JP6440788B1 - 乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】風量と温度を十分に確保でき、衣類乾燥能率を向上できる乾燥装置を提供する。【解決手段】乾燥装置1は、空気流B1を第1吹き出し口A1から吹き出す送風部51と、温風B2を第2吹き出し口A2から吹き出す温風供給部52とを備え、第1吹き出し口A1から空気流B1が吹き出される送風方向と第2吹き出し口A2から温風B2が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように第1吹き出し口A1と第2吹き出し口A2とが併設されている。【選択図】図1

Description

本実施の形態は、乾燥装置に関する。
従来、洗濯などにより水で濡れた衣類やタオルなどの被乾燥物を早く乾かすために、加熱された暖かい空気の気流を被乾燥物に向けて直接送風して乾燥を促進させる衣類乾燥機が提案されている。
例えば、特許文献1には、衣類乾燥機本体内の風路にファンを設け、ファンの下流側にヒータなどの熱源を設け、熱源の下流側にイオン発生素子を設けた衣類乾燥機が開示されている。このような衣類乾燥機によれば、ファンによって空気を衣類乾燥機本体に吸い込み、熱源によって加熱された空気を吹き出し、暖かい空気を洗濯後の衣類に直接当てることができるため、洗濯後の衣類の乾燥を促進させることが可能である。
特開2009−66029号公報
特許文献1記載の衣類乾燥機は、ファンの下流側にヒータやイオン発生素子を備えているため、衣類乾燥機本体内の風路に於ける通風抵抗が増大し、単一のファンによる送風では、空気流(温風)の風量が不足する。従って、洗濯後の衣類に到達する熱量はほんの僅かであり、衣類の乾燥時間を十分に短縮できない。そこで、温風の風量を上げることも考えられるが、その場合は熱源を冷ましてしまい、温風の温度(熱量)が不足する。
本実施の形態は、風量と温度を十分に確保でき、衣類乾燥能率を向上できる乾燥装置を提供することを目的とする。
本実施の形態の一態様によれば、空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、温風を吹き出す前記第2吹き出し口は、空気を吹き出す前記第1吹き出し口の下方近傍に設けられ、前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設されている乾燥装置が提供される。
また、本実施の形態の他の一態様によれば、第1モータによって回転駆動される第1ファンを有し、空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、第2モータによって回転駆動される第2ファンと、前記第2ファンの下流側に配置された熱源とを有し、温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設され、設置面に載置される台座部と、前記台座部上に左右首振り自在に支持される可動本体部とを備え、前記可動本体部は、前記送風部が内設された上部本体部と、前記温風供給部が内設された下部本体部とを有し、前記上部本体部が前記下部本体部に対して上下首振り自在に取着されている乾燥装置が提供される。
また、本実施の形態の他の一態様によれば、第1モータによって回転駆動される第1ファンを有し、空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、第2モータによって回転駆動される第2ファンと、前記第2ファンの下流側に配置された熱源とを有し、温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設され、前記第1モータ、前記第2モータ、及び前記熱源を制御する制御部を備え、前記制御部は、操作部を用いて設定された内容に応じて、前記熱源の発熱量を増減させると共に、前記第1モータ及び前記第2モータの回転数を増減させるように構成された乾燥装置が提供される。
また、本実施の形態の他の一態様によれば、第1モータによって回転駆動される第1ファンを有し、空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、第2モータによって回転駆動される第2ファンと、前記第2ファンの下流側に配置された熱源とを有し、温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設され、前記第1モータ、前記第2モータ、及び前記熱源を制御する制御部を備え、前記制御部は、操作部を用いて設定された内容に応じて、前記第2モータと前記熱源とを停止させた状態で前記第1モータの回転数を増減させるように構成された乾燥装置が提供される。
また、本実施の形態の他の一態様によれば、空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設され、前記第1吹き出し口からの空気吹き出し風量が前記第2吹き出し口からの温風吹き出し風量よりも大きい乾燥装置が提供される。
