JP6450872B2 - 遊星ギヤユニット - Google Patents

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Description

本発明は、入力された回転動力を減速して出力する遊星ギヤユニットに関する。
入力された回転動力を減速して出力する遊星ギヤユニットは従前から広く利用されており、例えば、下記特許文献1には、電動モータユニットと共働して、作業車両におけるホイールモータ装置を形成するように構成された遊星ギヤユニットが開示されている。
特許第4743819号公報
本発明は、径方向に関し小型化を図り得る遊星ギヤユニットの提供を目的とする。
本発明は、前記目的を達成する為に、回転動力を入力する遊星入力軸と、前記遊星入力軸に連結されるサンギヤと、前記サンギヤに噛合する遊星ギヤと、前記遊星ギヤを相対回転自在に支持し、前記遊星ギヤと共に前記サンギヤ回りに公転するキャリアピンと、内周縁において前記遊星ギヤに噛合するリング状とされ且つ固定要素とされるインターナルギヤと、前記キャリアピンを支持し且つ前記キャリアピンの前記サンギヤ回りの公転に従って前記遊星入力軸と同一軸線回りに回転するキャリア部材と、前記遊星入力軸と同一軸線上に配置され、前記キャリア部材に対して軸線回り相対回転不能とされた遊星出力軸と、遊星ケースとを備えた遊星ギヤユニットであって、前記遊星ケースは、前記遊星入力軸が挿通される入力開口が形成された第1遊星カバーと、前記サンギヤ及び前記遊星ギヤを挟んで前記第1遊星カバーと対向し且つ前記遊星出力軸が挿通される出力開口が形成された第2遊星カバーとを有し、前記インターナルギヤは周方向に配列された複数のインターナルギヤ側締結孔を有し、前記第1及び第2遊星カバーは前記インターナルギヤ側締結孔に対応した遊星カバー側締結孔を有し、前記第1遊星カバー、前記第2遊星カバー及び前記インターナルギヤは、前記インターナルギヤが前記遊星ケースの周壁を形成するように前記第1及び第2遊星カバーによって挟まれた状態で、前記遊星カバー側締結孔及び前記インターナルギヤ側締結孔を利用して一体的に連結されており、前記第1遊星カバーには周方向に関し隣接する前記遊星カバー側締結孔の間に装着孔が設けられ、一体的に連結された状態の前記第1遊星カバー、前記第2遊星カバー及び前記インターナルギヤが前記装着孔を利用して固定部材に装着可能とされており、前記インターナルギヤは、周方向に関し前記装着孔に対応した領域の外周面が前記インターナルギヤ側締結孔が形成された領域の外周面に比して径方向内方へ凹まされている遊星ギヤユニットを提供する。
好ましくは、前記複数のインターナルギヤ側締結孔は、前記第1遊星カバーに向けて開くインターナルギヤ側第1ネジ付き孔と、前記第2遊星カバーに向けて開くインターナルギヤ側第2ネジ付き孔とを含み得る。
この場合、前記遊星カバー側締結孔は、前記インターナルギヤ側第1ネジ付き孔に対応して前記第1遊星カバーに形成された第1遊星カバー側締結孔と、前記インターナルギヤ側第2ネジ付き孔に対応して前記第2遊星カバーに形成された第2遊星カバー側締結孔とを含むものとされる。
一形態においては、前記キャリア部材は、前記遊星ギヤより軸線方向一方側に位置し、前記遊星入力軸が挿通される中央開口及び前記キャリアピンを支持する軸受孔が形成されたキャリア側第1側壁と、前記遊星ギヤより軸線方向他方側に位置し、前記キャリアピンを支持する軸受孔が形成されたキャリア側第2側壁と、前記遊星ギヤの一部が前記キャリア側第1及び第2側壁より径方向外方へ延在することを許容しつつ前記キャリア側第1及び第2側壁を連結する連結片とを有し得る。
前記一形態において、好ましくは、前記キャリアピンの第1端部を前記キャリア側第1及び第2側壁の一方の側壁の前記軸受孔、前記遊星ギヤに形成された軸受孔、並びに、前記キャリア側第1及び第2側壁の他方の側壁の前記軸受孔に順に挿通させることで、前記キャリアピンは、軸線方向中間部において前記遊星ギヤを支持した状態で、前記第1端部において前記他方の側壁に且つ前記第1端部とは反対側の第2端部において前記一方の側壁に支持される。
