JP6450993B2 - スクラッチ印刷物用の台紙、スクラッチ印刷物及びスクラッチ印刷物の製造方法 - Google Patents

スクラッチ印刷物用の台紙、スクラッチ印刷物及びスクラッチ印刷物の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、金属で擦ることで視認可能となるように秘匿画像を印刷するための印刷技術に関する。
紙などの印刷基材上にスクリーン印刷された銀色のスクラッチ膜を硬貨などの金属によって擦ることで、スクラッチ膜が削り取られて秘匿画像(例えば文字や数字等)が視認可能となるタイプのスクラッチ印刷物が一般的に知られている。近年では、スクラッチ膜の削りかすの発生による衛生上の問題や、スクリーン印刷によるコストの問題などから、印刷物の表面を擦る際に削りかすの出ない、いわゆるダストレスタイプのスクラッチ印刷物が知られるようになった。ダストレスタイプのスクラッチ印刷物では、スクラッチ面を硬貨などの金属で擦ることで金属自体が削れ、その金属の粉が付着して着色されることにより秘匿画像が視認可能となる。
ところで、この種のスクラッチ印刷物において、秘匿画像はオフセット印刷によって印刷されることが通常であるため、例えばくじ引きのための連続した番号の印刷など、印刷物ごとに異なる秘匿画像を印刷するような場合には不向きであった。これに対し、特許文献1では、秘匿画像をオンデマンド印刷により印刷することで、印刷物ごとに異なる秘匿画像を容易に印刷できるようにしたスクラッチ印刷物が提案されている。
特開2013−75508号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスクラッチ印刷物では、白インクと有色インクとを混ぜた下地用のインクでベタ塗り印刷された印刷基材上に、下地用のインクと同系色の有色インクによるコートにより秘匿画像を形成するため、可視光下において、互いの境界線における色差及び光沢差により、見る角度などによっては秘匿画像が視認できてしまう問題があった。
本発明は、オンデマンド印刷された秘匿画像の視認をより困難にすることができるスクラッチ印刷物の提供を目的としている。
本発明の一側面は、スクラッチ面を金属で擦ることで当該金属が削れ、当該金属の粉が付着して秘匿画像が視認可能となるスクラッチ印刷物用の台紙であって、迷彩層と、被覆層と、を備える。迷彩層は、印刷基材上に印刷され、所定色の印刷材で第1の迷彩画像を形成する。被覆層は、透明であり、印刷基材上において迷彩層を覆うように印刷され、スクラッチ面を形成する。このような構成によれば、オンデマンド印刷によりスクラッチ面上に自由に秘匿画像を印刷することができ、可視光下において、迷彩画像により秘匿画像の視認をより困難にするスクラッチ印刷物を製造することができる。
上記構成において、被覆層は、バンドギャップが4.1eV未満である第1の印刷材により、400nm以下の波長を有する照射光が照射されることで視認可能となる第2の迷彩画像を形成してもよい。このような構成によれば、400nm以下の波長を有する照射光が照射された場合でも、第2の迷彩画像により秘匿画像がカモフラージュされ、秘匿画像の視認をより困難にすることができる。
上記構成において、被覆層は、照射光の吸収率が異なる複数種類の印刷材を含んでもよい。このような構成によれば、第2の迷彩画像の濃淡がより明確に表示されるようにすることが可能となる。
上記構成において、被覆層は、第1の印刷材と、バンドギャップが4.1eV以上である第2の印刷材と、を含んでもよく、第2の印刷材による層は、迷彩層及び第1の印刷材による層を覆うように印刷され、スクラッチ面を形成してもよい。このような構成によれば、400nm以下の波長を有する照射光が照射された場合でも、第2の印刷材による層は光を透過することができる。よって、第1の印刷材による層により形成された第2の迷彩画像が400nm以下の波長を有する照射光により浮かび上がる。その結果、秘匿画像がカモフラージュされ、秘匿画像の視認を困難にすることができる。
