JP6443845B2 - カート - Google Patents
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Description
このような構成によれば、ボトムバーの両端を確実に吸着させることができる。
図1に示すように、本実施形態のカート1は、上下方向Vに沿う一対の矩形状の開口部4を有するカート本体2と、カート本体2を移動自在に支持する4つのキャスター3(車輪)と、を備えている。
カート本体2の一対の開口部4は、前後方向Fに面している。
シャッター装置10は、幅方向Wに長い装置であり、カート本体2の天板部9の前端及び後端に取り付けられている。
以下、シャッター装置10のシャッター布20に直交する方向を前後方向Fと呼び、これに直交する水平方向を幅方向Wと呼ぶ。
天板部9は、支柱レール7の上端に接続されている矩形状の部材である。
柱部13は、天板部9とベース部6とにわたって上下方向Vに延在している柱状の部材である。柱部13は、カート本体2の内部空間であって、四本の支柱レール7近傍及び、前方の支柱レール7と後方の支柱レール7との中間に設けられている。
支持部材14は、棚部本体15を支持する部材であり、柱部13に固定されている。支持部材14は、柱部13から幅方向Wの内側に突出するように形成されている。支持部材14は、柱部13に例えばネジによって締結されている。
棚部本体15の構成は上記したものに限ることはなく、例えば、樹脂の板によって棚部本体15を形成してもよい。
ケーシング17の側面17cには、巻取軸18を支持する巻取軸支持部23と、ガイドロール19を回転可能に支持するガイドロール支持部24とが形成されている。巻取軸支持部23とガイドロール支持部24とは、巻取軸18及びガイドロール19が幅方向Wに延在するとともに、巻取軸18とガイドロール19とが互いに平行となるように、巻取軸18とガイドロール19とを支持する。
図5に示すように、シャッター布20は、底面17aの前縁25の際を通過して下方に延ばされる。
自動巻取ユニット27は、巻取軸支持部23に固定されている支持軸28,29と、サイドキャップ30,31と、コイルスプリング32と、ガイド芯棒33と、スプリング受け34と、を有している。サイドキャップ30,31には、幅方向Wに延在する貫通孔36が形成されている。
サイドキャップ30,31は、幅方向Wの一方が巻取軸本体26に回転不能に嵌合しており、幅方向Wの他方が支持軸28,29に回転可能に取り付けられている。支持軸28,29は、サイドキャップ30,31の貫通孔36に挿通されている。
スプリング受け34は、巻取軸本体26の中間部に固定されている。コイルスプリング32の端部は、スプリング受け34に固定されている。スプリング受け34は、サイドキャップ30,31のスプリング受け部35と協働してコイルスプリング32を保持する。
第二磁石40は、接着によってボトムバーケーシング37に固定されている。第二磁石40の固定方法はこれに限ることはなく、例えばネジを用いて第二磁石40を固定してもよい。
第二磁石40の数は2つに限ることはない。例えば、3つ以上の第二磁石40をボトムバーケーシング17に固定してもよいし、単一の第二磁石40をボトムバーケーシング17の中央に固定してもよい。
金属板48は、フェライト系ステンレス鋼(SUS430)によって形成されている。金属板48を形成する金属はこれに限ることはなく、磁性を有する金属であればよい。
2つの金属板48の幅方向Wの位置は、2つの第二磁石40の位置に対応している。
また、シャッター装置10を用いて、カート本体2の開口部4を閉鎖することができる。具体的には、カート1のシャッター装置10は、巻取軸18に内蔵されたコイルスプリング32の回転付勢力に抗してボトムバー21を操作することにより、シャッター布20を引き出すことができる。
なお、上記実施形態のカート1では、カート本体2の前面及び後面の開口部4にシャッター装置10を設けたが、これに限ることはなく、前面のみにシャッター装置10を設ける構成としてもよい。例えば、前面にシャッター装置10を設け、後面に扉を設ける構成としてもよい。
2 カート本体
3 キャスター
4 開口部
6 ベース部
7 支柱レール
8 側壁部
9 天板部
10 シャッター装置
11 棚部
13 柱部
14 支持部材
15 棚部本体
17 ケーシング
17a 底面
17b 背面
17c 側面
18 巻取軸
19 ガイドロール
20 シャッター布
21 ボトムバー
23 巻取軸支持部
24 ガイドロール支持部
25 前縁
26 巻取軸本体
27 自動巻取ユニット
28 支持軸
29 支持軸
30 サイドキャップ
31 サイドキャップ
32 コイルスプリング
33 ガイド芯棒
34 スプリング受け
35 スプリング受け部
36 貫通孔
37 ボトムバーケーシング
37a 上壁
38 ボトムバーキャップ
39 第一磁石
40 第二磁石(磁石)
41 第一磁石開口部
42 第一磁石ブラケット
43 第一磁石取り付け板
44 サポート
46 ボトムバーキャップ本体
47 シャッター接続部
48 金属板(磁石受け部)
51 レール部
F 前後方向
V 上下方向
W 幅方向
Claims (2)
- 上下方向に沿う矩形状の開口部を有するカート本体と、
前記カート本体を移動自在に支持する複数のキャスターと、を備えるカートであって、
前記カート本体は、前記開口部を開閉するシャッター装置を有し、
前記シャッター装置は、
前記開口部の幅方向に延在する底面を有するケーシングと、
前記ケーシングによって支持され、コイルスプリングの捩じりによる回転付勢力を発生する巻取軸と、
前記巻取軸に巻き付けられて、前記ケーシングの前記底面の前縁の際を通過して下方に延びるシャッター布と、
前記シャッター布の先端に取り付けられて、前記幅方向に延在し、前記底面によって上方への移動が規制されるボトムバーと、
前記開口部の両側で上下方向に延在する支柱レールに設けられて、前記ボトムバーの両端部をガイドするレール部と、
前記ボトムバーの上部に設けられた磁石と、
前記ケーシングの底面であって上方から見て前記磁石と同じ位置に設けられ、磁性体によって形成されている磁石受け部と、を有し、
前記開口部の開きが不完全となるのを防止することができるカート。 - 前記磁石は、前記ボトムバーの前記幅方向の両端部に配置されている請求項1に記載のカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017032436A JP6443845B2 (ja) | 2017-02-23 | 2017-02-23 | カート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017032436A JP6443845B2 (ja) | 2017-02-23 | 2017-02-23 | カート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018135059A JP2018135059A (ja) | 2018-08-30 |
JP6443845B2 true JP6443845B2 (ja) | 2018-12-26 |
Family
ID=63366383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017032436A Active JP6443845B2 (ja) | 2017-02-23 | 2017-02-23 | カート |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6443845B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP2001233220A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-28 | Murata Mach Ltd | 無人搬送車 |
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-
2017
- 2017-02-23 JP JP2017032436A patent/JP6443845B2/ja active Active
Also Published As
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---|---|
JP2018135059A (ja) | 2018-08-30 |
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