前記キャリアピンの前記第1端部は、前記中間部から先端側へ延びる基端領域と前記基端領域から先端側へ延びる先端領域とを有するものとされる。
前記先端領域の断面形状が前記基端領域の断面形状の一部を切り欠いた形状とされることで、前記基端領域には前記第1端部の先端側を向く第1段差面が形成され且つ前記先端領域には前記キャリアピンの軸線を基準にして径方向を向く第2段差面が形成され、前記他方の側壁には、前記第1及び第2段差面にそれぞれ係合する第1及び第2係合面が形成される。
さらに好ましくは、前記他方の側壁は、前記伝動軸と同軸上に位置する大径部及び小径部を有するものとされる。
前記大径部には、前記軸受孔が形成され、前記小径部は、前記大径部より前記キャリアピン挿通方向先端側に位置し且つ前記大径部の前記軸受孔の一部を覆うような直径とされており、前記小径部における前記軸受孔に臨む端面が前記第1係合面を形成し、前記小径部における外周面が前記第2係合面を形成する。
本発明に係る遊星ギヤユニットによれば、第1遊星カバー、第2遊星カバー及びインターナルギヤが、前記インターナルギヤによって遊星ケースの周壁が形成されるように前記インターナルギヤが前記第1及び第2遊星カバーによって挟まれた状態で、遊星カバー側締結孔及びインターナルギヤ側締結孔を利用して一体的に連結され、且つ、前記第1遊星カバーには周方向に関し隣接する前記遊星カバー側締結孔の間に装着孔が設けられ、一体的に連結された状態の前記第1遊星カバー、前記第2遊星カバー及び前記インターナルギヤが前記装着孔を利用して電動モータユニット等の固定部材に装着可能とされている構成において、前記インターナルギヤの外周面のうち周方向に関し前記装着孔に対応した領域が前記インターナルギヤ側締結孔が形成された領域に比して径方向内方へ凹まされているので、径方向に関し可及的な小型化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る遊星ギヤユニットが電動モータユニットと共働して形成する電動モータ駆動装置の正面図であって、電動バイクのホイールモータ装置として適用された状態を示している。 図2は、前記電動モータ駆動装置の縦断面図である。 図3は、前記電動モータ駆動装置の端面図である。 図4は、前記遊星ギヤユニットの斜視図である。 図5は、前記遊星ギヤユニットの分解斜視図である。 図6は、前記遊星ギヤユニットにおけるキャリア部材及びキャリアピンの拡大斜視図である。 図7は、図2におけるVII部拡大図である。 図8は、前記遊星ギヤユニットの変形例の縦断面図である。 図9は、前記遊星ギヤユニットの他の変形例の部分縦断面図である。
以下、本発明に係る遊星ギヤユニットの一実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施の形態に係る遊星ギヤユニット200が適用された電動モータ駆動装置1の正面図であって、電動バイクのホイールモータ装置として適用された状態の正面図を示す。
又、図2及び図3に、それぞれ、前記電動モータ駆動装置1の縦断正面図及び端面図を示す。
図1〜図3に示すように、前記電動モータ駆動装置1は、電動モータ本体110及び前記電動モータ本体110を収容するモータケース150を含む電動モータユニット100と、前記電動モータ本体110から入力される回転動力を減速する遊星ギヤ機構210、前記遊星ギヤ機構210によって減速された回転動力を出力する遊星出力軸280及び前記遊星ギヤ機構210を収容し且つ前記モータケース150に連結される遊星ケース250を含む遊星ギヤユニット200とを備えている。
図2に示すように、前記電動モータ本体110は、永久磁石を有する回転子115と、前記回転子115の径方向外方において周方向に沿って配列された複数の固定子120と、前記複数の固定子120のそれぞれに巻き回された複数のモータコイル125とを有している。
