有する蒸気生成部12と、水蒸気分離器30の液相領域又は水循環経路36に接続され、外部に水を排出する排出経路40と、水循環経路36に設けられた凍結防止切替弁44とを備え、凍結防止切替弁44は、排出経路40が水循環経路36に接続されている場合には、水循環経路36における給水経路34の接続部Aと排出経路40の接続部Bとの間に設けられ、排出経路40が水蒸気分離器30の液相領域に接続されている場合には、水蒸気分離器30と水循環経路36における給水経路34との接続部Aとの間に設けられる。
従って、当該ヒートポンプ式蒸気生成装置10(10A)の運転停止中に凍結防止切替弁44を閉制御して給水ポンプ42を運転制御することで、蒸気生成部12の経路内に水を流通させる凍結防止運転を行うことができる。これにより、サーモサイフォン回路を形成する蒸気生成部12に循環ポンプやヒータを追加で設置しない流路の切り替えのみで経路内での水の凍結を防止することができ、部品コストやランニングコストを抑制できる。
この場合、ヒートポンプ式蒸気生成装置10Aでは、排出経路40と、給水経路34の給水ポンプ42の上流側との間を連通させるバイパス経路50と、排出経路40を流通する水を外部に排出するか又はバイパス経路50に流通させるかを選択的に切替可能な切替弁となる排出弁48及びバイパス弁52とを備える。これにより、バイパス経路50を介して給水経路34と排出経路40との間を連通させた状態で給水ポンプ42を凍結防止運転することで、蒸気生成部12の経路内で水を循環させることができ、排出経路40からの排水分のランニングコストも低減した凍結防止運転が可能となる。
上記実施形態では、凍結防止運転(凍結防止運転1)の運転判断を温度センサ41の検出結果に基づき行う。これにより、凍結防止運転が必要な状態でのみ凍結防止運転が実行されるため、不要な電力等のコストを抑制できる。
また、ヒートポンプ式蒸気生成装置10Aでは、水位センサ51の検出結果に基づき凍結防止運転である凍結防止運転1と凍結防止運転2とを選択的に実行することで、蒸気生成部12の経路内で水を循環させる際に循環水量不足を生じることを防止できる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10,10A ヒートポンプ式蒸気生成装置
12 蒸気生成部
14 温水供給部
16 ヒートポンプ部
18 制御部
20 圧縮機
22 凝縮器
24 膨張機構
26 蒸発器
30 水蒸気分離器
32 送出経路
34 給水経路
36 水循環経路
38 蒸気経路
40 排出経路
41 温度センサ
42 給水ポンプ
43 給水弁
44 凍結防止切替弁
46 圧力調整弁
48 排出弁
50 バイパス経路
51 水位センサ
52 バイパス弁
A,B 接続部

Claims (9)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、該凝縮器を出た冷媒を減圧する膨張機構と、外部熱源から回収した熱で冷媒を蒸発させる蒸発器とを環状に接続したヒートポンプ部と、
    被加熱水を前記冷媒によって加熱する前記凝縮器、前記凝縮器で生成された気液二相流が流通する蒸気経路、該蒸気経路から供給される気液二相流を水と水蒸気とに分離する水蒸気分離器及び該水蒸気分離器で分離された水蒸気を分離した水を前記凝縮器に流通させる水循環経路により形成されたサーモサイフォン回路と、前記水蒸気分離器で分離された水蒸気を外部に送り出す送出経路と、前記水循環経路に接続され、給水ポンプの動力によって前記被加熱水を供給する給水経路とを有する蒸気生成部と、
    前記水蒸気分離器の液相領域又は前記水循環経路に接続され、外部に水を排出する排出経路と、
    前記水循環経路に設けられた開閉弁と、
    を備え、
    前記開閉弁は、前記排出経路が前記水循環経路に接続されている場合には、前記水循環経路における前記給水経路の接続部と前記排出経路の接続部との間に設けられ、
    前記排出経路が前記水蒸気分離器の液相領域に接続されている場合には、前記水蒸気分離器と前記水循環経路における前記給水経路との接続部との間に設けられることを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置。
  2. 請求項1記載のヒートポンプ式蒸気生成装置において、
    前記排出経路と、前記給水経路の前記給水ポンプの上流側との間を連通させるバイパス経路と、
    前記排出経路を流通する水を外部に排出するか又は前記バイパス経路に流通させるかを選択的に切替可能な切替弁とを備えることを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置。
  3. 請求項1記載のヒートポンプ式蒸気生成装置において、
    前記蒸気生成部での水温を検出する温度センサと、
    当該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転停止中に前記温度センサの検出値が設定値未満となった場合に、前記開閉弁を閉制御し、前記給水ポンプの凍結防止運転を実行する制御部とを備えることを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置。
  4. 請求項2記載のヒートポンプ式蒸気生成装置において、
    前記蒸気生成部での水温を検出する温度センサと、
    当該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転停止中に前記温度センサの検出値が設定値未満となった場合に、前記開閉弁を閉制御すると共に前記切替弁を前記バイパス経路側に切替制御し、前記給水ポンプの凍結防止運転を実行する制御部とを備えることを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置。
  5. 請求項4記載のヒートポンプ式蒸気生成装置において、
    前記給水経路における前記バイパス経路の接続部よりも上流側に設けられ、該給水経路への給水の供給の可否を切り替える給水弁と、
    前記水蒸気分離器内の水位を検出する水位センサとを備え、
    前記制御部は、前記水位センサの検出値が設定値未満である場合に、前記給水弁を開制御した状態で前記凍結防止運転を実行することを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置。
  6. 冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、該凝縮器を出た冷媒を減圧する膨張機構と、外部熱源から回収した熱で冷媒を蒸発させる蒸発器とを環状に接続したヒートポンプ部と、
    被加熱水を前記冷媒によって加熱する前記凝縮器、前記凝縮器で生成された気液二相流が流通する蒸気経路、該蒸気経路から供給される気液二相流を水と水蒸気とに分離する水蒸気分離器及び該水蒸気分離器で分離された水蒸気を分離した水を前記凝縮器に流通させる水循環経路により形成されたサーモサイフォン回路と、前記水蒸気分離器で分離された水蒸気を外部に送り出す送出経路と、前記水循環経路に接続され、給水ポンプの動力によって前記被加熱水を供給する給水経路とを有する蒸気生成部と、
    前記水蒸気分離器の液相領域又は前記水循環経路に接続され、外部に水を排出する排出経路と、
    前記水循環経路に設けられた開閉弁と、
    を備えたヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法であって、
    前記ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転停止中に前記開閉弁を閉制御し、前記給水ポンプを凍結防止運転し、前記被加熱水を前記凝縮器、前記蒸気経路、前記水蒸気分離器、及び前記排出経路の順に流通させることを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法。
