JP2013185866A - 漏洩検知機能およびパージ機能を有する配管システム - Google Patents

漏洩検知機能およびパージ機能を有する配管システム Download PDF

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幸平 藤村
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Abstract

【課題】 簡便な構成で、外気との接触なく微量の漏洩ガスのパージを確実に行ない、かつ漏洩検知を過大な負荷なく確実に行なうことができる配管システム。
【解決手段】 配管接続部等11aを含む流路の少なくとも一部の外周を被覆するカバー部53と、カバー部53にパージガスを導入するパージ導入路52と、パージ導入路52に設けられたパージガスの流量設定部51と、カバー部53からパージガスを流出させるパージ流出路54と、パージ流出路54に設けられたパージガスの流量測定部55と、を備え、流量設定部51によって設定されたパージガスの流量Fsと、流量測定部55によって測定されたパージガスの流量Fmとの差異から、カバー部53によって被覆された流路における流体の漏洩を検知することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、漏洩検知機能およびパージ機能を有する配管システムに関し、例えば、半導体や太陽電池等の生産装置や研究設備等において使用される材料ガスや各種プロセスにおいて使用される液化ガスや特殊ガス等のガス供給装置における漏洩検知機能およびパージ機能を有する気密性の高い配管システムに関するものである。なお、ここでは、ガス状の物質だけではなく、液状の物質を含む「流体」を対象とする。
半導体や液晶あるいは太陽電池等を生産する製造装置や、新たな素材を開発する研究設備、あるいは各種プロセスにおいては、各種の材料ガスや特殊ガスあるいは液体材料ガス等が多用されている。こうしたガスの中には、可燃性(自燃性を含む)や支燃性や毒性を有するもの、高い吸着性や強い腐蝕性を有するもの、あるいは空気中の水分と反応や吸湿して変質するもの等があり、ガス供給配管系は、外気と遮蔽あるいは密閉され、上記製造装置等に供給されて消費される。また、こうしたプロセスにおいて排気されたガスは、除害処理する必要があるとともに、作業環境へのこれらのガスを漏洩する可能性を低減するとともに、漏洩を検知するシステムを構築する必要がある。
こうしたプロセスの排気配管内部は、通常陰圧もしくは大気圧で、フランジ部分の気密性が劣化した場合、陰圧で運転されると外部への漏洩は起こらないが、大気圧の場合外部作業環境への漏洩が懸念される。こうした外気との接触を回避しながら、その安全性を確保することができる構成は、従前からガス供給装置やガス処理装置のように、材料ガス等(流体)を取扱うシステムにおける課題の1つであり、種々の検討がなされてきた。
例えば、筐体で装置内の配管系全体を覆い、気密性の劣化によるプロセスガスの漏洩時に、作業環境にプロセスガスが漏洩しないような施策を講じている。また、ガス配管の継手部における漏洩の有無の検知と漏洩箇所の特定が短時間にかつ簡便に実施でき、しかも漏洩検知に伴ってガス配管内を汚染することがないようにすることを目的として、図6に示すようなリークテスターが提案されている(例えば特許文献1参照)。具体的には、乾燥高純窒素などのテストガスが封入された継手部を包囲して密閉空間を形成するプローブ101と、このプローブ101内のガスを導入してこのガス中の酸素濃度または湿度を計測するディテクター102を備えたリークテスターを用い、該継手部をプローブにより包囲し、プローブ内のガスをディテクターに導入し、ガス中の酸素濃度または湿度の経時変化に基づいて継手部からのガスの漏洩を検知する。ここで、111は可動部を、112は固定部を、113はヒンジを、114は封止板を、115は貫通孔を、116はシール材を、121は表示部を、131は導出口を、132は配管を、133は袋ナットを示す。
特開2009−019977号公報
しかし、上記のようなガス供給システムやガス処理システムには、以下の課題が生じることがあった。
(i)上記のような筐体で配管系全体を覆う場合、内部容積が大きいため、可燃性ガスを用いる場合は、漏洩しても安全な環境を確保するために大量の窒素等の不活性ガスで内部をパージしなければならない。特に配管経路が複雑な装置においては、配管系全体を覆う筐体のサイズは大きくなり構造も複雑になり、筐体自体の気密性を確保することが困難になる。気密性が不十分な場合、過剰のパージ用の不活性ガスを筐体内部に導入する必要がある。同時に、筐体構造とした場合、プロセスの配管内部の清掃等で配管の取外しをする場合のアクセスパネルの位置や構造等が複雑になるとともに、メンテナンス作業自体も複雑になり、プロセスの停止時間が長くなる。
