JP6453613B2 - 自発光式道路鋲 - Google Patents

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Description

本発明は、道路の外側線やセンターライン、交差点中央、中央分離帯、縁石、歩道等、道路周辺の種々の場所に設置される自発光式道路鋲に関するものである。
自発光機能を有する装置を道路付近に設置して車両運転手や歩行者などの視線誘導や注意喚起を行う自発光式道路鋲のような製品は従来より用いられている。その中には、複数の自発光式道路鋲の発光のタイミングを同期させて同時点滅や流れ発光させるものがあり、種々の発明が開示されている。
例えば、特許文献1には、太陽光を受光可能に配設される太陽電池と、該太陽電池の起電力を蓄電する蓄電体と、該蓄電体から供給される電力により発光する発光体と、昼と夜を判別する信号を出力する昼夜判定回路と、標準時刻電波を受信する受信回路と、該受信回路に接続されたアンテナと、該受信回路の受信した標準時刻電波に基づき発光体の点滅のタイミングを制御する制御手段と、前記太陽電池、蓄電体、発光体、昼夜判定回路、受信回路、アンテナ及び制御手段を収納する金属ケースと、を備え、標準時刻電波を受信し、該標準時刻電波に基づき点滅のタイミングを制御する自発光式道路鋲において、該金属ケースの開口された上部が透明板で閉鎖され、該透明板の真下に前記太陽電池が配設され、該金属ケース内の該太陽電池の真下に該アンテナが配設され、該金属ケースの開口された上部の周縁部にフランジが形成され、該フランジの対向する2辺に切欠き部が形成されたことを特徴とする自発光式道路鋲の構成が開示されている。
特許第3811851号公報
しかしながら、特許文献1に示される自発光式道路鋲は、標準時刻電波を受信するためのアンテナを太陽電池の真下に配置するため、太陽電池が標準電波を遮り、良好な電波受信の妨げとなる恐れがある。
そこで本発明は、アンテナが標準電波を良好に受信し、発光体の発光の同期が狂いにくくなされた自発光式道路鋲を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち本発明に係る自発光式道路鋲は、太陽電池と、該太陽電池が生起する電力を蓄える蓄電部と、該蓄電部から供給される電力で発光する発光体と、該発光体の点灯と消灯とを制御する制御部と、標準電波を受信するアンテナと、前記各部材を全て内側に収納する本体を備える自発光式道路鋲であって、前記制御部は前記アンテナの受信する標準電波の日本標準時に基づくタイミングでの前記発光体の点灯及び消灯を制御可能に設けられており、前記アンテナは前記太陽電池の外縁の外方に配置されて、該アンテナの真上に前記本体を構成するカバーのみが配置されていることを特徴とするものである。
また、太陽電池と、該太陽電池が生起する電力を蓄える蓄電部と、該蓄電部から供給される電力で発光する発光体と、該発光体の点灯と消灯とを制御する制御部と、標準電波を受信するアンテナと、前記各部材を全て内側に収納する本体を備える自発光式道路鋲であって、前記制御部は前記アンテナの受信する標準電波の日本標準時に基づくタイミングでの前記発光体の点灯及び消灯を制御可能に設けられており、前記アンテナは前記太陽電池の外縁の外方に配置されており、前記太陽電池、蓄電部、発光体、制御部、及びアンテナを内装する前記本体が合成樹脂で形成されると共に、前記アンテナの真上に前記本体を構成するカバーのみが配置されていることを特徴とするものである。
本発明に係る自発光式道路鋲によれば、太陽電池と、この太陽電池が生起する電力を蓄える蓄電部と、この蓄電部が供給する電力で発光する発光体と、この発光体の点灯と消灯とを制御する制御部と、標準電波を受信するアンテナと、前記各部材を全て内側に収納する本体を備え、前記アンテナの受信する標準電波の日本標準時に基づくタイミングで前記発光体の点灯及び消灯を制御可能に前記制御部を設けるので、複数の自発光式道路鋲の各発光体を標準電波に基づいて同時に点滅させたり、点滅のタイミングをずらして流れ発光させたりすることができる。
