JP6446867B2 - 漏洩流体拡散防止装置及び漏洩流体拡散防止方法 - Google Patents

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本発明は、配管フランジの継手部分から漏洩した流体の拡散を防止する漏洩流体拡散防止装置及び漏洩流体拡散防止方法に関するものである。
毒物や劇物を扱うプラントで用いられる配管は、充分な強度を有し、耐食性を有する材料が用いられ、各配管同士はフランジを介して連結される様になっている。又、フランジの継手部分については、事前に耐圧試験及び気密試験を行い、流体の漏洩の有無を確認している。
プラントの稼働中、外力や熱応力によりフランジの継手部分に隙間が生じ、フランジの継手部分から流体が漏洩した際には、漏洩箇所を特定する必要がある。然し乍ら、従来は検知器或は作業者の目視により漏洩箇所を確認しており、検知器の台数や点検頻度の問題から漏洩の発生から検知、漏洩箇所の特定迄に時間を要していた。更に、漏洩流体の拡散防止や除害は作業者の手作業で行う必要がある為、更に時間を要していた。
尚、特許文献1には、フランジの外周面に装着した締着基枠のパッキン箱内にシール用パッキンとスペース用パッキンとを介在して収納し、パッキン押えで前記パッキンを押圧密着させて締結すると共に、フランジをガスケットを有した袋ナットで締着することにより、漏洩箇所を簡単に補修して漏洩をシールする極低温用フランジ継手の漏洩防止装置が開示されている。
特開2007−127153号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、漏洩した処理流体の周囲への拡散を防止する漏洩流体拡散防止装置及び漏洩流体拡散防止方法を提供するものである。
本発明は、配管を連結するフランジ部から漏洩した処理流体の拡散を防止する漏洩流体拡散防止装置であって、前記フランジ部を気密且つ液密に収納するフランジ部カバーと、該フランジ部カバーに接続され、該フランジ部カバー内に漏洩した前記処理流体に対応する除害流体を散布する散布管と、前記フランジ部カバーに接続され、除害された前記処理流体と前記除害流体とを前記フランジ部カバー内から排出するドレン管とを具備する漏洩流体拡散防止装置に係るものである。
又本発明は、前記フランジ部カバーに接続された検知管と、該検知管に設けられた検知手段とを更に具備し、該検知手段が前記フランジ部カバー内への前記処理流体の漏洩を検知する漏洩流体拡散防止装置に係るものである。
又本発明は、制御部を更に具備し、該制御部は前記検知手段の検知結果に基づき、前記フランジ部カバー内への前記除害流体の供給と、前記フランジ部カバー内からの前記処理流体及び前記除害流体の排出とを制御する漏洩流体拡散防止装置に係るものである。
更に又本発明は、配管を連結するフランジ部からの処理流体の漏洩を検知する工程と、検知結果に基づき前記フランジ部を気密且つ液密に覆うフランジ部カバー内に除害流体を供給し漏洩した前記処理流体の除害を行う工程と、前記除害流体及び除害された前記処理流体を前記フランジ部カバー内から排出する工程と、該フランジ部カバー内及び前記配管内を不活性ガスでパージする工程とを有する漏洩流体拡散防止方法に係るものである。
本発明によれば、配管を連結するフランジ部から漏洩した処理流体の拡散を防止する漏洩流体拡散防止装置であって、前記フランジ部を気密且つ液密に収納するフランジ部カバーと、該フランジ部カバーに接続され、該フランジ部カバー内に漏洩した前記処理流体に対応する除害流体を散布する散布管と、前記フランジ部カバーに接続され、除害された前記処理流体と前記除害流体とを前記フランジ部カバー内から排出するドレン管とを具備するので、漏洩した前記処理流体の周囲への拡散を防止することができると共に、前記フランジ部カバーを安全に取外すことができ、作業時の安全性を向上させることができる。
又本発明によれば、配管を連結するフランジ部からの処理流体の漏洩を検知する工程と、検知結果に基づき前記フランジ部を気密且つ液密に覆うフランジ部カバー内に除害流体を供給し漏洩した前記処理流体の除害を行う工程と、前記除害流体及び除害された前記処理流体を前記フランジ部カバー内から排出する工程と、該フランジ部カバー内及び前記配管内を不活性ガスでパージする工程とを有するので、漏洩した前記処理流体の周囲への拡散を防止することができると共に、除害処理に必要な作業量の低減が図れ、作業効率を向上させることができるという優れた効果を発揮する。