(ii)従前、常時漏洩検知機能とパージ機能の両方を有するシステムはなく、上記のリークテスターのように漏洩検知のために一時的なパージを行なうシステムや、ガスの漏洩を検知したときにパージを行なうシステムが用いられていた。しかしながら、昨今、作業安全性向上の要請や、取扱う特殊ガス等の増加に伴う微量の漏洩による危険性の増大とともに、微量で高価な特殊ガスの取扱いが多くなり、高い安全性を確保しながら速やかに漏洩が検知できるシステムの要請が強くなってきた。従前の漏洩検知機能とパージ機能を別々に管理するシステムでは、こうした要請に十分対応することができず、例えば別々の制御機能の調整部を必要としたシステムの煩雑化やパージガスの常時使用に伴うパージガスの大量消費という問題がある。
(iii)また、プロセスの使用条件は、通常作業環境の安全性等の観点から、配管系の内部を陰圧もしくは大気圧に設定されることが多い。フランジ部分等の接続部での気密性が劣化した場合、陰圧条件での運転であれば、配管内部のガスの外部への漏洩はないが、大気圧条件下での運転であれば、外部の作業環境への漏洩が懸念される。
本発明の目的は、特定の流体が流通あるいは封止される配管部および配管接続部における漏洩検知機能およびパージ機能を有し、可燃性(自燃性を含む)や支燃性や毒性、あるいは高い吸着性や強い腐蝕性や高い反応性を有するガス等に対しても、簡便な構成かつ少ないパージガス流量で、外気との接触なく微量の漏洩ガスのパージを確実に行ない、かつ漏洩検知を過大な負荷なく確実に行なうことができる気密性の高い配管システムを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、以下に示す配管システムによって上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに到った。
本発明は、特定の流体が流通あるいは封止される配管部および配管接続部からなる流路の漏洩検知機能およびパージ機能を有する配管システムであって、
該流路の少なくとも一部の外周を被覆するカバー部と、該カバー部にパージガスを導入するパージ導入路と、該パージ導入路に設けられたパージガスの流量設定部と、前記カバー部からパージガスを流出させるパージ流出路と、該パージ流出路に設けられたパージガスの流量測定部と、を備え、
前記流量設定部によって設定されたパージガスの流量と、前記流量測定部によって測定されたパージガスの流量との差異から、前記カバー部によって被覆された流路における前記流体の漏洩を検知することを特徴とする。
上記のように、各種のガス供給装置やガス処理装置等には、特定の流体が流通あるいは封止される配管部および配管接続部からなる流路に対し、簡便な操作によって保守が可能な漏洩検知機能とパージ機能を有する配管システムが要求される。特に、可燃性(自燃性を含む)や支燃性や毒性、あるいは高い吸着性や強い腐蝕性を有するガス等については、流路内部の圧力条件に関係なく、その高い操作性が重要となる。本発明は、特定の流体が流通あるいは封止される流路の外周にカバー部を設け、パージガスを流通させてパージ機能を確保するとともに、カバー部から流出する該パージガスの流量を監視することによって、当該流路の漏洩検知機能を確保する構成を特徴とする。こうした簡便な構成によって、外気との接触なく微量の漏洩ガスのパージを確実に行ない、かつ漏洩検知を過大な負荷なく確実に行なうことができる気密性の高い配管システムを提供することが可能となった。具体的には、筐体で配管系全体を覆う方式に比較して、パージガスの消費量は数分の1〜数10分に低減することが可能となった。また、こうしたパージガスを用いて漏洩検知を行なうことによって、同一漏れ量に対し、パージガス量が数分の1〜数10分になるため、検知感度は単純計算で数倍〜数10倍になる。さらに、保守・点検時の配管等の取外し作業において、カバー部を外すだけで該作業が可能となり、大幅な作業効率の向上を図ることが可能となった。
本発明は、上記配管システムであって、前記カバー部が、分割可能な2以上の部材から構成され、前記流路に対して前記配管部または配管接続部を包み込むように被覆され、カバー部内部のパージガスのシールが形成されることを特徴とする。
ガス供給装置やガス処理装置等には、種々の形態の配管部および配管接続部からなる流路が形成され、こうした流路の外周を被覆するカバー部には、こうした形態に適応した、十分なシール性を有する構成が要求される。本発明は、分割可能な2以上の部材から構成され、前記流路に対して前記配管部または配管接続部を包み込むように被覆可能なカバー部を構成することによって、操作性が高く、保守が容易な構成を有するとともに、外気との接触なく微量の漏洩ガスのパージを確実に行ない、かつ漏洩検知を過大な負荷なく確実に行なうことが可能となった。