本発明の別の側面は、スクラッチ面を金属で擦ることで当該金属が削れ、当該金属の粉が付着して秘匿画像が視認可能となるスクラッチ印刷物用の台紙であって、ベース層と、迷彩層と、を備える。ベース層は、印刷基材上に印刷され、スクラッチ面を形成する。迷彩層は、ベース層の一部を覆うように印刷され、ベース層とともにスクラッチ面を形成し、所定色の印刷材で第1の迷彩画像を形成する。ベース層は、バンドギャップが4.1eV未満である第1の印刷材と、バンドギャップが4.1eV以上である第2の印刷材と、を含み、第1の印刷材により、400nm以下の波長を有する照射光が照射されることで視認可能となる第2の迷彩画像を形成する。このような構成によれば、オンデマンド印刷によりスクラッチ面上に自由に秘匿画像を印刷することができ、可視光下において、迷彩画像により秘匿画像の視認をより困難にするスクラッチ印刷物を製造することができる。さらに、第2の迷彩画像の濃淡がより明確に表示されるようにすることが可能となる。
本発明の更に別の側面は、前述したスクラッチ印刷物用の台紙を備えるスクラッチ印刷物であって、スクラッチ面上に、上記所定色と同系色の印刷材で秘匿画像が印刷されている。このような構成によれば、オンデマンド印刷により自由に秘匿画像を印刷することができ、可視光下において、迷彩画像により秘匿画像の視認をより困難にすることができる。
本発明の更に別の側面は、スクラッチ面を金属で擦ることで当該金属が削れ、当該金属の粉が付着して秘匿画像が視認可能となるスクラッチ印刷物の製造方法であって、迷彩層印刷工程と、被覆層印刷工程と、秘匿画像印刷工程と、を備える。迷彩層印刷工程では、印刷基材上に、所定色の印刷材で第1の迷彩画像を形成する迷彩層を印刷する。被覆層印刷工程では、迷彩層印刷工程よりも後に、印刷基材上に、スクラッチ面を形成する、透明な被覆層を、迷彩層を覆うように印刷する。秘匿画像印刷工程では、被覆層印刷工程よりも後に、スクラッチ面上に、所定色と同系色の印刷材で秘匿画像を印刷する。このような製造方法によれば、可視光下において、迷彩画像により秘匿画像の視認をより困難にすることができるスクラッチ印刷物を製造することができる。
本発明の更に別の側面は、スクラッチ面を金属で擦ることで当該金属が削れ、当該金属の粉が付着して秘匿画像が視認可能となるスクラッチ印刷物の製造方法であって、第1の迷彩層印刷工程と、第2の迷彩層印刷工程と、スクラッチ層印刷工程と、秘匿画像印刷工程と、を備える。第1の迷彩層印刷工程では、印刷基材上に、所定色の印刷材で第1の迷彩画像を形成する第1の迷彩層を印刷する。第2の迷彩層印刷工程では、第1の迷彩層印刷工程の前又は後に、バンドギャップが4.1eV未満である第1の印刷材により400nm以下の波長を有する照射光が照射されることで視認可能となる第2の迷彩画像を形成する第2の迷彩層を印刷する。スクラッチ層印刷工程では、第1の迷彩層印刷工程及び第2の迷彩層印刷工程よりも後に、印刷基材上に、スクラッチ面を形成するスクラッチ層を、バンドギャップが4.1eV以上である透明な第2の印刷材により第1の迷彩層及び第2の迷彩層を覆うように印刷する。秘匿画像印刷工程では、スクラッチ層印刷工程よりも後に、スクラッチ面上に、所定色と同系色の印刷材で秘匿画像を印刷する。このような製造方法によれば、可視光下及び400nm以下の波長を有する照射光下のいずれにおいても、迷彩画像により秘匿画像の視認をより困難にすることができるスクラッチ印刷物を製造することができる。
(A)第1実施形態のスクラッチ印刷物の金属による着色前の状態を示す平面図、(B)当該スクラッチ印刷物の金属による着色後の状態を示す平面図である。 (A)図1(A)に示すスクラッチ面の拡大図、(B)図1(B)に示すスクラッチ面の拡大図である。 (A)第1実施形態のスクラッチ印刷物の有色迷彩層印刷工程後の状態を示す模式的な断面図、(B)当該スクラッチ印刷物の被覆層印刷工程後の状態を示す模式的な断面図、(C)当該スクラッチ印刷物の秘匿画像印刷工程後の状態を示す模式的な断面図である。 第1実施形態のスクラッチ印刷物の可視光下における視認状態を示す模式図である。 (A)第2実施形態のスクラッチ印刷物の無色迷彩層印刷工程後の状態を示す模式的な断面図、(B)当該スクラッチ印刷物の有色迷彩層印刷工程後の状態を示す模式的な断面図、(C)当該スクラッチ印刷物の被覆層印刷工程後の状態を示す模式的な断面図、(D)当該スクラッチ印刷物の秘匿画像印刷工程後の状態を示す模式的な断面図である。 第2実施形態のスクラッチ印刷物の400nm以下の波長を有する照射光下における視認状態を示す模式図である。 第3実施形態のスクラッチ印刷物の秘匿画像印刷工程後の状態を示す模式的な断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1(A)に示す第1実施形態のスクラッチ印刷物1は、ダストレスタイプのものである。図1(A)に示すスクラッチ面100を、例えばスクラッチ印刷物1を削る際に一般的に使用される10円硬貨(青銅)や100円硬貨(白銅)などの金属によって擦ることで金属自体が削れる。そして、図1(B)に示すように、当該金属の粉が付着して着色され秘匿画像aが視認可能となる。また、図2(A)は、図1(A)における金属による着色前のスクラッチ面100を拡大した図であり、図2(B)は、図1(B)における金属による着色後のスクラッチ面100を拡大した図である。なお、図1(A)及び図2(A)の秘匿画像aは、説明の便宜上実際よりも強調されて(視認しやすいように)図示されている。
図2(A)の模式的な断面図(IIIC−IIIC)である図3(C)に示すように、スクラッチ印刷物1は、印刷基材10と、有色迷彩層20と、スクラッチ層21と、秘匿画像層30と、を備える。
有色迷彩層20は、オフセット印刷などで用いられる一般的な黄色の印刷材(本実施形態ではインク)によって形成されている。図4に示すように、有色迷彩層20は、印刷基材10(本実施形態では白色の紙)上に、黄色の地紋b(本実施形態では格子模様)を形成する。当該地紋bは、可視光下において、視認する角度を変えても、秘匿画像層30で形成される秘匿画像aの視認を困難とさせる効果をもたらす。なお、格子模様は一例であり、これに限定されず、例えばモザイク模様など、秘匿画像層30で形成される秘匿画像aの視認を困難にすることができる地紋であればよい。また、図4の秘匿画像aは、説明の便宜上実際よりも強調されて(視認しやすいように)図示されている。
図3(C)に戻り、スクラッチ層21は、やや白濁した透明な酸化アルミニウム(Al23)の印刷材(本実施形態ではインク)で形成されている。スクラッチ層21は、有色迷彩層20を覆うようにベタ塗りされている。なお、本明細書でいう透明とは、可視光の少なくとも一部を透過する性質を意味する。換言すれば、スクラッチ層21を介して有色迷彩層20が視認可能であることを意味する。したがって、完全な透明である必要はなく、本実施形態のようにやや白濁した透明も含まれる。
また、スクラッチ層21は、モース硬度の値が9である酸化アルミニウムで形成されているため、硬貨に使用される金属と比較してモース硬度が高い。したがって、スクラッチ層21の表面(図3(C)でいう上面)には、金属を削るスクラッチ面100(研磨層)が形成される。
秘匿画像層30は、オンデマンド印刷で用いられる一般的な黄色の印刷材(本実施形態ではトナー)で形成されている。図3(C)に示すように、秘匿画像層30は、スクラッチ面100上(スクラッチ層21を介して視認される黄色の地紋b上)に黄色の秘匿画像aを形成する。ここでいう秘匿画像aは特に限定されず、例えば、アルファベットなどの文字、記号、数字などでもよい。また、秘匿画像層30を形成するトナーは、レーザプリンタなどで使用される一般的な印刷用トナーである。なお、本実施形態では、秘匿画像層30の色と、スクラッチ層21を介して視認される有色迷彩層20の色とが、同系色であってできるだけ近い色になるように設定されている。
硬貨などの金属でスクラッチ面100を擦ると、スクラッチ面100上で当該金属が削れ、当該金属の粉がスクラッチ面100に付着する。ただし、秘匿画像層30はスクラッチ面100をコートする役目を果たすため、秘匿画像層30によって形成される秘匿画像aが印刷されている箇所には金属の粉が付着しない。これにより、図2(B)に示すとおり、スクラッチ面100内の秘匿画像a以外の領域が金属の粉により黒く着色され、秘匿画像aが印刷されている部分のみが黄色く残り、秘匿画像aが視認できるようになる。
