JP6452455B2 - コンデンサマイクロホンユニットとコンデンサマイクロホン - Google Patents

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Description

本発明は、コンデンサマイクロホンユニットとコンデンサマイクロホンに関するものである。
エレクトレット型のコンデンサマイクロホンユニット(以下「ユニット」という。)の中には、インピーダンス変換器を構成する電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)を内蔵したものが存在する。
ユニットに携帯電話機などの強い電磁波が加えられると、高周波電流が生じてユニット内部に入り込む。このとき、FETが高周波電流を検波し、これを雑音として出力してしまう。これまでにも、この雑音の発生を回避する様々な提案がなされている(例えば「特許文献1」参照)。
この雑音の発生を回避する1つの方法として、ユニットが内蔵する回路基板(PCB:Printed Circuit Board)にコンデンサを取り付けて、高周波的に短絡する方法がある。この高周波的に短絡する効果には、取り付けられるコンデンサの種類や静電容量の大きさなどによる周波数依存性がある。そのため、異なる静電容量のコンデンサを並列に接続する方法などが用いられる。
図9は、従来のユニットの縦断面の模式図である。
ユニット100は、ユニットケース200と、電気音響変換器30と、電気音響変換器30のインピーダンス変換器40と、回路基板500と、を有してなる。
ユニットケース200は、図中の紙面下側に開口を有する有底円筒状で、アルミニウムなどの金属材のプレス成型品からなる。ユニットケース200の開口の対向面(紙面上側)には、音源からの音波が通る音波導入孔200hが形成されている。
電気音響変換器30は、スペーサ31、振動板32、固定極33、振動板保持体34、絶縁体35を有してなる。
振動板32と固定極33とは、スペーサ31を介して対向するように配置され、コンデンサを構成する。振動板32と固定極33との間には、スペーサ31の厚さに相当する幅の空気層が形成される。
振動板32には、片面に金属(好ましくは金)蒸着膜を有する合成樹脂の薄膜フィルムが用いられる。振動板32は、所定の張力が付与された状態で振動板保持体34に張設されている。
固定極33には、音波が通る複数の音孔33hを有する金属製の多孔板が用いられる。なお、固定極33には、エレクトレット誘電体膜が設けられてもよい。固定極33は、合成樹脂からなるシリンダ状の絶縁体35に固定される。
円板状の回路基板500は、有底円筒状のユニットケース200の開口を覆うように配置されて、ユニットケース200の後端縁に施されるカーリング加工(かしめ)により、ユニットケース200内に固定される。ユニットケース200に固定された回路基板500の両面のうち、ユニットケース200の内側に位置する面にはインピーダンス変換器40が配置される。また、回路基板500のユニットケース200の外側に位置する面にはコンデンサC1が配置される。
FET44は、ゲート電極41とドレイン電極42とソース電極43を備える。ゲート電極41は、固定極33と電気的に接続する。ドレイン電極42とソース電極43とは、図中重なった位置にあるため、同図には一方のみが表示されている。
回路基板500には、回路基板500の厚み方向(紙面上下方向)に孔500hが形成されている。ユニットケース200に固定された回路基板500のユニットケース200の外側に位置する面には、ドレイン電極42とソース電極43とが半田Sで半田付けされる半田パッド(信号ランドSLや接地ランドGL)が形成されている。この半田パッドには、不図示のマイクケーブルが接続される。
図10は、図9に示した従来のユニット100の等価回路である。同図は、コンデンサC1が、FET44のドレイン電極42やソース電極43を介して、インピーダンス変換器40と接続していることを示している。コンデンサC1は、いわゆるバイパスコンデンサとして機能し、前述の高周波電流をグランドに短絡(バイパス)させて除去することで、FET44がこの高周波電流を検波するのを防止することができる。
