JP6445256B2 - 医用情報表示システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、医用情報表示システムに関する。
診断や治療の過程は複雑化しており、複数の診療科で連携して診断や治療を行うようになってきている。複数の診療科による連携を支援するため、患者の検査の履歴を可視化し、情報を共有する技術がある。例えば、特許文献1は、ある患者の検査の履歴を時系列で表示する技術を開示している。しかしながら、この時系列表示の場合、検査単位で各検査の内容が文字で示されており、検査の内容を理解するのに時間を要する。癌等の比較的長い時間をかけて治療が行われる場合、多数の検査が行われる。特許文献1の時系列表示の場合、一画面内に全ての検査を表示することができず、多数の検査の履歴を一目に把握することができない。また、特許文献2は、病変と診療ステータスとの観点から検査の履歴を示す検査マップを開示している。検査マップは、横軸が診療ステータスに規定され、縦軸が病変の種類に規定され、各カラムに医用画像のサムネイル画像を配置した画面である。特許文献2の検査マップの場合、サムネイル画像が配置されているため、多数の検査が行われている場合、全ての検査を一画面内に表示することができない。また、特許文献2に係る検査マップでは各検査の日時や検査間の時間間隔を把握することができない。
特開2007−97909号公報 特開2012−230672号公報
目的は、多数の検査の内容を容易に把握することが可能な医用情報表示システムを提供することにある。
本実施形態に係る医用情報表示システムは、複数の検査イベントの各々を病変または診療ステータスとモダリティの種類と検査実施日とに関連付けた病変情報を記憶する病変情報記憶部と、前記病変情報記憶部に記憶されている病変情報のうちの対象患者に関する病変情報に基づく確認画面と、医用画像のサムネイル画像が病変毎に時系列に配列された検査マップとが並べられた表示画面を作成する作成部と、前記表示画面を表示する表示部と、を具備し、前記確認画面には、前記対象患者に関する対象病変または診療ステータス毎に前記対象病変または診療ステータスについて行われた検査イベントを時系列で示す第1の表示区域が設けられ、前記対象病変または診療ステータスの検査期間を示す検査期間マークが前記第1の表示区域の前記検査期間に対応する箇所に付加され、前記対象病変または診療ステータスについて行われた検査イベント各々について、前記検査イベントに供されたモダリティの種類に応じた検査イベントマークが前記第1の表示区域内の検査実施日に対応する箇所に付加され、前記表示部は、前記表示画面において前記確認画面を前記検査マップに比して広範なタイムスケールで表示し、前記確認画面の局所範囲に前記検査マップの表示範囲を示すマークを表示し、前記検査マップを前記マークに対応する表示範囲に限定して表示する。
本実施形態に係る医用情報表示システムの構成を示す図 図1の医用情報表示システムの機能ブロックを示す図 図2の治療情報保管部により記憶される治療情報の具体例を示す図 図2の病変情報保管部により記憶される治療情報の具体例を示す図 図2の表示画面作成部により作成される、検査期間マークが付加された検査確認画面の一例を示す図 図2の表示画面作成部により作成される、検査期間マークと検査イベントマークとが付加された検査確認画面の一例を示す図 図2の表示画面作成部により作成される、治療期間マークが付加された検査・治療確認画面の一例を示す図 図2の表示画面作成部により作成される、治療期間マークと治療イベントマークとが付加された検査・治療確認画面の一例を示す図 応用例1の表示画面作成部により作成される、検査・治療確認画面と検査マップとを含む並列表示画面の一例を示す図 応用例2の表示画面作成部により作成される検査・治療確認画面の一例を示す図 応用例3の表示画面作成部により作成される検査・治療確認画面の一例を示す図
以下、図面を参照しながら本実施形態に係わる医用情報表示システムを説明する。
図1は、本実施形態に係る医用情報表示システム1の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る医用情報表示システム1は、互いにネットワークを介して接続された電子カルテ作成装置100、電子カルテ保管装置200、医用画像観察装置300、医用画像保管装置400、医用レポート作成装置500、医用レポート保管装置600、医用画像撮影装置700、医用情報提供装置800、及び医用情報閲覧装置900を含む。電子カルテ作成装置100と電子カルテ保管装置200とはHIS(Hospital Information System)を構成し、医用画像観察装置300と医用画像保管装置400とはPACS(Picture and Archiving Communication System)を構成し、医用レポート作成装置500と医用レポート保管装置600とはレポートシステムを構成する。医用情報表示システム1に含まれる各装置間の画像通信としては、医用画像の標準規格であるDICOM規格などの既成のどのような規格が利用されてもよい。なお、情報通信としては、典型的には、業界標準規格のTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)通信が採用される。情報は、ネットワークを介してパケット単位(転送する情報の基本単位)で送受信される。