本発明は、上記配管システムであって、前記パージ流出路に、前記流路を流通する前記流体中の任意の成分を検知することができる成分検知器が設けられ、前記カバー部によって被覆された流路における漏洩を検知することを特徴とする。
配管システムの処理操作において、上記のように、大気圧条件下の流路に対して、カバー部に導入・流出されるパージガスの流量の比較では、その漏洩を検知することが難しい場合がある。本発明は、パージガスの流量比較に加えて、流出されるパージガス中に混入された流路内部の流体中の任意の成分を検知することによって、流路の漏洩検知を効果的に行うことができる。
本発明は、上記配管システムであって、前記カバー部に、パージガス接続用の1または2以上のワンタッチ式のカプラが設けられ、該カプラを介して、前記パージ導入路または/およびパージ流出路と前記カバー部が接続されることを特徴とする。
ガス供給装置やガス処理装置等においては、定期的な保守・点検以外に、流路の一部変更や流路を構成する部品の変更等が行われ、配管部や配管接続部の保守や点検を必要とする場合がある。また、特定の流路に対して種々の流体が流通等されることがあり、漏洩検知やパージの必要性がない場合もある。本発明は、カバー部の取付け・取外しを容易に行なうことができるとともに、カバー部へのパージ導入路やパージ流出路の取付け・取外しを容易に行なう構成によって、取付けられたカバー部にパージガスへの導入・停止を容易に行ない、かつカバー部への外気の混入を防止することを可能とした。
本発明は、上記配管システムであって、複数の配管部および配管接続部からなる流路に対して、前記カバー部が複数設けられるとともに、該カバー部のいくつかを直列的に接続し、前記パージガスの最も上流側のパージ導入路に前記流量設定部が設けられ、最も下流側の前記パージ流出路に前記流量測定部または流量測定部と成分検知器が設けられることを特徴とする。
ガス供給装置やガス処理装置等においては、同一流体が流通等される流路において、配管接続部等が複数あり、これらの漏洩検知とパージを同時に行うことが必要となる場合がある。本発明は、こうした場合に、パージガスが複数のカバー部を直列的に流通させることができる構成によって、十分な漏洩検知機能とパージ機能を確保しながら、パージガスの消費量の低減を図ることが可能となった。
また、本発明は、上記配管システムであって、前記パージ流出路の下流の端部が前記流量設定部の上流に接続され、流量設定部−パージ導入路−カバー部−パージ流出路−流量測定部間において、パージガスの循環系が形成され、前記流量設定部によって設定されたパージガスの流量と前記流量測定部によって測定されたパージガスの流量との差異、および/または所定の時間後に循環されるパージガスの流量の変化から、前記カバー部によって被覆された流路における前記流体の漏洩を検知することを特徴とする。
上記のような配管システムによって、微量な流体の漏洩がもたらす作業環境への重大な影響を未然に防止することができる。一方、低濃度においても危険性が非常に高い流体にあっては、さらなる微量な流体の漏洩検知機能が要求される。本発明は、パージガスを所定時間循環させることによって、カバー部において発生する漏洩に伴うパージガスの流量変化を拡大させることを可能とし、こうした微量な流体の漏洩検知を可能とした。また、流路の内部圧力条件の大きな変化を伴うような流体の供給条件等の場合にあっては、検知されたパージガスの流量の変動によって、流路の漏洩検知機能が十分に追随できない可能性がある。こうした場合においても、パージガスを所定時間循環させ、所定時間内でのパージガス流量の変動を検知することによって、カバー部での漏洩量を累積値(平均値)として検知することができる。
本発明に係る配管システムの第1構成例を示す概略図 本発明に係る配管システムを構成するパージユニットを例示する概略図 本発明に係る配管システムに用いられるカバー部の構成例を示す概略図 本発明に係る配管システムの第2構成例を示す概略図 本発明に係る配管システムの第3構成例を示す概略図 従来技術に係るリークテスターを例示する概略図