このように、前述の高周波電流がユニットケース200の内部に入り込むのを防止する効果を高めるために、インダクタをユニットケース200の内外の接続に用いることも考えられる。しかし、インダクタをユニットケース200の静電シールドの外側に配置すると、高周波電流の除去が不完全になる。そのため、ユニットケース200の内部への高周波電流の流入の防止効果が劣ってしまう。一方、インダクタをユニットケース200の内部に配置するとなると、ユニットケース200の内部の空気室の容量を確保する必要性などから、ユニットの小型化に不利になる。
ここで、無指向性のユニットの場合、回路基板500は有底円筒状のユニットケース200の内部の空気室を密閉する役割も果たすため、回路基板500に開口があると不都合である。つまり、回路基板500が空気を漏洩することなく振動板32の背面(空気室)を気密にし、ユニットケース200の内部への高周波電流の流入を防止できることが望ましい。
特開2010−288049号公報
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、コンデンサマイクロホンユニットの内部への高周波電流の流入を防止することができる、コンデンサマイクロホンユニットとコンデンサマイクロホンを提供することを目的とする。
本発明は、コンデンサを構成する振動板と固定極とを備える電気音響変換器と、電気音響変換器に接続されるインピーダンス変換器を備える回路基板と、電気音響変換器と回路基板とを収納する開口を有する有底筒状のユニットケースと、を有してなり、回路基板の厚み方向には、第1フィルタ素子が挿通される孔が設けられ、第1フィルタ素子とインピーダンス変換器とが接続する、ことを特徴とする。
本発明によれば、コンデンサマイクロホンユニットの内部への高周波電流の流入を防止することができる。
本発明にかかるコンデンサマイクロホンユニットの実施の形態を示す縦断面の模式図である。 上記コンデンサマイクロホンユニットの回路基板に設けられた挿通孔を示す模式図である。 上記挿通孔に挿通されたインダクタの例を示す模式図である。 上記コンデンサマイクロホンユニットの平面図である。 上記コンデンサマイクロホンユニットの底面図である。 上記コンデンサマイクロホンユニットの等価回路である。 本発明にかかるコンデンサマイクロホンの実施の形態を示す外観図である。 上記コンデンサマイクロホンの部品分解図である。 従来のコンデンサマイクロホンユニットの縦断面の模式図である。 従来のコンデンサマイクロホンユニットの等価回路である。
以下、本発明にかかるコンデンサマイクロホンユニットとコンデンサマイクロホンの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下に説明する本発明にかかるコンデンサマイクロホンユニットを構成する部材のうち、図9,10に示した従来のコンデンサマイクロホンユニットを構成する同じ部材には、同じ符号を付してある。
●コンデンサマイクロホンユニット
図1は、本発明にかかるコンデンサマイクロホンユニット(以下「ユニット」という。)の実施の形態を示す模式的な縦断面図である。
ユニット10は、ユニットケース20と、電気音響変換器30と、インピーダンス変換器40と、回路基板(PCB)50と、を有してなる。
ユニットケース20は、有底円筒状で、アルミニウムなどの金属材のプレス成型品からなる。ユニットケース20の底部に相当する前端面側(紙面上側)は、集音時に音源側に向けられる側である。一方、ユニットケース20の後端面側(紙面下側)には開口が形成されていて、この開口から電気音響変換器30やインピーダンス変換器40がユニットケース20内に収納される。
電気音響変換器30は、合成樹脂などを素材とする薄いリング状のスペーサ31を介して対向して配置される振動板32と固定極33とを備える。振動板32と固定極33との間には、スペーサ31の厚さに相当する幅の空気層(隙間)が形成される。
