JP6454522B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータによって駆動される作業工具を備え、この駆動される作業工具を作業者がグリップを把持して操作することで作業をするようにした作業機に関する。
特許文献1には、電動モータによって駆動される回転刃を備えた刈払機が開示されている。この刈払機は前後方向に延びる支持棹の前端部に電動モータにより駆動される回転刃を備え、回転刃を地面に沿って左右方向に往復動させることによって草等を刈払う作業に用いられる。支持棹の前後方向の中間部には環状のループハンドルと、後部には外周を覆うグリップとが設けられ、作業者は例えば左手でループハンドルを把持するともに右手でグリップを把持して、回転刃を地面に沿って左右方向に往復動させるように操作する。
支持棹の後部に設けたグリップの前後方向の中間部には、下部に電動モータを駆動するように操作するトリガスイッチと、上部にトリガスイッチの操作を許可するトリガロックレバーとが設けられている。作業者はグリップを握ることによってトリガロックレバーを押してトリガスイッチを操作可能な状態に解除し、握った手の人差し指でトリガスイッチを引くことで電動モータを駆動させるように操作する。
また、グリップの上面前部には、電動モータを操作する複数の操作ボタンと、操作ボタンによる電動モータの操作状態を表示する複数の表示ランプとを1つの基板に配設した複合パネルが設けられている。操作ボタンは、電動モータをバッテリ等の電源から給電可能な状態に操作する電源ボタンと、電動モータを低速回転モードまたは高速回転モードとに切替操作する回転速度切替ボタンと、電動モータを正回転モードと逆回転モードとに切替操作する回転方向切替ボタンを有している。また、表示ランプは、電源スイッチがオンされた状態を表示する電源ランプと、電動モータが低速回転モードまたは高速回転モードであることを表示する回転速度ランプと、電動モータが正回転モードまたは逆回転モードであることを表示する回転方向ランプとを有している。
国際公開番号WO2013/032374号公報
上記の刈払機においては、グリップの上面前部には電動モータを操作する複数の操作ボタンと、操作ボタンによる電動モータの操作状態を表示する複数の表示ランプとを有した複合パネルが設けられている。この刈払機において、複合パネルの操作ボタンを頻繁に押動操作すると、操作ボタンが表示ランプより先に破損することがあった。この場合には、表示ランプが破損してないにも関わらず、操作ボタンと表示ランプとを一体的に設けた複合パネルを交換することとなり、修理に要するコストが高くなる問題があった。また、作業者が刈払機を通常の使用状態でループハンドルとグリップとを把持したときに、複合パネルが作業者の顔を向く方向に配置されてないため、作業者は表示ランプが点灯しているか否かがわかりにくい問題があった。本発明は、刈払機等の作業機において、電動モータを操作する操作ボタンと、操作ボタンによる操作状態を表示する表示ランプとを別々に交換修理できるようにして、操作ボタンと表示ランプとの各々を交換修理する際に要する費用を低く抑えることができるようにすることと、表示ランプの視認性を良好とすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、電動モータによって駆動される作業工具を備え、作業者がグリップを把持して作業工具によって作業をする作業機であって、グリップには、電動モータを操作する操作ボタンを配置した操作面の後側に操作用基板を備えた操作パネルと、操作ボタンによる電動モータの操作状態を表示する表示ランプを配置した表示面の後側に表示用基板を備えた表示パネルとを設け、操作パネルと表示パネルとを互いに近接する位置にて分離して配置し、操作面に対して表示面を傾斜して配置することで、作業機の通常の使用状態にて作業者がグリップを把持したときに、表示パネルの表示面を作業者の顔を向く方向に配置したことを特徴とする作業機を提供するものである。
上記のように構成した作業機においては、グリップには、電動モータを操作する操作ボタンを配置した操作面の後側に操作用基板を備えた操作パネルと、操作ボタンによる電動モータの操作状態を表示する表示ランプを配置した表示面の後側に表示用基板を備えた表示パネルとを設け、操作パネルと表示パネルとを互いに近接する位置にて分離して配置し、操作面に対して表示面を傾斜して配置することで、作業機の通常の使用状態にて作業者がグリップを把持したときに、表示パネルの表示面を作業者の顔を向く方向に配置したので、操作ボタンと表示ランプとの一方だけが破損しても、操作パネルと表示パネルとの一方だけを交換修理することができ、操作パネルと表示パネルとの各々を交換修理する際に要する費用を低く抑えることができるようになった。また、作業者は作業機を通常の使用状態で操作面の操作ボタンを操作しながら表示面の表示ランプを視認できるようになり、作業機を使用したときの作業性を良好とすることができた。
