JP6454983B2 - 撮影装置、及び撮影表示制御方法 - Google Patents

撮影装置、及び撮影表示制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6454983B2
JP6454983B2 JP2014106686A JP2014106686A JP6454983B2 JP 6454983 B2 JP6454983 B2 JP 6454983B2 JP 2014106686 A JP2014106686 A JP 2014106686A JP 2014106686 A JP2014106686 A JP 2014106686A JP 6454983 B2 JP6454983 B2 JP 6454983B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
shooting
imaging
photographing
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014106686A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015222879A5 (ja
JP2015222879A (ja
Inventor
基志 柏木
基志 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2014106686A priority Critical patent/JP6454983B2/ja
Publication of JP2015222879A publication Critical patent/JP2015222879A/ja
Publication of JP2015222879A5 publication Critical patent/JP2015222879A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6454983B2 publication Critical patent/JP6454983B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、撮影装置、及び撮影表示制御方法に関する。
デジタルカメラにおいて、静止画撮影を行う場合、始めにモニタ画面にライブビュー画面を表示している。露光開始と同時に本体のモニタ画面をオフし、露光が終了したときに、モニタ画面にライブビュー画面を表示する。
一方、撮影モードの一種に、暗い場所にある被写体を鮮明に撮影することができるように、通常よりも露光時間を長くし、ノイズ低減処理を行った後に画像を記録する「長時間撮影モード」がある。長時間撮影モードは、一般に露光時間が1秒を超える撮影を行う動作モードのことをいう。長時間撮影モードでは、使用する撮像素子によってノイズが発生することが知られている。特に、コンパクトタイプの撮影装置に用いる撮像素子は、暗電流などに起因したノイズが発生しやすい。そこで、撮像素子に発生するノイズを除去し、より高品質の画像を得るために、長時間撮影モードによって画像を撮影した後には、「ノイズ低減処理」が行われる。
ノイズ低減処理は、利用者のシャッター操作によって行われる長時間撮影(以下、「本撮影」という。)の後に、撮像装置が自動的にシャッターを閉じて、もう一枚画像を撮影(以下、「ダーク画像撮影」という。)し、本撮影と同じ露出時間で撮影を止め、本撮影の画像からダーク画像撮影の画像を減算して合成する処理をいう。なお、以下の説明において、本撮影の画像を「本画像」、ダーク画像撮影の画像を「ダーク画像」と呼称する。
このノイズ低減処理によって暗電流などで生じたノイズ(被写体とは無関係な光の点など)を除去することができる。このように、ノイズ低減処理は、本撮影の露光時間と同じ時間だけ、再度の撮影処理を行い、さらに画像演算処理を行うものである。よって、本撮影の露光時間が長ければ長いほど、ノイズ低減処理に要する時間は長くなる。
例えば、30秒の露光を行う場合は、本撮影の30秒間はモニタ画面をオフし、ダーク画像撮影の30秒間はモニタ画面をオフしたまま、本体のLED(Light Emitting Diode)を一定間隔で点滅させて、ダーク画像撮影中であることを示し、2つの画像の合成が終了後に、次の撮影のためのライブビュー画面に復帰する。
この場合、ユーザは、合計1分以上の間、待たされることになり、あとどのくらいで撮影が終了するのかを知ることが望まれた。そこで、長時間撮影を行っている間、撮影が終了するまでの残り時間をユーザに報知するために種々の提案がなされている。
特許文献1には、長時間撮影モードにおいて、露光処理の終了後にノイズ低減処理を実行するノイズ低減処理手段と、長時間撮影モードの一つとして打ち上げ花火モードが選択されたときに、撮像指示があった時から露光時間の残り時間をモニタに表示させる表示手段と、を有する撮像装置が記載されている。特許文献1に記載の撮像装置は、ライブビュー表示を行うモニタ画面の端部に残り時間を表示する。
特開2012−156679号公報
しかしながら、特許文献1記載の撮像装置は、前記露光時間の残り時間を消費電力の大きいモニタ画面に表示し続ける構成であったため、電池残量への影響が大きいという問題がある。
本発明は、上述した問題点に鑑み、長時間撮影であっても、消費電力の軽減を図りつつ、撮影中の状態の変化を適切に報知することができる撮影装置、及び撮影表示制御方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、撮像手段と、前記撮像手段により撮像される撮像画像を表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段よりも低消費電力である第2の表示手段と、撮影指示に応じて、前記撮像手段による所定の撮影を開始するとともに、前記第1の表示手段の表示を、前記所定の撮影の開始と同時に消灯し、かつ、前記第1の表示手段の表示の消灯と合わせて、前記第2の表示手段が、前記開始した所定の撮影の撮影中の状態の変化を識別可能に表示するように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、長時間撮影であっても、消費電力の軽減を図りつつ、撮影中の状態の変化を適切に報知することができる撮影装置、撮影表示制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態1に係るデジタルカメラ装置の外観を示す斜視図である。 上記実施形態1に係るデジタルカメラ装置の構成を示すブロック図である。 上記実施形態1に係るデジタルカメラ装置の長時間撮影処理を示すフローチャートである。 上記実施形態1に係るデジタルカメラ装置の長時間撮影処理(続き)を示すフローチャートである。 上記実施形態1に係るデジタルカメラ装置の長時間撮影処理を示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態2に係るデジタルカメラ装置の長時間撮影処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るデジタルカメラ装置の外観を示す斜視図である。本実施の形態の撮影装置は、長時間撮影の一例として「長時間露光」を行うデジタルカメラ装置に適用した例である。
図1に示すように、デジタルカメラ装置1(撮影装置)は、カメラ本体1aの背面側に液晶モニタ11(第1の表示手段)と、LED12(第2の表示手段)と、操作キー13〜15と、を備える。また、カメラ本体1aの上面部には、被写体の撮影指示に係るレリーズキー(シャッターボタンともいう)16を備える。
液晶モニタ11は、カメラ本体1aの背面を覆う大型ディスプレイであり、撮影した画像や各種情報を表示する。液晶モニタ11は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、白色LEDバックライト及び各ドライバで構成される。また、液晶モニタ11は、有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイ等で構成される有機ELモニタでもよい。
