JP6438606B2 - フレキシブルコンテナバッグの脱水方法 - Google Patents

フレキシブルコンテナバッグの脱水方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6438606B2
JP6438606B2 JP2018010426A JP2018010426A JP6438606B2 JP 6438606 B2 JP6438606 B2 JP 6438606B2 JP 2018010426 A JP2018010426 A JP 2018010426A JP 2018010426 A JP2018010426 A JP 2018010426A JP 6438606 B2 JP6438606 B2 JP 6438606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible container
container bag
sand
earth
drainage material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018010426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018094556A (ja
Inventor
伸行 岡島
伸行 岡島
到 吉原
到 吉原
雅人 榊原
雅人 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aomi Construction Co Ltd
Original Assignee
Aomi Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aomi Construction Co Ltd filed Critical Aomi Construction Co Ltd
Priority to JP2018010426A priority Critical patent/JP6438606B2/ja
Publication of JP2018094556A publication Critical patent/JP2018094556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6438606B2 publication Critical patent/JP6438606B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

本発明はフレキシブルコンテナバッグの脱水方法に関するものであり、特に、透水性を有する柔軟な袋体であるフレキシブルコンテナバッグ内に詰められ収容された、土砂の中から水分を取り除くフレキシブルコンテナバッグの脱水方法に関するものである。
従来、高含水の粘性土(例えば、道路側溝等のさらえ土や、湿式分級処理後の細粒分等)は、粘性はあるものの、流動性が高い。したがって、そのままでは大容積であり、運搬及び保管等が困難である。そのため、脱水処理が実施される。
その脱水処理方法として、最も安価であるのは自然乾燥(広い作業場内に薄層に敷均して天日干しをする等)である。しかしながら、自然乾燥は多大なスペースが必要であり、また脱水に多大な時間を必要とする。このことから、今日では、自然乾燥に変えて、短期間で脱水処理が可能な機械式の、様々な脱水方法が実施されている。
ところが、従来の機械式の脱水方法では、大型の専用作業装置が必要であり、また、その運搬組立に大型車輌や大型クレーンを必要とする。そのため、例えば農業用の溜め池や、道路側溝のさらえ土の原位置脱水には、対応しがたいという問題がある。そこで、今日ではフレキシブルコンテナバッグ等に詰め込んだ土砂から容易に脱水する方法が主流となっており、例えば油圧機構により圧縮して脱水する方法(例えば、特許文献1参照)や、油圧ショベルの油圧源を用いて起振、押圧により圧縮して脱水する方法(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特開平10−156107号公報。 特許第3889665号。
しかしながら、フレキシブルコンテナバッグ等に詰め込んだ土砂を、油圧機構により圧縮して脱水する特許文献1で知られる方法や、油圧ショベルの油圧源を用いて起振、押圧して圧縮することにより脱水する特許文献2で知られる方法は、次のような問題点があった。
