JP2013142332A - 送風装置 - Google Patents

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博亮 久保
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安弘 布谷
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Abstract

【課題】省スペース化が図られ、様々な用途への転用が可能な送風装置を提供する。
【解決手段】送風装置1は、空気の吸込口4a及び吹出口5aを開口する本体筐体2と、本体筐体2内に設けられて吸込口4aから吸い込んだ空気を吹出口5aに向かって流通させる送風機3と、吹出口5aと送風機3とを連通させるとともに吹出口5a側の一端である下流端8bが本体筐体2に対して着脱可能なフレキシブルダクト8と、を備える。本体筐体2から取り外したフレキシブルダクト8の下流端8bに着脱可能な吹出孔体を装着することにより、送風装置1は様々な用途に対応する。
【選択図】図8

Description

本発明は、様々な用途への転用が可能な送風装置に関する。
家庭用の送風装置である扇風機はモータでプロペラファンを駆動することにより気流を発生させるものであり、構造的に簡単で安価であるため広く普及している。一方近年、外部からファンが見えない送風装置が普及し、それに係る従来技術が特許文献1〜3に開示されている。
特許文献1に記載された扇風機は縦型に形成された箱体の本体の側壁に縦方向に長く延びるスリット状の空気の排出口が形成され、その排出口のすぐ内側に上下に2個並べて設けられたシロッコファンが配置されている。2個のシロッコファンの間に配置されたモータを駆動することによりそれらファンが回転し、スリット状の排出口から横方向に向けて空気が吹き出される。
特許文献2及び3に記載された送風機及び扇風機はファン及びモータを収容する本体の上部にリング状に形成された空気の吹き出しノズル(吐風環)が設けられている。本体の下部に配置されたモータを駆動することによりファンが回転し、リング状の吹き出しノズルから横方向に向けて円筒形状に空気が吹出される。
特開平2−185696号公報 特開2010−138906号公報 特開昭56−167897号公報
しかしながら、特許文献1に記載された扇風機は本体側壁の空気の排出口のすぐ内側にシロッコファンが配置されているので、排出口周囲の本体の大きさがファンを含んだ大きさになっている。したがって、排出口周囲の本体の外形、すなわち扇風機の設置面積が比較的大きくなってしまうという課題があった。さらに、シロッコファンやモータといった重量物が縦長の箱体の比較的高い位置に配置されているので、本体の重量バランスが不安定であることが懸念される。
また、特許文献2及び3に記載された送風機及び扇風機は空気の吹き出しノズルが従来のプロペラファンを有する扇風機と同様の形態に相当するリング状になっている。したがって、吹き出しノズル周辺の本体の外形、すなわち扇風機の設置面積が比較的大きくなってしまうという課題があった。
さらに、特許文献1〜3に記載された従来の送風機及び扇風機は、通常室内空間に対して空気を流通させるためのものであって、他の用途への転用について考慮されていないという課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、省スペース化が図られ、様々な用途への転用が可能な送風装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の送風装置は、空気の吸込口及び吹出口を開口する本体筐体と、前記本体筐体内の下部に設けられて前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口に向かって流通させる送風機と、を備え、前記本体筐体は下方から上方に向かう柱状をなし、前記吹出口は前記本体筐体の側壁に沿った縦長の矩形をなすスリット状に形成されるとともにその少なくとも一部が略横方向に向けて空気を吹き出すように配置されていることを特徴としている。
この構成によれば、送風機を駆動することで吸込口から吹出口まで本体筐体の内部を空気が流通する。本体筐体内に吸い込まれた空気は下方から上方に向かう柱状をなす本体筐体の側壁の吹出口から吹き出される。本体筐体が下方から上方に向かう柱状をなすとともに、吹出口のすぐ内側に送風機が配置されているわけでもないので、送風装置は外形形状が非常にコンパクトになる。