本発明に係る配管システム(以下「本システム」という)は、特定の流体が流通あるいは封止される配管部および配管接続部(以下「配管接続部等」という)からなる流路において、流路の少なくとも一部の外周を被覆するカバー部と、カバー部にパージガスを導入するパージ導入路と、パージ導入路に設けられたパージガスの流量設定部と、カバー部からパージガスを流出させるパージ流出路と、パージ流出路に設けられたパージガスの流量測定部と、を備え、流量設定部によって設定されたパージガスの流量と、流量測定部によって測定されたパージガスの流量との差異から、カバー部によって被覆された流路における流体の漏洩を検知することを特徴とする。以下、図面を参照しながら説明する。
<本システムの第1構成例>
本システムの実施の形態の1つ(第1構成例)として、1つの配管接続部等を有する配管系に設けられた1つのカバー部に1組の「流量設定部−パージ導入路−カバー部−パージ流出路−流量測定部」(以下「パージユニット」といい、「Pユニット」と略すことがある)を備えた構成と、複数(3つ)の配管接続部等を有する1つの装置に設けられた3つのカバー部にパージガスをシリーズに流通させる1組のPユニットを備えた構成と、複数(3つ)の配管接続部等を有する1つの流路に設けられた3つのカバー部にパージガスをシリーズに流通させる1組のPユニットを複数(3つ)備えた構成と、を有する構成例を示す。
図1は、第1構成例の態様を示す。ここで、3つの供給装置10a〜10cから供給された流体が、配管接続部等11a〜11c−流路20a〜20c−配管接続部等31a〜31cを介して、消費設備30に導入される構成を例示する。流路20a〜20cには、それぞれ3つの配管接続部等21a〜23aと、21b〜23bと、21c〜23cが配設される。パージガス供給部40において、圧力・流量調整器41によって調整されたパージガスが、供給装置10a〜10cに接続された3つの独立したPユニット50a〜50c(纏めて「50」とすることがある),消費設備30に接続されたPユニット60,および流路20a〜20cに接続されたPユニット70に導入される。各装置や設備の形態に応じて、各々配管接続部等11a〜31cを含む配管系における漏洩を検知すると同時に、パージを行い、漏洩時の不測の事態を未然に防止することができる。以下、各Pユニットの構成を詳述する。
〔Pユニット50について〕
Pユニット50は、図2(A)に例示するように、それぞれ独立した供給装置10a〜10cに接続される。流体として、異なったガス種を同時に供給するシステムや、同種のガス種の供給において、そのうちの1または2を常時使用し、他を予備とするシステム等において適用することができる。Pユニット50に導入されたパージガスは、流量設定部51−パージ導入路52−カバー部53−パージ流出路54−流量測定部55を介して排出される。供給装置10aの配管接続部等11aおよび流路20aの一部がカバー部53で被覆され、その内部がパージされることによって、流体が配管接続部等11aを含む流路から漏洩した場合であっても、システム周辺の作業環境に影響を未然に防止することができる。このとき、流量設定部51によって設定され、カバー部53に導入されたパージガスの流量(以下「設定流量」という)Fsと、カバー部53から流出され、流量測定部55によって測定されたパージガスの流量(以下「パージ流量」という)Fmとの差異から、カバー部53によって被覆された流路における流体の漏洩を検知することができる。
具体的には、流体の条件によって、以下の機能を有する。
(1)減圧条件下の流路に対しては、パージ機能を確保するとともに、パージガス流量Fmが設定流量Fsよりも減量することを検知することによって、漏洩を検知することができる。
(2)大気圧条件下の流路に対しては、パージ機能を確保するとともに、例えば内部流体と密度の相違するパージガスを選定しその質量流量を監視することや、後述するように、パージガス中の内部流体中の特定成分の検知によって漏洩を検知することができる。
(3)加圧条件下の流路に対しては、パージ機能を確保するとともに、パージガス流量Fmが設定流量Fsよりも増量することを検知することによって、漏洩を検知することができる。
〔Pユニット60,70について〕
Pユニット60および70は、1つの設備あるいは流路に備えられた3つの配管接続部等のそれぞれにカバー部が設けられるとともに、3つのカバー部を直列的に接続してパージガスを流通させ、最も上流側に流量設定部が設けられ、最も下流側に流量測定部が設けられる。こうした構成によって、十分な漏洩検知機能とパージ機能を確保しながら、複数の配管接続部等を備えた設備や流路の漏洩検知とパージを同時に行い、パージガスの消費量の低減を図ることできる。
