JP6444346B2 - 脆性材料の板材の荷重検査を行うための装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は一般的に、材料の材料検査に関する。具体的には本発明は、脆性材料製の板材、とりわけガラス製板材の破損耐性を検査するための装置および方法に関する。
脆性材料としてのガラスは、決まった荷重限界が無いという特殊な破損特性を示す。むしろ、破損特性を決定する決定的要因は、統計的パラメータである。よってガラスリボンの強度は、確率としてしか予測することができない。特定のガラス片がどのような荷重に耐えられるかについて確信を得るためには、ガラスに所定の荷重をかけることができる。ガラスがかかる試験を合格した場合には、当該ガラスは将来的にも、同等の荷重に耐えられる可能性が高いと推定することができる。
よって、品質保証を目的として、製造されたガラス全体を検査するための荷重検査を行うことができる。
これについては、米国特許出願公開第2008/0083288号明細書(US 2008/0083288 A1)から、脆性材料のプレートをローラによって曲げて移動させる、かかるプレートのプルーフテスト手法が記載されている。このように曲げることによって引張応力がかかり、この引張応力が、予め定まった強度値に相当する。米国特許第4346601号明細書(US 4,346,601 A)に、ガラス繊維のプルーフテストを行うための、複数のローラを備えた相応のシステムが公知である。
米国特許出願公開第2008/0083288号明細書に記載の手法では、予め規定された強度値より大きい強度を示すプレートが特定される。しかし、かかる手順の欠点は、この予め規定された強度値はローラ直径とガラス厚とによって決まることである。引張応力の自由に選択した値について材料の試験を行うことは、容易ではない。予め規定された強度値を変化させたい場合には、別の直径を有するローラに交換しなければならない。一般的には、ガラスの両面について試験を行いたいとの要請があるため、この場合、1つのガラスを少なくとも2つのローラによって曲げる必要も出てくる。よって、2つ以上のローラを交換する必要がある。
引張荷重下での脆性材料の破損時における1つの現象は、いわゆる応力腐食割れである。かかる材料が、たとえば特にガラス等が、持続的な引張荷重を受けると、この応力腐食割れによって、時間的に遅延する破損が生じ得る。非常に短時間にわたってガラスに機械的応力を加えるプルーフテストの場合には、応力腐食割れは十分に発生せず、ガラスがプルーフテストに合格する場合があるが同等またはより小さい荷重の場合、比較的遅い時点になると破損する。
よって本発明の課題は、検査がなされる所定の強度値をフレキシブルに設定できるように、特にガラス等の脆性材料の強度の検査を改善すること、および、かかる試験の信頼性を向上させることである。
前記課題は、独立請求項に記載の発明によって解決される。各従属請求項に、本発明の有利な実施形態が記載されている。
それによれば本発明は、互いに反対側の2つの面を有する脆性材料から成る板状部材、とりわけガラスから成る板状材料の強度を検査するための方法を対象とする。かかる部材は、引張荷重下での規定の破損耐性について検査される。こうするためには、
・部材を各側の面で少なくとも1回、ローラを介して案内し、
・これにより部材が曲がって、反対側の面がローラ表面と接触する領域において各側の面に引張応力がかかり、
・部材に移動方向の張力を与えることにより、両側の面が少なくとも2MPa、有利には少なくとも5MPa、特に有利には少なくとも10MPaの引張応力を受けるようにし、
・前記引張応力と、各ローラによる曲げによって当該ローラとは反対側の面に生じる引張応力とが加算されて合成引張応力が得られ、
かかる合成引張応力のレベルにおいて部材が規定の破損耐性を示すか、または、加えられた当該合成引張応力下で部材が破損するかを監視して特定する。
上述のことにより、部材の最低耐荷重能も、当該部材が耐えるべき引張応力であって、ローラによる部材の曲げによって引き起こされる引張応力より高い引張応力として設定することができる。検査を行うためには、合成引張応力が、部材が耐えるべき設定引張応力と少なくとも同等の大きさになるように、部材に対して、少なくとも2MPaの引張応力に相当する移動方向の張力を設定する。
上述の方法に対応する、引張荷重下での規定の破損耐性についての、脆性材料から成る板状部材の検査を行うための装置は、
・搬送装置と、
・少なくとも2つのローラと
を有し、
・搬送装置は、部材が曲がって、反対側の面がローラのローラ表面と接触する領域において各側の面に引張応力がかかるように、ローラを介して部材を案内するように構成されており、
・部材の両側の面が少なくとも2MPa、有利には少なくとも5MPa、特に有利には少なくとも10MPaの引張応力を受けるように、部材に移動方向の張力を与えるように構成された引張装置が設けられており、
・前記引張応力と、各ローラによる曲げによって当該ローラとは反対側の面に生じる引張応力とが加算されて合成引張応力が得られ、
監視装置が設けられており、当該監視装置は、かかる合成引張応力のレベルにおいて部材が規定の破損耐性を示すか、または、加えられた当該合成引張応力下で部材が破損するかを観察して特定するように構成されている。
