JP6449127B2 - 中性子捕捉療法用治療台及び中性子捕捉療法システム - Google Patents

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Description

本発明は、中性子捕捉療法用治療台、及び中性子捕捉療法システムに関する。
特許文献1には、中性子線の照射により患者(被照射体)を治療する中性子捕捉療法時に用いられる治療台が開示されている。この治療台は、土台部と、患者が載置される天板(載置部)と、患者への中性子線の照射範囲を規定するコリメータが取り付けられるコリメータ取付部と、を備えている。天板は、土台部に対して移動可能となっており、コリメータ取付部は、土台部に対して固定されている。この治療台では、天板を土台部に対して移動させることで、天板とコリメータとの位置関係を調整することができる。
特許文献1に記載の中性子捕捉療法システムでは、まず、準備室において、天板上に患者を横たわらせて拘束すると共に天板を土台部に対して移動させ、患者における照射目標とコリメータとを位置合わせする。この位置合わせの後、治療台を準備室から照射室へと移動させる。照射室では、照射室内の壁部に設けられた中性子線の照射口にコリメータを嵌入し、中性子線の照射を行う。治療台の移動の際には、準備室の扉、照射室の扉、又は照射室と準備室の間の通路の幅が狭いことから、移動時に天板がこれらの扉と干渉することを抑制するために、天板の長手方向が治療台の移動方向と沿うように天板を土台部に対して回転させた状態で治療台を移動させ、移動完了後に天板を回転させて位置合わせ時と同様の向きに復帰させている。
上記のように照射室ではなく準備室において患者とコリメータとの位置合わせが行われるのは、次のような理由による。すなわち、中性子捕捉療法では、患者に対してピンポイントに中性子線が照射されることが好ましいが、実際には照射室内全体にもある程度の中性子線が照射されてしまう場合がある。そのため、照射室内の線量が高くなる場合があり、作業員や医師が照射室内に長時間留まることは好ましくない。一方、治療台の天板上に載置された患者とコリメータとの位置合わせにはある程度の時間を要する。以上の理由により、照射室ではなく準備室において患者とコリメータとの位置合わせが行われる。
上記のように準備室の扉や照射室の扉の幅が狭くなっているのは、次のような理由による。すなわち、準備室の扉や照射室の扉は、通常、放射線を遮蔽する鉛等の遮蔽体により構成され、相当程度厚く形成されている。扉の開閉には例えばモーター等が用いられるが、扉は大重量であるため、安全性の観点から低速で開閉させる必要がある。したがって、扉の幅が大きいほど、開閉に要する時間が長くなってしまうこととなる。以上の理由により、準備室の扉や照射室の扉の幅は狭くなっている。なお、扉の幅が大きい場合には、治療台を通過させる際に扉が開かれることにより形成される開口の幅を狭くして、扉の移動量を減らす場合もある。
特開2014−161621号公報
上記特許文献1に記載の中性子捕捉療法システムでは、上述したようにコリメータ取付部が土台部に固定されているので、治療台の移動の際に天板を土台部に対して回転させると、天板とコリメータとの位置関係が変化する。このため、移動完了後に天板をセッティング時の向きと同じ向きとなるように回転させて準備室での状態を再現しようとしても、天板を元の位置に正確に復帰させることができない可能性があった。この場合、コリメータと患者との位置関係がセッティング時の位置関係からずれてしまい、計画通りに治療を行うことができないおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コリメータと被照射体との位置関係を保存しつつ中性子捕捉療法用治療台を照射室へ移動させることができる中性子捕捉療法用治療台、及び中性子捕捉療法システムを提供することを目的とする。
本発明の中性子捕捉療法用治療台は、中性子線を被照射体に照射する中性子捕捉療法時に被照射体が載置される中性子捕捉療法用治療台であって、床面に沿って走行する走行部と、走行部上に設けられ、被照射体が載置される天板と、走行部上に設けられ、中性子線の照射範囲を規定するための開口が設けられたコリメータと、天板に対するコリメータの位置を調整可能にコリメータを支持するコリメータ取付部と、走行部に対して天板及びコリメータを共に回転可能に支持する第1回転支持部と、を備える。