電子カルテ作成装置100は、例えば、診察室に設置される。電子カルテ作成装置100は、臨床医による操作に従って、患者の電子カルテを作成する。電子カルテは、患者の治療情報等の様々な情報を含んでいる。電子カルテ作成装置100は、発行された電子カルテを電子カルテ保管装置200に送信する。治療情報については後述する。
電子カルテ保管装置200は、電子カルテ作成装置100から送信された電子カルテを保管する。電子カルテ保管装置200は、医用情報提供装置800からの取得要求に応答して、当該取得要求に応じた電子カルテ又は治療情報を医用情報提供装置800に配信する。
医用画像観察装置300は、読影医による医用画像の読影に用いられる。医用画像観察装置300は、読影医による操作に従って、医用画像保管装置400から医用画像を取得し、取得された医用画像を表示する。
医用画像保管装置400は、医用画像撮影装置700で発生された医用画像を保管する。医用画像保管装置400は、医用画像観察装置300からの取得要求に応答して、当該取得要求に応じた医用画像を医用画像観察装置300に配信する。また、医用画像保管装置400は、医用情報提供装置800からの取得要求に応答して、当該取得要求に応じた医用画像又は付帯情報を医用情報提供装置800に配信する。
医用レポート作成装置500は、読影医による操作に従って、医用画像観察装置300を使用して読影医が読影した結果のレポート(以下、医用レポートと呼ぶ。)を作成する。医用レポート作成装置500は、作成された医用レポートを、医用レポート保管装置600に転送する。
医用レポート保管装置600は、医用レポート作成装置500で作成された医用レポートを取得し、取得された医用レポートを保管する。医用レポート保管装置600は、医用情報提供装置800からの取得要求に応答して当該取得要求に応じた医用レポートを医用情報提供装置800に転送する。
医用画像撮影装置700は、放射線技師による操作に従って、患者の医学検査を実施する。具体的には、医用画像撮影装置700は、患者に医用撮像を施して当該患者に関する医用画像を発生する。医用画像には、医用撮像に供された医用画像撮影装置700により付帯情報が関連付けられる。医用画像撮影装置700は、医用画像と付帯情報とを医用画像保管装置400に転送する。
医用情報提供装置800は、電子カルテ保管装置200、医用画像保管装置400、及び医用レポート保管装置600に、本実施形態に係る検査確認画面または検査・治療確認画面の生成対象の患者(以下、対象患者)に関する情報の取得要求を送信する。取得要求は、医用情報閲覧装置900からの閲覧要求が医用情報提供装置800により受信されたことを契機としてなされると良い。医用情報提供装置800は、取得要求に応答して電子カルテ保管装置200から送信された電子カルテまたは治療情報、医用画像保管装置400から送信された医用画像または付帯情報、及び医用レポート保管装置600から送信された医用レポートを受信する。そして医用情報提供装置800は、検査確認画面または検査・治療確認画面の作成のために用いられる医用情報を、電子カルテまたは治療情報、医用画像または付帯情報、及び医用レポートから選定する。医用情報提供装置800は、選定された医用情報を医用情報閲覧装置900に送信する。
医用情報閲覧装置900は、対象患者に関する検査確認画面または検査・治療確認画面の閲覧要求を医用情報提供装置800に送信する。閲覧要求は、医師や看護師等のユーザにより入力機器を介して発行される。医用情報閲覧装置900は、医用情報提供装置800からの医用情報に基づいて検査確認画面または検査・治療確認画面を作成し、作成された検査確認画面または検査・治療確認画面を表示する。また、医用情報閲覧装置900は、検査確認画面または検査・治療確認画面とともに検査マップ等を並べて表示する。検査確認画面、検査・治療確認画面、及び検査マップについては後述する。
次に、本実施形態に係る医用情報表示システム1の動作例を説明する。図2は、本実施形態に係る医用情報表示システム1の機能ブロックを示す図である。