本発明の実施例に係る漏洩流体拡散防止装置を示す構成図である。 連結されたフランジ部と該フランジ部を覆うフランジ部カバーであり、該フランジ部カバーを透視した状態を示し、(A)は側断面図を示し、(B)は斜視図を示している。 連結されたフランジ部と該フランジ部を覆うフランジ部カバーであり、該フランジ部カバーを透視した状態を示し、(A)は上面図を示し、(B)は正面図を示している。 本発明の実施例に係る処理流体の除害処理を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
先ず、図1〜図3に於いて、本発明の実施例に係る漏洩流体拡散防止装置(以下拡散防止装置)1について説明する。
プラントに於いて、処理流体、例えばアンモニアを供給する処理流体供給設備2と処理流体使用設備3とが複数の配管4a,4bにより接続されている。該配管4a,4bは連結部分にフランジ部5a,5bを有し、該フランジ部5a,5bがボルト等の固着具6により固着されることで連結される。前記フランジ部5a,5bはフランジ部カバー7によって気密且つ液密に覆われている。上流側の前記配管4aの前記フランジ部5aと前記処理流体供給設備2との間には上流側遮断弁8が設けられ、下流側の前記配管4bの前記フランジ部5bと前記処理流体使用設備3との間には下流側遮断弁9が設けられている。
図2、図3に示される様に、前記フランジ部カバー7は、前記フランジ部5a,5bの周面及び前記固着具6が締結されたフランジ面との間に所定の大きさの空間が形成される様前記フランジ部5a,5bを覆う部材であり、例えば前記配管4と同材質にて八角形状に成形されている。又、前記フランジ部カバー7は2分割構造となっており、開口部には前記配管4の曲率に沿った半円状の凹部11が形成されていると共に、前記開口部の前記凹部11を除いた箇所には外方向に突出する鍔部12が形成されている。
前記フランジ部カバー7は、前記凹部11に前記配管4a,4bを嵌込む様に前記フランジ部5a,5bを上下から挾込み、前記鍔部12,12間にガスケット20を介在させ、ボルト等の固着具13により前記鍔部12,12を締結する。又、前記凹部11と前記配管4a,4bとの間には、シール部材10を介在させる。前記鍔部12,12の締結により、前記フランジ部カバー7が前記配管4a,4bに取付けられる。この時、前記フランジ部カバー7と前記配管4a,4bとの間は前記シール部材10により、又前記鍔部12,12間は前記ガスケット20によりそれぞれ気密にシールされ、前記フランジ部カバー7内に気密且つ液密な空間が形成される。又、好ましくは前記鍔部12の接続面は水平となっており、前記フランジ部カバー7の下方に前記鍔部12の接続面が位置しない様になっている。
前記フランジ部カバー7の上面には、検知管14と散布管15が接続され、前記検知管14と前記散布管15はそれぞれ前記フランジ部カバー7内に開口している。又、前記フランジ部カバー7の下面には、ドレン管16が接続され、該ドレン管16は前記フランジ部カバー7内に開口している。
前記検知管14には、検知手段であるガス検知器17が設けられ、該ガス検知器17により前記フランジ部カバー7内のアンモニア濃度を検知できる様になっている。又、前記散布管15は、上流側で除害流体供給ライン18に接続されている。該除害流体供給ライン18は上流側で除害流体、例えば水を供給する除害流体供給源19に接続され、前記除害流体供給ライン18には除害流体供給弁21が設けられている。
前記散布管15の下流端、即ち前記フランジ部カバー7内には散布手段22が設けられている(図1参照)。該散布手段22により前記散布管15を経て供給される除害流体が前記フランジ部カバー7内に散布される様になっている。
前記除害流体供給ライン18の前記除害流体供給弁21よりも下流側には、第1パージ流体供給ライン23が接続されている。該第1パージ流体供給ライン23は上流側でパージ流体、例えば不活性ガスである窒素を供給するパージ流体供給源24に接続され、前記第1パージ流体供給ライン23にはパージ流体供給弁25が設けられている。
又、前記第1パージ流体供給ライン23の前記パージ流体供給弁25と前記除害流体供給ライン18の接続箇所との間には、第2パージ流体供給ライン26が接続され、該第2パージ流体供給ライン26は下流側で前記配管4aと接続されている。
該配管4aの前記上流側遮断弁8と前記第2パージ流体供給ライン26の接続箇所との間には、第1パージ流体排出ライン27が接続されている。該第1パージ流体排出ライン27には、第1パージ流体排出弁28が設けられると共に、下流側で処理流体排出ライン29に接続されている。