本発明では、セッティング時には、コリメータ取付部によって天板(被照射体)に対するコリメータの位置関係を調整し、天板とコリメータとの位置合わせを行う。また、治療台の移動の際には、第1回転支持部を回転させることで、走行部に対して天板及びコリメータを共に回転させ、天板が準備室の扉等と干渉しない状態とする。このとき、天板とコリメータとが一体的に回転することから、天板とコリメータとの位置関係が変化しない。そして、移動完了後には、第1回転支持部をセッティング時の位置まで回転させることで、セッティング時の状態を正確に再現することができる。したがって、本発明によれば、コリメータと被照射体との位置関係を保存しつつ治療台を照射室へ移動させることが可能となる。
また、本発明の中性子捕捉療法用治療台では、コリメータ取付部は、天板に対してコリメータを回転可能に支持する第2回転支持部を有していてもよい。この構成によれば、簡単な構成によって、コリメータ取付部が天板に対するコリメータの位置を調整可能となる。
また、本発明の中性子捕捉療法用治療台では、第1回転支持部の回転軸と第2回転支持部の回転軸とが同一直線上に位置していてもよい。中性子捕捉療法システムでは、照射室内の壁部に設けられた中性子線の照射口にコリメータを嵌入する場合がある。この場合、セッティング時には、第2回転支持部を回転させることで、天板とコリメータとの位置合わせを行うと共に、第1回転支持部を回転させることで、コリメータを照射口に対して位置決めする。このとき、コリメータを照射口に嵌入するためには、コリメータの位置及び姿勢の双方を照射口に対して合わせる必要がある。仮に、第1回転支持部の回転軸と第2回転支持部の回転軸とが異なっている場合、第1回転支持部が回転した場合と第2回転支持部が回転した場合とでコリメータが移動する軌道が異なることから、コリメータの位置及び姿勢の双方を照射口に対して合わせることが難しくなる。この点、この構成によれば、第1回転支持部の回転軸と第2回転支持部の回転軸とが同一直線上に位置しており、第1回転支持部及び第2回転支持部のいずれを回転させた場合でもコリメータが同一円周上を移動することから、コリメータの位置及び姿勢を照射口に対して合わせ易くすることができる。
また、本発明の中性子捕捉療法用治療台では、走行部は、床面に沿って移動するベース部と、第1回転支持部をベース部に対してベース部の移動方向と交差する方向へ移動させる横行部と、を有していてもよい。中性子捕捉療法システムでは、中性子線の照射口が走行部(ベース部)の移動方向と交差する方向に開口して設けられている場合がある。この点、この構成によれば、コリメータを所定の位置にセットした後、横行部によって第1回転支持部(天板及びコリメータ)を当該方向へ移動させることで、コリメータを照射口に嵌入することができる。したがって、例えば床面上を任意の方向へ移動可能とされた治療台を作業員等が移動させてコリメータを照射口に嵌入する場合と比較して、コリメータを照射口に対して容易に且つ正確に嵌入することが可能となる。
また、本発明の中性子捕捉療法システムは、中性子線を被照射体に照射する中性子捕捉療法システムであって、請求項1〜4のいずれか1項に記載の中性子捕捉療法用治療台と、コリメータと被照射体との位置関係の調整が行われる準備室と、被照射体への中性子線の照射が行われる照射室と、照射室内の壁部に設けられた中性子線の照射口と、を備え、中性子捕捉療法用治療台は、準備室と照射室との間を走行可能である。
本発明では、セッティング時には、コリメータ取付部によって天板(被照射体)に対するコリメータの位置関係を調整し、天板とコリメータとの位置合わせを行う。また、治療台の移動の際には、第1回転支持部を回転させることで、走行部に対して天板及びコリメータを共に回転させ、天板が準備室の扉等と干渉しない状態とする。このとき、天板とコリメータとが一体的に回転することから、天板とコリメータとの位置関係が変化しない。そして、移動完了後には、第1回転支持部をセッティング時の位置まで回転させることで、セッティング時の状態を正確に再現することができる。したがって、本発明によれば、コリメータと被照射体との位置関係を保存しつつ治療台を照射室へ移動させることが可能となる。