次に、第1実施形態のスクラッチ印刷物1の製造方法について説明する。
スクラッチ印刷物1の製造工程には、有色迷彩層印刷工程と、被覆層印刷工程と、秘匿画像印刷工程と、が含まれる。
まず、図3(A)に示すように、有色迷彩層印刷工程では、印刷基材10上に、黄色のインクで地紋b(本実施形態では格子模様)を形成する有色迷彩層20がオフセット印刷される。
次に、図3(B)に示すように、被覆層印刷工程では、有色迷彩層印刷工程後の印刷基材10上(有色迷彩層20上)に、有色迷彩層20をベタ塗りで覆うように酸化アルミニウムのインクによるスクラッチ層21がオフセット印刷される。
次に、図3(C)に示すように、秘匿画像印刷工程では、被覆層印刷工程後のスクラッチ面100上に、黄色のトナーで秘匿画像aがオンデマンド印刷される。
つまり、被覆層印刷工程が終了した段階(図3(B))で、スクラッチ印刷物用の台紙が製造される。そして、この台紙に対する秘匿画像aの印刷は、秘匿画像印刷工程(図3(C))によりオンデマンド印刷によって行うことが可能となる。
なお、図3(A)、図3(B)及び図3(C)では、説明の便宜上、各層(印刷材)の厚みが実際よりも厚く示されている。
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
第1実施形態のスクラッチ印刷物1では、スクラッチ面100を形成する透明なスクラッチ層21を介して、有色迷彩層20により形成される黄色の地紋bが可視光下において視認される。したがって、オンデマンド印刷によりスクラッチ面100上に自由に秘匿画像aを印刷することができるだけでなく、可視光下において、有色迷彩層20により秘匿画像aの視認をより困難にするスクラッチ印刷物1を製造することができる。
[第2実施形態]
図5(D)に示す第2実施形態のスクラッチ印刷物2は、基本的な構成は第1実施形態のスクラッチ印刷物1と同様であるため、共通する構成については同一の符号を用いて説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第2実施形態のスクラッチ印刷物2は、第1実施形態の印刷基材10、有色迷彩層20、スクラッチ層21及び秘匿画像層30に加え、更に無色迷彩層22を備える。
無色迷彩層22は、やや白濁した透明な酸化チタン(TiO2)の印刷材(本実施形態ではインク)で形成されている。無色迷彩層22は、印刷基材10上に地紋c(本実施形態では格子模様)を形成する。なお、格子模様は一例であり、これに限定されず、例えばモザイク模様など、秘匿画像層30で形成される秘匿画像aの視認を困難にすることができる地紋であればよい。
ただし、酸化チタンは、スクラッチ層21を形成する酸化アルミニウムと同様にやや白濁した透明のものであるため、可視光下においては、無色迷彩層22により形成される地紋cを視認することは困難であり、有色迷彩層20により形成される黄色の地紋bのみが視認される。
ここで、照射光のエネルギーよりもバンドギャップが小さい物質は、当該照射光下において、当該照射光を吸収する。このとき、印刷基材10に蛍光剤が含まれる場合には、当該物質が黒く色が沈んで視認される。一方、照射光のエネルギーよりもバンドギャップが大きい物質は、当該照射光を透過するため、周囲と同じように蛍光する。例えば、照射光のエネルギーが比較的高い照明として一般に入手が容易なブラックライトは、波長が約300nm〜400nm、光のエネルギーが約3.1eV〜4.1eVである。このため、バンドギャップが4.1eV未満の物質は、ブラックライトの照射光を吸収し得る。特に、バンドギャップが3.0eVである酸化チタンは、バンドギャップが3.1eV未満であるため、ブラックライトの波長の大きさに関係なくその照射光を吸収する。一方、酸化アルミニウムは、バンドギャップが4.1eV以上(具体的には8.8eV)であるため、無色迷彩層22とは光の吸収率が異なり、ブラックライトの照射光を透過する。