JP6449575B2 - ウッド型ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ウッド型ゴルフクラブヘッドに関する。
ウッド型ゴルフクラブヘッドを設計するに当たっては、様々な設計目標が設定される。例えば、特許文献1は、スイートスポット高さを低く維持しつつ、ヘッドの上下慣性モーメントを大きくすることができるウッド型ゴルフクラブを開示している。より具体的には、特許文献1では、規定のライ角でソール部を基準面に接地させた状態で基準面に投影されるヘッドの投影像に外接する長方形を描き、これを3×3の均等な長方形領域に分割する。そして、この長方形領域の単位でソール部に重量が分配される。より具体的には、フェース側中央の長方形領域及びバック側中央の長方形領域の重量が、トゥ側中央の長方形領域及びヒール側中央の長方形領域の重量よりも大きくなるように設計される。
特開2010−99408号公報
ところで、通常、ゴルフクラブヘッドの総重量の設計目標値は予め定められており、多くの場合、ヘッド慣性モーメントを増大させるために分配可能な余剰重量は限られている。そのため、特許文献1のように、単に3×3の長方形領域の単位で重量を分配するのみでは、限られた余剰重量で十分なヘッド慣性モーメントを得られないことも十分に考えられる。
本発明は、ヘッド慣性モーメントの大きなウッド型ゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
本発明の第1観点に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、ボールを打撃するためのフェース面を有する中空構造体を備える。前記中空構造体は、前記フェース面の背面以外の内側の所定の領域に厚肉部分を有する。前記厚肉部分は、前記中空構造体内に位置する所定の基準点を中心とする、又は、前記基準点を通る直線を中心軸とする仮想曲面の外側に位置し、前記仮想曲面に沿った外表面を有する。
本発明の第2観点に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、第1観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記仮想曲面は、前記基準点を中心とする仮想的な球体又は楕円体、或いは、前記基準点を通る直線を中心軸とした仮想的な円柱、楕円柱、円錐又は楕円錐の外表面に沿った曲面である。
本発明の第3観点に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、第1観点又は第2観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記基準点は、前記ゴルフクラブヘッドの重心から25.0mmの範囲内に存在する点である。
本発明の第4観点に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、第3観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記基準点は、前記重心から10.0mmの範囲内に存在する点である。
本発明の第5観点に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、第4観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記基準点は、前記重心から5.0mmの範囲内に存在する点である。
本発明の第6観点に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、第5観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記基準点は、前記重心から2.0mmの範囲内に存在する点である。
本発明の第7観点に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、第1観点から第6観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記中空構造体は、クラウン部、ソール部及びサイド部を有する。前記厚肉部分は、前記ソール部に設けられている。
本発明の第8観点に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、第1観点から第7観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記厚肉部分は、前記ゴルフクラブヘッドの重心を含み、トゥ−ヒール方向に延び、水平面に垂直な深度平面よりバック側に位置する。