振動板32は、合成樹脂などを素材とする円板状の薄膜からなり、振動板保持体(ダイアフラムリング)34により張設されている。
固定極33は、金属製の円板状で、対向して配置される振動板32との間でコンデンサを構成する。固定極33の少なくとも一面側、例えば、振動板32との対向面側にはエレクトレット板が貼り付けられて、エレクトレットボードを構成する。
インピーダンス変換器40は、電気音響変換器30のインピーダンス変換器である。インピーダンス変換器40を構成する電界効果トランジスタ(FET)は、ゲート電極41とドレイン電極42とソース電極43とを備える。ゲート電極41は、固定極33と電気的に接続する。ドレイン電極42とソース電極43とは、図中重なった位置にあるため、同図には一方のみが表示されている。
回路基板50は、ユニットケース20内に固定されたときに、ユニットケース20の内部側に位置する第1面と、ユニットケース20の外部側に位置する第2面と、を有する円板状である。回路基板50は、ユニットケース20の開口を塞ぐように配置され、ユニットケース20の後端縁に施されるカーリング加工(かしめ)により、ユニットケース20内に固定される。回路基板50には、ドレイン電極42とソース電極43とが半田付けされる半田パッド(信号ランドSLや接地ランドGL)が形成される。
回路基板50は、不図示のケーブルを介して、後述する音声信号出力回路基板PCB(図8参照)と接続される。このケーブルには、例えば、給電線と信号線とシールド被覆線とを有する2芯シールド被覆線が用いられる。このケーブルを介して、ユニット10からの音声信号が音声信号出力回路基板PCBに出力される。給電線は、ドレイン電極42に接続される。信号線は、ソース電極43に接続される。シールド被覆線は、回路基板50の接地パターン(接地ランドGL)に接続される。ドレイン電極42に給電される電源には、例えば、ファントム電源が用いられる。
回路基板50の第1面には、インピーダンス変換器40が配置される。回路基板50の第2面には、第2フィルタ素子としてのコンデンサ(キャパシタ素子)C1が配置される。
図2は、回路基板50に設けられた挿通孔を示す模式図である。同図に示すように、回路基板50には、回路基板50の厚さ方向(紙面上下方向)にスルーホールではない孔50hが設けられている。回路基板50がユニットケース20内に固定されたとき、回路基板50に設けられた孔50hは、ユニットケース20の内部と外部とを連通させる。
回路基板50の第1面と第2面には、孔50hの周縁(周囲)に半田パッドが形成されている。孔50hに挿通されたチップコイルの両端(紙面上下端)がこの半田パッドに半田付けされることで、コンデンサC1とチップコイルとインピーダンス変換器40とが電気的に接続する。
図3は、挿通孔50hに挿通されたインダクタの例を示す模式図である。同図は、孔50hに、第1フィルタ素子としてのチップコイル(インダクタ素子)Lが挿通されていることを示している。
孔50hにチップコイルLを挿入した後、図1に示すように、チップコイルLの両端を半田Sで半田付けすることで、孔50hとチップコイルLとの間隙は密封される。すなわち、孔50hは、孔50hに挿通されたチップコイルLと半田パッドの間の半田Sにより密封される。その結果、孔50hから空気が漏洩せず、ユニットケース20内に空気室が形成される。
図4はユニット10の平面図、図5はユニット10の底面図である。図5に示すように、回路基板50の挿通孔50hに挿入されたチップコイルLは、挿通孔50hの周縁に形成された信号ランドSLと半田Sで半田付けされて、コンデンサC1と電気的に接続する。
一方、回路基板50の第1面には、第3フィルタ素子としてのコンデンサC2が配置される。チップコイルLとコンデンサC2とが電気的に接続することで、コンデンサC1とチップコイルLとコンデンサC2とでπ型フィルタが構成される。