このように追加的に引張応力を加えることは、2つの技術的効果および利点を奏する。本発明により、ローラ半径により固定的に定まっている引張応力に、調整可能な所定の大きさを追加することによって、材料についての検査対象である引張応力をフレキシブルに調整することができるようになる。もう1つの効果は、この追加的な引張応力は検査中持続的に作用し続け、部材がローラ上を移動する前に既に応力腐食割れを開始できることである。このことにより、欠陥を有する脆性部材をより良好に検出することができる。というのも、かかる試験は、遅延する破損に対しても高感度だからである。欠陥において亀裂成長を開始させ、遅延する破損を伴うこの欠陥を検査において発見できるようにするためには、2MPaの値が有利であることが判明している。
本発明の1つの用途は、高温成形も含む製造プロセス中の板状ガラス部材のインライン検査である。よって、本発明の1つの対象は、
板状のガラス品を成形するための、とりわけガラスリボンを成形するための高温成形装置と、
検査を行うための本発明の装置と
を備えたガラス製造システムである。
一実施形態では、ガラスリボンの形態の脆性材料から成る部材をローラによって案内し、その後、巻き取ってロールにする。本発明によってガラスの重大な欠陥についての検査を行うことにより、ロールとしてのガラスリボンの保管時の破損の確率、または、後続処理時の破損の確率が、大きく低減する。
本発明はさらに、0.4mm未満の厚さを有する薄板ガラスの検査にも適している。特に有利なのは、100μm以下のガラス厚に本発明を使用することである。まさにかかる薄板ガラスは、フレキシビリティが重要であるために曲げ荷重下で使用される用途に使用されることが多い。しかし有利には、ガラス厚は少なくとも5μmである。
以下、他の実施形態に基づき、添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図面中、同一の符号はそれぞれ、同一または対応する要素を示している。
脆性材料から成る板状部材を検査するための装置の各部分を示す図である。 装置のローラの高さおよび距離が図3と異なる、ローラの側面図である。 装置のローラの高さおよび距離が図2と異なる、ローラの側面図である。 ガラス製造システムを示す図である。 破損箇所を有するガラスリボンを示す図である。 製造された薄板ガラスロール103を取り出すためのステップを示す図である。 製造された薄板ガラスロール103を取り出すためのステップを示す図である。 製造された薄板ガラスロール103を取り出すためのステップを示す図である。 複数の個別の板状部材が搬送される、図1に示された実施例の一変形態様を示す図である。 3つのローラにおけるガラスリボンの輪郭形状を表す3次スプライン関数を示す3つのグラフである。
図1は、脆性材料から成る板状部材1を検査するための本発明の装置2の基本的要素を示す図である。その板状の形状により、部材は、2つの互いに反対側の面10,11を有する。典型的には、これら両側の面10,11は互いに平行にも延在する。とりわけ平坦である両側の面10,11は、縁辺ないしはエッジ面を介して互いに結合されている。よって、部材1は特に、たとえばガラスファイバケーブル等の、外側面を1つのみ有する丸形の部材ではない。
特に有利な一実施形態では、脆性材料はガラスである。また、部材1はガラスリボン100である。ガラスリボン100は搬送装置7を用いて、当該ガラスリボン100の長手方向101において移動する。かかる移動の際には、部材1、ないしは具体的にガラスリボンは、3つのローラ4,5,6から成る構成体を通過する。
装置2により、部材1が引張荷重下で規定の破損耐性を有することの検証がなされる。こうするためには、部材をローラ4,5,6によって曲げる。部材1が両側の面で少なくとも1回、ローラ4,5,6によって案内されるように、ローラ4,5,6を介してガラスリボン100を案内する。
具体的には、ガラスリボン100はまず最初に、面11でローラ4上を移動し、その後、反対側の面10でローラ5上を移動し、最後に再び面11で、ローラ6上を移動する。このとき、ガラスリボンは曲げられる。ローラ5上を移動している側の面10の湾曲は凹状となり、その反対側の面11の湾曲は凸状となる。ローラ4および6上を移動している側の面10の湾曲は凸状となり、その反対側の面11の湾曲は凹状となる。凸状の湾曲では、曲率半径により定まる引張応力が生じ、それと同時に、現時点でローラ表面40,50,60上を移動している側の面は、凹状に湾曲した領域において圧縮応力を受ける。後者は重大なものではなく、破損を引き起こすものではない。
ローラ4,5,6を介してガラスリボン100を移動させるため、搬送装置7が設けられている。この搬送装置7によって部材1は、ここではガラスリボン100は移動し、かつ、両側の面10,11が少なくとも2MPaの引張応力を受けるように、移動方向の張力が部材1にかかる。この引張応力は、ローラとは反対側の面10,11において各ローラにより生じる曲げに起因する引張応力に加算されて、合成引張応力となる。部材1に重大な欠陥が存在する場合、この加わった引張応力によって、ローラ4,5,6に載っている面の領域に破損が生じることとなる。かかる合成引張応力のレベルにおいて部材1が規定の破損耐性を示すか、または、加えられた当該合成引張応力下で部材1が破損するかを観察して特定するために、適切なセンサ13を設けることができる。このセンサはたとえば、ローラ4,5,6の領域を監視する光学的センサ、とりわけカメラとすることができる。追加的な引張応力は、さらに格段に大きくすることができ、たとえば少なくとも5MPa、または少なくとも10MPaとすることもできる。
