JP6454023B2 - 肋骨再建装置 - Google Patents

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Description

本開示は、肋骨再建装置又はアセンブリに関し、より詳細には、胸郭内の欠陥を含む、胸腔内の異常を矯正するためのシステムに関する。
本節は、本開示に関連する背景情報を提供しており、必ずしも先行技術ではない。
胸郭、胸壁及び胸骨に関連する欠陥を含む胸腔内の欠陥、傷害及び異常は、いくつかの問題をひき起こし、長期的合併症を導く可能性がある。例えば、胸腔内の欠陥は、肺活量を制限し、呼吸困難を導く可能性がある。その上、胸腔の欠陥は、身体の重要臓器(例えば肺、心臓、肝臓など)の多くを、外傷を受けやすい状態に放置する。これらの欠陥は、先天的奇形(例えば、漏斗胸(pectus excavatum又はhollow chest)、ポーランド症候群、肋骨癒合など)又は疾病(例えば癌)から発生し得る。一部の症例では、胸腔内の欠陥を矯正するために外科手術が必要とされる場合もある。既知の外科技術は、しばしば、金属製再建装置又はインプラントを使用する。再建装置は、しばしば、既存の組織又は骨に固定され、主として胸腔内の局在化した小さな欠陥に焦点をあてている。この点に関して、ユーザーが胸腔内のさまざまなサイズの欠陥を修復し、並びに/又は、利用可能な組織及び/若しくは骨の量が制限されている場合に欠陥を修復することができるようにする、外科的システム及び方法を提供することが望ましいかもしれない。
本節は、開示の概要を提供するものであり、その完全な範囲又はその全ての特徴の包括的な開示ではない。
1つの構成において、本開示は、胸部奇形矯正用の器具を提供する。この器具は、肋骨に組付けるための肋骨インプラントと、胸骨に組付けるための胸骨インプラントと、第1の細長い部材と、を含む。肋骨インプラントは、第1の軸を有する第1のアパーチャを含む。胸骨インプラントは、第2の軸を有する第2のアパーチャを含む。第1の細長い部材は、第1のアパーチャ内に調整可能に収容される第1の端部と、第2のアパーチャ内に調整可能に収容される第2の端部と、を有する。
いくつかの構成において、第1の軸は、第2の軸に対して概して平行である。
いくつかの構成において、第1の軸は、第2の軸と概して整列される。
いくつかの構成において、肋骨インプラントは、第3の軸を有する第3のアパーチャを含み、肋骨は、第3のアパーチャ内に調整可能に収容される。
いくつかの構成において、第3の軸は、第1の軸と交差する。
いくつかの構成において、第3の軸は、第1の軸に対して概して平行である。
いくつかの構成において、肋骨インプラントは、第1の肋骨を収容するように構成された第1の溝路を含み、第1の溝路は、第2の軸と交差する第3の軸を含んでいる。
いくつかの構成において、器具は、第1の肋骨を第1の溝路内に動作可能に固定する縫合部材を含んでいる。
いくつかの構成において、器具は、肋骨をプレート部材と肋骨インプラントとの間で挟持するためのプレート部材を含む。
いくつかの構成において、器具は、肋骨に組付けるための第2の肋骨インプラントを含む。第2の肋骨インプラントは、第3の軸を有する第3のアパーチャを含むことができる。胸骨インプラントは、第4の軸を有する第4のアパーチャを含むことができる。第2の細長い部材が、第3のアパーチャ内に調整可能に収容される第1の端部と、第4のアパーチャ内に調整可能に収容される第2の端部と、を含むことができる。
いくつかの構成において、第3及び第4の軸は、第1及び第2の軸に対して概して平行である。
いくつかの構成において、第1の肋骨インプラントは、第5の軸を有する第5のアパーチャを含み、第2の肋骨インプラントは、第6の軸を有する第6のアパーチャを含む。
いくつかの構成において、第5の軸は、第6の軸に対して概して平行であり、かつ、第3及び第4の軸に対して概して垂直である。
いくつかの構成において、支持部材は、第5及び第6のアパーチャ内に配置される。
いくつかの構成において、第1の細長い部材は可撓性である。
別の構成において、本開示は、胸部奇形矯正用の器具を提供する。この器具は、第1の肋骨に組付けるための第1のブラケットと、第2の肋骨に組付けるための第2のブラケットと、プレートと、胸骨インプラントと、を含む。第1のブラケットは、第1の肋骨に組付けられ、第1の肋骨収容用アパーチャと、第1のロッド収容用アパーチャと、第1の支持部材収容用アパーチャと、を含む。第1の肋骨収容用アパーチャは、第1の肋骨収容用軸を含む。第1のロッド収容用アパーチャは、第1の肋骨収容用軸に対して概して垂直である第1のロッド収容用軸を含む。第1の支持部材収容用アパーチャは、第1のロッド収容用軸に対して概して平行な第1の支持部材収容用アパーチャ軸を含む。第2のブラケットは、第2の肋骨に組付けられ、第2の肋骨収容用アパーチャと、第2のロッド収容用アパーチャと、第2の支持部材収容用アパーチャと、を含む。第2の肋骨収容用アパーチャは、第2の肋骨収容用軸を含む。第2のロッド収容用アパーチャは、第2の肋骨収容用軸に対して概して垂直である第2のロッド収容用軸を含む。第2の支持部材収容用アパーチャは、第2のロッド収容用軸に対して概して平行な第2の支持部材収容用アパーチャ軸を含む。プレートは、第1及び第2の溝路を含み、第1の溝路内及び第1の肋骨収容用アパーチャ内に第1の肋骨を挟持し、第2の溝路内及び第2の肋骨収容用アパーチャ内に第2の肋骨を挟持するように、動作可能である。胸骨インプラントは、胸骨に組付けられ、第3のロッド収容用軸を有する第3のロッド収容用アパーチャを含む。
さらに別の構成において、本開示は、胸部奇形矯正用の器具を提供する。この器具は、肋骨に組付けるための肋骨インプラントと、胸骨に組付けるための胸骨インプラントと、ロッド部材と、を含む。肋骨インプラントは、肋骨収容用軸を有する肋骨収容用アパーチャと、第1のロッド収容用軸を有する第1のロッド収容用アパーチャと、肋骨収容用軸及び第1のロッド収容用軸に対して実質的に垂直である方向に延在する支持部材収容用軸を有する支持部材収容用アパーチャと、を含む。胸骨インプラントは、肋骨収容用軸及び第1のロッド収容用軸に対して実質的に平行な方向に延在する第2のロッド収容用軸を有する第2のロッド収容用アパーチャを含む。ロッド部材は、第1のロッド収容用アパーチャ内に調整可能に配置される第1の端部と、第2のロッド収容用アパーチャ内に調整可能に配置される第2の端部と、を含む。
さらなる応用可能性分野は、本明細書中で提供されている説明から明らかになる。この概要中の説明及び具体的例は、単に例示を目的とするように意図されており、本開示の範囲を限定するように意図されていない。
本明細書で説明されている図面は、考えられる全ての実施ではなく選択された実施形態のみを例示する目的を有し、本開示の範囲を限定するように意図されていない。