LED12は、発光又は点滅して撮影条件等を表示する。LED12は、LCDディスプレイ又は有機ELディスプレイからなるモニタ画面(液晶モニタ11)とは別に配置される。LED12は、液晶モニタ11よりも低消費電力であればよく、撮影条件等を表示するための小型のLCDディスプレイであってもよい。
操作キー13〜15は、デジタルカメラ装置1の所定操作を行う。ここでは、例えば撮影モードや機能等の選択指示に係る選択決定ボタン13(操作キー)、ズーム量の調整指示に係るズームボタン14,15(操作キー)である。なお、図示は省略するが、カメラ本体1aには、ズーム操作スイッチ、録画モード(RECモード)と再生モード(PLAYモード)の切り替え行う動作モード切り替えスイッチ、液晶モニタスイッチ、フラッシュキー、セルフタイマキー、メニューキーの各種スイッチが設けられている。これら操作キーの各ボタンの操作に応じた操作信号がCPU(Central Processing Unit)110(
図2参照)に出力される。
図2は、本発明の実施形態1に係るデジタルカメラ装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、デジタルカメラ装置1は、撮像光学系101(撮影手段)、イメージセンサ102(撮影手段)、画像処理部103、撮影制御部104、CPU110(制御手段)、SDRAM(Synchronous DRAM)111、フラッシュメモリ(flash memory)112、外部メモリ113、キー操作部114、モニタ画面に撮影された撮影画像を表示する表示部115(第1の表示手段)、及びLED116(第2の表示手段)を備え、各要素はシステムバス117で結ばれる。また、デジタルカメラ装置1は、リチウムイオン電池等の二次電池等からなるバッテリ118と、バッテリ118の電力を基に、各部に所定電圧レベルを供給する電源119と、を備える。なお、表示部115は、図1の液晶モニタ11に対応し、LED116は、図1のLED12に、またキー操作部114は、図1の操作キー13〜15及びレリーズキー16に対応している。
撮像光学系101は、合焦状態調節のために光軸に沿って移動するフォーカスレンズ、被写体の光学的な像を変倍するため光軸に沿って移動するズームレンズといった複数枚のレンズ、イメージセンサ102に入射する被写体像の光量を調整する絞り、及びシャッターから構成され、被写体像をイメージセンサ102上に結像させる。
イメージセンサ102は、撮像光学系101により結像された被写対象を電気信号(映像信号)に変換する。例えば、イメージセンサ102は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)又はCCD(Charge Coupled Device)等である。イメージセンサ102の駆動モードは、通常撮影を行う「通常モード」、長時間撮影の本撮影を行う「長時間撮影モード」、ダーク画像撮影を行う「ダーク画像撮影モード」)を有する。
ライブビュー表示(RECスルー表示ともいう)モニタリング状態では、イメージセンサ102での撮像により得た画像信号を図示しないAGC(Automatic Gain Control)・A/D変換部に送り、相関二乗サンプリングや自動ゲイン調整、A/D変換処理を実行してデジタル化する。このデジタル値の画像データはシステムバス117を介してSDRAM111に保持される。SDRAM111は、少なくとも2フレーム分の画像データを保持可能な容量を有する。
画像処理部103は、SDRAM111に保持された画像データに対して、適宜必要な画像処理を施す。例えば、画像処理部103では、SDRAM111が保持するイメージセンサ102が備えるベイヤー配列のカラーフィルタの構成に応じた画像データ(RAW(生)データ)に対してデジタル現像処理、具体的には画素補間処理、ガンマ補正処理、
マトリックス演算等のデモザイク処理を施すことで、輝度色差系(YUV)の画像データに変換する。また、画像処理部103は、現像後の画像データから表示用に画素数及び階調ビットを大幅に減じた画像データを作成し、システムバス117を介して表示部115へ送る。表示部115では、送られてきた画像データに基づいてライブビュー表示を行う。
撮影制御部104は、CPU110からの指示に従って、撮像光学系101及びイメージセンサ102に対し合焦・露光等の撮影制御を行う。例えば、撮影制御部104は、撮像光学系101のフォーカスレンズ等を光軸上で前後に移動させて合焦動作を行う駆動制御、撮像光学系101の絞りの開口、シャッターの開閉時間を調節する露光制御、及び撮影補助光を被写体に向けて照射させる発光制御を行う。また、撮影制御部104は、イメージセンサ102を駆動するVドライバ(垂直方向ドライバ)を有し、発生した所定のタイミング信号に基づきVドライバによりイメージセンサ102を駆動する。これにより、イメージセンサ102は、被写体像の輝度に応じたアナログの撮像信号を画像処理部103に出力する。なお、撮影制御部104は、長時間撮影(一例として長時間露光)制御の一部を、CPU110と協業して実行する。
CPU110は、フラッシュメモリ112に記憶された制御プログラムやデータ等を読み出してSDRAM111に展開し、CPU110が各種処理を実行する。CPU110は、デジタルカメラ装置1の全体制御を行う。また、CPU110は、キー操作部114から直接入力される各種キー操作信号に対応して制御動作を実行する。
CPU110は、制御部110a(制御手段)と、判別部110b(判別手段)と、を備える。
制御部110aは、長時間撮影が開始された場合、表示部115の表示を消灯し、かつ、LED116が、長時間撮影中の状態を識別可能に表示するように制御する。具体的には、制御部110aは、長時間撮影中の状態の時間的な変化を識別可能とするように、LED116を点滅して表示させる。例えば、制御部110aは、LED116の点滅速度又は点滅と消灯の繰り返しにおける点滅回数を変化させる。
また、制御部110aは、長時間撮影中に順番に行われる異なる露光の種類を識別可能とするように、LED116を表示させる。上記異なる露光とは、本実施形態では、本画像の露光とダーク画像の露光である。また、実施形態2で後記するように、異なる露光は、撮影条件を変化させながら複数回連続して行われる露光であってもよい。さらに、その他の長時間撮影でもよく、長時間撮影には当該長時間撮影のための処理時間を含む。
また、制御部110aは、LED116が複数色表示可能である場合、長時間撮影中の複数の状態の時間的な変化を識別可能とするように、LED116が表示する色を変えて表示させる。この場合、制御部110aは、LED116が、長時間撮影の終了までの残り時間を識別可能に表示するように制御するものとする。
判別部110bは、撮影が長時間撮影であるか否かを判別する。具体的には、判別部110bは、長時間の露光時間が自動的に設定される撮影シーンが選択された場合、複数回の撮像を連続して行う撮影シーンが選択された場合、又は手動で長時間の露光時間が設定された場合に撮影が長時間撮影であると判別する。
ここで、制御部110aは、判別部110bによって撮影が長時間撮影であると判別された場合に、表示部115の表示を消灯し、長時間撮影中の複数の状態の時間的な変化を識別可能に表示するように制御する。なお、制御部110aの長時間撮影処理の詳細については後記する。
SDRAM111は、CPU110が制御プログラムを実行する際に使用する作業用のメモリ空間、または、生成される各種データを一時的に保存する。
フラッシュメモリ112は、CPU110が実行する制御プログラムや初期設定データを格納する。フラッシュメモリ112は、電気的に書換可能な不揮発性メモリで構成され、後記する長時間撮影処理を含む各種動作プログラムやデータ等を固定的に記憶する。
外部メモリ113は、カメラ本体1a(図1参照)に着脱自在に装着され、デジタルカメラ装置1の記録媒体となる記録用メモリである。
キー操作部114は、例えば電源キー、静止画像撮影のためのレリーズキー、動画像撮影のための「REC」キー、ズームアップ/ダウンキー、撮影モードキー、再生モードキー、メニューキー、カーソル(「↑」「→」「↓」「←」)キー、セットキー、解除キー、ディスプレイキー等を備える。なお、キー操作部114は、図1の操作キー13〜15及びレリーズキー16を含んでいる。
ユーザは、画像撮影の際には撮影パラメータを利用して撮影を行うことができる。撮影パラメータ情報には、各種撮影パラメータ、例えば、露出、シャッター速度、補助光、画角、撮影モード(接写、夜景、花火、セピア、モノクロ等)、ホワイトバランス等が含まれる。
