JPH1152167A - 光ファイバへの光入射方法および光カプラ - Google Patents

光ファイバへの光入射方法および光カプラ

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JPH1152167A
JPH1152167A JP9209281A JP20928197A JPH1152167A JP H1152167 A JPH1152167 A JP H1152167A JP 9209281 A JP9209281 A JP 9209281A JP 20928197 A JP20928197 A JP 20928197A JP H1152167 A JPH1152167 A JP H1152167A
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light emitting
tape
clamp member
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Isao Kuroda
功 黒田
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HAKUTORONIKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ形光ファイバ心線内の所望の光ファイ
バ素線に対して高効率での光入射を確実に行う。 【解決手段】 テープ形光ファイバ心線1の一部は、互
いに補完的な形状の湾曲クランプ面を有する上側および
下側クランプ部材2、3間に挟持されて湾曲部分12を
形成する。光出射手段13が、その光軸14が湾曲部分
12とわずかな角度で交差するように配置される。光出
射手段13から光ファイバ心線1内の選択された一本の
光ファイバ素線へ向けて光が出射される。光ファイバ心
線1で反射された光は受光手段16によって受けられ
る。受光手段16は、湾曲部分12を間に、光出射手段
13と対向する位置に設けられる。光出射手段13は、
装架ブロック15とともに、光ファイバ心線1の横方向
に沿って移動可能である。光出射手段13の横方向移動
に伴い、受光手段16で測定される受光パワーも変動す
る。受光パワーが最大値を示したときの光出射手段13
の位置が、光入射効率が最大となる光出射位置として決
定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの中間
点において、該光ファイバを切断することなく該光ファ
イバ内へと光を入射する方法、および該方法の実施に用
いられる光カプラに関する。
【0002】
【従来の技術】単一の光ファイバ素線の中間の一部を上
下方向に曲げて湾曲部分を形成し、該湾曲部分にわずか
な角度で交差する方向に沿って光を出射することにより
光ファイバ素線内に光を入射する方法、および該方法の
実施に用いられる光カプラは知られている(特願平5−
5785号(特開平6−214172号公報))。かか
る光入射方法および光カプラは、光ファイバを切断する
ことなく、該光ファイバの中間点から光伝送を行うこと
ができる点で優れている。
【0003】しかしながら、上記特開平6−21417
2号公報に開示された光入射技術を、テープ形光ファイ
バ心線内のそれぞれの光ファイバ素線への光入射に適用
しようとした場合、十分に高い光入射効率を得ることは
難しいであろう。なぜなら、複数の光ファイバ素線を横
方向一列に並べて有するテープ形光ファイバ心線は、規
格の幅寸法公差が大きいので(8芯テープ心線の場合、
JISで+0.2mm、−0.15mm)、テープ形光
ファイバ心線の外形を基準とした位置決めを行っても、
光出射手段の光軸と所望の光ファイバ素線との間の厳密
な整合性を確保することができないからである。
【0004】また、テープ形ファイバ心線には、素線の
数に関して言えば、2芯、4芯、8芯、12芯というよ
うに多様なタイプがあり、異なるタイプのテープ形ファ
イバ心線のいずれにも適用可能な光カプラが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明が解決し