また、本発明の中性子捕捉療法システムでは、照射室と準備室との間には、照射室の内部から放出される放射線を遮蔽する扉が設けられ、中性子捕捉療法用治療台を通過させる際に扉が開かれることにより形成される開口の幅は、天板の長手方向の長さよりも小さてもよい。この中性子捕捉療法システムによれば、中性子捕捉療法用治療台を通過させる際に扉が開かれることにより形成される開口の幅が天板の長手方向の長さよりも小さい場合でも、コリメータと被照射体との位置関係を保存しつつ治療台を照射室へ移動させることが可能となる。
本発明によれば、コリメータと被照射体との位置関係を保存しつつ中性子捕捉療法用治療台を照射室へ移動させることができる中性子捕捉療法用治療台、及び中性子捕捉療法システムを提供できる。
実施形態の中性子捕捉療法システムの構成及び配置を示す模式図である。 中性子線生成部及びその周囲を示す図である。 治療台を示す図である。 (a)〜(c)は、治療台の動きを示す概略平面図である。 (a)〜(c)は、治療台の動きを示す概略平面図であり、図4の後続図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において同一部分又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、後述する中性子線生成部9から出射される中性子線Nの出射方向にX軸、X軸と直交し且つ床面Fに沿う方向にY軸、床面Fと垂直な方向にZ軸を取ったXYZ軸座標系を設定し(図2〜図4参照)、この座標系を各構成要素の位置関係の説明に適宜用いる。
図1は、実施形態の中性子捕捉療法システムの構成を示す斜視図であり、図2は、中性子線生成部及びその周囲を示す図である。実施形態の中性子捕捉療法システム1は、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT:Boron Neutorn Capture Therapy)を行う装置である。ホウ素中性子捕捉療法は、ホウ素(10B)が投与された患者(被照射体)に対して中性子線を照射することによりがん治療を行う治療法である。
図1に示すように、中性子捕捉療法システム1は、患者を拘束すると共に患者を搬送、治療する際に利用される治療台2(中性子捕捉療法用治療台)と、患者を治療台2に拘束する等の準備作業が実施される準備室3と、患者に対して中性子線の照射が行われる照射室4と、準備室3と照射室4との間に設けられた連絡室5と、照射室4に隣接して設けられた中性子線生成室6と、を備えている。中性子線生成室6には、中性子線を発生させる中性子線発生部7(図2)が設けられている。
図2に示すように、中性子線発生部7は、荷電粒子を加速して荷電粒子線Pを出射する加速器8と、加速器8から出射された荷電粒子線Pから中性子線Nを生成する中性子線生成部9と、を有している。加速器8は、例えばサイクロトロンであり、荷電粒子を加速し、荷電粒子線P(例えば陽子線)を出射する。
中性子線生成部9は、荷電粒子線走査部11と、中性子線Nを発生させるためのターゲットTと、中性子線Nを減速させて中性子線Nのエネルギーを低下させるための減速材12と、放射線を遮蔽する遮蔽体13と、を含んで構成されている。荷電粒子線走査部11は、荷電粒子線Pを走査し、ターゲットTに対する荷電粒子線Pの照射制御を行う。ターゲットTは、例えばベリリウム(Be)からなる円板形状に形成されることができるが、他の形状や液状のものを採用することもできる。ターゲットTは、荷電粒子線Pの照射を受けて中性子線Nを発生させる。
減速材12及び遮蔽体13は、照射室4と中性子線生成室6との間を遮蔽するコンクリート製の遮蔽壁W内に、その一部が設けられている。減速材12は、ターゲットTから出射される中性子線Nを減速させて、中性子線Nのエネルギーを低減させる。減速材12は、例えば、異なる複数の材料が積層された積層構造をなしている。遮蔽体13は、治療に用いられない中性子線N、ターゲットTにおける当該中性子線Nの発生に伴って生じたガンマ線等の二次的な放射線、及び減速材12における中性子線Nの減速に伴って生じたガンマ線等の二次的な放射線が外部(照射室4側)に放出されないように遮蔽する。