本発明の第9観点に係るウッド型ゴルフクラブヘッドは、第1観点から第8観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記厚肉部分は、前記深度平面に沿った外表面をさらに有する。
第1観点によれば、ゴルフクラブヘッドの中空構造体の内側の厚肉部分が、中空構造体内の所定の基準点を中心とする、又は当該基準点を通る直線を中心軸とする仮想曲面の外側に位置し、当該仮想曲面に沿った外表面を有する。その結果、中空構造体内の所定の基準点から遠い位置にバランスよく重量の分配されたゴルフクラブヘッドが提供される。従って、重量が適切に分配され、ヘッド慣性モーメントを大きくすることができる。
第1実施形態に係るゴルフクラブヘッドの基準状態での斜視図。 第1実施形態に係るゴゴルフクラブヘッドの基準状態での平面図。 図2のA−A断面図。 第1実施形態に係る上部を除去したゴルフクラブヘッドを上方から見た図。 第1実施形態に係る上部を除去したゴルフクラブヘッドを斜め上方から見た図。 第2実施形態に係るゴルフクラブヘッドの側方断面図。 第2実施形態に係る上部を除去したゴルフクラブヘッドを上方から見た図。 第2実施形態に係る上部を除去したゴルフクラブヘッドを斜め上方から見た図。 第3実施形態に係るゴルフクラブヘッドの側方断面図。 第3実施形態に係る上部を除去したゴルフクラブヘッドを上方から見た図。 第3実施形態に係る上部を除去したゴルフクラブヘッドを斜め上方から見た図。 第4実施形態に係るゴルフクラブヘッドの側方断面図。 第4実施形態に係る上部を除去したゴルフクラブヘッドを上方から見た図。 第4実施形態に係る上部を除去したゴルフクラブヘッドを斜め上方から見た図。 (A)実施例に係るゴルフクラブヘッドの透視断面図。(B)実施例に係るゴルフクラブヘッドの透視平面図。 (A)比較例に係るゴルフクラブヘッドの透視断面図。(B)比較例に係るゴルフクラブヘッドの透視平面図。
以下、図面を参照しつつ、本発明のいくつかの実施形態に係るウッド型ゴルフクラブヘッドについて説明する。
<1.以下の実施形態を想到するに至った経緯>
本発明のいくつかの実施形態について説明する前に、本発明者が以下の実施形態を想到するに至った経緯について説明する。
本発明者による入念な検討によると、中空構造のゴルフクラブヘッドの内側(ただし、フェース面の背面を除く領域)に配する厚肉部分の設計においては、ヘッド慣性モーメントを増大させるためには、重心を中心とする仮想曲面の内側に厚肉部分を形成せずに、外側に厚肉部分を配置すればよいことが判明した。このような重量の分配によれば、重心からなるたけ離れた位置に厚肉部分による重量を偏在させることができる。すなわち、重心から遠距離な位置に重量を集めることによりヘッド慣性モーメントの増大が図られる。
なお、ヘッド慣性モーメントの増大という面だけから言えば、仮想曲面の中心又は中心軸を画定する基準となる点(以下、基準点M)は、重心と完全に一致することが望ましい。もっとも、現実には、ヘッドのデザイン(形状、重量、重心位置、外観などを含む。)においては様々な設計上の制約がある。これにより、基準点Mは重心から多少ずれることも想定されるが、基準点Mが重心の近傍に位置している限りは、同様な効果を期待することができる。
<2.第1実施形態>
<2−1.ゴルフクラブヘッドの概要>
図1は、本実施形態に係るゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある)100の基準状態での斜視図であり、図2は、ヘッド100の基準状態での平面図である。ゴルフクラブヘッド100の基準状態については、後述する。ヘッド100は、中空構造体を構成しており、当該中空構造体は、フェース部1、クラウン部2、ソール部3、サイド部4、及びホーゼル部5によって壁面が形成されている。ヘッド100は、ドライバー(#1)又はフェアウェイウッドといったウッド型である。
フェース部1は、ボールを打撃するフェース面を有し、ヘッド100の前方部分を構成する。フェース面は、概ね平坦である。クラウン部2は、フェース部1と隣接し、ヘッド100の上面を構成する。ソール部3は、ヘッド100の底面を構成し、フェース部1及びサイド部4と隣接する。また、サイド部4は、クラウン部2とソール部3との間の部位であり、フェース部1のトゥ側からヘッド100のバック側を通り、フェース部1のヒール側へと延びる部位である。さらに、ホーゼル部5は、クラウン部2のヒール側に隣接して設けられる部位であり、ゴルフクラブのシャフト(図示省略)が挿入される挿入孔51を有している。