搬送装置7によってかけられる追加的な引張応力は、正確に所望値に最大合成引張応力を調整され得る。よってこれにより、部材1の最低耐荷重能も、当該部材が耐えるべき引張応力として設定することができる。これは、ローラ4,5,6による曲げのみによって生じる引張応力を超える。したがって、合成引張応力が所定の最低耐荷重能と少なくとも同等の大きさになるように、部材1に対して、少なくとも2MPaの引張応力に相当する移動方向の張力を設定する。よってたとえば、所与のガラス厚において、ローラ4,5,6によってローラ表面とは反対側の面に5MPaの引張応力がかかるが、30MPaの最低耐荷重能について部材1を試験したい場合には、搬送装置によって追加の5MPaの引張応力がかけられ、場合によってはそれより高い引張応力がかけられる。
本発明の一実施形態では、部材1にかかる張力は、搬送方向でみてローラ4,5,6に後置された搬送ベルト8であって、部材1に密着する搬送ベルト8を引っ張ることによりかかる。かかる実施形態では、とりわけ吸引によって、部材1を搬送ベルト8に密着させることができる。よって本発明の当該実施形態では、搬送ベルト8は真空コンベアベルトである。搬送ベルト8の駆動により張力を形成するため、部材1を固定する装置が用いられる。こうするための簡単な手段は、部材1に密着する別の搬送ベルト9を設けることである。とりわけ、この別の搬送ベルト9も、真空コンベアベルトとすることができる。
ガラスが特定の引張応力に耐えられるか否かの判定の信頼性には、加えられる引張応力の絶対的な大きさの他、応力腐食割れのため、この加えられた引張応力の作用時間も重要となる。これについては、上述の構成の搬送装置に限らず、一般的に、部材1を毎分3mから30mまでの範囲内の速度で、ローラ4,5,6を介して案内するのが有利である。
部材1がローラを介して案内される場合、この作用時間はいわゆる巻き付け角にも依存する。この角度は、ガラスリボンとの各ローラ4,5,6の接触領域の角度である。これについては本発明の一実施形態では、部材1がローラ表面40,50,60と接触する、当該ローラ表面40,50,60の扇形の開き角である巻き付け角が、少なくとも10°になるように、部材1の長手方向におけるローラ4,5,6間の距離と、ローラ相互間の相対高さとを選択する。特に有利なのは、少なくとも20°の巻き付け角である。
図1に示された実施例では、中間のローラ5が両外側のローラ4,6に対して異なる高さに保持されている。これらの高さが相違するほど、ガラスリボン100がローラ4,5,6に巻き付けられる範囲が大きくなり、ひいては巻き付け角も大きくなる。これに類する効果は、ローラ4,5,6間の距離を小さくすることによっても奏される。
一般的に、図1に示されたようなローラの特定の配置構成に限定されることなく、3つのローラを備えた配置構成であって、部材1がその第1の側の面10で第1のローラ4を介して案内され、次に、その反対側の第2の側の面11で中間のローラ5を介して案内され、その次に再び第1の側の面10で、3つのローラ6の最後のローラを介して案内される配置構成が有利である。
これについては、図2および図3を参照して説明する。両図は、ローラ4,5,6と、当該ローラを介して案内されるガラスリボン100とを示す側面図である。図中には、各ローラ4,5,6における巻き付け角α1,α2,α3が示されている。ローラ4,5,6間の距離は、図2中の位置よりも図3の方が小さくなっている。巻き付け角は、各ローラにおける部材1の偏向角によって決まる。偏向角が大きいほど、巻き付け角も大きくなる。中間のローラ5における偏向は、その隣のローラ4,6における偏向の2倍であるから、これに対応する巻き付け角α2も、ローラ4,6における巻き付け角α1,α3より大きくなる。中間のローラ5をより大きく下降させると、または図3に示されているように、各ローラ4,5,6間の距離を小さくすると、巻き付け角は拡大する。非常に薄いガラスの場合、巻き付け角は、ローラの配置によって決定的な影響を受ける。というのもかかる場合には、部材1の剛性はほとんど関係ないからである。剛性を無視すると、ローラ4,6における巻き付け角は、180°から偏向角を減じたもの(180°−偏向角)となる。
3つのローラ4,5,6を備えた配置構成はとりわけ、部材1が最後のローラ6を越えた後に、最初のローラ4を越えたときと等しい高さで移動する構成とすることができる。よって、最初のローラ4のローラ表面40と最後のローラ6のローラ表面60とが等しい高さになるように、両ローラ4,6は配置されている。「等しい高さ」との文言は一般的に、送り方向に対して垂直でありかつローラ4,6の回転軸に対して垂直である方向において等しい位置であることを意味する。かかる配置構成が有利である理由は、部材1の位置を変化させることなく、中間のローラ5の位置変化、またはローラ間の距離の変化によって、巻き付け角を調整できるからである。
以下の表は、3つのローラを備えた上述の配置構成について、中間のローラ5の複数の異なる下降幅およびローラ直径の場合の巻き付け角と引張応力とを示すものである。
これらの実施例では、ローラの回転軸から回転軸までの距離は500mmであった。薄板ガラスリボンのガラスは、以下の特性値を有する型式AF32のアルカリ不含ガラスである。
上述の実施例を対比すると、ガラス厚が厚くなるほど、また下降が小さくなるほど、巻き付け角は大きく低減し得ることが分かる。20°を上回るように巻き付け角を大きくするためには、実施例6と10、および実施例11と15との顕著な差のように、中間のローラの下降を大きくすることができる。
