JP6442806B1 - クライミング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動力を必要とせず、経済的であり、クライマの安全確保と、昇降装置のコンパクト化およびクライミング高さの延長を図ったクライミング装置を提供する。
【解決手段】 クライミング部Cと、固定滑車群2および移動滑車群3と、前記固定滑車群2と移動滑車群3に交互に巻回されたロープ4と、前記固定滑車群2と移動滑車群3の間隔を調整するシリンダ5からなり、該シリンダ5の一方隔室11にはエアフィルタ9が連結され、他方隔室12にはオイルタンク8が連結され、一方隔室11から突出されたピストンロッド13の先端に前記移動滑車群3が連結され、前記固定滑車群2から延長された前記ロープ4の先端がクライミング部Cの頂上に設けられたガイドローラ14を介してクライミング部Cに垂下させられてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レジャーランド等に設けられて、クライマの安全を確保しつつ、クライミングを楽しむことができるクライミング装置に関する。
従来、この種の装置として、電動式巻き取りリールと、一端が前記巻き取りリールに取り付けられ、使用時、クライミングロープに沿った末端部分がクライマに取り付けられるクライミングロープと、荷重検知手段および電子制御診断システムを有する制御機構とを備えるビレイ装置(クライミング装置)が提案されている(特許文献1)。
詳しくは、前記制御機構は、前記巻き取りリールが、当該クライミング装置を使用中の前記クライマと前記巻き取りリールとの間で、前記ロープがたるまないように動作する第1のクライミングモードにおいて、前記電動式巻き取りリールを制御するように形成され配設され、前記荷重検知手段は、前記ロープにかかるクライマの荷重を検出し、前記巻き取りリールが停止し、前記クライマがロープによってつり下げられた第2の落下または下降モードに、前記巻き取りリールの動作を切り換えるように形成され配設され、前記電子制御診断システムは、前記電動式巻き取りリールおよび前記制御機構の動作をモニタし、欠陥が検出された場合、第3の欠陥モードに前記巻き取りリールの動作を切り換えるように形成され配設されるビレイ装置が提案されている。なお、前記巻き取りリールは、電動モタによって動力供給される。
上記のクライミング装置は、電力、電動機、荷重検知手段、電子制御診断シス
テム等の多くの機器を必要としている。
特開2008−538313号公報
本発明は、動力を必要とせず、経済的であり、クライマの安全確保と、昇降装置のコンパクト化およびクライミング高さの延長を図ったクライミング装置を提供することを目的とする。
本発明は、クライミング部と、三基の固定滑車群及びガイド支柱に沿って昇降自在の二基の移動滑車群と、前記固定滑車群と移動滑車群の間隔を調整するシリンダと、からなり、該シリンダの一方隔室にはエアフィルタが連結され、他方隔室にはオイルタンクが連結され、前記移動滑車群の一基から延長されたロープが前記固定滑車群の一基に懸架された後、移動滑車群の他の一基に懸架され、さらに固定滑車群の残る二基に懸架されて前記クライミング部の頂上に設けられたガイドローラを介してクライミング部に垂下させられてなることを特徴とする(請求項1)。
前記構成では、クライマのクライミング開始時は、前記シリンダの一方隔室にエアフィルタから空気が供給されて、他方隔室のオイルがオイル調整弁を介してオイルタンクに戻されている。したがって、ピストンおよびピストンロッドが戻されて固定滑車群と移動滑車群との間隔が狭くなりクライミング部に垂下したロープの下端が地上に位置している。
つぎに、クライマが地上に位置しているロープの下端を身体に固定して隣設されたクライミング部を登り始める。
クライマが登り始めてロープにクライマの身体荷重が加わっていない時には、ロープが軽くなり、前記シリンダの他方隔室にオイルが流入し、前記一方隔室の空気がエアフィルタから外気に放出される。その結果、前記ピストンロッドが進出(上昇)して、前記移動滑車群が前記固定滑車群から離されて、ロープが弛むことなく、クライマが登った距離のロープが前記固定滑車群と移動滑車群によって吸収される。そしてクライマはクライミング部の頂上に達することができる。
つぎに、クライマがクライミングに失敗してクライミング部から外れて落下の危険がある場合には、クライマの身体荷重がロープに加わり、該ロープの力が移動滑車群にかかり、該移動滑車群が下方に押し下げられる。
同時に、一方隔室にエアフィルタから空気が自然に供給され、シリンダの他方隔室のオイルがオイルホースおよびオイル調整弁を介してオイルタンクに戻されてゆっくり下降が行われて、クライマの安全が確保される。
前記構成にあって、固定滑車群、移動滑車群及びシリンダの採用により昇降装置のコンパクト化及びクライミング部の高さの延長を図ることができる。
本発明によれば、動力を必要とせず、経済的であり、クライマの安全を確保することができる。さらに固定滑車及び移動滑車をそれぞれ複数枚の固定滑車群及び移動滑車群としたこと、さらには固定滑車群と移動滑車群の間のロープの懸架方法の工夫により、昇降装置のコンパクト化およびクライミング部の高さの延長を図ることができる。
