JP5829162B2 - X線撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検査対象のX線画像を取得するX線撮影装置に関する。特に荷電粒子線治療装置とともに使用されるのに最適なX線撮影装置に関する。
例えば、高エネルギーに加速された陽子を対象物に照射する陽子線照射装置(荷電粒子線治療装置)は、がんなどの局所疾患の治療に利用されている。陽子線照射装置から陽子線が出射され、患部内の細胞にダメージを与えることで治療が行われる。通常、陽子線の照射前には、患部周辺の必要なデータの取得が行われる。患部周辺をX線で撮影することで、事前に計画された照射位置に患部を合わせるために必要なデータの取得が行われる。
検査対象にX線を照射して、X線画像を取得するX線撮影装置は、X線源及びX線受信器を備えている(例えば、特許文献1,2参照)。例えば、陽子線治療装置がガントリータイプである場合には、ガントリーを用いてX線源及びX線受信器を検査対象回りに回転させることができる(特許文献1参照)。陽子線治療装置が固定照射タイプである場合には、X線源及びX線受信器がガントリーと共に回転しないことから、X線源及びX線受信器は、リング状の支持部材によって支持され、検査対象の回りを回転移動することができる(特許文献2参照)。X線源及びX線受信器は、リング状の支持部材から、検査対象が存在する方へ張り出すように配置されている。
特開2008−173297号公報 特開2000−70255号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、X線源及びX線受信器が、検査対象の回りを回転移動する際に、検査対象と接触しないように、作業員は細心の注意を払う必要があり、作業時間がかかり、手間がかかった。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、検査対象を検査する際の作業員の手間を軽減することが可能なX線撮影装置を提供することを目的とする。
本発明は、検査対象回りに配置可能な枠体と、検査対象回りに回転可能に前記枠体に支持され、X線を出射するX線管と、検査対象回りに回転可能に前記枠体に支持され、X線管から出射され検査対象を透過したX線を検出するX線検出器と、検査対象に対して荷電粒子線を照射可能な荷電粒子線照射部近傍に配置されると共に、荷電粒子線照射部から照射された荷電粒子線が通過する領域から外れた領域である退避領域に、X線検出器を退避させる支持機構と、を備え、X線管及びX線検出器は、枠体よりも検査対象側へ張り出さないように配置され、支持機構は、上下方向に交差するX方向において枠体を挟むように配置され、枠体を上下方向に移動可能に支持する一対の第2の支持機構と、X方向において枠体を挟むように配置されて、一対の第2の支持機構に連結されると共に枠体に連結されて、X方向に延在する回転軸線回りに枠体を回転可能に支持する一対の第3の支持機構と、を備え、X方向における一方側に配置された第3の支持機構は、X方向における一方側に配置された第2の支持機構に連結され、X方向における他方側に配置された第3の支持機構は、X方向における他方側に配置された第2の支持機構に連結されているX線撮影装置を提供する。
X線撮影装置は、検査対象回りに回転するX線管及びX線検出器が枠体によって支持され、枠体よりも検査対象側へ張り出さないように配置されている(X線管及びX線検出器が、検査対象から見て、枠体より外側に配置されている)。X線管及びX線検出器が、検査対象側へ張り出していないため、X線管及びX線検出器の回転移動時に、検査対象との接触のおそれが低減される。検査対象と、X線管又はX線検出器との接触のおそれが低減されるので、作業員の手間を軽減することができる。
X線撮影装置は、検査対象に対して荷電粒子線を照射可能な荷電粒子線照射部近傍に配置されると共に、荷電粒子線照射部から照射された荷電粒子線が通過する領域から外れた領域である退避領域に、X線検出器を退避させる支持機構を備える
この構成のX線撮影装置は、荷電粒子線が通過する領域から外れた領域である退避領域に、X線検出器を退避させることができるので、X線検出器に荷電粒子線が照射されることが防止され、X線検出器の荷電粒子線による損傷を防止することができる。
支持機構は、検査対象が存在する検査室の天井に支持され、一対の第2の支持機構によって、枠体、X線管、及びX線検出器を、天井側の退避領域へ退避可能である構成でもよい。