図2に示すように、電子カルテ保管装置200には治療情報保管部21と送信部23とが実装されている。治療情報保管部21は、電子カルテに記載されている治療情報を記憶する。なお、治療情報保管部21は、電子カルテそのものを記憶していても良い。治療情報保管部21は、医用情報提供装置800からの取得要求に応答して送信部23に、対象患者に関する治療情報を供給する。送信部23は、治療情報を医用情報提供装置800に送信する。医用画像保管装置400には医用画像保管部41と送信部43とが実装されている。医用画像保管部41は、医用画像を付帯情報に関連付けて記憶する。付帯情報としては、例えば、患者情報、検査情報、シリーズ情報、及び画像情報が含まれる。具体的には、付帯情報としては、当該医用画像の発生に供された医用画像撮影装置700(モダリティ)の種別を示す情報(以下、モダリティコードと呼ぶ)が挙げられる。医用画像保管部41は、医用情報提供装置800からの取得要求に応答して送信部43に、対象患者に関する医用画像に付されたモダリティコードを供給する。送信部43は、モダリティコードを医用情報提供装置800に送信する。なお、医用画像保管部41と送信部43とは医用画像撮影装置700に設けられていても良い。医用レポート保管装置600には医用レポート保管部61と送信部63とが実装されている。医用レポート保管部61は、医用レポートを記憶する。医用レポート保管部61は、医用情報提供装置800からの取得要求に応答して送信部63に、対象患者に関する医用レポートを供給する。送信部63は、医用レポートを医用情報提供装置800に送信する。
図2に示すように、医用情報提供装置800は、受信部81、治療情報保管部83、病変情報抽出部85、病変情報保管部87、及び送信部89を有している。受信部81は、送信部23からの治療情報、送信部43からのモダリティコード、送信部63からの医用レポートを受信する。治療情報保管部83は、治療情報を患者単位で保管する。治療情報は、患者についての治療に係る情報である。具体的には、治療情報は、治療イベント毎に治療種別、連続フラグ、及び治療実施日を関連付けた情報である。治療情報は、例えば、治療イベント毎にレコード形式で管理されている。
図3は、ある患者の治療情報の具体例を示す図である。図3に示すように、治療情報は、治療イベント毎に治療イベントID、治療種別、連続フラグ、開始日、及び終了日の項目を有している。治療イベントIDは、治療イベントを一意に識別するための情報である。治療種別は、治療の種類を表す情報である。治療種別としては、例えば、手術、放射線治療、化学療法等がある。連続フラグは、治療が複数日に亘って行われたか否かを示す情報である。例えば、連続フラグは、治療が複数日に亘って行われた場合、値「1」を有する。反対に、連続フラグは、治療が複数日に亘って行われていない場合、値「0」を有する。例えば、手術や放射線治療は、1日以内に治療が完了する。そのため、手術や放射線治療の連続フラグは、治療が複数日に亘って行われていない旨を示す値「1」を有している。化学療法のような投薬治療は、複数日に亘って行われる。そのため、化学療法の連続フラグは、治療が複数日に亘って行われている旨を示す値「0」を有している。なお、値「1」と値「0」とは一例であって、治療が複数日に亘って行われた場合と治療が複数日に亘って行われていない場合との各々には、同一値でなければ、如何なる値が割り当てられても良い。開始日は、治療の開始日である。終了日は、治療の終了日である。連続フラグが値「1」を有している場合、開始日と終了日とが同じ日付となり、連続フラグが値「0」を有している場合、開始日と終了日とが異なる日付となる。
病変情報抽出部85は、医用レポート及びモダリティコードから、検査確認画面または検査・治療確認画面の生成対象の患者に関する病変情報を抽出する。病変情報は、患者についての病変に係る情報である。具体的には、病変情報は、検査イベント毎に検査日、モダリティコード、及び病変名を関連付けた情報である。病変情報の抽出は、既存の方法により行われれば良い。
病変情報保管部87は、病変情報抽出部85により抽出された病変情報を保管する。病変情報保管部87は、病変情報を検査イベント毎にレコード形式で管理している。
図4は、病変情報の具体例を示す図である。図4に示すように、病変情報は、検査イベント毎に検査イベントID、レポートID,検査日、モダリティコード、病変名の項目を有している。検査イベントIDは、検査イベントを一意に識別するための情報である。レポートIDは、医用レポートを一意に識別するための情報である。医用レポートIDは、検査毎に作成される医用レポートの通し番号である。1つの検査において複数の病変を読影する場合、同一のレポートIDで複数の検査イベントのレコードが作成される。例えば、レポートID「1001」の検査イベントのレコードは、病変名「肺癌」と病変名「肺炎」との各々について作成される。検査日は、検査を行った日付である。モダリティコードは、上述のように、医用撮像に供された医用画像撮影装置700の種類を示す情報である。例えば、X線コンピュータ断層撮影装置のモダリティコードは値「CT」を有し、磁気共鳴診断装置のモダリティコードは値「MR」を有する。病変名は、医用レポートの読影対象の病変の名称である。
送信部89は、医用情報閲覧装置900から送信された閲覧要求に応答して、対象患者に関する医用情報、すなわち、治療情報及び病変情報を送信する。
図2に示すように、医用情報閲覧装置900は、受信部91、表示画面作成部93、及び表示部95を有している。受信部91は、医用情報提供装置800から送信された対象患者に関する医用情報、すなわち、治療情報及び病変情報を受信する。表示画面作成部93は、病変情報に基づいて検査確認画面を作成し、あるいは、病変情報及び治療情報に基づいて検査・治療確認画面を作成する。表示部95は、表示画面作成部93により作成された検査確認画面または検査・治療確認画面を表示機器に表示する。