ここで、上述した基準状態について説明する。図1及び図2に示すように、上記挿入孔51の中心軸線Zが水平面H(図3参照)に対して垂直な平面P(以下、基準垂直面P)に含まれ、且つ所定のライ角となりフック角が0°となるときに水平面H上にヘッド100が載置された状態を、基準状態と規定する。また、図2に示すように、基準垂直面Pと水平面Hとの交線の方向をトゥ−ヒール方向と称し、このトゥ−ヒール方向に対して垂直であり且つ水平面Hに対して平行な方向をフェース−バック方向と称する。また、水平面Hに対して垂直な方向をトップ−ソール方向と称する。また、特に断らない限り、以下で「左右」というときには、トゥーヒール方向を意味する。また、「上下」又は「高さ」というときには、トップ−ソール方向を意味し、特に「高さ」は、ソール側が低く、トップ側が高いものとする。また、「深さ」というときには、フェース−バック方向を意味し、フェース側が浅く、バック側が深いものとする。
本実施形態において、クラウン部2とサイド部4との境界は次のように定義することができる。すなわち、クラウン部2とサイド部4との間に稜線が形成されている場合には、これが境界となる。これに対して、明確な稜線が形成されていない場合には、ヘッド100を基準状態に設置し、これをヘッド100の重心Gの真上から見たときの輪郭が境界となる。また、ソール部3とサイド部4との境界についても同様であり、稜線が形成されている場合には、これが境界となる。一方、明確な稜線が形成されていない場合には、ヘッド100を基準状態に設置し、これをヘッド100の重心Gの真下から見たときの輪郭が境界となる。
ヘッド100の体積は、例えば、300cm3以上であることが好ましく、400cm3以上であることがさらに好ましく、420cm3以上であることが特に好ましい。このような体積を有するヘッド100は、構えた際の安心感が増し、かつ、スイートエリア及びヘッド慣性モーメントを増大させるのに役立つ。なお、ヘッド100の体積の上限は特に定めないが、実用上、例えば500cm3以下が望ましく、またR&AやUSGAのルール規制に従う場合には470cm3以下が望ましい。
ヘッド100は、例えば、比重がほぼ4.0〜5.0程度のチタン合金で形成することができる。また、チタン合金以外にも、例えばステンレス鋼、マレージング鋼、アルミ合金、マグネシウム合金、またはアモルファス合金等の中から1種または2種以上を用いて形成することもできる。また、金属材料に限らず、繊維強化プラスチック等で形成することもできる。
ところで、本実施形態に係るヘッド100は、クラウン部2、ソール部3、サイド部4、及びホーゼル部5を有するヘッド本体6と、フェース部1とを組み立てることで構成される。ヘッド本体6とフェース部1とは、例えば、溶接により接合される。ヘッド本体6は、クラウン部2、ソール部3、及びサイド部4を外壁とし、フェース部1側に開口を有するとする中空構造であり、この開口を塞ぐようにフェース部1が取り付けられる。このようなヘッド本体6及びフェース部1は、種々の方法で作製することができる。例えば、ヘッド本体6は、公知のロストワックス精密鋳造法などの鋳造によって製造することができる。また、フェース部1は、例えば、鍛造製法により製造することができる。以下では、このフェース部1の構造について詳細に説明する。
<2−2.ヘッド本体内の肉厚構造>
以下、図3〜図5も参照しつつ、ヘッド本体6内の肉厚構造について説明する。図3は、図2のA−A断面図であり、図4は、ヘッド本体6内の肉厚構造を視認するために、上部を除去したヘッド100を上方から見た図である。図5は、図4のヘッド100を斜め上方から見た図である。ヘッド本体6内の肉厚構造は、ヘッド100の重心G周りのヘッド慣性モーメントを最大化するための工夫がなされている。第1実施形態では、重心Gを通り、水平面Hに垂直な軸周りのモーメントである左右方向のヘッド慣性モーメント(以下、単に左右慣性モーメントという)が最大化されている。なお、ヘッド本体6の厚肉構造は厚肉部分を有するが、厚肉部分とは、概ね均一の厚みを有するヘッド本体6の薄肉の外郭の内側において、余剰重量に対応する材料が盛り付けられている部分である。例えば、ヘッド本体6の平均厚よりも厚い部分と定義することができる。