X線撮影装置は、水平方向に往復運動可能であり、X線を出射する場合に、検査対象の回りに前記枠体を配置し、X線を出射しない場合に、検査対象と枠体とを離間するよう水平移動させる構成でもよい。
この構成のX線撮影装置は、枠体が水平方向に往復運動可能であるので、X線を出射して撮影を行う際には、検査対象の回りに枠体を配置し、撮影後には、対象物と離間する位置へ枠体を水平方向に移動させることができる。
X線撮影装置は、上下方向に往復運動可能であり、X線を出射する場合に、前記枠体の内側に前記検査対象を配置し、前記X線を出射しない場合に、前記検査対象と前記枠体とを離間するように上下移動させる構成でもよい。
この構成のX線撮影装置は、枠体が上下方向に往復運動可能であるので、X線を出射して撮影を行う際には、検査対象の回りに枠体を配置し、撮影後には、対象物と離間する位置へ枠体を上下方向に移動させることができる。
枠体は、X線管及びX線検出器の周回軌道に沿って連続して形成され、周回軌道の内側に内壁を備える構成でもよい。このように、周回軌道と検査対象との間に、壁体を配置することができるので、X線管及びX線検出器が対象物に接触するおそれを低減することができる。
X線撮影装置は、内壁を含み、周回軌道と直交する面において周回軌道を囲繞して、周回軌道に沿って連続して形成された保護部材を備える構成でもよい。これにより、周回軌道の周囲を保護部材によって覆うことができるため、X線管及びX線検出器と、保護部材の外側に配置された他の物体(検査対象を含む)との接触のおそれを低減することができる。
本発明のX線撮影装置によれば、検査対象と、X線管及びX線検出器との接触のおそれが低減されるので、検査対象を検査する際の作業員の手間を軽減することができる。
本発明の実施形態に係るX線撮影装置を備えた陽子線治療システムの概略構成図である。 検査室内に配置されたX線撮影装置を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るX線撮影装置の側面図である。 本発明の実施形態に係るX線撮影装置の正面図である。 X線撮影装置の検査ユニットの回転軸線と交差する断面を示す横断面図である。 X線撮影装置の検査ユニットの回転軸線に沿う断面を示す縦断面図である。 X線源及びX線検出器を収容するカバー部材の断面図である。 本発明の他の実施形態に係るX線撮影装置を示す図である。
以下、本発明に係るX線撮影装置の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態では、X線撮影装置が組み込まれた陽子線治療システム1について説明する。陽子線治療システム1は、例えば、患者(検査対象)の内部の腫瘍(被照射体)に対して、陽子ビーム(荷電粒子線)を照射する装置である。
図1に示すように、陽子線治療システム1は、イオン源(不図示)で生成されたイオンを加速して陽子ビームを出射するサイクロトロン(粒子加速器)2、サイクロトロン2から出射された陽子ビームを輸送するビーム輸送ライン3を有する。
サイクロトロン2で加速された陽子ビームは、ビーム輸送ライン3に沿って偏向され、陽子線照射ユニット40、及び回転ガントリー70の陽子線照射ユニットに供給される。ビーム輸送ライン3には、陽子ビームを偏向させるための偏向磁石や、ビーム成形を行う四重極電磁石等が設けられている。荷電粒子線を調整するための電磁石としては、ビーム成形を行う四重極電磁石、ビームを偏向させる偏向磁石などが含まれる。
陽子線治療システム1のX線撮影装置10は、建屋5内に収容されている。建屋5には、放射線の透過を抑制する放射線遮蔽壁によって構成された複数の照射室(検査室)6A,6Bが設けられている。照射室6Aには、X線撮影ユニット及び陽子線照射ユニットを一体として回転させる回転ガントリー70が設けられている。照射室6Bには、X線撮影装置10と、陽子線照射ユニット40とが個別に設けられている。
本実施形態の建屋5は、例えば3つの照射室6Aと、1つの照射室6Bとを備えている。ビーム輸送ライン3は、所定の位置で分岐され、照射室6Aへ導入されライン3aと、照射室6Bへ導入されるライン3bを有する。
(X線撮影装置)
図2は照射室6B内に配置されたX線撮影装置10を示す平面図である。図3はX線撮影装置10の側面図である。図4はX線撮影装置10の正面図である。上述した通り、照射室6Bには、陽子線を照射する陽子線照射ユニット40とは別に、X線撮影装置10が設けられている。X線撮影装置10は、X線を出射するX線源11(図5参照)及び出射されたX線を検出するX線検出器12を有する検査ユニット20と、検査ユニット20を支持する支持ユニット30と、を備えている。なお、図2〜図4では、複数個所に、検査ユニット20が図示されているが、検査ユニット20が異なる位置へ移動したときの状態を示している(図8も同じ)。