次に、表示画面作成部93により検査確認画面及び検査・治療確認画面の作成処理について詳細に説明する。まずは、検査確認画面の作成処理について説明する。検査確認画面は、対象患者についての検査イベントを病変毎に時系列で図式的に示す画面である。
まず、表示画面作成部93は、対象患者に関する病変情報に基づいて各病変についての検査期間を決定する。例えば、図4の病変情報の場合、病変としては、「肺癌」、「肺炎」、「骨折」が挙げられる。表示画面作成部93は、複数の検査イベントのレコードの検査日の値を探索し、複数の病変の各々について最古の年月日を当該病変の検査開始日として特定する。図4の病変情報の場合、「肺癌」の検査開始日は「2010/5/10」であり、「肺炎」の検査開始日は「2011/2/3」であり、「骨折」の検査開始日は「2012/6/7」であると特定される。これにより各病変の検査期間が特定される。すなわち、各病変の検査期間は、検査開始日から基準時(典型的には、現在、すなわち、検査確認画面の作成日)までの期間に設定される。なお、検査終了日が検査イベントのレコードに割り当てられている場合、検査開始日から当該検査終了日までの期間が検査期間に設定されると良い。
各病変の検査期間が特定されると表示画面作成部93は、検査確認画面に検査期間を示すマーク(以下、検査期間マークと呼ぶ)を付加する。図5は、検査期間マークMspが付加された検査確認画面I1の一例を示す図である。図5に示すように、検査確認画面I1には、病変毎に時間軸(タイムライン)が設けられている。時間軸は、左方から右方へ向かうにつれて時間が経過するように設けられている。このように検査確認画面I1は、病変毎のタイムライン表示区域Rtlを有している。例えば、図5においては、「肺癌」についてのタイムライン表示区域Rtl1、「肺炎」についてのタイムライン表示区域Rtl2、「骨折」についてのタイムライン表示区域Rtl3が設けられている。タイムライン表示区域Rtl1の上方には年月日を把握するための文字列が付されている。図5においては、各年について12か月を1月〜3月、4月〜6月、7月〜9月、10月〜12月までの4組に分割して年月日が示されている。図5において検査期間マークMspは、点線で示されている。点線の開始地点(左端点)が検査開始日に対応する。点線の終了地点(右端点)が検査終了日に対応する。例えば、「肺癌」の検査期間は「2010/5/10」から現在までであるので、「肺癌」についてのタイムライン表示区域Rtl1内の「2010/5/10」から現在までの期間に対応する箇所に検査期間マークMspが点線で描かれている。
さらに表示画面作成部93は、検査イベントを示すマーク(以下、検査イベントマークと呼ぶ)を付加する。検査イベントマークは、各病変の各検査イベントに対応する検査の検査内容を視覚的に区別可能に表現するマークである。検査イベントマークにより識別される検査内容としては、例えば、医用画像の付帯情報に含まれる如何なる項目であっても良い。具体的には、検査内容として、モダリティ種別(すなわち、モダリティコード)が挙げられる。
図6は、検査期間マークMspと検査イベントマークMsiとが付加された検査確認画面I1の一例を示す図である。図6に示すように、検査イベントマークMsiは、当該検査イベントの検査日に対応するタイムライン表示区域Rtl内の対応箇所に付加される。例えば、検査イベントマークMsiは、モダリティ種別に応じて異なる形状を有している。具体的には、モダリティ種別がX線コンピュータ断層撮影装置(すなわち、モダリティコードがCT)である検査イベントマークMsi1は丸形状を有しており、モダリティ種別が磁気共鳴診断装置(すなわち、モダリティコードがMR)である検査イベントマークMsi2は三角形状を有しており、モダリティ種別がX線診断装置(すなわち、モダリティコードがCR)である検査イベントマークMsi3は菱形形状を有している。なお、検査イベントマークMsiの形状は、丸形状、三角形状、及び菱形形状に限定されず、如何なる幾何学的形状であっても良い。検査イベントマークMsiの種類とモダリティコードとは、表示画面作成部93により予め関連付けて記憶されている。
表示画面作成部93は、対象患者に関する病変情報を探索し、検査イベント毎に検査日とモダリティコードと病変名とを特定する。表示画面作成部93は、特定されたモダリティコードに関連付けられた検査イベントマークを読み出し、読み出された検査イベントマークを、当該病変名に対応するタイムライン表示区域内の当該検査日に対応する箇所に付加する。例えば、図4におけるID「4」の検査イベントは、検査日が「2011/10/7」であり、モダリティコードが「MR」であり、病変名が「肺炎」である。この場合。表示画面作成部93は、「肺炎」に対応するタイムライン表示区域内の「2011/10/7」に対応する箇所に、三角形状の検査イベントマークを付加する。このように対象患者に関する全ての検査イベントの各々について当該検査イベントに対応する検査イベントマークが検査確認画面に付加される。これにより、検査確認画面が完成する。検査確認画面は、表示部95により表示機器に表示される。