一般化していうと、特にガラス厚が比較的厚く、剛性が高く、および/または下降が小さい場合、ローラ直径により定まる規定の最小曲げ半径を達成するためには、巻き付け角が0°を上回るのが有利である。ガラスリボンを確実に案内するためにも、当該リボンがローラ軸に対して平行な線にのみ沿って載ることがないようにするのが有利である。
一実施形態では、少なくとも1つのローラにおけるガラスリボンの輪郭形状、ないしは一般的に板状部材の輪郭形状は、スプライン関数を用いて求めることができる。こうするためには、各ローラにおいてスプライン関数の少なくとも1つの標本点を設ける。その際には、とりわけ3次スプラインが適している。スプライン関数は、標本点においては、脆性材料から成る部材1の表面が偏向要素の表面に対して正接で延在するとの制約を用いて作成される。
図4に、本発明の装置2を備えたガラス製造システム15を示す。このガラス製造システムは、溶融ガラス19を含む溶融物容器17を備えている。この溶融ガラス19をノズル21から引き出すことによって、ガラスリボン100の形態の部材1が製造される。その後、このガラスリボン100は強度の検査のために装置2のローラ4,5,6を介して案内され、その後、巻き取られてロール103にされる。上記にて説明したように、ガラスリボン100が耐えなければならない、引張応力の検証対象の値は、ローラ4,5,6の直径と、搬送装置7によって重畳される追加の引張応力とによって決まる。図中の構成の場合には、引張応力を重畳するために、たとえば真空ベルトコンベアを使用するのではなく、駆動されるローラ対71を使用するだけである。
図中の具体例に限定されることなく、本発明の実施形態では、1つまたは複数のローラ4,5,6の位置を他のローラに対して相対的に調整するための往復動装置22を設けることができる。これは、ガラス厚が変わったときに、隣のローラ4,6に対してローラ5の下降を適宜調整し、これによって巻き付け角を適宜調整するために使用することができる。
本発明の装置を大形の部材1の試験のために、たとえば図中の実施例のように長いガラスリボン100の試験のために用いて、荷重によって実際に破損を生じさせる場合には、部材1全部を不具合として選別する必要はなく、むしろ本発明の一発展形態では、重大な欠陥により破損が生じた場合であっても、この破損部を含む区間を切り離し、他の部分を後続処理にかけることができる。とりわけ、合成引張応力を加えられてガラスリボン100が破損したと判断される場合には、ガラスリボン100のうちこの破損箇所99を含む区間を切り離すことができる。これについては図5に、破損箇所99と、破損箇所99を含む区間103と、分離箇所107において切り離される隣の無損傷区間104,105とを有するガラスリボン100を示しており、この無損傷区間104,105は、後続処理にかけることができる。かかる後続処理は、たとえば図4に示されているように、巻き取ってローラ103とすることを含むことができる。
3つのローラ4,5,6を備えた上述の配置構成はさらに、特にガラスリボン100の加工時に効果を発揮する格別な利点を有する。
ガラス製造の各工程は、しばしば連続式でなされることが多い。よって、図4に示された装置2を用いると、連続ガラスリボン100が製造される。しかし、かかるガラスリボン100は一般的には分割され、たとえば図示のように、巻き取りによってロール103にされる。巻き取られたガラスリボン103が所望の長さに達した場合、次のガラスロールを製造することができる。しかしこうするためには、完成したガラスロール103を後続のガラスリボン100から切り離して、このガラスロールを搬出しなければならない。かかる分割ステップでは、当該ステップ中にガラスリボン100がさらに前進移動しないことが、非常に有利となり得る。しかし、延伸工程を停止することは、非常に不都合となり得る。かかる中断はとりわけ、著しいガラス厚ばらつきの原因となり得る。
本発明の装置2は一般的に、部材1の連続製造工程中に、部材1の他の区間を更に移動させながら当該部材1の1つの区間を固定するために使用できるという大きな利点を奏する。こうするためには、有利には搬送装置7を用いて、部材1のうち搬送方向においてローラ4,5,6より後に位置する区間を固定し、それと同時に、ローラより前に位置する区間を搬送方向において更に前進させる。これは有利には、一定の速度である。こうするためには、ローラ4,5,6のうち少なくとも1つのローラの位置を変化させることによって部材1がローラ4,5,6で通る経路が長くなって、部材1の固定されている区間より手前において当該部材の移動が受け止められるように、当該少なくとも1つのローラの位置を変化させる。図4に示された実施例の場合には、中間のローラ5における位置変化を往復動装置22によって簡単に実現することができる。このことについては以下、図6乃至8を参照して説明する。同図は、製造された薄板ガラスロール103を取り出すためのステップを示す図である。
まず最初に、図6に示されているように、溶融物19から延伸成形によりガラスリボン100の形態の部材1を形成し、装置2に通し、薄板ガラスロール103に巻き取る。中間のローラ5は、ガラスリボン100の偏向が小さい位置にある。
薄板ガラスロール103として巻き取られたガラスリボン100が、所定の長さになった場合には、延伸工程を停止することなくこの薄板ガラスロール103を取り外して、新規の薄板ガラスロールを開始しなければならない。