また、前記アンテナを前記太陽電池の外縁の外方に配置させるので、前記アンテナの真上に太陽電池が配置されず、アンテナが受信する標準電波が太陽電池に遮られにくくなされ、発光体の発光の同期が狂いにくくなされる。
また、前記蓄電部から供給する電力の電圧を増大させる昇圧回路部を前記本体内に内装させ、この昇圧回路部で昇圧させた電力により前記発光体を発光するようにすれば、昇圧回路部により昇圧させる電圧の設定を変更することで、発光に要する電力の電圧が異なる発光体を容易に用いることができるので、好ましい。
また、前記本体の平面視からの形状を矩形に形成させ、この矩形の相対する二辺を通る中央線で区切られる前記本体の一方の側に前記昇圧回路部を配置させると共に、前記中央線で区切られる前記本体の他方の側に前記アンテナを配置させれば、前記昇圧回路部と前記アンテナとの間隔がより大きく設けられて、前記昇圧回路部から生じるノイズが前記アンテナに届きにくくなされ、前記アンテナによる標準電波の受信がより良好になされるので、好ましい。
また、前記本体部の平面視からの矩形形状において、前記二辺とは異なる二辺を通る第二の中央線で区切られる前記本体の一方の側に前記昇圧回路部を配置すると共に、前記第二の中央線で区切られる前記本体の他方の側に前記アンテナを配置させれば、前記昇圧回路部と前記アンテナとの間隔が更に大きく設けられて、前記昇圧回路部から生じるノイズが前記アンテナに届きにくくなされ、前記アンテナによる標準電波の受信がより良好になされるので、好ましい。
本発明に係る自発光式道路鋲によれば、アンテナが標準電波を良好に受信し、発光体の発光の同期が狂いにくくなされる。
本発明に係る自発光式道路鋲の実施の一形態を示す、(イ)は平面図であり、(ロ)は正面図である。 図1の右側面図である。 図1のA−A断面図である。 図1の自発光式道路鋲のアンテナ等の部品の配置を示す図である。
本発明の実施の形態を図面に基づき具体的に説明する。
図面において、1は自発光式道路鋲である。
本実施形態の自発光式道路鋲1は、略四角錐台形状に形成させた本体10を備えている。
前記本体10は、下方に開口する箱状に形成させた上カバー11と、この上カバー11の下端に取り付けてその開口を塞ぐ底板16とを備えた中空箱状に形成させている。
前記上カバー11と、底板16は、それぞれ合成樹脂で形成させており、具体的には、ポリカーボネート樹脂で形成させている。
本実施形態の自発光式道路鋲1には、本体10を上下に貫通する貫通孔Hを2個形成させており、この貫通孔Hに挿通させたアンカーボルトを設置面へ固定させて、自発光式道路鋲1を設置可能に設けている。また、アンカーボルトなどを用いずに、自発光式道路鋲1の下面に接着剤を塗布して、設置面へ接着固定させることも可能である。
前記上カバー11は、矩形板状に形成した天板13と、この天板11の前後左右の各縁から下方外方へそれぞれ傾斜状に延設させた4個の側壁12a〜12dとを備えている。
前記上カバー11の天板13、及び各側壁12a〜12dは、透光性を有する合成樹脂を射出成型して一体的に形成させている。
また、4個の側壁12a〜12dのうち前方と後方に配置させた前記側壁12a、12bと、前記天板13とには、良好に光を透過させる矩形の透明窓14a、14b、15をそれぞれ形成させている。
前記本体10の内側の中空部分には、太陽電池Sと、この太陽電池Sの生起する電力によって発光する4個の発光体4a〜4dが収納されている。
前記太陽電池Sは、前記上カバー11の天板13の透光窓15の真下近傍に配置させており、透光窓15を透過する太陽光を受光させて発電させるように設けている。
前記発光体4a〜4dは発光ダイオードであり、その発する光を前記上カバー11の透光窓14a、14bから外方へ放射させるように設けている。
具体的には、前記発光体4a〜4dは、本体10内に内装させる基板5の上面にそれぞれ取り付けており、前記発光体4a、4bは発する光の向きを水平方向前方へ向け、前記発光体4c、4dは発する光の向きを水平方向後方へ向けるように取り付けている。
詳細には、前記発光体4aは前記透光窓14aの図中左端付近に配置させ、前記発光体4bは前記透光窓14aの図中右端付近に配置させ、前記発光体4cは前記透光窓14bの図中左端付近に配置させ、前記発光体4dは前記透光窓14bの図中右端付近に配置させている。
尚、前記発光体4aと発光体4bとの間、及び前記発光体4cと発光体4dとの間には、照射された光を照射方向へ反射させる光の再帰反射性を有する反射体Rを複数並設させて取り付けている。
図3は図1のA−A断面図である。
前記基板5は、前記太陽電池Sの下方に配置させて前記上カバー11へ取り付けており、この基板5の上面にはCPUからなる制御部6を取り付けている。
また、前記基板5の下方には充電池からなる蓄電部Bを2個配置させて基板5へそれぞれ接続させている。具体的には、前記各蓄電部Bは、底板16へ両面テープで貼着させて取り付けており、蓄電部Bと前記基板5とを電気ケーブルを介して電気的に接続させている。
このように、基板5を上カバー11へ取り付けると共に、蓄電部Bを底板4へ取り付け、基板5と蓄電部Bとの接続に電気ケーブルを用いることで、自発光式道路鋲1へ車両などが接触して衝撃を受けた場合に、前記基板5と蓄電部Bとの瞬間的な位置ずれを電気ケーブルで吸収できるので、電気的な断線が生じにくくなされる。
前記制御部6は、昼間に太陽電池Sが生起した電力を各蓄電部Bへ蓄電させ、夜間に各蓄電部Bの電力を各発光体4a〜4dへ供給して発光させるように制御している。具体的には、前記制御部6は、基板5へ取り付けた照度計(図示せず)の測定する周囲の照度の大きさによって、昼と夜とを判定し、昼間に蓄電部Bへ蓄電させ、夜間に蓄電部Bから電力供給させるように制御している。
また、前記制御部6は発光体4a〜4dの点灯と消灯を制御しており、各発光体4a〜4dは制御部6からの制御によって点滅発光などを行うように設けている。
前記基板5の上面にはアンテナ7を取り付けている。
前記アンテナ7は、日本標準時を放送する標準電波を受信可能なアンテナである。
前記制御部6は、アンテナ7が受信した標準電波の日本標準時に基づくタイミングで、前記発光体4a〜4dが点灯や消灯を行うよう制御可能に設けている。
前記自発光式道路鋲1は、標準電波に基づくタイミングで各発光体4a〜4dを点滅させることできるので、複数の自発光式道路鋲1の発光体4a〜4dの発光を同期させて、それぞれ同時に点滅させることが可能である。また、並設させた複数の自発光式道路鋲1の各発光体4a〜4dを所定の時間だけずらして順次点滅させることにより、光が流れるように視認される流れ発光を行うことも可能である。
図4は図1の自発光式道路鋲1のアンテナ7等の部品の配置を示す図である。図4は、図1(イ)の平面図において、上カバー11の図示を省略した状態を示している。また、図を簡略化するため、反射体Rや蓄電部Bなど、後述の説明で説明されない部品の図示も省略している。
前記アンテナ7は、本体10の図中左側の縁近くに配置させている。具体的には、アンテナ7は、太陽電池Sの左縁より左側に配置させている。即ち、アンテナ7は、その上方に太陽電池Sが被らないように、太陽電池Sの外縁より外方に取り付けている。
このようにアンテナ7を配置させることで、アンテナ7が受信する標準電波を太陽電池Sが遮りにくくなされるので、アンテナ7が標準電波をより良好に受信することができる。
前記基板5の上面には昇圧回路部8を取り付けている。
前記昇圧回路部8は、蓄電部Bから供給される電力の電圧を昇圧させるためのものであり、前記発光体4a〜4dの発光に適した電圧に昇圧させるものである。
前記昇圧回路部8は、チョークコイル81と、トランジスタやMOSFET等からなるスイッチング素子82と、平滑コンデンサ83とを備える、所謂、チョッパ式のDC−DCコンバータである。
即ち、前記昇圧回路部8は、前記制御部6からの駆動信号によって前記スイッチング素子82のオン・オフを周期的に繰り返させることで、前記チョークコイル81を流れる電流を周期的に変化させてこのチョークコイル81に誘導電流を発生させ、この誘導電流を利用して入力させた蓄電部Bからの電力をより高い電圧の電力として出力させるように設けたものである。
前記昇圧回路部8を備えることで、本体10に内層させて発光させる前記発光体4a〜4dを、異なる電圧の発光体に変更する場合でも、基板5の設計を変更する必要がなく、制御部6からの駆動信号を変更して昇圧回路部8から出力させる電圧を変更させて対応することができる。