図2に示すように、前記モータケース150は、前記遊星ギヤユニット200に近接する側に位置するモータ側第1側壁155と、前記電動モータ本体110を挟んで前記モータ側第1側壁155と対向するモータ側第2側壁160と、前記モータ側第1及び第2側壁155、160の周縁を連結するモータ側周壁165とを有している。
図2に示すように、前記モータ側第1側壁155には、前記電動モータ本体110の回転動力を前記遊星ギヤ機構210へ伝達する伝動軸180が挿通される出力開口155Aが形成されている。
なお、前記伝動軸180の詳細構造については後述する。
本実施の形態においては、前記電動モータユニット100は、互いに別体とされた第1及び第2モータカバー101、102を有している。
前記第1モータカバー101は、前記モータ側第1側壁155を形成する第1端面101aと、前記第1端面101aの外周縁から前記伝動軸180の軸線方向に沿って前記遊星ギヤユニット200から離間する方向へ延びる第1周面101bとを有している。
前記第2モータカバー102は、前記モータ側第2側壁160を形成する第2端面102aと、前記第2端面102aの外周縁から前記伝動軸180の軸線方向に沿って前記遊星ギヤユニット200に近接する方向へ延びる第2周面102bとを有している。
本実施の形態においては、前記電動モータユニット100は、さらに、筒状の中間モータカバー103を有している。
前記中間モータカバー103は、前記第1及び第2モータカバー101、102によって挟まれた状態で前記第1及び第2モータカバー101、102にモータカバー締結部材105によって一体的に連結されている。
この場合、前記第1周面101b、前記第2周面102b及び前記中間モータカバー103が前記モータ側周壁165を形成する。
図4に、前記伝動軸180が組み付けられた状態の前記遊星ギヤユニット200の斜視図を示す。
又、図5に、前記伝動軸180付き遊星ギヤユニット200の分解斜視図を示す。
図2及び図5に示すように、前記遊星ギヤ機構210は、前記電動モータ本体110からの回転動力を前記伝動軸180を介して入力するサンギヤ211と、前記サンギヤ211に噛合する遊星ギヤ212と、前記遊星ギヤ212を相対回転自在に支持し、前記遊星ギヤ212と共に前記サンギヤ211回りに公転するキャリアピン225と、前記遊星ギヤ212に噛合し且つ固定要素とされるインターナルギヤ215と、前記キャリアピン225を支持し且つ前記遊星出力軸280が連結されたキャリア部材220とを有している。
図6に、前記キャリアピン225及び前記キャリア部材220近傍の拡大斜視図を示す。
図2、図5及び図6に示すように、前記キャリア部材220は、前記遊星ギヤ212を挟んで前記モータケース150に近接する側及び前記モータケース150から離間する側にそれぞれ位置するキャリア側第1及び第2側壁221、222と、前記遊星ギヤ212の一部が前記キャリア側第1及び第2側壁221、222より径方向外方へ延在することを許容しつつ前記キャリア側第1及び第2側壁221、222を連結する連結片223とを有している。
前記キャリア側第1側壁221には、前記伝動軸180が挿通される中央開口221Aと、前記キャリアピン225を支持する軸受孔221aとが形成されている。
一方、前記キャリア側第2側壁222には、前記キャリア側第1側壁221の前記軸受孔221aに対向する位置に前記キャリアピン225を支持する軸受孔222aが形成されている。
本実施の形態においては、前記キャリアピン225が挿通方向に位置ズレすること及び軸線回りに回転(自転)することを防止する為に下記構成が備えられている。
図2及び図6に示すように、前記キャリアピン225は、第1端部226を前記キャリア側第1及び第2側壁221、222の一方の側壁(本実施の形態においては前記キャリア側第2側壁222)に形成された前記軸受孔222a、前記遊星ギヤ212に形成された軸受孔212a、並びに、前記キャリア側第1及び第2側壁221、222の他方の側壁(本実施の形態においては前記キャリア側第1側壁221)に形成された前記軸受孔221aに順に挿通させることで、軸線方向中間部227において前記遊星ギヤ212を支持した状態で、前記第1端部226において前記他方の側壁(本実施の形態においては前記キャリア側第1側壁221)に支持され且つ前記第1端部226とは反対側の第2端部228において前記一方の側壁(本実施の形態においては前記キャリア側第2側壁222)に支持される。