このため、300nm〜400nmの波長を有するブラックライトの照射光下においては、無色迷彩層22によって形成される地紋cが黒く浮かび上がる。したがって、ブラックライトの照射光を吸収する成分が秘匿画像aを形成するトナーに含まれていても、図6に示すように、秘匿画像aとともに、無色迷彩層22によって形成される地紋cが黒く浮かび上がる。当該地紋cは、300nm〜400nmの波長を有するブラックライトの照射光下において、秘匿画像aの視認を困難とさせる効果をもたらす。なお、図6の秘匿画像aは、説明の便宜上実際よりも強調されて(視認しやすいように)図示されている。
次に、第2実施形態のスクラッチ印刷物2の製造方法について説明する。
スクラッチ印刷物2の製造工程には、第1実施形態の有色迷彩層印刷工程、スクラッチ層印刷工程及び秘匿画像印刷工程に加え、更に無色迷彩層印刷工程が含まれる。
まず、図5(A)に示すように、無色迷彩層印刷工程では、印刷基材10上に、酸化チタンのインクで地紋c(本実施形態では格子模様)を形成する無色迷彩層22がオフセット印刷される。
次に、図5(B)に示すように、有色迷彩層印刷工程では、印刷基材10上に、黄色のインクで地紋b(本実施形態では格子模様)を形成する有色迷彩層20がオフセット印刷される。なお、有色迷彩層印刷工程は、無色迷彩層印刷工程よりも前に行われてもよい。
次に、図5(C)に示すように、スクラッチ層印刷工程では、有色迷彩層印刷工程後の印刷基材10上(無色迷彩層22上及び有色迷彩層20上)に、無色迷彩層22及び有色迷彩層20がベタ塗りで覆われるように酸化アルミニウムのインクによるスクラッチ層21がオフセット印刷される。
次に、図5(D)に示すように、秘匿画像印刷工程では、スクラッチ層印刷工程後のスクラッチ面100上に、黄色のトナーで秘匿画像aがオンデマンド印刷される。
なお、図5(A)、図5(B)、図5(C)及び図5(D)では、説明の便宜上、各層(印刷材)の厚みが実際よりも厚く示されている。
以上詳述した第2実施形態によれば、以下の効果が得られる。
第2実施形態のスクラッチ印刷物2では、スクラッチ面100を形成する透明なスクラッチ層21を介して、無色迷彩層22により形成される地紋cが300nm〜400nmの波長を有するブラックライトの照射光下において視認される。したがって、ブラックライトの照射光下において、無色迷彩層22により秘匿画像aがカモフラージュされ、秘匿画像aの視認をより困難にするスクラッチ印刷物2を製造することができる。
また、スクラッチ層21及び無色迷彩層22が、照射光の吸収率が異なる複数種類のインクにより形成されているため、300nm〜400nmの波長を有するブラックライトの照射光下において、無色迷彩層22によって形成される地紋cの濃淡が明確に表示されるようにすることができる。
特に、スクラッチ層21は、バンドギャップが4.1eV以上であるため、300nm〜400nmの波長を有するブラックライトの照射光が照射された場合でも、光を透過することができる。このため、照射光が照射されると印刷基材10は蛍光剤により蛍光するが、無色迷彩層22が印刷された部分は照射光が吸収されて蛍光剤に光が到達しにくくなり、無色迷彩層22によって形成される地紋cをブラックライトの照射光下においてより明確に浮かび上がらせることができる。
[第3実施形態]
図7に示す第3実施形態のスクラッチ印刷物3は、基本的な構成は第2実施形態のスクラッチ印刷物2と同様であるため、共通する構成については同一の符号を用いて説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、図7では、説明の便宜上、各層(印刷材)の厚みが実際よりも厚く示されている。
図7に示すように、スクラッチ印刷物3は、印刷基材10と、有色迷彩層20と、スクラッチ層21と、無色迷彩層22と、秘匿画像層30と、を備える。