例えば、細粒分含有率の高い土砂を処理するような場合、その脱水過程において、袋体周辺部の土砂は、排水により密度が増大して透水係数が低下し、透水性が著しく悪化する。そのため、図7の(a)に示すように水平断面が円形をした円筒状のフレキシブルコンテナバッグ101、又は、図7の(b)に示すように水平断面が四角形をした角柱状のフレキシブルコンテナバッグ201に、それぞれ土砂303を収納して脱水処理を行った場合、フレキシブルコンテナバッグ101、201内の外周部分側に位置する土砂303aでは排水が良く行われるが、中心付近部分側に位置する土砂303bでは排水が困難となり、中心付近部分側に高含水の土砂が残ると言うように、均一な脱水処理がされない、あるいは排水に多大な時間を要するという不具合が生じている。
そこで、フレキシブルコンテナバッグ内に詰めこんだ土砂の脱水処理を、フレキシブルコンテナバッグ内均一に、また素早く、かつ、確実に行うことができるフレキシブルコンテナバッグの脱水方法を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、透水性を有する柔軟な袋体であるフレキシブルコンテナバッグ内に詰められ収容された土砂に荷重を加えて水分を取り除く、フレキシブルコンテナバッグの脱水方法であって、前記フレキシブルコンテナバッグ内に水分を吸引可能なプラスチック製で帯状に形成された排水材を前記フレキシブルコンテナバッグの中心付近を通るように略水平に、かつ、平面視において少なくとも長手方向の一端側が前記フレキシブルコンテナバッグの内面と隣接し、長手方向の他端側が前記フレキシブルコンテナバッグ内に配置され、前記フレキシブルコンテナバッグを少なくとも外周からの排水が可能な容器内に収容し、前記荷重を垂直方向に加えて前記水分を前記排水材を介して水平方向に排出することで脱水処理をするフレキシブルコンテナバッグの脱水方法を提供する。
この方法では、フレキシブルコンテナバッグ内に、排水材の設置及び土砂の収容を行った後、そのフレキシブルコンテナバッグの上から土砂に荷重を加えて加圧脱水を実施する。この加圧で、排水距離を短縮することに加え、発生する過剰間隙水圧により、フレキシブルコンテナバッグの中心付近に位置する土砂内の水分が排水材内に吸引される。そして、吸収された水分は、その排水材内をフレキシブルコンテナバッグの内面(排水側)までバイパス誘導され、さらにフレキシブルコンテナバッグを透水して外部に排水される。ここでの排水は、加圧と排水材で排水側へバイパスすることにより、土砂内からの脱水を促進する。一方、フレキシブルコンテナバッグの中心よりも外周部分側にある土砂内の水分も、加圧作用を受けて土砂内から自力で染み出て、フレキシブルコンテナバッグの内面又は排水材まで進み、さらにフレキシブルコンテナバッグを透水して外部に排水される。これにより、フレキシブルコンテナバッグ内の土砂全体の内部まで略均一に脱水し、土砂内に含まれる水分の除去時間を短縮することが可能になる。また、フレキシブルコンテナバッグ及び土砂を容器の形状に倣って成形することができるので、土砂の入ったフレキシブルコンテナバッグを容易に定型の形状にすることができる。さらに、加圧を垂直方向に加えることにより、土砂の水分を排水材を介して水平方向に円滑に排出することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の脱水方法において、前記排水材を、前記フレキシブルコンテナバッグの中間に複数個、それぞれ高さ方向に離して配置してなる、フレキシブルコンテナバッグの脱水方法を提供する。
この方法によれば、フレキシブルコンテナバッグ内で、その高さ方向に離して配置された複数個の排水材を介して、フレキシブルコンテナバッグ内における土砂全体の脱水処理を、効果的に行うことができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の脱水方法において、前記排水材は、生分解性材料で形成されている、フレキシブルコンテナバッグの脱水方法を提供する。
この方法によれば、生分解性材料で形成されている排水材を使用することで、例え排水材を土砂と共に廃棄しても、経年後には土中の微生物の働きにより生分解されて土中に溶けて混じり合い、排水材を自然消滅させることができる。これにより、自然環境に寄与できる。
本発明によれば、フレキシブルコンテナバッグに収容した土砂の全体を内部まで略均一に脱水することができる。また、土砂に含まれる水分の除去時間を短縮することが可能になり、短期間で脱水処理が可能になる。
本発明に係るフレキシブルコンテナバッグの脱水方法を実施するために使用する脱水処理装置の概要説明図で、(a)は土砂に荷重を加える前の状態を示す図、(b)は土砂に荷重を加えた後の状態を示す図である。 図1に示した脱水処理装置で使用するフレキシブルコンテナバッグの一例を概略的に示す斜視図である。 図2に示したフレキシブルコンテナバッグにおいて、排水材の取付構造を説明する斜視図。 図2に示したフレキシブルコンテナバッグの作用を説明する縦断面図である。 図2に示したフレキシブルコンテナバッグの作用を説明する図4のA−A線断面図である。 図2に示したフレキシブルコンテナバッグにおける排水材の取付構造の一変形例を説明する斜視図である。 従来の脱水処理方法の問題点を説明する図で、(a)は水平断面が円形をした円筒状のフレキシブルコンテナバッグの場合、(b)は水平断面が四角形をした角形筒状のフレキシブルコンテナバッグの場合である。