ようとする課題は、テープ形光ファイバ心線内の所望の
光ファイバ素線に対して高効率での光入射を確実に行う
ことができるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、複数の光ファイバ素線を横方向一
列に並べて有するテープ形光ファイバ心線の一部を上下
方向に曲げて湾曲部分を形成し、該湾曲部分にわずかな
角度で交差する方向に沿って、前記テープ形光ファイバ
心線内の選択された一本の光ファイバ素線へ向けて外部
の光出射位置から光を出射することにより、前記選択さ
れた一本の光ファイバ素線内に光を入射する、光ファイ
バへの光入射方法であって、前記光出射位置から出射さ
れて前記テープ形光ファイバ心線で反射した光を受け、
その受けた光のパワーを測定し、前記光出射位置を前記
テープ形光ファイバ心線の横方向に沿って変えながら、
それに伴う受光パワーの変動を監視し、前記受光パワー
が最大値を示すときの光出射位置を、前記選択された一
本の光ファイバ素線内への光入射効率が最大となる光出
射位置として決定すること、を特徴とする光ファイバへ
の光入射方法が提供される。
【0007】また、本発明によれば、複数の光ファイバ
素線を横方向一列に並べて有するテープ形光ファイバ心
線の選択された一本の光ファイバ素線内に光を入射させ
るための光カプラであって、前記テープ形光ファイバ心
線の一部を挟持して湾曲部分に形成すべく、互いに補完
的な形状の湾曲クランプ面を有する上側クランプ部材お
よび下側クランプ部材と、前記湾曲部分にわずかな角度
で交差する光軸を有する光出射手段と、該光出射手段か
ら前記選択された一本の光ファイバ素線へ向けて出射さ
れて前記テープ形光ファイバ心線で反射された光を受け
るべく、前記湾曲部分を間に前記光出射手段と対向する
位置に設けられた受光手段と、前記光出射手段を前記テ
ープ形光ファイバ心線の横方向に沿って移動させること
のできる駆動手段と、該駆動手段によって前記光出射手
段が前記テープ形光ファイバ心線の横方向に沿って位置
を変えられるに伴って変化する、前記受光手段によって
受けられた光のパワーを測定するための受光パワー測定
手段と、該受光パワー測定手段によって測定された受光
パワーの値を表示するための表示手段と、を備えてなる
光カプラも提供される。
【0008】前記下側クランプ部材を、前記光出射手段
に対して固定されたものとし、前記上側クランプ部材
を、前記下側クランプ部材に対して上下動可能なものと
し、該上側クランプ部材の上下動により前記テープ形光
ファイバ心線を解放可能に挟持できるようにした場合に
おいて、厚さの異なるテープ形光ファイバ心線に対応す
べく、前記上側クランプ部材の下死点位置を調節可能な
ストッパ手段をさらに備えるようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による光入射方法
を実施するための光カプラの一実施例の内部を示す断片
図、図2は該光カプラの外観を示す正面図である。図3
には、本発明の適用対象となるテープ形光ファイバ心線
1の横断面図が示され、図4には該テープ形光ファイバ
心線1と上側クランプ部材2および下側クランプ部材3
との関連配置が断片断面図で示されている。
【0010】本発明が対象としているのは、前述した特
開平6−214172号公報で対象とされている単一の
光ファイバ素線ではなく、図3に示すような、複数の光
複数の素線4、4a、4b、4cを横方向一列に並べて
有するテープ形光ファイバ心線1である。図3では、4
芯のものを示したが、他に2芯、8芯、12芯などのタ
イプがある。本発明は、これらのいずれのタイプのテー
プ形光ファイバ心線であっても、その内部の個々の光フ
ァイバ素線に対して、光出射手段により高効率で光を入
射できるようにしようとするものである。
【0011】光ファイバを切断せずに該光ファイバの中
間部から光を入射させるための、本発明の基礎となる原
理は、前述した特開平6−214172号公報に開示さ
れているものと同様である。図面を参照しながら、その
概要を説明する。中間部から光伝送を行おうとする光フ
ァイバ(本発明ではテープ形光ファイバ心線)1は、そ
の中間部を光カプラ5の上側クランプ部材2と下側クラ
ンプ部材3との間で挟持される。上側クランプ部材2お
よび下側クランプ部材3は、それぞれ互いに補完的な形
状の湾曲クランプ面6および7を対向位置に有してい
る。下側クランプ部材3は、光を透過させるべく、透明
なプラスチック材料等で作られる。
【0012】下側クランプ部材3は光カプラ5の本体に
固定されているが、上側クランプ部材2は、下側クラン
プ部材3に対して上下動可能である。上側クランプ部材
2は、下側クランプ部材3の背面を上から下へと回るよ
うにして下方に延びる、ほぼC字形のプロフィールを有
する部材である。上側クランプ部材2は、その下端部2
aがレバー8の作用アーム9の端部上に当接するよう、
下方にバネ付勢されている。レバー8は、軸10により
光カプラ5の本体に枢着されており、作用アーム9と反
対側に、使用者によって操作可能な操作アーム11を有
している。
【0013】レバー8の操作アーム11を押すことによ
り、上側クランプ部材2はバネ付勢力に抗して上昇せし
められ、図4に示すように湾曲クランプ面6および7間
に間隙が生ずる。この間隙内にテープ形光ファイバ心線
1の中間部を配置し、レバー8の操作アーム11を押圧
していた力を解除すると、光ファイバ心線1は湾曲クラ
ンプ面6および7間に挟持される。光ファイバ心線1
は、湾曲クランプ面6、7にならうように上下方向に曲
げられ、湾曲部分12を形成する。
【0014】湾曲クランプ面6、7の曲率は、湾曲部分
12内の光ファイバ素線4ないし4cが「曲がり損失」
現象を起こしてコア内部を伝搬する光の一部が外部へと
放射される程度とされる。本発明の基礎となる原理は、
この「曲がり損失」現象における光の外部への放射と逆
方向となるよう、外部から光ファイバ素線へ向けて光を
出射することにより、光ファイバ素線内に光を入射させ
ることにあるからである。前述した特開平6−2141
72号公報に開示されているように、湾曲部分12にマ
イクロベンディングを生じさせるべく、湾曲クランプ面
6および7に微小な凹凸を形成してもよい。
【0015】光伝送を行うべく、光ファイバ素線内に光
を入射させるための光出射装置13が光カプラ5内に配
置される。光出射装置13の光軸14は、湾曲部分12
が含まれる面、すなわち図1の紙面内において、湾曲部
分12に対してわずかな角度で交差する方向に向けられ
ている。したがって、光出射装置13から湾曲部分12
内の光ファイバ素線4ないし4cのうちの選択された一
本に向けて出射された光は、「曲がり損失」現象におけ
る外部への光放射と同じ原理により、該選択された一本
の光ファイバ素線内に入射される。以上の記載により、
本発明の基礎となる原理および基礎となる構成が理解さ
れよう。
【0016】前述したように、JISではテープ形光フ
ァイバ心線の規格の幅寸法公差が大きいので(8芯テー
プ心線で+0.2mm、−0.15mm)、テープ形光
ファイバ心線の外形を基準として光ファイバ素線4ない
し4cのいずれかと光出射装置13の光軸14との間の
厳密な整合性を確保することができない。この厳密な整
合性が達成されたとき、光出射手段から所望の光ファイ
バ素線内へと高い入射効率で光が入射されることは言う
までもない。
【0017】本発明の特徴は、光出射装置13の光軸1
4と光ファイバ素線4ないし4cとの間の厳密な整合性
を得るに当たって、どこかに正確な外形寸法基準点を求
めるのでなく、光の入射を行うその場で光入射効率の良
否を判定できる構成を与えたことにある。
【0018】この光入射効率の良否判定を可能にする構
成手段の一つが、光出射装置13を装架して光軸14に
直交する水平方向、すなわちテープ形光ファイバ心線1
の横方向に移動可能な装架ブロック15と該ブロック1
5を該方向に移動させる移動手段(図示せず)とからな
る光出射装置駆動手段である。移動手段としては、例え
ばピニオンおよびラックを用いた機構を利用することが
できる。かかる移動手段は、光カプラ5の外部から操作
可能な調整ダイヤル17とリンクさせることができる。