図2に示すように、陽子線照射ユニット40には、ビーム輸送ライン3b(3)が連結され、サイクロトロン2で発生した陽子ビームが導入される。照射室6B(検査室)内には、患者M(検査対象)が横たわる寝台7が配置可能となっている。寝台7は、ロボットアーム8によって移動可能とされている。
(陽子線照射ユニット)
そして、陽子線照射ユニット40は、寝台7(患者)に対して、進退可能に設けられている。例えば、照射室6Bの床面には、ガイドレールが設けられ、陽子線照射ユニット40は、ガイドレールに沿って移動し、対象物(検査対象)に対して、接近又は離間することができる。
(検査ユニット)
図5及び図6は、検査ユニット20の内部を示す断面図である。検査ユニット20は、X線を出射するX線管11と、X線管11から出射されたX線を検出するX線検出器12と、X線管11及びX線検出器12を所定の回転軸線回りに回転可能に支持する回転駆動機構13と、これらのX線管11、X線検出器12、及び回転駆動機構13を収容するカバー部材50(保護部材)とを有する。
回転駆動機構13は、X線管11及びX線検出器12を互いに対向して支持する支持部材14と、この支持部材14を回転軸線回りに回転させる駆動源15とを備えている。支持部材14は、図5に示すように、例えば、円環状(O字状)に形成されている。なお、支持部材14は、円環状ではなく、円弧状(C字状)に形成されていてもよい。X線管11及びX線検出器12は、例えば、支持部材14の回転軸線方向の一方の側面に固定されている。なお、X線管11及びX線検出器12が、円環状の支持部材14の内周面や外周面に固定されていてもよい。支持部材14には、複数組のX線管11及びX線検出器12が設置されていてもよい。
支持部材14は、カバー部材50に対して、回転可能に支持されている。例えば、カバー部材50には、支持部材14の回転移動を案内する案内部材などが設けられている。
支持部材14の外周面には、当該支持部材14に回転駆動力を伝達するための複数の歯型14aが形成されている。駆動源15(図6参照)は、例えば、電動モータである。電動モータの出力軸には、支持部材14の歯型14aと噛み合う歯車15aが設けられている。本実施形態では、図5に示すように歯車15aが、支持部材14の下方(最下点に対応する位置)に配置されているが、例えば、支持部材14の上方などその他の位置に、歯車15aが配置されていてもよい。
図7は、X線源及びX線検出器を収容するカバー部材の断面図である。カバー部材50は、例えば、断面が矩形状に形成され、図5に示すように、X線管11及びX線検出器12の周回軌道(移動経路)に沿って連続して形成されている。
カバー部材50は、X線管11及びX線検出器12の周回軌道の内側に配置された内壁51(枠体)と、X線管11及びX線検出器12の周回軌道の外側に配置された外壁52と、X線管11及びX線検出器12の周回軌道の両側(回転軸線の延在する方向:図7ではY方向)に配置された一対の側壁53とを備えている。これらの壁体(内壁51、外壁52、及び側壁53)は、例えば、ステンレス、アルミなどの金属材料によって形成することができる。X線管11及びX線検出器12は、支持部材14及び側壁53を介して、内壁51(枠体)に支持されている。
X線管11、X線検出器12、及び回転駆動機構13は、内壁51よりも対象物側(回転中心側)へ張り出さないように配置されている。なお、内壁51には、X線を透過し易くするための開口部51a(図7)が形成されていてもよい。
また、カバー部材50の断面形状は、矩形状に限定されず、例えば円形などその他の形状でもよい。また、壁体51〜53を備えるカバー部材50に代えて、棒状のフレーム(枠体)を備える構成でもよい。枠体よりも回転中心側(対象物が存在する側)に、X線管11及びX線検出器12が張り出していない構成であればよい。
(支持ユニット)
支持ユニット30は、図3に示すY方向に検査ユニット20を移動可能に支持する第1の支持機構31と、検査ユニット20を上下方向に移動可能に支持する第2の支持機構32と、図3に示すX方向に延在する回転軸線回りに、検査ユニット20を回転可能に支持する第3の支持機構33とを備えている。