具体的に説明すると、本実施形態では、図3に示すとおり、ヘッド本体6のうちソール部3上に、厚肉部分10が形成されている。この厚肉部分10は、図4に示すとおり、平面視において、基準点Mを中心とする半円弧の外側に延びている。基準点Mは、ヘッド100内において重心Gの近傍に位置する点である。また、図5に示すとおり、この厚肉部分10は、三次元的に見ると、仮想円柱V1の外表面の一部を構成する仮想曲面に沿った側面10a(外表面)を有し、当該仮想円柱V1の外側に位置する。仮想円柱V1は、基準点Mを通る直線を中心軸L1とする円柱であり、中心軸L1は、トップ−ソール方向に延びている。基準点Mと重心Gとは、トップ−ソール方向には同じ位置にある。
なお、図3には、参考として、スイートスポットSSが示されている。他の図においても、同様である。なお、スイートスポットSSとは、重心Gからフェースに下した垂線の足である。
本実施形態では、厚肉部分10の高さh1は一定であり、高さh1を画定する厚肉部分10の上面10bは、平坦である。言い換えると、厚肉部分10は、高さh1の位置に存在する面Hに平行なベース平面P1(図3参照)のソール側に位置し、当該ベース平面P1に沿った上面10b(外表面)を有する。ただし、重心高さの設計目標値に応じて、高さh1を場所によって異なるものとすることもできる。また、厚肉部分10は、低重心化が目標とされる場合には、重心Gよりも低い位置に存在することが好ましい。
ここで、説明の便宜上、重心Gを含み、トゥ−ヒール方向に延びる、面Hに垂直な平面を、深度平面P2として定義する(図3及び図5参照)。深度平面P2は、厚肉部分10のフェース側の端面を画定する。言い換えると、厚肉部分10は、深度平面P2よりバック側に位置し、深度平面P2に沿った側面10c(外表面)を有する。これにより、深重心化が図られている。ただし、重心深さの設計目標値に応じて、厚肉部分10を重心Gよりもフェース側に配置してもよいし、フェース側及びバック側の両方に配置してもよい。この場合、厚肉部分10を、平面視において半円状ではなく、円環状に延びる部位とすることができる。
上述の仮想円柱V1の位置を決定する基準点Mは、重心Gから25.0mmの範囲内に存在することが好ましく、10.0mmの範囲内に存在することがより好ましい。また、基準点Mは、重心Gから7.0mmの範囲内に存在することがより好ましく、重心Gから5.0mmの範囲内に存在することがさらに好ましく、重心Gから2.0mmの範囲内に存在することがさらに好ましく、重心Gから1.0mmの範囲内に存在することがさらに好ましく、重心Gから0.5mmの範囲内に存在することがさらに好ましい。特に、フェース−バック方向の重心Gと基準点Mのずれは2.0mm以内にすることが好ましく、1.0mm以内にすることがより好ましい。基準点Mと重心Gとの距離が小さい程、基準点Mを中心として配置される厚肉部分10が、重心Gの周りに均等に配置されることになり、左右慣性モーメントの増大が期待される。
以上のとおり、本実施形態では、ヘッド本体6の内側の厚肉部分10が、仮想円柱V1の外側に位置し、当該仮想円柱V1に沿った外表面を有するように構成されている。その結果、重心Gの近傍の基準点Mを通り、上下方向に延びる中心軸L1から遠い位置に重量がバランスよく分配されることとなり、ヘッド100の左右慣性モーメントを大きくすることができる。
<3.第2実施形態>
以下、図6〜図8を参照しつつ、第2実施形態に係るゴルフクラブヘッド200について説明する。ヘッド200は、ヘッド200内の肉厚構造が異なる他は、第1実施形態に係るヘッド100と同様の構成を有するため、以下では、ヘッド200について、ヘッド100との差異を中心に説明する。また、第1実施形態と共通する構成要素については、同様の参照符号を付して、説明を省略する。
図6は、ヘッド200の側方断面図であり、図7は、ヘッド本体6内の肉厚構造を視認するために、上部を除去したヘッド200を上方から見た図である。図8は、図7のヘッド200を斜め上方から見た図である。第2実施形態では、ヘッド本体6内の肉厚構造により、ヘッド200の重心G周りの様々な方向に対する慣性モーメントが最適化されている。
具体的に説明すると、第2実施形態においても、図6に示すとおり、ヘッド本体6のうちソール部3上に、厚肉部分20が形成されている。この厚肉部分20は、図7に示すとおり、平面視において、基準点Mを中心とする半円弧の外側に延びている。基準点Mは、ヘッド100内において重心Gの近傍に位置する点である。また、図8に示すとおり、この厚肉部分20は、三次元的に見ると、仮想球体V2の外表面の一部を構成する仮想曲面に沿った側面20a(外表面)を有し、当該仮想球体V2の外側に位置する。仮想球体V2は、基準点Mを中心とする球体である。