又、前記配管4bの前記フランジ部5bと前記下流側遮断弁9との間には、第2パージ流体排出ライン31が接続されている。該第2パージ流体排出ライン31には、第2パージ流体排出弁32が設けられると共に、下流側で前記処理流体排出ライン29に接続されている。
前記ドレン管16は、下流側で除害流体排出ライン33に接続されている。該除害流体排出ライン33には、除害流体排出弁34が設けられると共に、下流側で前記処理流体排出ライン29に接続されている。
該処理流体排出ライン29は、下流側で収液槽等の処理流体除害設備35に接続され、前記第1パージ流体排出ライン27、前記第2パージ流体排出ライン31、前記除害流体排出ライン33を流通する各流体は、前記処理流体排出ライン29を介して前記処理流体除害設備35に排出される様になっている。
更に、前記拡散防止装置1は制御部36を有し、該制御部36は前記ガス検知器17の検出結果がフィードバックされると共に、該ガス検知器17の検出結果を基に前記上流側遮断弁8、前記下流側遮断弁9、前記除害流体供給弁21、前記パージ流体供給弁25、前記第1パージ流体排出弁28、前記第2パージ流体排出弁32、前記除害流体排出弁34の開閉を制御する。
次に、図4のフローチャートを参照し、前記拡散防止装置1を用いた処理流体の除害処理について説明する。
STEP:01 プラントの稼働中、前記ガス検知器17が前記フランジ部カバー7内の処理流体、例えばアンモニア濃度の上昇を検知すると、即ち前記フランジ部5a,5bの連結面よりアンモニアが漏洩したのを検知すると、前記制御部36は前記上流側遮断弁8及び前記下流側遮断弁9を閉塞させ、前記処理流体供給設備2からのアンモニアの供給及び前記処理流体使用設備3へのアンモニアの供給を停止する。
STEP:02 前記上流側遮断弁8及び前記下流側遮断弁9を閉塞した後、前記制御部36は前記除害流体供給弁21を開放させる。該除害流体供給弁21の開放により、前記除害流体供給源19より除害流体、例えば水が前記除害流体供給ライン18、前記散布管15を介して前記フランジ部カバー7内に供給される。又、前記散布手段22により水が前記フランジ部カバー7内に散布される。
この時、前記除害流体排出弁34は常時開放されており、前記フランジ部カバー7内で散布された水に漏洩したアンモニアが溶込んだアンモニア溶液は、前記ドレン管16、前記除害流体排出ライン33、前記処理流体排出ライン29を介して前記処理流体除害設備35に順次排出される。
STEP:03 前記フランジ部カバー7内への水の散布と並行して、前記制御部36は前記第1パージ流体排出弁28及び前記第2パージ流体排出弁32を開放する。前記第1パージ流体排出弁28の開放により、前記配管4a内のアンモニアが前記第1パージ流体排出ライン27、前記処理流体排出ライン29を介して前記処理流体除害設備35へと排出される。又、前記第2パージ流体排出弁32の開放により、前記配管4b内のアンモニアが前記第2パージ流体排出ライン31、前記処理流体排出ライン29を介して前記処理流体除害設備35へと排出される。
STEP:04 前記フランジ部カバー7内への水の散布により、前記ガス検知器17が前記フランジ部カバー7内のアンモニア濃度が所定の濃度以下迄低下したのを検知すると、前記制御部36は前記除害流体供給弁21を閉塞させ、前記フランジ部カバー7内への水の散布を停止させる。
STEP:05 次に、前記制御部36は前記パージ流体供給弁25を開放させる。該パージ流体供給弁25の開放により、前記第1パージ流体供給ライン23、前記除害流体供給ライン18、前記散布管15を介して前記フランジ部カバー7内に不活性ガス、例えば窒素を供給すると共に、前記第1パージ流体供給ライン23、前記第2パージ流体供給ライン26を介して前記配管4a内に窒素を供給する。
前記フランジ部カバー7内に窒素が供給されることで、該フランジ部カバー7内が窒素でパージされ、前記ドレン管16、前記除害流体排出ライン33、前記処理流体排出ライン29を介して、前記フランジ部カバー7内に残留していたアンモニアが前記処理流体除害設備35に排出される。又、前記配管4a内に窒素が供給されることで、前記配管4a,4b内が窒素でパージされ、前記第1パージ流体排出ライン27、前記第2パージ流体排出ライン31を介して、前記配管4a,4b内に残留していたアンモニアが前記処理流体除害設備35に排出される。
STEP:06 最後に、前記制御部36が前記パージ流体供給弁25を閉塞させ、前記フランジ部カバー7内、前記配管4a内への窒素の供給を停止させることで、処理流体の除害処理を終了する。
除害処理の終了後は、前記配管4a,4bから前記フランジ部カバー7が取外され、前記配管4a,4bの点検、交換等所定の修復処理が行われる。