上記の説明において、検査イベントマークは、モダリティ種別に応じて異なる形状を有するとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。例えば、検査イベントマークは、モダリティ種別に応じて異なる色を有するとしても良い。
上記の通り、検査確認画面は、対象患者の疾患毎の検査イベントの検査日を、当該検査に供されたモダリティ種別等の検査内容を視認可能に区別してタイムライン上に図式的に示している。従って、検査確認画面を観察することによりユーザは、検査単位で各検査の内容を文字で示していた特許文献1に記載の時系列表示に比して、容易に検査履歴と検査内容とを把握することができる。また、特許文献1に記載の時系列表示は検査単位で各検査の内容を文字で示していため、検査数が多い場合、一画面内に全ての検査内容を表示することが難しい。しかしながら、本実施形態に係る検査確認画面は、検査内容を文字で表現せず、マークの形状や色等で表現している。従って本実施形態に係る検査確認画面は、特許文献1に記載の時系列表示に比して、多くの検査内容を認識可能な態様で表示することができる。特許文献2に記載の検査マップは、診療ステータスと病変の種類とに従ってサムネイル画像が表形式で配列されているため、各検査の実施日や検査間の時間間隔を把握することができない。しかしながら、本実施形態に係る検査確認画面は、時間軸に沿って検査イベントマークが配置されているため、各検査の実施日や検査間の時間間隔を容易に把握することができる。また、多数の検査の全てのサムネイル画像を一画面に表示させるためには、検査マップの縮尺を小さくしなければならない。しかしながら、特許文献2に記載の検査マップは、医用画像のサムネイル画像が配置されているため、実運用上において、サムネイル画像の細部がユーザに識別可能な縮尺で表示される。従って、特許文献2に記載の検査マップは、比較的狭い時間範囲でしか表示されることができない。一方、本実施形態に係る検査確認画面は、識別が容易である単純なマークが時間軸に沿って配置されているのみである。従って本実施形態に係る検査確認画面は、特許文献2に記載の検査マップに比して、多くの検査内容を認識可能な態様で表示することができる。
次に、検査・治療確認画面の作成処理について説明する。検査・治療確認画面は、病変情報と治療情報とに基づいて作成される。検査・治療確認画面は、検査履歴に加え治療履歴も確認可能な表示画面である。換言すれば、検査・治療確認画面は、検査確認画面に治療についてのタイムライン表示区域が組み込まれた表示画面である。
検査・治療確認画面の作成処理において表示画面作成部93は、まず、対象患者に関する治療情報に基づいて治療期間を決定する。具体的には、表示画面作成部93は、対象患者に関する複数の治療イベントのレコードの検査日の値を探索し、最古の年月日を治療開始日として特定する。図3の治療情報の場合、治療開始日は「2010/10/9」であると特定される。これにより治療期間が特定される。すなわち、治療期間は、治療開始日から基準時(典型的には、現在、すなわち、検査・治療確認画面の作成日)までの期間に設定される。なお、治療終了日が検査イベントのレコードに割り当てられている場合、治療開始日から当該治療終了日までの期間が治療期間に設定されると良い。なお、検査期間については、上記と同様の方法により特定される。
治療期間が特定されると表示画面作成部93は、検査期間マークの他に、検査・治療確認画面に治療期間を示すマーク(以下、治療期間マークと呼ぶ)を付加する。図7は、検査期間マークMspと治療期間マークMtpとが付加された検査・治療確認画面I2の一例を示す図である。図7に示すように、検査・治療確認画面I2には、治療についての時間軸(タイムライン)が設けられている。このように検査・治療確認画面I2は、病変毎のタイムライン表示区域Rtlの他に、治療についてのタイムライン表示区域Rttを有している。例えば、図7においては、「骨折」についてのタイムライン表示区域Rtl3の下方に治療についてのタイムライン表示区域Rttが設けられている。例えば、治療期間が「2010/10/9」から現在までであるので、タイムライン表示区域Rtt内の「2010/10/9」から現在までの期間に対応する箇所に治療期間マークMtpが点線で描かれている。
さらに表示画面作成部93は、治療イベントを示すマーク(以下、治療イベントマークと呼ぶ)を付加する。治療イベントマークは、治療イベントに対応する治療の種類に応じて視覚的に区別可能である。