減速材12の前方には、患者Sへの中性子線Nの照射範囲を規定するためのコリメータ14が配置されている。中性子線生成部9においては、荷電粒子線PがターゲットTに照射され、これにより中性子線Nが発生する。発生した中性子線Nは、減速材12で減速される。減速材12から出射された中性子線Nは、コリメータ14を通過して治療台2上の患者Sに照射される。中性子線Nは、速中性子線、熱外中性子線、及び熱中性子線を含んでおり、ガンマ線も伴っている。このうち主として熱中性子線が、患者Sの体内の腫瘍中に取り込まれたホウ素と核反応して、有効な治療効果を発揮する。中性子線Nのビームに含まれる熱外中性子線の一部も、患者Sの体内で減速されて上記治療効果を発揮する熱外中性子線となる。
コリメータ14は、例えば円形状の外形形状を呈する平板である。コリメータ14の外形形状は、後述する照射室4に設けられた照射口16の内面形状に対応している。コリメータ14には、照射範囲を規定するための、例えば円形の開口14aが設けられている。開口14aに対して患者Sの姿勢を所定の位置に保持することにより、開口14aを通過した中性子線Nを患者Sにおける所定の照射目標に照射することが可能となる。この例では、コリメータ14は、照射野の中心(開口14aの中心)を通る照射中心軸線CがX軸上に位置するように配置されている。
図1を参照して、照射室4について説明する。照射室4は、中性子線Nを患者Sに照射するために、患者Sが室内に配置される部屋である。照射室4は、コンクリート製の遮蔽壁に囲まれた遮蔽空間を有する。照射室4の出入口には、開閉可能な一対の扉D1,D1が設けられている。照射室4の出入口は、治療台2が通行可能な大きさを有する。より具体的には、照射室4の出入口は、後述する天板41の長手方向がY軸方向に沿う状態(図4(c)の状態)の治療台2が通行できる大きさとなっている。また、この例では、照射室4の出入口のX軸方向の幅は、天板41の長手方向の長さL(図2)よりも小さくなっている。このため、天板41の長手方向がX軸に沿う状態では、治療台2が照射室4の出入口を通行できなくなっている。省スペース化及び放射線の遮蔽性を確保するために、照射室4の出入口をなるべく小さくすることが好ましいからである。すなわち、一対の扉D1,D1が開かれた状態において、それらの間に形成される開口M1の幅(一対の扉D1,D1が開閉される方向における幅)WD1は、天板41の長手方向の長さLよりも小さくなっている。言い換えれば、治療台2を通過させる際に一対の扉D1,D1が開かれることにより形成される開口M1の幅WD1は、天板41の長手方向の長さLよりも小さくなっている。なお、治療台2を通過させる際の開口M1の幅WD1は、一対の扉D1,D1が最大限に開かれた状態の開口M1幅よりも小さく設定されていてもよい。また、一対の扉D1,D1は、両方が可動するように構成されてもよいし、一方のみが他方に対して可動するように構成されてもよい。
遮蔽体13の照射室4側の表面には、カバー15(壁部)が設けられている。カバー15は、照射室4の内壁面の一部を構成している。カバー15には、中性子線Nの出入口となる照射口16が設けられている。照射口16には、コリメータ14が嵌入される。照射口16は、X軸方向に開口しており、円形状の内面形状を呈している。
準備室3は、照射室4において患者Sに中性子線Nを照射するために必要な作業を実施するための部屋である。準備室3では、例えば、治療台2への患者Sの拘束や、コリメータ14と患者Sとの位置関係の調整が行われる。そのため、準備室3の大きさは、室内に収容された治療台2の周囲で作業者が容易に準備作業をすることができる程度の大きさとなっている。準備室3の出入口には、開閉可能な一対の扉D2,D2が設けられている。準備室3の出入口の寸法は、例えば照射室4の出入口と同程度の寸法となっている。準備室3の出入口についても、照射室4と同様に、なるべく小さくすることが好ましい。すなわち、一対の扉D2,D2が開かれた状態において、それらの間に形成される開口M2の幅(一対の扉D2,D2が開閉される方向における幅)WD2は、天板41の長手方向の長さLよりも小さくなっている。