また、上記の課題を解決するため、本発明の送風装置は、空気の吸込口及び吹出口を開口する本体筐体と、前記本体筐体内に設けられて前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口に向かって流通させる送風機と、前記吹出口と前記送風機とを連通させるとともに、前記吹出口側の一端が前記本体筐体に対して着脱可能なフレキシブルダクトと、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、フレキシブルダクトの吹出口側の一端が送風装置の本体筐体に対して取り外せる。したがって、例えばフレキシブルダクトの吹出口側の一端に着脱可能な吹出孔体を装着することにより、送風装置は様々な用途に対応する。フレキシブルダクトの取り外した吹出口側の一端には、例えば靴の内部に挿入可能な形態をなす吹出孔体を取り付けることができる。これにより、送風装置が靴の乾燥に利用される。
本発明の構成によれば、送風装置は下方から上方に向かう柱状をなす本体筐体の側壁の吹出口から空気を吹き出す。さらに、送風装置は室内空間に空気を流通させる用途の他に、例えば靴の乾燥などの用途にも転用することができる。このように、省スペース化が図られ、様々な用途への転用が可能な送風装置を提供することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る送風装置の外観斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る送風装置の正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る送風装置の背面図である。 図3に示す送風装置のIV−IV線における垂直断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る送風装置のイオン発生装置の外観斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る送風装置のイオン発生装置の回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る送風装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る送風装置の背面図にして、フレキシブルダクトの先端に吹出孔体を装着した状態を示すものである。 本発明の第1の実施形態に係る送風装置の吹出孔体の外観斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る送風装置の吹出孔体の外観斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る送風装置を図1〜図10に基づき説明する。
最初に、本発明の第1の実施形態に係る送風装置について、図1〜図4を用いてその構造の概略を説明する。図1は送風装置の外観斜視図、図2は送風装置の正面図、図3は送風装置の背面図、図4は図3に示す送風装置のIV−IV線における垂直断面図である。
送風装置1は、図1〜図4に示すように柱状をなす本体筐体2と、本体筐体2の内部に設けられた送風機3とを備えている。
本体筐体2は下方から上方に向かうに従って徐々に先細りとなる柱状をなして設置面上に立設されている。本体筐体2は下部に吸込口4aを開口する吸込部4を備え、上部に吹出口5aを開口する吹出部5を備えている。
本体筐体2の下部正面には操作部6が設けられている。本体筐体2の最下方には本体筐体2が上面に載置されてこれを支持する円形の台座部7が設けられている。
送風機3は本体筐体2の背面側であって下部の吸込部4に設けられている。吸込部4と吹出部5とは送風機3から延びるフレキシブルダクト8で接続され、空気の流通が可能になっている。そして、送風機3は吸込口4aから吸い込んだ空気を吹出口5aに向かって流通させる。
送風機3の付図示の排気口の箇所であって送風機3とフレキシブルダクト8との間にはイオン発生装置20が配置されている。また、本体筐体2の内部には不図示の制御基板が設けられている。また、送風装置1は不図示のバッテリーまたは電源プラグを備え、バッテリーまたは商用交流電源から電力の供給を受け、動作する。
続いて、送風装置1の詳細な構成について、図1〜図4に加えて図5〜図9を用いて説明する。図5はイオン発生装置20の外観斜視図、図6はイオン発生装置20の回路図、図7は送風装置1の構成を示すブロック図、図8は送風装置1の背面図にして、フレキシブルダクト8の先端に吹出孔体を装着した状態を示すもの、図9は送風装置1の吹出孔体の外観斜視図である。図9の白抜き矢印は空気の流通方向を示す。