表示部115は、画像を表示する液晶パネル(図1の液晶モニタ11)と、その表示制御部(図示省略)とから構成される。液晶パネルは、例えばバックライト付きのLCDディスプレイである。この表示制御部は、フラッシュメモリ112に一時的に格納されている表示用の画像データを読み出して、画像処理部103により復号された所定サイズの画像データに基づいて、所定の画像を表示パネルの表示画面に表示させる制御を行う。また、この表示制御部は、被写体の撮像により生成された複数のフレーム画像を所定のフレームレートで逐次更新しながらライブビュー画像を表示パネルに表示させる。また、表示制御部は、静止画として記録される画像(ライブビュー画像)を表示パネルに表示させたり、動画として記録中の画像を表示パネルに表示させたりする。
LED116は、発光又は点滅して撮影状態又は撮影条件を表示する。LED116は、LCDディスプレイ又は有機ELディスプレイからなる表示部115よりも低消費電力である。LED116は、カメラ本体1aにフォーカスの合焦状態やフラッシュの充電中の報知といった用途のために備えられている。本実施形態では、このLED116を、長時間撮影中の状態を識別可能に表示する「第2の表示手段」として供用する。また、LED116は、複数の色(例えば緑色・黄色・赤色)が表示可能なLEDであってもよい。
電源119は、バッテリ118(リチウムイオン二次電池)又は外部電源を基に、デジタルカメラ装置1のカメラ本体1a内部の各構成に駆動用電力を供給する。
以下、上述のように構成されたデジタルカメラ装置の撮影表示制御方法について説明する。
まず、長時間撮影として「長時間露光」を行う場合を例に採り、基本的な考え方について説明する。
長時間露光(長時間撮影)の場合、ユーザがレリーズキー16を操作して本撮影後に、制御部110aがシャッターを閉じて、本画像と同じ露光時間のダーク画像撮影を行い、本画像からダーク画像を減算して合成することにより、撮像素子のノイズを抑制する。2つの画像の合成が終了した後に、次の撮影のためのライブビュー表示に復帰する。露光時間が長時間となるため、あとどのくらいで撮影が終了するのかカメラの動作状態をユーザ
に知らせることが好ましい。しかし、ライブビュー表示を行うモニタ画面の端部に残り時間を表示する態様では、消費電力の大きいモニタ画面を表示し続けるため、電池残量への影響が大きい。
そこで、本実施の形態のデジタルカメラ装置1は、長時間撮影中に、本撮影時に消費電力の大きいモニタ画面をオフし、ダーク画像撮影時にはモニタ画面をオフしたまま、消費電力の小さいLED116を一定時間で点滅させて、長時間撮影終了までの残り時間やダーク画像撮影中であることを識別可能にする。この場合、長時間撮影終了までの残り時間に応じて、LED116の点滅の時間間隔や、点滅パターンを変えることで、ユーザに、あとどのくらいで長時間撮影が終了するかがわかるようにする。
本動作の特徴を示すと下記の通りである。
(1)長時間露光(長時間撮影)による撮影中(モニタ画面は消灯)、長時間撮影終了までの時間を、デジタルカメラ装置1のカメラ本体1aに他の用途のために備えたLED116(第2の表示手段)を使用して、ユーザに識別可能にする。なお、長時間露光開始後、モニタ画面を消灯するものは既にある。
(2)長時間撮影終了までの残り時間に従ってLED116の点滅間隔を変える。例えば、長時間撮影終了までの残り時間が短いほど、LED116の点滅間隔を早くする。
(3)LED116の表示は、本撮影(本画像の露光)と、ダーク画像撮影(ダーク画像の露光、本画像の露光と同じ露光時間)とを識別可能とする。なお、本撮影中は、LED点灯、ダーク画像撮影中は、LED点滅するというものは既にある。
(4)本撮影表示制御方法の適用対象は、長時間撮影であればよく、上記長時間露光には限定されない。例えば、長時間露光以外の長時間撮影として、主に連写合成によるパノラマ画像の生成や連写合成によりダイナミックレンジを拡大した画像を生成するHDR(High Dynamic Range)が挙げられる。なお、HDRによる長時間撮影の例については実施形態2により説明する。
(5)長時間撮影終了までの残り時間を消費電力の小さい第2の表示手段で表示することを特徴とする。すなわち、上記第2の表示手段は、消費電力の小さいものであればよく、一例としてLED116を用いているが、消費電力の小さい他の表示手段でもよい。また、複数のLEDを用いると、筐体上に所定の面積を必要とし、またコストの上昇も避けられないので、本実施形態では、1つのLED116を用いている。
(6)LED116が、複数色の発光が可能なLEDの場合は、上記点滅に加え、あるいは上記点滅と併用して色により残り時間を表示するようにしてもよい。また、長時間露光の場合、本撮影(本画像の露光)中とダーク画像撮影(ダーク画像の露光)中とを識別可能とすることが好ましい。
図3及び図4は、デジタルカメラ装置の長時間撮影処理を示すフローチャートである。本フローは、CPU110により実行される。図5は、デジタルカメラ装置の長時間撮影処理を示すタイミングチャートである。
まず、ステップS11で制御部110aは、撮影モードが設定されているか否かを判別し、撮影モードが設定されていない場合(ステップS11:No)は本フローを終了する。撮影モードに設定することにより、ライブビュー表示がモニタ画面に表示される(図5の符号a参照)。なお、ライブビュー表示は、RECスルー表示と呼称されることがある。
撮影モードが設定されている場合(ステップS11:Yes)、ステップS12で判別部110bは、長時間撮影モードが設定されているか否かを判別する。判別部110bは、撮影が長時間撮影であるか否かを判別する。例えば、判別部110bは、長時間の露光時間が自動的に設定される撮影シーンが選択された場合、又は手動で長時間の露光時間が設定された場合に長時間撮影モードが設定されていると判別する。
長時間撮影モードが設定されていない場合(ステップS12:No)は本フローを終了する。
長時間撮影モードが設定されている場合(ステップS12:Yes)、ステップS13で制御部110aは、レリーズキー16押下か否かを判別し、レリーズキー16が押下されるまで待つ(ステップS13:No)。
レリーズキー16が押下された場合(ステップS13:Yes)、ステップS14で制御部110aは、イメージセンサ102の駆動モードを長時間撮影モードに変えて、本撮影(本画像の露光)を開始する(図5の符号b参照)。制御部110aは、本撮影(本画像の露光)開始と同時に、モニタ画面をオフする。モニタ画面のオフは、表示部115がバックライト付きのLCDディスプレイの場合、液晶表示を含むLCDディスプレイ全体の通電オフ、又はバックライトへの通電オフである。表示部115が有機ELディスプレイの場合、有機ELディスプレイ全体の通電オフである。
次いで、ステップS15で制御部110aは、LED116を最も長い残り時間である長時間の点滅時間間隔(ここでは、3秒間隔)で点滅を開始する(図5の符号c参照)。
次いで、ステップS16で制御部110aは、本撮影終了まで所定時間(ここでは、3分)以内になったか否かを判別する。本撮影終了までの所定時間とは、本画像の露光時間の残り時間である。本撮影終了まで所定時間(3分)以内になっていない場合(ステップS16:No)は上記ステップS15に戻り、LED116の3秒間隔の点滅を継続する。
本撮影終了まで所定時間(3分)以内になった場合(ステップS16:Yes)、ステップS17で制御部110aは、LED116の点滅時間間隔を中位の残り時間である中時間の点滅時間間隔(ここでは、2秒間隔)に狭める(図5の符号d参照)。
ステップS18では、制御部110aは、3秒から2秒に狭めた点滅時間間隔でLED116の点滅を継続させる(図5の符号d参照)。
次いで、ステップS19で制御部110aは、本撮影終了まで所定時間(ここでは、1分)以内になったか否かを判別する。本撮影終了まで所定時間(1分)以内になっていない場合(ステップS19:No)は、上記ステップS18に戻り、LED116の2秒間隔の点滅を継続する。
本撮影終了まで所定時間(1分)以内になった場合(ステップS19:Yes)、ステップS20で制御部110aは、LED116の点滅時間間隔を最も短い残り時間である短時間の点滅時間間隔(ここでは、1秒間隔)に狭める(図5の符号e参照)。