Pユニット60は、図2(B)に例示するように、Pユニット60に導入されたパージガスが、流量設定部61−パージ導入路62−カバー部63a−パージガス流路66−カバー部63b−パージガス流路66−カバー部63c−パージ流出路64−流量測定部65を介して排出される。配管接続部等31a〜31cが、カバー部63a〜63cによって被覆され、流量設定部61によってパージ流量が設定され、カバー部63aに導入されたパージガスの設定流量Fsと、カバー部63cから流出され、流量測定部65によって測定されたパージガスのパージ流量Fmとの差異から、カバー部63a〜63cによって被覆された流路における流体の漏洩を検知することができる。このとき、流体の条件によって、上記Pユニット50における(1)〜(3)と同様の機能を有する。また、配管接続部等31a〜31cのいずれからの漏洩かの特定は、漏洩が検知された後、カバー部63a〜63cのうちの1または2をバイパスして接続した場合の設定流量Fsとパージ流量Fmとの差異から検知することができる。
Pユニット70は、図2(C)に例示するように、さらに配管接続部等の数量が多い場合に適用される。Pユニット70に導入されたパージガスは、流路20a〜20cに対応する3つの流路に分岐される。分岐されたパージガスは、各々流量設定部71a−パージ導入路72a−カバー部73a−パージガス流路76a−カバー部73a−パージガス流路76a−カバー部73a−パージ流出路74a−流量測定部75a、流量設定部71b−パージ導入路72b−カバー部73b−パージガス流路76b−カバー部73b−パージガス流路76b−カバー部73b−パージ流出路74b−流量測定部75b、および流量設定部71c−パージ導入路72c−カバー部73c−パージガス流路76c−カバー部73c−パージガス流路76c−カバー部73c−パージ流出路74c−流量測定部75cを介して排出される。配管接続部等21a〜23aが、各々カバー部73aによって被覆され、流量設定部71aによって設定された設定流量Fsaとパージ流量Fmaとの差異から、カバー部73aによって被覆された流路における流体の漏洩を検知することができる。配管接続部等21b〜23bが、各々カバー部73bによって被覆され、流量設定部71bによって設定された設定流量Fsbとパージ流量Fmbとの差異から、カバー部73bによって被覆された流路における流体の漏洩を検知することができる。配管接続部等21c〜23cが、各々カバー部73cによって被覆され、流量設定部71cによって設定された設定流量Fscとパージ流量Fmbとの差異から、カバー部73cによって被覆された流路における流体の漏洩を検知することができる。
このとき、Pユニット70は、流体の条件によって、上記Pユニット50における(1)〜(3)と同様の機能を有する。また、配管接続部等21a〜23cのいずれからの漏洩かの特定は、漏洩が検知された流路20a〜20cについて、カバー部73a〜73cのうちの1または2をバイパスして接続した場合の設定流量Fsa〜Fscとパージ流量Fma〜Fmcとの差異から検知することができる。
〔対象となる流体について〕
本システムは、対象となる流体を限定することはないが、高い吸着性や強い腐蝕性を有するガス種あるいは反応性の高いガス種などには、特に、その特徴を有効に活かすことができる。具体的には、シラン(SiH),ホスフィン(PH),トリメチルアルミニウム(TMA)等あるいはNH,BCL,CL,SiHCL,Si、HBr、HF、NO、C、SF、WF等に代表される材料ガス等を挙げることができる。また、実動条件において、気体のみならず、液体あるいは昇華させて給送可能な固体の物質を対象として適用することができる。パージガスは、反応性が低く安定性の高いガスが好ましく、例えばヘリウム(He)やアルゴン(Ar)等の希ガスあるいは窒素ガス(N)等を用いることができる。また、後述するように、対象となる流体(あるいはその成分の一部)と大きく密度あるいは粘性等物性が異なるパージガスを用いることによって、漏洩によってパージガス中に混入した場合に、流量の変化として検知することができるガス種を選択することが好ましい。さらに、SiHやPH等を対象とする場合においては、パージガスを不活性ガスとすることによって、万一漏洩した場合でも、不活性ガス中への漏洩のため発火する可能性がなく、安全性が高く、漏洩ガスのパージを確実に行ない、かつ漏洩検知を過大な負荷なく確実に行なうことができる。
〔流量測定部について〕
本システムにおいて使用する流量測定部55,65,75a〜75cは、パージガスおよび漏洩した場合の上記流体を含むパージガスの体積流量あるいは質量流量を測定する。測定手段は、主成分である不活性ガスを対象とすることから、特に限定されるものではないが、対象流体が高い吸着性や強い腐蝕性を有するガス種あるいは反応性の高いガス種などの場合には、耐食性,非吸着性あるいは非反応性の素材を接ガス部に用いることが好ましい。
測定手段として質量流量計を用いた場合には、以下のように構成することができる。