また、本実施の形態の他の一態様によれば、空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設され、前記第1吹き出し口からの空気吹き出し強度が前記第2吹き出し口からの温風吹き出し強度よりも強い乾燥装置が提供される。
本実施の形態によれば、風量と温度を十分に確保でき、衣類乾燥能率を向上できる乾燥装置を提供することが可能である。
本実施の形態に係る乾燥装置の斜視図である。 本実施の形態に係る乾燥装置の平面図である。 本実施の形態に係る乾燥装置の正面図である。 本実施の形態に係る乾燥装置の左側面図である。 本実施の形態に係る乾燥装置のフロントパネルを分解した状態の斜視図である。 本実施の形態に係る乾燥装置の断面図である。 本実施の形態に係る乾燥装置の要部拡大断面図である。 本実施の形態に係る乾燥装置下部の内部構造を示す底面図である。 本実施の形態に係る乾燥装置の上下首振りの説明図である。 本実施の形態に係る乾燥装置内の温風流路の説明図である。 本実施の形態に係る乾燥装置の背面の説明図であり、(a)は乾燥装置の斜視図、(b)は操作部の平面図である。 本実施の形態に係る乾燥装置の使用例の説明図である。
次に、図面を参照して、本実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
[全体構成]
図1〜図4は、本実施の形態に係る乾燥装置1を示す外観図であり、図1は斜視図、図2は平面図、図3は正面図、図4は左側面図である。この乾燥装置1は、洗濯などにより水で濡れた衣類やタオルなどの被乾燥物を早く乾かすために、加熱された暖かい空気を被乾燥物に向けて吹き出して乾燥を促進させる衣類乾燥機である。
具体的には、図1〜図4に示すように、本実施の形態に係る乾燥装置1は、設置面に載置される台座部2と、台座部2上に左右首振り自在に支持される可動本体部3を備える。可動本体部3は、上部本体部10と下部本体部20から成り、台座部2の上に下部本体部20を載せ、下部本体部20の上に上部本体部10をやや前方寄りに積み重ねたような外観になっている。側面から見ると、上部本体部10の下端が下部本体部20の前面上部に張り出しているが(図4参照)、正面から見ると、上部本体部10も下部本体部20もほぼ同じ幅の箱形で一体感のあるすっきりとしたデザインである(図3参照)。
上部本体部10は、上部ハウジング11を有し、この上部ハウジング11の上面及び左右側面には、外気を取り込むための通気口11aが形成されている。上部ハウジング11の前面には、第1吹き出し口A1と第2吹き出し口A2とが併設されたフロントパネル12が取り付けられている。下部本体部20は、下部ハウジング21を有し、この下部ハウジング21の左右側面には、外気を取り込むための通気口21aが形成されている。上部本体部10は、下部本体部20に対して上下首振り自在に取着されている。
詳細については後述するが、上部本体部10には、常温の空気流B1を発生させる送風部51(図6参照)が内設され、下部本体部20には、温風B2を供給する温風供給部52(図6参照)が内設されている。送風部51は、常温の空気流B1を第1吹き出し口A1から吹き出し、温風供給部52は、温風B2を第2吹き出し口A2から吹き出す。そして、第1吹き出し口A1から空気流B1が吹き出される送風方向と、第2吹き出し口A2から温風B2が吹き出される温風方向とが、装置の前方乃至上方を向くように併設されている。図12のように、乾燥装置1は、装置前方に被乾燥物が設置された使用状態で、前方乃至上方(被乾燥物に向かう方向)へ向けて、常温の空気流B1と温風B2を同時に吹き出すように構成されている。なお、本発明に於て、併設とは、並設と言い換えても良く、第1吹き出し口A1と第2吹き出し口A2が重ならないように、並べて設けられていることを意味する。
乾燥装置1は、送風部51と温風供給部52とが別々に設けられ、その結果、常温の空気流B1の風量と温風B2の温度を十分に確保することができ、衣類乾燥能率を向上させることが可能となる。
[フロントパネル]
図5は、図1に示される乾燥装置1のフロントパネル12を分解した状態の斜視図である。この図に示すように、上部ハウジング11には、前方に解放する開口部11bが形成されている。開口部11bの奥(上部ハウジング11の内部)には、送風用の第1ファンF1が取り付けられている。また、蛇腹ホース23(図6参照)の先端にリング31が嵌められ、リアパネル32で上部ハウジング11に取り付けられている。
フロントパネル12は、パネル本体12aと、パネル枠12bとを有する。上部ハウジング11の開口部11bに前方からパネル枠12bが取り付けられ、次に、パネル本体12aが嵌め込まれる。
フロントパネル12(パネル本体12a)の上部には、大径の第1吹き出し口A1が設けられている。第1吹き出し口A1には、前方へ向けて吹き出される空気流B1が渦を巻くように回転力を付与してスパイラル気流(後述する。)を発生させる渦巻き状フィンC1が形成されている。渦巻き状フィンC1は、渦巻き形状の隙間を形成するように設けられた複数の弯曲フィンを有している。
第1吹き出し口A1の下方近傍には、小径の第2吹き出し口A2が設けられている。第2吹き出し口A2は、少なくともフロントパネル12の範囲内であって、第1吹き出し口A1の直径の1.2倍〜2.0倍の直径の同心円範囲に(第2吹き出し口A2の)中心点が配設され、かつ、第1吹き出し口A1の下端部と第2吹き出し口A2の上端部が、第2吹き出し口A2の直径の10%〜30%の短距離で近接している。第2吹き出し口A2には、温風B2の吹き出し方向を前方調整するルーバーC2が付設されている。ルーバーC2は、水平方向に隙間をあけて平行に組んだ複数の羽板を有している。なお、パネル本体12aは、第2吹き出し口A2を成す部材が、第1吹き出し口A1を成す部材に着脱自在に嵌着されている。
前記構成により、上部本体部10上方寄りの第1吹き出し口A1から常温の空気流B1が吹き出され、上部本体部10下方寄りの第2吹き出し口A2から温風B2が吹き出されることになる。第1吹き出し口A1と第2吹き出し口A2とが隣接して別々に設けられているため、使用者は、第2吹き出し口A2の前方に手をかざせば吹き出される温風B2の風量と熱量を感じることができる。
[温風発生方式]
図6は、本実施の形態に係る乾燥装置1の断面図である。以下、図6を用いて、本実施の形態に係る乾燥装置1の温風発生方式について詳細に説明する。
既に説明したように、上部本体部10には、常温の空気流B1を発生させる送風部51が内設されている。送風部51は、送風用の第1ファンF1と、第1ファンF1を回転駆動する第1モータM1を有する。第1ファンF1としては、軸流式のプロペラファン(例えば、15cmの羽根径)を採用するのが望ましい。このようなプロペラファンによれば、大風量の空気流B1を形成することができる。
一方、下部本体部20には、温風B2を供給する温風供給部52が内設されている。温風供給部52は、温風発生用の第2ファンF2と、第2ファンF2を回転駆動する第2モータM2と、第2ファンF2の下流側に配置されたPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータ等の熱源22とを有する。第2ファンF2としては、遠心式のシロッコファンを採用するのが望ましい。このようなシロッコファンは、空気を押し出す力が強いため、熱源22を設けたことによる通風抵抗の増加の影響を受けにくい。そのため、温風B2の風量を十分に確保することができ、大風量の空気流B1に温度の高い温風B2を混合して、衣類乾燥能率を向上させることが可能となる。
[スパイラル気流+温風の効果]
まず、図6に示すように、送風部51によって発生させた空気流B1は、第1吹き出し口A1に付設された渦巻き状フィンC1を通過することで、渦を巻きながら直進するスパイラル気流が生じる(以下の説明では、スパイラル気流にも空気流と同じ符号B1を用いる)。スパイラル気流B1は、渦を巻きながら直進して、少し遠くに干された洗濯物にも確実に届く。
一方、図6に示すように、温風供給部52から供給される温風B2は、蛇腹ホース23を通り、第2吹き出し口A2からスパイラル気流B1とほぼ同じ方向に吹き出される。第2吹き出し口A2から吹き出される温風B2は、周りの空気よりも温度が高いために上昇し、第1吹き出し口A1から吹き出されるスパイラル気流B1に巻き込まれ、常温の空気流B1と共に渦を巻きながら直進して遠くの洗濯物に到達する。
本実施の形態に係る乾燥装置1は、送風部51により常温の空気流B1を発生させて、風量を確保しつつ、温風供給部52により十分に温かい温風B2を発生させている。即ち、第1吹き出し口A1からの空気吹き出し風量は、第2吹き出し口A2からの温風吹き出し風量よりも大きいのが望ましい。温風供給部52に於いては、熱源22に対し過不足のない風量の風を送り、温風B2の温度を適正に保つことができる。また、第1吹き出し口A1からの空気吹き出し強度(風圧)は、第2吹き出し口A2からの温風吹き出し強度よりも強いため、第2吹き出し口A2からの温風B2は、第1吹き出し口A1からの空気流B1の強さに引きずられて遠くの衣類まで確実に到達させることができる。
[ファンの使い分け・配置の工夫]
既に説明したように、送風部51は、第1ファンF1として軸流式のプロペラファンを有する。このようなプロペラファンによれば、衣類に確実に到達可能な大風量の空気流B1を形成することができる。一方、温風供給部52は、第2ファンF2として遠心式のシロッコファンを有する。このようなシロッコファンは、空気を押し出す力が強いため、熱源22を設けたことによる通風抵抗の増加の影響を受けにくい。そのため、温風B2の風量を十分に確保することができ、衣類乾燥能率を向上させることが可能となる。
ここで、図6及び図10に示すように、温風供給部52は、第2ファンF2(シロッコファン)及び第2モータM2の回転軸心25が水平状となるように構成されている。「水平状」とは、略水平と言い換えても良く、水平を含む概念である。このようにシロッコファンを縦に配置することで、左右方向の寸法を小さくでき、下部ハウジング21内のスペースを有効利用できる結果、装置全体をコンパクトに設計できる。また、下部ハウジング21の側面からの吸気が可能となり、通気口21aと操作部P等の干渉を避けている。従って、下部ハウジング21は、通気口21aの配設箇所に操作部P等の制約を受けることがなく、広範囲かつ広い面積に通気口21aを形成でき、その結果、温風供給部52の吸気を妨げることがなく、温風B2を効率良く供給できる。
[左右首振り・上下首振り]
図7は、乾燥装置1下部の左右首振り機構(主に台座部2)を説明するための拡大断面図であり、図6中の破線枠で示される範囲を示すものである。また、図8は、図7に示されるボトムプレート2aとボトムキャップ2pを取り外し、底面側から見た場合を示している。図7に示すように、可動本体部3は、台座部2に載置されており、可動本体部3は、台座部2に対して鉛直軸心廻りに90度範囲で左右首振り自在に設けられている。90度範囲とは、前方を基準として左右に45度ずつの角度である。左右首振りの往復運動は、図8に示されるモータ2mとリンク機構2nにより実現される。使用者が操作部Pのボタンを押して左右首振りを指示すると、モータ2mが駆動し、モータ2mの回転運動をリンク機構2nで往復運動に変換してスイングアーム2cに伝達し、スイングアーム2cがボトムプレート2aの中心部に設けられた左右首振り軸2dの周りを回動し、スイングアーム2cの回動をアンダーパネル2bに伝達する。アンダーパネル2bの脚部2fの先端にはローラー2gが取り付けられ、このローラー2gがローラー走行部2hを走行するようになっている。これにより、可動本体部3の重量を左右首振り軸2dだけでなく脚部2fでも受けることができるため、左右首振り時のガタつきを防止することが可能である。
図9は、下部本体部20に対し上部本体部10が上方に首を振った状態を示す右側面図である。例えば、上部本体部10の上下首振りの可動域は、下部本体部20に対して軸O廻りに15度から70度の角度範囲に設定されている。ここでいう「15度」とは、台座部2の底面を基準として上方に15度であり(図4参照)、「70度」とは、台座部2の底面を基準として上方に70度である(図9参照)。上下首振りを行った際に上部ハウジング11と下部ハウジング21とが干渉することを防ぐために、上下首振り軸Oを中心とする円弧状に上部ハウジング11の下端部11cと下部ハウジング21の上端部21cが側面視で湾曲面状に形成されている。
詳しい図示は省略するが、上部本体部10の第1モータM1を保持するモータホルダーを下部本体部20から立ち上げ、そのモータホルダーの上部に軸受けを設け、その軸受けで上部本体部10を上下首振り軸O廻りに回動自在に枢支する構造になっている。使用者が上部本体部10に回転力を付与して上下方向に動かすと、下部本体部20に対して上部本体部10がカチカチと回動し、所望の角度に位置決めできる構造になっている。上部本体部10は軽量化されているため上下首振りの位置決め構造を簡素化することが可能である。また、温風供給部52を下部本体部20に内設することで、装置全体の重量バランスが低重心になり、転倒しにくい構造となる利点がある。
[上下首振り+蛇腹ホース]
既に説明したように、温風供給部52によって供給される温風B2は、蛇腹ホース23を通じて第2吹き出し口A2から吹き出される構造になっている。蛇腹ホース23は、図9に示すように、自由に伸縮が可能であって、なおかつ、姿勢保持力があって曲げ形状を保持可能である。蛇腹ホース23の姿勢保持力によって上部ハウジング11下端の延設部11dを支え、上部本体部10の姿勢を保持している。また、蛇腹ホース23は潰れにくいため、曲げ伸ばしした姿勢でも通風抵抗を増大させない。さらに、蛇腹ホース23は可撓性(フレキシブル)であるため、上方に首を振ったときの蛇腹ホース23の軌跡が上下首振り軸Oを中心とする円弧上に無くてもよく、設計の自由度が上がる。なお、蛇腹ホース23は、軟質樹脂製の弾性管やゴム管等の可撓性管部材に置換しても良い。
[温風流路]
図10は、本実施の形態に係る乾燥装置1内の温風流路の説明図である。この図に示すように、第2ファンF2の下流側に熱源22が配置され、熱源22の下流側に蛇腹ホース23の一方端23aが固定されている。蛇腹ホース23の他方端23bは、リング31により上部本体部10側のフロントパネル12に対して回転自在に取り付けられ、第2吹き出し口A2に温風B2を誘導する。下部本体部20に対する上部本体部10の仰角を小さくして(具体的には15度とする)、蛇腹ホース23を縮めると、下部本体部20(下部ハウジング21)の前面に形成された凹部21bに蛇腹ホース23の大部分が収容される寸法になっている。
シロッコファン(第2ファンF2)を駆動すると、下部本体部20の左右の側面部に形成された多数の通気口21aからフィルター24を介して空気が取り込まれる。下部本体部20内に取り込まれた空気は、シロッコファンから熱源22に送られて、温められて温風B2となる。この温風B2は、熱源22の下流側に配置された蛇腹ホース23の一方端23aに送り込まれ、蛇腹ホース23を通ってフロントパネル12の第2吹き出し口A2から吹き出される。
[吹き出し方向の追従+蛇腹ホース捩れ防止]
既に説明したように、上部本体部10に第1吹き出し口A1と第2吹き出し口A2が併設されているため、上部本体部10が上下方向のどの角度に首を振った姿勢でも、常に、第1吹き出し口A1から空気流B1が吹き出される送風方向と、第2吹き出し口A2から温風B2が吹き出される温風方向とが、ほぼ平行に保たれる(図9参照)。
また、蛇腹ホース23の他方端23bは、フロントパネル12に対して回転自在に取り付けられているため、蛇腹ホース23の伸縮による捩れを吸収できる。もちろん、蛇腹ホース23の一方端23aが下部本体部20(下部ハウジング21)に対して回転自在であっても、同様の効果を得ることができる。
[背面操作・背面ハンドル]
図11は、本実施の形態に係る乾燥装置1の背面の説明図であり、(a)は乾燥装置1の斜視図、(b)は操作部Pの平面図である。図11(a)に示すように、上部ハウジング11の上面の後端部に窪み11eが設けられ、窪み11eの上を横切るように左右方向に長いハンドルHが設けられている。図12に示すように、乾燥装置1は、前面の第1吹き出し口A1・第2吹き出し口A2から被乾燥物に向けて送風するため、乾燥装置1の設置場所を変更する場合などは背面からハンドルHを持つのが使い勝手が良い。ハンドルHは、上部ハウジング11と一体的に形成され、すっきりとしたデザインになっている。また、ハンドルHの下に窪み11eがあるため、握りやすい構造になっている。
一方、下部本体部20の上面に操作部Pが設けられている。操作部Pは、下部本体部20の背面に設けても良く、あるいは、上面から背面にまたがって設けられていてもよい。また、操作部Pは、上部本体部10の上面又は背面に設けられていてもよいし、上部本体部10の上面から背面にまたがって設けられていてもよい。図12に示すように、乾燥装置1は、前面の第1吹き出し口A1・第2吹き出し口A2から被乾燥物に向けて送風するため、操作は背面から行うのが容易であり、使い勝手が良い。
操作部Pには、図11(b)に示すように、運転ボタンP1、タイマーボタンP2、左右首振りボタンP3、送風ボタンP4、衣類乾燥(温風)ボタンP5などが含まれる。運転ボタンP1は、運転の切/入を設定するためのボタンである。タイマーボタンP2は、切タイマーを設定するためのボタンである。左右首振りボタンP3は、左右首振りのオン/オフを設定するためのボタンである。送風ボタンP4は、送風部51だけを作動させるサーキュレータモードに切換えるボタンであって、押下される度に、空気流B1の強弱設定を静音→中→強の順に切り替える。衣類乾燥(温風)ボタンP5は、送風部51と温風供給部52を同時に作動させる衣類乾燥モードに切換えるボタンであって、押下される度に、送風部51からの空気流B1の強弱設定と、温風供給部52からの温風B2の強弱設定を、エコ→標準→速乾の順に切り替える。
[制御部]
乾燥装置1は、操作部Pの操作によって、電源のON/OFF、第1モータM1及び第2モータM2の回転数、熱源22の発熱量、左右首振りの作動、タイマー等を制御する制御部40を備えている(図6参照)。制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成される制御基板である。
例えば、乾燥装置1は、電源ONの状態で、操作部Pの衣類乾燥(温風)ボタンP5が押下されると、送風部51と温風供給部52を同時に作動させる衣類乾燥モードに切換り、衣類乾燥(温風)ボタンP5を押した回数によって、温風供給部52の熱源22の出力を、エコ・標準・速乾の各モードに対応する所定の入力値に増減させると共に、第1モータM1及び第2モータM2の回転数を、エコ・標準・速乾の各モードに対応する所定の入力値に増減させる。このときの第1モータM1及び第2モータM2の回転数は、エコ<標準<速乾となるように、予め個別に設定入力された数値に基づき、それぞれを独立して制御するようになっている。
次に、操作部Pの送風ボタンP4が押下されると、温風供給部52の第2モータM2と熱源22とを停止させ、送風部51だけを作動させるサーキュレータモードに切換わる。送風ボタンP4を押した回数によって、(第2モータM2と熱源22とを停止させたままの状態で)送風部51の第1モータM1の回転数を、静音・中・強の各モードに対応する所定の入力値に増減させる。
[使用例]
図12は、本実施の形態に係る乾燥装置1の使用例の説明図である。ここでは、室内に干された洗濯物100の乾燥に利用する場合を例示している。これまで説明したように、乾燥装置1は、温風供給部52により発生させる温風B2の風量、及び、温風B2の温度(熱量)を十分に確保でき、送風部51からの常温の空気流(スパイラル気流)B1と温風供給部52からの温風B2を混合して、大風量の乾燥風を発生させ、この大風量の乾燥風を衣類やタオル等に向けて送風して、洗濯物100に直接当てることで洗濯物100の乾燥を促進し、乾燥時間を短縮することができる。
本実施の形態に係る乾燥装置1によれば、自然乾燥に於ける衣類乾燥時間に比べ、衣類乾燥時間を約1/3倍に短縮できることが判かった。
また、図12に示すように、室内干しのシーンに合わせて上下方向及び左右方向の首振り角度を自由に調節することができるため、高い位置に干された洗濯物100や広い範囲に干された洗濯物100に対して、常温の空気流(スパイラル気流)B1に温風B2が混合された大風量の乾燥風を直接当てることが可能である。スパイラル気流B1は、渦を巻きながら直進するため、乾燥装置1を洗濯物100から一定距離より遠く離れた所に設置しても、洗濯物100に乾燥風が届く。従って、左右方向の首振りで対応できる洗濯物100の範囲が一層拡大し、高い所に干された洗濯物100にも確実に上下方向の首振りで対応できる。さらに、このようなスパイラル気流B1・温風B2は、乾燥装置1の正面側から洗濯物100に向けて吹き出されるが、可動本体部3の上面乃至背面に操作部Pがあるため、使用者は、乾燥装置1の前面に回り込むことなく背面側から容易に操作することができ、使い勝手が良い。
以上説明したように、本実施の形態に係る乾燥装置1は、空気流(空気)B1を第1吹き出し口A1から吹き出す送風部51と、温風B2を第2吹き出し口A2から吹き出す温風供給部52とを備え、第1吹き出し口A1から空気流B1が吹き出される送風方向と第2吹き出し口A2から温風B2が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように第1吹き出し口A1と第2吹き出し口A2とが併設されている。これにより、被乾燥物に向けて、送風部51が常温の空気流B1を第1吹き出し口A1から適度な風量・風速で吹き出し、かつ、温風供給部52が温風B2を第2吹き出し口A2から適度な温度・風量・風速で吹き出すことができる。常温の空気流B1の風量と温風B2の温度・風量を十分に確保でき、衣類乾燥能率を向上できる。また、使用者は、第2吹き出し口A2の前に手をかざすことで、第2吹き出し口A2から吹き出される温風B2の風量と熱量を容易に確認でき、温風がぬるいといったクレームを減少できる。
また、第2吹き出し口A2は、第1吹き出し口A1の下方近傍に設けられていてもよい。これにより、第2吹き出し口A2から吹き出された温風B2が上昇し、第1吹き出し口A1から吹き出された常温の空気流B1と確実に混合される。
また、第1吹き出し口A1には、渦巻き状フィンC1が形成されていてもよい。これにより、第1吹き出し口A1から吹き出される空気流B1が渦を巻くように回転力が付与され、スパイラル気流B1を発生させて、直進性を向上でき、このスパイラル気流B1に温風B2を巻き込んで、遠くの衣類に到達できる。
また、送風部51は、第1モータM1によって回転駆動される第1ファンF1を有し、温風供給部52は、第2モータM2によって回転駆動される第2ファンF2と、第2ファンF2の下流側に配置された熱源22とを有してもよい。これにより、第1吹き出し口A1から吹き出す常温の空気流B1の風量・風速を第1ファンF1の回転数を増減することで調整し、かつ、第2吹き出し口A2から吹き出す温風B2の風量・風速を第2ファンF2の回転数を増減することで調整できる。即ち、常温の空気流B1の風量・風速と、温風B2の風量・風速を、個別(別々)に調整できる。従って、常温の空気流B1の風量を増大しても、温風B2の風量を適度に保ち、その温度を確保できる。
また、送風部51は、第1ファンF1としてプロペラファンを有し、温風供給部52は、第2ファンF2としてシロッコファンを有してもよい。これにより、送風部51は大風量を実現でき、温風供給部52は確実に温風B2を吹き出すことができる。
また、温風供給部52は、第2ファンF2としてのシロッコファン及び第2モータM2の回転軸心25が水平状となるように構成されていてもよい。これにより、シロッコファンを縦に配置することで、左右方向の寸法を小さくでき、装置全体をコンパクトに設計できる。また、装置の側面からの吸気が可能となり、操作部P等との干渉を避け、十分広い面積の吸気口からシロッコファンの吸気が行われ、温風B2を効率良く供給できる。
また、設置面に載置される台座部2と、台座部2上に左右首振り自在に支持される可動本体部3とを備え、可動本体部3は、送風部51が内設された上部本体部10と、温風供給部52が内設された下部本体部20とを有し、上部本体部10が下部本体部20に対して上下首振り自在に取着されていてもよい。これにより、左右方向・上下方向の首振りが可能で、広い範囲に配置された衣類に対応できる。また、装置の重心を低い位置に配置できる。さらに、上部本体部10を軽量化でき、位置決め構造を簡素化できる。
また、第1吹き出し口A1と第2吹き出し口A2とが上部本体部10の前面に形成され、上部本体部10と下部本体部20に連結される可撓性管部材を備え、下部本体部20の温風供給部52から供給される温風B2を、可撓性管部材を介して、上部本体部10に形成された第2吹き出し口A2に誘導してもよい。これにより、上部本体部10が上下方向に首振りした場合であっても、空気流B1の送風方向と温風B2の温風方向とが平行状を維持できる。
また、可撓性管部材が蛇腹ホース23から成り、蛇腹ホース23の一方端23aまたは他方端23bが上部本体部10又は下部本体部20に対して回転自在に取り付けられていてもよい。これにより、上部本体部10の上下方向首振りに伴う蛇腹ホース23の伸縮による捩れを吸収できる。また、蛇腹ホース23の伸縮抵抗によって、上部ハウジング11の位置決めを補助し、姿勢を保持できる。
また、可動本体部3の上面乃至背面側に操作部Pが設けられていてもよい。これにより、使用者が操作部Pを背面側から操作でき、操作容易になり、使い勝手を向上できる。
また、第1モータM1、第2モータM2、及び熱源22を制御する制御部40を備え、制御部40は、操作部Pを用いて設定された内容に応じて、熱源22の発熱量を増減させると共に、第1モータM1及び第2モータM2の回転数を増減させてもよい。制御部40により、温風供給部52の熱源22の出力(発熱量)、第1モータM1の回転数、第2モータM2の回転数を、予め個別に設定入力された数値に基づき、それぞれを独立して制御できる。また、衣類乾燥モードで、常温の空気流B1の風量と温風B2の温度・風量を適宜調整でき、具体的には、衣類乾燥モードをエコ・標準・速乾の3段階に設定可能として、消費電力を低く抑えたい場合や急速に衣類を乾燥させたい場合等に対応できる。
また、第1モータM1、第2モータM2、及び熱源22を制御する制御部40を備え、制御部40は、操作部Pを用いて設定された内容に応じて、第2モータM2と熱源22とを停止させた状態で第1モータM1の回転数を増減させてもよい。これにより、衣類乾燥以外の用途として、部屋の空気を循環させるサーキュレータとして兼用できる。サーキュレータモードで、常温の空気流B1の風量を適宜調整でき、具体的には、サーキュレータモードを静音・中・強の3段階に設定できる。熱に弱い衣類の乾燥や夏季の使用、昼間のリビングでの静音運転にも対応できる。
また、第1吹き出し口A1からの空気吹き出し風量が第2吹き出し口A2からの温風吹き出し風量よりも大きくてもよい。これにより、第1吹き出し口A1からの空気流B1の大風量を確保しつつ、温風供給部52の熱源22に対し過不足のない風量の風を送り、温風B2の温度を適正に保つことができる。
また、第1吹き出し口A1からの空気吹き出し強度が第2吹き出し口A2からの温風吹き出し強度よりも強くてもよい。これにより、第2吹き出し口A2からの温風B2が弱くても、第1吹き出し口A1からの空気流B1の強さに引きずられて遠くの衣類まで到達させることができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、いくつかの実施の形態について記載したが、開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。例えば、図示省略するが、第1吹き出し口A1に放射状のストレートフィンを有していてもよい。また、第1吹き出し口A1に対する第2吹き出し口A2の位置は下方に限定されるものではなく、上方や側方の近傍であってもよい。
このように、本実施の形態は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
1…乾燥装置
2…台座部
3…可動本体部
10…上部本体部
11…上部ハウジング
12…フロントパネル
20…下部本体部
21…下部ハウジング
22…熱源
25…第2モータの回転軸心
23…蛇腹ホース(可撓性管部材)
23a…蛇腹ホースの一方端(可撓性管部材の一端)
23b…蛇腹ホースの他方端(可撓性管部材の一端)
40…制御部
51…送風部
52…温風供給部
100…洗濯物(被乾燥物)
A1…第1吹き出し口
A2…第2吹き出し口
B1…空気流(空気),スパイラル気流
B2…温風
C1…渦巻き状フィン
C2…ルーバー
F1…第1ファン
F2…第2ファン
M1…第1モータ
M2…第2モータ
P…操作部

Claims (13)

  1. 空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、
    温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、
    温風を吹き出す前記第2吹き出し口は、空気を吹き出す前記第1吹き出し口の下方近傍に設けられ、
    前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設されている乾燥装置。
  2. 前記第1吹き出し口には、渦巻き状フィンが形成されている請求項1記載の乾燥装置。
  3. 前記送風部は、第1モータによって回転駆動される第1ファンを有し、
    前記温風供給部は、第2モータによって回転駆動される第2ファンと、前記第2ファンの下流側に配置された熱源とを有する請求項1又は2に記載の乾燥装置。
  4. 前記送風部は、前記第1ファンとしてプロペラファンを有し、
    前記温風供給部は、前記第2ファンとしてシロッコファンを有する請求項記載の乾燥装置。
  5. 前記温風供給部は、前記第2ファンとしてのシロッコファン及び前記第2モータの回転軸心が水平状となるように構成されている請求項記載の乾燥装置。
  6. 第1モータによって回転駆動される第1ファンを有し、空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、
    第2モータによって回転駆動される第2ファンと、前記第2ファンの下流側に配置された熱源とを有し、温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、
    前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設され、
    設置面に載置される台座部と、
    前記台座部上に左右首振り自在に支持される可動本体部とを備え、
    前記可動本体部は、前記送風部が内設された上部本体部と、前記温風供給部が内設された下部本体部とを有し、前記上部本体部が前記下部本体部に対して上下首振り自在に取着されている乾燥装置。
  7. 前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが前記上部本体部の前面に形成され、
    前記上部本体部と前記下部本体部に連結される可撓性管部材を備え、
    前記下部本体部の前記温風供給部から供給される前記温風を、前記可撓性管部材を介して、前記上部本体部に形成された前記第2吹き出し口に誘導する請求項記載の乾燥装置。
  8. 前記可撓性管部材が蛇腹ホースから成り、前記可撓性管部材の一端が前記上部本体部又は前記下部本体部に対して回転自在に取り付けられている請求項記載の乾燥装置。
  9. 前記可動本体部の上面乃至背面側に操作部が設けられている請求項からのいずれか1項に記載の乾燥装置。
  10. 第1モータによって回転駆動される第1ファンを有し、空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、
    第2モータによって回転駆動される第2ファンと、前記第2ファンの下流側に配置された熱源とを有し、温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、
    前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設され、
    前記第1モータ、前記第2モータ、及び前記熱源を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、操作部を用いて設定された内容に応じて、前記熱源の発熱量を増減させると共に、前記第1モータ及び前記第2モータの回転数を増減させるように構成された乾燥装置。
  11. 第1モータによって回転駆動される第1ファンを有し、空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、
    第2モータによって回転駆動される第2ファンと、前記第2ファンの下流側に配置された熱源とを有し、温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、
    前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設され、
    前記第1モータ、前記第2モータ、及び前記熱源を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、操作部を用いて設定された内容に応じて、前記第2モータと前記熱源とを停止させた状態で前記第1モータの回転数を増減させるように構成された乾燥装置。
  12. 空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、
    温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、
    前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設され、
    前記第1吹き出し口からの空気吹き出し風量が前記第2吹き出し口からの温風吹き出し風量よりも大きい乾燥装置。
  13. 空気を第1吹き出し口から吹き出す送風部と、
    温風を第2吹き出し口から吹き出す温風供給部とを備え、
    前記第1吹き出し口から空気が吹き出される送風方向と前記第2吹き出し口から温風が吹き出される温風方向とが被乾燥物に向かう方向となるように前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口とが併設され、
    前記第1吹き出し口からの空気吹き出し強度が前記第2吹き出し口からの温風吹き出し強度よりも強い乾燥装置。
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