無色迷彩層22は、印刷基材10に、酸化チタンのインクで地紋c(本実施形態では格子模様)を形成する。スクラッチ層21は、酸化アルミニウムの印刷材で形成され、印刷基材10上に、無色迷彩層22を覆うようにベタ塗りされている。また、スクラッチ層21の表面には、金属を削るスクラッチ面100が形成される。なお、スクラッチ層21は、無色迷彩層22の前に形成されてもよい。有色迷彩層20は、スクラッチ層21の一部を覆うように印刷され、黄色の秘匿画像aを形成する。また、有色迷彩層20は、値が2.7以上であるモース硬度を有し、スクラッチ層21とともに、スクラッチ面100を形成する。秘匿画像層30は、スクラッチ面100上に黄色の秘匿画像aを形成する。
ここで、前述したように、酸化アルミニウムはブラックライトの照射光を透過し、酸化チタンは300nm〜400nmの波長を有するブラックライトの照射光を吸収する。よって、本実施形態のように無色迷彩層22がスクラッチ印刷物3の最下層に形成された場合でも、300nm〜400nmの波長を有する照射光下において、照射光が照射されると印刷基材10は蛍光剤により蛍光するが、無色迷彩層22が印刷された部分は照射光が吸収されて蛍光剤に光が到達しにくくなり、地紋cは黒く浮かび上がる。
以上詳述した第3実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上記第1、第2及び第3実施形態では、黄色のインクが所定色の印刷材の一例に相当し、地紋bが第1の迷彩画像の一例に相当し、有色迷彩層20が迷彩層及び第1の迷彩層の一例に相当する。また、無色迷彩層22が第2の迷彩層の一例に相当し、スクラッチ層21及び無色迷彩層22が被覆層及びベース層の一例に相当し、酸化チタンのインクが第1の印刷材の一例に相当し、無色迷彩層22が第1の印刷材による層の一例に相当し、地紋cが第2の迷彩画像の一例に相当する。また、酸化アルミニウムのインクが第2の印刷材の一例に相当し、スクラッチ層21が第2の印刷材による層の一例に相当し、黄色のトナーが所定色と同系色の印刷材の一例に相当する。また、有色迷彩層印刷工程が迷彩層印刷工程及び第1の迷彩層印刷工程の一例に相当し、無色迷彩層印刷工程が第2の迷彩層印刷工程の一例に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を取り得ることは言うまでもない。
(a)上記実施形態では、有色迷彩層20により形成される地紋b及び秘匿画像層30により形成される秘匿画像aが黄色である構成を例示したが、これに限定されるものではなく、黄色以外の同系色の印刷材で形成されていてもよい。
(b)上記実施形態では、スクラッチ層21が酸化アルミニウムのインクで形成された構成を例示したが、これに限定されるものではない。スクラッチ層21を形成する印刷材は、4.1eV〜20eVのバンドギャップを有し、かつ金属を削るモース硬度を有していればよく、例えば、以下に示す物質が挙げられる。
バンドギャップ モース硬度
酸化マグネシウム 7.8 9
酸化タンタル 4.4 7
酸化カルシウム 7.0 4〜4.5
フッ化リチウム 14.2 4
塩化ナトリウム 9.0 3
なお、スクラッチ印刷物を削る金属として一般的に使用される硬貨のモース硬度は、以下に挙げられる。
モース硬度
1円硬貨(アルミニウム) 2.7
5円硬貨(黄銅) 3〜4
10円硬貨(青銅) 3.5
50円硬貨(白銅) 5〜5.5
100円硬貨(白銅) 5〜5.5
500円硬貨(白銅) 5〜5.5
なお、上記の数値は参考値である。
(c)上記実施形態では、無色迷彩層22が酸化チタンのインクで形成された構成を例示したが、これに限定されるものではない。無色迷彩層22を形成する印刷材は、400nm以下の波長を有する照射光よりもバンドギャップが小さい(バンドギャップが3.26eV〜4.1eV未満である)物質であればよく、例えば、以下に示す物質が挙げられる。
酸化亜鉛(ZnO)、窒化ガリウム(GaN)、チタン酸バリウム(BaTiO3)、硫化亜鉛(ZnS)、炭化ケイ素(シリコン)(SiC)、硫化カドミウム(CdS)、酸化鉄(Fe2O3)、酸化タングステン(WO3)、リン化アルミニウム(AlP)、酸化ニッケル(NiO)、酸化マンガン(MnO2)、酸化スズ(SnO)、リン化ガリウム(GaP)