ここで、前記キャリアピン225の前記第1端部226は、前記中間部227から先端側へ延びる基端領域226aと、前記基端領域226aから先端側へ延びる先端領域226bとを含んでいる。
図7に、図2におけるVII部拡大図を示す。
図2、図6及び図7に示すように、前記先端領域226bの断面形状は前記基端領域226aの断面形状の一部を切り欠いた形状とされており、これにより、前記基端領域226aには前記第1端部226の先端側を向く第1段差面226cが形成され且つ前記先端領域226bには前記キャリアピン225の軸線を基準にして径方向を向く第2段差面226dが形成されている。
なお、本実施の形態においては、図6等に示すように、前記基端領域226aは断面円形状とされ、前記先端領域226bは、前記基端領域226aの断面形状の一部を切り欠いた断面非円形状とされている。
そして、前記キャリアピン225の前記第1端部226が挿入される前記軸受孔221aが形成された前記他方の側壁(本実施の形態においては前記キャリア側第1側壁221)には、前記第1及び第2段差面226c、226dがそれぞれ係合する第1及び第2係合面221c、221dが設けられている。
斯かる構成によれば、追加部材を備えることなく、前記キャリアピン225が前記挿入方向先端側に位置ズレすること及び軸線回りに回転することを確実に防止することができる。
なお、前記キャリアピン225の脱離方向(前記挿入方向基端側)への抜け止めはキーによって行われている。
本実施の形態においては、前記第1及び第2係合面221c、221dは下記構造によって形成されている。
即ち、図6及び図7に示すように、前記他方の側壁(本実施の形態においては前記キャリア側第1側壁221)は、前記伝動軸180と同軸上の大径部221L及び小径部221Sを有している。
前記軸受孔221aは前記大径部221Lに形成されている。
前記小径部221Sは、前記大径部221Lより前記キャリアピン225の挿通方向先端側に位置しており、前記軸受孔221aの一部を覆うような直径とされている。
斯かる構成において、前記小径部221Sにおける前記軸受孔221aに臨む端面が前記第1係合面221cを形成し、前記小径部221Sにおける外周面が前記第2係合面221dを形成している。
斯かる構成によれば、構造簡略化を図りつつ、前記第1及び第2係合面221c、221dを形成することができる。
図2に示すように、前記遊星ケース250は、軸線方向に関し前記モータケース150に近接する遊星側第1側壁255と、軸線方向に関し前記モータケース150とは反対側に位置する遊星側第2側壁260と、前記遊星側第1及び第2側壁255、260の外周縁を連結する遊星側周壁265とを有している。
前記遊星側第1側壁255には、前記伝動軸180が挿通される入力開口255Aが形成されている。
即ち、前記伝動軸180は、前記モータケース150の前記出力開口155A及び前記遊星ケース250の前記入力開口255Aを介して前記モータケース150の内部空間から前記遊星ケース250の内部空間へ延びている。
なお、前記伝動軸180は、さらに、前記キャリア部材220の前記中央開口221Aを介して前記キャリア部材220の内部へ延びている。
本実施の形態においては、前記遊星側第1側壁255は、前記キャリア側第1側壁221を回転自在に支持している。
詳しくは、図2に示すように、前記遊星側第1側壁255は、径方向中央に前記伝動軸180が挿通される入力開口255Aが形成され、前記入力開口255Aの外周縁から径方向外方へ延びる内方領域256と、前記内方領域256の径方向内端から前記キャリア側第1側壁221に近接する方向へ延びる軸線方向延在領域257と、前記内方領域256から移行領域258を介して径方向外方へ延び、前記内方領域256よりも前記電動モータユニット100から離間された外方領域259とを有している。
