JP2001233220A - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

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JP2001233220A
JP2001233220A JP2000046695A JP2000046695A JP2001233220A JP 2001233220 A JP2001233220 A JP 2001233220A JP 2000046695 A JP2000046695 A JP 2000046695A JP 2000046695 A JP2000046695 A JP 2000046695A JP 2001233220 A JP2001233220 A JP 2001233220A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
free end
weight
guided vehicle
rotating shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000046695A
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English (en)
Inventor
Takashi Baba
隆 馬場
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、塵埃の発生を防ぐシャッター
を備えた無人搬送車を提供することである。 【解決手段】 物品wを移載するための移載口6を有す
る車体2と、車体2の上方に回転自在に設けられた回転
軸71と、回転軸71に一端が固定され、回転軸71の
回転により自由端が上下に移動するシート72とを備え
た無人搬送車であって、シート72の自由端にウエイト
73を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を移載するた
めの移載口を有する車体と、車体の上部に回転自在に設
けられた回転軸と、回転軸に一端が固定され、回転軸の
回転により自由端が上下に移動するシートとを備えた無
人搬送車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カセットをクリーンな状態で搬送
する無人搬送車として、移載口が設けられた車体と、車
体の天井に設けられたクリーンエアを送風するファンユ
ニットと、移載口を塞ぐシャッターとを備えた無人搬送
車が知られている。このシャッターは、車体の天井近傍
に回転自在に取り付けられた回転軸に一端が固定されて
いるシートからなり、回転軸が回転すると、回転軸に巻
き付けられているシートが繰り出されたり、巻き上げら
れたりするようになっている。
【0003】この回転軸の両端には、プーリーが設けら
れ、対応するように移載口の下方にもプーリーが設けら
れている。この上下一対のプーリーの間には、シートの
自由端が固定されたタイミングベルトが掛け渡されてい
る。このため、回転軸が回転すると、プーリーも回転
し、タイミングベルトが上下方向に移動することで、シ
ートの自由端を下に引っ張り、シートがたるまないよう
にしている。このような構成になっているため、薄いシ
ートからなるシャッターであっても、良好に開閉するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
シャッターでは、シートがたるまないようにするために
プーリー及びタイミングベルトが必要であり、構造が複
雑であるばかりか、タイミングベルトとプーリーとの間
で塵埃が発生するという問題があった。本発明は、この
ような従来の技術に存在する問題点に着目して成された
ものである。その課題は、構造が簡単で、塵埃が発生し
ないシャッターを備えた無人搬送車を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、物品を移載する
ための移載口を有する車体と、車体の上部に回転自在に
設けられた回転軸と、回転軸に一端が固定され、回転軸
の回転により自由端が上下に移動するシートとを備えた
無人搬送車であって、シートの自由端にウエイトを設け
たことを特徴とすることとした。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、ウエイトは、シートの自由端全体に
渡って取り付けられることとした。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、移載口の下部にシート
の自由端を保持する保持手段が設けられていることを特
徴とすることとした。
【0008】
【作用及び効果】従って、請求項1に記載の発明では、
ウエイトによりシートの自由端を下に引っ張ることがで
きる。このため、シートを下に引っ張るためのタイミン
グベルトが不要となり、塵埃が発生するのを防ぐことが
できるとともに、シートを昇降させる機構が簡単にな
る。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の作用及び効果に加えて、ウエイトが自由端全体に渡
って取り付けられるため、シートの自由端が均一に引っ
張られ、薄いシートであっても、良好にシートの自由端
を上下に移動させることができる。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の作用及び効果に加えて、移載口の下部
に、シートの自由端を保持する保持手段が設けられてい
るため、シートの自由端が降ろされた際に、シートを張
った状態で回転軸を停止させれば、この状態が保持され
るとともに、シートが動くのを防ぐことができる。この
ため、無人搬送車の発進時及び停止時の慣性力や走行時
の振動で、シートと車体の間に大きな隙間ができるのを
防ぐことができ、外部からの塵埃の侵入を防止すること
ができる。
【0011】
【実施の形態】本実施の形態を図面を参照しながら説明
する。図1は、本実施の形態の無人搬送車の側面図で、
シャッターを上げた状態であり、図2はシャッターを下
げた状態であり、図3はシャッターの要部側面図であ
る。無人搬送車1は、車体2と、車体2に取り付けられ
る走行車輪3等からなる走行駆動部とを備えている。ま
た、車体2には、カセットwを移載するための移載口6
と、移載口6の大部分を塞ぐシャッター7と、車体2内
部にクリーンエアーを送風するファンユニット8とが設
けられている。さらに、車体2には、カセットwの4隅
を支持する載置台4と、載置台4の中央下部に配置され
る移載装置5とが設けられる。
【0012】シャッター7は、車体2の移載口6の上部
に、長手方向が車体の長手方向と同じ向きになるように
配置された回転軸71に巻き付けられた軽量の薄いシー
ト72であり、シート72の自由端(下端)に、その幅
全体に渡って棒状のウエイト73が取り付けられてい
る。ウエイト73がシート72の自由端全幅に渡って設