第1の支持機構31は、例えば、検査室6の天井6aに配置されたガイドレールに沿って移動する。ガイドレールはX方向において、所定距離をおいて2本配置されている。第1の支持機構31は、ガイドレールに沿って移動(スライド)するもの限定されない。例えば、その他の駆動機構を用いて、検査ユニット20をY方向に往復動可能に支持するものでもよい。例えば、ボールねじ機構、油圧シリンダなどを用いて、検査ユニット20をY方向に移動させてもよい。なお、X線撮影装置10のガイドレールは、天井6aに配置され、陽子線照射ユニット40のガイドレールは、床面に設置されているので、互いに干渉しない。
第2の支持機構32は、第1の支持機構31に連結され、図4及び図5に示すように、X方向の両側に配置されている。第2の支持機構32は、例えば、油圧シリンダ、ボールねじ機構などによって構成することができる。第2の支持機構32は、第1の支持機構31と共にY方向に移動可能である。
第3の支持機構33は、第2の支持機構32に連結され、X方向に延在する所定の回転軸回りに、検査ユニット20を回転駆動することができる。第3の支持機構33は、検査ユニット20をX方向の両側から支持している。第3の支持機構33は、例えば、駆動源として電動モータを備えている。第3の支持機構33は、電動モータの回転駆動力を、検査ユニット20のカバー部材50に伝達して、検査ユニット20を回転駆動する。第3の支持機構33は、第2の支持機構32と共に、Y方向に移動可能であり、且つ、上下方向Z方向に移動可能である。
次に、本実施形態に係るX線撮影装置10を備えた陽子線治療システム1の動作について説明する。まず、図2〜4に示すように検査対象である患者Mを寝台7に寝かせて、ロボットアーム8を駆動して、患者Mを所定の位置に配置する。例えば、患者Mの長手方向が、図示Y方向となるように配置させる。
X線撮影前(検査前)の状態において、検査ユニット20は、図3及び図4に示すように、例えば、患者Mの真上に配置されている。図3及び図4では、円環状のカバー部材50の軸線L1が、上下方向Zに沿うように、検査ユニット20(20A)が図示されている。患者Mの上方に検査ユニット20が配置され、カバー部材50の軸線L1が上下方向Zに沿うように配置された状態を、便宜的に「第1の姿勢」と記載する。第1の姿勢において、検査ユニット20(20A)は、例えば天井近傍に配置されている。
次に、X線撮影を開始するにあたり、検査ユニット20を図3に示すように、Y方向(水平方向)において、患者Mと離間した位置に配置する。X線撮影装置10は、第1の姿勢の検査ユニット20(20A)を、図3における図示左側で、患者Mと離間した位置に移動させる。図3では、カバー部材50の軸線L1が、図示左右方向Yに沿うように、検査ユニット20(20B)が図示されている。患者Mの頭部側で、患者Mと離れた位置に検査ユニット20が配置され、カバー部材50の軸線L1がY方向に沿うように配置された状態を、便宜的に「第2の姿勢」と記載する。
図3に示すように、検査ユニット20が、第1の姿勢から第2の姿勢へ移行する場合には、検査ユニット20は、図示左側に移動しながら下降し、X方向に延在する回転軸線回りに回転する。図3では、第1の姿勢から第2の姿勢へ移行する際の途中の検査ユニット20の姿勢も図示されている。第1の支持機構31が作動して、検査ユニット20をY方向に移動させ、第2の支持機構32が作動して、検査ユニット20を下方へ移動させ、第3の支持機構が作動して、検査ユニット20をX方向に延在する回転軸線回りに90度回転させる。
図2及び図4に示すように、第2の姿勢の検査ユニット20は、カバー部材50の中央開口部と、患者Mの位置とが、Y方向から見て一致するように配置されている。
続いて、図2に示すように、検査ユニット20を患者Mの検査対象部位の近傍に配置する。X線撮影装置10は、第2の姿勢の検査ユニット20(20B)をY方向に移動させる。X線撮影装置10は、カバー部材50の中央開口部内に患者Mが配置された状態で、検査ユニット20(20C)を停止する。図2に示すように、患者Mがカバー部材50の中央開口部内に配置された状態を、便宜的に「第3の姿勢」と記載する。
図2に示すように、検査ユニット20が、第2の姿勢から第3の姿勢へ移行する場合は、第1の支持機構31が作動して、検査ユニット20をY方向に移動させる。このとき、第2の支持機構32及び第3の支持機構33は、検査ユニット20の姿勢変化に関与しない。
次に、X線撮影装置10は、カバー部材50内の支持部材14を駆動させ、X線管11及びX線検出器12を移動させる。X線撮影装置10は、駆動源15による回転駆動力を支持部材14に伝達して、支持部材14を回転させる。支持部材14の回転移動に伴い、X線管11及びX線検出器12が周方向に変位する。例えば、X線管11及びX線検出器12を回転移動させることで、検査対象部位に対して、異なる方向から、X線画像を取得することができる。所定の位置にX線管11及びX線検出器12が配置された状態で、X線を出射して、対象部位を透過したX線が、X線検出器12によって検出されてX線撮影が行われる。
