JP6438373B2 - 光ファイバ側方入出力装置及び光ファイバ側方入出力方法 - Google Patents
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Description
[式]
P=(1/2π)z√A
ここでzはレンズの長さであり、√Aは屈折率分布定数で単位は長さの逆数である。
先端に光軸を一致させた屈折率分布型レンズが融着され、前記曲げ部に前記屈折率分布型レンズが近接され、前記屈折率分布型レンズを介して前記曲げ部に入射光を入射し、前記曲げ部から漏洩する漏洩光を前記屈折率分布型レンズで受光することが可能な入出力用光ファイバと、
前記曲げ部と前記屈折率分布型レンズとの間に設けられ、前記曲げ部における前記主光ファイバの接線方向と前記入射光及び前記漏洩光の光軸とに垂直な方向に前記入射光及び前記漏洩光のビーム径を拡張する光学系と、
を備える。
先端に屈折率分布型レンズを融着した入出力用光ファイバを前記曲げ部に近接し、前記屈折率分布型レンズを介して前記曲げ部に入射光を入射し、前記曲げ部から漏洩する漏洩光を前記屈折率分布型レンズで受光するときに、
前記曲げ部と前記屈折率分布型レンズとの間に光学系を設け、前記曲げ部における前記主光ファイバの接線方向と前記入射光及び前記漏洩光の光軸とに垂直な方向に前記入射光及び前記漏洩光のビーム径を拡張することを特徴とする。
前記入出力用光ファイバは、前記光ファイバ心線にそれぞれ対応して並列しているファイバアレイであり、
前記光学系は、1つであり、複数の前記入出力用光ファイバの光軸に共通とすることができる。
前記入出力用光ファイバをマルチモードで伝搬された前記漏洩光をマルチモードファイバを介して受光する光受信器と、
シングルモードファイバと接続され、前記入射光を前記シングルモードファイバへ出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源からの前記入射光をシングルモードで伝搬するように前記入出力用光ファイバに結合し、前記入出力用光ファイバからの前記漏洩光を前記マルチモードファイバへ結合する波長合分波部と、
をさらに備える。
図5は、本実施形態の光ファイバ側方光入出力装置301を説明する図である。光ファイバ側方光入出力装置301は、曲げ部11が形成された主光ファイバ101に対して曲げ部11を介して光を入出力する光ファイバ側方入出力装置であって、
先端に光軸を一致させた屈折率分布型レンズ13が融着され、曲げ部11に屈折率分布型レンズ13が近接され、屈折率分布型レンズ13を介して曲げ部11に入射光を入射し、曲げ部11から漏洩する漏洩光を屈折率分布型レンズ13で受光することが可能な入出力用光ファイバ102と、
曲げ部11と屈折率分布型レンズ13との間に設けられ、曲げ部11における主光ファイバ101の接線方向と前記入射光及び前記漏洩光の光軸とに垂直な方向に前記入射光及び前記漏洩光のビーム径を拡張する光学系14と、
を備える。
入出力用光ファイバ102はそれぞれ個別の通信用レーザ光源や受光用フォトダイオードにも接続されている(図示せず)。通信用レーザ光源からの通信光は光ファイバのコア(直径10μm程度)を経由して屈折率分布型円筒レンズ13に入り、該レンズ内にてモードフィールドが100μm程度に広がる。その後、入出力用光ファイバ102の光軸に直交する方向に配置した縦方向集光用円筒レンズ(光学系14)に入る。縦方向集光用円筒レンズでは、ファイバ曲げ平面内に沿った方向のみが集光され、ファイバ曲げ平面内に垂直な方向には集光されない。図6(a)は曲げ平面に対して水平方向から見た図であり、縦方向集光用屈折率分布型レンズによってビームが曲げ部11へ集光されている。一方、図6(b)は曲げ平面内から見た図6であり、縦方向集光用レンズを経由してもビームは集光されてない。このように、曲げ平面内に沿った方向にのみ集光することによって楕円ビームが形成される。
実施形態1では主光ファイバ101へ信号光の入射における位置トレランスの緩和の効果を説明した。本実施形態では、図8を用いて入出力用ファイバ102が信号光を受光する場合を説明する。
入出力用光ファイバ102の光ファイバ12をマルチモードで伝搬された漏洩光をマルチモードファイバ24を介して受光する光受信器28と、
シングルモードファイバ21と接続され、入射光をシングルモードファイバ21へ出射するレーザ光源27と、
レーザ光源(LD)27からの入射光をシングルモードで伝搬するように入出力用光ファイバ102の光ファイバ12に結合し、入出力用光ファイバ102の光ファイバ12からの漏洩光をマルチモードファイバ24へ結合する波長合分波器29と、
をさらに備える。
光ファイバ側方光入出力装置301は、それぞれの入出力用光ファイバ102を配置する複数のファイバ用V溝、及びそれぞれの前記ファイバ用V溝と直角に交わり、円筒レンズを配置する1つの円筒レンズ用V溝を有するファイバアレイ基板15をさらに備えることが好ましい。
以下は、本実施形態の光ファイバ側方光入出力装置を説明したものである。
(目的)