ステップS21では、制御部110aは、2秒から1秒に狭めた点滅時間間隔でLED116の点滅を継続させる(図5の符号e参照)。
次いで、ステップS22で制御部110aは、本撮影(本画像の露光)の終了か否かを判別する。本撮影の終了でない場合(ステップS22:No)は、上記ステップS21に戻り、LED116の1秒間隔の点滅を継続する。
本撮影が終了した場合(ステップS22:Yes)、ステップS23で制御部110aは、シャッターを閉じ(図5の符号f参照)、本撮影(本画像の露光)を終了する(図5の符号g参照)。
本撮影が終了した場合、ステップS23で制御部110aは、本画像をSDRAM111に保存する。
次に、ステップS24では、制御部110aは、イメージセンサ102の駆動モードをダーク画像撮影モードに変えて、ダーク画像撮影(ダーク画像の露光)を開始する(図5の符号h参照)。
次いで、ステップS25で制御部110aは、LED116をダーク画像撮影の前記長時間の点滅時間間隔(ここでは、3秒間隔)で点滅を開始する(図5の符号i参照)。
次いで、ステップS26で制御部110aは、ダーク画像撮影の終了まで所定時間(ここでは、3分)以内になったか否かを判別する。ダーク画像撮影の終了まで所定時間(3分)以内になっていない場合(ステップS26:No)は上記ステップS25に戻り、LED116の3秒間隔の点滅を継続する。
ダーク画像撮影の終了まで所定時間(3分)以内になった場合(ステップS26:Yes)、ステップS27で制御部110aは、LED116の点滅時間間隔をダーク画像撮影の前記中時間の点滅時間間隔(ここでは、2秒間隔)に狭め(図5の符号j参照)、ノードBを介して図4のステップS28に進む。
ステップS28では、制御部110aは、3秒から2秒に狭めた点滅時間間隔でLED116の点滅を継続させる(図5の符号j参照)。
次いで、ステップS29で制御部110aは、ダーク画像撮影の終了まで所定時間(ここでは、1分)以内になったか否かを判別する。ダーク画像撮影の終了まで所定時間(1分)以内になっていない場合(ステップS29:No)は、上記ステップS28に戻り、LED116の2秒間隔の点滅を継続する。
ダーク画像撮影の終了まで所定時間(1分)以内になった場合(ステップS29:Yes)、ステップS30で制御部110aは、LED116の点滅時間間隔を前記短時間の点滅時間間隔(ここでは、1秒間隔)に狭める(図5の符号k参照)。
ステップS31では、制御部110aは、2秒から1秒に狭めた点滅時間間隔でLED116の点滅を継続させる(図5の符号k参照)。
次いで、ステップS32で制御部110aは、ダーク画像撮影(ダーク画像の露光)の終了か否かを判別する。ダーク画像撮影の終了でない場合(ステップS32:No)は、上記ステップS31に戻り、LED116の1秒間隔の点滅を継続する。
ダーク画像撮影が終了した場合(ステップS32:Yes)、ステップS32で制御部110aは、シャッターを開き(図5の符号m参照)、イメージセンサ102の駆動モードを通常モードに変えて撮影を終了する(図5の符号l参照)。
ダーク画像撮影が終了した場合、ステップS33で制御部110aは、ダーク画像(ダーク画像撮影した画像)をSDRAM111に保存する。
ステップS34では、制御部110aは、本画像からダーク画像を減算して合成し1枚の撮影画像を作成し、フラッシュメモリ112又は外部メモリ113に保存する。
ステップS35では、制御部110aは、モニタ画面にライブビュー表示を行って本フローを終了する。
なお、ダーク画像撮影の残り時間は、ダーク画像の露光後の合成の処理時間を含めた時間で表示してもよい。
以下、具体例について説明する。
[適用例]
長時間撮影として、長時間露光を例に採り、長時間露光の撮影シーンとして「星空」「夜景」等が選択された場合を想定する。また、ユーザ設定によりシャッター速度が30秒以上(任意に変更可能)に設定された場合を例に採る。
LED116は、1色のみの点滅であるとする。デジタルカメラ装置1は、LED116の点滅速度(点滅の速さ)により、長時間撮影終了までの残り時間を識別可能にする。本画像の露光(本撮影)とダーク画像の露光(ダーク画像撮影)のような露光の種類の区別はしない例とする。
残り時間が3分より長い、3秒間隔で点滅(図3のステップS15,ステップS25参照)
残り時間が3〜1分、2秒間隔で点滅(図3及び図4のステップS18,ステップS28参照)
残り時間が1分以内、1秒間隔で点滅(図3及び図4のステップS20,ステップS31参照)
ここで、長時間撮影中とは異なる撮影に係る状態には、例えば、通常撮影における、撮影待機状態(ライブビュー表示中)、レリーズキー半押し中、撮影実行後の処理中がある。
[変形例1]
LED116は、1色のみの点滅であるとする。デジタルカメラ装置1は、LED116の点滅回数により、長時間撮影終了までの残り時間を識別可能にする。また、本画像の露光(本撮影)とダーク画像の露光(ダーク画像撮影)のような露光の種類の区別はしない例とする。
残り時間が3分より長い:1秒間隔で5回連続で点滅し、3秒間消灯することを繰り返す。
残り時間が3〜1分:1秒間隔で3回連続で点滅し、3秒消灯することを繰り返す。
残り時間が1分以内:1秒間隔で点滅する。
[変形例2]
LED116は、1色のみの点滅であるとする。デジタルカメラ装置1は、LED116の点滅速度により、露光の種類を識別可能にする。長時間撮影終了までの残り時間の識別はしない例とする。
本画像の露光(本撮影):3秒間隔で点滅
ダーク画像の露光(ダーク画像撮影):1秒間隔で点滅
[変形例3]
LED116は、複数色(赤、黄、緑)で点滅可能であるとする。デジタルカメラ装置1は、LED116の複数色の点滅により、長時間撮影終了までの残り時間を識別可能にする。また、本画像の露光(本撮影)とダーク画像の露光(ダーク画像撮影)のような露光の種類の区別はしない例とする。
残り時間が3分より長い:赤色点滅
残り時間が3〜1分:黄色点滅
残り時間が1分以内:緑色点滅
[変形例4]
LED116は、複数色で点滅可能であるとする。デジタルカメラ装置1は、LED116の複数色の点滅により、長時間撮影終了までの残り時間と露光の種類の区別の両方を識別可能にする。
・本画像の露光(本撮影)
残り時間が3分以上:緑色の3秒間隔で点滅
残り時間が3〜1分:緑色の2秒間隔で点滅
残り時間が1分以内:緑色の1秒間隔で点滅
・ダーク画像の露光(ダーク画像撮影)
残り時間が3分以上:赤色の3秒間隔で点滅
残り時間が3〜1分:赤色の2秒間隔で点滅
残り時間が1分以内:赤色の1秒間隔で点滅
ここで、変形例4においても、LED116の点滅速度に替えて点滅回数(消灯期間を挟んだ前後の点滅回数)で、長時間撮影終了までの残り時間を知らせることも可能である。例えば、残り時間が3分より長い場合は1秒間隔で5回連続で点滅し、3秒間消灯することを繰り返す。残り時間が3分以内になったら1秒間で3回連続で点滅し、3秒消灯することを繰り返す。1分以内になったら1秒間隔で点滅にする、等である。このように構成すれば、ユーザにLED116の点滅回数によって、長時間撮影終了までの残り時間を直感的に知らせることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るデジタルカメラ装置1は、撮影された撮影画像を表示する表示部115と、表示部115よりも低消費電力で、撮影状態又は撮影条件を表示するLED116と、撮影が長時間撮影であるか否かを判別する判別部110bと、判別部110bにより撮影が長時間撮影であると判別された場合に、表示部115の表示を消灯し、かつ、LED116が、長時間撮影中の状態を識別可能に表示するように制御する制御部110aと、を備える。図3乃至図5に示すように、長時間撮影終了までの時間に応じて、点滅の時間間隔(3秒→2秒→1秒)や点滅パターン(3秒,2秒,1秒)を変える。
これにより、長時間撮影(本実施形態では、長時間露光)中に、消費電力が相対的に大きい、LCD等のモニタ画面といった主となる表示手段(表示部115)を消灯し、消費電力が相対的に小さい、従となる表示手段(LED116)により、ユーザに長時間撮影の状態の変化を識別可能に表示することで、消費電力の軽減を図りつつ、例えば、ユーザは、長時間撮影終了までの残り時間や、順番に行われる長時間撮影の撮影処理の種類(本撮影(本画像(撮影画像)の露光とダーク画像撮影(ダーク画像の露光)との切替タイミング)等を知ることができる。したがって、ユーザが、例えば「夜景」等の暗闇の中で、ただ長時間撮影終了を待ち続けるような状況をなくすことができ、焦燥感を緩和させることができる。