前記昇圧回路部8は、前記チョークコイル81を流れる電流を周期的に変化させる際にチョークコイル81から電気的なノイズを発するため、前記アンテナ7による標準電波の受信を妨げる場合がある。
このため、前記昇圧回路部8は、前記アンテナ7との間隔がより大きくなるように配置させて、昇圧回路部8からの前記ノイズの影響をアンテナ7が受けにくくなるように設けるのが好ましい。
前記自発光式道路鋲1は、図4に示すように、矩形の本体10の左右方向中央に引いた中央線C1に対し、前記アンテナ7を中央線C1の左側に配置させて本体10の左端付近に取り付けると共に、前記昇圧回路部8を前記中央線C1の右側に配置させて本体10の右端付近に取り付けることで、前記アンテナ7と昇圧回路部8との間隔を大きくし、アンテナ7が昇圧回路部8からのノイズの影響を受けにくくなされるように設けている。
また、前記自発光式道路鋲1は、図4に示すように、矩形の本体10の前後方向中央に引いた第二の中央線C2に対し、前記アンテナ7を第二の中央線C2の後方に配置させると共に、前記昇圧回路部8を前記第二の中央線C2の前方に配置させて、本体10内にそれぞれ取り付けることで、前記アンテナ7と昇圧回路部8との間隔を大きくし、アンテナ7が昇圧回路部8からのノイズの影響をより受けにくくなされるように設けている。
尚、前記本体10の左右の縁付近にそれぞれ設けた2個の前記貫通孔Hにおいて、左端付近に設けた貫通孔Hは、前記第二の中央線C2に対し、前記アンテナ7の反対側に設けている。即ち、前記第二の中央線C2に対し、前記アンテナ7を後方に配置し、前記貫通孔Hを前方に配置させている。このように前記貫通孔Hを設けることで、本体10をよりコンパクトに形成させている。
また、本体10の右端付近に設けた貫通孔Hは、前記第二の中央線C2に対し、前記昇圧回路部8の反対側に設けている。即ち、前記第二の中央線C2に対し、前記昇圧回路部8を前方に配置し、前記貫通孔Hを後方に配置させている。このように前記貫通孔Hを設けることで、本体10をよりコンパクトに形成させている。
前記太陽電池Sは、本体10の平面視における略中央に配置させている。即ち、前記中央線C1が太陽電池Sの左右方向中央付近を通るように配置させている。また、前記第二の中央線C2が太陽電池Sの前後方向中央付近を通るように配置させている。
前記昇圧回路部8が備える、チョークコイル81、スイッチング素子82、平滑コンデンサ83のうち、最も電気的なノイズを発するのがチョークコイル81であり、このチョークコイル81を前記アンテナ7からより大きく離間させるのが好ましい。前記自発光式道路鋲1は、前記第二の中央線C2の後方に配置させたアンテナ7に対し、前記昇圧回路部8を前記第二の中央線C2の前方へ配置させると共に、前記チョークコイル81をスイッチング素子82及び平滑コンデンサ83よりも前方に配置させて、最もアンテナ7から離間するように取り付けている。このようにチョークコイル81を配置させることで、アンテナ7との間隔がより大きく設けられ、アンテナ7がチョークコイル81からのノイズの影響を受けにくくなされる。
前記発光体4a〜4dは、それぞれ同時に点滅しているように視認されるように発光させているが、各発光体4a〜4dの点灯と消灯は若干の時間差をつけて行っている。具体的には、前記各発光体4a〜4dの点灯は、発光体4aが最初に点灯し、その10マイクロ秒後に発光体4bが点灯し、その10マイクロ秒後に発光体4cが点灯し、その10マイクロ秒後に発光体4dが点灯するように制御している。また、各発光体4a〜4dの消灯も同様に10マイクロ秒の時間差をつけて行っている。即ち、最初の発光体4aが点灯してから全ての発光体4a〜4dが点灯するまで30マイクロ秒の時間を要するが、この程度のタイミングの違いは人の目には認識しにくく、4個の発光体4a〜4dが同時に点灯しているように視認される。このように自発光式道路鋲1が複数の発光体を備える場合には、各発光体4a〜4dの点灯や消灯を時間差をつけて行うことで、各発光体4a〜4dを発光させるための電流を一度に流さずに時間差を付けて流すことができるので、電流を流すことによって生じる基板5からのノイズをより小さくすることができ、このノイズによるアンテナ7の標準電波の受信の妨げを抑制させることができる。