(i)上記流体が単成分の場合、当該成分と大きく密度の相違する不活性ガスをパージガスとして選定することによって、大気圧条件下あるいは加圧条件下における流体の漏洩に伴い生じるパージガスの質量流量の変動を測定することができる。具体的には、例えば当該成分が水素(空気との密度比0.069)の場合、パージガスとして窒素(空気との密度比0.97)やアルゴン(空気との密度比1.38)を用いることによって、設定された質量流量のパージガスが、水素の混入により変動する質量流量分を測定することができる。予め水素混入量と質量流量の変動量との相関を把握することによって、実測された質量流量の変動量から水素混入量(漏洩量)を検出することができる。また、例えば当該成分が六フッ化硫黄(空気との密度比5.11)の場合、パージガスとして窒素(空気との密度比0.97)やヘリウム(空気との密度比0.14)を用いることによって、設定された質量流量から変動する質量流量分を測定し、流体の漏洩量を検出することができる。
(ii)上記流体が複数の成分の混合物の場合、主成分、あるいは主成分ではないが水素等のように微小な破損等によって漏洩しやすく所定量含まれる成分、と大きく密度の相違する不活性ガスを用いることによって、設定された質量流量から変動する質量流量分を測定し、流体の漏洩量を検出することができる。
また、面積式流量計における浮遊子の浮遊量は、同一流量であっても対象ガスの粘度あるいは粘度と密度によって変動する。従って、測定手段として面積式流量計を用い、当該成分と大きく粘度あるいは粘度と密度の相違する不活性ガスをパージガスとして選定した場合には、流体の混入に伴い生じるパージガスによる浮遊子の浮遊量の変動による見かけの流量変動量から、流体の漏洩量を検出することができる。例えば当該成分が水素(20℃における粘度0.0088mPa・s)の場合、パージガスとしてアルゴン(20℃における粘度0.0222mPa・s)を用いることによって、設定流量のパージガスの見かけの流量が、水素の混入により変動し、その変動量から、流体の漏洩量を検出することができる。
〔カバー部の構成について〕
本システムにおけるカバー部は、図3(A)〜(C)に例示するように、分割可能な2以上の部材から構成され、配管接続部等を包み込むように被覆され、カバー部内部のパージガスのシールが形成されることが好ましい。操作性が高く、保守が容易な構成を有するとともに、外気との接触なく微量の漏洩ガスのパージを確実に行ない、かつ漏洩検知を過大な負荷なく確実に行なうことができる。また、カバー部本体に、パージガス接続用の1または2以上のワンタッチ式のカプラが設けられ、該カプラを介して、パージ導入路または/およびパージ流出路とカバー部が接続されることが好ましい。カバー部の取付け・取外しを容易に行なうことができるとともに、カバー部へのパージ導入路やパージ流出路の取付け・取外しを容易に行なうことができ、取付けられたカバー部にパージガスへの導入・停止を容易に行ない、かつカバー部への外気の混入を防止することができる。
具体的には、Pユニット50において、図3(A)に例示するカバー部53(5)のような構成を挙げることができる。本体が5aと5bの2つに分割され、開状の一端にフランジ部5c、封止状の他端に流路被覆用の切欠部5dが設けられる。例えば、図2(A)に例示するように、2つに分割された本体5aと5bが、配管接続部等11aおよび流路20aの一部を包み込むように嵌合状に固定され、フランジ部5cによって供給装置10a〜10cに取付けられる。流路20aとの間隙等取付け時の各接合部は、パッキンあるいはコーキング材(図示せず)によって封止され、気密性が確保される。本体5aにはカプラ5e,5fが取付けられ、パージ導入路52の一端に設けられたカプラ52eとパージ流出路54の一端に設けられたカプラ52fとの間において、ワンタッチ式の気密性の高い接続が可能となる。
また、Pユニット60において、図3(B)に例示するカバー部63a〜63c(ここでは、「6」とする)のような構成を挙げることができる。基本的には、カバー部5と同様に、本体が6aと6bの2つに分割され、開状の一端にフランジ部6c、封止状の他端に流路被覆用の切欠部6dが設けられた構成であるが、2つに分割された本体6aにカプラ6eが設けられ、本体6bにカプラ6fが設けられた点において相違する。例えば、図2(B)に例示するように、2つに分割された本体6aと6bが、配管接続部等31aおよび流路20aの一部を包み込むように嵌合状に固定され、フランジ部6cによって消費設備30に取付けられる。カプラ6e,6fによって、パージ導入路62あるいはパージガス流路66の一端に設けられたカプラ62eとパージガス流路66の他端あるいはパージ流出路64の一端に設けられたカプラ62fとの間において、ワンタッチ式の気密性の高い接続が可能となる。