第2実施形態においても、厚肉部分20の上面20bは、平坦である。ただし、その高さh2は一定ではなく、本実施形態に係る厚肉部分20は、重心Gを通り、上下方向に傾斜したベース平面P3(図6参照)のソール側に位置し、当該ベース平面P3に沿った上面20b(外表面)を有する。しかしながら、高さh2を場所によらず一定とすることもできるし、ベース平面P3を重心Gを通らない面とすることもできる。また、第1実施形態と同様、厚肉部分20も、深度平面P2によりフェース側の端面を画定される。言い換えると、厚肉部分20は、深度平面P2よりバック側に位置し、深度平面P2に沿った側面20c(外表面)を有する。これにより、深重心化が図られている。ただし、重心深さの設計目標値に応じて、厚肉部分20を重心Gよりもフェース側に配置してもよいし、フェース側及びバック側の両方に配置してもよい。
上述の仮想球体V2の中心である基準点Mは、重心Gから25.0mmの範囲内に存在することが好ましく、10.0mmの範囲内に存在することがより好ましい。また、基準点Mは、重心Gから7.0mmの範囲内に存在することがより好ましく、重心Gから5.0mmの範囲内に存在することがさらに好ましく、重心Gから2.0mmの範囲内に存在することがさらに好ましく、重心Gから1.0mmの範囲内に存在することがさらに好ましく、重心Gから0.5mmの範囲内に存在することがさらに好ましい。特に、トップ−ソール方向の重心Gと基準点Mとのずれは、2.0mm以内とすることが好ましく、1.0mm以内とすることがより好ましい。また、フェース−バック方向の重心Gと基準点Mとのずれは、2.0mm以内とすることが好ましく、1.0mm以内とすることがより好ましい。基準点Mと重心Gとの距離が小さい程、基準点Mを中心として配置される厚肉部分20が、重心Gの周りに均等に配置されることになり、重心G周りの様々な方向の慣性モーメントの増大が期待される。
以上のとおり、本実施形態では、ヘッド本体6の内側の厚肉部分20が、仮想球体V2の外側に位置し、当該仮想球体V2に沿った外表面を有するように構成されている。その結果、重心Gの近傍の基準点Mから遠い位置に重量がバランスよく分配されることとなり、重心G周りの様々な方向の慣性モーメントを大きくすることができる。
<4.第3実施形態>
以下、図9〜図11を参照しつつ、第3実施形態に係るゴルフクラブヘッド300について説明する。ヘッド300は、ヘッド300内の肉厚構造が異なる他は、第1実施形態に係るヘッド100と同様の構成を有するため、以下では、ヘッド300について、ヘッド100との差異を中心に説明する。また、第1実施形態と共通する構成要素については、同様の参照符号を付して、説明を省略する。
図9は、ヘッド300の側方断面図であり、図10は、ヘッド本体6内の肉厚構造を視認するために、上部を除去したヘッド300を上方から見た図である。図11は、図10のヘッド300を斜め上方から見た図である。第3実施形態では、ヘッド本体6内の肉厚構造により、ヘッド300の重心G周りの上下方向のヘッド慣性モーメント(以下、単に上下慣性モーメントという)が最適化されている。
具体的に説明すると、第3実施形態においても、図9に示すとおり、ヘッド本体6のうちソール部3上に、厚肉部分30が形成されている。この厚肉部分30は、図10に示すとおり、平面視において、直線状に延びている。また、図11に示すとおり、この厚肉部分30は、三次元的に見ると、仮想円柱V3の外表面の一部を構成する仮想曲面に沿った側面30a(外表面)を有し、当該仮想円柱V3の外側に位置する。仮想円柱V3は、基準点Mを通る直線を中心軸L3とする円柱であり、中心軸L3は、トゥ−ヒール方向に延びている。厚肉部分30は、重心Gよりもフェース側に位置し、これにより、浅重心化が図られている。ただし、重心深さの設計目標値に応じて、厚肉部分30を重心Gよりもバック側に配置してもよいし、フェース側及びバック側の両方に配置してもよい。基準点Mと重心Gとは、トゥ−ヒール方向には同じ位置にある。
上述の仮想円柱V3の位置を決定する基準点Mは、重心Gと一致するように設計されることが望ましいため、重心Gから2.0mmの範囲内に存在することが好ましく、重心Gから1.0mmの範囲内に存在することが好ましく、重心Gから0.5mmの範囲内に存在することがより好ましい。特に、トップ−ソール方向の重心Gと基準点Mのずれは、1.0mm以内とすることが好ましい。基準点Mと重心Gとの距離が小さい程、基準点Mを中心として配置される厚肉部分10が、重心Gの周りに均等に配置されることになり、上下慣性モーメントの増大が期待される。