図8は、検査イベントマークMsiに加え、治療イベントマークMtiが付加された検査・治療確認画面I2の一例を示す図である。図8に示すように、治療イベントマークMtiは、タイムライン表示区域Rtt内の当該治療イベントの実施日に対応する箇所に付加される。例えば、治療イベントマークMtiは、治療種別に応じて異なる形状を有している。具体的には、治療種別が化学療法である治療イベントマークMti1は四角形状を有しており、治療種別が手術である治療イベントマークMti2は丸形状を有しており、治療種別が放射線治療である治療イベントマークMti3は三角形状を有している。なお、治療イベントマークMtiの形状は、四角形状、丸形状、及び三角形状に限定されず、如何なる幾何学的形状であっても良い。治療イベントマークMtiの種類と治療種別とは、表示画面作成部93により予め関連付けて記憶されている。
表示画面作成部93は、対象患者に関する治療情報を探索し、病変イベント毎に治療種別と連続フラグと開始日と終了日とを特定する。連続フラグが値「0」の場合、表示画面作成部93は、特定された治療種別に関連付けられた治療イベントマークを読み出し、読み出された治療イベントマークを、治療についてのタイムライン表示区域内の当該開始日(または終了日)に対応する箇所に付加する。例えば、図3におけるID「1」の治療イベントは、治療種別が「手術」であり、連続フラグが「0」であり、開始日が「2012/10/9」であり、終了日が「2012/10/9」である。この場合、表示画面作成部93は、図8に示すように、治療についてのタイムライン表示区域Rtt内の「2012/10/9」に対応する箇所に、丸形状の治療イベントマークMti1を付加する。連続フラグが値「1」の場合、表示画面作成部93は、特定された治療種別に関連付けられた治療イベントマークを読み出し、読み出された治療イベントマークを、治療についてのタイムライン表示区域内の当該開始日と終了日との間の期間に対応する箇所に付加する。この際、治療イベントマークは、開始日と終了日との間の期間に対応する箇所を覆う様に拡張されると良い。例えば、図3におけるID「3」の治療イベントは、治療種別が「化学療法」であり、連続フラグが「1」であり、開始日が「2012/3/10」であり、終了日が「2012/10/2」である。この場合、表示画面作成部93は、図8に示すように、四角形状の治療イベントマークMti3を拡張し、タイムライン表示区域Rtt内の「2012/3/10」と「2012/10/2」との間の期間に対応する箇所に付加する。このように全ての治療イベントについて治療イベントマークが検査・治療確認画面に付加される。検査イベントマークについても、上記と同様の方法により検査・治療確認画面に付加される。これにより、検査・治療確認画面が完成する。検査・治療確認画面は、表示部95により表示される。
上記の説明において、治療イベントマークは、治療種別に応じて異なる形状を有するとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。例えば、治療イベントマークは、治療種別に応じて異なる色を有するとしても良い。
上記の通り、検査・治療確認画面は、病変毎の検査イベントに加え、対象患者の治療イベントの実施日を当該治療イベントの治療種別等の治療内容を視認可能に区別してタイムライン上に図式的に示している。従って、検査・治療確認画面を観察することによりユーザは、対象患者についての治療履歴と治療内容とを容易に把握することができる。また、本実施形態に係る検査・治療確認画面は、治療内容を文字で表現せず、マークの形状や色等で表現している。従って本実施形態に係る検査・治療確認画面は、多くの治療内容を認識可能な態様で一画面に表示することができる。また、本実施形態に係る検査・治療確認画面は、同一のタイムスケールにおいて検査イベントと治療イベントを時系列で表示している。従って、本実施形態に係る検査・治療確認画面は、検査イベントと治療イベントとの前後関係や内容の関連性を時系列で容易に把握することができる。
[応用例1]
本実施形態に係る表示画面作成部93は、検査内容をより詳細に把握するため、検査確認画面(または検査・治療確認画面)と検査マップとを一画面に組み込まれてなる表示画面(以下、並列表示画面と呼ぶ)を作成しても良い。並列表示画面は、検査確認画面と検査マップとを含んでいても良いし、検査・治療確認画面と検査マップとを含んでいても良い。しかしながら、以下、説明を具体的に行なうため、並列表示画面は、検査・治療確認画面と検査マップとを含むものとする。
図9は、検査・治療確認画面I2と検査マップI3とを含む並列表示画面I4の一例を示す図である。図9に示すように、並列表示画面I4は、検査・治療確認画面I2のための表示ウィンドウWi2と検査マップI3のための表示ウィンドウWi3とを有している。表示ウィンドウWi2に検査・治療確認画面I2が表示され、表示ウィンドウWi3に検査マップI3が表示される。検査マップI3は、検査対象の病変毎に医用画像のサムネイル画像Siが時系列で配列されたマップである。換言すれば、検査マップI3は、横軸が検査日に規定され、縦軸が病変の種類に規定され、各カラムに医用画像のサムネイル画像が配置された画面である。検査マップI3は、一人の患者について作成される。検査マップI3は、既知の方法により作成される。従って検査マップI3の作成方法についての説明は省略する。