上記のように構成した作業機は、前後方向に延びる支持棹の前端部に電動モータによって駆動される作業工具としての回転刃を備え、駆動される回転刃を作業者が支持棹に設けたグリップを把持して操作することで草の刈払い作業をする刈払機に適用することが可能である。
上記のように構成した作業機を刈払機に適用したときの一実施形態には、支持棹の前後方向の中間部にはU字形のハンドルを設け、ハンドルの一端部にグリップを設けるようにする。この場合には、グリップはハンドルの端部にて筒形形状とし、操作パネルをグリップの軸線方向に平行に設け、表示パネルの表示面を操作パネルに対して前方に傾斜させることによって、表示パネルの表示面が作業者の顔を向く方向に配置されるようにするのが好ましい。
また、上記のように構成した作業機を刈払機に適用したときの他の実施形態には、支持棹の前後方向の中間部または後部の外周を覆うようにグリップを設けるようにしてもよい。この場合には、グリップは支持棹の外周を覆う筒形形状とし、操作パネルをグリップの軸線方向に平行に設け、表示パネルの表示面を操作パネルに対して上方に傾斜させることによって、表示パネルの表示面が作業者の顔を向くよう方向に配置されるようにするのが好ましい。
本発明の作業機の一実施形態である刈払機を示す斜視図である。 図1の右側のグリップを拡大した斜視図である。 他の実施形態の刈払機を示す後端ハウジングを省略した斜視図である。 図3のハンドルとグリップを拡大した斜視図である。 本発明の作業機の一実施形態であるチェーンソーを示す斜視図である。 本発明の作業機の一実施形態であるヘッジトリマを示す斜視図である。
以下、本発明の作業機の一実施形態である刈払機を図面を参照して説明する。刈払機10は、電動モータ22によって駆動される作業工具として回転刃23を備え、作業者がグリップ41を把持して回転刃23によって作業をする作業機である。
図1に示したように、刈払機10は、前後方向に延びる細長い円筒形をした支持棹11と、支持棹11の前端部にカッタユニット20と、支持棹11の後端部にコントローラユニット30とを備えている。
カッタユニット20は支持棹11の前端部に固定された前端ハウジング21を備えており、前端ハウジング21には電動モータ22が収容されている。前端ハウジング21には電動モータ22の駆動を受けて回転する駆動軸(図示省略)が下側に突出して設けられており、駆動軸には回転刃23が着脱可能に取り付けられている。
コントローラユニット30は、支持棹11の後端部に固定された後端ハウジング31を備えており、後端ハウジング31には電動モータ22の駆動を制御する制御回路(図示省略)が収容されいている。後端ハウジング31の後部には電動モータ22に給電する2つのバッテリパック32が着脱可能に取り付けられており、これらのバッテリパック32は電動モータ22に電気的に接続されている。
図1に示したように、支持棹11の前後方向の中間部にはU字形のハンドル40が設けられており、ハンドル40の両端部には作業者が把持する筒形をしたグリップ41(41R、41L)が設けられている。図1及び図2に示したように、ハンドル40の右側のグリップ41Rには長手方向の中間部にトリガスイッチ42とトリガロックレバー43が設けられている。トリガスイッチ42は電動モータ22を駆動させるスイッチであり、グリップ41Rの前面側に設けられている。トリガスイッチ42をグリップ41R側に引くと、電動モータ22はバッテリパック32の給電を受けて駆動する。トリガロックレバー43はトリガスイッチ42がグリップ41R側に引かれるのを規制した状態から解除するためのものであり、グリップ41Rの後面側に設けられている。トリガロックレバー43をグリップ41R側に押すと、トリガスイッチ42はグリップ41R側に引かれるのを規制された状態から解除される。