(d)上記実施形態では、秘匿画像層30の印刷工程を除く工程をすべてオフセット印刷で行う製造方法を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、一部の工程又はすべての工程を、スクリーン印刷又はインクジェット印刷で行ってもよい。
(e)秘匿画像層30の印刷方法は特に限定されない。例えば、レーザプリンタで印刷してもよく、また、インクジェットプリンタで印刷してもよい。
(f)上記実施形態では、スクラッチ層21が酸化アルミニウムのインクで形成された構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、酸化チタンによって形成されてもよい。この場合、スクラッチ層21及び無色迷彩層22による酸化チタンのインクの層は、地紋cが形成される部分はスクラッチ層21及び無色迷彩層22により当該インクが厚くなり、それ以外の部分はスクラッチ層21のみとなるので薄くなる。このため、このような厚みの差によって、400nm以下の波長を有する照射光下においても濃淡が生じて地紋cが浮かび上がり、秘匿画像aの視認を困難とさせる効果を維持することができる。なお、この場合の製造方法については特に限定されず、無色迷彩層印刷工程とスクラッチ層印刷工程とを上記第2実施形態と同様の順序で行ってもよく、また、同時に行ってもよい。なお、上記の工程を同時に行う場合、酸化チタンのインクの層は、地紋cが形成される部分とそれ以外の部分に、例えば網点の密度等、面積比率に差が生じるように印刷される。
(g)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1,2,3…スクラッチ印刷物、10…印刷基材、20…有色迷彩層、21…スクラッチ層、22…無色迷彩層、30…秘匿画像層、100…スクラッチ面、a…秘匿画像、b,c…地紋。

Claims (10)

  1. スクラッチ印刷物用の台紙であって、
    前記スクラッチ印刷物は、スクラッチ面を金属で擦ることで当該金属が削れ、当該金属の粉が付着して、前記台紙上に印刷される秘匿画像が視認可能となるものであり、
    前記台紙は、
    印刷基材上に印刷され、所定色の印刷材で第1の迷彩画像を形成する第1の迷彩層と、
    前記印刷基材上において前記第1の迷彩層を覆うように印刷され、前記スクラッチ面を形成する、透明なスクラッチ層と、
    を備える、スクラッチ印刷物用の台紙。
  2. 請求項1に記載のスクラッチ印刷物用の台紙であって、
    バンドギャップが4.1eV未満である第1の印刷材により、400nm以下の波長を有する照射光が照射されることで視認可能となる第2の迷彩画像を形成する第2の迷彩層を更に備える、スクラッチ印刷物用の台紙。
  3. 請求項2に記載のスクラッチ印刷物用の台紙であって、
    前記スクラッチ層と前記第2の迷彩層とは、前記照射光の吸収率の異なる印刷材により形成される、スクラッチ印刷物用の台紙。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のスクラッチ印刷物用の台紙であって、
    前記スクラッチ層は、バンドギャップが4.1eV以上である第2の印刷材により形成され、
    前記スクラッチ層が、前記第1の迷彩層及び前記第2の迷彩層を覆うように印刷され、前記スクラッチ面を形成する、スクラッチ印刷物用の台紙。
  5. スクラッチ印刷物用の台紙であって、
    前記スクラッチ印刷物は、スクラッチ面を金属で擦ることで当該金属が削れ、当該金属の粉が付着して、前記台紙上に印刷される秘匿画像が視認可能となるものであり、
    前記台紙は、
    印刷基材上に印刷され、バンドギャップが4.1eV未満である第1の印刷材により、400nm以下の波長を有する照射光が照射されることで視認可能となる第2の迷彩画像を形成する、第2の迷彩層と、
    前記印刷基材上において、前記第2の迷彩層を覆うように印刷され、バンドギャップが4.1eV以上である第2の印刷材により形成され、前記スクラッチ面を形成するスクラッチ層と、