また、準備室3には、照射室4での中性子線Nの照射時と同一の状態に治療台2及びコリメータ14をセッティングするための壁部17が設けられている。壁部17には、照射口16と同形状のダミー照射口18が設けられている。ダミー照射口18には、セッティング時にコリメータ14が嵌入される。ダミー照射口18を用いたコリメータ14と患者Sとの位置合わせの方法については後述する。
連絡室5は、準備室3と照射室4との間を連通し、患者Sを拘束した状態の治療台2を移動させるための部屋である。連絡室5は、治療台2が通過可能な幅を有している。より具体的には、連絡室5の大きさは、後述する天板41の長手方向がY軸方向に沿う状態(図4(c)の状態)の治療台2が通行することができる大きさとなっている。また、この例では、連絡室5のX軸方向の幅は、天板41の長手方向の長さLよりも小さくなっている。このため、天板41の長手方向がX軸に沿う状態では、治療台2が連絡室5を通行できなくなっている。連絡室5についても、照射室4と同様に、なるべく小さくすることが好ましい。
また、中性子捕捉療法システム1は、準備室3と照射室4の間で治療台2を走行させるための一対のガイドレール19を更に備えている。ガイドレール19は、準備室3の内部から連絡室5を通り照射室4の内部まで、X軸に沿って直線状に設けられている。
次に、治療台2について説明する。図3は、治療台2を示す図である。図3に示すように、治療台2は、床面Fに沿って走行する走行部30と、患者Sが載置される天板41(載置部)を有する台座部40(第1回転部)と、コリメータ14が取り付けられるコリメータ取付部50(第2回転部)と、を備えている。台座部40は、走行部30上に設けられており、コリメータ取付部50は、台座部40上に設けられている。つまり、天板41及びコリメータ14は、走行部30上に設けられている。
走行部30は、床面Fに沿ってY軸方向に移動するベース部31と、ベース部31上に配置され、ベース部31に対してX軸方向に移動する(横行する)横行部33と、を有している。ベース部31は、例えば直方体状の外形形状を呈している。ベース部31は、治療台2の最下部に配置され、ガイドレール19上を移動する。この移動を実現する構成として、この例では、ベース部31は、一対の駆動部32(図2)を有している。駆動部32は、例えばベース部31内に設けられたベルト機構等によって駆動されており、制御装置からの指示に従ってベース部31をガイドレール19に沿ってスライド移動させる。
横行部33は、例えば直方体状の外形形状を呈している。横行部33は、図2に矢印Bで示すように、ベース部31に対してX軸方向に移動し、これにより台座部40及びコリメータ取付部50をベース部31に対してX軸方向(ベース部31の移動方向であるY軸方向と直交する方向)へ移動させる。この移動のための機構として、この例では、横行部33は、ベース部31との間に設けられた一対の移動機構35を有している。移動機構35は、例えば、ベース部31上にX軸方向に沿うように設けられたレールや、横行部33の下面に設けられ、レールに対して摺動可能に係合したスライダ等を含んで構成されており、制御装置からの指示に従って横行部33をベース部31に対してスライド移動させる。
台座部40は、患者Sが載置される天板41と、天板41を支持する伸縮部43と、伸縮部43を支持する台車部45と、を有している。天板41は、平板状に形成され、例えば、長手方向の一方側が円弧状の外形形状を呈すると共に、残りの部分が矩形状の外形形状を呈している。天板41には、当該円弧状部分に頭部が配置されるように、臥せた状態(臥位)の患者Sが載置される。天板41の長手方向の長さは、患者Sが身体を横たえることが可能な長さ(例えば2m程度)となっている。伸縮部43は、Z軸方向に延在しており、制御装置からの指示に従ってZ軸方向に伸縮可能となっている。
台車部45は、例えば直方体状の外形形状を呈している。台車部45は、下部に車輪46を有しており、横行部33から取り外された状態では、車輪46によって床面F上を移動可能となっている。また、台車部45は、第1回転支持機構(第1回転支持部)47を介して横行部33に回転可能に支持されている。第1回転支持機構47は、例えばベアリング等を内蔵する回転機構であり、制御装置からの指示に従って台車部45(台座部40)を回転軸A周りに回転させる。すなわち、第1回転支持機構47は、走行部30に対して天板41及びコリメータ14を共に回転可能に支持している。換言すれば、第1回転支持機構47は、天板41及びコリメータ14の双方が走行部30に対して一体的に回転可能となるように、天板41とコリメータ14とを支持している。