本発明はフレキシブルコンテナバッグ内に詰めこんだ土砂等の収容物の脱水処理を、フレキシブルコンテナバッグ内均一に、素早く、かつ、確実に行うことができるフレキシブルコンテナバッグの脱水方法を提供するという目的を達成するために、透水性を有する柔軟な袋体であるフレキシブルコンテナバッグ内に詰められ収容された土砂に荷重を加えて水分を取り除く、フレキシブルコンテナバッグの脱水方法であって、前記フレキシブルコンテナバッグ内に水分を吸引可能なプラスチック製で帯状に形成された排水材を前記フレキシブルコンテナバッグの中心付近を通るように略水平に、かつ、平面視において少なくとも長手方向の一端側が前記フレキシブルコンテナバッグの内面と隣接し、長手方向の他端側が前記フレキシブルコンテナバッグ内に配置され、前記フレキシブルコンテナバッグを少なくとも外周からの排水が可能な容器内に収容し、前記荷重を垂直方向に加えて前記水分を前記排水材を介して水平方向に排出することで脱水処理をすることにより実現した。
以下、本発明に従うフレキシブルコンテナバッグの脱水方法の一実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する
図1は本発明に係るフレキシブルコンテナバッグの脱水方法を実施するために使用する脱水処理装置の概要説明図であり、(a)は土砂に荷重を加える前の状態を示す図、(b)は土砂に荷重を加えた後の状態を示す図である。
図1において、脱水処理装置10は、水分を含む土砂14を収納するフレキシブルコンテナバッグ11を容器12内に収納し、その容器12内に収容されたフレキシブルコンテナバッグ11の上方から錘板13で土砂14の全体に荷重Pを加えた状態で放置して、脱水を行うものである。その脱水処理装置10は、容器12と、その容器12内に配置されるフレキシブルコンテナバッグ11と、錘板13とを備えている。
なお、ここでの土砂14とは、高含水の粘性土(例えば、道路側溝等のさらえ土や、湿式分級処理後の細粒分等)や細粒分含有率の高い土砂、砂利等を含む、広い意味での土砂を指す。
前記容器12は、図2に示すように、フレキシブルコンテナバッグ11の外形状に合わせて、円筒形又は角形筒状に形成(本実施例は円筒形)されている。また、上面側はフレキシブルコンテナバッグ11及び錘板13の出し入れを可能にするのに開口されている。さらに詳述すると、容器12は、周面12aがパンチングメタル、底面12bがメッシュパレットで各々形成されており、その周面12a及び底面12bのいずれからも排水が可能な構造になっている。
前記フレキシブルコンテナバッグ11は、例えばポリプロピレン製の繊維で編まれたメッシュ生地で柔軟な袋体として作られている。そのフレキシブルコンテナバッグ11は、周面11aと底面11bとを有して、上面が開口した有底円筒形又は有底角形筒状の袋体として形成(本実施例は円筒形)されている。そして、フレキシブルコンテナバッグ11の周面11a及び底面11bは透水性を有し、その周面11a及び底面11bでは土砂14に含まれる水分だけを通過させ、土砂14自体はフレキシブルコンテナバッグ11内に残すようになっている。
さらに詳述すると、フレキシブルコンテナバッグ11は、図2に示すように、周面11a及び底面11bの外面側に、その周面11aと底面11bに渡って連続した状態で取り付けられてなる1対の吊り紐15、15が設けられている。一方、周面11aの内面側には、帯状をした排水材16をそれぞれ取り付けるための、2対(17aと17a、17bと17b)の排水材取付片が取り付けられている。その排水材取付片17a、17a及び17b、17bは、それぞれ互いに180度離れて対向配置されている。また、排水材取付片17a、17aと排水材取付片17b、17bは、互いにフレキシブルコンテナバッグ11の高さ方向に所定寸法だけ離して設けられている。
なお、排水材取付片(17a、17a、17b、17b)及び排水材16は、共に水分を吸収可能な繊維材で形成されている。また、少なくとも排水材16は、生分解性材料(「生分解性プラスチック」とも言う)で形成されたプラスチックボードドレーンであり、例え、その排水材16を土砂14と共に廃棄しても、経年後には土中の微生物の働きによって生分解されて土中に溶けて混じり合い、排水材16を自然消滅させることができるようになっている。