また、本実施形態では、制御部110aは、長時間撮影中の状態の時間的な変化を識別可能とするように、LED116を点滅して表示させることで、長時間撮影時の状態を適切に報知することができる。
また、本実施形態では、制御部110aは、LED116の点滅速度又は点滅回数を変化させることで、点滅の仕方によって長時間撮影終了までの残り時間を適切に報知することができる。
また、本実施形態では、制御部110aは、LED116が、長時間撮影の終了までの
残り時間を識別可能に表示するように制御することで、長時間撮影終了までの残り時間を適切に報知することができる。
また、本実施形態では、制御部110aは、長時間撮影中に順番に行われる異なる撮影処理(本画像の露光(本撮影)とダーク画像の露光(ダーク画像撮影))の種類を識別可能とするように、LED116を表示させることで、長時間撮影時の状態を適切に報知することができる。
すなわち、本実施形態では、本画像の露光(本撮影)において、その残り時間が、3秒間隔、2秒間隔、1秒間隔で点滅後、ダーク画像の露光(ダーク画像撮影)において、その残り時間が、3秒間隔、2秒間隔、1秒間隔で点滅するので、ユーザは、両者の露光の点滅間隔の変化(1秒間隔で点滅したものが、3秒間隔の点滅に戻る変化)を認識することで、長時間撮影時の状態を適切に報知することができる。本画像の露光(本撮影)が終われば、ダーク画像の露光(ダーク画像撮影)中は、デジタルカメラ装置1を動かしても大丈夫であるため、そのことをユーザに報知できることは、ユーザの使い勝手向上の点で有益である。
また、本実施形態では、撮影が長時間撮影であるか否かを判別する判別部110bを備え、制御部110aは、判別部110bにより撮影が長時間撮影であると判別された場合に、表示部115の表示を消灯し、かつ、長時間撮影中の複数の状態の変化を識別可能に表示するように制御することで、長時間撮影時の状態変化を適切に報知することができる。
なお、本実施形態では、LED116の点滅間隔を変えたが、複数の色(例えば緑色・黄色・赤色)が表示可能なLED116を用いる場合、LED116が点灯する色を長時間撮影(長時間露光)の残り時間に応じて変えるようにすることもできる。例えば、長時間撮影終了までの残り時間が3分より長い場合は赤色点滅、残り時間が3分以内の場合は黄色点滅、1分以内の場合は緑色点滅にする等である。
また、複数の色が表示可能なLED116を用いる場合、長時間撮影中に順番に行われる異なる撮影処理(本画像の露光(本撮影)とダーク画像の露光(ダーク画像撮影))の種類を識別可能に表示することも可能である。例えば、本画像の露光のときは赤色で点滅し、ダーク画像の露光のときは緑色で点滅することで、本画像の露光(本撮影)が終了したことを、ユーザに明示することもできる。上述したように、本画像の露光(本撮影)が終われば、ダーク画像の露光(ダーク画像撮影)中は、デジタルカメラ装置1を動かしても大丈夫である。点滅の変化に加えて、色の変化を併用して報知することで、ユーザは長時間撮影時の状態の時間的な変化をより分かり易く把握することができ、ユーザの使い勝手向上の点でより一層有益である。
また、本実施形態では、フォーカスの合焦状態やフラッシュの充電中の報知といった用途のために既にカメラ本体1aに設置されているLED116(図1のLED12)を、「第2の表示手段」として供用することで、部品点数(ドライバ回路も含む)の増大を招くことなく低コストで実現することができる。また、既存のLED116を供用しているので、カメラ本体1a上の設置スペース及びレイアウトの自由度を向上させることができる。なお、長時間撮影中において、LED116をフォーカスの合焦状態やフラッシュの充電中の報知に使用することはないので、ユーザへの報知機能を損なうことはない。
(実施形態2)
実施形態1では、長時間撮影として「長時間露光」を行うデジタルカメラ装置に適用した例である。
実施形態2は、長時間撮影としてHDR合成を実行するデジタルカメラ装置に適用した
例について説明する。
本実施形態に係るデジタルカメラ装置の外観構成は、図1と同様であるため説明を省略する。
本実施形態に係るデジタルカメラ装置の構成を示すブロック図は、図2と同様である。
本実施形態では、図2のCPU110の制御部110aは、長時間撮影(HDR合成)が開始された場合、表示部115の表示を消灯し、かつ、HDR合成画像を生成するまでの残り時間を識別可能とするように、LED116を表示させる。また、判別部110bは、複数回の撮像を複数回連続して行う撮影シーンが選択された場合に長時間撮影モードが設定されていると判別する。
また、図2の撮影制御部104が、以下の機能を備える。なお、図2のSDRAM111は、少なくとも5フレーム分の画像データを保持可能な容量を有する。
撮影制御部104は、CPU110からの長時間撮影指示に基づいて、撮像光学系101に対して露出条件を変えながら略等しい構図で複数回撮像するように制御する。すなわち、撮影制御部104は、露出ブラケット撮像の実行を制御し、撮像光学系101及びイメージセンサ102による被写体の撮像の際の露出条件を逐次設定する。すなわち、撮影制御部104は、所定のプログラム線図に基づいて、イメージセンサ102のシャッター速度(露光時間)や信号増幅率(ISO感度)、絞りの絞り値等を調整する。そして、撮影制御部104は、例えば、適正露出を基準値として、この基準値に対してアンダー露出及びオーバー露出となるように、シャッター速度や信号増幅率や絞り値等を制御して、焦点距離を固定した状態で略等しい構図の複数枚の画像をイメージセンサ102に連続して撮像させる。撮影制御部104は、略等しい構図の画像について明るさを複数段階に変更させて、複数枚の画像をイメージセンサ102に連続して撮像させる。
なお、撮影制御部104は、撮像光学系101のフォーカスレンズに代えて、イメージセンサ102を光軸方向に移動させて撮像光学系101の合焦位置を調整するようにしてもよい。また、撮影制御部104は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体を撮像する際の条件の調整制御を行ってもよい。
画像処理部103は、さらにダイナミックレンジを拡大させるHDR合成画像を生成する。具体的には、画像処理部103は、撮影制御部104によって制御されて得た複数の画像データを画素加算し、ダイナミックレンジを拡大させる画像データを生成する。例えば、画像処理部103は、略等しい構図で露出条件(例えば、適正露出、アンダー露出、オーバー露出等)を異ならせて複数回撮像された画像データをフラッシュメモリ112から取得し、これら画像データの対応する画素の輝度成分同士を加算することでダイナミックレンジを拡大させたHDR合成画像の画像データ(YUVデータ)を生成する。
以下、上述のように構成されたデジタルカメラ装置の撮影表示制御方法について説明する。
図6は、本実施形態に係るデジタルカメラ装置の長時間撮影処理を示すフローチャートである。本フローは、CPU110(図2参照)により実行される。
まず、ステップS41で制御部110aは、撮影モードが設定されているか否かを判別し、撮影モードが設定されていない場合(ステップS41:No)は本フローを終了する。撮影モードに設定することにより、ライブビュー表示がモニタ画面に表示される。
撮影モードが設定されている場合(ステップS41:Yes)、ステップS42で判別部110bは、長時間撮影モードとしてHDR合成モードが設定されているか否かを判別する。HDR合成モードが設定されていない場合(ステップS42:No)は本フローを
終了する。
HDR合成モードが設定されている場合(ステップS42:Yes)、ステップS43で制御部110aは、レリーズキー16押下か否かを判別し、レリーズキー16が押下されるまで待つ(ステップS43:No)。
レリーズキー16が押下された場合(ステップS43:Yes)、ステップS44で制御部110aは、撮影制御部104及び画像処理部203にHDR合成を指示し、モニタ画面をオフする。