図6は、コンデンサC1とチップコイルLとコンデンサC2で構成されるπ型フィルタを内蔵したユニット10の等価回路である。同図は、チップコイルLがインピーダンス変換器40に直列に接続されることを示している。また、コンデンサC1が、孔50hに挿通されて半田パッドに半田付けされたチップコイルLを介して、抵抗RやダイオードD1,D2を備えるインピーダンス変換器40と接続していていることや、コンデンサC2が、ドレイン電極42やソース電極43を介して、FET44と接続していることを示している。コンデンサC1,C2が前述の高周波電流をグランドに短絡(バイパス)させて除去することで、FET44がこの高周波電流を検波するのを防止することができる。
以上説明した実施の形態によれば、チップコイルLは回路基板50に埋め込むように内蔵されるため、チップコイルLをユニットケース20の静電シールドの外側に配置することなく、前述の高周波電流のユニットケース20の内部への流入を防止することができる。
また、チップコイルLは回路基板50に内蔵されるため、ユニットケース20の内部の空気室の容量を確保することもでき、ユニット10の小型化に有利である。さらに、ユニット10の回路部品を立体的に配置することができるため、ユニット10の回路パターンを単純化することができ、ユニット10は外来ノイズの影響を受けにくくなる。
●コンデンサマイクロホン
次に、本発明にかかるコンデンサマイクロホンの実施の形態について説明する。
図7は、本発明にかかるコンデンサマイクロホンの実施の形態を示す外観図であり、図8は、図7に示したコンデンサマイクロホンの部品分解図である。
本発明にかかるコンデンサマイクロホン1は、例えばグースネック型で、キャップ2と、マイクロホンケース3Aと、マイクロホンケース3Bと、グースネックパイプ4Aと、パイプ5と、ジョイント6と、グースネックパイプ4Bと、コネクタケース7と、を有してなる。なお、以下の説明においては、グースネック型のマイクロホンを例にして説明するが、本発明にかかるコンデンサマイクロホンが適用可能なのは、グースネック型に限らず、例えば、ラベリアマイクロホンやワイヤレスマイクロホンなど、マイクロホンユニットの小型化が要求されるマイクロホンに適用可能である。
マイクロホンケース3Aには、先に説明した本発明にかかるコンデンサマイクロホンユニット10と、コンデンサマイクロホンユニット10用の音声信号出力回路基板PCBと、が収納されている。集音時に音源側に向けられるマイクロホンケース3Aの一端側(紙面下側)にはキャップ2が被せられ、マイクロホンケース3Aの他端側(紙面上側)にはマイクロホンケース3Bを介してグースネックパイプ4Aが結合される。グースネックパイプ4Aは、金属製の直管からなるパイプ5の一端側に結合される。パイプ5の他端側には、ジョイント6を介してグースネックパイプ4Bの一端側が結合される。グースネックパイプ4Bの他端側には、コネクタ8を内蔵するコネクタケース7が結合される。
コネクタ8は、例えば、EIAJ RC−5236「音響機器用ラッチロック式丸型コネクタ」に規定される接地用の1番ピンと、信号のホット側の2番ピンとコールド側の3番ピンを有する出力コネクタである。
音声信号出力回路基板PCBは、平衡伝送回路を内蔵している。音声信号出力回路基板PCBとコネクタ8とは、マイクケーブル9を介して電気的に接続する。マイクケーブル9は、グースネックパイプ4A,4Bとパイプ5内に挿通される、ホット(HOT)側とコールド(COLD)側の2種類の信号線とシールド被覆線とを有する2芯シールド被覆線である。
マイクケーブル9のシールド被覆線は、例えば、音声信号出力回路基板PCBのグランド(接地回路)に接続される。音声信号出力回路基板PCBのグランドはコネクタ8の1番ピンに接続され、この1番ピンは不図示のシールド筐体にも接続される。また、コネクタ8とマイクケーブル9とは、マイクケーブル9のホット側の信号線がコネクタ8の2番ピンに接続され、マイクケーブル9のコールド側の信号線がコネクタ8の3番ピンに接続され、シールド被覆線はコネクタ8の1番ピンに接続される。
コンデンサマイクロホンユニット10は、前述のとおり、ゲート電極41とドレイン電極42とソース電極43とを備えるFET44を有している。マイクケーブル9の2種類の信号線は、音声信号出力回路基板PCBを介して、ソース電極43と接続する。