    前記スクラッチ層の一部を覆うように印刷され、前記スクラッチ層とともに前記スクラッチ面を形成し、所定色の印刷材で第1の迷彩画像を形成する第1の迷彩層と、
    を備える、スクラッチ印刷物用の台紙。
  6. スクラッチ印刷物用の台紙であって、
    前記スクラッチ印刷物は、スクラッチ面を金属で擦ることで当該金属が削れ、当該金属の粉が付着して、前記台紙上に印刷される秘匿画像が視認可能となるものであり、
    前記台紙は、
    印刷基材上に印刷され、バンドギャップが4.1eV以上である第2の印刷材により形成され、前記スクラッチ面を形成するスクラッチ層と、
    前記スクラッチ層上に印刷され、前記スクラッチ層とともに前記スクラッチ面を形成し、所定色の印刷材で第1の迷彩画像を形成する第1の迷彩層と、
    前記スクラッチ層上に印刷され、バンドギャップが4.1eV未満である第1の印刷材により、400nm以下の波長を有する照射光が照射されることで視認可能となる第2の迷彩画像を形成する第2の迷彩層と、
    を備える、スクラッチ印刷物用の台紙。
  7. スクラッチ印刷物用の台紙であって、
    前記スクラッチ印刷物は、スクラッチ面を金属で擦ることで当該金属が削れ、当該金属の粉が付着して、前記台紙上に印刷される秘匿画像が視認可能となるものであり、
    前記台紙は、
    印刷基材上に印刷され、所定色の印刷材で第1の迷彩画像を形成する第1の迷彩層と、
    前記印刷基材上において前記第1の迷彩層を覆うように印刷され、バンドギャップが4.1eV未満である第1の印刷材により形成され、前記スクラッチ面を形成する、透明なスクラッチ層と、
    を備え、
    前記スクラッチ面を形成する層内に、400nm以下の波長を有する照射光が照射されることで視認可能となる迷彩画像が含まれる、スクラッチ印刷物用の台紙。
  8. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のスクラッチ印刷物用の台紙を備えるスクラッチ印刷物であって、
    前記スクラッチ面上に、前記所定色と同系色の印刷材で前記秘匿画像が印刷されている、スクラッチ印刷物。
  9. スクラッチ面を金属で擦ることで当該金属が削れ、当該金属の粉が付着して秘匿画像が視認可能となるスクラッチ印刷物の製造方法であって、
    印刷基材上に、所定色の印刷材で第1の迷彩画像を形成する迷彩層を印刷する迷彩層印刷工程と、
    前記迷彩層印刷工程よりも後に、前記印刷基材上に、前記スクラッチ面を形成する、透明な被覆層を、前記迷彩層を覆うように印刷する被覆層印刷工程と、
    前記被覆層印刷工程よりも後に、前記スクラッチ面上に、前記所定色と同系色の印刷材で前記秘匿画像を印刷する秘匿画像印刷工程と、
    を備える、スクラッチ印刷物の製造方法。
  10. スクラッチ面を金属で擦ることで当該金属が削れ、当該金属の粉が付着して秘匿画像が視認可能となるスクラッチ印刷物の製造方法であって、
    印刷基材上に、所定色の印刷材で第1の迷彩画像を形成する第1の迷彩層を印刷する第1の迷彩層印刷工程と、
    前記第1の迷彩層印刷工程の前又は後に、バンドギャップが4.1eV未満である第1の印刷材により400nm以下の波長を有する照射光が照射されることで視認可能となる第2の迷彩画像を形成する第2の迷彩層を印刷する第2の迷彩層印刷工程と、
    前記第1の迷彩層印刷工程及び前記第2の迷彩層印刷工程よりも後に、前記印刷基材上に、前記スクラッチ面を形成するスクラッチ層を、バンドギャップが4.1eV以上である透明な第2の印刷材により前記第1の迷彩層及び前記第2の迷彩層を覆うように印刷するスクラッチ層印刷工程と、
    前記スクラッチ層印刷工程よりも後に、前記スクラッチ面上に、前記所定色と同系色の印刷材で前記秘匿画像を印刷する秘匿画像印刷工程と、
    を備える、スクラッチ印刷物の製造方法。
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