本体筐体2の吸込部4は、図3及び図4に示すように本体筐体2の下部に設けられ、略水平な断面が円形をなす円筒形状で構成されている。吸込部4は内部に空気通路としての空間を擁し、その背面に吸込口4aを備えている。吸込口4aは径方向に向かって開口して吸込部4の内部と外部とを連通させている。吸込口4aのすぐ内側には吸い込んだ空気に含まれる塵埃を捕集するためのネットフィルタ9が設置されている。
操作部6は吸込部4の正面に設けられている。操作部6は図7に示す運転スイッチ6a、イオンスイッチ6b、首振りスイッチ6c、風量切替スイッチ6d、温風スイッチ6eなどのスイッチ類を備えるとともに、運転情報を表示する表示部6fを備えている。表示部6fは例えば小型の多色LEDランプで構成されているが、液晶画面などを用いて詳細な運転情報を表示するようにしても良い。
台座部7は吸込部4の下方であって本体筐体2の最下方に設けられている。台座部7は送風装置1の首振り動作を可能にするために設けられている。台座部7は、図4に示すようにその回転軸7aを本体筐体2の底面の径方向中心に挿入して本体筐体2を回転可能に支持している。
台座部7を用いて送風装置1の首振り動作を可能にする変位装置である首振り装置7bは吸込部4の内部に設けられている。首振り装置7bは、例えばカム付きのギアモータであり、回転動作を往復動作に変換して本体筐体2を回転軸7aの周りに左右に反復回動させる首振り動作を実現する。
送風機3は例えばシロッコファンで構成され、図4に示すように吸込部4の内部に設けられている。送風機3は不図示の吸気口が吸込部4の空気通路側に対向し、不図示の排気口が吸込部4の天井部に設けられた接続部4bに接続されている。接続部4bの上側にはフレキシブルダクト8が接続されている。送風機3を駆動させると、吸込口4aから吸い込んだ外部の空気を吸込部4内に流通させてフレキシブルダクト8を介して吹出部5に向かって送り出す。本実施形態では送風機3をシロッコファンとしたが、プロペラファンやターボファン形式の送風機であっても良い。
イオン発生装置20は吸込部4の接続部4bの箇所、すなわち送風機3に対して空気流通方向下流側に配置されている。イオン発生装置20はイオンを放出するための放電に用いる放電電極21やその他電子部品がハウジングに設けられ、例えば図5に示すようにパッケージ化されている。イオン発生装置20は空気通路に臨む一対の放電電極21a、21bを有し、接続部4b内を流通する空気に対して放電電極21a、21bで放電により発生させたイオンを含ませるように放出する。
イオン発生装置20は例えば図6に示す回路で構成されている。イオン発生装置20は回路部22とイオン発生部23a、23bを備えている。回路部22は外部から電力供給を受けて高圧の電気パルスを生成する高圧電気発生回路を備えている。
イオン発生部23aは放電電極21aと誘導電極24aとを備え、イオン発生部23bは放電電極21bと誘導電極24bとを備えている。放電電極21a、21bは各々針状に形成されて所定の間隔で並べて配置されている。誘導電極24aは放電電極21aを中心とする環状に形成され、放電電極21aに対向している。同様に、誘導電極24bは放電電極21bを中心とする環状に形成され、放電電極21bに対向している。
イオン発生部23a、23bは同じ構造であり、各々の放電電極21a、21bに高圧電気発生回路で生成された高電圧が供給されて各々誘導電極24a、24bとの間で放電を発生させ、イオンを放出する。
ここで、イオン発生装置20の放電電極21a、21bには交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。放電電極21aには正電圧が印加され、コロナ放電による水素イオンが空気中の水分と結合して主としてH(HO)mから成るプラスイオンを発生する。放電電極21bには負電圧が印加され、コロナ放電による酸素イオンが空気中の水分と結合して主としてO (HO)nから成るマイナスイオンを発生する。ここで、m、nは任意の自然数である。H(HO)m及びO (HO)nは空気中の浮遊菌や臭い成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌や臭い成分を破壊する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。したがって、送風装置1はイオン発生装置20でプラスイオン及びマイナスイオンを発生させて吹出口5aから吹き出すことにより、例えば室内の除菌及び脱臭を行うことができる。
(HO)m+O (HO)n→・OH+1/2O+(m+n)HO ・・・(1)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ 2・OH+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(2)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ H+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(3)
なお、本実施形態ではイオン発生装置20によってプラスイオン及びマイナスイオンを発生させているが、プラスイオンのみまたはマイナスイオンのみを発生させても良い。
また、本発明において、イオンには帯電微粒子水も含むものとする。このとき、イオン発生装置20は静電霧化装置からなり、静電霧化装置によってラジカル成分を含む帯電微粒子水が生成される。すなわち、静電霧化装置に設けた放電電極をペルチェ素子により冷却することで放電電極の表面に結露水が生じる。次に、放電電極にマイナスの高電圧を印加すると、結露水から帯電微粒子水が生成される。また、放電電極からは帯電微粒子水とともに空気中に放出されるマイナスイオンも発生する。
なお、イオン発生装置20の空気流通方向下流側にはイオン検知センサ10が設けられている(図7参照)。イオン検知センサ10はイオンの発生を確認してイオン発生装置20の運転状況を監視する。
フレキシブルダクト8は蛇腹状をなし、図3及び図4に示すように送風装置1の背面側であって吸込部4と吹出部5との間の箇所に配置されている。フレキシブルダクト8は略垂直をなす姿勢で配置されている。これにより、送風機3から送り出された気流は吹出部5の長手方向とほぼ平行に吹出部5に流入する。
本体筐体2の吹出部5は、図1、図2及び図4に示すように本体筐体2の上部に設けられ、前述のように下方から上方に向かうに従って徐々に先細りとなる柱状をなしている。吹出部5は内部に空気通路としての空間を擁し、その正面に吹出口5aを備えている。吹出口5aは本体筐体2の側壁に沿った縦長の矩形をなすスリット状に形成されるとともに下側の大半部分が略横方向に向けて空気を吹き出すように配置されている。
そして、吹出口5aは設置床面に対して鉛直ではなく、下端から上端に進むに従って空気の吹出し方向が上方を向くように湾曲している。これにより、送風装置1は前方及び斜め上方に空気を吹き出す。なお、吹出口5aは必ずしも下端から上端に進むに従って空気の吹出し方向が上方を向くように湾曲しなければならないわけではなく、設置床面に対して鉛直であっても良い。
吹出口5aのスリット幅および長さは、送出すべき風量によって決定される。例えば、本実施形態では吹出口5aのスリット幅を約8mmとした。吹出口5aから吹き出す気流によって吹出口5aの周囲の空気を引き寄せるためには気流速度が速い方が有利であり、スリット幅は1cm以下が好ましい。その上で様々な風量に対応するには、吹出口5aから吹き出す気流速度を一定とすると、大風量用の送風装置では吹出口5aの長さを長くし、小風量用の送風装置では吹出口5aの長さを短くするのが一般的である。つまり、大風量用では吹出部5が長くなり、小風量用では吹出部5が短くなる。なお、吹出口5aはスリット幅を所定の幅に保つために縦方向の途中数か所にスペーサ部5bを設けている。
吹出口5aのすぐ内側には吹出口5aから均等に空気を送出させるための整流フィルタ11が設けられている。整流フィルタ11は通気性とともに適度な空気抵抗を備える構造体であって、吹出部5の内部を適切な静圧に維持する。このようにすることで送風機3から送り出された空気が有する速度エネルギーを静圧エネルギーに変換するとともに、送り出される空気の整流を行う。送風機3から送り出された空気が有する速度エネルギーを静圧エネルギーに変換することにより、吹出口部5の内部には均等に静圧がかかる。静圧は至る箇所で、またあらゆる面に垂直に且つ均等に働くので、吹出口5aの長手方向に沿って均等に空気を吹き出させることが可能である。
また、吹出口5aのスリット状の幅を狭くすることによって、適度の空気抵抗を得るように構成することも可能である。この場合には、整流フィルタ11を省略することができる。
本体筐体2は吹出口5aを開口する箇所の略水平なその断面の外形形状が流線形をなしている。この流線形とは空気抵抗の低減が図られた形であって、流れの中に置いたときに周りに渦を発生せず、流れから受ける抵抗が最も小さくなる曲線で構成される形状である。また、流線形とは本体筐体2の外面近傍で発生すると想定した気流の流れの方向に沿って細長い形状であって、流れの上流端が丸く、下流端がとがっている。吹出口5aは本体筐体2の断面の外形形状である流線形の下流端に対応する箇所に配置され、本体筐体2の外面近傍で発生する気流の下流に向かって空気を吹き出す。
ここで、本体筐体2内に設けられた不図示の制御基板は送風装置1の動作制御のため、不図示のCPUやその他の電子部品で構成された制御部12を備えている(図7参照)。制御部12はそのCPUを中央演算処理装置として利用して記憶部(不図示)などに記憶、入力されたプログラム、データに基づき送風機3やイオン発生装置20、首振り装置7bなどといった構成要素を制御して一連の送風運転やイオン送出運転を実現する。また、制御部12は計時部13を備え、システムのクロック周期を基準として様々な時間を計測することができる。
上記構成の送風装置1において操作部6の運転スイッチ6aが操作されて送風運転が指示されると、送風機3及びイオン発生装置20が駆動される。これにより、本体筐体2は吸込口4aから送風装置1の外部の空気を吸い込む。吸込口4aから吸い込まれた空気は吸込部4の内部の空気通路を経て、送風機3に流入する。
送風機3から排出される空気には吸込部4の接続部4bの箇所においてイオン発生装置20が放出するイオンが含まれる。イオンを含む気流はフレキシブルダクト8に流入する。フレキシブルダクト8を通過した空気は吹出部5に流入する。そして、本体筐体2の側壁に沿って設けられた吹出口5aから略横方向に向けてイオンを含む空気が吹き出される。
なお、イオン発生装置20が放出したイオンをイオン検知センサ10が検知し、制御部12はイオン検知センサ10の出力に基づいてイオン量が規定値に達していることを確認する。イオン量の検知は送風装置1の起動時、または予め定めた時間の経過後に一定の時間イオン量の測定を行う。イオン量が規定値以下である場合、異常である旨を表示部6fに表示する、若しくは警報して送風装置1は運転を停止する。
また、制御部12はイオン発生装置20の積算運転時間も監視している。イオン発生装置20の積算運転時間があらかじめ定めた時間を超過した場合、イオン発生装置20の寿命が尽きた旨を表示部6fに表示する、若しくは警報して送風装置1は運転を停止する。送風装置1はイオン発生装置20の寿命が尽きて新たなイオン発生装置に交換されると、警報のリセットが行われて通常運転が再開される。
そして、送風装置1は上記のように送風運転とイオン送出運転とを同時に実行できるほか、送風運転とイオン送出運転とを各々単独で実行することも可能である。イオン発生装置20の運転を選択可能に構成することは利便性向上の面で好ましく、操作部6のイオンスイッチ6bでイオン送出運転のオン、オフを行うことができる(図7参照)。イオン発生装置20に不具合が発生した場合や寿命が尽きた場合、単に送風機能のみを使用することが可能になる。
また、操作部6の首振りスイッチ6c(図7参照)がオンにされていると、送風機3の運転に合わせて首振り装置7bが首振り動作を開始する。ここで、送風装置1は吹出口5aが縦長のスリット状であるので、吹出口5aから送出される気流も縦長の帯状気流となる。これにより、例えば首振り装置7bを備えていない場合、吹出口5aの正面にある対象だけに気流が当たる状態となって快適性が減少する。したがって、気流やイオンを拡散させるためには適度な範囲で往復動作できる首振り装置7bが必要である。
本実施形態の送風装置1の吹出口5aから送出される気流は非常に幅が狭く、速度が速いので、その気流を人が受けると爽快感が得られる。さらに、送風装置1が首振り動作を実行しているとき、縦長の線状の強い気流が体表を右から左、または左から右に走査するように移動して清涼感が一層高められる。
また、送風機3の出力を可変にして風量を変更できるようにすることも好ましい。風量の変更幅は吹出口5aの大きさによって適宜定められる。吹出口5aの大きさに対してあまり風量が多い場合、吹き出し気流の速度が速くなりすぎて不快な騒音を発生させる原因となる。また、逆に風量が少なすぎる場合、気流の到達距離が制限されてしまう。風量の変更手段については多くの分野で実用化されている手段に沿えば良く、操作部6に風量切替スイッチ6dが設けられている(図7参照)。
また、吸込口4aから吹出口5aに至る空気流通経路中に、本体筐体2内を流通する空気の加熱装置(不図示)を設けることも好ましい。一般に人が感じる空気温度、つまり体感温度は気流の風速が1m/s速くなるごとに1℃低下すると言われている。室内の気温が20℃の場合、吹出口5aを出た直後の気流の風速が10m/sであるとすると体感温度は10℃前後となり、夏場のエアコンの吹出口を出た直後の気流の温度に近くなる。そのため、送風装置1に内部を流通する空気の加熱装置を設けて使用者が肌寒さを感じないようにすることが好ましい。操作部6の温風スイッチ6eで空気の加熱運転のオン、オフを行うことができる(図7参照)。
また、フレキシブルダクト8は、図3及び図4に示すように吸込口4a側の一端である空気流通方向上流端8aが吸込部4の接続部4bに接続され、吹出口5a側の一端である空気流通方向下流端8bが吹出部5に着脱可能に接続されている。そして、フレキシブルダクト8は、図8に示すように下流端8bを吹出部5から取り外すことができ、上流端8aから引き延ばして曲げることができる。引き延ばしたフレキシブルダクト8の下流端8bに着脱可能な吹出孔体を装着することにより、送風装置1を様々な用途に対応させることができる。
送風装置1は吹出孔体の一例として、図9に示す靴乾燥用吹出孔体14を備えている。靴乾燥用吹出孔体14は接続口14a、突出部14b及び吹出孔14cを備えている。接続口14aはフレキシブルダクト8の下流端8bに接続し、靴乾燥用吹出孔体14の内部とフレキシブルダクト8の内部とが連通するようになっている。
突出部14bは接続口14aから空気流通方向下流側に突出して延びるとともに、二股に分岐するように形成されている。この分岐した突出部14bが各々片方の靴の内部に挿入される。例えば、靴乾燥用吹出孔体14がブーツの乾燥の対応したものである場合、分岐した突出部14bは各々ブーツに対応した細長い形状をなしている。そして、突出部14bは複数の吹出孔14cを備えている。
靴乾燥用吹出孔体14を利用すると、送風機3から排出されてフレキシブルダクト8を通過した空気は靴乾燥用吹出孔体14に流入して吹出孔14cから吹き出される。すなわち、送風装置1は送風機3から排出されたイオンを含む空気を靴の内部に送り込むことができる。したがって、送風装置1は靴の乾燥に加えて、靴の除菌及び脱臭を行うことが可能である。
フレキシブルダクト8には例えば2種類のものがあり、収納時と使用時とで長さをあまり変化させることができない種類のものと長さを大きく変化させることができる種類のものとがある。送風用としてはいずれの種類のものも採用可能である。ただし、本発明の送風装置1のフレキシブルダクト8ように長さを変化できるほうが多くの用途に対応させることができる。
上記のように、送風装置1は下部に送風機3が設けられた本体筐体2が下方から上方に向かう柱状をなし、吹出口5aが本体筐体2の側壁に沿った縦長の矩形をなすスリット状に形成されるとともに略横方向に向けて空気を吹き出す。本体筐体2が下方から上方に向かう柱状をなすとともに、吹出口5aのすぐ内側に送風機3が配置されているわけでもないので、送風装置1は外形形状を非常にコンパクトにすることができ、本体筐体2の占有空間を小さくすることができる。すなわち、送風装置1は設置時の占有面積もより小さくすることができる。また、送風機3が本体筐体2の下部に配置されているので、送風装置1は重量バランスが安定して倒れ難くなっている。
また、送風装置1は空気の吸込口4a及び吹出口5aを開口する本体筐体2と、本体筐体2内に設けられて吸込口4aから吸い込んだ空気を吹出口5aに向かって流通させる送風機3と、吹出口5aと送風機3とを連通させるとともに吹出口5a側の一端である下流端8bが本体筐体2に対して着脱可能なフレキシブルダクト8と、を備えている。したがって、例えば本体筐体2から取り外したフレキシブルダクト8の下流端8bに着脱可能な吹出孔体を装着することにより、送風装置1を様々な用途に対応させることができる。
そして、送風装置1は吹出孔体の一例である靴乾燥用吹出孔体14を備えている。靴乾燥用吹出孔体14は靴の内部に挿入される突出部14bと、突出部14bに開口する吹出孔14cと、を備えている。これにより、送風装置1は送風機3から排出されたイオンを含む空気を靴の内部に送り込むことができる。したがって、送風装置1は靴の乾燥を行うことが可能である。
また、吹出口5aは下端から上端に進むに従って空気の吹出し方向が上方を向くように湾曲しているので、本体筐体2の横方向からやや上方向に向けて空気が吹き出される。これにより、送風装置1は広範囲に空気を吹き出すことが可能になる。
また、送風装置1は本体筐体2内の空気中にイオンを放出するイオン発生装置20を備えているので、イオンを含む空気が本体筐体2の吹出口5aから外部に送出される。これにより、送風装置1は、例えば室内の除菌及び脱臭を行うことができる。靴乾燥用吹出孔体14を利用している場合、送風装置1は靴の乾燥に加えて、靴の除菌及び脱臭を行うことが可能である。
そして、送風装置1は吹出口5aからの空気の吹出し方向を横方向に移動させる変位装置である首振り装置7bを備えているので、本体筐体2の横方向の広範囲に空気が吹き出される。このようにして横方向に流れる気流を受けることにより使用者は一層清涼感が得られ、快適性が高められる。