ここで、図7に示されているように搬送装置7は薄板ガラスリボン100を停止し、搬送装置7より後に、または搬送装置7と薄板ガラスロール103との間に配置されている分離装置30が、薄板ガラスロール100を分離する。ここで、薄板ガラスロール103を取り出すことができる。薄板ガラスリボン100が搬送装置7を用いて停止されると同時に、薄板ガラスリボンが通る距離が長くなるように当該薄板ガラスリボンをローラ4,5,6によって案内する。このことは、有利には連続的に行われる。このように長くなることにより、薄板ガラスリボン100の前進移動は、当該リボンが固定される点より手前において受け止められる。
かかる距離は図中の実施例では、往復動装置22を用いてローラ5を移動させることにより長くされる。
次に、図8に示されているように、搬送装置7を用いて薄板ガラスリボン100を再び、前進搬送させる。ここで、たとえば別の薄板ガラスロールを製造することができる。それと同時に、薄板ガラスリボン100がローラ4,5,6を介して通る距離が短くなるように、ローラ5を動かす。こうするために図示の実施例では、往復動装置22を用いてローラ5を、図6にも示されているように元の位置に戻す。このように距離が短くなることにより、薄板ガラスリボンがローラ配置構成に入る送り速度と比較して、ローラ4,5,6の配置構成より後方の方が送り速度が高くなる。よって、たとえば薄板ガラスロールを巻き取る場合には、ローラ5を戻す間に一時的に巻取り速度を上昇させる。
これまでの実施例では、脆性材料から成る部材1は連続薄板ガラスリボン100であった。しかし、複数の個別の板状部材1に本発明を適用することも、同様に可能である。図9にその例を示す。この例では、搬送装置7の構成要素であるベルト26を用いて、個別の板状部材1を搬送する。ベルト26、ひいてはベルト26上に載置された部材1は、ローラ4,5,6の直径に応じて曲がるようにローラ4,5,6を介して案内される。いずれの側の面10,11にも引張応力をかけるためには、ベルトを2層構成とすることもできる。その際には部材1は、ベルト26の各層間に挟まれる。たとえば、ベルトを伸長可能とし、部材1をかかるベルト上に固定することにより、少なくとも2MPaの追加の引張応力を部材1にかけることができる。このようにして、ベルトを伸長させると、そのために必要な力が部材1に伝達される。
一般的に、ローラ4,5,6の各半径と、移動方向の追加の張力は、部材1の試料の破損時に求めることができる統計的パラメータに基づいて設計し、互いに合わせて調整することができる。こうするために特に適しているのは、破損時の平均破損応力と、頻度分布の幅である。
これらのパラメータは、関係式
(1)R=(E/2σ)・t
により、機械的引張応力σから、対応する曲げ半径Rに換算することができる。上掲の関係式中、Eは部材の材料の弾性率を表し、tはその厚さを表す。
頻度分布の幅は、標準偏差に相当する以下のパラメータ
によって表すことができる。
ここで、Nは検査対象の試料数であり、Rはi番目の試料の破損応力に対応する曲げ半径を表し、<R>は、平均破損応力に対応する曲げ半径を表す。試料数が多数であるかもしくは定まっていない場合、または、部材1の材料の統計的な特性パラメータが分かっている場合であっても、上述のパラメータsに代えて、部材の破損応力の確率分布の標準偏差を用いることができる。
ローラ4,5,6の直径の好適な範囲は、RminからRmaxまでの範囲により得られることが判明した。ここで両半径については、以下の数式が適用される:
ここで、Eは部材1の弾性率を表し、dは部材1の厚さを表し、σは、移動方向において部材1に追加的にかけられる少なくとも2MPaの張力を表す。RminおよびRmaxの値により、Rminによって制約される十分な荷重による検査方法が実現され、かつ、部材1の破損率を制約する、統計的な特性値に対応した最大値も得られる。
よって本発明の発展形態では、部材1がローラ4,5,6によって、上掲の関係式によるRminからRmaxまでの範囲内の曲げ半径で曲がるように、移動方向の張力によって加えられる少なくとも2MPaの引張応力σ、および/またはローラの各半径を選択することができる(有利には、両パラメータを互いに合わせて調整することができる)。
これに応じて本発明の当該発展形態は、脆性材料から成る少なくとも1つの部材1と、少なくとも2MPaの引張応力σを当該部材1にかけるように構成された搬送装置7と、RminからRmaxまでの範囲内の半径を有するローラ4,5,6とを備えた装置も含む。
部材の統計的パラメータsおよび<R>を求めるためには、特に、独国特許出願公開第102014110855号明細書(DE 10 2014 110 855 A1)に記載された装置が適している。当該出願の、パラメータsおよび<R>を求めるための方法および装置についての開示内容はすべて、本願の内容に含まれるものとする。脆性材料から成る面状試料、とりわけガラスウェブの破損耐性を検査するための方法は、一般的に、
・当該検査対象の1区間に、曲率が規定された形状安定性のゲージのゲージ表面の湾曲を密着させるように、
・検査対象の当該1区間の試料を、ゲージ表面に押し付け、
・第1の曲げ半径Rを有するゲージ表面を使用して、当該曲げ半径Rに対応する機械的引張応力σ下での試料の破損耐性を検査し、
・試料が破損するまで、曲げ半径Rを漸減させて、これに伴って引張応力σを漸増させて上記検査を繰り返し、
・どの引張応力σで、またはどの曲げ半径で試料が破損したかを評価する
ことにより、第1の側の面を有する当該試料に、1区間の当該試料の検査される縁部において、当該検査される縁部に沿って引張応力σをかけることに基づく。