そして、排水材16は、対向する1対の排水材取付片17a、17a又は排水材取付片17b、17bに取り付けられると、図4及び図5に示すように、一端側が片側の排水材取付片17a又は17bを介してフレキシブルコンテナバッグ11の内面(周面11a)と隣接し、他端側がフレキシブルコンテナバッグ11の中心付近を通って、反対側の排水材取付片17a又は17bを介してフレキシブルコンテナバッグ11の内面(周面11a)と隣接するようにして、底面11bに対し略水平に配置される。なお、1対の排水材取付片17a、17aに対する排水材16の取り付け、又は、排水材取付片17b、17bに対する排水材16の取り付けは、フレキシブルコンテナバッグ11の上側から錘板13を載せ、該錘板13によりフレキシブルコンテナバッグ11と土砂14を押圧した祭に、排水材16が排水材取付片17a、17a、17b、17bから外れないように、例えば図3に示すようにホッチキス止め等により取り付けられる。なお、図3中に示す符号18は、ホッチキス止めした針である。
前記錘板13は、容器12の開口に入る大きさの形状で、本実施例では円板形に形成されている。その錘板13には、吊り用のフック13aが設けられている。そして、土砂14の入ったフレキシブルコンテナバッグ11は、容器12の内側の形状と同じ円柱体に整形される。
次に、このように構成された脱水処理装置10を使用して水分を含む砂利等である土砂14の脱水処理をする方法を説明する。
まず、排水材16と、排水材16が取り付けられていないフレキシブルコンテナバッグ11と、容器12と、錘板13がそれぞれ用意される。
次いで、容器12内にフレキシブルコンテナバッグ11を配置する。なお、フレキシブルコンテナバッグ11を容器12内にセットするタイミングは、以下に説明する、水分を含む土砂14及び排水材16の取り付けが全て終わった後に配置される場合もある。そして、フレキシブルコンテナバッグ11による土砂14の処理では、まず、そのフレキシブルコンテナバッグ11内に水分を含む土砂14を、1対の排水材取付片17a、17aの高さ位置となるまで投入する。土砂14が1対の排水材取付片17a、17aの高さ位置まで入ったら、排水材16の両端をそれぞれ1対の排水材取付片17a、17aに固定して略水平に取り付ける。
また、1対の排水材取付片17a、17aに対する排水材16の取り付けが終わったら、再びフレキシブルコンテナバッグ11内に土砂14を、1対の排水材取付片17b、17bの高さ位置となるまで投入する。土砂14が、1対の排水材取付片17b、17bの高さ位置まで入ったら、別途用意された排水材16の両端をそれぞれ、1対の排水材取付片17b、17bに固定して略水平に取り付ける。
また、1対の排水材取付片17b、17bに対する排水材16の取り付けが終わったら、再び容器12内に土砂14を所定の高さ位置まで投入し、その後、フレキシブルコンテナバッグ11の上部開口を閉じる。
フレキシブルコンテナバッグ11の上部開口が閉じられたら、容器12内においてフレキシブルコンテナバッグ11の上側から錘板13を載せ、フレキシブルコンテナバッグ11と土砂14を錘板13で押圧する。すなわち、フレキシブルコンテナバッグ11と土砂14を錘板13の重みで加圧する。図1(a)は、加圧の初期状態を示している。
また、錘板13による加圧が継続すると、フレキシブルコンテナバッグ11内の水分を含有する土砂14は、その加圧で発生する過剰間隙水圧により、フレキシブルコンテナバッグ11の中心よりも外周部分側にある土砂14a内の水分は、フレキシブルコンテナバッグ11の周面11a及び底面11b側へ染み出るようにして、該フレキシブルコンテナバッグ11の周面11a又は底面11bまで進む。また、さらにフレキシブルコンテナバッグ11を透水して外部に排水される。その排出された水は、さらに容器12より滲出水として外部に排出される。なお、図1の(b)で、容器12内に示すドットは、容器12の周面12a、底面12bを通って滲出水が外部に排出される状態を模式的に示している。
一方、図4及び図5に示すように、フレキシブルコンテナバッグ11の中心部分側にある土砂14b内の水分は、フレキシブルコンテナバッグ11内に取り付けられた排水材16に吸水されて集められ、さらに排水材16内を伝わってフレキシブルコンテナバッグ11の排水材取付片17a、17a、17b、17b及び周面11aまでバイパス誘導される。なお、図4及び図5中に示す矢印は水分の流れを示しており、排水材16でバイパス誘導された水分は、さらにフレキシブルコンテナバッグ11を透水して外部に排出される。その排出された水は、さらに容器12より滲出水として外部に排出される。
これにより、フレキシブルコンテナバッグ11内の土砂14の全体を、その内部まで略均一に脱水することができ、土砂14に含まれる水分の除去時間を短縮することが可能になる。図1(b)は、このようにして脱水処理が進行した後の状態を示している。
また、脱水処理が終了したら、錘板13をフレキシブルコンテナバッグ11の上から取り除き、さらにフレキシブルコンテナバッグ11を土砂14と共に容器12内から取り出す。そして、土砂14が入れられたフレキシブルコンテナバッグ11ごと取り出して所定の位置に移動すると、作業が終了する。