そして、本発明の上記実施形態の構成によれば、送風装置1は下方から上方に向かう柱状をなす本体筐体2の側壁の吹出口5aから空気を吹き出す。さらに、送風装置1は室内空間に空気を流通させる用途の他に、例えば靴の乾燥などの用途にも転用することができる。このように、省スペース化が図られ、様々な用途への転用が可能な送風装置1を提供することが可能である。
次に、本発明の第2の実施形態に係る送風装置について、図10を用いて説明する。図10は送風装置の吹出孔体の外観斜視図である。図10の白抜き矢印は空気の流通方向を示す。なお、この実施形態の基本的な構成は図1〜図9を用いて説明した前記第1の実施形態と同じであるので、第1の実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付し、図面の記載及びその説明を省略するものとする。
第2の実施形態に係る送風装置1は吹出孔体の他の一例として、図10に示すペット乾燥用吹出孔体15を備えている。ペット乾燥用吹出孔体15は接続口15a、ブラシ部15b及び吹出孔15cを備えている。接続口15aはフレキシブルダクト8の下流端8bに接続し、ペット乾燥用吹出孔体15の内部とフレキシブルダクト8の内部とが連通するようになっている。
ブラシ部15bは接続口15aから空気流通方向下流側に突出して延びるとともに、接続口15aにおける空気流通方向と平行をなすブラシ面15dに複数のブラシ毛15eを備えている。そして、ブラシ部15bはブラシ面15dに設けられた複数のブラシ毛15eの間の箇所であってその略中央部に吹出孔15cを備えている。接続口15aから続く空気流通方向はブラシ部15bにおいてほぼ直角に曲げられ、ブラシ毛15eが伸びる方向と略平行な方向となる。
ペット乾燥用吹出孔体15を利用すると、送風機3から排出されてフレキシブルダクト8を通過した空気はペット乾燥用吹出孔体15に流入して吹出孔15cから吹き出される。例えば、シャンプー後のペットに対して送風装置1に適用したペット乾燥用吹出孔体15を用いてブラッシングをすることにより、送風機3から排出されたイオンを含む空気をペットの体表近くに送り込むことができる。したがって、送風装置1はペットの体毛の乾燥に加えて、ペットに対する除菌及び脱臭を行うことが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記実施形態において、フレキシブルダクト8の下流端8bに着脱可能な吹出孔体の例として靴乾燥用吹出孔体14とペット乾燥用吹出孔体15とについて説明したが、吹出孔体は靴またはペットの乾燥のためのものに限定されるものではなく、衣類の乾燥などの他の用途に対応させることにしても良い。
本発明は、気流を発生させる送風装置において利用可能である。
1 送風装置
2 本体筐体
3 送風機
4a 吸込口
5a 吹出口
6 操作部
7b 首振り装置(変位装置)
8 フレキシブルダクト
8b 下流端
12 制御部
14 靴乾燥用吹出孔体(吹出孔体)
14b 突出部
14c 吹出孔
15 ペット乾燥用吹出孔体(吹出孔体)
15b ブラシ部
15c 吹出孔
20 イオン発生装置

Claims (5)

  1. 空気の吸込口及び吹出口を開口する本体筐体と、
    前記本体筐体内に設けられて前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口に向かって流通させる送風機と、
    前記吹出口と前記送風機とを連通させるとともに、前記吹出口側の一端が前記本体筐体に対して着脱可能なフレキシブルダクトと、
    を備えることを特徴とする送風装置。
  2. 前記本体筐体から取り外した前記フレキシブルダクトの前記吹出口側の一端に、空気の吹出孔を開口する着脱可能な吹出孔体を備えることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記吹出孔体は、靴の内部に挿入される突出部と、前記突出部に開口する前記吹出孔と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の送風装置。
  4. 前記吹出孔体は、複数のブラシ毛が設けられたブラシ部と、前記ブラシ部の複数の前記ブラシ毛の間の箇所に開口する前記吹出孔と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の送風装置。
  5. 前記本体筐体内を流通する空気中にイオンを放出するイオン発生装置を備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の送風装置。
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