図9に示すように、検査マップI3は、サムネイル画像Siが配置されている。従ってユーザは、検査マップI3を観察することにより、より詳細に個々の検査の内容を把握することができる。しかしながら、検査・治療確認画面I2のような広範なタイムスケールで検査マップI3を表示することは、実運用上好ましくない。検査マップI3を検査・治療確認画面I2と同様の広範なタイムスケールで表示した場合、サムネイル画像Siが過度に縮小されるため、ユーザがサムネイル画像Siの細部を識別できないためである。従って表示部95は、検査マップI3全体を表示ウィンドウWi3内に表示するのではなく、サムネイル画像Siの細部がユーザ等により識別可能な所定の拡大率で検査マップの局所範囲を表示ウィンドウWi3内に表示する。一方、検査・治療確認画面I2は、上述の通り、比較的広範なタイムスケールで表示可能である。従って表示部95は、広い範囲、典型的には、全体が表示ウィンドウWi2に収まるように検査・治療確認画面I2を表示する。これによりユーザは、検査・治療確認画面I2を観察することにより検査履歴や治療履歴の概略的な内容を広範囲に亘って把握し、検査マップI3を観察することにより検査・治療確認画面I2の局所範囲内の検査履歴の詳細な内容を把握することができる。
表示部95は、検査マップI3の表示範囲が検査・治療確認画面I2のどの範囲であるかを示す表示範囲マークMdを、検査・治療確認画面I2に表示すると良い。これによりユーザは、検査マップI3と検査・治療確認画面I2との時間的関係を容易に把握することができる。表示範囲マークMdは、表示部95により画面内で移動可能に表示される。ユーザは、入力機器を介して表示範囲マークMdを検査・治療確認画面の範囲に限定して移動させることができる。表示部95は、入力機器を介した表示範囲マークMdの移動に連動して、検査マップI3全体のうちの表示範囲マークMdに対応する表示範囲を表示ウィンドウWi3に表示する。あるいは、表示部95は、入力機器を介した表示ウィンドウWi3内での検査マップI3の表示範囲の変更操作に連動して、検査・治療確認画面I2内の表示範囲マークMdを移動させても良い。
[応用例2]
上記の実施形態において検査・治療確認画面は、複数の治療イベントを単一の時間軸に配置していた。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。治療対象の病変が既知の場合、病変毎に治療用の時間軸が設けられている方が良い。
図10は、応用例2に係る検査・治療確認画面I5の一例を示す図である。図10に示すように、検査・治療確認画面I5には、複数の病変に関する複数のタイムライン表示区域Rtlの各々ついて、当該病変のための治療についてのタイムライン表示区域Rttが当該病変についてのタイムライン表示区域Rtlに隣接して設けられている。例えば、図10に示すように、「肺癌のための治療」についてのタイムライン表示区域Rtt1が「肺癌」についてのタイムライン表示区域Rtl1に隣接して設けられ、「肺炎のための治療」についてのタイムライン表示区域Rtt2が肺炎についてのタイムライン表示区域Rtl2に隣接して設けられ、「骨折のための治療」についてのタイムライン表示区域Rtt3が「骨折」についてのタイムライン表示区域Rtl3に隣接して設けられている。
応用例2においては、治療と当該治療の対象の病変との対応関係が既知であるとする。例えば、治療イベントの各々について治療対象の病変の病変名が治療情報保管部83において対応付けられている。各治療についてのタイムライン表示区域Rttには、上記と略同様の方法により、治療期間マークMtpと治療イベントマークMtiとが付加される。すなわち、表示画面作成部93は、まず、複数の治療イベントの各々について治療対象の病変の病変名と治療実施日とを特定し、各病変についての治療期間を決定し、各病変のための治療についてのタイムライン表示区域Rttに治療期間マークMtpを付加する。次に表示画面作成部93は、複数の病変の各々について当該病変のための治療についてのタイムライン表示区域Rttに治療イベントマークを付加する。
このように、各病変について治療についてのタイムライン表示区域を設けることにより、ユーザは、病変イベントと治療イベントとの因果関係を時系列に沿って把握することが出来る。
[応用例3]
上記の実施形態において検査確認画面は、病変毎に検査イベントを時系列で図式的に示す画像であるとした。しかしながら、本実施形態はこれに限定されない。例えば、検査確認画面I6は、図11に示すように、診療ステータス毎に検査イベントを時系列で図式的に示す表示画面であっても良い。図11においては、診療ステータスとしては、スクリーニング、精密検査、及び経過観察が挙げられている。しかしながら、本実施形態に係る診療ステータスは、これに限定されず、精密検査A、精密検査B、経過観察A、経過観察B等のあらゆる既知の診療ステータスが採用可能である。
[効果]
