JP6447941B2 - 情報通信機器の収容室 - Google Patents
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なおここで、標準機器列、高温耐用機器列とは、標準機器、高温耐用機器自体が多段に積層されたり、あるいは高さのある標準情報通信機器、高温耐用情報通信機器が横方向に並べられて、列を構成している場合のみならず、ラックに搭載されて標準機器のラック列、高温耐用機器のラック列を構成している場合であってもよく、またその混在形態であってもよい。また空調機からの給気が供給される標準機器列の前面側空間とは、当該前面側空間のみならず当該前面側空間と連通する空間、たとえば標準機器列の側方の空間をも含むものである。
別な観点によれば、本発明は、前面側に吸気面、背面側に排気面を有し、かつ標準温度域で動作保証された標準情報通信機器と、前面側に吸気面、背面側に排気面を有し、かつ前記標準温度域よりも高い温度域まで動作保証された高温耐用情報通信機器と、を収容した室であって、前記室は、前記標準情報通信機器の前面側が同一面側となるように列状に配置された標準機器列と、前記標準通信機器列と同列上に配置され、前記高温耐用情報通信機器の前面側が同一面側となるように列状に配置された高温耐用機器列と、前記標準機器列の前面側に形成され、前記室からの還気を取り入れて降温させる空調機からの給気が供給される空間であるコールドアイルと、前記標準機器列の背面側に形成され、前記標準機器列からの排気が排気される空間であるホットアイルと、前記高温耐用機器列の背面側に形成され、前記高温耐用機器列からの排気が排気される空間であるスーパーホットアイルと、前記高温耐用機器列の前面側には、前記ホットアイルからの空気が流入するように形成された空気の流路と、前記空調機には、前記スーパーホットアイルからの空気が還気として流入するように形成された空気の流路と、を有することを特徴としている。
前記空調機は、前記室の室内に設けられていてもよい。また前記空調機は、前記室の室外に設けられていてもよい。
また、説明の都合上、スーパーホットアイルSHとして高温の排熱が集まる部分を「アイル」として表現しているが、高温耐用情報通信機器を収めたラック内またはラック上部に同様の空間(エリア)を設け、当該空間を高温の排熱が集まる部分としてRAや熱交換器に戻してもよい。
なお、スーパーホットアイルSHは高温耐用機器背面側に小さく形成しており、ラック20背面側半分程度の領域の上方空間に高温の排気が流れるように区画しており、図ではこのラック20の背面側の上方空間の区画領域もスーパーホットアイルSHとして表わしている。このようにすることで、コールドアイルCの面積を広く確保することができる。そしてスーパーホットアイルSHからの還気RA1は、空調機2、3が設置されている空調機械室Mに導入するように構成されている。そしてホットアイルHからの還気RA2も空調機械室Mに導入するように構成されている。なおスーパーホットアイルSHのバイパス部40、41は必要に応じて高温耐用機器列HL1、HL2の一端部に設定してもよい。
なお、前述の図2や図3における熱交換器51、52、図5、図6における熱交換器51、52は、室内に設置するだけでなく、同室の天井裏や床下、また同室の室外(別室や屋外、屋内を問わない)のいずれに設置してもよい。
2、3 空調機
4、5、6、7、8 仕切り材
10、20 ラック
30、31、40、41 バイパス部
C コールドアイル
H ホットアイル
HL1、HL2 高温耐用機器列
R、RS 室
RA、RA1、RA2 還気
SA 給気
SH スーパーホットアイル
SL1、SL2 標準機器列
Claims (11)
- 前面側に吸気面、背面側に排気面を有し、かつ標準温度域で動作保証された標準情報通信機器と、前面側に吸気面、背面側に排気面を有し、かつ前記標準温度域よりも高い温度域まで動作保証された高温耐用情報通信機器と、を収容した室であって、
前記室の室内には、
前記標準情報通信機器の前面側が同一面側となるように列状に配置された標準機器列と、前記高温耐用情報通信機器の前面側が同一面側となるように列状に配置された高温耐用機器列とが、同列上に配置され、かつ前記標準機器列の背面側からの排気が排気される空間に、前記高温耐用機器列の前面側が対面するように前記高温耐用機器列が配置されており、
前記高温耐用機器列からの排気を還気として取り入れ、これを給気として前記室における標準機器列の前面側空間に供給する空調機とを有することを特徴とする、情報通信機器の収容室。 - 前面側に吸気面、背面側に排気面を有し、かつ標準温度域で動作保証された標準情報通信機器と、前面側に吸気面、背面側に排気面を有し、かつ前記標準温度域よりも高い温度域まで動作保証された高温耐用情報通信機器と、を収容した室であって、
前記室は、
前記標準情報通信機器の前面側が同一面側となるように列状に配置された標準機器列と、
前記標準通信機器列と同列上に配置され、前記高温耐用情報通信機器の前面側が同一面側となるように列状に配置された高温耐用機器列と、
前記標準機器列の前面側に形成され、前記室からの還気を取り入れて降温させる空調機からの給気が供給される空間であるコールドアイルと、
前記標準機器列の背面側に形成され、前記標準機器列からの排気が排気される空間であるホットアイルと、
前記高温耐用機器列の背面側に形成され、前記高温耐用機器列からの排気が排気される空間であるスーパーホットアイルと、
前記高温耐用機器列の前面側には、前記ホットアイルからの空気が流入するように形成された空気の流路と、
前記空調機には、前記スーパーホットアイルからの空気が還気として流入するように形成された空気の流路と、
を有することを特徴とする、情報通信機器の収容室。 - 前記空調機は、前記室の室内に設けられていることを特徴とする、請求項1または2のいずれか一項に記載の情報通信機器の収容室。
- 前記空調機は、前記室の室外に設けられていることを特徴とする、請求項1または2のいずれか一項に記載の情報通信機器の収容室。
- 前記空調機からの給気が供給される空間と、前記高温耐用機器列の背面側空間とは仕切り材によって仕切られていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報通信機器の収容室。
- 前記空調機からの給気が供給される空間と、前記標準機器列の背面側からの排気が排気される空間とは、仕切り材によって仕切られていることを特徴とする、請求項5に記載の情報通信機器の収容室。
- 前記標準機器列の前面側空間から前記標準機器列を通過せずに、前記標準機器列の背面側からの排気が排気される空間に、前記給気を導入するバイパス部を有することを特徴とする、請求項6に記載の情報通信機器の収容室。
- 前記高温耐用機器列の前面側空間から、前記高温耐用機器列を通過せずに、前記高温耐用機器列の前面側空間の空気を、前記高温耐用機器列の背面側空間に対して導入する他のバイパス部を有していることを特徴とする、請求項7に記載の情報通信機器の収容室。
- 前記バイパス部または前記各バイパス部には、風量調整機構または逆流防止機構が設けられていることを特徴とする、請求項7または8のいずれか一項に記載の情報通信機器の収容室。
- 前記標準機器列の背面側からの排気が排気される空間の空気の一部が、直接前記空調機に取り入れられるように構成されたことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の情報通信機器の収容室。
- 前記高温耐用機器列からの排気は、廃熱利用のための機器を介して降温された後、還気として前記空調機に取り入れられるように構成されたことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の情報通信機器の収容室。
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