  7. 請求項6記載のヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法において、
    前記排出経路と、前記給水経路の前記給水ポンプの上流側との間を連通させるバイパス経路を備え、
    前記凍結防止運転時に、前記排出経路を流通する水を外部に排出するか又は前記バイパス経路に流通させるかを選択的に切り替えることを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法。
  8. 請求項7記載のヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法において、
    前記排出経路を流通する水を前記バイパス経路に流通させている場合、
    前記凍結防止運転では前記水蒸気分離器内の水位が設定値未満の時に、前記給水経路への給水を行うことを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載のヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法において、
    前記蒸気生成部での水温を検出し、その検出値が設定値未満である場合に前記凍結防止運転を実行することを特徴とするヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法。
JP2015138651A 2015-07-10 2015-07-10 ヒートポンプ式蒸気生成装置及び該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法 Active JP6455348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138651A JP6455348B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 ヒートポンプ式蒸気生成装置及び該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138651A JP6455348B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 ヒートポンプ式蒸気生成装置及び該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017020716A JP2017020716A (ja) 2017-01-26
JP6455348B2 true JP6455348B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=57888044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015138651A Active JP6455348B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 ヒートポンプ式蒸気生成装置及び該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6455348B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112648602B (zh) * 2019-12-31 2022-12-30 杭州堃博生物科技有限公司 蒸汽消融设备的待机控制方法、待机控制器、设备与介质

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723763B2 (ja) * 1986-09-22 1995-03-15 パロマ工業株式会社 蒸気発生装置
JP4972421B2 (ja) * 2006-02-01 2012-07-11 関西電力株式会社 ヒートポンプ式蒸気・温水発生装置
JP5593902B2 (ja) * 2010-07-15 2014-09-24 富士電機株式会社 ヒートポンプ式蒸気生成装置
WO2015064347A1 (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 富士電機株式会社 蒸気生成装置及び蒸気生成ヒートポンプ
JP6394525B2 (ja) * 2015-07-13 2018-09-26 富士電機株式会社 ヒートポンプ式蒸気生成装置
JP5950009B1 (ja) * 2015-08-18 2016-07-13 富士電機株式会社 蒸気生成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017020716A (ja) 2017-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100550111B1 (ko) 배기열 회수 시스템
JP2002286324A (ja) 空気調和装置
JP2017146033A (ja) 給水加温システム
JP3901192B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
US10794160B2 (en) Geothermal heat recovery device and geothermal heat recovery device operating method
JP6455348B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置及び該ヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法
JP6497111B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置
JP2017044377A (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置
JP2014169823A (ja) 給水加温システム
JP7056246B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成システム
JP5605557B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気発生装置
JP6528467B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置及びヒートポンプ式蒸気生成装置の運転方法
JP6394525B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置
JP5821411B2 (ja) 蒸気発生装置
JP2017161105A (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置
JP5560515B2 (ja) 蒸気製造システム、および蒸気製造システムの立ち上げ制御方法
JP2010181088A (ja) ヒートポンプ装置
JP2018105596A (ja) 蒸気生成システム
JP2013238336A (ja) 給水加温システム
JP6083509B2 (ja) 給水加温システム
JP3574611B2 (ja) 排熱回収システム
JP6613886B2 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置、蒸気生成システムおよびその運転方法
JP2015114024A (ja) 給水加温システム
JP6645624B1 (ja) ヒートポンプ式蒸気生成装置
JP7135618B2 (ja) 蒸気生成ヒートポンプ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6455348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250