ステップS45で撮影制御部104は、撮像光学系101、イメージセンサ102を制御して露光条件を変えながら連続して複数枚の画像を撮影する。撮影制御部104は、例えば、適正露出を基準値として、この基準値に対してアンダー露出及びオーバー露出となるように、撮像光学系101、イメージセンサ102を制御することで、シャッター速度や信号増幅率や絞り値等を制御して、焦点距離を固定した状態で略等しい構図の複数枚(例えば、3枚等)の画像を連続して撮影し、SDRAM111に保持する。
ステップS46で画像処理部103は、SDRAM111に保持される連続して撮像された各画像の画像データに基づいてHDR合成画像を生成する。
次いで、ステップS47で制御部110aは、LED116を前記長時間の点滅時間間隔(ここでは、3秒間隔)で点滅を開始する。
次いで、ステップS48で制御部110aは、HDR合成画像生成終了まで所定時間(ここでは、3分)以内になったか否かを判別する。HDR合成画像終了までの所定時間とは、撮影制御部104が露出条件を変えながら連続して複数枚の画像を撮像させ、画像処理部103が連続して撮像された各画像の画像データに基づいてHDR合成画像を生成するまでの残り時間である。HDR合成画像終了まで所定時間(3分)以内になっていない場合(ステップS48:No)は上記ステップS47に戻り、LED116の3秒間隔の点滅を継続する。
HDR合成画像終了まで所定時間(3分)以内になった場合(ステップS48:Yes)、ステップS49で制御部110aは、LED116の点滅時間間隔を前記中時間の点滅時間間隔(ここでは、2秒間隔)に狭める。
ステップS50では、制御部110aは、3秒から2秒に狭めた点滅時間間隔でLED116の点滅を継続させる。
次いで、ステップS51で制御部110aは、HDR合成画像生成終了まで所定時間(ここでは、1分)以内になったか否かを判別する。HDR合成画像生成終了まで所定時間(1分)以内になっていない場合(ステップS51:No)は、上記ステップS50に戻り、LED116の2秒間隔の点滅を継続する。
HDR合成画像生成終了まで所定時間(1分)以内になった場合(ステップS51:Yes)、ステップS52で制御部110aは、LED116の点滅時間間隔を前記短時間の点滅時間間隔(ここでは、1秒間隔)に狭める。
ステップS53では、制御部110aは、2秒から1秒に狭めた点滅時間間隔でLED116の点滅を継続させる。
次いで、ステップS54で制御部110aは、HDR合成画像生成終了か否かを判別する。HDR合成画像生成終了でない場合(ステップS54:No)は、上記ステップS53に戻り、LED116の1秒間隔の点滅を継続する。
HDR合成画像生成が終了した場合(ステップS54:Yes)、ステップS55で制
御部110aは、HDR合成画像をフラッシュメモリ112又は外部メモリ113に保存して本フローを終了する。
なお、本実施形態では、連続して複数枚の画像を撮影し、HDR合成画像の生成を開始した時点でLED116の点滅を開始しているが、連続して複数枚の画像を撮影している間の状態とHDR合成画像の生成中の状態とを識別可能にLED116を点滅させたり、複数枚の撮影のうちの何枚目の撮影を行っているかを識別可能にLED116を点滅させたりしてもよい。
このように、本実施形態によれば、デジタルカメラ装置は、CPU110の長時間撮影指示に従って、露出条件を変えながら略等しい構図で複数回撮像するように制御する撮影制御部104と、ダイナミックレンジを拡大させるHDR合成画像を生成する画像処理部103と、を備え、CPU110の判別部110bは、複数回の撮像を複数回連続して行う撮影シーンが選択された場合に長時間撮影モードが設定されていると判別し、制御部110aは、長時間撮影が開始された場合、表示部115の表示を消灯し、かつ、長時間撮影中に順番に行われる異なる撮影処理の種類を識別可能とするように、LED116を表示させる。
これにより、長時間撮影(本実施形態では、HDR合成)中に、消費電力が相対的に大きい、LCD等のモニタ画面といった主となる表示手段(表示部115)を消灯し、消費電力が相対的に小さい、従となる表示手段(LED116)により、ユーザに長時間撮影の状態の時間的な変化かを識別可能に表示することで、消費電力の軽減を図りつつ、ユーザに、長時間撮影終了までの残り時間を報知することができる。
また、本実施形態にあっても、実施形態1と同様に、複数の色(例えば緑色・黄色・赤色)が表示可能なLED116を用いることで、LED116が点灯する色を長時間撮影(HDR合成)の残り時間に応じて変えるようにすることもできる。このようにすれば、表示色の変化によってHDR合成処理終了までの残り時間をより分かり易く報知することができる。
なお、本実施形態では、デジタルカメラ装置2が、撮影制御部104及び画像処理部203を備える例について説明したが、HDR合成処理を専用アプリケーションで行う態様でもよい。この場合でもHDR合成処理には一定の時間を要するので、本制御は有効である。
本発明は上記の実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含む。
例えば、LEDの点滅時間、点滅回数、色は任意に設定可能であり、更に、点滅回数で露光の種類を識別可能としたり、点滅時間あるいは点滅回数だけで残り時間と露光の種類を識別可能としたり、色の種類と点滅回数を組み合わせたり、といったようにどの状態をどの方法で識別可能とするかは任意である。
また、長時間撮影終了までの残り時間は、露光後の合成時間を含めた撮影時間で表示してもよい。この場合、露光中と合成中を識別可能とすることが好ましい。
また、LEDに代えて、有機ELやモニタ画面とは別に配置される撮影条件等を表示するための小型のLCD表示等を利用するようにしてもよい。
また、上記した実施形態例は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、あ
る実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記実施の形態では、撮影装置及び撮影表示制御方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、装置の名称はデジタルカメラ、方法の名称は表示制御方法等であってもよい。
以上説明した撮影処理は、この撮影処理を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよい。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当所の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
撮影手段と、
撮影された撮影画像を表示する第1の表示手段と、
前記第1の表示手段よりも低消費電力である第2の表示手段と、
撮影中に、前記第1の表示手段の表示を消灯し、かつ、
前記第2の表示手段が、前記撮影中の状態の変化を識別可能に表示するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする撮影装置。
<請求項2>
撮影が長時間撮影であるか否かを判別する判別手段を備え、
前記制御手段は、
前記判別手段により撮影が長時間撮影であると判別された場合に、前記第1の表示手段の表示を消灯することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
<請求項3>
前記判別手段は、長時間の露光時間が自動的に設定される撮影シーンが選択された場合、複数回の撮像を連続して行う撮影シーンが選択された場合、又は長時間の露光時間が設定された場合のいずれかに撮影が長時間撮影であると判別することを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
<請求項4>
前記制御手段は、
前記第1の表示手段が消灯している間、前記第2の表示手段を、前記長時間撮影中の状態の変化を識別可能に表示するように制御することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の撮影装置。
<請求項5>
前記制御手段は、
前記撮影中の状態の時間的な変化を識別可能とするように、前記第2の表示手段を点滅して表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の撮影装置。
<請求項6>