以下、スプライン関数に基づいて1つまたは複数のローラにおける板状部材の輪郭形状をどのように求めるか、また、かかる輪郭形状から、発生する引張応力負荷についてのパラメータをどのように求めるかについて、詳細に説明する。
板状部材の輪郭形状の記述に関する本発明の実施形態は、一般的に、算出された輪郭形状から、すなわちスプライン関数から、実際の最小曲げ半径を求める、またはその特定に寄与する、というものである。
かかる実施形態は、強度を検査するための本発明の装置において、ないしは当該装置を用いて、特に、1つまたは複数のローラの位置によって定まる瞬時引張応力を求めるように具現化することができる。
最小曲げ半径をスプライン補間に基づいて求める手法は、ごく一般的に、強度検査方法にも使用できるものである。強度検査方法では特に、表面にかけられた、少なくとも部分的に最小曲げ半径により定まる引張応力に板状部材が耐えられることを、記録して検証する。
よって、本発明の強度検出方法では、スプライン関数、とりわけ3次スプラインを用いて、少なくとも1つのローラにおける板状部材1の輪郭形状を求め、各ローラ上に、前記スプライン関数の少なくとも1つの標本点を設けることができる。
その後、かかるスプライン関数から、板状部材1の最小曲げ半径を求めることができる。
とりわけ、曲げによって両側の面10,11にかけられる引張応力、および/または、移動方向の張力によって両側の面10,11にかけられる引張応力、および/または、これら2つの引張応力を合成した引張応力も、スプライン関数の最小曲率半径、とりわけ、1つまたは複数のローラ表面40,50,60上に規定された標本点間の3次スプラインの最小曲率半径から、算出することができる。
図10に、スプライン関数を用いた3つのグラフを示す。これらの各スプライン関数は、3つのローラ4,5,6を備えたシステムにおける板状部材1の輪郭形状、とりわけガラスリボンの輪郭形状を記述したものである。これらのローラは、各グラフ中において、各対応する関数により記述されている。横軸のスケールと縦軸のスケールとは異なるため、ローラ4,5,6は円形ではなく楕円形になっている。
このスプライン関数は、ローラ上の標本点41,51,61によって決定される。中間ローラ5の位置に応じて、グラフ(a),(b),(c)中に示された各事例となる。グラフ(a)では変位は小さく、これにより、ローラ5における曲率半径はローラ半径より大きくなる。グラフ(b)の場合には、ローラ5のローラ半径と標本点51における曲率半径とは互いに等しい。最後にグラフ(c)では、1つの標本点51において、ローラ4,6と比較してローラ5の変位が大きいことにより、当該標本点51における部材1の曲率半径がローラ半径より小さくなっている。かかる場合、部材1の輪郭形状は、図示の3つの標本点41,51,61によって記述することができなくなる。むしろここでは、ある程度の巻き付け角が得られる。部材は、たとえば図2および図3に示されているように、対応する円弧に沿ってローラ表面上に密着している。これに応じて、部材1の最小曲げ半径がローラ半径によって決定される。1つの標本点における部材1の曲率半径Rがローラの曲率半径Rより小さい(R<R)上述の場合には、当該標本点を用いてローラにおける部材1の輪郭形状を(全体的にも)正確に表すスプライン関数は、以下のようにして算出することができる:少なくとも2つの標本点を設け、部材1の曲率半径が偏向要素の表面の曲率半径と十分に良好に一致するまで、ローラ表面上における当該少なくとも2つの標本点の位置を変化させる。「十分に良好」との文言は、偏差が所定の限界値より小さいことも意味する。標本点の位置は、補間手法によって迅速に発見することができる。適しているのは、たとえば二分法である。二分法を用いて、段階的な区間二等分により、適切な関数の0位置を探索する。こうするためにはとりわけ、曲率半径の差R−Rの0位置を簡単に探索することができる。
しかしグラフ(c)では、最小曲げ半径がローラ表面の曲率によって決定される事例は、ローラ4および6には当てはまらない。直線状のみのシステムの場合には、ローラ4および6における曲率半径は中間ローラ5における曲率半径より小さくなる場合もあり得る。このことにより、両側の面10,11にかかる引張応力の強さは相違することとなる。よって場合によっては、実施される強度検査の信頼性は、両側の面について異なることとなる。よって一般的には、具体的に示した実施例に限定されることなく、本発明の発展形態では、1つまたは複数のローラ4,5,6における標本点を用いたスプライン関数を使用して、両側の面10,11における引張応力が等しいこと、または両引張応力差が少なくとも所定の限界値未満であることを検証する。よって簡単にいうと、スプラインテストを用いて、偏向要素の所与の位置においてプルーフテストが対称的であることが検証される。
本発明の当該実施形態の発展形態では、上述のスプライン関数を用いて得られた、部材1の輪郭形状の情報を用いて、曲率半径が互いに等しくなり、ひいては、ローラにおける曲げによってかかる引張応力が互いに等しくなるように、ローラの位置を変化させることができる。したがって次に、ローラにおける標本点を用いたスプライン関数を使用して、両側の面10,11における引張応力が等しいか、または、両引張応力の差が少なくとも所定の限界値未満であるか否かを検討し、当該限界値を超える場合には、両側の面10,11における両引張応力の差が小さくなるように、少なくとも1つのローラの位置を変化させる。その際には特に、ローラ4と6との間の距離を小さくするのが適している。
板状部材 1
1の強度を検査するための装置 2
ローラ 4,5,6
搬送装置 7,70