したがって、この脱水方法によれば、フレキシブルコンテナバッグ11内の土砂14全体を内部まで略均一に脱水することができる。また、土砂14に含まれる水分の除去時間を短縮することが可能になり、短期間で脱水処理が可能になる。
なお、フレキシブルコンテナバッグ11内において、土砂14に埋め込んだ状態で取り付ける排水材16の設置数及び設置間隔は、フレキシブルコンテナバッグ11の大きさ及び土砂14の種類によっても異なるもので、任意に設定される。
また、排水材16は、その両端を排水材取付片17aと17a、17bと17bに各々固定する構造を開示したが、平面視において、一端側だけを排水材取付片17a、17bに固定し、他端側はフレキシブルコンテナバッグ11の中心付近を通るようにして、略水平に配置させてなる構造にしてもよい。
また、図6に示すように、排水材取付片17a、17aと17b、17bを互いに90度変位させて設け、排水材取付片17a、17aに取り付けられる排水材16と、排水材取付片17b、17bに取り付けられる排水材16とを、互いにクロスするように設けてもよい。
さらに、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明は、土砂以外の脱水処理を行う作業にも応用できる。
10 脱水処理装置
11 フレキシブルコンテナバッグ
12 容器
12a 周面
12b 底面
13 錘板
13a 吊り用のフック
14 土砂
14a 外周部分側の土砂
14b 中心付近部分側の土砂
15 吊り紐
16 排水材
17a〜17b 排水材取付片
18 針
P 荷重

Claims (3)

  1. 透水性を有する柔軟な袋体であるフレキシブルコンテナバッグ内に詰められ収容された土砂に荷重を加えて水分を取り除く、フレキシブルコンテナバッグの脱水方法であって、
    前記フレキシブルコンテナバッグ内に水分を吸引可能なプラスチック製で帯状に形成された排水材を前記フレキシブルコンテナバッグの中心付近を通るように略水平に、かつ、平面視において少なくとも長手方向の一端側が前記フレキシブルコンテナバッグの内面と隣接し、長手方向の他端側が前記フレキシブルコンテナバッグ内に配置され、前記フレキシブルコンテナバッグを少なくとも外周からの排水が可能な容器内に収容し、前記荷重を垂直方向に加えて前記水分を前記排水材を介して水平方向に排出することで脱水処理をすることを特徴とするフレキシブルコンテナバッグの脱水方法。
  2. 前記排水材を、前記フレキシブルコンテナバッグ内に複数個、それぞれ高さ方向に離して配置してなる、ことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルコンテナバッグの脱水方法。
  3. 前記排水材は、生分解性材料で形成されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブルコンテナバッグの脱水方法。
JP2018010426A 2018-01-25 2018-01-25 フレキシブルコンテナバッグの脱水方法 Active JP6438606B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018010426A JP6438606B2 (ja) 2018-01-25 2018-01-25 フレキシブルコンテナバッグの脱水方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018010426A JP6438606B2 (ja) 2018-01-25 2018-01-25 フレキシブルコンテナバッグの脱水方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015207719A Division JP6298029B2 (ja) 2015-10-22 2015-10-22 フレキシブルコンテナの脱水方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018094556A JP2018094556A (ja) 2018-06-21
JP6438606B2 true JP6438606B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=62634147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018010426A Active JP6438606B2 (ja) 2018-01-25 2018-01-25 フレキシブルコンテナバッグの脱水方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6438606B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0616204A (ja) * 1992-06-29 1994-01-25 Denki Kagaku Kogyo Kk 生ゴミの脱水方法及びそれに用いる生ゴミ脱水器