斯かる構成において、前記キャリア側第1側壁221は、図2に示すように、前記軸線方向延在領域257の外周面に配置された軸受部材10を介して前記遊星側第1側壁255に回転自在に支持されている。
図2に示すように、前記外方領域259は、前記モータケース150及び前記遊星ケース250を連結させた際に、少なくとも一部が前記モータ側第1側壁155に当接されている。
一方、前記外方領域259よりも前記電動モータユニット100に近接されている前記内方領域256は、前記モータケース150及び前記遊星ケース250を連結させた際に、少なくとも一部が前記モータ側第1側壁155の前記出力開口155Aを介して前記モータケース150内に突入されている。
このように、本実施の形態においては、前記電動モータユニット100側に位置する前記キャリア部材220の前記キャリア側第1側壁221を前記遊星ケース250における前記遊星側第1側壁255によって回転自在に支持させると共に、前記キャリア側第1側壁221の一部を前記出力開口155Aを介して前記モータケース150内に突入させており、これにより、前記電動モータ駆動装置1全体の軸線方向長さの短縮化を図っている。
また、本実施の形態においては、図2及び図5に示すように、前記インターナルギヤ215を、内周縁に前記遊星ギヤ212と噛合する歯部が設けられたリング状とし、前記サンギヤ211、前記遊星ギヤ212及び前記インターナルギヤ215を軸線方向同一位置に位置させることで前記遊星ギヤ機構210の軸線方向に関する小型化も図っている。
本実施の形態においては、前記インターナルギヤ215が前記遊星ケース250の前記遊星側周壁265を形成している。
詳しくは、図2及び図5に示すように、前記遊星ギヤユニット200は、互いに対して別体とされ且つ前記遊星側第1及び第2側壁255、260をそれぞれ形成する第1及び第2遊星カバー201、202を有している。
前記第1及び第2遊星カバー201、202は前記インターナルギヤ215を挟んだ状態で一体的に連結されている。
詳しくは、図2及び図5に示すように、前記インターナルギヤ215には、周方向に配列された複数のインターナルギヤ側締結孔216が形成されている。
一方、前記第1及び第2遊星カバー201、202には前記インターナルギヤ側締結孔216に対応した遊星カバー側締結孔206が形成されている。
斯かる構成において、前記第1遊星カバー201、前記第2遊星カバー202及び前記インターナルギヤ215は、前記インターナルギヤ215が前記遊星ケース250の前記遊星側周壁265を形成するように前記第1及び第2遊星カバー201、202によって挟まれた状態で、前記遊星カバー側締結孔206及び前記インターナルギヤ側締結孔216を利用して締結部材205によって一体的に連結されている。
なお、本実施の形態においては、図2及び図5に示すように、前記複数のインターナルギヤ側締結孔216は、前記第1遊星カバー201に向けて開くインターナルギヤ側第1ネジ付き孔216aと、前記第2遊星カバー202に向けて開くインターナルギヤ側第2ネジ付き孔216bとを含んでいる。
一方、前記遊星カバー側締結孔206は、前記インターナルギヤ側第1ネジ付き孔216aに対応して前記第1遊星カバー201に形成された第1遊星カバー側締結孔206aと、前記インターナルギヤ側第2ネジ付き孔216bに対応して前記第2遊星カバー202に形成された第2遊星カバー側締結孔206bとを含んでいる。
即ち、締結部材205aによって前記第1遊星カバー201及び前記インターナルギヤ215が連結され、且つ、締結部材205bによって前記第2遊星カバー202及び前記インターナルギヤ215が連結されることで、前記第1遊星カバー201、前記第2遊星カバー202及び前記インターナルギヤ215が一体的に連結されている。
