JP3184946U - コーン型道路標識 - Google Patents

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捷彦 池山
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Abstract

【課題】点滅するコーン本体の存在を報知することを可能にするコーン型道路標識を提供する。
【解決手段】コーン本体10に光源ユニット20を装着し、主太陽電池21で発生した電気を電池に充電し、夜間において、電池を介して主光源1が点滅し、主光源1が消灯のとき光源ユニットの側部に付設の副光源2が電池を介して点灯する。
【選択図】図1

Description

本願考案は、道路工事や行事などの際に、自動車や自転車、歩行者などを誘導するために道路上に設置される、コーン型道路標識に関する。
従来、コーン型道路標識は、樹脂製の円錐形で赤や黄色など、視認性のよい色彩で形成されていた。道路標識コーンは、屋外での使用や、車や歩行者の接触による破損を防ぐために、樹脂の厚さを厚くし、強度を保っていた。
また、屋外で、夜間の使用において、コーン型道路標識は、特許文献1に示すように、コーン型道路標識の内部に光源を設置することで、道路標識コーンを光らせ、夜間の視認性を向上させている。
特開2008−133665号公報
しかし、特許文献1に記載されているコーン型道路標識は、夜間において、太陽電池から電源を供給されて電力を蓄える蓄電池を使用のLEDが点灯する旨の開示がある。このため、LEDは常時点灯するため、消費電力の増大となると共に、コーン型道路標識の認識がし難い。又、雨天等において、蓄電池の蓄電量が少ない場合、夜間に点灯のLEDの点灯時間に課題が生ずる。
そこで、本願の考案では、係る不都合を解消するコーン型道路標識を提供する。
請求項1のコーン型道路標識は、コーン本体の頂部に形成の孔に光源ユニットを装着してなり、光源ユニットには、主太陽電池で発生した電気を電池に充電し、夜間において、前記電池を介して主光源が点滅し、前記主光源が消灯のとき、光源ユニットの側部に付設の副光源が前記電池を介して点灯する。
又、請求項2のコーン型道路標識は、コーン本体の底板に副太陽電池を配置し、副太陽電池は主光源の照射により起電して電池に蓄電する。
又、請求項3のコーン型道路標識は、光源ユニットを付設のコーン本体を、積み重ねることができる光源ユニットの外形状である。
本考案のコーン型道路標識は、コーン本体を照明する主光源を点滅させると共に、前記主光源が消灯の間に、コーン本体の存在を確認する副光源を備えている。又、前記コーン本体を照明する主光源の光による太陽電池を設置して電池に蓄電するので、夜間であっても消費電力が少なくてすむ。
コーン型道路標識の構成図である。 電気回路ブロック図である。 コーン型道路標識を収納したときの図である。
図1は本実施形態のコーン型道路標識であり、コーン本体10と光源ユニット20である。
コーン本体10は、透明又は半透明の樹脂などによって構成され、コーン本体10の形状は略円錐形の他、略円柱や略三角柱、略四角柱などであってもよい。
又、コーン本体10は、角状の底板11に取り付けられていて、このコーン本体10の頂部には光源ユニット20を載置挿入可能な孔12が形成されている。
光源ユニット20は、円筒状に樹脂で形成されていて、上部面には主太陽電池21が取り付けてあり、太陽光等により電気を発生する。又、底面には、LED等の主光源1が取り付けてあり、コーン本体10の底部方向を照射することによって、透明又は半透明樹脂で形成のコーン本体10の全体を浮かび上がらせる。また、側面には、LED等の副光源2が取り付けてあり、光源ユニット20又はコーン本体10の存在をわからせる。
尚、前記底板11には、前記主光源1の照光により電気を発生する副太陽電池15が取り付けられている。
次に、図2の電気回路ブロック図を参照して前記光源ユニット20の回路等について説明する。
主太陽電池21で発生した電気は、制御回路22を介して電池25に充電する。又、副太陽電池15で発生した電気は、制御回路16を介して電池25に充電する。
一方、充電された電池25は、夜間であるか否かを検出して作動する制御回路28が接続してあり、この制御回路28に付設のパルス回路は、主光源1を適宜の間隔で点滅させることによって、コーン本体が浮かび上がることによって、夜間においてコーン本体10の存在が判るし、一方、その主光源1が消灯のとき、副光源2が点灯するので、コーン本体10の上部における光源ユニット20で点灯するので、コーン本体10の存在を報知することができる。
なお、主光源1と副光源2は、消費電力が少ないLEDを使用し、このLEDの発色は、例えば、赤等であり、同じ色であっても異なる色であっても良い。
前記構成のコーン型道路標識は、コーン本体10の頂部に光源ユニット20を取り付けると共に、副太陽電池15と電池25を接続して構成される。そして、このコーン型道路標識は、必要な道路上におくことによって、昼間においては、照明が無くても自動車運転手等の標識になる。
一方、夜間になると、コーン型道路標識は、直接には見えないので、前記制御回路28に付設の夜間検出器を介して、パルス回路が作動し、主光源1の点灯時に、副光源2は消灯し、主光源1が消灯時には副光源2が点灯する。
主光源1の点灯は、コーン本体10内を照らすことによって、コーン本体10の透明又は半透明の材質によりコーン本体10が浮かび上がるので、コーン本体10は存在がわかる。
一方、主光源1が消灯すると、コーン本体の姿は消えるが、副光源2が点灯するので、光源ユニット20の側面が点灯するので、コーン本体の存在を知らせることができる。
このように、主光源1の点滅により、コーン本体10の存在が見えない状態が生じて、運転者等には危険であるが、コーン本体10が消灯しているとき、光源ユニット20の側面で副光源2が点灯するので、コーン本体10の存在を常時、確認することができる。
又、主光源1は夜間に点滅するので、電池は主太陽電池21の起電力はなく消費するが、前記主光源1の点灯により、副太陽電池15が起電して電池25を充電するので、電池25の消費を抑制できるし、昼間の主太陽電池21の起電力が少ないときであっても、夜間に副太陽電池15で起電するので、夜間における電池による主光源1、副光源2の点滅は支障なくできる。
前記コーン本体10の頂部に取り付ける光源ユニット20の形状は、円柱形の他、角形状等であってもよく、それらの外形状はコーン本体10頂部付近の傾斜角度より僅かに、はみ出す外形であることにより、図3に示すように、光源ユニット20を付設のコーン本体10を積み重ねることができ、収納時には収納面積が少なくて済む。
1 主光源
2 副光源
10 コーン本体
12 孔
15 副太陽電池
20 光源ユニット
21 主太陽電池
22 制御回路
25 電池

Claims (3)

  1. コーン本体の頂部に形成の孔に光源ユニットを装着してなるコーン型道路標識であって、
    光源ユニットには、主太陽電池で発生した電気を電池に充電し、
    夜間において、前記電池を介して主光源が点滅し、
    前記主光源が消灯のとき、光源ユニットの側部に付設の副光源が前記電池を介して点灯することを特徴のコーン型道路標識。
  2. 請求項1のコーン型道路標識であって、
    コーン本体の底板に副太陽電池を配置し、
    副太陽電池は主光源の照射により起電して電池に蓄電することを特徴とするコーン型道路標識。
  3. 請求項1又は請求項2のコーン型道路標識であって、
    光源ユニットを付設のコーン本体を、積み重ねることができる光源ユニットの外形状であることを特徴とするコーン型道路標識。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105200935A (zh) * 2015-04-15 2015-12-30 上海浦江桥隧东海运营管理有限公司 抽屉式路锥整理架
JP2018188796A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 株式会社K工房 ロードコーン

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