以上のとおり、本実施形態では、ヘッド本体6の内側の厚肉部分30が、仮想円柱V3の外側に位置し、当該仮想円柱V3に沿った外表面を有するように構成されている。その結果、重心Gの近傍の基準点Mを通り、水平方向に延びる中心軸L3から遠い位置に重量がバランスよく分配されることとなり、ヘッド300の上下慣性モーメントを大きくすることができる。
<5.第4実施形態>
以下、図12〜図14を参照しつつ、第4実施形態に係るゴルフクラブヘッド400について説明する。ヘッド400は、ヘッド400内の肉厚構造が異なる他は、第1実施形態に係るヘッド100と同様の構成を有するため、以下では、ヘッド400について、ヘッド100との差異を中心に説明する。また、第1実施形態と共通する構成要素については、同様の参照符号を付して、説明を省略する。
図12は、ヘッド400の側方断面図であり、図13は、ヘッド本体6内の肉厚構造を視認するために、上部を除去した除去したヘッド400を上方から見た図である。図14は、図13のヘッド400を斜め上方から見た図である。第4実施形態では、ヘッド本体6内の肉厚構造により、ヘッド400の重心G周りの左右慣性モーメントが最適化されている。
具体的に説明すると、第4実施形態においても、図12に示すとおり、ヘッド本体6のうちソール部3上に、厚肉部分40が形成されている。この厚肉部分40は、図13に示すとおり、平面視において、重心Gの近傍の基準点Mを中心とする円環状に延びている。また、図14に示すとおり、この厚肉部分40は、三次元的に見ると、仮想円錐V4の外表面の一部を構成する仮想曲面に沿った側面40a(外表面)を有し、当該仮想円錐V4の外側に位置する。仮想円錐V4は、基準点Mを通る直線を中心軸L4とする円錐であり、中心軸L4は、トップ−ソール方向に延びている。また、仮想円錐V4は、頂点が下を向く逆円錐である。なお、厚肉部分40は、重心深さの設計目標値に応じて、重心Gよりもバック側又はフェース側のいずれかのみに配置してもよい。基準点Mと重心Gとは、トップ−ソール方向には同じ位置にある。
上述の仮想円錐V4の位置を決定する基準点Mは、重心Gから25.0mmの範囲内に存在することが好ましく、10.0mmの範囲内に存在することがより好ましい。また、基準点Mは、重心Gから7.0mmの範囲内に存在することがより好ましく、重心Gから5.0mmの範囲内に存在することがさらに好ましく、重心Gから2.0mmの範囲内に存在することがさらに好ましく、重心Gから1.0mmの範囲内に存在することがさらに好ましく、重心Gから0.5mmの範囲内に存在することがさらに好ましい。特に、フェース−バック方向の重心Gと基準点Mとのずれは、2.0mm以内とすることが好ましく、1.0mm以内とすることがより好ましい。基準点Mと重心Gとの距離が小さい程、基準点Mを中心として配置される厚肉部分10が、重心の周りに均等に配置されることになり、左右慣性モーメントの増大が期待される。
以上のとおり、本実施形態では、ヘッド本体6の内側の厚肉部分30が、仮想円錐V4の外側に位置し、当該仮想円錐V4に沿った外表面を有するように構成されている。その結果、重心Gの近傍の基準点Mを通り、上下方向に延びる中心軸L4から遠い位置に重量がバランスよく分配されることとなり、ヘッド400の左右慣性モーメントを大きくすることができる。
<6.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。また、以下の変形例の要旨は、適宜組み合わせることができる。
<6−1>
上記実施形態では、厚肉部分10〜40の配置を決定するための仮想曲面は、円柱、球又は円錐の外表面に沿った曲面であったが、楕円体、楕円柱又は楕円錐の外表面に沿った曲面であってもよい。この場合、楕円体、或いは楕円柱又は楕円錐の底面の扁平率は、所望のヘッド慣性モーメントを得られるように適宜設定され得るが、長辺/短辺の比率が、好ましくは、2以下、より好ましくは1.5以下、さらに好ましくは1.3以下、さらに好ましくは1.2以下、さらに好ましくは1.1以下である。また、仮想曲面は、基準点Mに向かって凹型曲面を描く他の曲面とすることもできる。この場合、このような凹型曲面の扁平の度合いについても、楕円体等の場合の以上の好ましい数値範囲を適用することができる。ただし、基準点Mと、基準点Mから最も遠い凹型曲面上の点との距離を長辺とし、基準点Mと、基準点Mから最も近い凹型曲面上の点との距離を短辺と考えるものとする。
