JP2012255389A - 送風機 - Google Patents
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Abstract
【課題】送風機能に悪影響を与えることなく、安全性を確保しつつ、イオンを放散することが可能なように構成された送風機を提供する。
【解決手段】モータと、モータにより回転駆動されるファンと、を備える送風機において、送風機を持ち運ぶ取っ手を構成する部材に一体に形成した収納部にイオン発生器が取付けてあるから、送風の邪魔にならず、送風機能に悪影響を与えることなく、乳幼児等が触れることを防止することができ、安全性を確保することができるとともに外観上も美しくすることが出来る。
【選択図】 図1
【解決手段】モータと、モータにより回転駆動されるファンと、を備える送風機において、送風機を持ち運ぶ取っ手を構成する部材に一体に形成した収納部にイオン発生器が取付けてあるから、送風の邪魔にならず、送風機能に悪影響を与えることなく、乳幼児等が触れることを防止することができ、安全性を確保することができるとともに外観上も美しくすることが出来る。
【選択図】 図1
Description
本発明は、イオンを放散することが可能なように構成された送風機に関する。
従来、扇風機等の送風機において、所望の流量及び方向の風を送り出す送風機能に加えて、その他の種々の機能が付加された送風機が提案されている。
特許文献1に開示された送風機器は、マイナスイオンを発生させるマイナスイオン発生ユニットを、送風機器本体に単純に添装する構成を開示している。例えば、送風機器である持ち運びが容易な扇風機の送風羽根近傍の前方又は後方にマイナスイオン発生ユニットを設けることにより、手軽に涼風感を得ることができると共に、マイナスイオンによりリフレッシュ等の有益な生理学的効果を同時に得ることが可能となる。
特許文献1に係る送風機器においては、マイナスイオンによりリフレッシュ等の有益な生理学的効果を得ることは可能である。しかしながら、マイナスイオン発生ユニットは放電電極に負の高電圧を印加して放電を生ぜしめて、マイナスイオンを発生させるものであるから、扇風機の外側に添装した場合、乳幼児等が触れてしまう虞があり、安全性に問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、送風機能に悪影響を与えることなく、安全性を確保しつつ、イオンを放散することが可能なように構成された送風機を提供することを目的とする。
本発明に係るイオン発生機能付き送風機は、モータと、該モータの出力軸に連結され、前記モータにより回転駆動されるファンと、イオンを発生するイオン発生器とを備えるイオン発生機能付き送風機において、送風機を持ち運びする際に取っ手となる部分に該イオン発生器を安全距離を確保して格納したことを特徴とする。この送風機においては、上記ファンの周囲を包囲し、保護の目的でファンガードを設けることがある。
本発明にかかる送風機は、モータを包囲して保護する樹脂製のキャビネットに外観上一体とした取っ手を設け、取っ手を構成するために隆起させたキャビネット内部に上記イオン発生器を収納する。
以上の構成により、高電圧が印加されるイオン発生器を取っ手を構成するために隆起させたキャビネットの内側に設けてあるから、使用者等が触れることを防止することができ、安全性を確保することができる。
上述した構成の送風機は、イオン発生器を収納する取っ手を構成するために隆起させたキャビネットには空気を流通するための開口を設けるとともに、安全距離を確保してイオン発生器を設ける。これにより、送風機能に悪影響をほとんど与えず、同時に高電圧部分に使用者等が触れることを防止することができ、安全性を確保することができる。
また、イオン発生器の放電電極の位置をファンの半径方向の距離の半分(略中間部)としている。この構成により、らせん気流を送出するプロペラファンを使用していても送風機前方と送風機周囲方向にイオンがバランスよく送出される。
さらに、イオン発生器によりプラスイオン及びマイナスイオンを発生させた場合には、空気中に浮遊する細菌を殺菌し、インフルエンザウイルス等のウイルスを死滅又は不活性化することができる。