上述の様に、本実施例では、前記配管4a,4bを連結する前記フランジ部5a,5bに、該フランジ部5a,5bを気密且つ液密に覆う前記フランジ部カバー7を設けているので、前記フランジ部5a,5bの連結面より処理流体が漏洩した際の処理流体の周囲への拡散を防止することができる。
又、本実施例では、前記フランジ部カバー7の上面に前記散布管15を接続し、前記フランジ部カバー7の下面に前記ドレン管16を接続し、漏洩が発生した際には、自動で前記散布管15を介して処理流体の除害を行う除害流体を前記フランジ部カバー7内に散布し、漏洩した処理流体を無害化すると共に、無害化した処理流体を前記ドレン管16より前記処理流体除害設備35に排出している。
従って、除害処理に必要な作業員の作業量を低減させることができ、作業効率を向上させることができる。又、処理流体の除害処理終了後は前記フランジ部カバー7内に処理流体が残留していないので、該フランジ部カバー7を安全に取外すことができ、作業時の安全性を向上させることができる。
又、該フランジ部カバー7のガス濃度を検知する前記ガス検知器17を設け、該ガス検知器17が前記フランジ部カバー7内のガス濃度の上昇を検知することで、処理流体の除害処理が開始される様になっているので、漏洩箇所の特定が容易であり、漏洩後の修復及び設備再稼働迄の時間を短縮することができる。
又、漏洩が発生した前記フランジ部カバー7内にのみ除害流体を供給するので、除害に必要な除害流体量を必要最小限とすることができる。
尚、本実施例では、処理流体としてアンモニアを用いているが、その他の種々の処理流体に対しても本実施例の前記拡散防止装置1を適用可能である。
例えば、処理流体として酸性の流体を用いる場合には、除害流体としてアルカリ性の流体を供給することで、漏洩した処理流体を中和し、無害化することができる。同様に、処理流体としてアルカリ性の流体を用いる場合には、除害流体として酸性の流体を供給することで、漏洩した処理流体を中和し、無害化することができる。
又、処理流体として液化天然ガス等の可燃性の液体を用いる場合には、除害流体として泡消火剤等の消火剤を供給することで、漏洩した処理流体を無害化して発火を防止することができる。尚、液化天然ガス等の低温の流体を用いる場合には、検知手段として低温検知器が用いられてもよい。
又、処理流体としてプロパンやエチレン等の可燃性のガスを用いる場合には、除害流体として窒素等の不活性ガスを供給し、処理流体を希釈することで、漏洩した処理流体を無害化することができる。尚、除害流体として窒素等の不活性ガスを用いる場合には、除害流体にパージ流体を兼用させることができるので、前記パージ流体供給源24、前記パージ流体供給弁25等を省略することができる。
1 拡散防止装置 4 配管
5 フランジ部 7 フランジ部カバー
8 上流側遮断弁 9 下流側遮断弁
14 検知管 15 散布管
16 ドレン管 17 ガス検知器

Claims (4)

  1. 配管を連結するフランジ部から漏洩した処理流体の拡散を防止する漏洩流体拡散防止装置であって、前記フランジ部を気密且つ液密に収納するフランジ部カバーと、該フランジ部カバーに接続され、該フランジ部カバー内に漏洩した前記処理流体に対応する除害流体を散布する散布管と、該散布管を介して前記フランジ部カバー内に不活性ガスを供給するパージ流体供給ラインと、前記フランジ部カバーに接続され、除害された前記処理流体と前記除害流体と前記不活性ガスとを前記フランジ部カバー内から排出するドレン管とを具備することを特徴とする漏洩流体拡散防止装置。
  2. 前記フランジ部カバーに接続された検知管と、該検知管に設けられた検知手段とを更に具備し、該検知手段が前記フランジ部カバー内への前記処理流体の漏洩を検知する請求項1の漏洩流体拡散防止装置。
  3. 制御部を更に具備し、該制御部は前記検知手段の検知結果に基づき、前記フランジ部カバー内への前記除害流体及び前記不活性ガスの供給と、前記フランジ部カバー内からの前記処理流体及び前記除害流体及び前記不活性ガスの排出とを制御する請求項2の漏洩流体拡散防止装置。
  4. 配管を連結するフランジ部からの処理流体の漏洩を検知する工程と、検知結果に基づき前記フランジ部を気密且つ液密に覆うフランジ部カバー内に除害流体を供給し漏洩した前記処理流体の除害を行う工程と、前記除害流体及び除害された前記処理流体を前記フランジ部カバー内から排出する工程と、該フランジ部カバー内及び前記配管内を不活性ガスでパージする工程とを有することを特徴とする漏洩流体拡散防止方法。
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