JPH10156107A (ja) * 1996-11-29 1998-06-16 Teruo Takei 脱水装置
JP2001201254A (ja) * 2000-01-13 2001-07-27 Hayamizugumi:Kk 脱水装置と脱水方法
JP2002030646A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Penta Ocean Constr Co Ltd 生分解性ドレーン材を使用した水平ドレーン工法
JP2004332322A (ja) * 2003-05-06 2004-11-25 Kansai Mc Lease Kk 土砂収納容器
JP2005052755A (ja) * 2003-08-05 2005-03-03 Toa Harbor Works Co Ltd 土砂の脱水方法と脱水袋
JP4533207B2 (ja) * 2005-03-28 2010-09-01 芦森工業株式会社 泥土の袋詰め脱水用袋及び袋詰め脱水処理方法
JP2012091088A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Toyota Motor Corp 脱水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018094556A (ja) 2018-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4749479A (en) Apparatus for separation of liquids and solids using fabrics
US4752402A (en) Settling pond separation using permeable fabric and weighting
JP2012112103A (ja) 軟弱地盤の改良工法
JP6438606B2 (ja) フレキシブルコンテナバッグの脱水方法
JP6298029B2 (ja) フレキシブルコンテナの脱水方法
EA017033B1 (ru) Ленточное фильтровальное устройство
JP6391150B2 (ja) 盛土併用真空圧密工法
JP5887637B2 (ja) 含水土の減量化方法
JP3240478B2 (ja) 液体含有固形物の充填、脱水および搬送用の袋
JP2016185538A (ja) 容積減少方法及び装置
JP6249560B2 (ja) 地盤改良工法およびドレーン材
WO2012131772A1 (ja) 軟弱地盤の改良工法
JP5869379B2 (ja) 真空圧密工法
NL2010129C2 (nl) Werkwijze voor het ontwateren van slibachtig materiaal, alsmede ontwaterinrichting en scherminrichting voor de werkwijze.
KR102576069B1 (ko) 다단 형태에 의한 형상 유지형 걸이식 직육면체 백
JP7287817B2 (ja) 泥状物処理具および泥状物の処理方法
JP2021159790A (ja) 脱水装置
RU129097U1 (ru) Отстойник для ила и осадков сточных вод
JPH09217378A (ja) 高含水比粘性土の袋詰脱水処理方法
RU2579132C2 (ru) Обезвоживающий контейнер для отходов расчистки водоемов (варианты)
JP5865061B2 (ja) 浸透水の浄化装置
JPS63210309A (ja) 軟弱地盤改良用ドレ−ン工法
JPH04326999A (ja) 泥土の脱水方法
JP2006348590A (ja) 含水比低下装置および含水比低下方法
JPH0634413Y2 (ja) ファイバードレーン

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180330

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180802

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6438606

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250