本発明の送風機によれば、安全性を確保した状態で、イオンを効率よく放出できる。
また、本発明の送風機によれば、送風機能に悪影響をほとんど与えることなく、イオンを放散させることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて、送風機として扇風機を例に詳述する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る扇風機10の模式的外観図である。図2は、実施の形態1に係る扇風機10の模式的分解図である。図において1は、基台であり、該基台1は、床面等に載置され、上面に使用者が任意の状態で動作させるための各種操作キー等を供える操作パネル(図示せず)が設けてある。この基台1には、支柱2が立設してある。支柱2の上端部には、モータ等を備える駆動部3が取付けてある。駆動部3は、概観が略円柱形をなすモータ31本体と、該モータ31本体の一側から突出する出力軸32とを備えている。出力軸32の先端部には、図2に示すように雄螺子部33が設けてある。さらに、出力軸32には、先端部から適長離隔した位置に、軸長方向に直交するように後述するファン4を係止するためのファンボス止ピン34が取り付けられている。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る扇風機10の模式的外観図である。図2は、実施の形態1に係る扇風機10の模式的分解図である。図において1は、基台であり、該基台1は、床面等に載置され、上面に使用者が任意の状態で動作させるための各種操作キー等を供える操作パネル(図示せず)が設けてある。この基台1には、支柱2が立設してある。支柱2の上端部には、モータ等を備える駆動部3が取付けてある。駆動部3は、概観が略円柱形をなすモータ31本体と、該モータ31本体の一側から突出する出力軸32とを備えている。出力軸32の先端部には、図2に示すように雄螺子部33が設けてある。さらに、出力軸32には、先端部から適長離隔した位置に、軸長方向に直交するように後述するファン4を係止するためのファンボス止ピン34が取り付けられている。
またモータ31の出力軸32には、該出力軸32の回転に伴って一体的に回転するファン4が、上記ファンボス止ピン32にて係止され取付けられる。出力軸32に取付けられるファン4は、モータ31の出力軸32に外嵌される円筒状のボス部42と、該ボス部42に周方向に等配をなして設けられた複数の羽根41とを備えるプロペラファンである。
上記ファン4は、モータ3の出力軸32にボス部42を外嵌した状態にて、円筒状をなす固定部材としてのファンナット5が、雄螺子部33に螺合し、出力軸32に固定される。なお、ボス部42は、ファンボス止ピン34により、出力軸32に対して相対回転しないように回り止めがなされる。つまり、ファンボス止ピン34が嵌り込む凹部が、ボス部42に形成されている。また、ファンボス止ピン34にて、ファン4自体が、出力軸32の軸長方向にモータ31側に移動しないようにしてある。
このように取付けられたファン4には、該ファン4を包囲して保護するファンガード7が設けてある。ファンガード7は、ファン4を前側から覆うファンガード前部体71と、ファン4を後側から覆い、前記ファンガード前分体71と嵌合するファンガード後部体72とを備えてなる。
上記ファンガード7は、樹脂製の後キャビネット(以下後キャビと記す)30と嵌合してモータ31本体を収納する樹脂製の前キャビネット(以下前キャビと記す)6に形成された雄螺子部66と螺合する固定リング8により、ファンガイド後部体72が固定リング8と前キャビ6とで挟持された状態で、固定される。
上記前キャビ6は、後キャビ30と嵌合してモータ本体31を収納するだけでなく、上方に延伸されて後で説明する取っ手60を構成する。前キャビ6には、例えば上記モータ31本体がネジ止めされ、さらにモータ31の後部に対し、後キャビ30が取り外し可能に嵌合される。嵌合された後キャビ30は、前キャビ6にネジ止めされている。したがって、ネジを外すことで前キャビに嵌合される後キャビ30が外され、モータ31本体部分が露出する。
樹脂製の後キャビ30は、上方に伸びる隆起した壁体30aによってイオン発生器9を収納するイオン発生室39(図3に示す)を形成している。このイオン発生室39には、ファン4によって空気をイオン発生室内に流通させるために、吸込口39aと吹出口39bが設けられている。吸込口39aは横長の複数の開口を有する格子状の開口部であって、吹出口39bはハニカム状の開口を有する開口部である。なお、吸込口39aまた吹出口39bの開口部は、説明したものに限らず、周知の構造のものを適用できる。
さらに、後キャビ30には吸込口39a、吹出口39bから異物が入り込んでもモータ本体31に直接達することがないように、イオン発生室39とモータ31を仕切る(区画する)ように仕切り部30bが、例えば一体的に形成されている。
上記後キャビ30は、イオン発生室39を構成する壁体30aの上部をさらに上方へ延伸している。また、前キャビ6は、後キャビ30同様に上部を延伸させ、例えば壁体30aの上部(頂部)と延伸させた部位との間に空間を形成し、取っ手60として構成している。この取っ手60は前キャビ6を上部として、下部に後キャビ30が嵌合される状態で形成され、2層構成となっている。
図3に示すように取っ手60を構成する後キャビ30の延伸部分は、上述したようにイオン発生器9を収容するイオン発生室39が設けられている。イオン発生器9は、イオン発生する面をモータ31側に向くように、イオン発生器9の反対面側が延伸部の壁体30aの頂部の内面(下面)に固定されている。
次に図4を参照し、上述したイオン発生器9の構成を説明する。図4はイオン発生器9の模式的外観斜視図である。イオン発生器9は、発生したイオンを放出する複数の放出孔が設けてある。図4に示すイオン発生器9は、所謂針電極型の電極構造を有するイオン発生器9の例を示している。
このイオン発生器9は、図5の回路図に示すように、100Vの商用交流電圧が供給される端子1及び端子2間の印加電圧を、昇圧する昇圧回路90aと、昇圧回路90aが昇圧した電圧を印加されてイオンを発生させるイオン発生素子90bとを備えている。イオン発生素子90bは、図4に示すように、針電極である放電電極91a,92aと、板電極である誘導電極91b,92bとを備えており、誘導電極91b,92bに設けた貫通孔の内側に該貫通孔と同心をなして放電電極91a,92aが設けてある。このイオン発生器9は、昇圧回路90aにおいて昇圧された高電圧を、放電電極91a,92aと誘導電極91b,92bとの間に印加することにより、放電を生ぜしめるように構成してある。
イオン発生素子90bは、空気中の水分を放電によりイオン化することにより、プラスイオンとしてのH+(H2O)m(mは任意の自然数)と、マイナスイオンとしてのO2 −(H2O)n(nは任意の自然数)とを発生する。両方のイオンが空気中に送出される場合には、これらのイオンが空気中の浮遊細菌やウイルスの表面に取り付く。そして、これらが化学反応することにより、活性種である過酸化水素(H2O2)及び/又は水酸基ラジカル(・OH)が生成され、空気中の浮遊細菌や浮遊ウイルス等を殺菌または不活化することができる。
イオン発生器9は、イオン発生室39内に前キャビ6から内側に突設する取付部にイオン放出孔を下方に向けて取り付けられている。前述のように、イオン発生器9の放電電極91a,92aには高圧電気が印加されるので、取扱いの安全上外殻をなす部分との間に所定の距離を取ることが要求される。具体的には、後キャビ30の壁体30aが上方に行くほどファン4側に傾斜して延伸しているため、吸込口39aの開口最上部と吹出口39bの開口最上部が放電電極91a,92aに最も近い位置にある。本発明の形態によれば、高圧機器に要求される安全距離を考慮してこの距離を30mm以上としている。この距離は安全のためには大きいほどよいが、不要に大きいと前キャビ6及び後ろキャビ30が肥大し、ひいては送風装置そのものが肥大化して扱いにくいものとなるため工業会の安全基準等を基準としてあまり大きくならないように決定されるのがよい。
吸込口39a,吹出口39b以外の部分は樹脂製の壁体30aと前キャビ6が覆っているために安全上の問題はない。また、イオン発生器9の下方にはモータ31本体が存在し、モータ31を構成する金属部分にイオン発生器9が発生させたイオンが吸収される虞れがある。そのため、イオン発生室39の下部には、モータ31本体を収容する部分と区分するためにも仕切り部30bを形成して対応した。
図6に本実施例の制御ブロックを示す。基台1に設置される制御装置には機器への電源の入切りを行う運転スイッチ、イオン発生器の運転要否を選択する運転モード切替スイッチ、タイマー運転を選択するタイマースイッチ、風量を選択する風量スイッチ、が接続されており、それぞれの操作の結果を表示する表示手段、使用者に操作結果を報知する報知手段が設けられる。
以上のように構成された扇風機10において、運転スイッチ(図示せず)をオンにすると、モータ31に電力が供給されてモータ31が回転し、モータ31の出力軸32が一体的に回転する。この出力軸32の回転に伴って、出力軸32にファンナット5によりボス部41に固定されたファン4が一体的に回転する。このファン4の回転に伴いファンガード後部体72からファンガード前部体71に向けて流れる送風流路が生じる。
また、運転モード切替スイッチ(図示せず)でイオン運転を選択すると、イオン発生器9にも電力が供給され、プラスイオン及びマイナスイオンが発生する。発生したプラスイオン及びマイナスイオンは、イオン発生器9の放出孔から外部へ放出され、ファン4の回転により生じた送風によってファンガード前部体71を通過して室内に放散される。
本実施例は扇風機であって、扇風機の羽根には所謂プロペラファンが採用されている。プロペラファンは、構成する翼の数に対応してファンの回転軸を中心とするらせん気流を発生させ、らせん気流は回転しながら下流方向に進行するに伴って軸の外側に向かって拡散しながら送出されるという性質を有する。
このため、イオン発生室39の吸込口39aから吸い込まれた気流が、イオン発生器9のイオン放出孔を包み込むように流れるとともに、後キャビ30の仕切り部30bとほぼ平行に流通する。そして、イオン発生器9の発生するイオンを含んだ状態で吹出口39bから流出し、ファン4に引き込まれたのち、図3に示すようにファン4の回転軸に近い部分の気流Aは、ほぼ直進して前方に達するのに対して、回転軸から遠い部分の気流Bは直進せずに室内に拡散する。
扇風機の前方側より操作を行う使用者は、当然扇風機前方に居る。そのため、使用者に直接届けるべきイオンと室内に広く拡散させて室内環境を改善するイオンの量を好ましいバランスで調整するために、本発明の一実施例では、イオン発生器9の放電電極91a,92aの位置(イオン発生器9からイオンが発生する位置)が、ファン4の羽根41の半径長さの半分(中間部)となるようにした。なお、上記イオン発生器9の放電電極91a,92aの位置を、半分(1/2)として説明したが、これに近い位置であればよく、その前後に多少ずれても同様の効果を奏する。そのずれの範囲は、5%程度であれば十分な効果を期待できる。
このように構成された実施の形態1に係る扇風機10においては、プラスイオン及びマイナスイオンにより空気中に浮遊するインフルエンザウイルス等のウイルス、病原菌を死滅又は不活性化させることによって、ウイルス及び病原菌から人体を守ることができる。
なお、本実施例ではイオン発生器を正イオンおよび負イオンを発生するものとしたが、空気中の浮遊菌の殺菌等を意図しない場合には、負イオン発生器であっても構わない。この場合には、従来から気分を爽快にする効果が得られるとされている。
以上説明したように、本発明のイオン発生機能を備える扇風機10は、モータ31を備える駆動部3を収容するための後キャビ30の上部を上方へと隆起(延伸)させように形成しており、その隆起させた部分にイオン発生器9を内装させるイオン発生室39を設けている。
また、本発明においては、取っ手60を形成するための後キャビ30にイオン発生器9を内装するためのイオン発生室39を設けるようにしている。
以上のようにすることで、形成されたイオン発生室39にイオン発生器9を配置できる。そのため、イオン発生器9がイオン発生室39に設けられるため、使用者が触れること極力避けることができ、安全性を合わせて確保できる。また、モータ31を収容するキャビネット(6,30)を上方へと隆起させるとともに延伸させ、さらにその隆起部を利用して取っ手60を設けることで、イオン発生室39を形成できると同時に、持ち運び用の取っ手を合わせて形成できる。そのまた、扇風機10本体が確保する領域内を有効活用でき、扇風機10本体が大型化することもなく、外観の美しさを保つことが出来る。
さらに、キャビネットを隆起させることでイオン発生器9の発生位置を、モータ31を介して回転されるファン4の羽根41の半径方向のほぼ中心部分に容易に配置できる。つまり、発生位置を、中心部分に配置するための特別の部材等を設けることなく、キャビネットを隆起の程度を適宜設定することで、イオン発生位置を目的の位置に簡単に調整できる。
さらに、モータ31を収容するキャビネットを隆起させてイオン発生室39を形成するため、ファンの風上にイオン発生器9を配置できる。このとき、イオン発生室39に吸込口39a、吹出口39bを形成すれば、風上で発生したイオンを効率よくファン4を介して前方へと放散させることができ、放散させるための特別な構成を必要としなくなる。
以上のべたように、簡素な構成により、高電圧を印加するイオン発生器収納部を扇風機に備えることができ、送風機が元から有している外殻部に一体に形成したので、使用者が安全に取り扱えるとともに、イオン発生部が大型化することを抑制して外観上も美しくすることができる。
本発明によれば、扇風機を例にイオン発生機能を備える送風機を説明したが、その他室内の空気を循環させる等のサーキュレータ、また換気扇等にも適用できる。換気扇としては、室外の空気を室内に取り入れる際に、イオン発生器を動作させ室内に放散させることができる。
また、室内の床(畳)上に載置する扇風機だけでなく、壁(柱)掛け扇風機、天井扇にも同様に適用できる。
3 駆動部
30 後キャビ(キャビネット)
30a 隆起(延伸)させる壁体
30b 仕切り用の壁体
31 モータ(モータ本体)
32 出力軸
36 雄螺子部(係合部)
39 イオン発生室
39a 吸込口
39b 吹出口
4 ファン
41 羽根
42 ボス部
6 前キャビ(キャビネット)
60 取っ手
9 イオン発生器
91a,92a イオン放電電極(イオン発生位置)
30 後キャビ(キャビネット)
30a 隆起(延伸)させる壁体
30b 仕切り用の壁体
31 モータ(モータ本体)
32 出力軸
36 雄螺子部(係合部)
39 イオン発生室
39a 吸込口
39b 吹出口
4 ファン
41 羽根
42 ボス部
6 前キャビ(キャビネット)
60 取っ手
9 イオン発生器
91a,92a イオン放電電極(イオン発生位置)
またモータ31の出力軸32には、該出力軸32の回転に伴って一体的に回転するファン4が、上記ファンボス止ピン34にて係止され取付けられる。出力軸32に取付けられるファン4は、モータ31の出力軸32に外嵌される円筒状のボス部42と、該ボス部42に周方向に等配をなして設けられた複数の羽根41とを備えるプロペラファンである。
Claims (5)
- モータと、該モータの出力軸に連結され、前記モータにより回転駆動されるファンと、空気中で放電してイオンを発生させるイオン発生器を備える送風機において、
前記イオン発生器は、前記送風機を持ち運ぶ際に使用する取っ手を構成する部材と一体に形成した収納部に収納してあることを特徴とするイオン発生機能付き送風機。 - モータと、該モータの出力軸に連結され、前記モータにより回転駆動されるファンと、空気中で放電してイオンを発生させるイオン発生器を備える送風機において、
前記イオン発生器は、前記モータを収納する構成する部材と一体に形成した収納部に収納してあることを特徴とするイオン発生機能付き送風機。 - 前記イオン発生器の収納部は、前記イオン発生器の放電電極から所定の距離を確保した空間であることを特徴とする請求項1または2に記載のイオン発生機能付き送風機。
- 前記ファンはプロペラファンであり、
前記イオン発生器の前記放電電極を前記プロペラファンの翼半径の1/2の位置に設置することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のイオン発生機能付き送風機。 - 前記イオン発生器の収納部は、前記ファンよりも風上にあることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のイオン発生機能付き送風機。
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