コリメータ取付部50は、Z軸方向に延在する起立片51と、水平方向に延在する水平片53と、を有している。起立片51の上端部には、コリメータ14が着脱可能に取り付けられる。水平片53は、一端部において起立片51の下端部に連続しており、他端部において第2回転支持機構(第2回転支持部)55を介して台車部45に対して回転可能に支持されている。この例では、第2回転支持機構55の回転軸は、第1回転支持機構47の回転軸Aと同一となっている。第2回転支持機構55は、例えばベアリング等を内蔵する回転機構であり、制御装置からの指示に従って水平片53(コリメータ取付部50)を回転軸A周りに回転させる。すなわち、コリメータ取付部50は、天板41に対してコリメータ14を回転可能に支持する第2回転支持機構55を有し、走行部30に対するコリメータ14の位置を調整可能にコリメータ14を支持している。
次に、中性子捕捉療法システム1を用いた治療の流れを説明する。図4及び図5は、治療時の治療台の動きを示す概略平面図である。まず、中性子捕捉療法システム1に入室する前の所定の準備が患者Sに対して行われる。続いて、患者S及び作業者が準備室3へ誘導され、患者Sが天板41の上に横たわる。そして、作業者は、拘束具を用いて天板41に対して患者Sの身体を拘束する。
その後、作業者は、患者Sにおける照射目標とコリメータ14との位置関係を調整し、患者Sとコリメータ14とを位置合わせを行う。更にその後、作業者は、横行部33を壁部17側へ移動させ、壁部17のダミー照射口18にコリメータ14を嵌入させる。これにより、準備室3において、照射室4での中性子線Nの照射時と同一の状態に治療台2及びコリメータ14がセッティングされる。図4(a)には、この準備室3でのセッティングが完了した状態の一例を示している。
より具体的には、このセッティングの際には、コリメータ取付部50(第2回転支持機構55)の回転により、天板41に対するコリメータ14の位置関係が調整され、コリメータ14と患者Sとの位置合わせが行われる。また、台座部40(第1回転支持機構47)の回転により、台座部40及びコリメータ取付部50の双方が走行部30に対して一体的に回転し、コリメータ14の中心がX軸上に位置付けられる。そして、横行部33が壁部17側へ移動され、ダミー照射口18にコリメータ14が嵌入される。なお、上記した台座部40の回転とコリメータ取付部50の回転とは、同時に実施されてもよいし、いずれか一方が先に実施されてもよい。また、セッティングの際には、伸縮部43の伸縮によって天板41とコリメータ14とのZ軸方向における位置関係が調整される。
続いて、治療台2が照射室4へ移動される。まず、図4(b)に示すように、横行部33が壁部17から離間する側へ移動され、ダミー照射口18からコリメータ14が離脱される。次に、図4(c)に示すように、天板41の長手方向がY軸方向に沿う状態となるように台座部40が回転する。この状態で、ベース部31がY軸方向に移動され、治療台2が準備室3から連絡室5を通り照射室4まで移動される(図5(a))。このとき、天板41の長手方向がY軸方向に沿う状態となっているので、準備室3の出入口(扉D2)や照射室4の出入口(扉D1)、連絡室5の内壁に天板41が干渉しない。また、台座部40が回転する際、台座部40とコリメータ取付部50とが一体的に回転することから、天板41とコリメータ14との位置関係がセッティング時の状態から変化しない。
次に、照射室4において中性子線Nの照射準備が行われる。まず、図5(b)に示すように、台座部40がセッティング時(図4(a))の位置まで回転する。この際にも、台座部40とコリメータ取付部50とが一体的に回転することから、天板41とコリメータ14との位置関係がセッティング時の状態から変化しない。次に、図5(c)に示すように、横行部33が壁部17側へ移動され、照射口16にコリメータ14が嵌入される。これにより、セッティング時の状態が正確に再現され、コリメータ14及び患者Sが所定の位置関係で配置される。その後、患者Sへの中性子線Nの照射が開始される。