斯かる構成に代えて、図8に示すように、前記インターナルギヤ215を前記第1及び第2遊星カバー201、202の一方に一体形成することも可能である。
この場合、前記第1及び第2遊星カバー201、202は、前記遊星カバー側締結孔206a、206bを利用して締結部材205によって一体的に連結される。
なお、図8に示す変形例においては、前記インターナルギヤ215は前記第1遊星カバー201に一体形成されている。
次に、前記遊星ケース250及び前記モータケース150の連結構造について説明する。
本実施の形態においては、前記遊星ケース250及び前記モータケース150は装着用締結部材50(図2参照)によって着脱可能に連結されている。
詳しくは、図2及び図5に示すように、前記第1遊星カバー201には遊星ケース側装着孔207が形成されており、前記モータケース150には前記遊星ケース側装着孔207に対応したモータケース側装着孔151が形成されている。
そして、前記第1遊星カバー201、前記第2遊星カバー202及び前記インターナルギヤ215が一体的に連結されてなる前記遊星ケース250が、前記遊星ケース側装着孔207及び前記モータケース側装着孔151を利用して前記装着用締結部材50によって前記モータケース150に連結されている。
このような構成においては、前記装着用締結部材50が前記インターナルギヤ215に干渉しないように構成する必要がある。
一般的には、前記遊星ケース側装着孔207を前記インターナルギヤ215の外周縁より径方向外方に位置させることで、前記装着用締結部材50が前記インターナルギヤ215に干渉することを防止することができる。
しかしながら、斯かる構成では、前記第1遊星カバー201及び前記モータケース150を径方向に大型化する必要が生じる。
即ち、前記遊星ケース側装着孔207を前記インターナルギヤ215の外周縁より径方向外方に設ける為には、前記第1遊星カバー201に、前記インターナルギヤ215の外周縁より径方向外方に位置するフランジを設け、前記フランジに前記遊星ケース側装着孔207を形成する必要があり、前記第1遊星カバー201及びこれに対応した前記モータケース150が径方向に大型化する。
なお、前記インターナルギヤ215の内径(前記遊星ギヤ212と噛合する歯部が位置する内周面の直径)は前記遊星ギヤ機構210の変速比に依存して決定され、前記インターナルギヤ215の外径は当該インターナルギヤ215に要求される強度に依存して決定される。
即ち、理論上においては、前記インターナルギヤ215を径方向に関し縮小化すれば、前記第1遊星カバー201及び前記モータケース150の径方向外方への拡大を防止することができるが、前述の通り、前記インターナルギヤ215の内径及び外径は前記遊星ギヤ機構210の変速比及び前記インターナルギヤ215に要求される強度に依存して決定される為、前記インターナルギヤ215の小径化には限度がある。
このような点を考慮した上で、本実施の形態においては、図5に示すように、前記遊星ケース側装着孔207を、周方向に関し隣接する前記遊星カバー側締結孔206の間に設け、前記インターナルギヤ215の外周面のうち周方向に関し前記遊星ケース側装着孔207に対応した領域を前記インターナルギヤ側締結孔216が形成された領域に比して径方向内方へ凹ましている。
斯かる構成によれば、前記インターナルギヤ215の内径及び外径を前記遊星ギヤ機構210の変速比及び前記インターナルギヤ215に要求される強度によって決定しつつ、前記遊星ケース側装着孔207を可及的に径方向内方に位置させて、前記第1遊星カバー201及び前記モータケース150を径方向に関し可及的に小型化させることができる。
前記遊星出力軸280は、前記伝動軸と同一軸線上に配置された状態で前記キャリア部材220に軸線回り相対回転不能に連結されている。
次に、前記遊星出力軸280について説明する。
本実施の形態においては、図2に示すように、前記遊星出力軸280は、前記遊星側第2側壁260に形成された出力開口260Aを介して前記遊星ケース250から外方へ延在された状態で、前記出力開口260Aに配設された軸受部材15によって軸線回り回転自在に支持されている。