従来の光ファイバ側方光入出力装置は、テープファイバのコアの位置ずれに対応するためビーム径を広げて位置許容性を広げると光強度が低下して結合効率が低下するというトレードオフの関係にあった。そこで、本発明は、上記トレードオフを解消して結合効率を維持しつつテープファイバのコアの位置ずれに対応できる光ファイバ側方光入出力装置を提供することを目的とする。
この発明によれば以下のような作用効果が呈せられる。
集光ビームを楕円形にすることによって位置許容性が必要な方向のみ拡大して位置ずれによる光結合効率低下をふせぎ、位置ずれが発生せず位置許容性が不要な方向には拡大せずに光結合効率を確保することができる。すなわちこの発明の各観点によれば、プローブとの光結合効率を高く保持できる側方光入出力装置を提供することができる。
12:光ファイバ
13:屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)
14:光学系(円筒レンズ)
15:ファイバアレイ基板
21:シングルモードファイバ
24:マルチモードファイバ
26:反射フィルタ
27:LD
28:APD
29:波長合分波器
42、43:V溝
46:薄板
101:主光ファイバ
102:入出用ファイバ
104:波長合分波部
301:光ファイバ側方光入出力装置
Claims (8)
- 曲げ部が形成された主光ファイバに対して前記曲げ部を介して光を入出力する光ファイバ側方入出力装置であって、
先端に光軸を一致させた屈折率分布型レンズが融着され、前記曲げ部に前記屈折率分布型レンズが近接され、前記屈折率分布型レンズを介して前記曲げ部に入射光を入射し、前記曲げ部から漏洩する漏洩光を前記屈折率分布型レンズで受光する入出力用光ファイバと、
前記曲げ部と前記屈折率分布型レンズとの間に設けられ、前記曲げ部における前記主光ファイバの接線方向と前記入射光及び前記漏洩光の光軸であるx方向とに垂直なy方向に前記入射光及び前記漏洩光のビーム径を集光せず、x方向とy方向とに垂直なz方向に前記入射光を集光する光学系と、
を備え、
前記主光ファイバは、複数の光ファイバ心線が並列するテープファイバであり、
前記入出力用光ファイバは、前記光ファイバ心線にそれぞれ対応して並列しているファイバアレイであることを特徴とする光ファイバ側方光入出力装置。 - 前記光学系は、y方向に平行な中心軸を有する円筒レンズであることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ側方光入出力装置。
- 前記円筒レンズは、屈折率分布型レンズであることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバ側方光入出力装置。
- 前記光学系は、1つであり、複数の前記入出力用光ファイバの光軸に共通していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光ファイバ側方光入出力装置。
- それぞれの前記入出力用光ファイバを配置する複数のファイバ用V溝、及びそれぞれの前記ファイバ用V溝と直角に交わり、前記円筒レンズを配置する1つの円筒レンズ用V溝を有するファイバアレイ基板をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバ側方光入出力装置。
- 前記入出力用光ファイバは、中心から表面に向けてコアの屈折率が階段状のプロファイルであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光ファイバ側方光入出力装置。
- 前記入出力用光ファイバをマルチモードで伝搬された前記漏洩光をマルチモードファイバを介して受光する光受信器と、
シングルモードファイバと接続され、前記入射光を前記シングルモードファイバへ出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源からの前記入射光をシングルモードで伝搬するように前記入出力用光ファイバに結合し、前記入出力用光ファイバからの前記漏洩光を前記マルチモードファイバへ結合する波長合分波部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバ側方光入出力装置。 - 曲げ部が形成された主光ファイバに対して前記曲げ部を介して光を入出力する光ファイバ側方入出力方法であって、
先端に屈折率分布型レンズを融着した入出力用光ファイバを前記曲げ部に近接し、前記屈折率分布型レンズを介して前記曲げ部に入射光を入射し、前記曲げ部から漏洩する漏洩光を前記屈折率分布型レンズで受光するときに、
前記曲げ部と前記屈折率分布型レンズとの間に光学系を設け、前記曲げ部における前記主光ファイバの接線方向と前記入射光及び前記漏洩光の光軸であるx方向とに垂直なy方向に前記入射光及び前記漏洩光のビーム径を集光せず、x方向とy方向とに垂直なz方向に前記入射光を集光する
前記主光ファイバが、複数の光ファイバ心線が並列するテープファイバであり、
前記入出力用光ファイバが、前記光ファイバ心線にそれぞれ対応して並列しているファイバアレイであることを特徴とする光ファイバ側方入出力方法。
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