以上説明したように、本実施形態の治療台2では、セッティング時には、コリメータ取付部50によって天板41(患者S)に対するコリメータ14の位置関係を調整し、天板41とコリメータ14との位置合わせを行う。また、治療台2の移動の際には、第1回転支持機構47を回転させることで、走行部30に対して天板41及びコリメータ14を共に回転させ、天板41が準備室3の扉等と干渉しない状態とする。このとき、天板41とコリメータ14とが一体的に回転することから、天板41とコリメータ14との位置関係が変化しない。そして、移動完了後には、第1回転支持機構47をセッティング時の位置まで回転させることで、セッティング時の状態を正確に再現することができる。したがって、治療台2によれば、コリメータ14と患者Sとの位置関係を保存しつつ治療台2を照射室4へ移動させることが可能となっている。
また、例えば、患者Sの頭部をコリメータ14に直接に接触させることで、又は患者Sの頭部を若干の隙間をもってコリメータ14に接近させることで、患者Sとコリメータ14との位置合わせを行う場合がある。これは、患者Sの頭部とコリメータ14との隙間が大きくなると、その隙間から中性子線が漏れ、照射効率が低下してしまうためである。そのように患者Sとコリメータ14とが接触又は接近した状態において、従来の中性子捕捉療法システムのように、コリメータ14を治療台2の土台部(走行部30)に固定したまま天板41を土台部に対して回転させると、天板41上の患者Sの頭部がコリメータ14との間で擦れながら天板41が回転してしまう場合がある。この場合、患者Sの姿勢が変化してしまうおそれがあり、例えば患者Sの首が若干傾いて頭部の向きが変化してしまうおそれがある。患者Sの姿勢が変化してしまうと、治療台2を照射室4へ搬送した後に天板41を回転させたとしても、患者Sとコリメータ14との位置関係をセッティングした時の位置関係に戻すことができない。
この点、本実施形態の治療台2では、治療台2の移動の際には、第1回転支持機構47によって走行部30に対して天板41及びコリメータ14を共に回転させるため、天板41とコリメータ14との位置関係が変化しない。そのため、上記のように患者Sの頭部がコリメータ14との間で擦れ、患者Sの姿勢が変化してしまうことを抑制することが可能となっている。
また、本実施形態の治療台2では、コリメータ取付部50は、天板41に対してコリメータ14を回転可能に支持する第2回転支持機構55を有している。これにより、簡単な構成によって、コリメータ取付部50が天板41に対するコリメータ14の位置を調整可能となっている。
また、本実施形態の治療台2では、第1回転支持機構47の回転軸と第2回転支持機構55の回転軸とが同一直線上に位置しており、第1回転支持機構47及び第2回転支持機構55のいずれを回転させた場合でもコリメータ取付部50が同一円周上を移動することから、コリメータ14の位置及び姿勢を照射口16に対して位置合わせし易くなっている。
また、本実施形態の治療台2では、コリメータ14を所定の位置にセットした後、横行部33によって第1回転支持機構47をX軸方向へ移動させることで、コリメータ14を照射口16に嵌入することができる。したがって、例えば床面F上を任意の方向へ移動可能とされた治療台を作業員等が移動させてコリメータ14を照射口16に嵌入する場合と比較して、コリメータ14を照射口16に対して容易に且つ正確に嵌入することが可能となっている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用してもよい。
例えば、上記実施形態では、台座部40を走行部30に対して回転可能に支持し、コリメータ取付部50を台座部40に対して回転可能に支持した例を説明したが、コリメータ取付部50を走行部30に対して回転可能に支持し、台座部40をコリメータ取付部50に対して回転可能に支持してもよい。また、上記実施形態では、第1回転支持機構47の回転軸と第2回転支持機構55の回転軸とが同一直線上に位置している例を説明したが、第1回転支持機構47の回転軸と第2回転支持機構55の回転軸とは同一直線上に位置していなくともよい。