前記制御手段は、前記第2の表示手段の点滅速度又は点滅と消灯の繰り返しにおける点滅回数を変化させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の撮影装置。
<請求項7>
前記第2の表示手段は、複数の色が表示可能であり、
前記制御手段は、
前記撮影中の複数の状態の時間的な変化を識別可能とするように、前記第2の表示手段が表示する色を変えて表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の撮影装置。
<請求項8>
前記制御手段は、
前記第2の表示手段が、撮影の終了までの残り時間を識別可能に表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の撮影装置。
<請求項9>
前記制御手段は、
撮影中に順番に行われる異なる撮影処理の種類を識別可能とするように、前記第2の表示手段を表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の撮影装置。
<請求項10>
前記異なる撮影処理は、撮影画像の露光とダーク画像の露光であることを特徴とする請求項9に記載の撮影装置。
<請求項11>
前記異なる撮影処理は、撮影条件を変化させながら複数回連続して行われる撮影と、その複数回連続して撮影された画像の合成処理であることを特徴とする請求項9に記載の撮影装置。
<請求項12>
前記第2の表示手段は、前記撮影中の状態の変化を識別可能とする表示とは異なる用途でも使用されることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の撮影装置。
<請求項13>
撮影装置の撮影表示制御方法であって、
撮影ステップと、
撮影画像を第1の表示手段により表示するステップと、
撮影中に、前記第1の表示手段の表示を消灯するステップと、
前記第1の表示手段よりも低消費電力である第2の表示手段が、前記撮影中の状態の変化を識別可能に表示するように制御するステップと、
を含むことを特徴とする撮影表示制御方法。
<請求項14>
撮影装置のコンピュータを、
撮影手段、
撮影された撮影画像を表示する第1の表示手段、
前記第1の表示手段よりも低消費電力である第2の表示手段、
撮影中に、前記第1の表示手段の表示を消灯し、かつ、
前記第2の表示手段が、前記撮影中の状態の変化を識別可能に表示するように制御する制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 デジタルカメラ装置(撮影装置)
1a カメラ本体
11 液晶モニタ(第1の表示手段)
12,116 LED(第2の表示手段)
13〜15 操作キー
16 レリーズキー(シャッターボタン)
101 撮像光学系(撮影手段)
102 イメージセンサ(撮影手段)
103 画像処理部
104 撮影制御部
110 CPU(制御手段)
111 SDRAM
112 フラッシュメモリ
113 外部メモリ
114 キー操作部
115 表示部(第1の表示手段)
117 システムバス

Claims (13)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像される撮像画像を表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段よりも低消費電力である第2の表示手段と、
    撮影指示に応じて、前記撮像手段による所定の撮影を開始するとともに、
    前記第1の表示手段の表示を、前記所定の撮影の開始と同時に消灯し、かつ、
    前記第1の表示手段の表示の消灯と合わせて、前記第2の表示手段が、前記開始した所定の撮影の撮影中の状態の変化を識別可能に表示するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 撮影指示に応じて実行される所定の撮影が長時間撮影であるか否かを判別する判別手段を、更に備え、
    前記制御手段は、
    前記判別手段により所定の撮影が長時間撮影であると判別された場合に、前記第1の表示手段、及び前記第2の表示手段の制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記判別手段は、長時間の露光時間が自動的に設定される撮影シーンが選択された場合、複数回の撮像を連続して行う撮影シーンが選択された場合、又は長時間の露光時間が設定された場合のいずれかの場合に、撮影が長時間撮影であると判別することを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記第1の表示手段が消灯している間、前記第2の表示手段が、前記長時間撮影中の状態の変化を識別可能に表示するように制御することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記第2の表示手段が、前記所定の撮影の撮影中の状態の時間的な変化、又は前記所定の撮影の終了までの残り時間を識別可能に表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の撮影装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記第2の表示手段が、前記所定の撮影の撮影中に順番に行われる異なる撮影処理の種
    類を識別可能に表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれ
    か一項に記載の撮影装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記第2の表示手段が、前記所定の撮影の撮影中の状態の変化を識別可能とするように、点滅又は表示する色を変えて表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の撮影装置。
  8. 前記第2の表示手段は、前記所定の撮影の撮影中の状態の変化を識別可能とする表示とは異なる用途でも使用されることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の撮影装置。
  9. 撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像される撮像画像を表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段よりも低消費電力である第2の表示手段と、
    撮影指示に応じて、1枚の撮影画像を作成するための、前記撮像手段による異なる露光処理を順番に行う撮影を開始するとともに、
    前記第1の表示手段の表示を消灯し、かつ、
    前記第2の表示手段が、開始した前記撮影の撮影中に順番に行われる前記異なる露光処理の種類を識別可能に表示するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  10. 撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像される撮像画像を表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段よりも低消費電力である第2の表示手段と、
    撮影指示に応じて、前記撮像手段による所定の撮影を開始するとともに、
    前記第1の表示手段の表示を消灯し、かつ、
    前記第2の表示手段が、前記開始した所定の撮影の撮影中の状態の変化を識別可能に表示するように制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記第2の表示手段が、前記所定の撮影の撮影中に順番に行われる異なる撮影処理の種類を識別可能に表示するように制御し、
    前記異なる撮影処理は、撮影画像の露光とダーク画像の露光であることを特徴とする撮影装置。
  11. 撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像される撮像画像を表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段よりも低消費電力である第2の表示手段と、
    撮影指示に応じて、前記撮像手段による所定の撮影を開始するとともに、
    前記第1の表示手段の表示を消灯し、かつ、