けられているため、シート72の自由端が均一に引っ張
られる。回転軸71の一端側にはモータ74が配置さ
れ、モータ74により回転軸71が駆動されるようにな
っている。回転軸71の他端側には、ブレーキ75が設
けられ、回転軸71の回転を停止させるようになってい
る。ウエイト73はシート72を常に下に引っ張るだけ
の重量を有しており、その下面の両端には磁性体76が
取り付けられている。
【0013】車体2のフレーム21の移載口6の下方に
は、磁石23(保持手段)が設けられている。磁石23
は、移載口6の下端よりも上に設けられている。これ
は、後述するファンユニットから下方に向けて送られた
クリーンエアーの排出口が移載口6の下部に必要である
からである。磁石23に磁性体76が吸い付けられてウ
エイト73が保持されることで、ウエイト73が動くの
を防ぐようになっている。フレーム21のウエイト73
が固定される位置には、ウエイト73の到達を検出する
検出手段24が設けられている。また、フレーム21に
は、シート72が巻き取られたのを検出するために、ウ
エイト73を検出する検出手段25が設けられている。
検出手段24,25がウエイト73を検出すると、検出
手段24,25から信号が不図示の制御装置に送られ、
制御装置がモータ74の回転を止めると共にブレーキ7
5を作動させ、シート72を張った状態で保持するよう
になっている。検出手段24,25としては、光電セン
サ等の非接触スイッチ又はリミットスイッチ等の接触ス
イッチがあげられる。また、車体2の天井中央には、複
数のファンを備えたファンユニット8が配置され、下方
に向けてクリーンエアーを送風し、車体2内を常にクリ
ーンに保つとともに、フレーム21とシート72との間
の隙間から塵埃が侵入するのを防ぐようになっている。
【0014】カセットwを無人搬送車1から目的のステ
ーションに移載する場合を例に挙げて、シャッタ7の開
閉を説明する。カセットwが載置台4に載置された状態
の無人搬送車1は、シャッタ7が側面視でカセットwの
底より下まで降ろされているとともに、そのシャッタ7
を張った状態で磁石23と磁性体76とにより保持して
いる。このため、無人搬送車1が走行しても、ウエイト
73及びシート72が大きく動くことがなく、フレーム
21とシャッタ7との間に、ファンユニット8からのク
リーンエアーで、外部の塵埃が車体2内に進入するのを
防げないような大きな隙間ができるのを防ぐことができ
る。
【0015】無人搬送車1は、目的のステーションの前
で停止する。モータ74を作動させ、回転軸71を回転
させてシート72を巻き上げることで、移載口6を開放
するようになっている。シート72は、ウエイト73の
重量により自由端が均等に下に引っ張られた状態で巻き
上げられる。
【0016】シート72が巻き上げられると、検出手段
25がウエイト73を検出し、不図示の制御装置により
モータ74を停止させると共にブレーキ75を作動さ
せ、回転軸71を停止させる。移載口6が完全に開放さ
れ、シート72及びウエイト73がカセットwの移載に
干渉しないようになる。
【0017】次に、移載装置5のセンサ51を作動さ
せ、ステーションの基準位置との誤差を求め、誤差を補
正するように移載装置5を作動させ、カセットwを載置
位置4からステーションに移載する。ステーションへの
移載が完了すると、移載装置5は元の位置に戻る。
【0018】そして、モータ74を作動させて回転軸7
1を回動させ、シート72を降ろす。シート72は、ウ
エイト73の重量で下側に張られた状態で下降してい
き、移載口6の下端に近づくと、磁石23が磁性体76
を引きつけ、シート72のふれを抑えつつ、磁性体76
と磁石23が密着するようになっている。磁性体76と
磁石23が密着する位置までウエイト73が降りると、
検出手段24が作動し、不図示の制御装置によりモータ
74及びブレーキ75を制御して回転軸21の回転を停
止させ、下端の一部を残して移載口6をシート72で塞
ぐ。
【0019】なお、この発明は以下のようにして具体化
しても良い。本実施の形態では、回転軸を駆動し、停止
させるのに回転軸の外側に設けたモータとブレーキによ
り行っているが、回転軸の内部に一体的に設けられたモ
ータとブレーキでも良い。また、本実施の形態では、保
持手段として、磁石23をフレーム21に設け、ウエイ
ト73に磁性体76を設けたが、シート72が動くのを
防ぐことができれば良く、例えばフレームに設けた機械
式のクランプ装置でも良い。また、本実施の形態では、
シート72及びウエイト73を所定位置に降ろすために
ガイド部材を使用していないが、ガイド部材を設けるよ
うにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の無人搬送車の側面図である。
【図2】本実施の形態の無人搬送車の側面図である。
【図3】本実施の形態のシャッターの要部側面図であ
る。
【符号の説明】
1 無人搬送車 2 車体 6 移載口 7 シャッター 71 回転軸 72 シート 73 ウエイト 76 磁性体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を移載するための移載口を有する車
    体と、車体の上部に回転自在に設けられた回転軸と、回
    転軸に一端が固定され、回転軸の回転により自由端が上
    下に移動するシートとを備えた無人搬送車であって、シ
    ートの自由端にウエイトを設けたことを特徴とする無人
    搬送車。
  2. 【請求項2】 ウエイトは、シートの自由端全体に渡っ
    て取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の無
    人搬送車。
  3. 【請求項3】 移載口の下部にシートの自由端を保持す
    る保持手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の無人搬送車。
JP2000046695A 2000-02-24 2000-02-24 無人搬送車 Pending JP2001233220A (ja)

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Family

ID=18569064

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018135059A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 エレクター株式会社 カート

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018135059A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 エレクター株式会社 カート

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106