図2に示したように、ハンドル40の右側のグリップ41Rには上部に操作パネル44と表示パネル45が設けられている。操作パネル44の操作面はグリップ41Rの上部にてグリップ41Rの軸線方向と平行に設けられており、作業者が把持した手の親指で操作しやすい位置となっている。操作パネル44はグリップ41Rの上部の内部に操作用基板44aを備え、操作用基板44aには電動モータ22を操作する操作ボタン44b,44cが左右に配設されている。左側の操作ボタン44bは電動モータ22をバッテリパック32から給電可能な状態に操作する機能を有した電源ボタンである。左側の操作ボタン44bを押すと、電動モータ22がバッテリパック32から給電可能な状態(電源が入った状態)となり、操作ボタン44bをもう一度押すと、電動モータ22がバッテリパック32から給電できない状態(電源が切られた状態)となる。また、左側の操作ボタン44bは電動モータ22を高速回転モード、中速回転モード及び低速回転モードの3つの回転速度に切り替える切替ボタンの機能を有している。操作ボタン44bを2秒以上連続して押動すると、電動モータ22の回転速度を高速回転モードから中速回転モードに、中速回転モードから低速回転モードに、低速回転モードから高速回転モードに切り替えることができる。
右側の操作ボタン44cは電動モータ22の回転方向を切り替える機能を有している。草を刈払う作業をするときの通常の使用時には、電動モータ22によって回転する回転刃23は反時計回り(正回転)に回転する。回転刃23に草等が絡みついたときには、操作ボタン44cを押動することによって、電動モータ22によって回転する回転刃23は時計回り(逆回転)に回転するようになり、回転刃23に絡みついた草を取り除くことができる。
表示パネル45はグリップ41の上部の内部に表示用基板45aを備え、表示用基板45aには表示ランプ45b,45cが左右に配設されている。この表示パネル45は操作パネル44の上側にて近接する位置に設けられており、表示パネル45は操作パネル44と分離して配置されている。表示パネル45の表示面は操作パネル44の操作面に対して前方に15°傾斜しており、図1に示したように、刈払機10を通常の使用状態にて作業者がグリップ41を把持したときに、表示パネル45の表示面は作業者の顔を向く方向となっている。なお、表示パネル45の表示面を操作パネル44の操作面に対して前方に15°傾斜させたが、本発明はこれに限られるものでなく、表示パネル45の表示面を操作パネル44の操作面に対して前方に10〜30°の範囲で傾斜させたときに、表示パネル45の表示面が作業者の顔を向く方向となり、表示パネルの視認性が良好となる。また、表示パネル45の表示ランプ45b,45cを配設した表示用基板45aは操作パネル44の操作用基板44aと一体的でなく別の基板を用いたものである。
表示ランプ45b,45cは操作ボタン44b,44cによる電動モータ22の操作状態を表示するものである。表示ランプ45b,45cは発光体にLED素子を用いたものである。左側の表示ランプ45bは3つの発光体を上下に配置したものであり、上述した操作ボタン44bを2秒以上連続して押動したときに切り替える回転速度モードを表示するものである。表示ランプ45bの3つの発光体が点灯したときには、電動モータ22の回転速度が高速回転モードであることを表示し、表示ランプ45bの中段と下段の2つの発光体が点灯したときには、電動モータ22の回転速度が中速回転モードであることを表示し、表示ランプ45bの下段の発光体だけが点灯したときには、電動モータ22の回転速度が低速回転モードであることを表示する。
右側の表示ランプ45cは、電動モータ22がバッテリパック32から給電可能な状態(電源が入った状態)であることを表示するものである。左側の操作ボタン44bを押動操作すると、右側の表示ランプ45cが点灯し、電動モータ22がバッテリパック32から給電可能な状態(電源が入った状態)であることを表示する。また、右側の表示ランプ45cは、電動モータ22によって回転する回転刃23が時計回り(逆回転)に回転することを表示する機能も有している。右側の操作ボタン44cを押動操作すると、右側の表示ランプ45cが点滅し、電動モータ22によって回転する回転刃23が時計回り(逆回転)に回転することを表示する。
上記のように構成した刈払機10を用いて作業をするときには、図1に示したように、支持棹11の前端の回転刃23が作業者の前側の地面付近に位置するように、作業者が左手でハンドル40のグリップ41Lを把持し、右手でグリップ41Rを把持する。この状態が刈払機10の通常の使用状態となる。右手の親指で操作パネル44の左側の操作ボタン44bを押すと、電動モータ22がバッテリパック32から給電可能な状態(電源が入った状態)となる。右手の親指の付け根部分でトリガロックレバー43を押して、トリガスイッチ42がグリップ41R側に引かれるのを規制された状態を解除し、右手の人差し指でトリガスイッチ42をグリップ41側に引くと、電動モータ22がバッテリパック32からの給電によって駆動し、回転刃23が電動モータ22の駆動によって回転する。作業者は回転刃23を地面から少し浮く位置にて支持棹11を左右に揺動させると、地面に生える草は回転する回転刃23によって刈り払われる。