本発明の実施の一形態に係る固定滑車群および移動滑車群部を示す側面図である。 クライミング開始時のシリンダの状態を示す側面図である。 クライミング開始時のロープの状態を示す説明図である。 クライマが頂上部に達した時のシリンダの状態を示す側面図である。 クライマが頂上に達した時のロープの状態を示す説明図である。 レジャーランドの一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の一形態について説明する。
図6は、クライミング部Cを有するレジャーランドの一例である。同図において、略中央部のクライミング部Cはネットで形成され、その左側のクライミング部Cは立木形状である。その他、いわゆる岩壁を形成してロッククライミングを楽しむことができる。本発明のクライミング装置は前記のような各種のクライミング部Cに隣設される。
図1は、本発明の固定滑車群及び移動滑車群部を示す側面図である。図中、1はガイド支柱、2は固定滑車群、3は前記ガイド支柱1に沿って昇降する移動滑車群、4は固定滑車群2と移動滑車群3に交互に巻回されたロープ、5は前記ガイド支柱1に沿って前記移動滑車群3を昇降させて前記固定滑車群2との間隔を調整するシリンダである。また、図中、6はオイルタンク、7はクライマの下降速度を調整するオイル量調整弁、8はオイルホースである。
前記固定滑車群2は、三基の滑車2a、2bおよび2cからなり、それぞれ同軸上に敵数枚(例えば5枚)重ね合わせて構成され、前記移動滑車群3は、二基の滑車3aおよび3bからなり、それぞれ同軸上に敵数枚(例えば5枚)重ね合わせて構成されている。
そして、前記ロープ4は、前記移動滑車群3の滑車3aから前記固定滑車群2の滑車2c、前記移動滑車群3の滑車3b、前記固定滑車群2の滑車2bおよび滑車2aに掛け合わされたのちクライミング部Cの頂上に導かれる。
前記シリンダ5は、図2および図4に示すように、内部のピストン10によって一方隔室11と他方隔室12が形成され、前記一方隔室11にはエアフィルタ9が連結され内部にピストンロッド13が設けられる。また、前記他方隔室12に前記オイルホース8およびオイル調整弁7を介してオイルタンク6が設けられる。
そして、前記ピストンロッド13の先端に前記移動滑車群3が連結されて、該移動滑車群3がピストン10およびピストンロッド13により前記ガイド支柱1に沿って昇降自在に構成される。図中、14は前記クライミング部Cの頂上に延長されたロープ4のガイドローラ、15はクライマである。
つぎに、前記構成のクライミング装置の作用について説明する。本発明のシリンダによる移動滑車群の動きは、空気圧とロープの引っ張る力のバランスで上下する。
図2はクライミング開始時のシリダ5の状態であり、図3はクライミング開始時の固定滑車群2と移動滑車群3(いずれも省略)に巻回されたロープ4の状態を示す。
また、図4はクライミング終了時のシリンダ5の状態であり、図5はクライミング終了時の固定滑車群2と移動滑車群3(いずれも省略)に巻回されたロープ4の状態を示す。
図3に示すように、クライマ15がクライミング部Cの頂上部から垂下させられたロープ4の先端部を身体に固定してクライミング部Cを登り始める。クライマ15が登り始めてロープ4にクライマ15の身体荷重が加わっていない時には、ロープ4が軽くなり、前記シリンダ5の他方隔室12にオイルが流入し、前記一方隔室11の空気がエアフィルタ9から外気に放出される。その結果、図4に示すように、前記ピストンロッド13が進出(上昇)させられる。そして、図5に示すように前記移動滑車群3が前記固定滑車群2から離されて、ロープ4が弛むことなく、クライマ15が登った距離のロープ4が前記固定滑車群2と移動滑車群3によって吸収される。そして、クライマはクライミング部Cの頂上に達することができる。
つぎに、クライマ15がクライミングに失敗し、クライミング部Cから外れて落下の危険がある場合には、クライマ15の身体荷重がロープ4に加わり、該ロープ4の力が移動滑車群3にかかり、該移動滑車群3が下方向に押し下げられる。
一方隔室11にエアフィルタ9から空気が自然に供給され、シリンダ5の他方隔隔室12のオイルがオイルホース8およびオイル調整弁7を介してオイルタンク6に戻されてゆっくり下降が行われて、クライマ15の安全が確保されるものである。この下降工程は、クライマが登頂に成功して下降する場合も同様である。
2 固定滑車群
3 移動滑車群
4 ロープ
5 シリンダ
6 オイルタンク
9 エアフィルタ
11 一方隔室
12 他方隔室
14 ガイドローラ
C クライミング部

Claims (1)

  1. クライミング部と、三基の固定滑車群及びガイド支柱に沿って昇降自在の二基の移動滑車群と、前記固定滑車群と移動滑車群の間隔を調整するシリンダと、からなり、該シリンダの一方隔室にはエアフィルタが連結され、他方隔室にはオイルタンクが連結され、前記移動滑車群の一基から延長されたロープが前記固定滑車群の一基に懸架された後、移動滑車群の他の一基に懸架され、さらに固定滑車群の残る二基に懸架されて前記クライミング部の頂上に設けられたガイドローラを介してクライミング部に垂下させられてなることを特徴とするクライミング装置。
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