さらに、Pユニット70において、図3(C)に例示する構成を有するカバー部73a〜73c(ここでは、「7」とする)を挙げることができる。本体が7aと7bの2つに分割され、封止状の両端に流路被覆用の切欠部7cと7dが設けられる。例えば、図2(C)に例示するように、カバー部73aにおいて、2つに分割された本体7aと7bが、配管接続部等21aおよび流路20aの一部を包み込むように嵌合状に固定され、流路20aに取付けられる。流路20aとの間隙等取付け時の各接合部は、パッキンあるいはコーキング材(図示せず)によって封止され、気密性が確保される。本体7aにはカプラ7e,7fが取付けられ、パージ導入路72aあるいはパージガス流路76aの一端に設けられたカプラ72e,パージガス流路76aあるいはパージ流出路74aの一端に設けられたカプラ72fとの間において、ワンタッチ式の気密性の高い接続が可能となる。
<他の構成例>
次に、本システムの他の構成例(第2構成例)について説明する。図4に例示するように、第2構成例は、第1構成例と同様の構成を基本とし、パージ流出路54a〜54c,64,74a〜74cに、成分検知器57,67、77が設けられ、配管接続部等11a〜11c,21a〜23a,21b〜23b,21c〜23c,31a〜31cにおいて漏洩した流体中の任意の成分を検知することを特徴とする。なお、図4では、Pユニット70において、パージ流出路74a〜74cが合流した流路に成分検知器77が配設された例を示したが、各パージ流出路74a〜74cのそれぞれに計3つの成分検知器(図示せず)を設けることもできる。第1構成例におけるパージガスの流量比較に加えて、流出されるパージガス中に漏洩したガス成分を検知することによって、流路の漏洩検知を効果的に行うことができる。大気圧条件下あるいは加圧条件下における流体の漏洩の検出に有効である。
成分検知器57a〜57c,67、77としては、流体の成分や組成に最適な測定方法例えば流体が水素の場合には、熱伝導度式ガス濃度計,ガスクロマトグラフィー式分析計やガス質量分析計等により低濃度レベルの漏洩を検知することができる。
〔本システムの第3構成例〕
図5は、第1構成例と同様の構成を基本とし、パージ流出路54a〜54c,64,74a〜74cの下流の端部が、流量設定部51a〜51c,61,71a〜71cの上流に接続され、流量設定部−パージ導入路−カバー部−パージ流出路−流量測定部間において、パージガスの循環系を形成された構成例(第3構成例)を示す。漏洩の可能性がある流路を含むパージガスの循環系を形成することによって、微量な流体の漏洩検知を可能とするとともに、漏洩量を累積値(平均値)として検知することができる。
Pユニット50を例に説明する。第3構成例において、第1構成例と同様、流量設定部51によって設定されたパージガスの流量Fsと流量測定部55によって測定されたパージガスの流量Fmとの差異から、流体の漏洩を検知することできる。と同時に、Pユニット50に導入されたパージガスは、流量設定部51−パージ導入路52−カバー部53−パージ流出路54−流量測定部55を流通した後、バイパス流路58(58a〜58c)に設けられたポンプ59(59a〜59c)によって、バイパス流路58を介して再度流量設定部51に導入することができる。このとき、カバー部53を含むパージガスの循環系が形成され、所定の時間循環された後に流量測定部55において測定されたパージガスは、流体の漏洩があれば、それに伴うパージガスの流量の変化が拡大されて測定される。つまり、微量な流体の漏洩検知機能を有することができる。
Pユニット60についても、Pユニット50と同様に、パージ流出路64と流量設定部61とを接続するバイパス流路68に設けられたポンプ69によって、パージガスの循環系が形成され、パージ機能を維持しながら、微量な流体の漏洩検知機能を有することができる。Pユニット70についても、Pユニット50と同様に、パージ流出路74a〜74cと流量設定部71a〜71cとを接続するバイパス流路78に設けられたポンプ79によって、パージガスの循環系が形成され、パージ機能を維持しながら、微量な流体の漏洩検知機能を有することができる。なお、図5では、パージ流出路74a〜74cが合流した流路にポンプ79が配設された例を示したが、各パージ流出路74a〜74cと流量設定部71a〜71cとを接続する各々にバイパス流路を設け、それぞれにポンプを設けることもできる(図示せず)。