詳しくは、本実施の形態においては、互いに対して軸線回り相対回転不能とされた前記キャリア部材220及び前記遊星出力軸280の連結体は、前記キャリア側第1側壁221及び前記遊星側第1側壁255の間に介挿された前記軸受部材10と、前記遊星側第2側壁260及び前記遊星出力軸280の間に介挿された前記軸受部材15とによって両持ち支持されている。
なお、本実施の形態においては、図2に示すように、前記遊星出力軸280は、前記キャリア部材220とは別体とされ、前記キャリア側第2側壁222に軸線回り相対回転不能且つ着脱可能に連結されている。
即ち、前記キャリア側第2側壁222には断面非円形の連結孔222A(図2参照)が形成されており、前記遊星出力軸280は前記連結孔222Aに軸線回り相対回転不能且つ着脱可能に連結されている。
これに代えて、図8に示す変形例におけるように、前記キャリア側第2側壁222と前記遊星出力軸280とを一体形成することも可能である。
又は、図9に示す他の変形例におけるように、前記遊星出力軸280を前記キャリア側第2側壁222とは別体とし、前記遊星出力軸280の基端部及び前記キャリア側第2側壁222の前記連結孔222Aを断面円形とした上で、前記遊星出力軸280の回転負荷が所定値以下の場合には前記キャリア部材220に対して軸線回り相対回転不能となり且つ前記遊星出力軸280の回転負荷が所定値を越えると前記キャリア部材220に対して相対回転するように、前記遊星出力軸280の基端部を前記キャリア側第2側壁222の前記連結孔222Aに嵌め合わせることも可能である。
斯かる構成によれば、例えば、前記遊星出力軸280によって作動的に駆動される駆動輪に過大な負荷が掛かった場合に、前記負荷によって前記電動モータ駆動装置1が損傷することを有効に防止することができる。
ここで、前記伝動軸180の詳細構造について説明する。
図2に示すように、本実施の形態においては、前記伝動軸180は単一軸とされている。
詳しくは、前記伝動軸180は、前記回転子115を相対回転不能に支持する回転子支持領域180bと、前記回転子支持領域180bから前記遊星ギヤユニット200とは反対側へ延びる基端領域180aと、前記回転子支持領域180bから前記出力開口155A及び前記入力開口255Aを介して前記遊星ケース250内に突入され、前記サンギヤ211を相対回転不能に支持するサンギヤ支持領域180cと、前記サンギヤ支持領域180cを越えて前記遊星側第2側壁260の方向へ延びる先端領域180dとを含んでいる。
図2に示すように、前記伝動軸180は、前記基端領域180a及び前記先端領域180dにおいて両持ち支持されている。
即ち、前記伝動軸180は、前記基端領域180aが軸受部材20を介して前記モータ側第2側壁160に支持され且つ前記先端領域180dが軸受部材25を介して前記キャリア側第2側壁222に支持されている。
これに代えて、図9に示す変形例におけるように、前記伝動軸180が前記回転子115を相対回転不能に支持するモータ出力軸185と、前記サンギヤ211を相対回転不能に支持する遊星入力軸190とを含むように構成することも可能である。
詳しくは、図9に示すように、前記モータ出力軸185は、前記回転子115を相対回転不能に支持する回転子支持領域185aと、前記回転子支持領域185aから前記遊星ギヤユニット200とは反対側へ延び、前記軸受部材20(図8においては図示せず、図2参照)を介して前記モータ側第2側壁160に軸線回り回転自在に支持される基端領域(図8においては図示せず)と、前記回転子支持領域185aから前記遊星ギヤユニット200の方向へ延びるモータ出力側連結領域185bとを有している。