また、X線管11及びX線検出器12は、カバー部材50とは独立して回転移動する。カバー部材50は、支持ユニット30によって支持された状態で静止し、X線管11及びX線検出器12は、カバー部材50に対して回転移動する。
X線撮影の終了後、X線撮影装置10は、検査ユニット20を、第3の姿勢(20C)から第2の姿勢(20B)へ移行させる。陽子ビームの照射を開始する前に、X線撮影装置10は、陽子ビームが照射されない退避領域へ、検査ユニット20を退避させる。
次にX線撮影装置10は、図2に示すように陽子線照射ユニット40を、患者Mに対して接近させて、陽子ビームを対象部位に照射することで治療を行う。陽子ビームの照射中において、検査ユニット20が退避領域に配置されているので、X線検出器12が陽子ビームの影響を受けない。
次に、図8を参照して、患者Mが椅子7Bに座った状態でX線撮影を行う場合のX線撮影装置10の動作について説明する。例えば椅子7Bは、寝台7(図2〜4参照)の一部を上下方向Zに配置させることで、椅子7Bとして、患者Bを着座させることができる。例えば、患者Mの長手方向が、図示Z方向となるように配置させる。
X線撮影前(検査前)の状態において、検査ユニット20は、図8に示すように、例えば、患者Mの真上に配置されている。図8では、円環状のカバー部材50の軸線L1が、上下方向Zに沿うように、検査ユニット(20A)が図示されている。患者Mの上方に検査ユニット20が配置され、カバー部材50の軸線L1が上下方向Zに沿うように配置された状態を、便宜的に「第1の姿勢」と記載する。第1の姿勢において、検査ユニット20(20A)は、例えば天井近傍に配置されている。このとき、第1の姿勢の検査ユニット20は、カバー部材50の中央開口部と、患者Mの位置とが、Z方向から見て一致するように配置されている。
続いて、検査ユニット20を患者Mの検査対象部位の近傍に配置する。X線撮影装置10は、第1の姿勢の検査ユニット20(20A)をZ方向に下降させる。X線撮影装置10は、カバー部材50の中央開口部内に患者Mが配置された状態で、検査ユニット20(20D)を停止する。図8に示すように、患者Mがカバー部材50の中央開口部内に配置された状態を、便宜的に「第4の姿勢」と記載する。
図8に示すように、検査ユニット20が、第1の姿勢から第4の姿勢へ移行する場合は、第2の支持機構32が作動して、検査ユニット20を下方へ移動させる。このとき、第1の支持機構31及び第3の支持機構33は、検査ユニット20の姿勢変化に関与しない。
次に、X線撮影装置10は、患者Mが寝台7に横たわっている状態でX線撮影をするときと同様に、X線管11及びX線検出器12を回転移動させて、X線撮影を行う。カバー部材50は、支持ユニット30によって支持された状態で静止し、X線管11及びX線検出器12は、カバー部材50に対して回転移動する。
X線撮影の終了後、X線撮影装置10は、検査ユニット20を、第4の姿勢から第1の姿勢へ移行させる。陽子ビームの照射を開始する前に、X線撮影装置10は陽子ビームが照射されない退避領域へ、検査ユニット20を退避させる。
次にX線撮影装置10は、図8に示すように陽子線照射ユニット40を、患者Mに対して接近さえて、陽子ビームを対象部位に照射することで治療を行う。陽子ビームの照射中において、検査ユニット20が退避領域に配置されているので、X線検出器12が陽子ビームの影響を受けない。
このような本実施形態のX線撮影装置10によれば、患者M(検査対象)の回りに回転するX線管11及びX線検出器12が、カバー部材50によって回転可能に支持され、カバー部材50よりも患者M側に張り出さないように配置されている。すなわち、X線管11及びX線検出器12が、検査対象から見てカバー部材50の内壁51より外側(円環状のカバー部材50の径方向の外側)に配置されている。X線管11及びX線検出器12が、患者M側へ張り出していないため、X線管11及びX線検出器12の回転移動時に、患者Mとの接触のおそれが低減される。患者Mと、X線管11及びX線検出器12との接触のおそれが低減されるので、陽子線治療システム1を操作する作業員の手間を軽減することができる。