【0019】光入射効率の良否判定を可能にする構成手
段のもう一つは、光出射装置13から光ファイバ素線の
選択された一本へ向けて出射されてテープ形光ファイバ
心線1で反射された光を受ける受光装置16である。受
光装置16は、湾曲部分12を間にして光出射装置13
と対向する位置に配置されている。
【0020】上記移動手段によって、光出射装置13が
装架ブロック15とともにその光軸14に直交する水平
方向位置を変えられるに伴い、受光装置16によって受
けられる光のパワーすなわち受光パワーの強さは変化す
る。受光装置16は、かかる受光パワーの変化を測定す
るための受光パワー測定装置を内蔵することができる。
あるいはまた、かかる受光パワー測定装置は、受光装置
16に連結された、該受光装置16とは別個の装置とし
てもよい。
【0021】受光パワー測定装置によって測定された値
は、光カプラ5の外部から見ることのできる表示部18
にデジタル表示することができる。したがって、調整ダ
イヤル17を操作することにより光出射装置13を移動
させながら、受光装置16が受ける反射光のパワーの変
動を、表示部18を見ながら連続的に監視することがで
きる。
【0022】本発明において、選択された一本の光ファ
イバ素線に対する光入射効率の良否の判定は、該選択さ
れた光ファイバ素線へ向けて出射されてテープ形光ファ
イバ心線1で反射され、受光装置16によって受けられ
た光のパワーすなわち受光パワーの大きさによって行わ
れる。受光パワーが最大値を示すとき、選択された光フ
ァイバ素線内への光入射効率が最大となることが実証さ
れた。その理由として、次のようなことが考えられる。
第1に、「曲がり損失」現象から理解できるように、入
射光量が最大となる状態のときは、ファイバ内から放射
される光量も最大となる状態であるので、受光装置16
が受ける光のパワーは大きくなる。第2に、光入射効率
が最大となるとき、すなわち、光入射装置13の光軸1
4が、選択された光ファイバ素線と厳密に整合したとき
には、該光ファイバ素線により反射された光は、湾曲部
分12のレンズ作用により一定方向への狭範囲の出射と
なって受光装置16へと向かうが、光軸14と光ファイ
バ素線との整合がずれている場合には、光ファイバ素線
により反射される光の量は比較的少なく、また、側方へ
分散されやすい。光軸14と光ファイバ素線との整合が
ずれている場合の反射光は、テープ形光ファイバ心線1
の他の部分により反射されたものが比較的多くなるが、
この反射光は分散するので一定方向に集光されない。
【0023】したがって、受光パワーが最大値を示すと
きの光出射装置13の位置が、選択された光ファイバ素
線内への光入射効率が最大となる位置と認定することが
できる。よって、表示部18を監視しながら、表示部1
8が受光パワーの最大値を示すように調節ダイヤル17
を操作する。その状態で光出射装置13により光伝送を
行えば、高い効率での光入射が実現できる。
【0024】なお、テープ形光ファイバ心線1には厚さ
の異なる数種類があるので、これらのすべてに対応すべ
く、上側クランプ部材2の下死点位置を調節するための
可動ストッパ19を設けることができる。この可動スト
ッパ19は、本実施例においては雄ネジ部材とされる。
ストッパ19を回転させることにより、該ストッパ19
は上下に螺進し、その上端位置を変える。ストッパ19
の上端は、上側クランプ部材2の中間部分に形成された
当接面20に接触し、上側クランプ部材2の下死点を定
める。可動ストッパ19は、光カプラ5の外部のファイ
バ厚調節つまみ21により操作されるようリンクされて
いる。
【0025】
【発明の効果】本発明の光入射方法および光カプラによ
れば、規格の幅寸法公差が大きいテープ形光ファイバ心
線を対象とした場合でも、所望の光ファイバ素線に対し
て最大入射効率で光を入射できる位置を客観的に知るこ
とができる。したがって、高効率での光入射を確実に行
うことができる。
【0026】また、2、4、8、12芯のいずれのテー
プ形光ファイバ心線にも単一の光カプラで対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光入射方法を実施するための光カ