FET44から出力される音声信号は、不平衡信号である。FET44から不平衡信号として出力された音声信号は、音声信号出力回路基板PCBで平衡信号に変換された後にマイクケーブル9に出力される。
コンデンサマイクロホン1の備えるコンデンサマイクロホンユニット10は、先に説明した本発明にかかるコンデンサマイクロホンユニットであるため、前述のとおり、コンデンサマイクロホンユニット10の内部への高周波電流の流入を防止して、雑音の発生を抑制することができる。
1 コンデンサマイクロホン
2 キャップ
3 マイクロホンケース
4 グースネックパイプ
5 パイプ
6 ジョイント
7 コネクタケース
8 コネクタ
9 マイクケーブル
10 マイクロホンユニット
20 ユニットケース
20h 音波導入孔
21 折曲部
30 電気音響変換器
31 スペーサ
32 振動板
33 固定極
33h 音孔
34 振動板保持体
35 絶縁体
40 インピーダンス変換器
41 ゲート電極
42 ドレイン電極
43 ソース電極
44 電界効果トランジスタ(FET)
50 回路基板
50h 挿通孔
C1 コンデンサ
C2 コンデンサ
L チップインダクタ
D1 ダイオード
D2 ダイオード
R 抵抗
S 半田
SL 信号ランド
GL 接地ランド
PCB 音声信号出力回路基板

Claims (10)

  1. コンデンサを構成する振動板と固定極とを備える電気音響変換器と、
    前記電気音響変換器に接続されるインピーダンス変換器を備える回路基板と、
    前記電気音響変換器と前記回路基板とを収納する開口を有する有底筒状のユニットケースと、
    を有してなり、
    前記回路基板の厚み方向には、第1フィルタ素子が挿通される孔が設けられ、
    前記第1フィルタ素子と前記インピーダンス変換器とが接続する、
    ことを特徴とするコンデンサマイクロホンユニット。
  2. 前記回路基板は、前記インピーダンス変換器が配置される第1面と、第2フィルタ素子が配置される第2面と、を備え、
    前記開口には、前記第1面が前記ユニットケースの内側に位置し、前記第2面が前記ユニットケースの外側に位置するように、前記回路基板が配置される、
    請求項1記載のコンデンサマイクロホンユニット。
  3. 前記第2面の前記孔の周囲には、半田パッドが形成されている、
    請求項記載のコンデンサマイクロホンユニット。
  4. 前記孔は、前記孔に挿通された前記第1フィルタ素子と前記半田パッドとの間の半田で密封され、
    前記ユニットケース内に空気室が形成される、
    請求項3記載のコンデンサマイクロホンユニット。
  5. 前記第1フィルタ素子の種類と前記第2フィルタ素子の種類とは、異なる、
    請求項乃至4のいずれかに記載のコンデンサマイクロホンユニット。
  6. 前記第1面には、第3フィルタ素子が配置され、
    前記第3フィルタ素子は、前記第1フィルタ素子と接続する、
    請求項乃至5のいずれかに記載のコンデンサマイクロホンユニット。
  7. 前記第1フィルタ素子の種類と前記第3フィルタ素子の種類とは、異なる、
    請求項6記載のコンデンサマイクロホンユニット。
  8. 前記第2フィルタ素子の種類と前記第3フィルタ素子の種類とは、同じである、
    請求項6または7記載のコンデンサマイクロホンユニット。
  9. 前記第1フィルタ素子は、インダクタ素子であり、
    前記第2フィルタ素子は、キャパシタ素子であり、
    前記第3フィルタ素子は、キャパシタ素子である、
    請求項6乃至8のいずれかに記載のコンデンサマイクロホンユニット。
  10. コンデンサマイクロホンユニットと、
    前記コンデンサマイクロホンユニットを収納するマイクロホンケースと、
    を有してなるコンデンサマイクロホンであって、
    前記コンデンサマイクロホンユニットは、請求項1乃至9のいずれかに記載のコンデンサマイクロホンユニットである、
    ことを特徴とするコンデンサマイクロホン。
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