<6−2>
厚肉部分10〜40は、ソール部3に限らず、フェース面の背面以外であればヘッド100の中空構造体の内壁面の任意の箇所に形成することができる。従って、ソール部3の内壁面に代えて又は加えて、クラウン部2やサイド部4等の内壁面にも、仮想曲面に沿った外表面を有する厚肉部分を形成することができる。
<6−3>
仮想曲面を規定するための仮想円柱、仮想円錐の軸は、上下方向及び左右方向に限らず、ヘッド慣性モーメントを増大させたい任意の方向に設定することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。但し、本発明は、以下の実施例に限定されない。
ここでは、実施例として、図15に示すゴルフクラブヘッドを設計するとともに、比較例として、図16に示すゴルフクラブヘッドを設計し、重心G周りの左右慣性モーメントをシミュレーションにより算出した。なお、図15及び図16には、参考として、フェース面の幾何学中心であるフェースセンターFCを図示している。当該実施例では、上下方向に延びる仮想円柱の外側であって、ヒール側及びバック側に重量15gを盛り付けるとともに、比較例においては、仮想円柱の内側及び外側であって、ヒール側及びバック側に重量15gを盛り付けた。また、当該実施例では、トゥ−ヒール方向の重心Gと仮想円柱の基準点Mとの距離を2mm,5mm,10mm,22.5mm,25mmとした5つのケースについて、シミュレーションを行った。重心Gと基準点Mとの間には、トップ−ソール方向及びフェース−バック方向には、実質的なずれはなかった。
以上の実施例及び比較例による重心G周りの左右慣性モーメントは、下表のとおりとなり、実施例による左右慣性モーメントの増大が確認された。また、本実施例では、重心Gと基準点Mとの距離が小さくなる程、左右慣性モーメントが増大することが確認された。
1 フェース部
2 クラウン部
3 ソール部
4 サイド部
6 ヘッド本体
10,20,30,40 厚肉部分
100,200,300,400 ウッド型ゴルフクラブヘッド
G 重心
M 基準点
1,L3,L4 中心軸
2 深度平面
1,V4 仮想円柱
2 仮想球体
3 仮想円錐

Claims (6)

  1. ウッド型ゴルフクラブヘッドであって、
    ボールを打撃するためのフェース面を有する中空構造体を備え、
    前記中空構造体は、前記フェース面の背面以外の内側の所定の領域に厚肉部分を有し、
    前記厚肉部分は、前記中空構造体内に位置する所定の基準点を中心とする、又は、前記基準点を通る直線を中心軸とする仮想曲面の外側に位置し、前記仮想曲面に沿った外表面を有し、
    前記基準点は、前記ゴルフクラブヘッドの重心から10.0mmの範囲内に存在する点であり、
    前記仮想曲面は、前記基準点を中心とする仮想的な球体又は楕円体、或いは、前記基準点を通る直線を中心軸とした仮想的な円錐又は楕円錐の外表面に沿った曲面である、
    ウッド型ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記基準点は、前記重心から5.0mmの範囲内に存在する点である、
    請求項に記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  3. 前記基準点は、前記重心から2.0mmの範囲内に存在する点である、
    請求項に記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  4. 前記中空構造体は、クラウン部、ソール部及びサイド部を有し、
    前記厚肉部分は、前記ソール部に設けられている、
    請求項1からのいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  5. 前記厚肉部分は、前記ゴルフクラブヘッドの重心を含み、トゥ−ヒール方向に延び、水平面に垂直な深度平面よりバック側に位置する、
    請求項1からのいずれかに記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
  6. 前記厚肉部分は、前記深度平面に沿った外表面をさらに有する、
    請求項に記載のウッド型ゴルフクラブヘッド。
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