また、操作パネル44の左側の操作ボタン44bを押して電源が入った状態としたときには、電動モータ22の回転速度は高速回転モードとなっており、表示パネル45の左側の表示ランプ45bは3つの発光体の全てが点灯した状態となっている。電動モータ22の回転速度を中速回転モードとするときには、操作ボタン44bを2秒以上連続して押動して、電動モータ22の回転速度を中速回転モードに切り替える。電動モータ22の回転速度を中速回転モードに切り替えると、表示パネル45の左側の表示ランプ45bは中段と下段の2つの発光体が点灯した状態となる。電動モータ22の回転速度を低速回転モードとするときには、操作ボタン44bを2秒以上連続して押動して、電動モータ22の回転速度を低速回転モードに切り替える。電動モータ22の回転速度を低速回転モードに切り替えると、表示パネル45の左側の表示ランプ45bは下段の発光体が点灯した状態となる。
また、刈払機10によって草の刈払い作業をおこなうと、回転刃23に草等が絡みつくことがある。このようなときには、右側の操作ボタン44cを押動すると、電動モータ22によって回転する回転刃23が反時計回り(正回転)から時計回り(逆回転)に回転するようになり、表示パネル45の右側の表示ランプ45cは点滅した状態となる。この状態で、右手の親指の付け根部分でトリガロックレバー43を押して、トリガスイッチ42がグリップ41R側に引かれるのを規制された状態を解除し、右手の人差し指でトリガスイッチ42をグリップ41側に引くと、回転刃23が電動モータ22の駆動によって時計回り(逆回転)に回転し、回転刃23に絡みついた草等が離脱する。
上記のように構成した刈払機10においては、ハンドル40の右側のグリップ41Rには、電動モータ22を操作する操作ボタン44b,44cを操作用基板44aに配設した操作パネル44と、操作ボタン44b,44cによる電動モータ22の操作状態を表示する表示ランプ45b,45cを表示用基板45aに配設した表示パネル45とが設けられている。この刈払機10においては、操作パネル44と表示パネル45とを互いに近接する位置にて分離して配置している。これにより、操作ボタン44b,44cと表示ランプ45b,45cとの一方だけが破損しても、操作パネル44と表示パネル45との一方だけを交換修理することができ、操作パネル44と表示パネル45との各々を交換修理する際に要する費用を低く抑えることができるようになった。
また、この刈払機10においては、刈払機10の通常の使用状態にて作業者がグリップ41を把持したときに、表示パネル45の表示面は作業者の顔を向く方向に配置されている。具体的には、右側のグリップ41Rはハンドル40の端部にて筒形形状をしており、作業者の把持する手の親指で操作しやすいように、操作パネル44の操作面をグリップ41Rの上部にてグリップ41Rの軸線方向と平行に設け、作業者の視認性を良くするために、表示パネル45の表示面を操作パネル44の操作面に対して前方に15°傾斜させている。このように、表示パネル45の表示面を操作パネル44の操作面に対して前方に傾斜させることにより、刈払機10の通常の使用状態にて作業者がグリップ41を把持したときに、表示パネル45の表示面は作業者の顔を向くように配置されている。これにより、作業者は刈払機10を通常の使用状態で使用しながら表示パネル45の表示ランプ45b,45cを視認できるようになり、刈払機10を使用したときに表示パネル45を見るために頭を動かす必要がなく、刈払機10の作業性を良好とすることができた。
上記の実施形態の刈払機10は、支持棹11の前後方向の中間部にはU字形のハンドル40を設け、ハンドル40の両端部に作業者が把持する筒形をしたグリップ41(41R、41L)を設けたものである。図3に示したように、他の実施形態の刈払機10Aは、U字形のハンドル40に代えて、支持棹11の中間部にループハンドル40Aと、支持棹11の後部に支持棹11の外周を覆う筒形形状をしたグリップ41Aとを備えたものである。ループハンドル40Aとグリップ41A以外については、上述した刈払機10の構成と同様であり、以下にループハンドル40Aとグリップ41Aについて詳述する。
図4に示したように、ループハンドル40Aは楕円の下部を上側に凹ませた形状をしている。また、支持棹11の後部に設けたグリップ41Aには、前後方向の中間部の上部にトリガロックレバー43と、下部にトリガスイッチ42とが設けられている。グリップ41Aの前部の上部には操作パネル44Aと表示パネル45Aが設けられている。操作パネル44Aの操作面はグリップ41Aの軸線方向と平行に設けられている。上述した実施形態の操作パネル44と同様に、操作パネル44Aはグリップ41Aの前部の内部に操作用基板44aを備え、操作用基板44aには電動モータ22を操作する操作ボタン44b,44cが左右に配設されている。
表示パネル45Aは、操作パネル44Aの前側にて近接する位置に設けられており、表示パネル45Aは操作パネル44Aと分離して配置されている。表示パネル45Aの操作面は操作パネル44Aの操作面に対して上方に15°傾斜しており、刈払機10Aを通常の使用状態にて作業者がループハンドル40Aとグリップ41とを把持したときに、表示パネル45Aの表示面は作業者の顔を向く方向となっている。上述した実施形態の表示パネル45と同様に、表示パネル45Aはグリップ41Aの前部の内部に操作用基板44aを備え、操作用基板44aには電動モータ22を操作する操作ボタン44b,44cが左右に配設されている
この刈払機10Aにおいても、操作パネル44Aと表示パネル45Aとを互いに近接する位置にて分離して配置している。これにより、操作ボタン44b,44cと表示ランプ45b,45cとの一方だけが破損しても、操作パネル44Aと表示パネル45Aとの一方だけを交換修理することができ、操作パネル44Aと表示パネル45Aとの各々を交換修理する際に要する費用を低く抑えることができるようになった。
また、刈払機10Aの通常の使用状態にて作業者がループハンドル40Aとグリップ41Aを把持したときに、表示パネル45Aの表示面は作業者の顔を向く方向に配置されている。具体的には、グリップ41Aは支持棹11の後部にて支持棹11の外周を覆う筒形形状をしており、作業者の把持する手の親指で操作しやすいように、操作パネル44Aの操作面をグリップ41Aの前部の上部にてグリップ41Aの軸線方向と平行に設け、作業者の視認性を良くするために、表示パネル45Aの表示面を操作パネル44Aの操作面に対して上方に15°傾斜させている。このように、表示パネル45Aの表示面を操作パネル44Aの操作面に対して上方に傾斜させることにより、刈払機10Aの通常の使用状態にて作業者がグリップ41Aを把持したときに、表示パネル45Aの表示面が作業者の顔を向くように配置されるようにした。これにより、作業者は刈払機10Aを通常の使用状態で使用しながら表示パネル45Aの表示ランプ45b,45cを視認できるようになり、刈払機10Aを使用したときに表示パネル45Aを見るために頭を動かす必要がなく、刈払機10Aの作業性を良好とすることができた。なお、表示パネル45Aの表示面を操作パネル44の操作面に対して上方に15°傾斜させたが、本発明はこれに限られるものでなく、表示パネル45Aの表示面を操作パネル44Aの操作面に対して上方に10〜30°の範囲で傾斜させたときに、表示パネル45Aの表示面が作業者の顔を向く方向となり、表示パネル45Aの視認性が良好となる。また、この実施形態の刈払機10Aでは、グリップ41Aを支持棹11の後部に設けたが、これに限られるものでなく、グリップ41Aを支持棹11の前後方向の中間部に設けたものであってもよく、このようにしたときにも上述したのと同様の作用効果を得ることができる。
上記の各実施形態の刈払機10,10Aは支持棹11の前端部に設けた前端ハウジング21の内部に電動モータ22を収容したものであるが、本発明はこれに限られるものでなく、電動モータ22を支持棹11の後端部に設けた後端ハウジング31の内部に収容し、電動モータ22の駆動を支持棹11の内部に設けた回転軸によって前端ハウジング21に設けた駆動軸に伝達して回転刃23を回転させるようにしたものであってもよい。
上記の実施形態では作業機の一実施形態として刈払機の説明をしたが、本発明はこれに限られるものでなく、作業機の他の実施形態として、チェーンソー10B、ヘッジトリマ10C、芝刈機等の作業機にも適用できるものである。