また、X線撮影装置10は、陽子ビームが通過する領域から外れた領域である退避領域に、X線検出器12を退避させることができるので、X線検出器12に荷電粒子線が照射されることが防止され、X線検出器12の陽子ビームによる損傷を防止することができる。
X線撮影装置10は、寝台7上に横たわるように配置された患者Mに対して、カバー部材50を水平方向(Y方向)に移動させることができる。X線撮影装置10は、X線を出射して撮影を行う際には、カバー部材50の内側に患者Mを配置させるために検査ユニット20を移動させ、撮影後には、患者Mと離間する位置へ検査ユニット20を移動させることができる。
X線撮影装置10は、X線管11及びX線検出器12の周回軌道と直交する面において周回軌道(X線管11、X線検出器12、及び支持部材14)を囲繞して、周回軌道に沿って連続して形成されたカバー部材50を備えている。これにより、周回軌道の周囲をカバー部材50によって覆うことができるため、X線管11及びX線検出器12と、カバー部材50の外側に配置された他の物体との接触の防止することができる。
X線撮影装置10は、荷電粒子線照射部(陽子線照射ユニット40)近傍に配置されるので、寝台7(椅子7B)及びロボットアーム8は、X線による検査だけでなく粒子線による治療の際にも兼用することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、円環状の枠体(内壁51)を備える構成であるが、枠体は、円環状のものに限定されず、円弧状、矩形状などその他の形状の枠体でもよい。
1…陽子線治療システム、6B…照射室(検査室)、10…X線撮影装置、11…X線管、12…X線検出器、30…支持ユニット、40…陽子線照射ユニット(荷電粒子線照射部)、50…カバー部材、51…内壁(枠体)、M…患者(検査対象)。

Claims (6)

  1. 検査対象回りに配置可能な枠体と、
    前記検査対象回りに回転可能に前記枠体に支持され、X線を出射するX線管と、
    前記検査対象回りに回転可能に前記枠体に支持され、前記X線管から出射され前記検査対象を透過したX線を検出するX線検出器と、
    前記検査対象に対して荷電粒子線を照射可能な荷電粒子線照射部近傍に配置されると共に、前記荷電粒子線照射部から照射された荷電粒子線が通過する領域から外れた領域である退避領域に、前記X線検出器を退避させる支持機構と、を備え、
    前記X線管及び前記X線検出器は、前記枠体よりも前記検査対象側へ張り出さないように配置され
    前記支持機構は、
    上下方向に交差するX方向において前記枠体を挟むように配置され、前記枠体を前記上下方向に移動可能に支持する一対の第2の支持機構と、
    前記X方向において前記枠体を挟むように配置されて、前記一対の第2の支持機構に連結されると共に前記枠体に連結されて、前記X方向に延在する回転軸線回りに前記枠体を回転可能に支持する一対の第3の支持機構と、を備え、
    前記X方向における一方側に配置された前記第3の支持機構は、前記X方向における一方側に配置された前記第2の支持機構に連結され、
    前記X方向における他方側に配置された前記第3の支持機構は、前記X方向における他方側に配置された前記第2の支持機構に連結されているX線撮影装置。
  2. 前記支持機構は、前記検査対象が存在する検査室の天井に支持され、前記一対の第2の支持機構によって、前記枠体、前記X線管、及び前記X線検出器を、前記天井側の前記退避領域へ退避可能である請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 前記支持機構は、水平方向に往復運動可能であり、前記X線を出射する場合に、前記検査対象の回りに前記枠体を配置し、前記X線を出射しない場合に、前記検査対象と前記枠体とを離間するよう水平移動させる請求項に記載のX線撮影装置。
  4. 前記支持機構は、上下方向に往復運動可能であり、前記X線を出射する場合に、前記検査対象の回りに前記枠体を配置し、前記X線を出射しない場合に、前記検査対象と前記枠体とを離間するように上下移動させる請求項1〜3の何れか一項に記載のX線撮影装置。
  5. 前記枠体は、前記X線管及び前記X線検出器の周回軌道に沿って連続して形成され、前記周回軌道の内側に内壁を備える請求項1〜の何れか一項に記載のX線撮影装置。
  6. 前記内壁を含み、前記周回軌道と直交する面において前記周回軌道を囲繞して、前記周回軌道に沿って連続して形成された保護部材を備える請求項に記載のX線撮影装置。
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