プラの一実施例の内部を示す断片図であり、下部は省略
してある。
【図2】本発明による光カプラの一実施例の外観を示す
正面図。
【図3】本発明の適用対象となるテープ形光ファイバ心
線の一例を示す横断面図。
【図4】テープ形光ファイバ心線と上側クランプ部材お
よび下側クランプ部材との関連配置を示す断片断面図で
あり、下側クランプ部材の下部で断面をとってある。
【符号の説明】
1 テープ形光ファイバ心線、2 上側クランプ部材、
3 下側クランプ部材、4;4a;4b;4c 光ファ
イバ素線、5 光カプラ、6;7 湾曲クランプ面、8
レバー、9 作用アーム、10 軸、11 操作アー
ム、12 湾曲部分、13 光出射装置、14 光軸、
15 装架ブロック、16 受光装置、17 調節ダイ
ヤル、18 表示部、19 可動ストッパ、20 当接
面、21ファイバ厚調節つまみ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ファイバ素線を横方向一列に並
    べて有するテープ形光ファイバ心線の一部を上下方向に
    曲げて湾曲部分を形成し、 該湾曲部分にわずかな角度で交差する方向に沿って、前
    記テープ形光ファイバ心線内の選択された一本の光ファ
    イバ素線へ向けて外部の光出射位置から光を出射するこ
    とにより、前記選択された一本の光ファイバ素線内に光
    を入射する、 光ファイバへの光入射方法であって、 前記光出射位置から出射されて前記テープ形光ファイバ
    心線で反射した光を受け、その受けた光のパワーを測定
    し、 前記光出射位置を前記テープ形光ファイバ心線の横方向
    に沿って変えながら、それに伴う受光パワーの変動を監
    視し、 前記受光パワーが最大値を示すときの光出射位置を、前
    記選択された一本の光ファイバ素線内への光入射効率が
    最大となる光出射位置として決定すること、 を特徴とする光ファイバへの光入射方法。
  2. 【請求項2】 複数の光ファイバ素線を横方向一列に並
    べて有するテープ形光ファイバ心線の選択された一本の
    光ファイバ素線内に光を入射させるための光カプラであ
    って、 前記テープ形光ファイバ心線の一部を挟持して湾曲部分
    に形成すべく、互いに補完的な形状の湾曲クランプ面を
    有する上側クランプ部材および下側クランプ部材と、 前記湾曲部分にわずかな角度で交差する光軸を有する光
    出射手段と、 該光出射手段から前記選択された一本の光ファイバ素線
    へ向けて出射されて前記テープ形光ファイバ心線で反射
    された光を受けるべく、前記湾曲部分を間に前記光出射
    手段と対向する位置に設けられた受光手段と、 前記光出射手段を前記テープ形光ファイバ心線の横方向
    に沿って移動させることのできる駆動手段と、 該駆動手段によって前記光出射手段が前記テープ形光フ
    ァイバ心線の横方向に沿って位置を変えられるに伴って
    変化する、前記受光手段によって受けられた光のパワー
    を測定するための受光パワー測定手段と、 該受光パワー測定手段によって測定された受光パワーの
    値を表示するための表示手段と、 を備えてなる光カプラ。
  3. 【請求項3】 前記下側クランプ部材が、前記光出射手
    段に対して固定されており、前記上側クランプ部材が、
    前記下側クランプ部材に対して上下動可能となされてお
    り、該上側クランプ部材の上下動により前記テープ形光
    ファイバ心線を解放可能に挟持できるようになされてお
    り、 厚さの異なるテープ形光ファイバ心線に対応すべく、前
    記上側クランプ部材の下死点位置を調節可能なストッパ
    手段をさらに備える、 請求項2に記載の光カプラ。
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Cited By (7)

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