チェーンソー10Bは、ハウジング11B内の電動モータ22によって駆動される作業工具としてソーチェーン23Bを備え、作業者がハウジング11Bの後部に設けたリアハンドル40Bのグリップ41Bを把持してガイドバー21Bの外周を回転するソーチェーン23Bによって作業をする作業機である。グリップ41Bの前部の上部には操作パネル44B及び表示パネル45Bが設けられており、操作パネル44Bと表示パネル45Bとを互いに近接する位置にて分離して配置するとともに、表示パネル45Bの表示面を操作パネル44Bの操作面に対して上方に15°傾斜させている。これら操作パネル44B及び表示パネル45Bの構造及び作用効果については上述した刈払機と実質的に同様であるため詳細な説明は省略する。
また、ヘッジトリマ10Cは、ハウジング11C内の電動モータ22によって駆動される作業工具として一対のシャーブレード23Cを備え、作業者がハウジング11Cの後部に設けたハンドル40Cのグリップ41Cを把持してシャーブレード23Cによって作業をする作業機である。また、シャーブレード23Cは生垣の刈り取り用の刃であるが、芝生の刈り取り用の刃を用いれば芝刈機として用いることができる。グリップ41Cの前部の上部には操作パネル44C及び表示パネル45Cが設けられており、操作パネル44Cと表示パネル45Cとを互いに近接する位置にて分離して配置するとともに、表示パネル45Cの表示面を操作パネル44Cの操作面に対して上方に15°傾斜させている。これら操作パネル44C及び表示パネル45Cの構造及び作用効果については上述した刈払機と実質的に同様であるため詳細な説明は省略する。
10,10A…作業機(刈払機)、10B…作業機(チェーンソー)、10C…作業機(ヘッジトリマ)、11…支持棹、22…電動モータ、23…回転刃、40…ハンドル、41(41R,41A)…グリップ、44,44A…操作パネル、44a…操作用基板、44b,44c…操作ボタン、45…表示パネル、45a…表示用基板、45b,45c…表示ランプ。

Claims (6)

  1. 電動モータによって駆動される作業工具を備え、作業者がグリップを把持して前記作業工具によって作業をする作業機であって、
    前記グリップには、前記電動モータを操作する操作ボタンが配設されている操作用基板及び操作面を備えた操作パネルと、前記操作ボタンによる前記電動モータの操作状態を表示する表示ランプが配設されている表示用基板及び表示面を備えた表示パネルとを設け、
    前記表示ランプの発光状態は、前記作業機の電源が入っている状態において、前記操作ボタンを操作することによって変化し、
    前記操作パネルと前記表示パネルとを互いに近接する位置にて分離して配置し、
    前記操作面と前記表示面が対向しないように配置し、
    前記操作面に対して前記表示面を傾斜して配置し、
    前記作業機の通常の使用状態にて作業者が前記グリップを把持したときに、前記表示パネルの表示面を作業者の顔を向く方向に配置したことを特徴とする作業機。
  2. 請求項1に記載の作業機であって、
    前後方向に延びる支持棹の前端部に前記電動モータによって駆動される前記作業工具としての回転刃を備え、駆動される前記回転刃を作業者が前記支持棹に設けた前記グリップを把持して操作することで草の刈払い作業をする刈払機である作業機。
  3. 請求項2に記載の作業機において、
    前記支持棹の前後方向の中間部にはU字形のハンドルを設け、
    前記ハンドルの一端部に前記グリップを設けるようにした作業機。
  4. 請求項3に記載の作業機において、
    前記グリップは前記ハンドルの端部にて筒形形状をしたものであり、
    前記操作パネルを前記グリップの軸線方向に平行に設け、前記表示パネルの表示面を前記操作パネルに対して前方に傾斜させることによって、前記表示パネルの表示面が作業者の顔を向く方向に配置されるようにしたことを特徴とする作業機。
  5. 請求項2に記載の作業機において、
    前記支持棹の前後方向の中間部または後部の外周を覆うように前記グリップを設けるようにした作業機。
  6. 請求項5に記載の作業機において、
    前記グリップは前記支持棹の外周を覆う筒形形状をしたものであり、
    前記操作パネルを前記グリップの軸線方向に平行に設け、前記表示パネルの表示面を前記操作パネルに対して上方に傾斜させることによって、前記表示パネルの表示面が作業者の顔を向く方向に配置されるようにしたことを特徴とする作業機。
JP2014234860A 2014-11-19 2014-11-19 作業機 Expired - Fee Related JP6454522B2 (ja)

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