本開示の原理に係る肋骨再建アセンブリの斜視図である。 図1の肋骨再建アセンブリの分解図である。 図1の肋骨再建アセンブリのプレートの端面図である。 図1の肋骨再建アセンブリと共に使用するための肋骨結合器又はブラケットの斜視図である。 図1の肋骨再建アセンブリと共に使用するための別の肋骨結合器又はブラケットの斜視図である。 図1の肋骨再建アセンブリと共に使用するためのプレートサブアセンブリの分解図である。 図1の肋骨再建アセンブリと共に使用するための別のプレートサブアセンブリの斜視図である。 図7のプレートサブアセンブリの端面図である。 本開示の原理に係る別の肋骨再建アセンブリの斜視図である。 図9の肋骨再建アセンブリの分解図である。
対応する参照番号は、図面の複数の図全体を通して、対応する部分を表わす。
ここで添付図面を参照しながら、例示的実施形態についてさらに詳細に説明する。本明細書中に使用されている用語は、特定の例示的実施形態を説明することだけを目的としており、限定的であることは意図されていない。本明細書中で使用される単数形態「a」、「an」及び「the」は、前後関係から明らかに別段の標示があるのでないかぎり、複数形態も含むように意図され得る。「comprises」、「comprising」(含む、備える)、「including」(含む)、及び「having」(有する)なる用語は、包含的であり、したがって、記載された特徴、完成体、ステップ、動作、要素及び/又は構成要素の存在を規定するが、1つ以上の他の特徴、完成体、ステップ、動作、要素、構成要素及び/又はそれらの群の存在又は追加を排除しない。本明細書中に記載の方法ステップ、プロセス及び動作は、実施順序として特定的に識別されているのでないかぎり、論述された又は例示された特定の順序でのその実施を必然的に要求するものとしてみなされるべきものではない。付加的又は代替的ステップを利用できるということも理解すべきである。
一要素又は層が、別の要素又は層の「上にある」、「に係合されている」、「連結されている」又は「結合されている」として言及されている場合、それは直接的にもう一方の要素又は層の上にある、に係合されている、連結されている若しくは結合されていてもよいし、又は、介在する要素又は層が存在していてもよい。対照的に、一要素が別の要素又は層の「上に直接ある」、「に直接係合されている」、「直接連結されている」又は「直接結合されている」として言及されている場合には、介在要素又は層が存在しない可能性がある。要素間の関係を描写するのに使用される他の単語も、同様の要領で解釈されるべきである(例えば「〜の間」と「直接〜の間」、「隣接する」と「直接隣接する」など)。本明細書中で使用される「及び/又は」なる用語は、付随する列挙された項目の1つ以上の任意の及び全ての組合せを含む。
第1、第2及び第3などの用語が、本明細書中においてさまざまな要素、構成要素、領域、層及び/又は区分を説明するために使用される場合があるが、これらの要素、構成要素、領域、層及び/又は区分は、これらの用語によって限定されるべきではない。これらの用語は、1つの要素、構成要素、領域、層又は区分を、別の領域、層又は区分から区別するためのみに使用され得る。「第1」、「第2」及び他の数値用語などの用語は、本明細書中で使用される場合、前後関係によって明確に示されているのでないかぎり、シーケンス又は順序を示していない。したがって、以下で論述する第1の要素、構成要素、領域、層又は区分は、例示的実施形態の教示から逸脱することなく、第2の要素、構成要素、領域、層又は区分と呼称することができる。
空間的に相対的な用語、例えば「内側」、「外側」、「下方(beneath)」、「下方(below)」、「下方(lower)」、「上方(above)」「上方(upper)」などは、本明細書において、図中に例示されているような別の要素又は特徴に対する1つの要素又は特徴の関係を説明するために記述の便宜上使用され得る。空間的な相対的用語は、図中に描かれた向きに加えて、使用中又は動作中の装置の異なる向きを包含するように意図される場合がある。例えば、図中の装置が反転された場合には、他の要素又は特徴の「下方(below)」又は「下方(beneath)」として描写された要素は、このとき、他の要素又は特徴の「上方」に向いていると考えられる。こうして、例えば、「下方」なる用語は、上方及び下方の両方の向きを包含し得る。装置は、別の形で配向(90度又は他の向きに回転)され得、本明細書中で使用される空間的に相対的な記述子は、相応して解釈され得る。
図1及び2を参照すると、本開示の原理に係る肋骨再建アセンブリ10が提供されている。肋骨再建アセンブリ10は、複数の肋骨14と、胸骨16と、を含めて、胸腔12と動作可能に関連付けられた状態で示されている。胸腔12は、肋骨14の1つに沿って延在しかつこの1つの肋骨により少なくとも部分的に画定されている第1の曲率半径R1と、肋骨14の少なくとも2つからかつこの少なくとも2つの肋骨の間に延在する第2の曲率半径R2を含み得る。以下でより詳細に説明されるように、肋骨再建アセンブリ10は、第1及び第2の曲率半径R1、R2内の異常を含む胸腔12内の欠陥及び異常を治療及び修復するために使用可能である。単なる一例として、漏斗胸、肋骨の骨折又は癒合、ポーランド症候群及び腫瘍学的症例などの身体条件を治療するために、肋骨再建アセンブリ10を使用してもよい。
肋骨再建アセンブリ10は、プレートサブアセンブリ20と、胸骨インプラント22と、細長い部材又はロッド24と、を含み得る。プレートサブアセンブリ20は、第1の肋骨インプラント又はブラケット26と、第2の肋骨インプラント又はプレート28と、支持部材30と、を含み得る。以下でより詳細に説明するように、組立てられた構成において、プレートサブアセンブリ20は、胸骨インプラント22及び少なくとも1つの肋骨14に結合され得、一方、胸骨インプラント22は、胸骨16に結合され得る。
ブラケット26は、本体部分32と、フランジ部分34と、を含み得る。本体部分32は、近位又は外側端部36から第1の軸40に沿って遠位又は内側端部38まで延在し得る。例示されているように、いくつかの構成において、本体部分32は、概して円筒形の構成体を含み得る。しかしながら、本体部分32は、本開示の範囲内で、他の形状及び構成を含み得るということが認識される。図2を参照すると、本体部分32は、第1のアパーチャ42と、第2のアパーチャ44と、スロット又はウィンドウ46と、をさらに含むことができる。第1のアパーチャ42は、外側端部36内に形成されてもよく、本体部分32内で第1の軸40に沿って延在し得る。例示されている通り、いくつかの構成において、第1のアパーチャ42は、本体部分32の外側及び内側端部36、38からかつ外側及び内側端部の間に延在する貫通孔であり得る。他の構成において、第1のアパーチャ42は、第1の軸40に沿って外側端部36から延在する肋骨収容用部分42aと、第1の軸40に沿って内側端部38から延在する締結具収容用部分42bと、を含み得る。この点において、肋骨収容用部分42a及び締結具収容用部分42bは各々、部分的に本体部分32を通って延在し得る。以下でより詳細に説明するように、第1のアパーチャ42の肋骨収容用部分42aは、肋骨14の1つを収容するようにサイズ決定されて形成され得る。締結具収容用部分42bは、第2のアパーチャ44内にロッド24を固定するために、セットスクリュ47又は他の好適な締結具を収容するように、サイズ決定されて形成され得る。この点において、締結具収容用部分42bは、内部がネジ切りされていてもよい。