搬送ベルト 8,9
1の両側の面 10,11
センサ 13
ガラス製造システム 15
溶融物容器 17
溶融ガラス 19
ノズル 21
往復動装置 22
監視装置 24
ベルト 26
分離装置 30
ローラ表面 40,50,60
ローラ対 71
破損箇所 99
ガラスリボン 100
100の長手方向 101
ガラスロール 103
100の破損を含む区間 104
100の無損傷区間 105,106
分離箇所 107

Claims (28)

  1. 互いに反対側の2つの面(10,11)を有する脆性材料から成る板状の部材(1)強度を検査するための方法であって、
    前記部材(1)を各側の面で少なくとも1回、ローラ(4,5,6)を介して案内し、
    前記ローラ(4,5,6)を介しての案内により当該部材(1)が曲がって、反対側の面(10,11)が前記ローラの表面(40,50,60)と接触する領域において、各側の面(10,11)に引張応力がかかり、
    前記部材(1)に移動方向の張力を与えることにより、両側の面(10,11)が少なくとも2MPaの所定値に調整された引張応力を受けるようにし、
    前記引張応力と、各ローラによる曲げによって当該ローラとは反対側の面(10,11)に生じる引張応力とが加算されて、合成引張応力が得られ、前記合成引張応力のレベルにおいて前記部材(1)が規定の破損耐性を示すか、または、加えられた当該合成引張応力下で当該部材(1)が破損するかを監視して特定する
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記部材(1)にかかる張力は、搬送方向でみて前記ローラ(4,5,6)に後置された搬送ベルト(8)であって、当該部材(1)に密着する搬送ベルト(8)を引っ張ることによりかかる、
    請求項1記載の方法。
  3. 前記部材(1)を吸引によって前記搬送ベルト(8)に密着させる、
    請求項2記載の方法。
  4. 前記部材(1)は、ガラスから成る
    請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. ガラスリボン(100)の形態の部材(1)を検査し、
    前記ローラ(4,5,6)を介して前記ガラスリボン(100)を、当該ガラスリボン(100)の長手方向(101)において案内する、
    請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  6. 前記部材(1)が前記ローラの表面(40,50,60)と接触する、当該ローラの表面(40,50,60)の扇形の開き角である巻き付け角が、少なくとも10°になるように、当該部材(1)の長手方向における前記ローラ(4,5,6)間の距離と、当該ローラ相互間の相対高さとを選択する、
    請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  7. 前記ローラ(4,5,6)を介してガラスリボン(100)の形態の部材(1)を案内し、その後、巻き取ってロールにする、
    請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  8. 前記合成引張応力を加えられて前記ガラスリボン(100)が破損したと判断される場合には、当該ガラスリボン(100)のうち破損箇所(99)を含む区間(104)を切り離す、
    請求項または記載の方法。
  9. 前記部材(1)の最低耐荷重能を、当該部材(1)が耐えなければならない引張応力であって、前記ローラによる当該部材(1)の曲げにより生じる引張応力より高い引張応力として設定し、
    検査のため、前記合成引張応力が少なくとも、前記部材(1)が耐えなければならない所定の引張応力と等しい大きさになるように、前記部材(1)に対し、少なくとも2MPaの引張応力に相当する移動方向の張力を調整する、
    請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  10. 前記ローラ(4,5,6)によって、RminからRmaxまでの範囲内の曲げ半径で前記部材が曲がるように、移動方向の張力によってかかる少なくとも2MPaの引張応力σ、および/または前記ローラ(4,5,6)の半径を選択し、
    minおよびRmaxの値について
    が適用され、
    前記パラメータsは、
    により与えられ、
    Eは弾性率を表し、は前記部材(1)の厚さを表す、
    請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  11. 前記ローラ(4,5,6)を介して前記部材(1)を毎分3mから30mまでの範囲内の速度で案内する、
    請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
  12. 脆性材料から成る複数の個別の板状の部材(1)をベルト(26)上に載置し、前記ローラ(4,5,6)を介して前記ベルト(26)を用いて当該部材(1)を案内する、
    請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  13. スプライン関数用いて、前記少なくとも1つのローラ(4,5,6)における前記板状の部材(1)の輪郭形状を求め、
    前記各ローラ(4,5,6)上に、前記スプライン関数の少なくとも1つの標本点を設ける、