上記の説明の通り、本実施形態に係る医用情報表示システム1は、少なくとも病変情報保管部87、表示画面作成部93、及び表示部95を有している。病変情報保管部87は、複数の検査イベントの各々を病変または診療ステータスとモダリティ種別と検査実施日とに関連付けた病変情報を記憶している。表示画面作成部93は、病変情報保管部87に記憶されている病変情報のうちの対象患者に関する病変情報に基づいて検査確認画面(あるいは検査・治療確認画面)を作成する。検査確認画面(あるいは検査・治療確認画面)には、対象患者に関する対象病変または診療ステータス毎に検査イベントを時系列で示すタイムライン表示区域が設けられている。対象病変または診療ステータスの検査期間を示す検査期間マークがタイムライン表示区域内の当該検査期間に対応する箇所に付加される。また、当該対象病変または診療ステータスについて行われた複数の検査イベントの各々について、当該検査イベントに供されたモダリティの種類に応じた検査イベントマークが、当該タイムライン表示区域内の当該検査イベントの検査実施日に対応する箇所に付加される。
かくして、本実施形態によれば、多数の検査の内容を容易に把握することが可能な医用情報表示システムを提供することが実現する。
なお、医用情報表示システム1の構成は、図1及び図2に例示の形態のみに限定されない。例えば、医用情報提供装置800の機能と医用情報閲覧装置900の機能とは、単一のコンピュータ装置により実現されても良い。また、図2の各部は、医用情報表示システム1に含まれる如何なる装置に実装されていても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…医用情報表示システム、21…治療情報保管部、23…送信部、41…医用画像保管部、43…送信部、61…医用レポート保管部、63…送信部、81…受信部、83…治療情報保管部、85…病変情報抽出部、87…病変情報保管部、89…送信部、91…受信部、93…表示画面作成部、95…表示部、100…電子カルテ作成装置、200…電子カルテ保管装置、300…医用画像観察装置、400…医用画像保管装置、500…医用レポート作成装置、600…医用レポート保管装置、700…医用画像撮影装置、800…医用情報提供装置、900…医用情報閲覧装置

Claims (5)

  1. 複数の検査イベントの各々を病変または診療ステータスとモダリティの種類と検査実施日とに関連付けた病変情報を記憶する病変情報記憶部と、
    前記病変情報記憶部に記憶されている病変情報のうちの対象患者に関する病変情報に基づく確認画面と、医用画像のサムネイル画像が病変毎に時系列に配列された検査マップとが並べられた表示画面を作成する作成部と、
    前記表示画面を表示する表示部と、を具備し、
    前記確認画面には、前記対象患者に関する対象病変または診療ステータス毎に前記対象病変または診療ステータスについて行われた検査イベントを時系列で示す第1の表示区域が設けられ、前記対象病変または診療ステータスの検査期間を示す検査期間マークが前記第1の表示区域の前記検査期間に対応する箇所に付加され、前記対象病変または診療ステータスについて行われた検査イベント各々について、前記検査イベントに供されたモダリティの種類に応じた検査イベントマークが前記第1の表示区域内の検査実施日に対応する箇所に付加され、
    前記表示部は、前記表示画面において前記確認画面を前記検査マップに比して広範なタイムスケールで表示し、前記確認画面の局所範囲に前記検査マップの表示範囲を示すマークを表示し、前記検査マップを前記マークに対応する表示範囲に限定して表示する、
    用情報表示システム。
  2. 複数の治療イベントの各々を治療の種類と治療実施日とに関連付けた治療情報を記憶する治療情報記憶部をさらに備え、
    前記作成部は、前記治療情報記憶部に記憶されている治療情報のうちの対象患者に関する治療情報に基づいて、前記対象患者に関する治療イベントを時系列で示す第2の表示区域を前記第1の表示区域とともに前記確認画面に配置し、
    前記対象患者の治療期間を示す治療期間マークが前記第2の表示区域に付加され、前記対象患者について行われた治療イベント各々について、前記治療イベントに関する治療の種類に応じた治療イベントマークが前記第2の表示区域内の治療実施日に対応する箇所に付加される
    求項1記載の医用情報表示システム。
  3. 前記対象患者に関する病変または診療ステータスは、複数の病変または診療ステータスを含み、
    前記作成部は、前記複数の病変または診療ステータスの各々についての第1の表示区域に隣接して当該病変または診療ステータスのための治療ベントについての第2の表示区域を配置する、
    請求項2記載の医用情報表示システム。
  4. 前記表示部は、入力機器を介した前記マークの移動に連動して、前記移動されたマークに対応する前記検査マップの一部を前記表示画面に表示する、請求項1記載の医用情報表示システム。
  5. 前記表示部は、入力機器を介した前記検査マップの表示範囲の変更操作に連動して、前記確認画面に表示された前記マークを移動する、請求項1記載の医用情報表示システム。
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