本体部分32は、肋骨収容用アパーチャ42の内部に形成された多孔質プラズマ層又はコーティング49をさらに含んでいてもよい。多孔質プラズマコーティング49は、ブラケット26と肋骨14との間の骨内部成長を促進することを助けることができ、こうして、肋骨14に対してブラケット26を固定することを助ける。
第2のアパーチャ44は、本体部分32の内側端部38近くに形成され得、第2の軸45に沿って延在していてもよい。第2のアパーチャ44は、ロッド24を収容するようにサイズ決定されて形成され得る。したがって、本明細書中のロッド収容用アパーチャ44に対する言及は、第2のアパーチャ44を意味するものと理解される。第2のアパーチャ44は、内側端部38とウィンドウ46との間に形成され得、(図1内の図に関して)本体部分32の上部側48から本体部分32の下部側50まで延在していてもよい。例示されているように、第2のアパーチャ44は、貫通孔であってもよく、こうして、第2のアパーチャ44は、第1のアパーチャ42と交差し得る、又は、他の形で第1のアパーチャ42と連通し得る。この点に関して、いくつかの構成においては、第2の軸45は、第1の軸40に対して実質的に垂直である方向に延在していてもよい。図2に例示されているように、第2のアパーチャ44は、第2のアパーチャ44内にロッド24を把持するため又はさもなければ固定するのを補助するための鋸歯状の部分54を含んでいてもよい。
ウィンドウ46は、外側端部36と第2のアパーチャ44との間で本体部分32内に形成され得る。この点に関して、ウィンドウ46は、本体32の(図1の図に関して)前部又は前方側面60に形成されてもよく、かつ、第1の側壁62及びこの第1の側壁62に対面する第2の側壁64によって少なくとも部分的に画定されてもよい。第1及び第2の側壁62、64は、実質的に平面であり得、以下でさらに詳細に説明される通り、プレート28がウィンドウ46内に配置可能なように、離隔され得る。ウィンドウ46は、第1のアパーチャ42内に開口していてもよい、又は、他の形で第1のアパーチャ42と連通していてもよい。
図2に例示されているように、ブラケット26のフランジ部分34は、本体部分32に結合されていてもよい。いくつかの構成において、フランジ部分34は、本体部分32と一体かつ単一(monolithically)に形成されていてもよい。この点に関して、フランジ部分34は、第1の軸40に対して実質的に垂直である方向に、本体部分32の(図1の図に関して)後部又は後方側面68に対し結合され得る及び/又は後部又は後方側面から延在し得る。フランジ部分34は、第3のアパーチャ70を含んでいてもよい。第3のアパーチャ70は、第1のアパーチャ42に対して実質的に垂直でありかつ第2のアパーチャ44に対して実質的に平行な方向に延在する貫通孔であり得る。第3のアパーチャ70は、支持部材30を収容するようにサイズ決定されて形成され得る。したがって、支持部材収容用アパーチャ70に対する本明細書中の言及は、第3のアパーチャ70を意味するものと理解される。
プレート28は、近位端部76から遠位端部78まで延在してもよく、第1の側方側面82と、第2の側方側面84と、前方側面86と、後方側面88と、を含むことができる。第2の側方側面84は、第1の側方側面82と相対していてもよく、こうして、第1及び第2の側方側面82、84の間の距離は、ウィンドウ46の第1及び第2の側壁62、64の間の距離と実質的に等しい、又は、第1及び第2の側壁62、64の間の距離よりわずかに短くなっている。この点に関して、組立てられた構成において、プレート28は、図1に例示される通り、ウィンドウ46の内部に配置され得る。
プレート28の前方側面86は、近位端部76から遠位端部78まで延在する凸状湾曲を含み、こうして、組立てられた構成において、前方側面が少なくとも部分的に第1の軸40周りに延在するようになっている。この点に関して、前方側面86が曲率半径R3を画定してもよいということが認識される。曲率半径R3は、胸腔12の第2の曲率半径R2と実質的に等しくてもよい。
プレート28の後方側面88は、その中に形成された少なくとも1つの溝又は溝路92を含み得る。図2に例示されているように、いくつかの構成において、後方側面88は、3つの溝路92を含んでいてもよい。しかしながら、前方側面88は、本開示の範囲内で、3つより多い又は少ない溝路92を含み得るということが認識される。溝路92は、第1及び第2の側方側面82、84からかつ第1及び第2の側方側面の間に延在することができ、肋骨14の1つを収容するようにサイズ決定されて形成され得る。
プレート28は、前方側面及び後方側面86、88から延在しかつ前方側面及び後方側面の間に延在する少なくとも1つの貫通孔又はアパーチャ96をさらに含み得る。例示されているように、アパーチャ96は、アパーチャ96が溝路92と交差しないように、隣接する溝路92の間に延在してもよい。いくつかの構成において、アパーチャ96は、締結具102(例えばネジ又はボルト)の頭部部分100を収容するためのカウンタボア部分98を含んでいてもよい。
ブラケット26及び/又はプレート28は、3次元プリンティングなどの付加製造(additive manufacturing)プロセスを用いて製造され得る。この点に関して、ブラケット26及び/又はプレート28は、生体適合性ポリマーなどの好適な生体適合性材料で構築され得る。ブラケット26及び/又はプレート28を製造する方法は、胸骨16及び肋骨14を含む患者の胸腔12の画像を取得することを含み得る。画像は、X線、MRI、超音波又は他の好適な画像捕捉技術により生成可能である。画像は、胸腔12の一定の特徴(例えば半径R1、半径R2など)を表わすデータ、及び/又は、肋骨14の一定の特徴(例えば形状、サイズ、位置など)を表わすデータを含み得る。いくつかの構成においては、データは、1つ以上の肋骨14の第4の曲率半径を含んでいてもよい。画像及び/又は画像を表わすデータは、付加製造機械(例えば3次元プリンター)に通信され得る。付加製造機械は、患者の胸腔12及び/又は肋骨14の一定の特徴と整合する又は他の形で適合する特徴(例えば形状、サイズなど)を有するブラケット26及び/又はプレート28を生産するために、データを操作又は他の形で使用し得る。このようにして、ブラケット26及び/又はプレート28を、特定の患者のために製造又は他の形でカスタマイズして、ブラケット26の肋骨収容用部分42a及び/又はプレート28の溝路92が、患者の肋骨14の特徴と整合する又は他の形で適合するようにすることができる。例えば、図3に例示されているように、少なくとも1つの溝路92の第4の曲率半径R4が、少なくとも1つの肋骨14の第5の曲率半径R5と実質的に等しくてもよい。製造プロセスは本明細書において、付加製造プロセスであるとして説明されているが、ブラケット26及び/又はプレート28を、例えば射出成形、機械加工及び鋳造などの他の好適な製造プロセスを用いて製造又は他の形でカスタマイズすることが可能であるということも認識される。