基板5からのノイズの発生を低減させるために複数の発光体の発光に時間差を付ける場合には、5マイクロ秒以上の時間差をつけて行うのが好ましい。
また、複数の発光体の点灯や消灯を同時に行っているように視認させるためには、最初の発光体の点灯又は消灯が開始してから200マイクロ秒の間に最後の発光体の点灯又は消灯を行うのが好ましい。
尚、本発明に係る自発光式道路鋲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記自発光式道路鋲1は、本体10を構成する上カバー11を全て合成樹脂で形成させているが、これに限るものではなく、その一部を金属で形成させてもよい。
しかしながら、本体10に内装するアンテナ7による標準電波の受信をより良好なものとするために、電波の透過を阻害しにくい合成樹脂のみで形成するのが好ましい。
また、前記自発光式道路鋲1の昇圧回路部8は、前記制御部6からの駆動信号によって前記スイッチング素子82のオン・オフを周期的に繰り返させているが、このオン・オフの周期が常に一定となるように制御してもよく、蓄電部Bの蓄電量等の条件に対応してオン・オフの周期が変更されるように制御してもよい。
また、前記自発光式道路鋲1は、1枚の基板5に、アンテナ7、制御部6、昇圧回路部8、発光体4a〜4dをそれぞれ取り付けているが、これに限るものではなく、複数の基板を設け、前記の各部材を異なる基板に取り付けて設けてもよい。
1 自発光式道路鋲
10 本体
11 上カバー
12a〜12d 側板
13 天板
14a、14b 透明窓
15 透明窓
16 底板
4a〜4d 発光体
5 基板
6 制御部
7 アンテナ
8 昇圧回路部
81 チョークコイル
82 スイッチング素子
83 平滑コンデンサ
B 蓄電部
C1 中央線
C2 第二の中央線
H 貫通孔
R 反射体
S 太陽電池

Claims (3)

  1. 太陽電池と、該太陽電池が生起する電力を蓄える蓄電部と、該蓄電部から供給される電力で発光する発光体と、該発光体の点灯と消灯とを制御する制御部と、標準電波を受信するアンテナと、前記各部材を全て内側に収納する本体を備える自発光式道路鋲であって、前記制御部は前記アンテナの受信する標準電波の日本標準時に基づくタイミングでの前記発光体の点灯及び消灯を制御可能に設けられており、前記アンテナは前記太陽電池の外縁の外方に配置されて、該アンテナの真上に前記本体を構成するカバーのみが配置されていることを特徴とする自発光式道路鋲。
  2. 太陽電池と、該太陽電池が生起する電力を蓄える蓄電部と、該蓄電部から供給される電力で発光する発光体と、該発光体の点灯と消灯とを制御する制御部と、標準電波を受信するアンテナと、前記各部材を全て内側に収納する本体を備える自発光式道路鋲であって、前記制御部は前記アンテナの受信する標準電波の日本標準時に基づくタイミングでの前記発光体の点灯及び消灯を制御可能に設けられており、前記アンテナは前記太陽電池の外縁の外方に配置されており、
    前記太陽電池、蓄電部、発光体、制御部、及びアンテナを内装する前記本体が合成樹脂で形成されると共に、前記アンテナの真上に前記本体を構成するカバーのみが配置されていることを特徴とする自発光式道路鋲。
  3. 前記本体内には、前記蓄電部から供給される電力の電圧を増大させる昇圧回路部が内装され、該昇圧回路部で昇圧された電力により前記発光体が発光するようになされており、
    前記本体は平面視からの形状が矩形に形成され、
    該矩形の相対する二辺を通る中央線で区切られる前記本体の一方の側に前記昇圧回路部が配置されると共に、前記中央線で区切られる前記本体の他方の側に前記アンテナが配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自発光式道路鋲。
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