これに対し、前記遊星入力軸190は、図9に示すように、前記サンギヤ211を相対回転不能に支持するサンギヤ支持領域190aと、前記サンギヤ支持領域190aから前記電動モータユニット100の方向へ延び、前記遊星側第1側壁255に軸受部材30を介して軸線回り回転自在に支持される遊星入力軸側連結領域190bと、前記サンギア支持領域190aから前記遊星側第2側壁260の方向へ延び、前記キャリア側第2側壁222に軸受部材25を介して軸線回り回転自在に支持される先端領域190cとを有してる。
そして、前記遊星入力軸側連結領域190b及び前記モータ出力側連結領域185bは、軸線回り相対回転不能且つ着脱自在に連結されている。
図9に示す変形例においては、前記遊星入力軸側連結領域190bの端面及び前記モータ出力側連結領域185bの端面は軸線回り相対回転不能且つ軸線方向分離可能に凹凸係合されており、前記遊星ケース250及び前記モータケース150の連結及び分離に応じて、連結及び分離されるようになっている。
190 遊星入力軸
200 遊星ギヤユニット
201 第1遊星カバー
202 第2遊星カバー
206 遊星カバー側締結孔
206a 第1遊星カバー側締結孔
206b 第2遊星カバー側締結孔
207 遊星ケース側装着孔
211 サンギヤ
212 遊星ギヤ
215 インターナルギヤ
216 インターナルギヤ側締結孔
216a インターナルギヤ側第1ネジ付き孔
216b インターナルギヤ側第2ネジ付き孔
220 キャリア部材
225 キャリアピン
250 遊星ケース
255A 入力開口
260A 出力開口
280 遊星出力軸

Claims (2)

  1. 回転動力を入力する遊星入力軸と、前記遊星入力軸に連結されるサンギヤと、前記サンギヤに噛合する遊星ギヤと、前記遊星ギヤを相対回転自在に支持し、前記遊星ギヤと共に前記サンギヤ回りに公転するキャリアピンと、内周縁において前記遊星ギヤに噛合するリング状とされ且つ固定要素とされるインターナルギヤと、前記キャリアピンを支持し且つ前記キャリアピンの前記サンギヤ回りの公転に従って前記遊星入力軸と同一軸線回りに回転するキャリア部材と、前記遊星入力軸と同一軸線上に配置され、前記キャリア部材に対して軸線回り相対回転不能とされた遊星出力軸と、遊星ケースとを備えた遊星ギヤユニットであって、
    前記遊星ケースは、前記遊星入力軸が挿通される入力開口が形成された第1遊星カバーと、前記サンギヤ及び前記遊星ギヤを挟んで前記第1遊星カバーと対向し且つ前記遊星出力軸が挿通される出力開口が形成された第2遊星カバーとを有し、
    前記インターナルギヤは周方向に配列された複数のインターナルギヤ側締結孔を有し、
    前記第1及び第2遊星カバーは前記インターナルギヤ側締結孔に対応した遊星カバー側締結孔を有し、
    前記第1遊星カバー、前記第2遊星カバー及び前記インターナルギヤは、前記インターナルギヤが前記遊星ケースの周壁を形成するように前記第1及び第2遊星カバーによって挟まれた状態で、前記遊星カバー側締結孔及び前記インターナルギヤ側締結孔を利用して一体的に連結されており、
    前記第1遊星カバーには周方向に関し隣接する前記遊星カバー側締結孔の間に装着孔が設けられ、一体的に連結された状態の前記第1遊星カバー、前記第2遊星カバー及び前記インターナルギヤが前記装着孔を利用して固定部材に装着可能とされており、
    前記インターナルギヤは、周方向に関し前記装着孔に対応した領域の外周面が前記インターナルギヤ側締結孔が形成された領域の外周面に比して径方向内方へ凹まされていることを特徴とする遊星ギヤユニット。
  2. 前記複数のインターナルギヤ側締結孔は、前記第1遊星カバーに向けて開くインターナルギヤ側第1ネジ付き孔と、前記第2遊星カバーに向けて開くインターナルギヤ側第2ネジ付き孔とを含み、
    前記遊星カバー側締結孔は、前記インターナルギヤ側第1ネジ付き孔に対応して前記第1遊星カバーに形成された第1遊星カバー側締結孔と、前記インターナルギヤ側第2ネジ付き孔に対応して前記第2遊星カバーに形成された第2遊星カバー側締結孔とを含むことを特徴とする請求項1に記載の遊星ギヤユニット。
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