また、上記実施形態では、台座部40及びコリメータ取付部50をX軸方向へ移動させる横行部33を有している例を説明したが、横行部33を有していなくともよい。この場合、他の移動手段によって治療台2を横行させればよい。また、照射口16がX軸方向に開口しており、横行部33が第1回転支持機構47をX軸方向へ移動させる例を説明したが、例えばY軸方向と交差する方向に照射口16が開口している場合には、当該方向へ移動させてもよい。また、上記実施形態では、天板41を、臥せた状態の患者Sが載置される臥位用の形状とした例を説明したが、患者Sが座った状態で載置される座位用の形状としてもよい。
また、上記実施形態では、コリメータ取付部50は、第2回転支持機構55によって、天板41に対するコリメータ14の位置を調整可能となっていたが、これに限られない。例えば、コリメータ取付部50は、3次元的な位置調節が可能な多関節アームを有し、当該多関節アームによって、天板41に対するコリメータ14の位置を調整可能となっていてもよい。当該多関節アームは、例えば、その基端部が台座部40に固定されると共にその先端部にコリメータ14が取り付けられ、先端部が基端部に対して移動することによって天板41に対するコリメータ14の位置を調整してもよい。
また、上記実施形態では、照射室4の出入口に扉D1が設けられると共に準備室3の出入口に扉D2が設けられていたが、照射室4側の扉D1が設けられていればよく、準備室3側の扉D2は省略されてもよい。
1…中性子捕捉療法システム、2…治療台(中性子捕捉療法用治療台)、3…準備室、4…照射室、14…コリメータ、14a…コリメータの開口、16…照射口、30…走行部、31…ベース部、33…横行部、41…天板、47…第1回転支持機構(第1回転支持部)、50…コリメータ取付部、55…第2回転支持機構(第2回転支持部)、A…回転軸、D…扉、L…天板の長手方向の長さ、M1…扉により形成される開口、N…中性子線、S…患者(被照射体)、WD1…扉により形成される開口の幅。

Claims (6)

  1. 中性子線を被照射体に照射する中性子捕捉療法時に前記被照射体が載置される中性子捕捉療法用治療台であって、
    床面に沿って走行する走行部と、
    前記走行部上に設けられ、前記被照射体が載置される天板と、
    前記走行部上に設けられ、前記中性子線の照射範囲を規定するための開口が設けられたコリメータと、
    前記天板に対する前記コリメータの位置を調整可能に前記コリメータを支持するコリメータ取付部と、
    前記走行部に対して前記天板及び前記コリメータを共に回転可能に支持する第1回転支持部と、を備える中性子捕捉療法用治療台。
  2. 前記コリメータ取付部は、前記天板に対して前記コリメータを回転可能に支持する第2回転支持部を有している、請求項1記載の中性子捕捉療法用治療台。
  3. 前記第1回転支持部の回転軸と前記第2回転支持部の回転軸とが同一直線上に位置している、請求項2に記載の中性子捕捉療法用治療台。
  4. 前記走行部は、前記床面に沿って移動するベース部と、前記第1回転支持部を前記ベース部に対して前記ベース部の移動方向と交差する方向へ移動させる横行部と、を有している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の中性子捕捉療法用治療台。
  5. 中性子線を被照射体に照射する中性子捕捉療法システムであって、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の中性子捕捉療法用治療台と、
    前記コリメータと前記被照射体との位置関係の調整が行われる準備室と、
    前記被照射体への前記中性子線の照射が行われる照射室と、
    前記照射室内の壁部に設けられた前記中性子線の照射口と、を備え、
    前記中性子捕捉療法用治療台は、前記準備室と前記照射室との間を走行可能である、中性子捕捉療法システム。
  6. 前記照射室と前記準備室との間には、前記照射室の内部から放出される放射線を遮蔽する扉が設けられ、
    中性子捕捉療法用治療台を通過させる際に前記扉が開かれることにより形成される開口の幅は、前記天板の長手方向の長さよりも小さい、請求項5に記載の中性子捕捉療法システム。
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