支持部材30は、近位端部110から遠位端部112まで延在し得る。支持部材30は、概して円筒形の構成体を有するとして例示されているが、支持部材30は、本開示の範囲内で、他の形状を含み得るということが認識される。この点に関して、支持部材30は、支持部材30がブラケット26の第3のアパーチャ70によってかつ第3のアパーチャを通して収容可能となるように、サイズ決定されて形成され得る。この点に関して、組立てられた構成において、支持部材30は、支持部材30が第1の軸40に対して実質的に垂直に延在するように、第3のアパーチャ70内に配置されてもよい。支持部材30は、少なくとも1つの貫通孔又はアパーチャ116をさらに含み得る。アパーチャ116の数は、プレート28内に形成されたアパーチャ96の数に等しくてもよく、こうして、締結具102は、アパーチャ96を通してかつアパーチャ116を通して延在し、プレート28を支持部材30に固定するようになっている。この点に関して、アパーチャ116は、締結具102のネジ切り部分119に螺合式に係合するために、ネジ切り部分118を含んでもよい。
胸骨インプラント22は、胸骨収容用部分120と、ロッド収容用部分122と、を含んでいてもよい。胸骨収容用部分120は、第1の又は前方アーム124と、第2の又は後方アーム126と、を含むことができる。第1及び第2のアーム124、126は、間に溝路又はキャビティ128を画定し得る。例示されているように、キャビティ128は、U字形、C字形又はJ字形横断面を画定し得る。この点に関して、キャビティ128は、第1及び第2のアーム124、126の間に胸骨16を収容するようにサイズ決定されて形成され得る。組立てられた構成において、第1のアーム124は、胸骨16の前方側面に配置され得、第2のアーム126は、胸骨16の後方側面に配置され得る。
第1のアーム124は、少なくとも1つの貫通孔又はアパーチャ130を含み得る。例示されているように、いくつかの構成において、第1のアーム124は、8個のアパーチャ130を含み得る。しかしながら、第1のアーム124は、本開示の範囲内で、8個より多い又は少ないアパーチャ130を含み得ることが認識される。この点に関して、アパーチャ130は、一連の横列及び/又は縦列の形で配置されてもよい。アパーチャ130は、胸骨16に対して胸骨インプラント22を固定するために、縫合糸132又は他の好適な締結具(例えばネジ又はボルト)を収容するようにサイズ決定されて形成され得る。
第2のアーム126は、少なくとも1つの貫通孔又はアパーチャ134を含み得る。例示されているように、いくつかの構成において、第2のアーム126は、8個のアパーチャ134を含み得る。しかしながら、第2のアーム126は、本開示の範囲内で、8個より多い又は少ないアパーチャ134を含み得ることが認識される。この点に関して、アパーチャ134は、一連の横列及び/又は縦列の形で配置されてもよい。アパーチャ134は、胸骨16に対して胸骨インプラント22を固定するために、縫合糸132又は他の好適な締結具(例えばネジ又はボルト)を収容するようにサイズ決定されて形成され得る。以下でさらに詳しく説明するように、縫合糸132は、胸骨16に対して胸骨インプラントを固定するために、第1のアーム124のアパーチャ130から第2のアーム126のアパーチャ134まで延在してもよい。
ロッド収容用部分122は、胸骨収容用部分120と一体に形成されてもよい。この点に関して、ロッド収容用部分122及び胸骨収容用部分120は、単一構成体を画定し得る。ロッド収容用部分122は、第1の貫通孔又はアパーチャ140と、第2の貫通孔又はアパーチャ142と、を含み得る。第1のアパーチャ140は、第3の軸143に沿って延在し得る。以下でより詳細に説明するように、第1のアパーチャ140は、ロッド24を収容するように、サイズ決定されて形成され得る。したがって、本明細書中のロッド収容用アパーチャ140に対する言及は、第1のアパーチャ140を意味するとして理解される。この点に関して、いくつかの構成において、第1のアパーチャ140は、実質的に円筒形の構成体を含み得る。第2のアパーチャ142は、第3の軸143に対して実質的に垂直である方向で延在してもよく、第1のアパーチャ142と交差し得る又は他の形で連通し得る。第2のアパーチャ142は、第1のアパーチャ140内にロッド24を固定することを助けるために、セットスクリュ47を螺合式に収容するためのネジ切り部分144を含むことができる。
胸骨インプラント22は、3次元プリンティングなどの付加製造プロセスを用いて製造され得る。この点に関して、胸骨インプラント22は、生体適合性ポリマーなどの好適な生体適合性材料で構築され得る。胸骨インプラント22を製造する方法は、胸骨16を含めて、患者の胸腔12の画像を取得することを含み得る。画像は、X線、MRI、超音波又は他の好適な画像捕捉技術により生成可能である。画像は、胸腔12の一定の特徴(例えば半径R1、半径R2など)を表わすデータ、及び/又は、胸骨16の一定の特徴(例えば形状、サイズ、位置など)を表わすデータを含み得る。画像及び/又は画像を表わすデータは、付加製造機械(例えば3次元プリンター)に通信され得る。付加製造機械は、胸腔12及び/又は胸骨16の一定の特徴と整合する又は他の形で適合する特徴(例えば形状、サイズなど)を有する胸骨インプラント22を生産又は構築するために、データを操作又は他の形で使用し得る。このようにして、胸骨インプラント22を、特定の患者のために製造又は他の形でカスタマイズすることができる。例えば、胸骨インプラント22のキャビティ128が患者の胸骨16の特徴と整合する又は他の形で適合するように、第1のアーム124及び/又は第2のアーム126の特徴をカスタマイズすることができる。製造プロセスは、本明細書において付加製造プロセスであるとして説明されているが、胸骨インプラント22を、例えば射出成形、機械加工及び鋳造などの他の好適な製造プロセスを用いて製造又は他の形でカスタマイズすることが可能であるということも認識される。
ロッド24は、外側又は近位端部150と、内側又は遠位端部152と、を有する細長い可撓性部材であってもよい。この点に関して、ロッド24は、近位及び遠位端部150、152の間に長さLを画定し得る。ロッド24は、例えば、鋼などの可撓性金属材料から形成されてもよい。本開示の範囲内でロッド24を他の可撓性材料から形成できるということも認識される。いくつかの構成において、ロッド24は、参照によりその開示全体が本明細書に組み込まれる共同所有の米国特許出願第14/253,917号の中で開示されている「コネクティング・ロッド18」であってもよい。以下でより詳細に説明される通り、組立てられた構成において、ロッド24は、プレートサブアセンブリ20及び胸骨インプラント22に対して配置されかつ固定され得る。
図1に例示されている通り、組立てられた構成において、プレートサブアセンブリ20は、肋骨14に対して固定され得、胸骨インプラント22は、胸骨16に対して固定され得る。ロッド24は、プレートサブアセンブリ20及び胸骨インプラント22に対して、上述の要領で固定され得る。具体的には、肋骨14は、ブラケット26の肋骨収容用アパーチャ42の内部に配置されてもよい。プレート28は、ウィンドウ46内に配置されてもよく、こうして、肋骨14がプレート28とブラケット26との間に固定されるようになっている。この点に関して、締結具102は、プレート28のアパーチャ96内、及び、支持部材30のアパーチャ116内に設置されて、プレート28を支持部材30に固定し、かつ、プレート28とブラケット26との間に肋骨14を挟持し得る。胸骨16は、胸骨インプラント22のキャビティ128内に配置されかつ固定されてもよい。第1のアーム124のアパーチャ130及び第2のアーム126のアパーチャ134内に、縫合糸132を配置し、胸骨16の周りに巻き付けて、胸骨インプラント22を胸骨16に固定し得る。
ロッド24は、既定の又は所望の形状を有するように、曲げ加工又は他の形で構成され得る。この点に関して、ロッド24は、胸腔12の所望の曲率半径R1及び/又はR2に実質的に等しい曲率半径を有するように曲げ加工されてもよい。その後、ロッド24の近位端部150は、胸骨インプラント22の第1のアパーチャ140内に設置され得、ロッド24の遠位端部152は、ブラケット26の第2のアパーチャ44内に設置され得る。セットスクリュ47は、第2のアパーチャ142、及び、第1のアパーチャ42の第2の部分42b内に組立てられて、ロッド24を胸骨インプラント22及びブラケット26にそれぞれ固定し得る。組立てられた構成において、第2の軸45は、第3の軸143と実質的に整列されていてもよい、又は、さもなければ第3の軸に対して平行であってもよい。
第2の軸45に沿って測定したブラケット26と胸骨インプラント22との間の距離は、胸骨16に対する胸骨インプラント22の位置を変更することによって、及び/又は、肋骨14に対するブラケット26の位置を変更することによって、調整可能であることが認識される。ブラケット26と胸骨インプラント22との間の距離が第2の軸45に沿って調整されるにつれて、ロッド24の遠位端部152がブラケット26の第2のアパーチャ44内に固定され得るように、かつ、ロッド24の近位端部150が胸骨インプラント22の第1のアパーチャ140内に固定され得るように、ロッド24の長さLを調整することが可能である。いくつかの構成において、ロッド24は、ロッド24の遠位端部152が第2のアパーチャ44内に固定されることができ、かつ、ロッド24の近位端部150が第1のアパーチャ140内に固定され得るように、トリミング又は他の形でカットされ得る。この点に関して、ロッド24は、第2の軸45に対して実質的に平行な方向に第2のアパーチャ44内で並進運動する若しくは他の形で調整され、及び/又は、第3の軸143に対して実質的に平行な方向に第1のアパーチャ140内で並進運動する若しくは他の形で調整されることができ、こうして、ロッド24の遠位端部152を第2のアパーチャ44内に固定することができ、ロッド24の近位端部150を第1のアパーチャ140内に固定し得るようになっている、ということも認識される。このようにして、可撓性又は曲げ可能なロッド24を含む肋骨再建アセンブリ10は、外科医が、曲率半径R1、R2内の欠陥(すなわち水平方向に延在する欠陥及び垂直方向に延在する欠陥)を含む胸腔12内のさまざまなサイズの欠陥及び異常を有効に処理し修復できるようにすることができる。
図4を参照すると、肋骨再建アセンブリ10と共に使用し得る別のブラケット26aが提供されている。この点に関して、1つ以上のブラケット26aを、1つ以上のブラケット26の代りに、又は、1つ以上のブラケット26と組み合わせて、使用してもよい。ブラケット26aの構造及び機能は、以下で説明される及び/又は図中に示されているいずれかの例外を除いて、以上で説明したブラケット26の構造及び機能と類似又は同一であってもよい。したがって、類似の特徴は再度詳述されない。同様の参照番号は、以下で及び図面中で、同様の構成要素を識別するために使用されているが、修正されたこれらの構成要素を識別するために、文字の拡張子を含む同様の参照番号が使用されている。
ブラケット26aは、本体部分32aの後方側面68a内に形成された第2のウィンドウ160を含んでいてもよい。ウィンドウ160は、外側端部36aからフランジ部分34まで延在して、こうして、本体部分32aが、外側端部36aからフランジ部分34まで延在するU字形横断面を画定するようになっていてもよい。
図5を参照すると、肋骨再建アセンブリ10と共に使用し得る別のブラケット26bが提供されている。この点に関して、1つ以上のブラケット26bを、1つ以上のブラケット26若しくは26aの代りに、又は、1つ以上のブラケット26若しくは26aと組み合わせて、使用してもよい。ブラケット26bの構造及び機能は、以下で説明される及び/又は図中に示されているいずれかの例外を除いて、以上で説明したブラケット26の構造及び機能と類似又は同一であってもよい。したがって、類似の特徴は再度詳述されない。同様の参照番号は、以下で及び図面中で、同様の構成要素を識別するために使用されているが、修正されたこれらの構成要素を識別するために、文字の拡張子を含む同様の参照番号が使用されている。
ブラケット26bは、本体部分32bの前方側面68b内に形成された第2のウィンドウ160bを含んでいてもよい。ウィンドウ160bは、外側端部36bからウィンドウ46まで延在して、本体部分32bが、外側端部36bからウィンドウ46まで延在するC字形横断面を画定するようになっていてもよい。
図6を参照すると、別のプレートサブアセンブリ20cが提供されている。以下でより詳細に説明するように、プレートサブアセンブリ20cは、胸骨インプラント22及びロッド24と共に使用されてもよい。プレートサブアセンブリ20cの構造及び機能は、以下で説明される及び/又は図中に示されているいずれかの例外を除いて、以上で説明したプレートサブアセンブリ20の構造及び機能と類似又は同一であってもよい。したがって、類似の特徴は再度詳述されない。同様の参照番号は、以下で及び図面中で、同様の構成要素を識別するために使用されているが、修正されたこれらの構成要素を識別するために、文字の拡張子を含む同様の参照番号が使用されている。
プレートサブアセンブリ20cは、第1の肋骨インプラント又はブラケット26cと、第2の肋骨インプラント又はプレート28cと、を含んでいてもよい。ブラケット26cは、プレート部分170と、フランジ部分172と、を含んでいてもよい。プレート部分170は、近位端部176から遠位端部178まで延在してもよく、第1の側方側面182と、第2の側方側面184と、前方側面186と、後方側面188と、を含んでいてもよい。第2の側方側面184は、第1の側方側面182と相対していてもよい。プレート部分170の前方側面186は、その中に形成された少なくとも1つの溝又は溝路192を有していてもよい。図5に例示されているように、いくつかの構成において、前方側面186は、2つの溝路192を含んでいてもよい。しかしながら、前方側面186は、本開示の範囲内で、2つより多い又は少ない溝路192を含んでいてもよいことが認識される。溝路192は、第1及び第2の側方側面182,184からかつ第1及び第2の側方側面182,184の間で延在してもよく、肋骨14の1つを収容するようにサイズ決定されて形成され得る。
プレート部分170は、前方側面及び後方側面186、188からかつ前方側面及び後方側面186、188の間で延在する少なくとも1つの貫通孔又はアパーチャ196をさらに含んでいてもよい。例示されているように、アパーチャ196は、アパーチャ196が溝路192と交差しないように、隣接する溝路192の間に延在していてもよい。アパーチャ196は、締結具102のステム部分106を収容するためにネジ切り部分204を含んでいてもよい。
フランジ部分172は、外側端部206から第1の軸210に沿って内側端部208まで延在し得る。外側端部206は、プレート部分170の第2の側方側面184に隣接し得る、及び/又は、側方側面184と一体に形成され得る。例示されているように、いくつかの構成において、フランジ部分172は、概して円筒形の構成体を含んでいてもよい。しかしながら、フランジ部分172は、本開示の範囲内で、他の形状及び構成を含み得るということが認識される。フランジ部分172は、第1のアパーチャ212と、第2のアパーチャ214と、をさらに含んでよい。第1のアパーチャ212は、内側端部208内に形成され得、フランジ部分172内で第1の軸210に対して実質的に平行に延在し得る。第1のアパーチャ212は、セットスクリュ47を収容するように、サイズ決定されて形成され得る。したがって、組立てられた構成において、セットスクリュ47は、アパーチャ214内にロッド24を固定するために、ロッド24の遠位端部152と直接係合することができる。
第2のアパーチャ214は、第1の軸210に対して実質的に垂直である方向に延在してもよい。この点に関して、第2のアパーチャ214は、フランジ部分172の外側及び内側端部206、208の間に形成され得る。この点に関して、第2のアパーチャ214は、貫通孔であってもよく、こうして、第2のアパーチャ214は第1のアパーチャ212と連通状態にあり得る。第2のアパーチャ214は、鋸歯状の部分218を含んでいてもよい。
プレート28c又はプレート28は、ブラケット26cと共に使用されてもよい。この点に関して、プレート28cの構造及び機能は、以下で説明される及び/又は図中に示されているいずれかの例外を除いて、以上で説明したプレート28の構造及び機能と類似又は同一であってもよい。したがって、類似の特徴は再度詳述されない。同様の参照番号は、以下で及び図面中で、同様の構成要素を識別するために使用されているが、修正されたこれらの構成要素を識別するために、文字の拡張子を含む同様の参照番号が使用されている。
プレート28cの後方側面88cは、その中に形成された少なくとも1つの溝又は溝路92cを含み得る。例示されているように、いくつかの構成において、後方側面88cは、2つの溝路92cを含み得る。しかしながら、後方側面88は、本開示の範囲内で、3つより多い又は少ない溝路92cを含んでいてもよい、ということが認識される。この点に関して、溝路92cの数は、ブラケット26cのプレート部分170内の溝路192の数に対応していてもよく、こうして、肋骨14は、溝路92c、192の内部かつ間で挟持され得るようになっている、ということが認識される。
プレート28cは、前方及び後方側面86c、88cからかつ前方及び後方側面86c、88cの側の間で延在する少なくとも1つの貫通孔又はアパーチャ96cをさらに含んでいてもよい。例示されているように、アパーチャ96cは、アパーチャ96cが溝路92cと交差しないように、隣接する溝路92cの間に延在していてもよい。組立てられた構成において、アパーチャ96cは、プレート部分170内のアパーチャ196と整列されていてもよい。
図7及び8を参照すると、第1の肋骨インプラント又はブラケット26dを含む別の肋骨再建アセンブリ10dが提供されている。以下でさらに詳しく説明するように、ブラケット26dは、胸骨インプラント22及びロッド24と共に使用され得る。ブラケット26dの構造及び機能は、以下で説明される及び/又は図中に示されているいずれかの例外を除いて、以上で説明したブラケット26cの構造及び機能と類似又は同一であってもよい。したがって、類似の特徴は再度詳述されない。同様の参照番号は、以下で及び図面中で、同様の構成要素を識別するために使用されているが、修正されたこれらの構成要素を識別するために、文字の拡張子を含む同様の参照番号が使用されている。
ブラケット26dは、プレート部分170dと、フランジ部分172と、を含んでいてもよい。プレート部分170dは、近位端部176dから遠位端部178dまで延在してもよく、前方側面186dと、後方側面188dと、を含み得る。前方側面186dは、その中に形成された少なくとも1つの溝又は溝路192dを含み得る。遠位端部178dは、プレート部分170dの前方側面186dから延在するフランジ230を含んでいてもよい。フランジ230は、貫通して延在する少なくとも1つのアパーチャ232を含んでいてもよい。例示されているように、いくつかの構成において、フランジ230は、3つのアパーチャを含んでいてもよい。しかしながら、フランジ部分は、本開示の範囲内で、3つより多い又は少ないアパーチャを含み得る、ということが認識される。
プレート部分170dは、前方及び後方側面186d、188dからかつ前方及び後方側面186d、188dの間で延在する少なくとも1つの貫通孔又はアパーチャ196dをさらに含んでよい。例示されているように、アパーチャ196dは、アパーチャ196が溝路192dと交差しないように、隣接する溝路192dの間に延在していてもよい。この点に関して、プレート部分170dは、近位端部176dと第1の溝路192dとの間に配置された3つのアパーチャ196と、第1の溝路192dと第2の溝路192dとの間に配置された6つのアパーチャ196と、を含んでいてもよい。しかしながら、プレート部分170dは、近位端部176dと第1の溝路192dとの間、及び、第1の溝路192dと第2の溝路192dとの間に配置されたアパーチャを前述の数より多く又は少なく含んでもよい、ということが認識される。組立てられた構成において、肋骨14は、溝路192d内に配置され得る。縫合糸132は、アパーチャ196を通って、かつ、肋骨14の周りに延在して、肋骨14をブラケット26dに固定してもよい。
ブラケット26dは、3次元プリンティングなどの付加製造プロセスを用いて製造され得る。この点に関して、ブラケット26dは、生体適合性ポリマーなどの好適な生体適合性材料で構築され得る。ブラケット26dを製造する方法は、上述の要領で患者の胸腔12の画像を取得するステップを含み得る。画像は、曲率半径などの肋骨14の一定の特徴を表わすデータを含み得る。画像及び/又は画像を表わすデータは、付加製造機械(例えば3次元プリンター)に通信され得る。付加製造機械は、患者の胸腔12及び/又は肋骨14の一定の特徴と整合する又は他の形で適合する特徴(例えば形状、サイズなど)を有するブラケット26dを生産するために、データを操作又は他の形で使用し得る。このようにして、ブラケット26dを、特定の患者のために製造又は他の形でカスタマイズすることができる。
図9及び10を参照すると、別の肋骨再建アセンブリ10eが提供されている。肋骨再建アセンブリ10eは、複数の肋骨14と、胸骨16と、を含め、胸腔12と動作可能に関連付けられて示されている。以下でさらに詳しく説明する通り、肋骨再建アセンブリ10eは、胸腔12内の大きい欠陥を治療するために使用され得る。