    請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 前記スプライン関数は、3次スプラインとして構成されている、
    請求項13記載の方法。
  15. 前記スプライン関数から、前記板状の部材(1)の最小曲げ半径を求める、
    請求項13または14記載の方法。
  16. 1つの標本点における前記部材(1)の曲率半径Rが前記ローラの曲率半径Rより小さい場合、少なくとも2つの標本点を設け、当該標本点における当該部材(1)の曲率半径が当該ローラの表面の曲率半径と十分に良好に一致するまで、当該標本点の、当該ローラの表面上における位置を変化させることにより、当該ローラにおける当該部材(1)の輪郭形状を正確に表すスプライン関数を求める、
    請求項13から15までのいずれか1項記載の方法。
  17. 曲げによって両側の面(10,11)にかけられる引張応力、および/または、移動方向の張力によって両側の面(10,11)にかけられる引張応力、および/または、両引張応力を合成した引張応力を、スプライン関数の最小曲率半径ら算出する
    請求項1から16までのいずれか1項記載の方法。
  18. 前記スプライン関数は、1つまたは複数の前記ローラの表面上の標本点により規定されている、
    請求項17記載の方法。
  19. 1つまたは複数の前記ローラ(4,5,6)における標本点を用いたスプライン関数を使用して、両側の面(10,11)における引張応力が等しいこと、または両引張応力の差が少なくとも所定の限界値未満であることを検証する、
    請求項1から18までのいずれか1項記載の方法。
  20. 1つまたは複数の前記ローラ(4,5,6)における標本点を用いたスプライン関数を使用して、両側の面(10,11)における引張応力が等しいか、または、両引張応力の差が少なくとも所定の限界値未満であるか否かを検査し、
    前記限界値を超える場合には、両側の面(10,11)における両引張応力の差が小さくなるように、少なくとも1つのローラの位置を変化させる、
    請求項1から19までのいずれか1項記載の方法。
  21. 互いに反対側の2つの面(10,11)を有する脆性材料から成る板状の部材(1)、引張負荷下での規定の破損耐性について検査するための置(2)であって、
    搬送装置(7)と、
    少なくとも2つのローラ(4,5,6)と
    を備えており、
    前記搬送装置(7)は、前記部材(1)が曲がって、反対側の面(10,11)が前記ローラ(4,5,6)のローラ表面(40,50,60)と接触する領域において各側の面(10,11)に引張応力がかかるように、前記ローラ(4,5,6)を介して前記部材(1)を案内するように構成されており、
    前記部材(1)の両側の面(10,11)が少なくとも2MPaの所定値に調整された引張応力を受けるように前記部材(1)に移動方向の張力を与えるための引張装置(22)が設けられており、
    前記引張応力と、各ローラ(4,5,6)による曲げによって当該ローラとは反対側の面(10,11)に生じる引張応力とが加算されて、合成引張応力が得られ、
    監視装置(24)が設けられており、当該監視装置(24)は、前記合成引張応力のレベルにおいて前記部材(1)が規定の破損耐性を示すか、または、加えられた当該合成引張応力下で前記部材(1)が破損するかを監視して特定するように構成されている
    ことを特徴とする装置。
  22. 前記装置は、3つのローラを有する構成体を備えており、
    前記部材(1)を第1の側の面(10)で、前記3つのローラの最初のローラ(4)を介して案内し、次に、反対側の第2の側の面(11)で中間のローラ(5)を介して案内し、次に再び前記第1の側の面(10)で、前記3つのローラの最後のローラ(6)を介して案内する、
    請求項21記載の装置。
  23. 前記装置は、前記ローラ(4,5,6)のいずれか1つまたは複数のローラの位置を他のローラに対して相対的に調整するための往復動装置(22)を備えている、
    請求項21または22記載の装置。
  24. 前記装置は、
    脆性材料から成る少なくとも1つの部材(1)と、
    前記部材(1)に少なくとも2MPaの引張応力σをかけるように構成された搬送装置(7)と、
    minからRmaxまでの範囲内の半径を有するローラ(4,5,6)と
    を備えており、
    minおよびRmaxは、
    によって与えられ、
    前記パラメータsは、
    により与えられ、
    Eは弾性率を表し、は前記部材(1)の厚さを表す、
    請求項21から23までのいずれか1項記載の装置。
  25. 前記装置は、脆性材料から成る複数の個別の板状の部材(1)を搬送するためのベルト(26)を備えている、
    請求項21から24までのいずれか1項記載の装置。
  26. ガラスから成る板状の部材(1)を検査するために構成されている、
    請求項21から25までのいずれか1項記載の装置。
  27. 板状のガラス品成形するための高温成形装置
    請求項21から26までのいずれか1項記載の装置(2)と
    を備えていることを特徴とする、ガラス製造システム(15)。
  28. 前記高温成形装置は、ガラスリボン(100)を成形するために構成されている、
    請求項27項記載のガラス製造システム(15)。
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