    前記第2の表示手段が、前記開始した所定の撮影の撮影中の状態の変化を識別可能に表示するように制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記第2の表示手段が、前記所定の撮影の撮影中に順番に行われる異なる撮影処理の種類を識別可能に表示するように制御し、
    前記異なる撮影処理は、撮影条件を変化させながら複数回連続して行われる撮影と、その複数回連続して撮影された画像の合成処理であることを特徴とする撮影装置。
  12. 撮像手段と、前記撮像手段により撮像される撮像画像を表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段よりも低消費電力である第2の表示手段と、を備える撮影装置の撮影表示制御方法であって、
    撮影指示に応じて、前記撮像手段による所定の撮影を開始するとともに、
    前記第1の表示手段の表示を、前記所定の撮影の開始と同時に消灯し、かつ、
    前記第1の表示手段の表示の消灯と合わせて、前記第2の表示手段が、前記開始した所定の撮影の撮影中の状態の変化を識別可能に表示するように制御する処理、
    を含むことを特徴とする撮影表示制御方法。
  13. 撮像手段と、前記撮像手段により撮像される撮像画像を表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段よりも低消費電力である第2の表示手段と、を備える撮影装置の撮影表示制御方法であって、
    撮影指示に応じて、1枚の撮影画像を作成するための、前記撮像手段による異なる露光処理を順番に行う撮影を開始するとともに、
    前記第1の表示手段の表示を消灯し、かつ、
    前記第2の表示手段が、開始した前記撮影の撮影中に順番に行われる前記異なる露光処理の種類を識別可能に表示するように制御する処理、
    を含むことを特徴とする撮影表示制御方法。
JP2014106686A 2014-05-23 2014-05-23 撮影装置、及び撮影表示制御方法 Expired - Fee Related JP6454983B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014106686A JP6454983B2 (ja) 2014-05-23 2014-05-23 撮影装置、及び撮影表示制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014106686A JP6454983B2 (ja) 2014-05-23 2014-05-23 撮影装置、及び撮影表示制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015222879A JP2015222879A (ja) 2015-12-10
JP2015222879A5 JP2015222879A5 (ja) 2017-06-22
JP6454983B2 true JP6454983B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=54785706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014106686A Expired - Fee Related JP6454983B2 (ja) 2014-05-23 2014-05-23 撮影装置、及び撮影表示制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6454983B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018067885A (ja) 2016-10-21 2018-04-26 ソニー株式会社 撮像装置、および撮像方法、並びにプログラム
JP6775550B2 (ja) 2018-06-27 2020-10-28 キヤノン株式会社 出力装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP7462149B2 (ja) * 2020-03-12 2024-04-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 部品搭載装置および部品供給装置
JP2023088590A (ja) * 2021-12-15 2023-06-27 キヤノン株式会社 表示制御装置、表示制御方法、プログラム、記憶媒体

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000029131A (ja) * 1998-07-10 2000-01-28 Olympus Optical Co Ltd カメラ
JP2001251537A (ja) * 2000-03-07 2001-09-14 Minolta Co Ltd デジタルカメラ
JP2002162680A (ja) * 2000-11-24 2002-06-07 Ricoh Co Ltd 繰り返し撮影機能付きカメラ
JP4724511B2 (ja) * 2005-09-13 2011-07-13 キヤノン株式会社 撮像装置及びその記録制御方法並びにプログラム
JP4809196B2 (ja) * 2006-11-27 2011-11-09 セイコーエプソン株式会社 デジタルカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015222879A (ja) 2015-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101670222B1 (ko) 촬상장치 및 그 제어 방법
JP4115467B2 (ja) 撮影装置
WO2013088917A1 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び記録媒体
US9681048B2 (en) Image capturing apparatus and method for controlling the same
JP6017225B2 (ja) 撮像装置
JP2006238076A (ja) 撮影装置
JP2007324877A (ja) 撮像装置
JP2008070611A (ja) 撮像装置、露出条件調整方法及びプログラム
JP2008275732A (ja) 撮像装置
JP6454983B2 (ja) 撮影装置、及び撮影表示制御方法
JP5825505B2 (ja) 制御装置、表示制御方法、およびプログラム
JP2010239277A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2016163052A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JP2012019341A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法および制御プログラム
JP5316923B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP5914829B2 (ja) 撮像装置
JP2007060327A (ja) 撮像装置
JP2010045626A (ja) 撮像装置
JP2008227925A (ja) 撮影装置およびバックライト点灯制御方法
JP5355124B2 (ja) 撮像装置及びそのシーン判別方法
KR20130092213A (ko) 디지털 촬영 장치 및 이의 제어 방법
JP4212638B2 (ja) デジタルカメラ
JP2012134585A (ja) カメラ
JP2010134176A (ja) 撮影装置および撮影方法
JP4701122B2 (ja) カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170512

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6454983

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees