JP6438626B2 - ストレージ装置及び記憶デバイス管理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、記憶デバイスを管理するストレージ装置及び記憶デバイス管理プログラムに関する。
ハードディスクドライブなどの記憶デバイスは発熱体であるところから、記憶媒体を複数個筐体内に搭載する場合、ファンなどを用いて冷却する構成が採用されている。例えば、特許文献1には、筐体の空いている箇所に着脱可能に取り付けられた複数のダミーユニットを備え、ダミーユニットは2段階で伸縮可能に構成されたものが記載されている(特許文献1参照)。また、筐体の上部に配置された排気ファンの動作とHDD(Hard Disk Drive)モジュール単位の冷却ファンの動作によって装置全体の排気・冷却を行うものが記載されている(特許文献2参照)。さらに、特許文献3には、発熱源に近い部分からストレージ筐体の上端面領域に亘って熱伝導性の高い電熱板を配置し各電熱板のストレージ筐体の上端面領域にペルチェ素子を介して放熱板を設置し、各ペルチェ素子に流す電流を各ストレージ機器の温度に応じて制御するものが記載されている(特許文献3参照)。
なお、記憶デバイスなどが搭載された増設筐体をドライブボックスなどに高密度に搭載する場合、ドライブボックスの正面から増設筐体を引き出し、ドライブボックスの正面以外のところから記憶デバイスを挿入する構造が採用されている。
特開2006−163695号公報 特開2007−179655号公報 特開2014−216512号公報
記憶デバイスとしてSAS(SAN Attached Storage)やSATA(Serial ATA)などの規格に準拠した記憶デバイスは最大でも8W程度の消費電力であるが、NVMe(Non-Volatile Memory Express)の規格に準拠した記憶デバイスを用いる場合、最大25Wの消費電力となる。このため、消費電力の高い記憶デバイスを高密度に搭載する場合、各記憶デバイスに対する冷却を十分にすることが必要となる。
本発明の目的は、高密度に搭載された記憶デバイスに対する冷却を効率良く行うことにある。
前記課題を解決するために、本発明は、筐体用ファンを収納するための第1の収納部と複数の記憶デバイスを収納するための第2の収納部を含む1以上の筐体と、前記複数の記憶デバイスの中の一つの記憶デバイス又は記憶デバイス用ファンのうち少なくとも一方がモジュール化された複数のモジュールを有し、前記第1の収納部には、前記筐体外の空気を前記筐体用ファンに導く筐体用吸気口が形成され、前記第2の収納部には、前記筐体内の空気を前記筐体外に排気する筐体用排気口が形成され、前記複数のモジュールのうち一部のモジュールは、前記一つの記憶デバイスがモジュール化された記憶デバイスモジュールで構成され、他のモジュールは、前記一つの記憶デバイス及び前記記憶デバイス用ファンがモジュール化されたファン付き記憶デバイスモジュール、又は前記記憶デバイス用ファンがモジュール化されたファンモジュールのうち少なくとも一方のモジュールで構成されることを特徴とする。
本発明によれば、高密度に搭載された記憶デバイスに対する冷却を効率良く行うことができる。
本発明の一実施例を示すストレージシステムの全体構成図である。 ドライブボックスの斜視図である。 ファン付きドライブモジュールの要部分解斜視図である。 他のファン付きドライブモジュールの要部分解斜視図である。 ファンモジュールの要部分解斜視図である。 高性能用ドライブボックスの内部構成を説明するためのブロック図である。 中間性能用ドライブボックスの内部構成を説明するためのブロック図である。 低性能用ドライブボックスの内部構成を説明するためのブロック図である。 複数のドライブボックスが搭載された筐体の斜視図である。 ドライブボックス内の電気回路の接続関係を説明するためのブロック図である。 管理テーブルの構成図である。 エキスパンダの動作を説明するためのフローチャートである。 エキスパンダの温度管理方法を説明するためのフローチャートである。
(発明の概念)
筐体用ファンと複数の記憶デバイスを収納する筐体であって、筐体外の空気を前記筐体用ファンに導く筐体用吸気口と、筐体内の空気を前記筐体外に排気する筐体用排気口が形成された筐体内に、前記複数の記憶デバイスの中の一つの記憶デバイス又は記憶デバイス用ファンのうち少なくとも一方がモジュール化された複数のモジュールが収納され、前記複数のモジュールのうち一部のモジュールは、前記一つの記憶デバイスがモジュール化された記憶デバイスモジュールで構成され、他のモジュールは、前記一つの記憶デバイス及び前記記憶デバイス用ファンがモジュール化されたファン付き記憶デバイスモジュール、又は前記記憶デバイス用ファンがモジュール化されたファンモジュールで構成される。
(第1実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例を示すストレージシステムの全体構成図である。図1において、ストレージシステムは、複数のホスト計算機(以下、ホストと称する。)10、12と、コントローラボックス14と、複数のドライブボックス16を備えて構成される。各ホスト10、12は、ネットワーク18を介してコントローラボックス14に接続され、コントローラボックス14は、ネットワーク20または22を介して各ドライブボックス16に接続される。コントローラボックス14と各ドライブボックス16は、それぞれストレージ装置の一要素となる筐体として構成される。
各ホスト10、12は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、入出力インタフェース等の情報処理資源を備えたコンピュータ装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレーム等として構成される。各ホスト10、12は、ストレージ装置から提供される論理ボリュームを指定したアクセス要求、例えば、書き込み要求(ライト要求)あるいは読み出し要求(リード要求)をストレージ装置に発行することで、ストレージ装置の管理下にある論理ボリュームにアクセスすることができる。
コントローラボックス14は、複数のチャンネルアダプタ(CHA)30と、複数のCPU32と、複数のディスクアダプタ(DKA)34と、複数の電源供給ユニット(PSU)36を備えて構成される。各チャンネルアダプタ30は、ネットワーク18を介してホスト10または12と情報の送受信を行い、ホスト10または12から、アクセス要求(リード要求またはライト要求)を受信した場合、受信したアクセス要求をCPU32に転送する。各CPU32はマイクロプログラム40を内蔵し、内部ネットワーク42を介して互いに接続される。各CPU32は、チャンネルアダプタ30からアクセス要求を入力した場合、入力したアクセス要求に従った処理を行い、処理結果をディスクアダプタ34に転送する。また、各CPU32は、ディスクアダプタ34からデータ等を受信した場合、受信したデータをメモリ38に格納する処理を実行するとともに、処理結果をチャンネルアダプタ30を介してホスト10または12に転送するための処理を実行する。各ディスクアダプタ34は、ネットワーク20または22を介して各ドライブボックス16に接続され、各ドライブボックス16内の記憶デバイスに対するデータ入出力処理を実行するコントローラとして構成される。なお、各メモリ38は、例えば、キャッシュメモリとして構成され、各CPU32の処理結果を一時的に格納する記憶領域として構成される。
各ドライブボックス16は、複数のエキスパンダ(EXP)50と、複数のドライブ52と、複数の電源供給ユニット54を備えて構成される。一方のエキスパンダ50は、他のエキスパンダ50と内部ネットワーク56を介して互いに縦続接続され、他方のエキスパンダ50は、他のエキスパンダ50と内部ネットワーク58を介して縦続接続される。なお、内部ネットワーク56に接続されたエキスパンダ50は、管理下にある各ドライブ52に接続されているとともに、内部ネットワーク58に接続されたエキスパンダ50の管理下にあるドライブ52にも接続される。同様に、内部ネットワーク58に接続されたエキスパンダ50は、管理下にあるドライブ52に接続されるとともに、内部ネットワーク56に接続されたエキスパンダ50の管理下にあるドライブ52にも接続される。
各エキスパンダ50は、各ディスクアダプタ34からリードアクセスまたはライトアクセスを受信した場合、複数のドライブ52の中からリードアクセスまたはライトアクセスで指定されたドライブ52を選択し、選択したドライブ52に対するリードアクセスまたはライトアクセスを実行し、リードアクセスで指定されたドライブ52からデータを読み出し、読み出したデータをディスクアダプタ34に転送する処理を実行し、ライトアクセスで指定されたドライブ52にライトデータを書き込む処理を実行する。
ドライブ52は、データを記憶する記憶デバイスで構成される。各ドライブ52としては、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)、ハードディスクデバイス、半導体メモリデバイス、光ディスクデバイス、光磁気ディスクデバイス、磁気テープデバイス、フレキシブルディスクデバイス等を用いることができる。ハードディスクデバイスとしては、例えば、SCSI(Small Computer System Interface)ディスク、SATA(Serial ATA)ディスク、ATA(AT Attachment)ディスク、SAS(Serial Attached SCSI)ディスク等を用いることができ、半導体メモリデバイスとしては、例えば、SSD(Solid State Drive)、相変化メモリ(Ovonic Unified Memory)、RRAM(登録商標)(Resistance Random Access Memory)等を用いることができる。
図2は、ドライブボックスの斜視図である。図2において、ドライブボックス16は、ファン収納部(第1の収納部)60と、キャニスタ収納部(第2の収納部)62を有し、全体として箱型の筐体として構成される。ファン収納部60は、筐体用ファン(図示省略)を複数個内蔵している。ファン収納部60には、筐体外の空気を筐体用ファンに導く筐体用吸気口(図示省略)が形成される。キャニスタ収納部62のうち、ファン収納部60の筐体用吸気口とは反対側の領域には、筐体内の空気を筐体外に排気する筐体用排気口が形成される(図示省略)。キャニスタ収納部62の底部には、複数のコネクタ(図示省略)、例えば、120個のコネクタが高密度に配置されて、基板(図示省略)上に搭載されている。各コネクタは、筐体用吸気口と筐体用排気口とを結ぶ仮想の直線に沿って略平行に配置される。各コネクタには、それぞれドライブキャニスタ64が搭載される。各ドライブキャニスタ64は、ドライブ52や基板などを収納するモジュールあるいはファンを収納するモジュールとして構成される。この際、各キャニスタ64は、ドライブ52とファン66がモジュール化されたファン付きドライブモジュール、ファン66のみがモジュール化されたファンモジュール、ドライブ52のみがモジュール化されたドライブモジュールのいずれかのモジュールとして構成される。キャニスタ収納部62底部の各コネクタは、各ドライブキャニスタ64を着脱自在に支持するモジュール用コネクタとして構成される。ここで、モジュールとは、ドライブ52又はファン、基板、コネクタ(キャニスタ収納部62の底部のコネクタに搭載可能なコネクタ)など、複数の要素が組み合わされたものであって、全体として、略直方体形状で規定の外形寸法で構成されているものを意味する。
図3は、ファン付きドライブモジュールの要部分解斜視図である。図3において、ファン付きドライブモジュール70は、ドライブ52と、薄型のファン66と、プリント基板(ドライブアダプタ)72と、雄型ドライブコネクタ74と、雌型ドライブコネクタ76と、雄型ドライブコネクタ78と、ファンコネクタ80と、ファンケーブル82を備えて構成される。ファン66は、ドライブ52のほぼ中央部に取り付けられ、ドライブ52の背面側から吸気してドライブ52の正面側に排気するドライブ用ファン(記憶デバイス用ファン)として構成される。プリント基板72には、雌型ドライブコネクタ76と雄型ドライブコネクタ78及びファンコネクタ80が搭載されている。雌型ドライブコネクタ76は、ドライブ52に搭載された雄型ドライブコネクタ74と結合され、雄型ドライブコネクタ78は、ドライブボックス16のキャニスタ収納部62に配置された雌型ドライブコネクタ(図示せず)と結合される。ファンコネクタ80は、プリント基板72上のコネクタ(図示せず)と結合され、ファンケーブル82を介してファン66と接続される。ファンケーブル82は、ファン66に電力を伝送するための電力線とファン66に各種の信号を伝送するための信号線(いずれも図示せず)から構成される。
図4は、他のファン付きドライブモジュールの要部分解斜視図である。図4において、ファン付きドライブモジュール90は、ドライブ52と、ファン92と、プリント基板(ドライブアダプタ)72と、雄型ドライブコネクタ74と、雌型ドライブコネクタ76と、雄型ドライブコネクタ78と、ファンコネクタ80と、ファンケーブル94を備えて構成される。ファン92は、ドライブ52の頂部(上部)に取り付けられ、ファン92の上面側から吸気してドライブ52側に排気するドライブ用ファン(記憶デバイス用ファン)として構成される。プリント基板72には、雌型ドライブコネクタ76と雄型ドライブコネクタ78及びファンコネクタ80が搭載されている。雌型ドライブコネクタ76は、ドライブ52に搭載された雄型ドライブコネクタ74と結合され、雄型ドライブコネクタ78は、ドライブボックス16のキャニスタ収納部62に配置された雌型ドライブコネクタ(図示せず)と結合される。ファンコネクタ80は、プリント基板72上のコネクタ(図示せず)と結合され、ファンケーブル94を介してファン92と接続される。ファンケーブル94は、ファン92に電力を伝送するための電力線とファン92に各種の信号を伝送するための信号線(いずれも図示せず)から構成される。
図5は、ファンモジュールの要部分解斜視図である。図5において、ファンモジュール100は、ファンケース102と、ファン104と、プリント基板(ドライブアダプタ)72と、雄型ドライブコネクタ78と、ファンコネクタ80と、ファンケーブル106を備えて構成される。ファン104は、箱型形状のファンケース102の略中央部に配置され、ファン104の正面側(上面側)から吸気して排気口108から、隣接するモジュールの側面側に排気するドライブ用ファン(記憶デバイス用ファン)として構成される。プリント基板72には、雄型ドライブコネクタ78及びファンコネクタ80が搭載されている。プリント基板72は、ファンケース102の下部側に固定される。雄型ドライブコネクタ78は、ドライブボックス16のキャニスタ収納部62に配置された雌型ドライブコネクタ(図示せず)と結合される。ファンコネクタ80は、プリント基板72上のコネクタ(図示せず)と結合され、ファンケーブル106を介してファン104と接続される。ファンケーブル106は、ファン104に電力を伝送するための電力線とファン104に各種の信号を伝送するための信号線(いずれも図示せず)から構成される。なお、モジュールとしては、ファンが搭載されず、ドライブ52がコネクタを介してプリント基板72に搭載されるドライブモジュールが存在する。
図6は、高性能用ドライブボックスの内部構成を説明するためのブロック図である。図6において、冷却性能が最も高い高性能(Hi-Performance)用ドライブボックス16は、複数の基板200、202、204と、複数の筐体用ファン206と、複数のコネクタ208を備えている。基板200には、複数のモジュールが各筐体用ファン206の排気側に、筐体用ファン206からの冷却風が流れる方向に沿って略平行になって搭載されている。例えば、No.1〜No.60のドライブ52が搭載されたドライブモジュール120が筐体ファン206の排気側の領域に3列になって搭載されている。また筐体用ファン206の排気側から離れた領域には、No.61〜No.120のドライブ52が搭載されたファン付きドライブモジュール70が3列になって搭載されている。なお、ファン付きドライブモジュール70の代わりにファン付きドライブモジュール90を搭載することもできる。各モジュール内のドライブ52は、回路パターン210、212を介していずれかのコネクタ208に接続される。
各基板202、204は、複数のエキスパンダ(EXP)50と、マイクロコントローラ(Micro)220と、フラッシュメモリ(Flash)222と、外部接続コネクタ224、226を備えて構成される。各エキスパンダ50は、マイクロコントローラ220、フラッシュメモリ222、外部接続コネクタ224または外部接続コネクタ226に接続されるとともにコネクタ208に接続される。マイクロコントローラ220は、コネクタ208に接続されるとともに、フラッシュメモリ222に接続される。外部接続コネクタ224は、互いに接続されるとともに、ネットワーク20または22を介してディスクアダプタ34に接続される。外部接続コネクタ226は、互いに接続されるとともに、内部ネットワーク56または58を介して他のドライブボックス16に接続される。マイクロコントローラ220は、各ドライブ52を監視するとともに、ファン付きドライブモジュール70に搭載されたファン66の回転数などを制御する。この際、マイクロコントローラ220は、フラッシュメモリ222に記録された閾値などを基にファン66の回転数を制御する。
高性能用ドライブボックス16においては、No.1〜No.60のドライブ52が搭載されたドライブモジュール120に対しては、筐体用ファン206の冷却風によって十分に冷却することができる。一方、No.61〜No.120のドライブ52に対しては、ファン付きドライブモジュール70に搭載されたファン66によって各ドライブ52を十分に冷却することができる。このため、高性能用ドライブボックス16内に複数のドライブ52が高密度に搭載されても、高い冷却性能で高性能用ドライブボックス16内の各ドライブ52を冷却することができる。
図7は、中間性能用ドライブボックスの内部構成を説明するためのブロック図である。図7において、冷却性能が中間となる中間性能(Middle-Performance)用ドライブボックス16は、複数の基板200、202、204と、複数の筐体用ファン206と、複数のコネクタ208を備えている。基板200には、複数のモジュールが各筐体用ファン206の排気側に搭載されている。基板200のうち筐体用ファン206の排気側近傍の領域には、No.1〜No.40のドライブ52を含むドライブモジュール120が2列になって配置され、筐体用ファン206の排気側から離れた領域には、複数種類のモジュールが分散して配置される。例えば、No.44、48、52、56、60、61、63、65、67、69、71、73、75、77、79、82、86、90、94、98のドライブ52を含むファンモジュール100と、No.41〜43、45〜47、49〜51、53〜55、57〜59、62、64、66、68、70、72、74、76、78、80、81、83〜85、87〜89、91〜93、95〜97、99〜100のドライブ52を含むドライブモジュール120が搭載される。また、筐体用ファン206から最も離れた領域には、No.104、108、112、116、120のドライブ52を含むファン付きドライブモジュール70と、No.101〜103、105〜107、109〜111、113〜115、117〜119のドライブ52を含むドライブモジュール120が搭載される。
ファンモジュール100は、ファン104が正面から吸気した後、この吸気を側面側から排気するため、ファンモジュール100に隣接したドライブモジュール120内のドライブ52を効率良く冷却することができる。筐体用ファン206から離れた領域に配置されたドライブ52は十分に冷却されない恐れがあるが、これらの領域には、ファン付きドライブモジュール70が搭載されているので、ファン付きドライブモジュール70内のドライブ52をファン66で効率良く冷却することができる。なお、図6に示される高性能用ドライブボックス16の代わりに、図7に示される中間性能用ドライブボック16を高性能用ドライブボックスとして用いることもできる。
図8は、低性能用ドライブボックスの内部構成を説明するためのブロック図である。図8において、冷却性能が最も低い低性能(Low-Performance)用ドライブボックス16は、複数の基板200、202、204と、複数の筐体用ファン206と、複数のコネクタ208を備えている。基板200には、複数のモジュールが各筐体用ファン206の排気側に搭載されている。この基板200には、No.1〜No.120のドライブ120のドライブ52を含むドライブモジュール120のみが搭載される。基板200に搭載されたドライブモジュール120内の各ドライブ52は、筐体用ファン206によってのみ冷却される。このため、各ドライブモジュール120に搭載されるドライブ52としては、消費電力が低いものを用いることが望ましい。
図9は、複数のドライブボックスが搭載された筐体の斜視図である。図9において、筐体300には、底部側からコントローラボックス14が搭載され、コントローラボックス14の上には、複数のドライブボックス16が多段に搭載されている。この際、コントローラボックス14の上には、高性能用ドライブボックス16が搭載され、その上に、中間性能用ドライブボックス16が搭載され、さらにその上には低性能用ドライブボックス16が搭載される。コントローラボックス14の上に複数のドライブボックス16を積み重ねるように搭載する場合、各ドライブボックス16内のエキスパンダ50は、順次カスケード接続(縦続接続)されるため、各エキスパンダ50のスイッチング処理によるレイテンシ(遅延時間)が発生することがある。この際、コントローラボックス14内のディスクアダプタ34から論理的或いは物理的に遠くなるエキスパンダ50程IO(Input Output)性能が低下する。このため、コントローラボックス14に最も近い位置に高性能用ドライブボックス16を搭載し、その上に中間性能用ドライブボックス16を搭載し、さらにその上に低性能用ドライブボックス16を搭載することで、レイテンシの発生に伴ってエキスパンダ50のIO性能が低下するのを抑制している。なお、筐体300のうちコントローラボックス14の上に、高性能用ドライブボックス16と中間性能用ドライブボックス16が多段に搭載された場合、高性能用ドライブボックス16は、下段側筐体として構成され、中間性能用ドライブボックス16は、上段側筐体として構成される。
なお、各ドライブボックス16に搭載されるコネクタとしては、NVMe規格に適合するタイプのもの、例えばSFF(Small Form Factor)-8639と呼ばれるものが用いられる。
図10は、ドライブボックス内の電気回路の接続関係を説明するためのブロック図である。図10(A)において、ドライブボックス16内にドライブモジュール120が搭載された場合、エキスパンダ50からドライブモジュール120に対してプロトコル信号400が出力され、ドライブモジュール120から、エキスパンダ50に対して、応答信号402が出力されると共に、モジュールが搭載されたことを示すローレベルのプレゼンス信号404が出力される。一方、マイクロコントローラ220は、ドライブモジュール120に対して、ファンの回転を制御するためのPWM制御信号406を出力する。この際、ドライブモジュール120には、ファンが搭載されていないため、ドライブモジュール120からマイクロコントローラ220に対して、ファンが搭載されていない旨の信号である、ハイレベルのファンモジュール信号410が出力されると共に、回転数が零となる回転数検知信号408が出力される。
図10(B)において、ドライブボックス16内にファンモジュール100が搭載された場合、エキスパンダ50からファンモジュール100に対してプロトコルリンク信号400が出力されると、このプロトコルリンク信号400がそのままエキスパンダ50にループバックされる。ファンモジュール100からエキスパンダ50には、モジュールが搭載されたことを示すローレベルのプレゼンス信号404が出力される。一方、マイクロコントローラ220からPWM制御信号406がファンモジュール100に出力されると、ファンモジュール100では、PWM制御信号406に従ってファン104の回転が制御される。このとき、ファンモジュール100からマイクロコントローラ220に対してファン104の回転数を示す回転数検知信号408が出力される。またファンモジュール100からマイクロコントローラ220に対して、ファン104が搭載されている旨の信号として、ローレベルのファンモジュール信号410が出力される。
図10(C)において、ドライブボックス16内にファン付きドライブモジュール70が搭載された場合、エキスパンダ50からファン付きドライブモジュール70に対してプロトコルリンク信号400が出力されると、ファン付きドライブモジュール70からエキスパンダ50に対して応答信号402が出力されるとともに、モジュールが搭載されたことを示すローレベルのプレゼンス信号404が出力される。
一方、マイクロコントローラ220からファン付きドライブモジュール70に対してPWM制御信号406が出力される。これにより、ファン付きドライブモジュール70内のファン66がPWM制御信号406に従って回転する。このとき、ファン付きドライブモジュール70からマイクロコントローラ220に対して、ファン66の回転数を示す回転数検知信号408が出力されるとともに、ファン66が搭載されている旨を示すローレベルの信号である、ファンモジュール信号410が出力される。
図11は、管理テーブルの構成図である。図11において、管理テーブル500は、エキスパンダ50又はマイクロコントローラ220によって管理され、各フラッシュメモリ222に格納されるテーブルであって、項目502と、値504から構成される。項目502には、実装ロケーション506と、モジュールタイプ508と、ID(Identification)510と、温度512がドライブ52の数に応じて格納される。値504には、各項目502の値等が格納される。
実装ロケーション506は、ドライブボックス16に搭載される各ドライブ52またはモジュールの実装位置を示す情報であって、実装ロケーション502には、例えば、120個のドライブ52が搭載される場合、No.1〜No.120のうちいずれかの番号が格納される。
モジュールタイプ508は、ドライブ52を含む3種類のモジュールのタイプを識別するための情報である。モジュールタイプ504には、ドライブモジュール120の場合には、「1」の番号が格納され、ファン付きドライブモジュール70の場合には、「2」の番号が格納され、ファンモジュール100の場合には、「3」の番号が格納される。
ID510は、ドライブ52を識別するための情報であって、例えば、ドライブ52が、NVMeの規格に適合する記憶デバイスの場合には、「AAAA」の情報が格納される。温度512は、ドライブ52の内部温度センサで検出される温度である。温度512には、例えば、No.1のドライブ52の温度が45℃である場合、「45」の情報が格納される。
なお、管理テーブル500で、ファン付きドライブモジュール70又はファンモジュール100に搭載されるファン66又は104の回転数、各ドライブ52に対する設定温度とその閾値等を管理することもできる。この際、マイクロコントローラ220は、ドライブ52で検出された温度と設定温度とを比較し、検出温度が設定温度を超えたか否かに応じてファンの回転数を制御することができる。例えば、検出された温度が設定温度を超えたときには、マイクロコントローラ220は、ファンの回転数を上げるためのPWM制御信号406を出力し、その後検出温度が設定温度を超えたときには、さらにファンの回転数を高くするためのPWM制御信号406を出力することができる。
図12は、エキスパンダの動作を説明するためのフローチャートである。図12において、まず、エキスパンダ50は、アイドル(状態)にあり(S1)、ドライブボックス16内のいずれかにモジュールが挿入されたか否かを判定する。すなわち、エキスパンダ50は、ドライブボックス16へのモジュール挿入検知がされたか否かを判定する(S2)。例えば、いずれかのモジュールから、モジュールが搭載されたことを示すローレベルのプレゼンス信号404を受信したか否かを判定する。ステップS2で否定の判定結果を得た場合、エキスパンダ50は、ステップS1の処理に戻り、ステップS2で肯定の判定結果を得た場合、モジュールに対してプロトコルリンク信号400を発信し(S3)、リンク応答があるか否かを判定する(S4)。すなわち、エキスパンダ50は、モジュールから応答信号402を受信したか否かを判定する。
ステップS4で否定の判定結果を得た場合、エキスパンダ50は、自リンク信号がループバックされたか否かを判定する(S5)。すなわち、エキスパンダ50は、モジュールに送信したプロトコルリンク信号400がそのまま応答信号402としてループバックされたか否かを判定する。
ステップS5で否定の判定結果を得た場合、エキスパンダ50は、異常・障害処理を実行する。一方、ステップS5で肯定の判定結果を得た場合、エキスパンダ50は、プロトコルリンク信号400がそのまま応答信号402としてループバックされたことを条件に、モジュールをファンモジュール100として認識し(S7)、応答信号402からファンモジュール100のロケーション(搭載位置)を認識するとともに、認識したロケーションを基にファンのIDを認識し(S8)、その後アイドル(状態)となり(S9)、ステップS1の処理に戻る。
また、ステップS4で肯定の判定結果を得た場合、エキスパンダ50は、応答信号402を受信したことを条件に、プロトコルリンクを開始し(S10)、モジュールに搭載されたドライブ52の実装を認識するための処理を行い(S11)、マイクロコントローラ220がモジュールから、ローレベルのファンモジュール信号410を検出したか否かを判定する(S12)。
ステップS12で肯定の判定結果を得た場合、即ち、マイクロコントローラ220からファンモジュール信号410を検出した旨の信号を受信した場合、エキスパンダ50は、モジュールをファン付きドライブモジュール70として認識し(S13)、モジュールからの応答信号402を基にファン付きドライブモジュール70のロケーションを認識するとともに、認識したロケーションを基にドライブ52のIDを認識し(S14)、その後アイドル(状態)となり(S15)、ステップS1の処理に戻る。
一方、ステップS12で否定の判定結果を得た場合、マイクロコントローラ220がモジュールから、ローレベルのファンモジュール信号410を検出していない場合、エキスパンダ50は、モジュールをドライブモジュール120として認識し(S16)、モジュールからの応答信号402を基にドライブモジュール120のロケーションを認識するとともに、認識したロケーションを基にドライブ52のIDを認識し(S17)、その後アイドル(状態)となり(S18)、ステップS1の処理に戻る。
図13は、エキスパンダの温度管理方法を説明するためのフローチャートである。図13において、エキスパンダ50は、各ドライブ52に内蔵された内部温度センサから定期的にドライブ温度情報を採取し(S21)、採取したドライブ温度情報を、各ドライブ52の検出温度として管理テーブル500の情報(温度512)を更新し(S22)、全てのドライブ52の検出温度が、温度閾値Tth以下であるか否かを判定する(S23)。
ステップS23で肯定の判定結果を得た場合、エキスパンダ50は、各ドライブ52からドライブ温度情報を採取するための処理を実行し(S24)、ステップS21の処理に戻る。
一方、ステップS23で否定の判定結果を得た場合、即ち、少なくとも1つのドライブ52の温度が温度閾値Tthを超えている場合、エキスパンダ50は、検出温度が温度閾値Tthを超えた高温ドライブ52にファンがあるか否かを判定する(S25)。
ステップS25で肯定の判定結果を得た場合、エキスパンダ50は、高温ドライブ52が搭載されたモジュールのファンに対して、ドライブ温度に応じたファン回転数を設定し(S26)、マイクロコントローラ220から、ファンの回転数を読み取り(S27)、ファンの回転数が設定回転数か否かを判定する(S28)。
ステップS28で肯定の判定結果を得た場合、エキスパンダ50は、ドライブ温度情報を採取するための処理を開始し(S29)、その後ステップ21の処理に戻り、ステップS28で否定の判定結果を得た場合、ファン異常としての例外処理、例えば、アラームを発生するための処理を実行し(S30)、このルーチンでの処理を終了する。
一方、ステップS25で否定の判定結果を得た場合、エキスパンダ50は、高温ドライブが配置されたエリアであって、冷却可能エリアにファンモジュール100が実装されているか否かを判定する(S31)。
ステップS31で肯定の判定結果を得た場合、エキスパンダ50は、ドライブ温度に応じたファン回転数を設定し(S32)、マイクロコントローラ220から、ファンの回転数を読み取り(S33)、ファン回転数が設定回転数か否かを判定する(S34)。
エキスパンダ50は、ステップS34で否定の判定結果を得た場合、ファン異常として例外処理を実行し(S30)、その後、このルーチンでの処理を終了し、ステップS34で肯定の判定結果を得た場合、ドライブ52の温度情報を採取するための処理を開始し(S35)、ステップS21の処理に戻る。
一方、ステップS31で否定の判定結果を得た場合、即ち、高温ドライブを冷却することが不可能である場合、エキスパンダ50は、警告をCPU32へ発行するための処理を実行し(S36)、その後、ドライブ52の温度情報を採取するための処理を開始し(S37)、ステップS21の処理に戻る。この後、エキスパンダ50は、ステップS21〜S37の処理を繰り返す。
本実施例によれば、高密度に搭載された記憶デバイスに対する冷却を効率良く行うことができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、エキスパンダ50と、マイクロコントローラ220と、フラッシュメモリ222を一体化し、一体化したものを、ドライブボックス(筐体)16に搭載された各モジュールと情報の送受信を行い、各モジュールの位置と種別を管理するドライブコントローラ或いはドライブ用コンピュータとして用いることもできる。この場合、記憶媒体のフラッシュメモリ222に、プログラムとして、ドライブコントローラ或いはドライブ用コンピュータに実行させるための記憶デバイス管理プログラムを格納することができる。上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能等は、それらの一部又は全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に記録して置くことができる。
10、12 ホスト、14 コントローラボックス、16 ドライブボックス、18 ネットワーク、30 チャンネルアダプタ、32 CPU、34 ディスクアダプタ、50 エキスパンダ、52 ドライブ、60 ファン収納部、62 キャニスタ収納部、66 ファン、70 ファン付きドライブモジュール、100 ファンモジュール、104 ファン、120 ドライブモジュール、220 マイクロコントローラ、222 フラッシュメモリ。

Claims (11)

  1. データを記憶する複数の記憶デバイスを有するストレージ装置であって、
    筐体用ファンを収納するための第1の収納部と前記記憶デバイスを収納するための第2の収納部を含む1以上の筐体と、
    前記複数の記憶デバイスの中の一つの記憶デバイス又は記憶デバイス用ファンのうち少なくとも一方がモジュール化された複数のモジュールと、
    前記第2の収納部に配置されて、前記モジュールの各々を着脱自在に支持する複数のモジュール用コネクタと、を有し、
    前記第1の収納部には、前記筐体外の空気を前記筐体用ファンに導く筐体用吸気口が形成され、
    前記第2の収納部には、前記筐体内の空気を前記筐体外に排気する筐体用排気口が形成され、
    前記複数のモジュールのうち一部のモジュールは、
    前記一つの記憶デバイスがモジュール化された記憶デバイスモジュールで構成され、
    前記複数のモジュールのうち他のモジュールは、
    前記一つの記憶デバイス及び前記記憶デバイス用ファンがモジュール化されたファン付き記憶デバイスモジュール、又は前記記憶デバイス用ファンがモジュール化されたファンモジュールのうち少なくとも一方のモジュールで構成されることを特徴とするストレージ装置。
  2. 請求項1に記載のストレージ装置において、
    前記他のモジュールは、
    前記ファン付き記憶デバイスモジュールで構成され、前記第2の収納部のうち前記筐体用吸気口から離れた領域であって、前記筐体用排気口に近接した排気側の領域に搭載されていることを特徴とするストレージ装置。
  3. 請求項1に記載のストレージ装置において、
    前記第2の収納部のうち、前記第1の収納部に近接した吸気側の領域には、前記記憶デバイスモジュールが2以上搭載され、前記第2の収納部のうち、前記筐体用排気口に近接した排気側の領域には、前記記憶デバイスモジュールと前記ファン付き記憶デバイスモジュールがそれぞれ2以上搭載され、前記第2の収納部のうち、前記吸気側の領域と前記排気側の領域との間の中間領域には、前記ファンモジュールと前記記憶デバイスモジュールがそれぞれ2以上搭載されていることを特徴とするストレージ装置。
  4. 請求項3に記載のストレージ装置において、
    前記排気側の領域には、前記記憶デバイスモジュールと前記ファン付き記憶デバイスモジュールが分散して配置され、
    前記ファン付き記憶デバイスモジュールの記憶デバイス用ファンは、当該ファン付き記憶デバイスモジュール内の記憶デバイスを冷却すると共に、相隣接する記憶デバイスモジュールの記憶デバイスを冷却することを特徴とするストレージ装置。
  5. 請求項3に記載のストレージ装置において、
    前記中間領域には、前記記憶デバイスモジュールと前記ファンモジュールが分散して配置され、
    前記ファンモジュールの記憶デバイス用ファンは、当該ファンモジュールに隣接する記憶デバイスモジュールの記憶デバイスを冷却することを特徴とするストレージ装置。
  6. 請求項1に記載のストレージ装置において、
    前記ファン付き記憶デバイスモジュールの記憶デバイスは、前記記憶デバイスモジュールの記憶デバイスよりも消費電力の高い記憶デバイスで構成されることを特徴とするストレージ装置。
  7. 請求項1に記載のストレージ装置において、
    プロセッサを更に有し、
    前記筐体は、前記プロセッサの上部に多段になって配置され、
    前記筐体のうち前記プロセッサに近接した下段側筐体には、前記ファン付き記憶デバイスモジュールと前記記憶デバイスモジュールがそれぞれ2以上分散して搭載され、前記下段側筐体の上部に配置された上段側筐体には、前記記憶デバイスモジュールと前記ファンモジュールがそれぞれ2以上分散して搭載されることを特徴とするストレージ装置。
  8. 請求項1に記載のストレージ装置において、
    前記筐体に搭載された各モジュールと情報の送受信を行い、前記各モジュールの位置と種別を管理するドライブコントローラを有し、
    前記ドライブコントローラは、
    前記モジュールのうち前記記憶デバイスが存在するモジュールに配置された記憶デバイスから温度情報を採取し、前記採取した温度情報から得られたデバイス温度と温度閾値とを比較し、前記デバイス温度が前記温度閾値を超えた場合、前記デバイス温度が前記温度閾値を超えた高温記憶デバイスのモジュールに前記記憶デバイス用ファンが存在するか否かを判定し、前記高温記憶デバイスのモジュールに前記記憶デバイス用ファンが存在すると判定した場合、前記記憶デバイス用ファンの回転数を前記高温記憶デバイスのデバイス温度に応じた設定回転数に制御し、前記高温記憶デバイスのモジュールに前記記憶デバイス用ファンが存在しないと判定した場合、前記高温記憶デバイスのモジュールを冷却可能エリアに前記ファンモジュールが実装されているか否かを判定し、前記冷却可能エリアに前記ファンモジュールが実装されていると判定した場合、前記ファンモジュールの記憶デバイス用ファンの回転数を前記高温記憶デバイスのデバイス温度に応じた設定回転数に制御することを特徴とするストレージ装置。
  9. 請求項8に記載のストレージ装置において、
    前記ドライブコントローラは、
    前記高温記憶デバイスのモジュールにプロトコルリンク信号を送信した後、前記高温記憶デバイスのモジュールから前記プロトコルリンク信号に応答した応答信号を受信し、且つ前記高温記憶デバイスのモジュールから前記記憶デバイス用ファンが搭載されていることを示すファンモジュール信号を受信した場合、前記高温記憶デバイスのモジュールを前記ファン付き記憶デバイスモジュールとして認識し、前記高温記憶デバイスのモジュールに前記記憶デバイス用ファンが存在すると判定し、
    前記高温記憶デバイスのモジュールにプロトコルリンク信号を送信した後、前記高温記憶デバイスのモジュールから前記プロトコルリンク信号がそのまま応答信号としてループバックされた場合、前記高温記憶デバイスのモジュールを前記ファンモジュールとして認識し、前記冷却可能エリアに前記ファンモジュールが実装されていると判定することを特徴とするストレージ装置。
  10. 筐体内に搭載されて、複数の記憶デバイスの中の一つの記憶デバイス又は記憶デバイス用ファンのうち少なくとも一方がモジュール化された複数のモジュールと情報の送受信を行い、前記各モジュールの位置と種別を管理するコンピュータに、
    前記モジュールのうち前記記憶デバイスが存在するモジュールに配置された記憶デバイスから温度情報を採取して、前記採取した温度情報から得られたデバイス温度と温度閾値とを比較する第1のステップと、
    前記第1のステップの比較結果から前記デバイス温度が前記温度閾値を超えた場合、前記デバイス温度が前記温度閾値を超えた高温記憶デバイスのモジュールに前記記憶デバイス用ファンが存在するか否かを判定する第2のステップと
    前記第2のステップで、前記高温記憶デバイスのモジュールに前記記憶デバイス用ファンが存在すると判定した場合、前記記憶デバイス用ファンの回転数を前記高温記憶デバイスのデバイス温度に応じた設定回転数に制御する第3のステップと、
    前記第2のステップで、前記高温記憶デバイスのモジュールに前記記憶デバイス用ファンが存在しないと判定した場合、前記高温記憶デバイスのモジュールを冷却可能エリアに前記ファンモジュールが実装されているか否かを判定する第4のステップと、
    前記第4のステップで、前記冷却可能エリアに前記ファンモジュールが実装されていると判定した場合、前記ファンモジュールの記憶デバイス用ファンの回転数を前記高温記憶デバイスのデバイス温度に応じた設定回転数に制御する第5のステップと、を実行させることを特徴とする記憶デバイス管理プログラム。
  11. 請求項10に記載の記憶デバイス管理プログラムにおいて、
    前記第2のステップでは、
    前記高温記憶デバイスのモジュールにプロトコルリンク信号を送信した後、前記高温記憶デバイスのモジュールから前記プロトコルリンク信号に応答した応答信号を受信し、且つ前記高温記憶デバイスのモジュールから前記記憶デバイス用ファンが搭載されていることを示すファンモジュール信号を受信した場合、前記高温記憶デバイスのモジュールを前記ファン付き記憶デバイスモジュールとして認識し、前記高温記憶デバイスのモジュールに前記記憶デバイス用ファンが存在すると判定し、
    前記第4のステップでは、
    前記高温記憶デバイスのモジュールにプロトコルリンク信号を送信した後、前記高温記憶デバイスのモジュールから前記プロトコルリンク信号がそのまま応答信号としてループバックされた場合、前記高温記憶デバイスのモジュールを前記ファンモジュールとして認識し、前記冷却可能エリアに前記ファンモジュールが実装されていると判定することを特徴とする記憶デバイス管理プログラム。
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