肋骨再建アセンブリ10eは、胸骨インプラント22eと、ロッド24と、ブラケット26eと、支持部材30と、を含んでよい。胸骨インプラント22eの構造及び機能は、以下で説明される及び/又は図中に示されているいずれかの例外を除いて、以上で説明した胸骨インプラント22の構造及び機能と類似又は同一であってもよい。したがって、類似の特徴は再度詳述されない。同様の参照番号は、以下で及び図面中で、同様の構成要素を識別するために使用されているが、修正されたこれらの構成要素を識別するために、文字の拡張子を含む同様の参照番号が使用されている。
胸骨インプラント22eは、胸骨収容用部分120eと、ロッド収容用部分122eと、を含んでいてもよい。胸骨収容用部分120eは、第1のアーム124eと、第2のアーム126eと、を含むことができる。第1及び第2のアーム124e、126eは、第1及び第2のアーム124e、126eの間に胸骨16を収容するように形成された、L字形横断面を画定していてもよい。この点に関して、第2のアーム126eは、遠位端部240から近位端部242まで第1の方向に延在し得る。近位端部242は、第1のアーム124eに隣接しかつ第1のアーム124eと一体に形成されていてもよい。組立てられた構成において、第1のアーム124eは、胸骨16の前方側面に配置されてもよく、第2のアーム126eは、胸骨16の側方側面に配置されてもよい。
第1のアーム124eは、少なくとも1つの貫通孔又はアパーチャ130eを含み得る。例示されているように、いくつかの構成において、第1のアーム124eは、4つのアパーチャ130eを含み得る。しかしながら、第1のアーム124eは、本開示の範囲内で、4つより多い又は少ないアパーチャ130eを含み得ることが認識される。この点に関して、アパーチャ130eは、一連の横列及び/又は縦列の形で配置されてもよい。アパーチャ130eは、胸骨16に対して胸骨インプラント22eを固定するために縫合糸132e又は好適な機械的締結具241(例えばネジ又はボルト)を収容するように、サイズ決定されて形成され得る。
ロッド収容用部分122eは、第2のアーム126eから延在し、かつ、第2のアーム126eと一体に形成され得る。この点に関して、ロッド収容用部分122eは、胸骨インプラント22eのフランジ付き部分を含んでいてもよい。ロッド収容用部分122e及び胸骨収容用部分120eは、単一構成体を画定し得る。ロッド収容用部分122eは、第3の軸143eに沿って延在する少なくとも1つの第1の貫通孔又はアパーチャ140eを含んでいてもよい。以下でより詳細に説明するように、第1のアパーチャ140eは、ロッド24を収容するように、サイズ決定されて形成され得る。組立てられた構成において、第1のアパーチャ140eは、図9の図に関して実質的に水平な方向に延在し得る。
ブラケット26eの構造及び機能は、以下で説明される及び/又は図中に示されているいずれかの例外を除いて、以上で説明したブラケット26の構造及び機能と類似又は同一であってもよい。したがって、類似の特徴は再度詳述されない。同様の参照番号は、以下で及び図面中で、同様の構成要素を識別するために使用されているが、修正されたこれらの構成要素を識別するために、文字の拡張子を含む同様の参照番号が使用されている。
ブラケット26eは、ロッド収容用部分244を含み得る。ロッド収容用部分244は、ブラケット26eに結合され得る、又は、さもなければブラケット26eと一体に形成され得る。ロッド収容用部分244は、ブラケット26eの内側端部38eの近くに形成されてもよく、座面部分246と、第1のアーム248と、第2のアーム250と、を含み得る。座面部分246、第1のアーム248及び第2のアーム250は、ロッド収容用アパーチャ又は溝路252を画定し得る。組立てられた構成において、ロッド24は、ロッド24が座面部分246と係合するように、溝路252内に配置されてもよい。第1のアーム248及び第2のアーム250は、セットスクリュ264又は他の好適な締結具と螺合式に結合するために、ネジ切り部分260を含んでいてもよい。以下でさらに詳細に説明するように、組立てられた構成において、セットスクリュ264は、ロッド24が胸骨インプラント22から実質的に水平な方向に延在するように、ロッド24をロッド収容用溝路252内に固定することができる。
例示されているように、組立てられた構成において、支持部材30の近位端部110は、第1のブラケット26eの第3のアパーチャ70内に調整可能に収容され得、支持部材30の遠位端部112は、第2のブラケット26eの第3のアパーチャ70内に調整可能に収容され得る。第1のロッド24は、第1のブラケット26eのロッド収容用溝路252内及び胸骨インプラント22eの第1のアパーチャ140eの1つ内に、調整可能に収容されてもよい。同様にして、第2のロッド24は、第2のブラケット26eのロッド収容用溝路252内及び胸骨インプラント22eの第1のアパーチャ140eのうちの別のアパーチャ内に、調整可能に収容されてもよい。この点に関して、支持部材30は、(図9中の図に関して)実質的に垂直な方向に延在してもよく、第1及び第2のロッド24は、(図9中の図に関して)実質的に水平な方向に延在してもよい。ロッド24は、セットスクリュ、圧入構成又は任意の他の好適な技術を用いて、第1のアパーチャ140e内に固定されてもよい。
第3の軸143eに沿って測定した胸骨インプラント22eとブラケット26eのロッド収容用部分244との間の距離は、胸骨16に対する胸骨インプラント22eの位置を変更することによって、及び/又は、肋骨14に対するブラケット26eの位置を変更することによって、調整されてもよい。ロッド収容用部分244と胸骨インプラント22eとの間の距離が調整されるにつれて、ロッド24の近位端部150がブラケット26eのロッド収容用溝路252内に固定され得、かつ、ロッド24の遠位端部152が胸骨インプラント22eの第1のアパーチャ140e内に固定され得るように、ロッド24の長さを調整することが可能である。いくつかの構成において、ロッド24は、ロッド24の近位端部150がロッド収容用溝路252内に固定されることができ、かつ、ロッド24の遠位端部152が第1のアパーチャ140e内に固定され得るように、トリミング又は他の形でカットされ得る。この点に関して、ロッド24は、第3の軸143eに対して実質的に平行な方向に第2のロッド収容用溝路252内で並進運動する若しくは他の形で調整され、及び/又は、第3の軸143eに対して実質的に平行な方向に第1のアパーチャ140e内で並進運動する若しくは他の形で調整されることができ、こうして、ロッド24の近位端部150をロッド収容用溝路252内に固定することができ、ロッド24の遠位端部152を第1のアパーチャ140e内に固定することができるようになっている、ということも認識される。同様にして、支持部材30を、第1のブラケット26eの第3のアパーチャ70内で摺動又は他の形で移動させることができ、こうして、第3の軸143eに対して実質的に平行な方向に沿って測定した場合のブラケット26e間の距離を調整することができるようになっている。このようにして、可撓性又は曲げ可能なロッド24及び調整可能な支持部材30を含む肋骨再建アセンブリ10eは、外科医が、曲率半径R1、R2内の欠陥(すなわち水平方向に延在する欠陥及び垂直方向に延在する欠陥)を含む胸腔12内のさまざまなサイズの欠陥及び異常を有効に処理し修復できるようにすることができる。
実施形態についての以上の記述は、例示及び説明を目的として提供されている。これは、網羅的であるように又は開示を限定するように意図されていない。特定の実施形態の個別の要素又は特徴は、概してこの特定の実施形態に限定されず、該当する場合、互換性があり、たとえ具体的に図示又は説明されていなくても、選択された実施形態内で使用することができる。これは同様に、多くの形で変動し得る。このような変形形態は、本開示からの逸脱としてみなされるべきではなく、このような修正は全て、本開示の範囲内に含まれるように意図される。
例示的実施形態は、本開示が徹底的なものとなりかつ当業者に範囲を完全に伝えるように提供されている。本開示の実施形態を徹底的に理解できるようにするため、具体的構成要素、装置及び方法の実施例など、多くの具体的詳細が明記されている。当業者にとって、具体的な詳細は利用される必要がないこと、例示的実施形態は多くの異なる形態で実施され得ること、及び、いずれも本開示の範囲を限定するものとみなされるべきではないこと、は明白である。いくつかの例示的実施形態において、周知のプロセス、周知の装置構造及び周知の技術は、詳述されていない。

Claims (20)

  1. 胸部奇形矯正用の器具において
    第1の軸を有する第1のアパーチャを含む、肋骨に組付けるための肋骨インプラントと、
    第2の軸を有する第2のアパーチャを含む、胸骨に組付けるための胸骨インプラントと、
    前記第1のアパーチャ内に調整可能に収容される第1の端部及び前記第2のアパーチャ内に調整可能に収容される第2の端部を有する第1の細長い部材と、
    を備える、器具。
  2. 前記第1の軸が、前記第2の軸に対して概して平行である、請求項1に記載の器具。
  3. 前記第1の軸が、前記第2の軸と概して整列されている、請求項1に記載の器具。
  4. 前記肋骨インプラントが、第3の軸を有する第3のアパーチャを含み、前記肋骨が前記第3のアパーチャ内に調整可能に収容される、請求項3に記載の器具。
  5. 前記第3の軸が、前記第1の軸と交差する、請求項4に記載の器具。
  6. 前記第3の軸が、前記第1の軸に対して概して平行である、請求項4に記載の器具。
  7. 前記肋骨インプラントが、第1の肋骨を収容するように構成された第1の溝路を含み、前記第1の溝路が、前記第2の軸と交差する第3の軸を含む、請求項1に記載の器具。
  8. 前記第1の肋骨を前記第1の溝路内に動作可能に固定する縫合部材をさらに備える、請求項7に記載の器具。
  9. プレート部材であって、前記肋骨を当該プレート部材と前記肋骨インプラントとの間で挟持するための、プレート部材、をさらに備える、請求項1に記載の器具。
  10. 第3の軸を有する第3のアパーチャを含む、肋骨に組付けるための第2の肋骨インプラントであって、前記胸骨インプラントが第4の軸を有する第4のアパーチャを含む、第2の肋骨インプラントと、
    前記第3のアパーチャ内に調整可能に収容される第1の端部及び前記第4のアパーチャ内に調整可能に収容される第2の端部を有する第2の細長い部材と、
    をさらに備える、請求項1に記載の器具。
  11. 前記第3及び第4の軸が、前記第1及び第2の軸に対して概して平行である、請求項10に記載の器具。
  12. 前記第1の肋骨インプラントが、第5の軸を有する第5のアパーチャを含み、前記第2の肋骨インプラントが、第6の軸を有する第6のアパーチャを含む、請求項10に記載の器具。
  13. 前記第5の軸が、前記第6の軸に対して概して平行であり、かつ、前記第3及び第4の軸に対して概して垂直である、請求項12に記載の器具。
  14. 前記第5及び第6のアパーチャ内に配置される支持部材をさらに備える、請求項13に記載の器具。
  15. 前記第1の細長い部材が、可撓性である、請求項1に記載の器具。
  16. 胸部奇形矯正用の器具において、
    第1の肋骨収容用アパーチャ、第1のロッド収容用アパーチャ及び第1の支持部材収容用アパーチャを含み、前記第1の肋骨収容用アパーチャが、第1の肋骨収容用軸を有し、前記第1のロッド収容用アパーチャが、前記第1の肋骨収容用軸に対して概して垂直である第1のロッド収容用軸を有し、前記第1の支持部材収容用アパーチャが、前記第1のロッド収容用軸に対して概して平行な第1の支持部材収容用アパーチャ軸を有している、第1の肋骨に組付けるための第1のブラケットと、
    第2の肋骨収容用アパーチャ、第2のロッド収容用アパーチャ及び第2の支持部材収容用アパーチャを含み、前記第2の肋骨収容用アパーチャが、第2の肋骨収容用軸を有し、前記第2のロッド収容用アパーチャが、前記第2の肋骨収容用軸に対して概して垂直である第2のロッド収容用軸を有し、前記第2の支持部材収容用アパーチャが、前記第2のロッド収容用軸に対して概して平行な第2の支持部材収容用アパーチャ軸を有している、第2の肋骨に組付けるための第2のブラケットと、
    内部に形成された第1及び第2の溝路を有するプレートであって、前記第1の溝路内及び前記第1の肋骨収容用アパーチャ内に前記第1の肋骨を挟持し、かつ、前記第2の溝路内及び前記第2の肋骨収容用アパーチャ内に前記第2の肋骨を挟持するように、動作可能である、プレートと、
    第3のロッド収容用軸を有する第3のロッド収容用アパーチャを含む、胸骨に組付けるための胸骨インプラントと、
    前記第1及び第2の支持部材収容用アパーチャ内に調整可能に配置される支持部材と、
    前記第1、第2及び第3のロッド収容用アパーチャ内に調整可能に配置される可撓性ロッドと、
    を備える、器具。
  17. 前記第1のロッド収容用軸が、前記第3のロッド収容用軸に対して概して平行である、請求項16に記載の器具。
  18. 前記第1の肋骨が、前記第1の肋骨収容用アパーチャ内に調整可能に収容される、請求項16に記載の器具。
  19. 前記胸骨インプラントに前記胸骨を動作可能に固定する縫合部材をさらに備える、請求項16に記載の器具。
  20. 胸部奇形矯正用の器具において、
    肋骨収容用軸を有する肋骨収容用アパーチャ、第1のロッド収容用軸を有する第1のロッド収容用アパーチャ、及び、前記肋骨収容用軸及び前記第1のロッド収容用軸に対して実質的に垂直である方向に延在する支持部材収容用軸を有する支持部材収容用アパーチャを含む、肋骨に組付けるための肋骨インプラントと、
    前記肋骨収容用軸及び前記第1のロッド収容用軸に対して実質的に平行な方向に延在する第2のロッド収容用軸を有する第2のロッド収容用アパーチャを含む、胸骨に組付けるための胸骨インプラントと、
    前記第1のロッド収容用アパーチャ内に調整可能に配置される第1の端部及び前記第2のロッド収容用アパーチャ内に調整可能に配置される第2の端部を有するロッド部材と、
    を備える、器具。
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