つまり、パージガスを所定時間循環させることによって、カバー部53において発生する漏洩に伴うパージガスの流量変化を拡大させることを可能とし、こうした微量な流体の漏洩検知を可能とした。また、流路の内部圧力条件の大きな変化を伴うような流体の供給条件等の場合においても、パージガスを所定時間循環させ、所定時間内でのパージガス流量の変動を検知することによって、カバー部での平均値あるいは累積値としての漏洩量を検知し、流路の内部圧力条件の大きな変化に十分に追随することができる。
<本システムにおけるパージガス流量の検証>
本システムにおけるパージガス流量特性について、従来のパージガスシステムとの比較検証試験を行った。
(1)実験条件
本システムの第1構成例と同等の構成を有するガス供給システム、具体的には半導体製造工場におけるシラン(SiH),ホスフィン(PH),トリメチルアルミニウム(TMA)等が供給されるガス供給システムにおいて、Pユニットを備えた本システムと、供給装置,配管系および消費設備毎の筐体にパージガスを供給する従前のシステムに、窒素ガスをパージガスとして連続的に供給した場合のパージガス流量を測定し、その使用量を比較・検証した。
(1−2)実験結果
両者のパージ機能を確保するために必要なパージガス流量には顕著な差異が見られた。具体的には、従来のガス供給システム約18m/hrに対して、本システムでは約0,9m/hrで、漏洩検知機能を含むパージ機能を確保することができたという結果が得られた。本システムの優れた機能を証明することができた。
10a〜10c 供給装置
11a〜11c,21a〜23a,21b〜23b,21c〜23c,31a〜31c 配管接続部等
20a〜20c 流路
30 消費設備
40 パージガス供給部
41 圧力・流量調整器
50a〜50c(50),60,70 Pユニット
51,61,71a〜71c 流量設定部
52,62,72a〜72c パージ導入路
53,63a〜63c,73a〜73c カバー部
54,64,74a〜74c パージ流出路
55,65,75a〜75c 流量測定部
66,76a〜76c パージガス流路

Claims (6)

  1. 特定の流体が流通あるいは封止される配管部および配管接続部からなる流路の漏洩検知機能およびパージ機能を有する配管システムであって、該流路の少なくとも一部の外周を被覆するカバー部と、該カバー部にパージガスを導入するパージ導入路と、該パージ導入路に設けられたパージガスの流量設定部と、前記カバー部からパージガスを流出させるパージ流出路と、該パージ流出路に設けられたパージガスの流量測定部と、を備え、
    前記流量設定部によって設定されたパージガスの流量と、前記流量測定部によって測定されたパージガスの流量との差異から、前記カバー部によって被覆された流路における前記流体の漏洩を検知することを特徴とする配管システム。
  2. 前記カバー部が、分割可能な2以上の部材から構成され、前記流路に対して前記配管部または配管接続部を包み込むように被覆され、カバー部内部のパージガスのシールが形成されることを特徴とする請求項1記載の配管システム。
  3. 前記パージ流出路に、前記流路を流通する前記流体中の任意の成分を検知することができる成分検知器が設けられ、前記カバー部によって被覆された流路における漏洩を検知することを特徴とする請求項1または2記載の配管システム。
  4. 前記カバー部に、パージガス接続用の1または2以上のワンタッチ式のカプラが設けられ、該カプラを介して、前記パージ導入路または/およびパージ流出路と前記カバー部が接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の配管システム。
  5. 複数の配管部および配管接続部からなる流路に対して、前記カバー部が複数設けられるとともに、該カバー部のいくつかを直列的に接続し、前記パージガスの最も上流側のパージ導入路に前記流量設定部が設けられ、最も下流側の前記パージ流出路に前記流量測定部または流量測定部と成分検知器が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の配管システム。
  6. 前記パージ流出路の下流の端部が前記流量設定部の上流に接続され、流量設定部−パージ導入路−カバー部−パージ流出路−流量測定部間において、パージガスの循環系が形成され、前記流量設定部によって設定されたパージガスの流量と、前記流量測定部によって測定されたパージガスの流量との差異、および/または所定の時間後に循環されるパージガスの流量の変化から、前記カバー部によって被覆された流路における前記流体の漏洩を検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の配管システム。
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